JP2001309064A - 信号伝送装置 - Google Patents

信号伝送装置

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JP2001309064A
JP2001309064A JP2000124937A JP2000124937A JP2001309064A JP 2001309064 A JP2001309064 A JP 2001309064A JP 2000124937 A JP2000124937 A JP 2000124937A JP 2000124937 A JP2000124937 A JP 2000124937A JP 2001309064 A JP2001309064 A JP 2001309064A
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transistor
circuit
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JP2000124937A
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Masaharu Kitado
正晴 北堂
Hisaharu Ito
久治 伊藤
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源供給側の回路装置と信号伝送側の回路装置
とを整合させる設計条件を簡易化し両回路装置の組み合
わせを容易にする。 【解決手段】子機は接続線を介して親機から電源が供給
される。ただし、待機中は親機から子機への供給電力は
小さく、トランジスタQ1,Q2を導通させ抵抗R1を
通して電流を流すことにより接続線の線間電圧を低下さ
せたことが親機で検出されると、親機から子機への供給
電力が増加する。子機はリミット回路4を備え、親機が
子機からの信号を検出できる程度に接続線の線間電圧が
低下すると、以後はトランジスタQ1,Q2のベース電
流をトランジスタQ4に分流させることでトランジスタ
Q1,Q2のインピーダンスを大きくし、接続線の線間
電圧の低下を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターホンの親
機と子機とのように2つの回路装置の一方を電源供給側
とし、両回路装置を接続する接続線の線間電圧を変化さ
せることによって他方から一方への信号伝送を行うよう
にした信号伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、2つの回路装置の一方を親機
とし他方を子機として、親機と子機とを接続線を介して
接続し、親機から子機に接続線を介して電源を供給する
とともに、子機において接続線の線間電圧を変化させる
ことによって子機から親機に信号を伝送するようにした
信号伝送装置が提供されている。
【0003】この種の信号伝送装置の一例としては、住
宅などにおいて来訪者が家人を呼び出す装置として用い
られるインターホンがある。インターホンは室内の親機
と戸外の子機とを備えており、一般には有線で接続され
ている。子機には呼出釦が設けられ、呼出釦の押下によ
り呼出信号が親機に伝送されて親機において呼出音を発
生し、また親機と子機との間で通話が可能になるように
構成される。さらに、子機にテレビカメラを設け、親機
側で来訪者を確認することができるようになったものも
提供されている。すなわち、親機と子機との間では呼出
信号のほか通話時の音声信号も伝送され、また機種によ
ってはテレビカメラにより得られた画像の映像信号も伝
送される。子機を動作させるための電源は親機から供給
されている。このように親機と子機との間では電源の供
給のほか、複数種類の信号を伝送しなければならないか
ら、親機と子機との間を接続する接続線の多線化を防止
するために、電源に各種信号を重畳して多重化すること
により、親機と子機との間を2線で接続可能としたイン
ターホンが提供されている。この種のインターホンで
は、親機と子機とを2線式の接続線を介して接続し、親
機から子機に対して接続線を介して電源を供給するとと
もに、子機から親機に対して呼出信号を伝送する際には
子機において接続線の線間電圧を変化させるように構成
してある。すなわち、子機で呼出釦を押下したときに接
続線の線間電圧を常時よりも引き下げ、親機では線間電
圧の低下を検出して呼出音を発生させるのである。この
構成を図5に示す。ただし、図において通話用の回路な
どは省略してある。
【0004】親機1と子機2とを2線式の接続線3を介
して接続してあり、親機1には商用電源のような交流電
源ACから直流電源への電力変換を行う電源回路11が
設けられる。電源回路11は親機1の内部回路(図示せ
ず)に電源を供給するほか、接続線3を介して子機2に
も電源を供給する。ただし、子機2に電源を供給する経
路は2経路設けられ、切換スイッチSW1によって各経
