JP2001307654A - カラー陰極線管 - Google Patents

カラー陰極線管

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JP2001307654A
JP2001307654A JP2000119808A JP2000119808A JP2001307654A JP 2001307654 A JP2001307654 A JP 2001307654A JP 2000119808 A JP2000119808 A JP 2000119808A JP 2000119808 A JP2000119808 A JP 2000119808A JP 2001307654 A JP2001307654 A JP 2001307654A
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ray tube
color cathode
electron gun
cathode ray
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Takahiro Hasegawa
隆弘 長谷川
Masashi Takeshima
正志 竹島
Hiroyuki Oda
裕之 織田
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Toshiba Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/90Leading-in arrangements; Seals therefor
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/006Arrangements for eliminating unwanted temperature effects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイヤが熱膨張しても、陰極電流の変動を抑
制することができるカラー陰極線管を提供する。 【解決手段】 蛍光体スクリーンを内装したパネル、こ
のパネルに連結したファンネル及びネック部300から
なる外囲器と、前記ファンネルの端部のネック部300
内に封入されたヒータHRにより加熱される3個の陰極
KRと、複数の列設した電極10,20とを備え、電極
10,20を絶縁支持体によって固定、支持した電子銃
と、ネック部300に溶着した円形部を持ち、前記電子
銃を保持するとともに電子銃の各電極10,20と管外
との電気的導通を取るステムピン100を埋め込んだス
テム部500と、ステムピン100と前記電子銃におけ
る少なくとも一つの電極とに両端が連結されてこれらの
間の電気的導通を取るワイヤ11とを有するカラー陰極
線管において、前記ワイヤ11は、前記ヒータHRの発
熱に伴う熱膨張力を緩衝する折り曲げ部12を有するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー陰極線管に
関し、詳しくは電子銃構成部品の熱的膨張によって起こ
る陰極電流の変動を抑制するようにしたカラー陰極線管
に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管は、内部に蛍光体スクリ
ーンが形成されたパネル部と、このパネル部に一体に接
合された漏斗状のファンネル部、ネック部からなる外囲
器を有し、ファンネル部の最細部であるネック部内に電
子銃が封入されている構造が一般的である。
【0003】カラー陰極線管の電子銃は、3電子銃が一
列に配置されたいわゆるインライン方式の電子銃が主流
であり、この電子銃の構造は一般的に陰極、第一電極、
第二電極からなるトライオード部と呼ばれるビーム発生
部と、この電子ビームを画面上に集束するための主レン
ズ部とにより構成されており、この電子銃は直径20〜
40mm程度の円筒状のネック部に封入され、ネック部
に対して円形ガラス状のステム部が溶着され、ステム部
に導電金属性のステムピンを埋設して、ステムピンによ
り管内と管外の電気的導通をとるとともに、ステム部の
ステムピンを介して管内の電子銃を保持、固定する構成
となってる。
【0004】上述したトライオード部の電極のうち、陰
極には百数十ボルト、第一電極には0ボルト、第二電極
には数百ボルトが前記ステムピンを介して管外から供給
される。
【0005】また、前記陰極の内部には、陰極から熱電
子を発生させるためのヒータが内装され、ヒータにより
陰極を加熱することによって陰極から電子ビームを発生
