JP2001307282A - 駐車場の選定方法、選定装置および管理装置 - Google Patents

駐車場の選定方法、選定装置および管理装置

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JP2001307282A
JP2001307282A JP2000125860A JP2000125860A JP2001307282A JP 2001307282 A JP2001307282 A JP 2001307282A JP 2000125860 A JP2000125860 A JP 2000125860A JP 2000125860 A JP2000125860 A JP 2000125860A JP 2001307282 A JP2001307282 A JP 2001307282A
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parking
parking lot
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lot
vehicle
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Takuya Hirakuri
拓也 平栗
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IIP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散して配置された複数の駐車場に順次車両
を駐車して複数の目的地それぞれへ商品搬入等を行う際
における最適な駐車順を選定できない。 【解決手段】 駐車スペース2a〜14dを有する駐車
場2〜14に駐車して駐車スペース2a〜14dから目
的地21〜29までを往復することを、2以上の駐車場
2〜14について順次行う際に用いる選定装置30であ
る。駐車場にそれぞれ設けられた駐車スペース管理手段
31と、駐車場予約申込み手段32と、駐車場予約申込
み手段32から使用予約申込みが入力された後に、駐車
スペース2c、5a、8a、11a、12aおよび14
aへの駐車順を決定し、これらの駐車スペースに設けら
れた駐車スペース管理手段31それぞれへ使用予約申込
みに基づく使用条件を出力する駐車場決定手段33とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場の選定方
法、選定装置および管理装置に関する。より具体的に
は、本発明は、一定の地域内に分散して存在する公共
的、準公共的または私的な駐車場の選定方法、選定装置
および管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、都市部における繁華街や商業地
域等といった一定の地域の公道では、付近の交通渋滞を
もたらすとともに交通事故の発生のおそれもあることか
ら、極めて厳しい駐車禁止処置がとられている。このた
め、例えば商品の搬入、搬出または営業等の業務目的で
この地域内を車両で移動して複数の納入先等の目的地へ
向かう必要がある者には、この地域内に多数分散して存
在する公共的、準公共的または私的な駐車場のうちで複
数の目的地それぞれに近い駐車場に車両を順次駐車させ
る必要がある。このため、通常、この地域の商店会やそ
の連合会、自治体さらには駐車場業共同組合等が、自ら
が保有する駐車場をこの利用者に対して提供することに
より、便宜を図っている。
【0003】ところで、これらの地域には、利用者の車
両を一括して駐車させることができるような大規模な駐
車場は存在せず、数台から数十台程度の駐車スペースを
有する小規模な駐車場が多数分散して存在することが多
い。このため、利用者に提供される複数の駐車場は、い
ずれも、利用時に空いている駐車スペースを有する駐車
場のうちから適宜選定される。このため、これらの駐車
場は、駐車場および目的地間の往復移動距離の総和や、
最初の駐車場に駐車した時から最後の駐車場を出庫する
までの間の累積時間、さらには、複数の各駐車場それぞ