路が択一的に選択される。この切換スイッチSW1は親
機1に設けた制御手段としてのマイコン12により制御
される。切換スイッチSW1により選択される一方の経
路(切換スイッチSW1の接点a側)は電源回路11と
接続線3との間にツェナダイオードZD1とインピーダ
ンス要素Z1(図では抵抗)との直列回路を挿入した経
路であり、他方の経路(切換スイッチSW1の接点b
側)は電源回路11と接続線3とを直結する経路になっ
ている。ツェナダイオードZD1が挿入された経路では
接続線3の線間に印加される電圧が電源回路11の出力
電圧よりも低くなる。
【0005】図示例において、マイコン12は常時は切
換スイッチSW1を接点a側に接続しており、電源回路
11からツェナダイオードZD1およびインピーダンス
要素Z1を通して接続線3に電圧を印加する。この状態
において、マイコン12ではインピーダンス要素Z1と
接続線3の一方との接続点の電位(つまり、マイコン1
2の基準電位は接続線3の他方と同電位であるから、こ
の電位は接続線3の線間電圧に相当する)を監視する。
接続線3の線間電圧が設定電圧以下になればマイコン1
2は切換スイッチSW1を反転させて、電源回路11を
接続線3に直結する。つまり、電源回路11が接続線3
を介して子機2に直結され、子機2には十分な電力が供
給されることになる。つまり、子機2からの呼出を受け
ない待機時には子機2への供給電力を少なくし、子機2
からの呼出があると子機2に必要な電力を供給するので
ある。
【0006】一方、子機2は呼出釦の押下によりオンに
なる押釦スイッチSW2を備え、押釦スイッチSW2が
オンになると呼出検知回路21より検知信号Sdが出力
され、この検知信号Sdによって接続線3の線間に挿入
された呼出信号発生回路22に電流Idを流す。つま
り、呼出検知回路21から検知信号Sdが出力される
と、呼出信号発生回路22に電流Idが流れることによ
って子機2のインピーダンスが低下する。親機1に設け
た電源回路11の両端間には、ツェナダイオードZD1
とインピーダンス要素Z1と子機2との直列回路が接続
されているから、子機2のインピーダンスが低下すれば
子機2の両端電圧(つまり、接続線3の線間電圧)が低
下する。上述したように、親機1ではマイコン12によ
って接続線3の線間電圧を監視しているから、子機2に
おいて呼出釦が押下されたことを接続線3の線間電圧の
低下によって知ることができるのである。つまり、接続
線3の線間電圧の変化を呼出信号として、呼出信号が子
機2から親機1に伝送される。なお、接続線3の線間に
はコンデンサC2が接続され、接続線3の線間電圧が一
時的に変動しても親機1が応答しないようにしてある。
【0007】上述の動作を示すと図6のようになる。図
6(a)は押釦スイッチSW2のオンオフを示し、図6
(b)は呼出検知回路21から出力される検知信号Sd
を示している。図示例では、押釦スイッチSW2がオン
になった後にやや遅れて呼出検知回路21から出力され
る検知信号Sdが立ち上がっている。呼出信号は立ち上
がりから一定時間保持される信号であって、この種の構
成はチャタリング防止回路とワンショット回路とによっ
て実現される。呼出信号が立ち上がると、呼出信号発生
回路22に図6(c)のように電流Idが流れる。ここ
に、接続線3の線間にコンデンサC2が挿入されている
ことによって、呼出信号発生回路22に流れる電流Id
は時間経過に伴って低下し、子機2への給電電圧(つま
り、接続線3の線間電圧Vd)も図6(d)のように時
間経過に伴って低下する。マイコン12には接続線3の
線間電圧Vdに対する閾値Vthが設定されており、接
続線3の線間電圧Vdが閾値Vthよりも低くなると、
応答時間T1の後に図6(e)のように切換スイッチS
W1を接点a側から接点b側に反転させる。こうして接
続線3の線間電圧Vdが図6(d)のように上昇し、図
6(c)のように呼出信号発生回路22に比較的大きな
電流Idが流れるようになる。その後、呼出検知回路2
1からの検知信号Sdが立ち下がるから、呼出信号発生
回路22にも電流Idが流れなくなり、接続線3を通し
て電源回路11から供給された電源が子機2の内部回路
に供給される。
【0008】上述した構成では親機1に設けたマイコン
12において接続線3の線間電圧を検出し、子機2での
押釦スイッチSW2の操作を接続線3の線間電圧の変化
により検出しているから、接続線3の線間電圧の低下を
確実に検出するためには、呼出信号発生回路22に一定
以上の電流を流すことが必要である。ただし、呼出信号
発生回路22に流す電流が大きすぎると、接続線3の線
間電圧(つまり、子機2への供給電圧)が低下しすぎ、
子機2の動作が保証できなくなる。
【0009】そこで、上述したように接続線3の線間に
コンデンサC2を接続することによって、接続線3の線
間電圧がマイコン12に設定された閾値より低くなった
ことをマイコン12が検出した後に、マイコン12によ
り切換スイッチSW1が切り替えられるまでの時間T1
