JP2001314291A - 吊り金具及びこれを用いた陳列装置 - Google Patents

吊り金具及びこれを用いた陳列装置

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JP2001314291A
JP2001314291A JP2000139375A JP2000139375A JP2001314291A JP 2001314291 A JP2001314291 A JP 2001314291A JP 2000139375 A JP2000139375 A JP 2000139375A JP 2000139375 A JP2000139375 A JP 2000139375A JP 2001314291 A JP2001314291 A JP 2001314291A
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Hideyo Oki
英世 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一旦引っかけたら、簡単に外れることがな
く、これを取り外す場合には、簡単に取り外すことがで
きる吊り金具及びこれを用いた陳列装置を提供する。 【解決手段】 傾斜体に物品を吊り下げる吊り金具13
において、傾斜体側から突出する一対の支持片21A,
21Bを有し、この支持片21A,21B間に略水平に
延びる支持軸25を抜き差し自在に貫通させて、この支
持軸25に物品11を吊り下げるフック27を係止し、
支持軸25には物品11の自重がかかったとき、支持片
21Aの貫通孔23Aに係合自在に溝29を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば貴金属、貴
石類からなるペンダント・ヘッド等の装飾品やその他の
物品を傾斜体に吊り下げるための吊り金具及びこれを用
いた陳列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、貴金属、貴石類からなるペンダ
ント・ヘッド等は、数種類のものを準備しておいて、そ
の日の気分や服装等に合わせて、これらを取り替えて身
に付けることがある。
【0003】これらは、従来、宝石箱等に収納している
が、装飾品としての価値が高く、置物として陳列するこ
とも可能である。
【0004】これを陳列する場合、例えば、傾斜体に対
して吊り金具を用いてペンダント・ヘッド等を吊り下げ
ることになるが、この吊り金具には、一旦引っかけた
ら、簡単に外れないこと、これを取り外す場合には、
簡単に取り外せること等が要求される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
簡単な構成でもって、上記の要求に応えられるもの
が提案されていない。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来技
術が有する課題を解消し、一旦引っかけたら、簡単に外
れることがなく、これを取り外す場合には、簡単に取り
外すことができる吊り金具及びこれを用いた陳列装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
傾斜体に物品を吊り下げる吊り金具において、上記傾斜
体側から突出する一対の支持片を有し、この支持片間に
略水平に延びる支持軸を抜き差し自在に貫通させて、こ
の支持軸に上記物品を吊り下げるフックを係止し、上記
支持軸には上記物品の自重がかかったとき、上記支持片
の貫通孔に係合自在に溝を形成したことを特徴とするも
のである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、上記溝が一方の支持片の貫通孔に係合自在
に一カ所に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、上記溝が両方の支持片の貫通孔に係合自在
に二カ所に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項4記載の発明は、傾斜配置可能に形
成された本体と、この本体に重なり合う蓋体とを有し、
上記本体には物品を吊り下げる吊り金具を有し、この吊
り金具は、上記本体から突出する一対の支持片を有し、
この支持片間に略水平に延びる支持軸を抜き差し自在に
貫通させて、この支持軸に上記物品を吊り下げるフック
を係止し、上記支持軸には上記物品の自重がかかったと
き、上記支持片の貫通孔に係合自在に溝を形成したこと
を特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、添
付図面を参照して説明する。
【0012】図1は陳列装置の正面図、図2は背面図、
図3は平面図、図4は底面図、図5は図1のA−A断面
図である。
【0013】図1〜図5において、符号1は傾斜配置可
能に形成された欅の木製の本体を示している。この本体
1には同じく欅の木製の蓋体3が重なり合い、この蓋体
3の前面は額縁状に形成されている。
【0014】この蓋体3の内壁には、図5に示すよう
に、蓋体3の長手方向に延びる案内溝5が形成され、こ
の案内溝5に案内されて、ガラス板7がスライド自在に
装着されている。本体1の裏面には、格納自在に木製の
スタンド9が設けられ、この陳列装置は、必要に応じて
上記スタンド9を引き出して傾斜配置可能に形成されて
いる。
【0015】本体1と蓋体3とは、図4に示すように、
一対のヒンジ4で開閉自在に連結され、このヒンジ4と
反対側には、図3に示すように、本体1と蓋体3とを固
定する固定金具6が設けられている。
【0016】上記本体1には、図1に示すように、12
個のペンダント・ヘッド11を吊り下げる12個の吊り
金具13が設けられている。
【0017】これら12個のペンダント・ヘッド11
は、例えば、邪気を払い、身を守り、心に安らぎを与え
るとした中国製の長寿の石、貴石からなり、各ペンダン
ト・ヘッド11には、それぞれ十二支の干支を表す動物
の姿が手彫り、或いは機械彫りにより丁寧に彫刻されて
いる。
【0018】上記吊り金具13は、図6に示すように、
上記本体1に対して2本の銀製の釘15を用いて固定さ
れた金具本体21を有している。この金具本体21は、
略コ字状に折り曲げて形成され、両辺が本体側から突出
する一対の支持片21A,21Bを構成している。
【0019】この支持片21A,21Bにはそれぞれ貫
通孔23A,23Bが形成され、この貫通孔23A,2
3Bには略水位平に延びる丸棒状の支持軸25が抜き差
し自在に貫通している。
【0020】そして、この支持軸25には上記ペンダン
ト・ヘッド11に固定されたフック27が係止される。
【0021】本実施形態では、上記支持軸25には、こ
の支持軸25にペンダント・ヘッド11の自重がかかっ
たとき、一方の支持片21Aの貫通孔23Aに係合自在