させるようになっている。
【0006】陰極から発生した電子ビームは、第一電
極、第二電極のビーム通過孔を通って主レンズ部へと導
かれ、最終的に主レンズ部によって蛍光体スクリーンに
集束される。
【0007】前記主レンズ部は少なくとも2つ以上の電
極によって構成され、その一つはネック部内面に塗布さ
れた内部導電膜を介して25〜30kV程度の高圧が印
加される陽極に接続される最終加速電極であり、他の一
つの電極は陽極高圧の20〜40%程度の電圧が前記ス
テムピンから供給、印加される集束電極であることが一
般的である。
【0008】通常、最終加速電極と集束電極は、それぞ
れのビーム通過孔が1mm程度の間隔を置いて対向して
いるのが一般的であり、この対向面で前記それぞれの電
圧を与えることにより主レンズ部を形成して蛍光体スク
リーンに集束する。
【0009】尚、これらの各電極は、ガラス等の絶縁支
持体によって固定、支持されている。即ち、各電極に設
けられた植設部(ストラップ)を前記絶縁支持体に埋め
込むことにより、各電極を固定、支持している。
【0010】前述のように、陰極は内装されたヒータに
よって加熱されるが、ヒータは本来陰極のみを加熱する
目的で設置されているものの、前述のように電子銃の各
電極は陰極及びヒータも含めてガラス等の絶縁支持体に
よって固定、支持されているため、ヒータによって発生
した熱は陰極のみならず、他の電子銃の電極をも絶縁支
持体による熱伝導、及び陰極自体からの輻射熱により加
熱され温度上昇してしまう。
【0011】このようなヒータの熱による電子銃の各電
極の温度上昇が顕著なのは、陰極に最も近く配置される
第1電極で、最も高い温度まで上昇し、次いで第2電
極、第3電極、…と陰極から遠ざかるに従って温度上昇
は低くなっていく。
【0012】ここで、問題となるのは、陰極からの電子
ビームの発生限界(カットオフ)を制御している第1電
極及び第2電極であり、これらの電極の温度が上昇する
と、電極が熱膨張を起こし、それぞれ所定の間隔を持っ
て配置されている電極間隔が変動し、カットオフが変動
し、この結果、陰極電流が前記電極の温度上昇とともに
変動してしまう。
【0013】更に第1電極と第2電極は比較的薄い板状
電極で構成されることが多いため、熱膨張によるしなり
が発生し同様の問題が起こる。
【0014】この問題は、陰極に少なからず電界の影響
が及んでいる第3電極においても起こり得るが、第3電
極の陰極に対する電界の影響が第1及び第2電極に比べ
て極めて小さいこと、及び第3電極自体の温度上昇が陰
極から遠いために少ないことから無視し得る程度であ
る。
【0015】上述したような問題を解決する手段とし
て、第1電極、第2電極等の材料を変更して、熱膨張の
少ない材質のものを使用する等の対策が講じられるが、
熱膨張をゼロにする事ができないため、第1電極と第2
電極の熱膨張率の組み合わせを絶妙に設計する必要があ
る。
【0016】また、前述のように各電極には管外と電気
的導通を取るための通電材であるワイヤが溶接されてお
り、通常第1電極や第2電極等の薄板状電極の場合は電
極の1カ所に溶接しろを設けて管外との電気的導通を取
るためのワイヤの一端が溶接され、ワイヤの他端はステ
ムピンに溶接される。
【0017】この電極に溶接されたワイヤも当然ながら
前記ヒータの熱によって温度上昇し、熱膨張するが前記
のようにワイヤが電極の一部に溶接されているため、熱
膨張によって膨張したワイヤが電極の一部を押すことに
なり、ワイヤの溶接された近辺のみ電極間隔が変化する
という問題が起こる。
【0018】従って、第1電極及び第2電極の材質を絶
妙に設計してもワイヤの熱膨張により、第1電極又は第
2電極が局部的に変位してしまう事態が生じる。
【0019】これは、たとえば一列配置された3個の陰
極の一つのみの陰極電流が変動することを意味し、3電
子ビームの電流バランスがワイヤの温度上昇とともに崩
れることとなり、この結果、蛍光体スクリーン上に表示
される画像の色の変化が顕著になるという問題が生じ
る。
【0020】このような問題を解決する手段としては、
各電子銃の電極の支持強度を上げるしかなく各電極の絶
縁支持体への植設部形状を工夫したり、電極のしなり強
度を上げるために電極形状及び材質、板厚を工夫したり
する必要があるが、各電極が比較的狭い間隔を持って配
置されている電子ビーム発生部では十分な補強手段を講
じられないのが実状である。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来技術では電子銃の第1電極、第2電極に溶接された管