は、子機2への電流が確保されるようにしてある。つま
り、コンデンサC2から電流が供給されていることによ
って、切換スイッチSW1が反転するまでは呼出検知回
路21や呼出信号発生回路22を動作させ続けることが
できるのである。このような動作を確実にするために、
コンデンサC2には容量の比較的大きいものが用いられ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、イン
ターホンを構成する親機1と子機2とが整合するように
設計するには、マイコン12の応答時間T1や子機2の
内部回路での消費電流などを他の設計条件と併せて考慮
しなければならず、設計が面倒であるという問題を有し
ている。したがって、機種ごとに親機1と子機2との組
を整合するように設計したとしても、機種が異なれば設
計条件が異なるから、互いに別機種の親機1と子機2と
を接続することはできないことが多く、親機1と子機2
との組み合わせを多様化することによる品種展開ができ
ないという問題がある。言い換えると、親機1と子機2
とを異機種間で整合させることができれば、親機1と子
機2とをそれぞれ少品種ずつ製造し、親機1と子機2と
の組み合わせによってインターホンの品種を多品種化す
ることが可能になるが、異機種間で整合させることがで
きなければ、インターホンの品種ごとに親機1と子機2
とをそれぞれ設計しなければならず、設計が面倒になる
とともに多品種化が阻害されることになる。
【0011】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、電源供給側の回路装置と信号伝送側
の回路装置とを整合させる設計条件を簡易化し両回路装
置の組み合わせを容易にした信号伝送装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電源
回路を備える親機と、接続線を介して親機に接続され電
源回路から接続線を介して給電される回路装置を備える
子機とを備え、子機において接続線の線間電圧を変化さ
せることにより親機に信号を伝送する信号伝送装置であ
って、前記子機は、接続線の線間に挿入されたトランジ
スタと抵抗との直列回路を備えるとともに、トランジス
タを導通させて接続線の線間電圧を低下させた後に接続
線の線間電圧が規定値まで低下したことを検出するとト
ランジスタに流れる電流を制限して接続線の線間電圧の
低下を抑制するリミット回路を備えるものである。この
構成によれば、トランジスタを導通させて接続線の線間
電圧を低下させたときに抵抗を通して電流が流れること
により、接続線に対する子機のインピーダンスが低下し
て線間電圧が低下することになる。親機では接続線の線
間電圧の低下により子機から信号伝送を検出する。検出
後も同じ状態を継続すれば消費電流が大きくなるが、親
機で子機からの信号伝送が検出されたとみなせる状態に
なると、リミット回路によりトランジスタに流れる電流
を制限するから、消費電流の増加を抑制することができ
る。つまり、電源供給側の回路装置(親機)と信号伝送
側の回路装置(子機)とを整合させる設計条件の自由度
が大きくなり、両回路装置の組み合わせが容易になる。
【0013】請求項2の発明は、電源回路を備える親機
と、接続線を介して前記親機に接続され前記電源回路か
ら前記接続線を介して給電される回路装置を備える子機
と、前記接続線の線間に挿入されたコンデンサとを有
し、前記親機には電源回路から前記子機への供給電力を
大小2段階に切換可能とする切換手段と、待機時は前記
子機への供給電力を小さく設定し前記接続線の線間電圧
が規定値以下になったことを検出すると前記子機への供
給電力を大きくするように前記切換手段を制御する制御
手段とが設けられ、前記子機には、前記コンデンサの放
電経路を形成するように接続線の線間に挿入されたトラ
ンジスタと抵抗との直列回路が設けられるとともに、ト
ランジスタを導通させて接続線の線間電圧を低下させた
後に接続線の線間電圧が規定値まで低下したことを検出
するとトランジスタに流れる電流を制限して接続線の線
間電圧の低下を抑制するリミット回路を備えるものであ
る。この構成によれば、トランジスタを導通させて接続
線の線間電圧を低下させたときに抵抗を通して電流が流
れることにより、接続線に対する子機のインピーダンス
が低下して線間電圧が低下することになる。親機では接
続線の線間電圧の低下により子機から信号伝送を検出す
る。検出後も同じ状態を継続すれば消費電流が大きくな
るが、親機で子機からの信号伝送が検出されたとみなせ
る状態になると、リミット回路によりトランジスタに流
れる電流を制限するから、消費電流の増加を抑制するこ
とができる。つまり、電源供給側の回路装置(親機)と
信号伝送側の回路装置(子機)とを整合させる設計条件
の自由度が大きくなり、両回路装置の組み合わせが容易
になる。とくに、接続線の線間にコンデンサを接続し、
トランジスタの導通によってコンデンサが放電して接続
