JP2001307870A - 湿気から能動的な保護をする電界発光光源 - Google Patents

湿気から能動的な保護をする電界発光光源

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JP2001307870A
JP2001307870A JP2001112429A JP2001112429A JP2001307870A JP 2001307870 A JP2001307870 A JP 2001307870A JP 2001112429 A JP2001112429 A JP 2001112429A JP 2001112429 A JP2001112429 A JP 2001112429A JP 2001307870 A JP2001307870 A JP 2001307870A
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electrode
heating element
power supply
supply unit
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Israel Baumberg
バウムバーグ イズリエル
Oleg Berezin
ベレジン オレグ
Joseph Dvir
ドゥビール ジョセフ
Boris Gorelik
ゴレリク ボリス
Alex Kachanovsky
カチャノフスキー アレックス
Moshe Voskoboinik
フォスコボイニック モシェ
Michael Zaidman
ザイドマン マイクル
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Elam Electroluminescent Industries Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/02Details
    • H05B33/04Sealing arrangements, e.g. against humidity
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的加熱素子によって形成され、高湿の条
件下で動作する寿命の長い電界発光光源を提供するこ
と。 【解決手段】 電極組立構造体、誘電体層および電界発
光層、および絶縁透明材料からなる少なくとも1つの外
側の実質的にフレキシブルな層とを備えた実質的にフレ
キシブルな電界発光光源である。当該光源には加熱素子
と、前記電極組立構造体および加熱素子に接続された電
力供給ユニットとが設けられている。電力供給ユニット
は、電極組立構造体と加熱素子とを選択的に動作し、該
電極組立構造体の近傍を加熱し,これによって光源の近
傍および光源の内部における所望の温度条件を維持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルな電
界発光可視光光源に関する。さらに詳しくは、高湿条件
下での動作にとくに有用な電界発光光源に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】電界
発光光源は比較的寿命が長く、出力消費が低く、そのう
え明るい光を発光するので、広く用いられている。しか
しながら、電界発光光源は湿気に対して非常に敏感であ
ることが知られている。かかる光源の内部への湿気の侵
入と、電界発光層との相互作用が、該光源の光電特性に
変化を及ぼす。とくに、発光の輝度の減少と、容量およ
び電流漏れの増加などの悪影響が観察される。これらの
すべての現象は、電界発光光源の寿命を減少させる。光
源の電界発光層を湿気から保護することを目的とした種
々の技術が開発されてきた。この種の技術の一つは、電
界発光物質を微小カプセルまたは粉体とすることに基づ
いている。このアプローチによれば、電界発光パウダー
のそれぞれの粒子には、粒子が水の分子と相互作用する
ことを防ぐ酸化物などの保護層が設けられている。かか
る技術は、たとえば米国特許第5,5418,062号
明細書、米国特許第5,244,750号明細書、米国
特許第5,220,243号明細書、米国特許第4,8
55,189号明細書に開示されている。
【0003】他の種類の技術は、光源内部に湿気が侵入
することから光源全体を保護することに関連づけられ
る。たとえば、ガラスまたは金属/ガラスのハウジング
でシールされた光源は、実用上充分に保護され得る。し
かしながら、これらの光源はフレキシブルにすることは
できない。すなわち、これらの光源は重く、寸法および
形状がハウジング材料によって限定される。これらの特
徴は、かかる従来の光源の適用を著しく限定する。
【0004】フレキシブルな電界発光光源をシールする
ために、種々のバリア層が用いられている。たとえば、
外側にポリマーコーティング層(米国特許第5,86
9,930号明細書参照)を成膜する前に表面を被覆す
る高粘度のシリコーン油またはグリース、および水蒸気
に対して通気性が低い種々のフッ素系ポリマーなどの透
明でフレキシブルなポリマー材料が用いられる。この種
の技術は、米国特許第5,959,402号明細書、米
国特許第5,770,920号明細書、4,455,3
24号明細書および4,417,174号明細書に開示
されている。
【0005】また、湿気を吸収し得る材料からなる構成