れ間の車両走行距離等は一切勘案されずに、選定されて
しまう。
【0004】このため、選定された駐車場が目的地から
至近の距離にない場合には、選定された駐車場と目的地
との間を搬送する荷物等を例えば手押し台車に搭載して
運搬する必要が生じ、目的地と選定された駐車場との間
の距離が大きい場合には、手押し台車等による運搬の際
の利用者の手間や時間等が増加してしまう。また、最初
の駐車場に駐車した時から最後の駐車場を出庫するまで
の間の累積時間が長くなると、商品の搬送に相当な時間
を要することになってしまう。さらに、複数の各駐車場
それぞれ間の車両走行距離が増加すると、交通渋滞に巻
き込まれて、商品の搬送が遅延するおそれが高くなる。
このため、最終的には利用者による公道への違法駐車を
防ぐことができなくなってしまうおそれもある。
【0005】このように、分散して配置された複数の駐
車場に順次車両を駐車して、複数の目的地それぞれへ商
品搬入等を行う際に最適な駐車順を選定することは、単
に利用者の便宜を図るためだけでなく、複数の駐車場を
効率的に運営するとともに違法駐車を根絶するために
も、極めて重要である。
【0006】近年、このような一定の地域内に分散して
配置された駐車場への駐車を容易に行うための提案がな
されるようになってきた。例えば、特開平10−208
197号公報には、車載端末装置を用いて駐車前に予め
使用予約可能な駐車スペースを有する駐車場の使用予約
を行うとともに、この駐車スペースに、進入防止手段を
設けて予約車以外の車両の駐車を禁止するとともに、駐
車料金支払い前の退出を防止する退出防止手段を設けて
駐車料金の確実な徴収を可能にした駐車場予約装置が開
示されている。
【0007】また、特開平10−122886号公報に
は、衛星航法システム(GPS)を用いて、利用者が運
転する車両の現在位置に最も近い駐車場を選定し、選定
した駐車場まで案内することにより、最適な駐車場への
駐車を可能とするとともに分散配置された複数の駐車場
全体の利用効率を高める装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの装置
は、いずれも、最適な駐車場を一つだけ選定するための
発明であり、分散して配置された複数の駐車場に順次車
両を駐車して複数の目的地それぞれへ商品搬入等を行う
際における最適な駐車順を選定することは全く意図して
いない。
【0009】すなわち、特開平10−208197号公
報により開示された駐車場予約装置は、ある地域内に分
散して配置された複数の駐車場も確かに適用対象とはす
るものの、各駐車場からの空車・満車情報に基づいて利
用者が任意で駐車場を選定するため、この駐車場予約装
置に基づいても、複数の駐車場から利用者および駐車場
の提供者の双方にとって最適な駐車順を選定することは
できない。
【0010】また、特開平10−122886号公報に
より開示された装置によれば、利用者の現在位置に最も
近い駐車場を一つ選定することは確かに可能であるもの
の、やはり、複数の駐車場から利用者および駐車場の提
供者の双方にとって最適な駐車順を選定することはでき
ない。
【0011】本発明の目的は、例えば商店街や商業都市
等の商業施設が密集する地域内に分散して配置された複
数の駐車場に順次、納品搬送車両や営業車両等の業務車
両を駐車して複数の目的地それぞれへ商品搬入等を行う
際における最適な駐車順を選定することができる駐車場
の選定方法、選定装置および管理装置を提供することで
あり、これにより、違法駐車自体の削減、駐車時間の短
縮さらには駐車場の効率的な運営をいずれも実現するこ
とである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、1または2以
上の使用予約可能な駐車スペースを有する駐車場に車両
を駐車してこの駐車場から目的地までを1回または2回
以上往復することを、1または2以上の駐車場について
順次行う際に、駐車場の空車・満車情報、目的地の所在
地情報および駐車場の使用予約情報のうちの少なくとも
一つの情報に基づいて、複数の駐車場への駐車順を決定
することを特徴とする駐車場の選定方法である。