線の線間電圧が低下するように構成している場合におい
て、子機からの信号が親機において検出されるまではコ
ンデンサの放電を迅速に行って応答時間を短くしながら
も、親機が信号を検出してから切換手段を反転させるま
での間にコンデンサの両端電圧が極端に低下するのを防
止できるから、親機が信号を検出してから切換手段を反
転させるまでの時間やコンデンサの容量をほとんど考慮
することなく親機および子機を設計することができ、親
機と子機とを整合させるのが容易になる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記リミット回路が、前記接続線の
線間電圧に比例する電圧と前記トランジスタのベース電
位とを比較し、前記接続線の線間電圧に比例する電圧が
前記トランジスタのベース電位より低下すると接続線の
線間電圧が前記規定値よりも低い所定値になったものと
してトランジスタのベース電流を分流するものである。
この構成では、トランジスタのベース電位と接続線の線
間電圧に比例する電圧とを比較するだけであるから簡単
な回路で実現することができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記リミット回路は、前記接続線の
線間電圧に比例する電圧とあらかじめ設定した基準電圧
とを比較し、前記接続線の線間電圧に比例する電圧が前
記基準電圧に保たれるようにトランジスタのベース電流
を分流するものである。この構成によれば、リミット回
路によりトランジスタのベース電流が分流されるように
なると、接続線の線間電圧が一定に保たれるように制御
されるから、接続線の線間電圧を精度よく制御すること
ができ、親機と子機との整合をとるのがより容易にな
る。
【0016】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記親機と前記子機とは相互に通話
可能なインターホンを構成し、前記信号発生手段は呼出
スイッチの操作により接続線の線間電圧を引き下げるも
のである。この構成によれば、インターホンにおいて子
機での呼出スイッチの操作を親機に確実に伝送すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に説明する発明の実施の形態
では、インターホンに用いる回路として説明するが、イ
ンターホン以外でも親機と子機とを接続線をの間で、親
機から子機に接続線を電源を供給し、信号の伝送には接
続線の線間電圧を変化させるものであれば、インターホ
ン以外の装置であっても本発明の技術思想は適用可能で
ある。
【0018】(第1の実施の形態)本実施形態は図1に
示す回路を呼出信号発生回路22として用いる。呼出検
知回路21からの検知信号は端子A1に入力され、接続
線3は電源側と接地側とのラインL1,L2に接続され
る。図1に示す回路構成について説明する前に、従来の
呼出信号発生回路22の構成について説明する。
【0019】図2に示すように、従来の呼出信号発生回
路22は端子A1に呼出検知回路21からの検知信号が
入力され、ラインL1,L2に接続線3が接続されるよ
うに構成されている。接続線3の線間(ラインL1,L
2の間)には抵抗R1とトランジスタQ1との直列回路
が信号発生手段として接続される。トランジスタQ1に
は別のトランジスタQ2がダーリントン接続される。す
なわち、トランジスタQ1のコレクタにトランジスタQ
2のコレクタが接続され、トランジスタQ2のベースに
トランジスタQ2のエミッタが接続される。また、トラ
ンジスタQ1のベース−エミッタにはバイアス用の抵抗
R2が接続される。接続線3の線間には定電流源ISと
トランジスタQ3のコレクタ−エミッタとの直列回路も
接続され、定電流源ISとトランジスタQ3のコレクタ
との接続点にトランジスタQ2のベースが接続される。
端子A1とトランジスタQ3のベースとの間には抵抗R
3が挿入される。
【0020】この構成において、端子A1に入力される
検知信号が立ち下がると(つまり、呼出釦が押下されて
押釦スイッチSW2(図5参照)がオンになると)、ト
ランジスタQ2がオンになり、トランジスタQ1もオン
になって抵抗R1に電流が流れる。抵抗R1に流れる電
流Idは接続線3の線間電圧をVccとし、トランジス
タQ1のベース・エミッタ間の順方向電圧をVBEとす
れば、Id=(Vcc−VBE)/R1になる。電流I
dが流れ始めると、図6(d)に示したように、接続線
3の線間電圧Vdが低下を始める。ここで、トランジス
タQ2は定電流源ISからのベース電流によりオンにな
っており、トランジスタQ2がオンである間にはトラン
ジスタQ1はオンになっている。従来構成として説明し
たように、接続線3の線間にはコンデンサC2が接続さ
れており、コンデンサC2の電荷が抵抗R1を介して放
電されると接続線3の線間電圧が低下し、親機1のマイ
コン12において切換スイッチSW1を切り替えること
になる。ただし、マイコン12では接続線3の線間電圧