要素も、湿気が侵入することから光源を保護するために
用いることができる。このアプローチは、たとえば米国
特許第5,869,930号明細書および米国特許第
5,959,402号明細書に開示されている。
【0006】米国特許第5,976,613号明細書に
は、湿気の問題点を解決することを目的とした厚い電界
発光膜と、該電界発光膜の製法とが開示されている。こ
の技術によれば、非流動性のバインダーが発光体層およ
び隣接する誘電体層のために用いられ、これによって外
側の保護封止層の必要性を回避している。フレキシブル
な電界発光光源を湿気から保護するすべての知られた方
法は、受動的な方法であり、80%を超える相対湿度の
雰囲気に維持されるときに湿気が侵入する。これによ
り、光源の光電特性が変化し、その結果光源の寿命を著
しく減少する。湿気は、周辺が明るくて光源が動作状態
にないとき、すなわち受動的モード(発光しない)にあ
るとき、とくに光源に悪影響を及ぼす。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、電気的加熱
素子を用いた新規の電界発光光源によって、高湿の条件
下で動作する電界発光光源の寿命を長くするとの課題解
決にニーズがある。
【0008】本発明の一態様によれば、(i)電極構造
体、(ii)誘電体層および電界発光層、(iii)絶縁性
を有する透明な材料から形成された少なくとも1つの外
側の、実質的にフレキシブルな層、(iv)加熱素子、お
よび(v)前記電極構造体および前記加熱素子に接続さ
れて、それらのために電極構造体の近傍を加熱し、電界
発光層の動作状態に応じて光源の近傍および光源内部の
所望の温度条件を維持する電力供給ユニットからなる実
質的にフレキシブルな電界発光光源が提供される。
【0009】前記加熱素子は、フレキシブルであり、た
とえば成膜された導電層または配線にもとづくことが好
ましい。
【0010】前記加熱素子は、オンに切り換えられたと
き、光源がその領域全体にわたって加熱されるように前
記光源内に収容される。
【0011】光源の加熱により、空気の相対湿度が光源
の近傍、光源の細孔(pore)および空洞(cavity)において
減少し、電界発光材料と水蒸気との相互作用の可能性が
減少する。実用上、著しい効果を達成するためには、4
〜6℃の温度で充分である。
【0012】前記加熱素子が発光層全面にわたって延び
ていないばあい、これはワイヤ状の加熱素子のばあいに
よくあるが、加熱素子はフレキシブルな熱伝導性の層に
収容されている。これにより、光源の全面にわたって温
度平衡がもたらされる。ラウリル硫酸ナトリウムと混合
した粘性をもつポリエチレングリコールの層が熱伝導性
の層として用いられる。
【0013】加熱素子は、追加された導電層であり得
る。加熱素子は特定の構造をもつ配線要素から製造され
るか、またはとくにこの目的のための光源の構造体に導
入された伝導性の格子から製造され得る。もし、電力供
給ユニットと適切に接続されたならば、光源の構造体内
に存在する典型的な導電層の1つ、または構造体の他の
導電要素が、加熱素子として機能する。より詳しくは、
透明電極または不透明(後部)電極が該電極とのコンタ
クトとともに加熱素子として機能する。
【0014】好ましくは、光源が受動的な動作モードに
あるとき、加熱素子が電力供給ユニットに接続される必
要があり(すなわち、動作モードにある)、光源が能動
的な動作状態にあるとき、電力供給ユニットと接続され
ていても、接続されていなくてもよい。しかし、加熱素
子は、光源の動作モードにかかわらず、電力供給ユニッ
トに連続的に接続され得る。これがもっとも単純かつ低
価格の例である。実用上、光源がほとんど発光性でない
とき、加熱素子のかかる連続的な動作モードが非常に低
い電圧および周波数で要求される。光源のこの能動的な
モードについて、熱の解放が無視され、それゆえ加熱素
子が連続的にオンにされることは明らかである。
【0015】加熱素子はスイッチを介して電力供給ユニ
ットに接続され得る。当該スイッチは、光源の動作モー
ドに依存して加熱素子を介して電流の接/断操作をす
る。より詳しくは、光源が能動的な動作モードにあると
き、すなわち発光するとき、加熱素子は電流源との接続
が絶たれる。光源が受動的な動作モードにあるとき、す
なわち発光しないとき、加熱素子は電流源と接続され
る。この種の動作は、光源の能動的な動作モードにおい
て、電気エネルギー光源の光エネルギーへの変換が、発
光層の表面の温度を周囲温度より5〜10℃高くなるま
で昇温するために充分な熱の散逸となる場合に好まし
い。このばあい、光源の能動的な動作モードにおける加
熱は必要とされず、むしろ害となり得る。なぜなら、光
源の寿命を短くするからである。加熱素子を介して電流
の接/断操作をするスイッチは、光感知要素を備えても
よい。明るい照明において、電界発光光源が有効ではな
いとき、かかるスイッチは自動的に光源を受動的動作モ
ードにシフトし、同時に加熱素子に電圧を印加し、弱い
照明において、自動的に光源を能動的動作モードにシフ
トし、加熱素子は接続が絶たれている。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を理解し、本発明がいかに
して実施されるのかを説明するために、添付図面を用い
て、本発明の実施の形態を以下に詳細に説明する。な
お、本発明は以下の実施の形態に限定されることはな