な溝29が、この支持軸25の周方向に連続して延びる
ように形成されている。
【0022】つぎに、この実施形態の動作を説明する。
【0023】上記のペンダント・ヘッド11には、12
種類の干支が彫刻されており、例えば家族に干支の異な
る親兄弟がいる場合、これらを取り替えて身に付けて外
出することができる。この場合、上記吊り金具13に
は、一旦引っかけたら、簡単に外れないこと、これ
を取り外す場合には、簡単に取り外せること等が要求さ
れる。
【0024】本実施形態では、簡単な構成でもって、上
記の要求に応えることができる。
【0025】すなわち、一対の支持片21間に支持軸
25を一旦引っかけたら、このペンダント・ヘッド11
の自重によって支持軸25の溝29が一方の支持片21
Aの貫通孔23Aに係止されるため、この支持軸25が
簡単に外れることがない。
【0026】一方、これを取り外す場合には、一方の
支持片21A側に突出する支持軸25の一端をつまん
で、これをわずかに上方に持ち上げて、溝29の嵌合を
外してから、この支持軸25を、一対の支持片21A,
21Bの貫通孔23A,23Bから抜き去ればよく、こ
れにより簡単に取り外すことができる。
【0027】この陳列装置が、例えば店舗に設置された
場合、上記吊り金具13は盗難防止機能を発揮する。す
なわち、支持軸25の溝29の存在を知らない第三者
が、支持軸25を上方に持ち上げることなく、それを力
任せに引っ張ったとしても、この支持軸25を簡単に抜
き去ることができないからである。
【0028】上記構成では、溝29が一カ所に形成され
ているが、これに限定されず、二カ所に形成してもよ
い。
【0029】この場合、二カ所の溝29は、それぞれが
両方の支持片21A,21Bの貫通孔23A,23Bに
係合する。
【0030】これによれば、上記一旦引っかけたら、
簡単に外れないという要求には十分応えられるが、一方
で、これを取り外す場合には、両方の溝29の嵌合を
外さなければならないため、取り外し作業がやや困難に
なるという欠点を有する。
【0031】図7〜図11は別の実施形態を示してい
る。
【0032】図7は陳列装置の正面図、図8は背面図、
図9は平面図、図10は底面図、図11は図7のA−A
断面図である。
【0033】図7〜図11において、符号31は傾斜配
置可能に形成された欅の木製の扇子型本体を示してい
る。
【0034】この本体31の基部には台座32が固定さ
れるとともに、図5に示すように、本体31の裏面に
は、格納自在に木製のスタンド39が設けられ、この陳
列装置は、必要に応じて上記スタンド39を引き出して
傾斜配置可能に形成されている。
【0035】そして、本体31の表面には上記と同様の
構成からなる12個の吊り金具13が固定され、それぞ
れの吊り金具13にはペンダント・ヘッド11が吊り下
げられている。これら12個のペンダント・ヘッド11
は、上記したように、邪気を払い、身を守り、心に安ら
ぎを与えるとした中国製の長寿の石、貴石からなり、各
ペンダント・ヘッド11には、それぞれ十二支の干支を
表す動物の姿が手彫り、或いは機械彫りにより丁寧に彫
刻されている。
【0036】この実施形態によっても、上記実施形態と
同様に、上記の要求に応えることができる。
【0037】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものでないことは明
らかである。例えば、上記支持軸25は丸棒状のもので
あったが、これに限定されず、三角形棒状、四角形棒状
等であってもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明による吊り金具では、一旦引っか
けたら、簡単に外れることがなく、これを取り外す場合
には、簡単に取り外すことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による陳列装置の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】同じく背面図である。
【図3】同じく平面図である。
【図4】同じく底面図である。
【図5】図1のA−A断面図である。
【図6】本発明による吊り金具の一実施形態を示す斜視
図である。
【図7】本発明による陳列装置の一実施形態を示す正面
図である。
【図8】同じく背面図である。
【図9】同じく平面図である。
【図10】同じく底面図である。
【図11】図7のA−A断面図である。
【符号の説明】 1 本体 3 蓋体 5 案内溝 7 ガラス板 9 スタンド 11 ペンダント・ヘッド 13 吊り金具 15 釘 21 金具本体 21A,21B 支持片 23A,23B 貫通孔 25 支持軸 27 フック 29 溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜体に物品を吊り下げる吊り金具にお
    いて、 上記傾斜体側から突出する一対の支持片を有し、 この支持片間に略水平に延びる支持軸を抜き差し自在に
    貫通させて、この支持軸に上記物品を吊り下げるフック
    を係止し、 上記支持軸には上記物品の自重がかかったとき、上記支
    持片の貫通孔に係合自在に溝を形成した、ことを特徴と
    する吊り金具。
  2. 【請求項2】 上記溝が一方の支持片の貫通孔に係合自
    在に一カ所に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の吊り金具。
  3. 【請求項3】 上記溝が両方の支持片の貫通孔に係合自
    在に二カ所に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の吊り金具。
  4. 【請求項4】 傾斜配置可能に形成された本体と、この
    本体に重なり合う蓋体とを有し、 上記本体には物品を吊り下げる吊り金具を有し、 この吊り金具は、 上記本体側から突出する一対の支持片を有し、 この支持片間に略水平に延びる支持軸を抜き差し自在に
    貫通させて、この支持軸に上記物品を吊り下げるフック
    を係止し、 上記支持軸には上記物品の自重がかかったとき、上記支
    持片の貫通孔に係合自在に溝を形成した、 ことを特徴とする陳列装置。
JP2000139375A 2000-05-12 2000-05-12 吊り金具及びこれを用いた陳列装置 Pending JP2001314291A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7768399B2 (en) 2004-12-07 2010-08-03 Inventory Systems Gmbh Holder for at least one object
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