が閾値Vth以下になってから切換スイッチSW1を切
り替えるまでに応答時間T1の遅れがあり、この間にも
抵抗R1には電流Idが流れ続けるから、接続線3の線
間電圧が低下し続けると定電流源ISに電流を供給でき
なくなり、切換スイッチSW1が切り替わる前にトラン
ジスタQ1がオフになってしまうことになる。このよう
な動作では、線間電圧Vdが再び上昇して親機1におい
て呼出釦の押下を検出できない場合が生じる。
【0021】この問題を解決するには、抵抗R1の抵抗
値を大きくすることが考えられるが、呼出釦の押下から
線間電圧Vdが閾値Vthより低くなるまでの時間が長
くなり、呼出釦を長く押し続けなければならなくなる。
つまり、インターホンの呼出釦の押下を検出するために
用いるには不都合である。
【0022】そこで、本実施形態では、図1に示すよう
に、図2に示した回路構成について定電流源ISとトラ
ンジスタQ3のコレクタとの接続点の電位の上限を制限
するリミット回路4を付加してある。リミット回路4
は、pnp形のトランジスタQ4を設けるとともに、ト
ランジスタQ4のエミッタをトランジスタQ3のコレク
タに接続し、トランジスタQ4のコレクタをトランジス
タQ3のエミッタに接続している。また、接続線3の線
間に抵抗R4,R5の直列回路に接続し、トランジスタ
Q4のベースを抵抗R4,R5の接続点に接続してあ
る。
【0023】リミット回路4は、接続線3の線間電圧V
cc(=Vd)としトランジスタQ4のベース・エミッ
タ間の順方向電圧をVBEとするとき、トランジスタQ
4のエミッタの電位が、{Vcc×R5/(R4+R
5)}+VBEに達するとトランジスタQ4がオンにな
ることによって、トランジスタQ4のエミッタ電位の上
限をこの値に制限する回路である。ここで、トランジス
タQ1を導通させるには、トランジスタQ2のベース電
位が、トランジスタQ1,Q2のベース・エミッタ間の
順方向電圧VBEの加算値以上になる必要がある。VB
E≒0.7Vであるから、トランジスタQ1が導通する
には、リミット回路4を構成するトランジスタQ4のエ
ミッタ電位を1.4V(=0.7V×2)以上とする必
要がある。
【0024】ここにおいて、本実施形態においては、親
機1(図5参照)において呼出釦を押し続ける時間を短
くしながらも、親機1に設けたマイコン12が呼出釦の
押下に伴う接続線3の線間電圧Vccの低下を検出して
から切換スイッチSW1を反転させるまでの応答時間T
1はトランジスタQ1のオン状態が保たれるようにする
ために、呼出釦を押下してからマイコン12が検出する
までの期間におけるトランジスタQ1に流れる電流を比
較的大きくし、マイコン12が呼出釦の押下を検出して
から切換スイッチSW1を反転させるまでの期間におけ
るトランジスタQ1に流れる電流を比較的小さくしてあ
る。つまり、呼出釦を押下してからマイコン12が検出
するまでの期間にはリミット回路4におけるトランジス
タQ4をオフにしてトランジスタQ1,Q2のインピー
ダンスを小さくし(本実施形態では、この期間にトラン
ジスタQ1,Q2が飽和領域で動作するように定電流源
ISを設計してある)、マイコン12が呼出釦の押下を
検出してから切換スイッチSW1を反転させるまでの期
間にはリミット回路4におけるトランジスタQ4をオン
にしてトランジスタQ1,Q2のインピーダンスを増加
させる(つまり、能動領域で動作させる)のである。
【0025】ところで、リミット回路4のトランジスタ
Q4がオンになるには、上述したように、接続線3の線
間電圧とトランジスタQ4のエミッタ電位との大小関係
に依存しており、呼出釦が押下された直後であって接続
線3の線間電圧が比較的高い期間には、トランジスタQ
4がオンになることはなく、トランジスタQ1,Q2に
は比較的大きい電流を流すことができる。一方、親機1
に設けたマイコン12が接続線3の線間電圧の低下を検
出するのと同程度の線間電圧でトランジスタQ4がオン
になるように抵抗R4,R5を設定しておくことによ
り、マイコン12が線間電圧の低下を検出するとトラン
ジスタQ4がオンになり、定電流源ISの出力電流がト
ランジスタQ4と通る経路に分流されるからトランジス
タQ2のベース電流が減少することになる。つまり、ト
ランジスタQ1,Q2のインピーダンスが大きくなり、
抵抗R1を流れる電流が制限されることになる。その結
果、接続線3の線間に接続されたコンデンサC2の放電
電流が少なくなり、接続線3の線間電圧の低下が抑制さ
れ、親機1のマイコン12により切換スイッチSW1が
反転するまでの間、トランジスタQ1,Q2をオンに保
つ程度の線間電圧を維持することが可能になる。なお、
トランジスタQ4がオンになるときの接続線3の線間電
圧Vcc(=Vd)は、Vcc×R5/(R4+R5)
≒0.7Vという関係を満たし、トランジスタQ4がオ
ンになれば、接続線3の線間電圧はほぼこの電圧を維持
することになる。この条件は、{Vcc×R5/(R4