い。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施の形態
により構成された、全体を参照符号10で示されている
同軸状の電界発光光源が描かれている。光源10は、ワ
イヤ状の加熱素子12と電極の組立構造体とを備えてい
る。該組立構造体は、第1の電極を構成している中央の
ワイヤ電極14と、第2の電極を構成してワイヤコンタ
クト22に近接した透明電極20とを備えている。中央
のワイヤ電極14は誘電体層16、電界発光層18およ
び透明電極20によって順次覆われている。透明電極2
0およびワイヤコンタクト22の上に、ポリマー材料か
らなる2つのフレキシブルな絶縁層24および26が順
次設けられ、該2つのフレキシブルな絶縁層のあいだに
熱伝導層28を画定しており、該熱伝導層にワイヤ状の
加熱素子12が設けられている。さらなる伝導体を構成
している接続ストラップ30は、ワイヤ状の加熱素子1
2を光源10の一端で中央のワイヤ電極に接続してい
る。光源10の他端、すなわち接続ストラップ30の反
対側に、ワイヤ状の加熱素子12、ワイヤコンタクト2
2および中央ワイヤ電極が電力供給ユニット32に接続
されている。
【0018】本実施の形態において、叙上の構成は、つ
ぎのパラメータを有している。ワイヤ電極14は銅線か
ら製造され、直径は0.5mmである。誘電体層16の
厚さは10〜30μmであり、ポリマーバインダーを用
いてBaTi3から製造される。透明電極20は錫酸化
物(SnO2)を厚さ0.04〜0.1μmで成膜する
ことによって製造される。ワイヤコンタクト22は銅線
にスズめっきを施したワイヤで、直径は約0.07〜
0.15mmであり、層20の表面上に、5〜15mm
のピッチで螺旋状に巻きつけられる。ポリマー層24
は、0.3〜0.4mmの厚さを有する低密度ポリエチ
レン(LDPE)の押出し成膜によって製造され、ポリ
マー層26は、0.4〜0.5mmの厚さを有するポリ
塩化ビニル(PVC)の押出し成膜によって製造され
る。加熱素子12は直径0.1〜0.2mmのワイヤか
ら製造され、ラウリル硫酸ナトリウムと10:1の比率
で混合された粘性をもつポリエチレングリコールの層2
8の内側のポリマー層24上に螺旋状に巻きつけられ
る。接続ストラップ30は、ワイヤ電極14(他の層を
除去されている)の一端とワイヤ状の加熱素子12の一
端とのハンダ式の電気的接続を与える。
【0019】光源10はつぎのように動作する。50H
z以上の周波数で実質的に40V以上の交流電圧が中央
ワイヤ電極14と透明電極20とのワイヤコンタクト2
2とのあいだに印加されたとき、電界発光光源10は能
動的動作モード(すなわち、発光する)になる。この場
合、加熱素子12の電気回路は接続が絶たれる。中央ワ
イヤ電極14とワイヤコンタクト22とのあいだ交流電
圧がオフに切り換えられるとき、電界発光光源10は発
光を停止する(すなわち、受動的動作モードにシフトさ
れる)。この場合、加熱素子12と接続ストラップ30
と中央ワイヤ電極14とを備えた電気回路に交流または
直流電圧が印加され、直流または交流電流がこの回路を
介して流れ、これによって電界発光光源10を加熱す
る。
【0020】2つのサンプルがテストされ、1つは加熱
素子をもたない標準的な電界発光光源ELFStであり、
他の1つは叙上のようにワイヤ加熱素子が設けられた電
界発光光源ELF10である。表1は、100%に近い
湿度の下で動作するこれら2つのサンプルの電気的パラ
メータの変化の比較検討結果を示している。表1中EL
Stは、イスラエル国のエラム エレクトロルーミネセ
ント インダストリーズ リミテッドから入手できる製
品番号01S 23 BGの光源である。それぞれのサ
ンプルの長さは約50cmである。両方のサンプルとも
12時間能動的動作で維持され、12時間受動的動作で
維持された。能動的動作モードにおいて400Hz周波
数で100Vの交流電圧が当該サンプルに供給された。
受動的動作モードにおいて標準的な電界発光光源ELF
Stは、周囲温度21〜23℃において維持された。電界
発光光源10については、受動的モードにおいて加熱素
子12を介して120mAの電流が流れ、層24の表面
温度を26〜28℃までの増加へと導いた。
【0021】
【表1】
【0022】表1から明らかなように、加熱素子を有し
ていない標準的な電界発光光源ELFStは叙上のモード
での動作の24時間語にすでに著しく変化し、サンプル
の輝度の減少へと導いた。加熱素子をもつ電界発光光源
ELF10については、電気的パラメータの変化は無視
できる。
【0023】つぎに図2について述べる。図2は本発明
の他の実施の形態にかかわる同軸の電界発光光源の断面
図であり、全体を参照符号100で示されている。理解
を助けるために、光源10および100において、同一
の参照符号が同一の要素を特定するために用いられてい
る。光源100の構成は、光源10の構成に一般的に類
似しているが、接続ストラップ30がワイヤ加熱素子を
電気的にコンタクト22と接触させている点が、ワイヤ
加熱素子を中央電極14と接触させている前述の実施の
形態と異なっている。
【0024】電界発光光源100は、つぎのように動作
する。電力供給ユニット32が中央電極14とワイヤコ
ンタクト22とのあいだの適切な交流電圧を透明電極2
0に供給するばあい、光源100が発光する。この段階