外と電気的導通を取るためのワイヤが熱により膨張し、
第1電極若しくは第2電極の一部を押して電極間隔を変
化させ、ワイヤの熱膨張とともに陰極電流が変化し、表
示画像の色変化を招来するという問題があった。
【0022】また、このような問題を解決しようとして
も、第1電極、第2電極近傍が狭く十分な対策を講じる
ことができなかった。
【0023】本発明は、上記事情に鑑みてなされてもの
であり、電子銃の電極に連結された管外と電気的導通を
取るための通電材が熱膨張しても、陰極電流の変動を抑
制することができ、色変化のない良好な画像を表示し得
るカラー陰極線管を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
蛍光体スクリーンを内装したパネル、このパネルに連結
したファンネル部及びネック部からなる外囲器と、前記
ファンネル部の端部のネック部内に封入されたヒータに
より加熱される3個の陰極と、前記陰極とともに電子ビ
ーム発生部を形成する前記3個の陰極に対応する開口を
有する複数の陰極を備え、更に発生した電子ビームを前
記蛍光体スクリーン上に集束する主レンズ部を形成する
複数の列設配置した電極とを備え、これらの電極を絶縁
支持体によって固定、支持した電子銃と、前記ネック部
に溶着した円形部を持ち、前記電子銃を保持するととも
に電子銃の各電極と管外との電気的導通を取るステムピ
ンを前記円形部に埋め込んだステム部と、前記ステムピ
ンと前記電子銃における少なくとも一つの電極とに両端
が連結されてこれらの間の電気的導通を取る通電材とを
有するカラー陰極線管において、前記通電材は、前記ヒ
ータの発熱に伴う熱膨張力を緩衝する折曲緩衝部を有す
ることを特徴とするものである。
【0025】この構成とすることにより、前記電極に連
結された管外と電気的導通を取るための通電材がヒータ
の熱によって熱膨張した場合でも、電極へ連結された部
分とステムピンに連結された部分の間に、前記ヒータの
発熱に伴う熱膨張力を緩衝する折曲緩衝部を有している
ので、通電材の熱膨張力は折曲緩衝部により緩衝され、
これにより、電極を押す方向の力は弱められ、通電材の
熱膨張による電極間隔の変化を無くし、陰極電流の変動
を抑制することができ、色変化のない良好な画像を表示
し得るカラー陰極線管を提供できる。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載のカ
ラー陰極線管において、前記通電材は、前記ステムピン
と、前記電子銃における最も陰極に近い側の電極とに連
結されていることを特徴するものである。
【0027】この構成とすることにより、前記電子銃に
おける最も陰極に近い側の電極(第1電極)を押す方向
の力は弱められ、通電材の熱膨張による電極間隔の変化
を無くし、陰極電流の変動を抑制することができ、色変
化のない良好な画像を表示し得るカラー陰極線管を提供
できる。
【0028】請求項3記載の発明は、請求項1記載のカ
ラー陰極線管において、前記通電材は、前記ステムピン
と、前記電子銃における最も陰極に近い側の電極及びこ
の電極の隣りの電極に各々連結されていることを特徴す
るものである。
【0029】この構成とすることにより、前記電子銃に
おける最も陰極に近い側の電極(第1電極)及び隣りの
電極(第2電極)を押す方向の力は弱められ、通電材の
熱膨張による両電極の間隔の変化を無くし、陰極電流の
変動を抑制することができ、色変化のない良好な画像を
表示し得るカラー陰極線管を提供できる。
【0030】請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載のカラー陰極線管において、前記通電材
の折曲緩衝部は、ネック部の管内壁から遠ざかる方向に
折り曲げられていることを特徴とするものである。
【0031】この構成とすることにより、ネック内壁は
絶縁体であるが陽極高圧の正電荷によりチャージアップ
されており、通電材がネック内壁と接近することによる
ネック内壁と通電材間のスパークやグロー放電を防止で
き、また、他の通電材との短絡も防止できる。
【0032】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のカラー陰極線管において、前記通電材
の折曲緩衝部は、前記ネック部の管軸方向に対して折り
曲げ角度45度以上135度未満の少なくとも一つの折
り曲げ部を有するクランク形状であることを特徴とする
ものである。
【0033】この構成とすることにより、通電材の熱膨
張力は、折曲緩衝部の折り曲げ部において管軸方向の力
とこれに直交する力とに分力され、かつ、折り曲げ角度