【0013】別の観点からは、本発明は、1または2以
上の使用予約可能な駐車スペースを有する駐車場に車両
を駐車してこの駐車場から目的地までを1回または2回
以上往復することを、1または2以上の駐車場について
順次行う際に用いる駐車場の選定装置であって、駐車場
の使用予約申込みを出力する駐車場予約申込み手段と、
駐車場にそれぞれ設けられて、少なくとも、駐車場の空
車・満車情報を出力するとともに、使用予約申込みに対
して所定の条件を満たす場合に与えられる使用条件を具
備しない車両の駐車を禁止する駐車スペース管理手段
と、空車・満車情報が入力されるとともに、駐車場予約
申込み手段から使用予約申込みが入力された後に、複数
の駐車場への駐車順を決定し、駐車順を決定された複数
の駐車場に設けられた駐車スペース管理手段それぞれへ
使用予約申込みに基づく使用許可を出力する駐車場決定
手段とを備えることを特徴とする駐車場の選定装置であ
る。
【0014】この本発明にかかる駐車場の選定装置で
は、 駐車場決定手段が、駐車場予約申込み手段から入力さ
れる目的地の所在地情報に基づいて、駐車順を決定する
こと、 駐車場決定手段が、駐車順を、駐車場および目的地間
の往復移動距離の総和、最初の駐車場に駐車した時から
最後の駐車場を出庫するまでの間の累積時間、および、
複数の各駐車場それぞれ間の車両走行距離の総和のうち
の少なくとも一つに基づいて求められる最適駐車場示唆
点数が最大となるように、決定すること、 駐車場決定手段が、最適駐車場示唆点数を、往復移動
距離の総和、累積時間および車両走行距離それぞれに重
み係数を乗じることによって決定すること、 駐車場予約申込み手段により、予め登録された利用者
識別番号、駐車場の使用開始予定時刻および使用終了予
定時刻、および目的地の所在地情報のうちの少なくとも
一つが、駐車場決定手段へ入力されること、 駐車場決定手段が、決定した駐車順を、駐車場予約申
込み手段へ応答すること、 駐車場決定手段が、駐車順が決定された後に、駐車順
が決定された複数の駐車場それぞれの空車・満車情報記
憶を更新すること、 駐車スペース管理手段が、使用条件を具備した車両の
使用予約時間内における駐車を容認すること、 駐車スペース管理手段が、空車・満車情報記憶に基づ
いて、使用条件を具備しない車両の、使用条件を具備し
た車両の使用予約時間以外の時間内における駐車を容認
すること、 駐車場決定手段が、駐車順を決定した後に駐車場予約
申込み手段から使用予約申込みが再度入力された場合に
は、複数の駐車場への駐車順を再決定し、駐車順を再決
定された複数の駐車場に設けられた駐車スペース管理手
段それぞれへ使用予約申込みに基づく使用条件を出力す
ることが、それぞれ望ましい。
【0015】さらに、別の観点からは、本発明は、上記
の駐車場の選定装置と、この選定装置を構成する駐車ス
ペース管理手段が出力する駐車スペースの利用時間に応
じて課金する課金手段とを備えることを特徴とする駐車
場の管理装置である。
【0016】この本発明にかかる駐車場の管理装置で
は、 駐車スペース管理手段が、車両の入庫時から課金手段
に対する課金が完了した時まで、この車両の退出を防止
する退出防止手段を有すること、 課金手段が、使用終了予定時刻を過ぎた時刻における
課金率を、使用開始予定時刻から使用終了予定時刻まで
の間の時刻における課金率よりも高く設定すること、 課金手段が、使用終了予定時刻を過ぎた時刻における
課金率を、経時的に高くなるように設定すること、 駐車スペース管理手段または駐車場予約申込み手段に
は、使用終了予定時刻を経過したことを知らせる警告手
段が設けられることが、それぞれ望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明に
かかる駐車場の選定方法、選定装置および管理装置の実
施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】図1は、本実施形態の駐車場の選定装置3
0を用いて、駐車場を選定する状況を模式的に示す説明
図である。なお、図1において斜線ハッチングは使用予