で、加熱素子12の電気回路の接続が絶たれる。中央ワ
イヤ電極14とワイヤコンタクト22とのあいだの交流
電圧の供給がオフに切り換えられると、光源100は発
光を停止し、加熱素子12と接続ストラップ30とワイ
ヤコンタクト22からなる電気回路への交流または直流
電圧の供給が自動的になされる。
【0025】つぎに、図3の(a)および(b)を参照
すると、電力供給ユニット32Aおよび32Bの2つの
異なる例が示されている。当該電力供給ユニット32A
および32Bは図2に示された電界発光光源100とと
もに示されている。図3の(a)の例の場合、交流電圧
が加熱素子12に供給され、図3の(b)の場合、加熱
素子12に直流電圧が供給される。同様に、同一の参照
符号が電力供給ユニット32Aおよび32Bと共通の要
素を特定するために用いられる。電力供給ユニット32
Aおよび32Bは、それぞれ直流電圧入力回路34と、
入力ポート38および出力ポート40、42を有する直
流―交流インバータ36と、光源100の能動的動作モ
ードと受動的動作モードとのあいだで切り換えるスイッ
チ44と、マルチプレクサスイッチ46と、ポテンショ
メータ48とを備えている。インバータ36の出力部4
0は透明電極20のワイヤコンタクト22に接続され、
出力部42は、中央電極14、またはポテンショメータ
48を介してワイヤ加熱素子12と、接続可能である。
これは、スイッチ44によって設定されたマルチプレク
サスイッチ46の位置に依存する。
【0026】電力供給ユニット32A(図3の(a)参
照)は、つぎのように動作する。直流電圧がインバータ
36の入力回路に供給される。もしマルチプレクサスイ
ッチ46がインバータ36の出力部42を中央電極14
と接触させると、電界発光光源100が発光する。一
方、加熱素子12には電流が流れないので、加熱効果を
奏さない。もしマルチプレクサスイッチ46がインバー
タ36の出力部42と加熱素子12とを接触させると、
交流電流が加熱素子12を流れる。所望の温度への昇温
を実現するために要求される電流の大きさはポテンショ
メータ48によって設定される。この場合、中央電極1
4はインバータ36の出力部42との接続が絶たれ、電
界発光光源100は発光しない。
【0027】光源の動作モードを切り換えるスイッチ4
4は、手動または自動操作タイプのいずれでもよい。も
し自動スイッチ44が用いられると、与えられた時間に
したがって切り換えを実現するようにタイマーを含んで
もよい。または、光感知素子を備え、該光感知素子は明
るい照明のもとではルミネセンスを起こさず、加熱を起
こし、弱い照明では逆である。すなわち、ルミネセンス
をオンに切り換え、加熱をオフに切り換える。
【0028】電力供給ユニット32B(図3の(b)参
照)は、つぎのように動作する。直流電圧がマルチプレ
クサスイッチ46に供給されると、スイッチ44の位置
に依存して、当該マルチプレクサスイッチは、インバー
タ36の入力回路38、またはポテンショメータ48を
介して加熱素子12のいずれかに、電圧を供給する。も
し、直流電圧が入力回路38に供給されると、加熱素子
12がオフになり(すなわち、加熱が起こらない)、交
流電圧が、インバータ36の出力ポート40および42
から中央電極14および透明電極20のコンタクト22
に供給される。よって、電界発光光源100が発光す
る。もし直流電圧が加熱素子12に供給されると、ポテ
ンショメータ48によって設定されている大きさの直流
電流がそのあいだを流れ、電界発光光源100が加熱さ
れる。これは、インバータ36の入力回路38が接続を
絶たれるとき(すなわち、交流電圧が供給インバータ3
6の出力ポート40および42から中央電極14および
透明電極20のコンタクト22に供給されず、光源10
0が受動動作モードにあるとき)、行われる。
【0029】図4は本発明のさらに他の実施の形態にか
かわる同軸状の電界発光光源の断面説明図であり、該同
軸状の電界発光光源は全体を参照符号200で示されて
いる。ここでは、透明電極20に対するワイヤコンタク
ト22は加熱素子として機能する。中央ワイヤ電極14
は、順次、誘電体層16、電界発光層18および透明電
極20によって覆われている。ワイヤコンタクト22
は、透明電極20に近接し、熱伝導層28内に収容され
ている。透明でフレキシブルなポリマー層24が透明電
極20およびワイヤコンタクト22の上に設けられる。
中央ワイヤ電極14およびワイヤコンタクト22は、電
界発光光源200の一端においてスイッチ50に接続さ
れ、電界発光光源200の他端において電力供給ユニッ
ト52に接続されている。
【0030】スイッチ50がロックされると、ワイヤ電
極14とワイヤコンタクト22とは電気的に接続され、
互いに電気回路を構成して、該電気回路を流れる電流が
ワイヤコンタクト22を加熱するように、直流または交
流電圧が電力供給ユニット52から該電気回路に供給さ
れる。後者は、そのような動作モードで加熱素子の役割
を果たす。この段階では、電界発光光源200は発光し
ない。すなわち、受動的モードにある。
【0031】スイッチ50がロックされていない場合、
ワイヤ電極14と透明電極20に対するワイヤコンタク
ト22は電気的に接続が絶たれており、ワイヤ電極14
と透明電極20に対するワイヤコンタクト22は、それ
によって電界発光コンデンサの電極板(plate)になる。
この場合、対応する交流電圧が電力供給ユニット52か