が45度以上135度未満であることから、管軸方向の
力はこれに直交する力に比べて小さくなって、前記電子
銃における電極を押す方向の力、即ち管軸方向の力は弱
められ、通電材の熱膨張による電極間隔の変化を無く
し、陰極電流の変動を抑制することができ、色変化のな
い良好な画像を表示し得るカラー陰極線管を提供でき
る。
【0034】前記折曲緩衝部の折り曲げ角度が45度未
満又は135度以上であると、管軸方向の分力が大きく
なるため適切ではなく、折曲緩衝部としての機能を発揮
しない。
【0035】請求項6記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のカラー陰極線管において、前記通電材
の折曲緩衝部は、前記ネック部の管軸方向に対して折り
曲げ角度45度以上135度未満の部分を有する連続波
形曲線状に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0036】請求項7記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のカラー陰極線管において、前記通電材
の折曲緩衝部は、前記ネック部の管軸方向に対して折り
曲げ角度45度以上135度未満の部分を有する鋸歯形
状に形成されていることを特徴とするものである。
【0037】請求項8記載の発明は、請求項1乃至4の
いずれかに記載のカラー陰極線管において、前記通電材
の折曲緩衝部は、前記ネック部の管軸方向に対して折り
曲げ角度45度以上135度未満の部分を有する湾曲形
状に形成されていることを特徴とするものである。
【0038】請求項6乃至8記載の構成とすることで、
連続波形曲線形状、鋸歯形状又は湾曲形状の折曲緩衝部
を備えた通電材により、各々請求項5記載の発明の場合
と同様、通電材の熱膨張力のうち、管軸方向の力をこれ
に直交する力に比べて小さくし、前記電子銃における電
極を押す方向の力、即ち管軸方向の力を弱め、通電材の
熱膨張による電極間隔の変化を抑え、陰極電流の変動を
抑制することができ、色変化のない良好な画像を表示し
得るカラー陰極線管を提供できる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態のカ
ラー陰極線管について図面を参照して詳細に説明する。
【0040】図1は、本実施の形態のカラー陰極線管を
示すものであり、内部に蛍光体スクリーンが形成された
パネル2と、パネル2に一体に接合された漏斗状のファ
ンネル部3と、このファンネル部3の最細部である電子
銃1を内装したネック部300と、ネック部300のパ
ネル2側に配置した前記電子銃1から放出された電子ビ
ームを磁界によって蛍光体スクリーンの周辺部に偏向す
るための偏向ヨーク8とを有している。
【0041】前記ネック部300に封入された電子銃1
には、図1、図2に示すように、それぞれヒータHR,
HG,HBを内装する一列配置された陰極KR,KG,
KB、第1電極10、第2電極20、第3電極30、第
4電極40、集束電極である第5電極50、最終加速電
極である第6電極60、及びシールドカップ90がこの
順に配置されている。
【0042】前記シールドカップ90以外の電極は、す
べて2本の絶縁支持体4、5に取り付けられ同時に固
定、支持されている。尚、前記シールドカップ90は、
第6電極60に溶接、固定されている。
【0043】一列配置された陰極KR,KG,KBは、
それぞれ約5mmの間隔で等間隔に配置されており、第
1電極10から第6電極60までには、1つの陰極に対
応して1つのほぼ円形の電子ビームが通過する開孔が設
けられており、第1電極10及び第2電極20には直径
1mm以下の小さな開孔が開いており、第3電極30の
第2電極20に面する側の開孔は約2mm程度の第2電
極20の開孔より大きな開孔となっており、第3電極3
0の第4電極40側から第6電極60までは4〜6mm
程度の比較的大きな開孔となっている。
【0044】前記ネック部300の端部は、ガラス円形
部の溶着により封着されており、ガラス円形部により前
記電子銃1を保持するとともに電子銃1の各電極と管外
との電気的導通を取る所要数の金属製のステムピン10
0を前記円形部に埋め込んでステム部500を構成して
いる。
【0045】前記電子銃1の各電極の開孔部をそれぞれ
所定の間隔で対向させることにより、それぞれの電極間
で電子レンズが形成され、電子ビームが各電極の開孔部
を通過することにより、電子ビームを蛍光体スクリーン
に集束させ、ビームスポットを形成する。
【0046】第1電極10と、第2電極20とは、0.