約が行われた駐車スペースであることを示し、横線ハッ
チングは使用された駐車スペースであることを示してい
る。
【0019】本実施形態では、商店会、複数の商店会の
連合会、自治体または特定地域の駐車場業共同組合等
が、商業地域内の複数の目的地に物品を納入する搬送車
両利用者、物品を搬出する搬送車両利用者、または営業
等の業務目的車両利用者等に対して、駐車場を提供する
場合を例にとる。
【0020】図1において、この商業地域1には、駐車
場2〜駐車場14が、分散して存在している。駐車場2
には駐車スペース2a〜2cが設けられ、駐車場3には
駐車スペース3a〜3dが設けられ、駐車場4には駐車
スペース4a〜4cが設けられ、駐車場5には駐車スペ
ース5a、5bが設けられ、駐車場6には駐車スペース
6a、6bが設けられ、駐車場7には駐車スペース7a
〜7cが設けられ、駐車場8には駐車スペース8aが設
けられ、駐車場9には駐車スペース9a〜9cが設けら
れ、駐車場10には駐車スペース10a〜10dが設け
られ、駐車場11には駐車スペース11a、11bが設
けられ、駐車場12には駐車スペース12aが設けら
れ、駐車場13には駐車スペース13a〜13cが設け
られ、さらに駐車場14には駐車スペース14a〜14
dが設けられる。
【0021】また、この繁華街1には、利用者100が
商品101の納入等を行う目的地である商品納入先21
〜29が、分散して存在している。なお、本実施形態の
説明では、利用者100が商品101を納入する業者で
ある場合を例にとるが、本発明はこの形態には限定され
ず、例えば利用者100が一般の買い物客等である場合
にも等しく適用される。この場合の目的地21〜29と
しては、買い物客が向かう商店、百貨店等がある。
【0022】この利用者100は、車両102に商品1
01を搭載してこの地域1を走行し、商品納入先21〜
29を順次訪問する。なお、本明細書では、利用者と
は、運転手、運搬人などであって、後述する利用者識別
番号の名義者とは必ずしも一致しない。
【0023】本実施形態の駐車場の選定装置30は、各
駐車スペース2a〜14dにそれぞれ設けられた駐車ス
ペース管理手段31と、駐車場予約申込み手段32と、
駐車場決定手段33とを備える。以下、本実施形態の駐
車場の選定装置30のこれらの構成要素について順次説
明する。
【0024】[駐車スペース管理手段31]図2は、各
駐車スペース2a〜14dにそれぞれ設けられた駐車ス
ペース管理手段31の構成例を示す説明図である。な
お、図1において、駐車スペース管理手段31は、図面
の煩雑化を防ぐために省略してある。また、各駐車スペ
ース2a〜14dには、同一の駐車スペース管理手段3
1が設けられるため、以降の説明では駐車スペース2c
に設けられた駐車スペース管理手段31を例にとる。
【0025】駐車スペース2cには、駐車機40が設け
られている。駐車機40は、車両在席検出装置41と、
駐車スペース2cに設けられた進入防止器具42と、利
用者100から出力される信号を読み取る識別装置43
と、警告表示手段44と、送受信装置45と、制御装置
46と、課金装置47とを有する。
【0026】車両在席検出装置41は、駐車スペース2
cに車両102が駐車しているか否かを検出する装置で
あり、周知慣用の装置が用いられる。車両在席検出装置
41は、車両102が駐車スペース2cに駐車している
間は駐車信号を出力し、駐車していない間には空車信号
を出力する。車両在席検出装置41から出力された駐車
信号または空車信号は、空車・満車情報として、後述す
る送受信装置45を介して駐車場決定手段33に送られ
る。
【0027】進入防止器具42は、予約番号またはID
を持っている者以外の、駐車スペース2cへの車両10
2の進入を防止する装置であり、本実施形態では、進入
防止器具42として、駐車スペース2cの略中央部に旋
回起動自在に設けられた進入防止板を用いた。しかし、
本発明はこの進入防止板42に限定されるものではな
く、車両の進入を防止できるものであれば等しく適用さ
れる。例えば、進入防止遮断機、歩道等の車路に近接し
た場所に設置可能な警告通知装置等であってもよいし、