らワイヤ電極14と透明電極20のワイヤコンタクト2
2に供給され、電界発光光源200は、それによって能
動的動作モードにシフトされ、発光する。
【0032】つぎに、図5の(a)および(b)につい
て述べる。図5の(a)および(b)は、電力供給ユニ
ット52Aおよび52Bの2つの例を示している。該電
力供給ユニット52Aおよび52Bは、図4に示された
電界発光光源200に接続されている。図5の(a)の
場合、中央電極14と透明電極20のワイヤコンタクト
22とを備えた閉回路を交流電流が流れる。ユニット5
2Aおよび52Bと、図3の(a)および(b)に示さ
れたユニット32Aおよび32Bとに共通の要素は、同
一の参照符号によって特定される。よって、電力供給ユ
ニット52Aおよび52Bは、それぞれ、直流電圧入力
ポート34と、入力ポート38および出力ポート40、
42を有する直流−交流インバータ36と、光感知スイ
ッチを備えた2つのスイッチ44、マルチプレクサスイ
ッチ46およびポテンショメータ48とを備えている。
【0033】電力供給ユニット52A(図5の(a)参
照)は、つぎのように動作する。約6Vの直流電圧がイ
ンバータ36の入力回路に供給される。400Hzの周
波数で120Vの交流電圧がインバータ36の出力部4
2において発生する。透明電極20に対するコンタクト
22はインバータ36の出力部40に接続される。中央
ワイヤ電極14はマルチプレクサスイッチ46の位置に
応じて、ポテンショメータ48を介して直流電圧入力部
34に接続されるか、インバータ36の出力部42に接
続され得る。マルチプレクサスイッチ46の位置および
スイッチ50の位置は、光感知スイッチ44によって設
定される。
【0034】明るい日中または人工照明のもとで、2つ
の光感知スイッチ44のうちの1つがスイッチ50をロ
ックする。2つの光感知スイッチ44の他の1つはマル
チプレクサスイッチ46を、直流電圧入力部34と中央
ワイヤ電極14とを接続する位置にシフトする。よっ
て、直流電流が該電流の所望の大きさに設定するポテン
ショメータ48、中央ワイヤ電極14、閉じたスイッチ
50および透明電極20に対するコンタクト22を作動
する回路を介して流れる。電界発光光源200は、それ
によって加熱され、受動的動作モードになる。すなわ
ち、発光しない。
【0035】弱い照明または暗い中で、光感知スイッチ
44は、マルチプレクサスイッチ46と、中央ワイヤ電
極14およびインバータ36の出力部42とが接続し、
他の光感知スイッチとスイッチ50との接続を絶つ位置
にマルチプレクサスイッチ46をシフトすることによっ
て直流回路を遮断する。その結果、中央ワイヤ電極14
と透明電極20とが、同軸状の電界発光コンデンサの電
極板になり、電界発光光源が発光する。
【0036】図5の(b)に示された電力供給ユニット
52Bは、つぎのように動作する。6Vの直流電圧がイ
ンバータ36の入力部に供給される。400Hzの周波
数で120Vの交流電圧がインバータ36の出力部42
に発生する。中央ワイヤ電極14は、マルチプレクサス
イッチ46の位置に依存して、インバータ36の出力部
42に直接接続されるか、またはポテンショメータ48
を介してインバータ36の出力部42に接続される。中
央ワイヤ電極14がポテンショメータ48を介してイン
バータ36の出力部42に接続されるとき、マルチプレ
クサ46に類似し光感知スイッチ44によって動作され
るスイッチ50はロックされる。よって交流電流が、コ
ンタクト22、スイッチ50、中央ワイヤ電極14、ポ
テンショメータ48およびマルチプレクサスイッチ46
によって形成される閉じた電気回路を介して流れる。こ
の交流電流は、受動的動作モードにある電界発光光源2
00を加熱する。マルチプレクサスイッチ46が中央ワ
イヤ電極14をインバータ36の出力部42と直接接続
させるとき、スイッチ50は接続が絶たれる。このばあ
い、中央ワイヤ電極14および透明電極20は同軸状の
電界発光コンデンサの電極板となり、電界発光光源は発
光する。
【0037】図6は、全体を参照符号300によって示
された平坦な電界発光ランプの断面図であり、この電界
発光ランプには平坦な加熱素子312が設けられてい
る。ポリマーフィルムは、ITO(indium-tin oxide)で
スパッタリングがなされたクリアフィルム(clear film)
の形をとった透明電極20と共に電界発光層18によっ
て覆われ、そのITO側においては誘電体層16によっ
て覆われている。後部不透明電極313が誘電体層16
に形成されている。誘電体層60は、後部電極313お
よび加熱素子312を分離している。その外側で、電界
発光ランプ300全体がポリマー62のフレキシブルな
透明シートによってシールされている。接続ストラップ
30は加熱素子312と後部電極313とを電界発光ラ
ンプの一方の側で電気的に接続している。電界発光ラン
プ300の他方の側では、透明電極20の層に対するコ
ンタクト22と、後部電極313に対するコンタクト6
4と、加熱素子312に対するコンタクト66とがラン
プ300の外側に取り出され、電源32に接続されてい
る。
【0038】本実施の形態において、透明電極20は、
面抵抗率(正方形の対辺間抵抗)が200ΩのITOの
層であり、ポリエチレンテレフタレート上に成膜され、
厚さは50μmである。厚さが15〜20μmの誘電体
層16はポリマーバインダーによるBaTiO3の粉体