5mm以下の非常に狭い間隔で対向しており、第2電極
20と第3電極30、第3電極30から第6電極60
は、0.5mm乃至1mm程度の間隔で対向している。
【0047】ネック部300に封入されているこの電子
銃1は、その最後部がステム部500のガラス円形部に
設けた所要数のステムピン100によって支持されると
ともに、前記第6電極60以外の電極は前記ステムピン
100を介して管外から所定の電圧が供給される。
【0048】前記陰極KR,KG,KBには120Vの
直流電圧に画像に対応したビデオ信号が重畳された電圧
が印加され、第1電極10は接地、第2電極20は管内
にて第4電極40と接続され、約700Vの直流電圧が
印加され、第3電極30は管内にて主集束電極である第
5電極50と接続され約6乃至9kVの直流電圧が印加
され、第6電極60にはネック部300の内壁に塗布さ
れた内部導電膜300aを介して約25kVの陽極高電
圧がシールドカップ90とともに印加されるようになっ
ている。
【0049】前記陰極KR,KG,KBは、各々に内装
されたヒータHR,HG,HBによって加熱され、熱電
子を放出し易い状態となり、第2電極20に印加された
約700Vの直流電圧により発生する電界が陰極KR,
KG,KB表面に達し、約120Vの陰極電圧を超えた
時に電子が放出される。
【0050】また、第1電極10から第6電極60の所
定の開孔部のほぼ中心を電子ビームが通過するように、
第1電極10により第2電極20の電界を制御し、第1
電極10の開孔部のみを通過する電子ビームが第2電極
10から第6電極60までの電子レンズの略中心を通る
ような電子ビームを発生する。
【0051】従って、前記陰極KR,KG,KB、第1
電極10、第2電極20は、主レンズを主とする電子レ
ンズに送り込む電子ビームを形成する役割を担ってお
り、前記陰極KR,KG,KB、第1電極10、第2電
極20を合わせて電子ビーム形成領域と称するものであ
る。
【0052】前記陰極KR,KG,KBから放射された
電子ビームは、第2電極20から第3電極30近傍でク
ロスオーバーを形成した後発散するが、第2電極20と
第3電極30とで形成されるプリフォーカスレンズによ
り予備集束を受け、第3電極23と第4電極40及び第
5電極50とで形成される補助レンズにより更に予備集
束を受け、第5電極50と第6電極60とで形成される
主レンズにより最終的に蛍光体スクリーン上にビームス
ポットを形成する。
【0053】前記陰極KR,KG,KB、ヒータHR,
HG,HB、第1電極10、第2電極20及び第4電極
40、第3電極30及び第5電極50には、図2に拡大
して示すように、通電材である金属製のワイヤ11、2
1、31の一端が各々溶接され、各ワイヤ11、21、
31の他端は前記ネック部300において、他の電極や
他のワイヤに接触しないように引き回されて、前記ステ
ムピン100に各々溶接されている。
【0054】前記ワイヤ31は、最終加速電極である第
6電極60に印加される陽極高電圧に近くネック部30
0において比較的強電界となる第5電極50及びこの第
5電極50に接続された第3電極に電圧を供給するため
のものであり、このワイヤ31のエッジ部への電界集中
による耐電圧劣化及びステムピン100までの距離が長
いために他の電極との接触を回避する目的で、図3に示
すように、ワイヤ31として丸みを帯びた比較的太い導
電材が採用される。
【0055】一方、前記ワイヤ11等は、図4に示すよ
うに、薄い板状(リボン状)に形成した導電材が採用さ
れる。
【0056】前記第1電極10に溶接されるワイヤ11
は、例えば厚さ0.08mmの薄リボン状のものであ
り、図4及び図5に示すように、第1電極10側の溶接
部13とステムピン100との溶接部14との間にクラ
ンク状の熱膨張力を緩衝するための折曲緩衝部である折
り曲げ部12を設けている。折り曲げ部12は、その突