+R5)}+VBE=2×VBEから導き出したもので
ある。
【0026】上述の構成を採用することによって、図3
に示すように動作させることができる。図3(a)は押
釦スイッチSW2(図5参照)のオンオフを示し、図3
(b)は呼出検知回路21から出力される検知信号を示
している。呼出信号Sdは立ち上がりから一定時間保持
され、呼出信号Sdが立ち上がると図1に示した呼出信
号発生回路22の抵抗R1に図3(c)のように電流が
流れる。接続線3の線間にはコンデンサC2が挿入され
ているから、呼出信号発生回路22に流れる電流Idは
時間経過に伴って低下し、子機2への給電電圧(つま
り、接続線3の線間電圧Vd)も図3(d)のように時
間経過に伴って低下する。マイコン12には接続線3の
線間電圧Vdに対する閾値Vthが設定されており、接
続線3の線間電圧が閾値Vthよりも低くなると、応答
時間T1の後に図3(e)のように切換スイッチSW1
を接点a側から接点b側に反転させる。切換スイッチS
W1の接点が反転すれば、接続線3の線間電圧Vdが図
3(d)のように上昇し、図3(c)のように呼出信号
発生回路22に比較的大きな電流Idが流れるようにな
る。その後、呼出検知回路21からの検知信号Sdが立
ち下がるから、呼出信号発生回路22にも電流Idが流
れなくなり、接続線3を通して電源回路11から供給さ
れた電源が子機2の内部回路に供給される。ここで、マ
イコン12に設定された閾値Vthよりも接続線3の線
間電圧Vdが低くなってからマイコン12により切換ス
イッチSW1が反転されるまでの期間に、リミット回路
4のトランジスタQ4がオンになるように設定してあ
り、リミット回路4の動作によって、図3(c)のよう
に呼出信号による電流消費がほとんどなくなるから、図
3(d)のように、接続線3の線間電圧Vdの低下が抑
制される。つまり、マイコン12による切換スイッチS
W1の反転までの間に子機2への供給電圧が極端に低下
するのを防止することができ、子機1を確実に動作させ
ることが可能になるのである。
【0027】(第2の実施の形態)本実施形態は、リミ
ット回路4として図4に示す回路を用いたものである。
第1の実施の形態でも説明したように、接続線3の線間
電圧が親機1に設けたマイコン12に設定されている閾
値Vthよりも低下した後に定電流源ISからトランジ
スタQ2のベースに流れる電流を減少させれば、切換ス
イッチSW1が反転するまでの間の線間電圧の低下を抑
制することができる。そこで、本実施形態では、定電流
源ISからの電流を引き抜く経路としてのカレントミラ
ー回路5を用い、カレントミラー回路5の1次電流を接
続線3の線間電圧に応じて変化させるようにしてある。
【0028】図4に示すリミット回路4は、第1の実施
の形態と同様に、接続線3の線間に2個の抵抗R4,R
5の直列回路を接続してあり、抵抗R4,R5の接続点
の電位は演算増幅器OP1からなるボルテージフォロワ
6を通して誤差増幅器7に入力されれる。誤差増幅器7
は、演算増幅器OP2、抵抗R6,R7を用いて構成さ
れ、ボルテージフォロワ6の出力電圧と基準電圧Vre
fとの誤差電圧を出力する。ここに、誤差増幅器7を構
成する抵抗R6,R7は抵抗値が等しく設定されてい
る。誤差増幅器7の出力は演算増幅器OP3とトランジ
スタQ5と抵抗R8とからなる電圧−電流変換回路8に
入力される。この電圧−電流変換回路8は、抵抗R8を
電流検出用とし、抵抗R8の両端電圧を誤差増幅器7の
出力電圧に一致させるように抵抗R8に電流を流す。
【0029】ところで、リミット回路4には上述したカ
レントミラー回路5の1次側と1次側を直列に接続した
別のカレントミラー回路9が設けられている。カレント
ミラー回路5はnpn形の一対のトランジスタQ8,Q
9を用いて構成され、カレントミラー回路9はpnp形
の一対のトランジスタQ6,Q7を用いて構成されてお
り、カレントミラー回路5においてコレクタとベースと
を短絡したトランジスタQ8のコレクタ−エミッタと、
カレントミラー回路9においてコレクタとベースとを短
絡したトランジスタQ6のコレクタ−エミッタとを直列
接続してある。両トランジスタQ7,Q8の直列回路は
接続線3の線間に接続される。カレントミラー回路5の
残りのトランジスタQ9はコレクタをトランジスタQ2
のベースに接続してあり、エミッタを接続線3の接地側
のラインL2に接続してある。さらに、カレントミラー
9の残りのトランジスタQ6はコレクタをトランジスタ
Q5のコレクタに接続してあり、エミッタを接続線3の
電圧側のラインL1に接続してある。
【0030】この構成によれば、誤差増幅器7において
抵抗R4,R5の接続点電位を反転入力端子に印加し、
基準電圧Vrefを非反転入力端子に印加しており、抵
抗R6,R7の抵抗値を等しく設定しているから、接続
線3の線間電圧をVccとするとき、誤差増幅器7の出
力電圧はVref−Vcc×R5/(R4+R5)にな
る。抵抗R8の両端電圧は誤差増幅器7の出力電圧に等