またこのような機構ではなくて、後述する制御装置46
から出力される駐車スペース2cの使用予約リストを所
有する警備員を巡回させることとしてもよい。また、進
入防止板42は、制御装置46からの出力信号により、
利用予約時間以外の時間帯についての使用予約を受け付
け、この時間帯には、進入防止板42が解除される。こ
れにより、駐車スペース2cの使用効率が高められる。
さらに、進入防止板42は、制御装置46からの出力信
号により、車両102が駐車スペース2cに一旦駐車し
た後は、車両102の入庫時から後述する課金手段47
に対する課金が完了した時まで、動作し続ける。これに
より、この車両102が料金未納のままで退出すること
が防止される。
【0028】識別装置43は、後述する駐車場決定手段
33により使用許可を与えられた使用者100であるか
否かを識別する装置である。本実施形態では、駐車場決
定手段33により出力信号を書き替えられた、いわゆる
ICタグ49を用いるため、識別装置43にはICタグ
判読装置を用いた。しかし、本発明はこの形態には限定
されず、例えば駐車場決定手段33により設定された暗
唱番号を使用者に手動入力させるようにしてもよく、ま
たは、制御装置46から出力される駐車スペース2cの
使用予約リストを所有する警備員に駐車場決定手段33
により発行されたIDカードを提示するようにしてもよ
い。
【0029】警告表示手段44は、例えば使用時間超過
等の非常時に利用者に対して、音声、警告灯、文字等の
方法により警告を表示することにより速やかな退出を促
す機能を有する装置であり、警報、警告ランプ等の周知
慣用の手段が適宜用いられる。警告表示手段44は、使
用者が携帯する駐車場予約申込み手段32にも設けても
よい。
【0030】送受信装置45は、制御装置46からの信
号を受けて、駐車場決定手段33との間で有線または無
線の通信網48を介して信号のやりとりを行うための送
受信装置である。
【0031】制御装置46は、車両在席検出装置41、
進入防止板42、識別装置43、警告表示手段44、送
受信装置45さらには後述する課金装置47等からの情
報を一旦記憶し、必要に応じて、送受信装置45および
通信網48を介して駐車場決定手段33との間で信号の
やりとりを行う。
【0032】課金手段47は、制御装置46が出力する
駐車スペース2cの利用時間に応じて、利用者100に
課金するものであり、周知慣用の課金装置を流用した。
すなわち、課金手段47は、進入防止板42による利用
時間検知機能か、巡回警備員が保有する予約リストと利
用者識別番号とを照合することにより、この利用者毎の
駐車場毎利用時間の実績情報を集計し、予め決定された
料金単価により利用料金を計算する。なお、利用実績が
取得できない場合は、駐車場決定手段33の記憶部に記
憶された開始予定時刻から終了予定時刻までの時間によ
り利用料金を算出し、現金、クレジットカードさらには
預金口座等から自動引落し等により、現金払い、クレジ
ット払い、月末清算等の清算手段によって利用料金を徴
収する。
【0033】この課金手段47は、各利用者100が終
了予定時刻経過時までに確実に退場することを促すため
に、使用終了予定時刻を過ぎた時刻における課金率を、
使用開始予定時刻から使用終了予定時刻までの間の時刻
における課金率よりも高く設定することが望ましい。
【0034】また、この課金手段47は、使用終了予定
時刻を過ぎた時刻における課金率を、経時的に高くなる
ように設定することも望ましい。すなわち、終了予定時
刻を超過して未退場の利用者100に対しては、通常利
用料金よりも高額なペナルティ的利用料金を賦課する。
これにより、使用予定終了時刻を過ぎても駐車スペース
2cを使い続ける利用者100を排除することができ、
駐車場の回転率を高めることができるとともに、計画精
度を高めることができる。
【0035】なお、これらの料金設定は、搬送車両や業
務目的車両が集中する時間、若しくは予約が集中する時
間は特に高くする等、該駐車場毎に適宜設定することが
望ましい。
【0036】このような課金制度とする理由は、以下の
通りである。すなわち、本発明の対象とする駐車場は公