にもとづいている。後部電極313は銀を充填したイン
クから製造され、厚さ10μmの層としての誘電体層1
6の表面上に成膜される。誘電体層60は、厚さ50μ
mポリエチレンテレフタレート膜の層である。50μm
の厚さを有するグラファイトを充填したインク層がポリ
エチレンテフタレート膜60の外側に、5mmのバンド
幅で、隣り合うバンド間に1mmの空間をもって蛇行す
るように成膜される。このグラファイトを充填したイン
ク層は、加熱素子312として機能する。フレキシブル
な透明ポリマー層62は、厚さ100μmのクロロトリ
フルオロエチレン(CTFE)の耐湿性積層フィルムか
ら製造される。導電層に対するコンタクトは、青銅製の
メッシュ状ストリップから製造される。ポリマー層を組
み立てるための主な技術は積層である。接続ストラップ
30は、層313および312に対するコンタクトのハ
ンダ付けによる接続を形成する。
【0039】叙上のデバイス300はつぎのように動作
する。加熱素子312の電気回路の接続が絶たれると、
電力供給ユニット32は、透明電極20と後部電極31
3とのあいだに50Hz以上の周波数で40Vを超える
交流電圧が供給され、電界発光ランプ300は発光す
る。加熱素子312の電気回路が閉じられると、直流ま
たは交流電圧が電力供給ユニット323から供給され、
これによって約100mAの電流が供給される。この電
流は、コンタクト64、後部電極313、接続ストラッ
プ30、加熱素子312およびコンタクト66からなる
回路を流れる。そのような動作モードにおいて、加熱素
子312が電界発光ランプ300を加熱し、ランプ30
0は発光しない。
【0040】図7は電界発光ランプ400を示してお
り、当該電界発光ランプ400の構成は図6の例のもの
と一般的に類似しているが、加熱素子412が透明電極
20の上に設けられ、TiN酸化物から製造される。
【0041】図8は平坦な電界発光光源500の断面図
を示しており、透明電極20は加熱素子の役割を果た
す。スパッタリングにより成膜されITOのクリアフィ
ルムをもつポリマーフィルム、すなわち透明電極20
は、ITO側で電界発光層18によって被覆され、誘電
体層16によって覆われている。該誘電体層16の上に
は後部不透明電極513が形成されている。透明電極2
0には、該透明電極20の2つの対辺に沿って延びる2
つのコンタクト522が設けられている。その外側で
は、電界発光ランプ300全体が、フレキシブルな、ポ
リマー62の透明電極によってシールされている。透明
電極20に対する両方のコンタクト522と、後部電極
513に対するコンタクト64は、図5の(a)に示さ
れるように構成された電力供給ユニット52Aに接続さ
れている。光源500は、マルチプレクサスイッチ46
の2つの可能な位置のうちの1つで、50Hzを超える
周波数で40V以上の交流電圧が、透明電極20の電気
的に接続されたコンタクト522と後部電極513のコ
ンタクト64とのあいだに供給され、電界発光ランプ5
00が発光する。マルチプレクサスイッチ46の他の位
置において、コンタクト64がインバータ36との接続
が絶たれ、透明電極20に対するコンタクト522との
接続が絶たれ、直流電流入力部34と、ポテンショメー
タ48と、コンタクト522の1つと、透明電極20
と、他の接地されたコンタクト22とを含む電気回路を
直流電流が流れる。5×5cm2の大きさをもつ電界発
光光源500のための電流は約100mAである。この
例の場合、透明電極20は加熱素子として機能する。し
かし、該加熱素子は後部電極によって構成されてもよ
い。
【0042】したがって、本発明は、高湿度の条件下で
動作する実質的にフレキシブルな電界発光光源の寿命を
延ばすための単純な解決を与えるものである。これは、
光源に加熱素子を設けることによって達成されるが、叙
上のように、種々の方法によってなされる。加熱素子
は、たとえば、ワイヤ状の素子など、光源内に収容され
た別の素子であってよい。かかるワイヤ加熱素子は、光
源の中央電極を介するか、または光源の他の透明電極に
対するワイヤコンタクトを介して電力供給ユニットに接
続される。平坦な加熱素子が設けられてもよいが、この
場合、加熱素子は光源の不透明電極の下に収容されてよ
い。あるいは、加熱素子は透明でもよく、透明電極の上
に設けられてもよい。透明電極に対するワイヤコンタク
トまたは透明電極自体は、加熱素子として機能する。
【0043】当業者であれば、添付の特許請求の範囲に
定義された本発明の範囲から逸脱することなく叙上のよ
うに例示した本発明の好ましい実施の形態に種々の修正
および変更が加えられ得ることは容易に認識するであろ
う。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、電気的加熱素子によっ
て形成され、高湿の条件下で動作する寿命の長い電界発
光光源が提供され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央電極を介して電源に接続されたワイヤ状の
加熱要素を有する同軸状でフレキシブルな電界発光光源
を示す概略説明図である。
【図2】透明電極のワイヤコンタクトを介して電源に接
続されたワイヤ状の加熱素子を有する同軸状でフレキシ
ブルな電界発光光源を示す概略説明図である。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ加熱素子の直