しくなるように制御されているから、抵抗R8の両端電
圧はVref−Vcc×R5/(R4+R5)であり、
抵抗R8に流れる電流は{Vref−Vcc×R5/
(R4+R5)}/R8になる。ただし、誤差増幅器7
の出力電圧がトランジスタQ5を導通させられない条件
であるとき、つまり、Vref<Vcc×R5/(R4
+R5)であるときには、トランジスタQ6に電流は流
れない。カレントミラー回路5,9においては1次側と
2次側との電流値が等しいから、トランジスタQ6に電
流の流れる条件が成立すれば、トランジスタQ9には
{Vref−Vcc×R5/(R4+R5)}/R8の
電流が流れることになり、この電流が定電流源ISの出
力電流から減算される。
【0031】ここにおいて、本実施形態においてトラン
ジスタQ9をオフからオンにするときの接続線3の線間
電圧Vcc(=Vd)と基準電圧Vrefとの間には、
Vref=Vcc×R5/(R4+R5)の関係がある
から、Vcc=Vref×(R4+R5)/R5として
トランジスタQ9をオンにする動作点を決定することが
できる。その結果、第1の実施の形態のように、Vcc
×R5/(R4+R5)≒0.7Vの関係を満たす線間
電圧を動作点として設定する場合に比較すると、トラン
ジスタのベース・エミッタ接合におけるしいき電圧に依
存しないから、動作点を精度よく設定できることにな
る。他の構成および動作は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、電源回路を備える親
機と、接続線を介して親機に接続され電源回路から接続
線を介して給電される回路装置を備える子機とを備え、
子機において接続線の線間電圧を変化させることにより
親機に信号を伝送する信号伝送装置であって、前記子機
は、接続線の線間に挿入されたトランジスタと抵抗との
直列回路を備えるとともに、トランジスタを導通させて
接続線の線間電圧を低下させた後に接続線の線間電圧が
規定値まで低下したことを検出するとトランジスタに流
れる電流を制限して接続線の線間電圧の低下を抑制する
リミット回路を備えるものであり、リミット回路により
トランジスタに流れる電流を制限するから、消費電流の
増加を抑制することができる。つまり、電源供給側の回
路装置(親機)と信号伝送側の回路装置(子機)とを整
合させる設計条件の自由度が大きくなり、両回路装置の
組み合わせが容易になる。
【0033】請求項2の発明は、電源回路を備える親機
と、接続線を介して前記親機に接続され前記電源回路か
ら前記接続線を介して給電される回路装置を備える子機
と、前記接続線の線間に挿入されたコンデンサとを有
し、前記親機には電源回路から前記子機への供給電力を
大小2段階に切換可能とする切換手段と、待機時は前記
子機への供給電力を小さく設定し前記接続線の線間電圧
が規定値以下になったことを検出すると前記子機への供
給電力を大きくするように前記切換手段を制御する制御
手段とが設けられ、前記子機には、前記コンデンサの放
電経路を形成するように接続線の線間に挿入されたトラ
ンジスタと抵抗との直列回路が設けられるとともに、ト
ランジスタを導通させて接続線の線間電圧を低下させた
後に接続線の線間電圧が規定値まで低下したことを検出
するとトランジスタに流れる電流を制限して接続線の線
間電圧の低下を抑制するリミット回路を備えるものであ
り、リミット回路によりトランジスタに流れる電流を制
限するから、消費電流の増加を抑制することができる。
つまり、電源供給側の回路装置(親機)と信号伝送側の
回路装置(子機)とを整合させる設計条件の自由度が大
きくなり、両回路装置の組み合わせが容易になる。とく
に、接続線の線間にコンデンサを接続し、トランジスタ
の導通によってコンデンサが放電して接続線の線間電圧
が低下するように構成している場合において、子機から
の信号が親機において検出されるまではコンデンサの放
電を迅速に行って応答時間を短くしながらも、親機が信
号を検出してから切換手段を反転させるまでの間にコン
デンサの両端電圧が極端に低下するのを防止できるか
ら、親機が信号を検出してから切換手段を反転させるま
での時間やコンデンサの容量をほとんど考慮することな
く親機および子機を設計することができ、親機と子機と
を整合させるのが容易になる。
【0034】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記リミット回路が、前記接続線の
線間電圧に比例する電圧と前記トランジスタのベース電
位とを比較し、前記接続線の線間電圧に比例する電圧が
前記トランジスタのベース電位より低下すると接続線の
線間電圧が前記規定値よりも低い所定値になったものと
してトランジスタのベース電流を分流するものである。
この構成では、トランジスタのベース電位と接続線の線
間電圧に比例する電圧とを比較するだけであるから簡単
な回路で実現することができる。
【0035】請求項4の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記リミット回路は、前記接続線の