出辺12a側がネック部300の管内壁側から遠ざかる
ように折り曲げられている。
【0057】このワイヤ11の折り曲げ部12の折曲げ
角度(管軸方向に対する曲げ角度)αは、例えば90度
となっており、また折り曲げによって生じたワイヤ11
の段差(突出辺との間隔)Dは1mm程度となってい
る。
【0058】上述した構成のカラー陰極線管において、
前記陰極KR,KG,KBが、前記ヒータHR,HG,
HBによって加熱されると、2本の絶縁支持体4、5を
通しての熱伝導、及び陰極KR,KG,KBからの輻射
熱により、前記ワイヤ11は熱膨張し、図6下欄に点線
で示すような形状11dになろうとする。
【0059】しかし、前記ワイヤ11は、第1電極10
の溶接点13及びステムピン100側の溶接点14にて
その両端が固定されているため、ワイヤ11は図7に示
すような形状に変形する。
【0060】即ち、前記ワイヤ11に作用する熱膨張力
によって伸びた分の長さは、前記折り曲げ部12の変形
によって吸収されて弱められるため、ワイヤ11が前記
第1電極10を押し、これにより第1電極10、第2電
極20の間隔が変化するという事態を回避できる。
【0061】この結果、前記ワイヤ11の熱膨張による
電極間隔の変化を無くし、陰極電流の変動を抑制するこ
とができ、色変化のない良好な画像を表示し得るカラー
陰極線管を提供することができる。
【0062】また、前記折り曲げ部12は、その突出辺
12a側がネック部300の管壁側とは反対側となるよ
うに折り曲げられているため、前記ワイヤ11の熱膨張
時においても突出辺12aが他のワイヤ(ワイヤ31
等)に接触して短絡状態となることを回避できる。
【0063】ここで、前記ワイヤ11の折曲緩衝部であ
る折り曲げ部12について図8を参照して更に検討す
る。
【0064】前記折り曲げ部12の折曲げ角度(管軸方
向に対する曲げ角度)αの範囲は、45度以上135度
未満であることが好ましい。
【0065】即ち、図8上欄に示すように、ワイヤ11
の折り曲げ部12の折曲げ角度αが、例えば45度未満
の30度である場合、ワイヤ11の熱膨張力fは、管軸
方向の力f1とこれに直交する力f2とに分力され、こ
の場合f1>f2となる。
【0066】また、ワイヤ11の折り曲げ部12の折曲
げ角度αが図8中欄に示すように、45度である場合f
1=f2となる。
【0067】一方、ワイヤ11の折り曲げ部12の折曲
げ角度αが図8下欄に示すように、45以上の例えば6
0度である場合、管軸方向の力f1とこれに直交する力
f2との関係はf1<f2となる。
【0068】即ち、折曲げ角度αが45度以上135度
未満である場合、管軸方向の力はこれに直交する力に比
べて小さくなって、前記電子銃における第1電極10を
押す力f1は、これに直交する力f2に比べ小さくな
る。
【0069】これに対して前記折り曲げ角度αが45度
未満であると、管軸方向の力f1が大きくなるため適切
ではない。また、折り曲げ角度αが135度以上である
場合も同様に管軸方向の力f1がこれに直交する力f2
より大きくなるため適切ではない。
【0070】図9は、前記ワイヤ11の折り曲げ部12
の変形例を示すものであり、ワイヤ11の折り曲げ部2
2として、実質的な折り曲げ角度αが45度以上135
度未満である連続的な波型曲線形状を採用したものであ
る。
【0071】図10は前記ワイヤ11の折り曲げ部12
の別の変形例を示すものであり、ワイヤ11の折り曲げ
部22Aとして、実質的な折り曲げ角度αが45度以上
135度未満である湾曲形状を採用したものである。
【0072】更に、図11は前記ワイヤ11の折り曲げ
部12のさらに別の変形例を示すものであり、ワイヤ1
1の折り曲げ部22Bとして、実質的な折り曲げ角度α
が45度以上135度未満である鋸歯形状を採用したも
のである。
【0073】このような図9、図10、図11示す折り
曲げ部22、折り曲げ部22A、折り曲げ部22Bを備