流および交流電源を用いて図2の電界発光光源を動作す
るための制御回路の一例を示す説明図である。
【図4】加熱素子としての透明電極のワイヤコンタクト
を用いる同軸状でフレキシブルな電界発光光源を示す概
略説明図である。
【図5】(a)および(b)は、それぞれ加熱素子の直
流および交流電源をもつ透明電極へのワイヤコンタクト
の形をとった加熱素子を用いて図4の電界発光光源を動
作するための制御回路の一例を示す説明図である。
【図6】不透明電極の下に収容された平坦な加熱素子を
有する平坦で、フレキシブルな電界発光光源である。
【図7】透明電極上に収容された平坦な加熱素子を有す
る平坦で、フレキシブルな電界発光光源である。
【図8】加熱素子としての透明電極を用いた平坦で、フ
レキシブルな電界発光光源である。
【符号の説明】
10 光源 12 加熱素子 14 電極組立構造体 16 誘電体層 18 電界発光層 20 透明電極 22 ワイヤコンタクト 24、26 フレキシブルな絶縁層 28 熱伝導層 30 接続ストラップ 100 光源 32A 電力供給ユニット 32B 電力供給ユニット 200 光源 52A 電力供給ユニット 52B 電力供給ユニット 300 光源 312 加熱素子 313 後部電極 60 誘電体層 64 コンタクト 66 コンタクト 400 電界発光ランプ 500 電界発光光源 513 後部電極 522 コンタクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オレグ ベレジン イスラエル国、98500 マアレ アデュミ ム、ハアラバ ストリート 66 (72)発明者 ジョセフ ドゥビール イスラエル国、90805 メバッセレット ジオン、ハクラミム ストリート 45 (72)発明者 ボリス ゴレリク イスラエル国、99000 ベイト シェメシ ュ、バー イラン ストリート 69/5 (72)発明者 アレックス カチャノフスキー イスラエル国、98500 マアレ アデュミ ム、メッツァディム ストリート 67ビー (72)発明者 モシェ フォスコボイニック イスラエル国、98500 マアレ アデュミ ム、ハグベイ ハセラ ストリート 2 /4 (72)発明者 マイクル ザイドマン イスラエル国、93748 エルサレム、メボ ハザリー ストリート 7/16 Fターム(参考) 3K007 AB13 BA07 CB01 DA05 GA00

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)電極構造体、(ii)誘電体層およ
    び電界発光層、(iii)絶縁性を有する透明な材料から
    形成された少なくとも1つの外側の、実質的にフレキシ
    ブルな層、(iv)加熱素子、および(v)前記電極構造
    体および前記加熱素子に接続されて、電界発光層の動作
    状態に応じてそれらのために電極構造体の近傍を加熱
    し、これによって光源の近傍および光源内部の所望の温
    度条件を維持する電力供給ユニットを備えた実質的にフ
    レキシブルな電界発光光源。
  2. 【請求項2】 前記電極組立構造体が、前記誘電体層と
    電界発光層とによって互いに離間された少なくとも2つ
    の電極を備えてなる請求項1記載の光源。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも2つの電極のうちの1つ
    が可視光線スペクトルに対して透明である請求項2記載
    の光源。
  4. 【請求項4】 前記電力供給ユニットが電極組立構造体
    に交流電圧を供給するときに、光源の能動的動作モード
    が与えられる請求項1記載の光源。
  5. 【請求項5】 前記光源の受動的動作モードにあると
    き、前記電力供給ユニットが前記加熱素子に交流電圧を
    供給する請求項1記載の光源。
  6. 【請求項6】 前記光源の受動的動作モードにあると
    き、前記電力供給ユニットが前記加熱素子に直流電圧を
    供給する請求項1記載の光源。
  7. 【請求項7】 前記光源の能動的モードまたは受動的モ
    ードにあるとき、前記電力供給ユニットが前記加熱素子
    に直流電圧を供給する請求項1記載の光源。
  8. 【請求項8】 前記光源の能動的モードおよび受動的モ
    ードにあるとき、前記電力供給ユニットが前記加熱素子
    に交流電圧を供給する請求項1記載の光源。
  9. 【請求項9】 前記加熱素子が、前記電極構造体の少な
    くとも1つの電極によって形成されてなる請求項1記載
    の光源。
  10. 【請求項10】 前記少なくとも1つの電極が、周期的
    に加熱素子として機能する請求項9記載の光源。
  11. 【請求項11】 前記加熱素子が熱伝導層内に収容され
    てなる請求項1記載の光源。
  12. 【請求項12】 前記熱伝導層が実質的に液体材料から
    なる請求項11記載の光源。
  13. 【請求項13】 前記熱伝導層が実質的に固体材料から
    なる請求項11記載の光源。
  14. 【請求項14】 前記電極組立構造体が、前記誘電体お
    よび電界発光層によって覆われた第1のワイヤ電極と、
    該第1の電極を覆っている層の上に設けられた第2の電
    極とを備えており、該第1の電極が光源の軸に沿って光