線間電圧に比例する電圧とあらかじめ設定した基準電圧
とを比較し、前記接続線の線間電圧に比例する電圧が前
記基準電圧に保たれるようにトランジスタのベース電流
を分流するものであり、リミット回路によりトランジス
タのベース電流が分流されるようになると、接続線の線
間電圧が一定に保たれるように制御されるから、接続線
の線間電圧を精度よく制御することができ、親機と子機
との整合をとるのがより容易になる。
【0036】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4の発明において、前記親機と前記子機とは相互に通話
可能なインターホンを構成し、前記信号発生手段は呼出
スイッチの操作により接続線の線間電圧を引き下げるも
のであり、インターホンにおいて子機での呼出スイッチ
の操作を親機に確実に伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図2】比較例を示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 親機 2 子機 3 接続線 4 リミット回路 11 電源回路 12 マイコン C2 コンデンサ Q1,Q2 トランジスタ R1 抵抗 SW1 切換スイッチ SW2 呼出スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路を備える親機と、接続線を介し
    て親機に接続され電源回路から接続線を介して給電され
    る回路装置を備える子機とを備え、子機において接続線
    の線間電圧を変化させることにより親機に信号を伝送す
    る信号伝送装置であって、前記子機は、接続線の線間に
    挿入されたトランジスタと抵抗との直列回路を備えると
    ともに、トランジスタを導通させて接続線の線間電圧を
    低下させた後に接続線の線間電圧が規定値まで低下した
    ことを検出するとトランジスタに流れる電流を制限して
    接続線の線間電圧の低下を抑制するリミット回路を備え
    ることを特徴とする信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 電源回路を備える親機と、接続線を介し
    て前記親機に接続され前記電源回路から前記接続線を介
    して給電される回路装置を備える子機と、前記接続線の
    線間に挿入されたコンデンサとを有し、前記親機には電
    源回路から前記子機への供給電力を大小2段階に切換可
    能とする切換手段と、待機時は前記子機への供給電力を
    小さく設定し前記接続線の線間電圧が規定値以下になっ
    たことを検出すると前記子機への供給電力を大きくする
    ように前記切換手段を制御する制御手段とが設けられ、
    前記子機には、前記コンデンサの放電経路を形成するよ
    うに接続線の線間に挿入されたトランジスタと抵抗との
    直列回路が設けられるとともに、トランジスタを導通さ
    せて接続線の線間電圧を低下させた後に接続線の線間電
    圧が規定値まで低下したことを検出するとトランジスタ
    に流れる電流を制限して接続線の線間電圧の低下を抑制
    するリミット回路を備えることを特徴とする信号伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記リミット回路が、前記接続線の線間
    電圧に比例する電圧と前記トランジスタのベース電位と
    を比較し、前記接続線の線間電圧に比例する電圧が前記
    トランジスタのベース電位より低下すると接続線の線間
    電圧が前記規定値よりも低い所定値になったものとして
    トランジスタのベース電流を分流することを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記リミット回路は、前記接続線の線間
    電圧に比例する電圧とあらかじめ設定した基準電圧とを
    比較し、前記接続線の線間電圧に比例する電圧が前記基
    準電圧に保たれるようにトランジスタのベース電流を分
    流することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    信号伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記親機と前記子機とは相互に通話可能
    なインターホンを構成し、前記信号発生手段は呼出スイ
    ッチの操作により接続線の線間電圧を引き下げること特
    徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載
    の信号伝送装置。
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