えた各ワイヤ11においても、上述した場合と同様な効
果が得られる。
【0074】前記実施の形態では第1電極10に溶接さ
れたワイヤ11の場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、第2電極20に溶接されたワイヤについても
同様の効果が得られる。
【0075】更に、前記実施の形態では、ワイヤ11の
折り曲げ部12が1箇所の場合について述べたが、本発
明はこれに限らず少なくとも一箇所、即ち二箇所以上の
折り曲げ部を形成した構造でも良い。
【0076】更に、前記実施の形態では、厚さ0.08
mm、折り曲げ段差1.0mmのワイヤ11の場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、ワイヤの厚さ及
び折り曲げ段差を問わず、折り曲げ角度が実質的に45
度以上135度未満であれば採用可能である。
【0077】更に、前記実施の形態では、ワイヤの折り
曲げ部がクランク形状、波型形状、湾曲形状の場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、ワイヤの熱膨張
による伸びをワイヤの溶接された電極の変位を抑制する
ように吸収できる折り曲げ構造であればその形状は問わ
ない。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電子
銃の電極に連結された管外から電圧を供給する通電材が
陰極に内装されたヒータによって加熱され熱膨張して
も、簡略な構造の折曲緩衝部によって、各電極間隔、特
に第1電極、第2電極の間隔を変化させることが無く、
加熱による陰極電流の変動が少なく色変化のない良好な
画像を表示し得るカラー陰極線管を提供することができ
る。
【0079】また、本発明によれば、前記通電材が熱膨
張した場合でも、他の部材(他の通電材等)との短絡を
防止できるカラー陰極線管を提供することができる。
【0080】また、本発明によれば、通電材の熱膨張時
に電子銃における電極を押す方向の力を折曲緩衝部の適
切な折り曲げ角度設定により弱め、電極間隔の変化を無
くし、陰極電流の変動を抑制して、色変化のない良好な
画像を表示し得るカラー陰極線管を提供できる。
【0081】さらに本発明によれば、連続波形曲線形
状、鋸歯形状又は湾曲形状の折曲緩衝部を備えた通電材
を採用して、電極間隔の変化を無くし、陰極電流の変動
を抑制して、色変化のない良好な画像を表示し得るカラ
ー陰極線管を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のカラー陰極線管の概略断
面図である。
【図2】本実施の形態のカラー陰極線管のネック部、電
子銃の部分拡大図である。
【図3】本実施の形態のカラー陰極線管の電子銃におけ
るワイヤの一例をし示す部分拡大図である。
【図4】本実施の形態のカラー陰極線管の電子銃におけ
る折り曲げ部を備えたワイヤを示す部分拡大図である。
【図5】本実施の形態におけるステムピン、折り曲げ部
を備えたワイヤ及び第1電極を示す部分拡大平面図であ
る。
【図6】本実施の形態における折り曲げ部を備えたワイ
ヤの熱膨張変化を示す説明図である。
【図7】本実施の形態におけるステムピン、熱膨張変形
時の折り曲げ部を備えたワイヤ及び第1電極を示す部分
拡大平面図である。
【図8】本実施の形態におけるワイヤの折り曲げ部の種
々の折り曲げ角度と熱膨張力との関係を示す説明図であ
る。
【図9】本実施の形態における波型曲線形状の折り曲げ
部を備えたワイヤ及び第1電極を示す平面図である。
【図10】本実施の形態における湾曲形状の折り曲げ部
を備えたワイヤを示す平面図である。
【図11】本実施の形態における鋸歯形状の折り曲げ部
を備えたワイヤを示す平面図である。
【符号の説明】