    源の内側に収容され、前記第2の透明電極が、電圧を供
    給するために設けられたワイヤコンタクトと共に形成さ
    れ、前記第2の電極上に少なくとも2つのフレキシブル
    な誘電体層が、ワイヤコンタクトと共に形成され、前記
    加熱素子が、前記フレキシブルな誘電体層のあいだに設
    けられた少なくとも1つのワイヤによって形成され、前
    記第1の電極、ワイヤコンタクトおよびワイヤ加熱素子
    が前記電力供給ユニットに接続されてなる請求項1記載
    の光源。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも2つのフレキシブルな
    誘電体層がポリマー材料から製造されてなる請求項14
    記載の光源。
  16. 【請求項16】 前記ワイヤ加熱素子の一端が電力供給
    ユニットに直接接続され、前記ワイヤ加熱素子の他端が
    前記第1の電極を介して電力供給ユニットに接続されて
    なる請求項14記載の光源。
  17. 【請求項17】 前記ワイヤ加熱素子の一端が電力供給
    ユニットに直接接続され、前記ワイヤ加熱素子の他端が
    前記第1の電極を介して電力供給ユニットに接続されて
    なる請求項14記載の光源。
  18. 【請求項18】 前記ワイヤ加熱素子の一端が電力供給
    ユニットに直接接続され、前記ワイヤ加熱素子の他端が
    さらなる導電体を介して電力供給ユニットに接続されて
    なる請求項14記載の光源。
  19. 【請求項19】 前記加熱素子のうちの少なくとも1つ
    のワイヤが前記第1の電極に平行に延びてなる請求項1
    4記載の光源。
  20. 【請求項20】 前記加熱素子の少なくとも1つのワイ
    ヤが円筒状かつ螺旋状に収容されてなる請求項14記載
    の光源。
  21. 【請求項21】 前記電極組立構造体が、前記誘電体層
    および電界発光層に覆われた第1のワイヤ電極と、該第
    1の電極を覆っている層の上に設けられた透明な導電体
    の形体をとった第2の電極とを備えており、前記第1の
    電極が、光源の軸に沿って光源内の中央に収容され、前
    記第2の透明電極が、前記加熱素子に電圧を供給するた
    めに加熱素子上に設けられたワイヤコンタクトと共に形
    成され、前記第2の電極上にフレキシブルな層がワイヤ
    コンタクトと共に成膜され、前記加熱素子が前記第2の
    電極のワイヤコンタクトであり、前記ワイヤコンタクト
    および第1の電極が電力供給ユニットに接続されてなる
    請求項1記載の光源。
  22. 【請求項22】 前記フレキシブルな誘電体層がポリマ
    ー材料からなる請求項21記載の光源。
  23. 【請求項23】 前記第2の電極の一端が電力供給ユニ
    ットに直接接続され、前記第2の電極の他端が電子スイ
    ッチおよび前記第1の電極を介して電力供給ユニットに
    接続されてなる請求項21記載の光源。
  24. 【請求項24】 前記電力供給ユニットが、前記光源の
    能動的動作モードと受動的動作モードとのあいだを切り
    換えるスイッチを備えてなる請求項1記載の光源。
  25. 【請求項25】 前記光源の能動的動作モードと受動的
    動作モードとのあいだを切り換えるスイッチが光感知す
    るものであり、弱い外部照明でその能動的動作モードに
    切り換え、強い外部照明でその受動的動作モードに切り
    換える請求項24記載の光源。
  26. 【請求項26】 複数の層が、実質的にフレキシブルな
    透明層上に成膜された電極の1つをもつ実質的にフレキ
    シブルな透明なポリマー層と、電界発光層と、誘電体層
    と、他の電極と、さらなる実質的にフレキシブルなポリ
    マー誘電体層とを含み、該電極の1つが透明である順次
    収容された複数の層の実質的にフレキシブルな平坦な構
    造体であって、該構造体前体が水密性のフレキシブルな
    ポリマー層によって両面が保護され、該水密性のポリマ
    ー層の少なくとも1つが透明であり、前記加熱素子が電
    極または周囲と接触せず、該電極および加熱素子が電力
    供給ユニットと接続されてなる請求項1記載の光源。
  27. 【請求項27】 前記加熱素子が透明な導電体から形成
    されてなる請求項24記載の光源。
  28. 【請求項28】 複数の層が、実質的にフレキシブルな
    透明層上に成膜された電極の1つをもち、ポリマー層の
    両側に位置づけられた2つのコンタクトが設けられた実
    質的にフレキシブルな透明なポリマー層と、電界発光層
    と、誘電体層と、他の電極と、さらなる実質的にフレキ
    シブルなポリマー誘電体層とを含み、該電極の1つが透
    明である順次収容された複数の層の実質的にフレキシブ
    ルな平坦な構造体であって、当該光源が、電力供給ユニ
    ットが電極に交流電圧を供給するときに能動的動作モー
    ドにあり、当該光源の受動的動作モードにあるときに、
    電力供給ンユニットが、電極の1つの出力部を介して電
    圧を供給し、前記加熱素子が電極の1つの形体をとって
    なる請求項1記載の光源。
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