1 電子銃 2 パネル 3 ファンネル部 10 第1電極 11 ワイヤ 12 折り曲げ部 20 第2電極 100 ステムピン 300 ネック部 α 折曲げ角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 裕之 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番地2号 株 式会社東芝深谷工場内 Fターム(参考) 5C041 AA08 AB13

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体スクリーンを内装したパネル、こ
    のパネルに連結したファンネル部及びネック部からなる
    外囲器と、 前記ファンネル部の端部のネック部内に封入されたヒー
    タにより加熱される3個の陰極と、前記陰極とともに電
    子ビーム発生部を形成する前記3個の陰極に対応する開
    口を有する複数の陰極を備え、更に発生した電子ビーム
    を前記蛍光体スクリーン上に集束する主レンズ部を形成
    する複数の列設配置した電極とを備え、これらの電極を
    絶縁支持体によって固定、支持した電子銃と、 前記ネック部に溶着した円形部を持ち、前記電子銃を保
    持するとともに電子銃の各電極と管外との電気的導通を
    取るステムピンを前記円形部に埋め込んだステム部と、 前記ステムピンと前記電子銃における少なくとも一つの
    電極とに両端が連結されてこれらの間の電気的導通を取
    る通電材と、 を有するカラー陰極線管において、 前記通電材は、前記ヒータの発熱に伴う熱膨張力を緩衝
    する折曲緩衝部を有することを特徴とするカラー陰極線
    管。
  2. 【請求項2】 前記通電材は、前記ステムピンと、前記
    電子銃における最も陰極に近い側の電極とに連結されて
    いることを特徴する請求項1記載のカラー陰極線管。
  3. 【請求項3】 前記通電材は、前記ステムピンと、前記
    電子銃における最も陰極に近い側の電極及びこの電極の
    隣りの電極に各々連結されていることを特徴する請求項
    1記載のカラー陰極線管。
  4. 【請求項4】 前記通電材の折曲緩衝部は、ネック部の
    管内壁から遠ざかる方向に折り曲げられていることを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のカラー陰極
    線管。
  5. 【請求項5】 前記通電材の折曲緩衝部は、前記ネック
    部の管軸方向に対して折り曲げ角度45度以上135度
    未満の少なくとも一つの折り曲げ部を有するクランク形
    状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載のカラー陰極線管。
  6. 【請求項6】 前記通電材の折曲緩衝部は、前記ネック
    部の管軸方向に対して折り曲げ角度45度以上135度
    未満の部分を有する連続波形曲線状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカラ
    ー陰極線管。
  7. 【請求項7】 前記通電材の折曲緩衝部は、前記ネック
    部の管軸方向に対して折り曲げ角度45度以上135度
    未満の部分を有する鋸歯形状に形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカラー陰極
    線管。
  8. 【請求項8】 前記通電材の折曲緩衝部は、前記ネック
    部の管軸方向に対して折り曲げ角度45度以上135度
    未満の部分を有する湾曲形状に形成されていることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のカラー陰極
    線管。
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