共性が高く、付近の一般駐車場に比べて低料金として商
業者の便を図ることが多い。しかし、低料金ゆえに予定
外の長時間駐車を行う者が多いと利用計画が大幅に狂う
おそれがあり、公共性が損なわれるおそれがある。した
がって、計画精度を維持するには、上記のような時間外
利用に対するペナルティを課して、利用者の経済感覚に
訴える課金制度とすることが望ましい。
【0037】このように、駐車スペース管理手段31
は、少なくとも、この駐車スペース2cの空車・満車情
報を出力するとともに、使用条件を具備しない車両10
0の駐車を禁止する。
【0038】本実施形態の駐車スペース管理手段31
は、以上のように構成される。 [駐車場予約申込み手段32]この駐車場予約申込み手
段32は、例えば、利用者100が目的地21〜29に
到着した際に相手方の担当者が不在のために駐車時間が
予定より延びそうな場合等に、その場で直ちに駐車場の
使用予約を変更することができると便利である。そこ
で、図1に示すように、利用者100が車載または携帯
するか、若しくは利用者100が属する組織の事務所1
03に設置してもよい。しかし、利用者100が予約済
みの駐車スペース2a〜14dへの入場前、駐車時ある
いは退場時等の随時に新たな使用予約を行うことができ
るようにするために、インターネット等の開放型ネット
ワーク50に接続された汎用端末からアクセスできるよ
うにすることが望ましい。そこで、本実施形態では、駐
車場予約申込み手段32として汎用のパソコンを用い
た。
【0039】図3は、駐車場予約申込み手段32による
駐車場予約アプリケーションシステムにおけるユーザイ
ンターフェース機能を示す説明図である。同図に示すよ
うに、この駐車場予約申込み手段32は、一時記憶装置
32aと、利用者IDテーブル32bと、表示装置32
cと、テンキー32dとを有しており、これらはいずれ
も処理装置32eに接続されている。
【0040】処理装置32eからの信号は、通信装置3
2fを介して、後述する駐車場決定手段33に接続され
ている。また.図4〜図7は、いずれも、利用者100
による入力時における表示装置32cの操作画面の一例
を示す説明図である。
【0041】利用者100は、図4に示す目的地入力画
面、図5に示す共同駐車場選択候補画面、図6に示す施
設Aの予約時間帯選択画面、図7に示す施設Aの予約確
定画面にしたがって、予め登録された利用者識別番号で
ある利用者ID(契約会社名義等)、駐車を希望する駐
車場、駐車スペースの使用開始予定時刻および使用終了
予定時刻、および目的地の所在地情報をいずれも入力す
る。これにより、駐車場2〜14における駐車スペース
2a〜14dのうちの複数の駐車場の駐車時間帯および
駐車順を予約することができる。
【0042】また、利用者100の希望により選択する
駐車場の数を指定または上限を設定することができる。
すなわち、交通渋滞のため繁華街の車両の移動が望まし
くない場合や、休憩をする時間を確保する場合に便利で
ある。この場合、指定する駐車場数または上限数は一般
に目的地の数と等しいか、より少ない数とする。指定す
る駐車場数を1とすれば、1箇所に駐車して複数または
一つの目的地に対して荷役作業等を行う場合に相当す
る。
【0043】このように、駐車場予約申込み手段32に
より、駐車スペース2a〜14dのうちの複数の駐車場
の駐車時間帯および駐車順が出力される。 [駐車場決定手段33]本実施形態では、図3に示すよ
うに、駐車場予約申込み手段32から駐車場決定手段3
3へ駐車予約信号が入力された後に、駐車場決定手段3
3によって駐車スペースへの駐車順2c、5a、8a、
11a、12aおよび14aが決定される。この手順を
以下に具体的に説明する。
【0044】まず、駐車場決定手段33は、駐車場予約
申込み手段32により入力された利用者IDを、自身が
有する利用者ID管理テーブル33aに記憶された利用
者IDと照合することにより、利用者100の判別を行
うとともに、この利用者IDに紐付く、利用者100の
氏名、住所等の利用料金請求に必要な利用者属性を読み
出し、利用者ID管理テーブル33aに保有する。
【0045】また、駐車場決定手段33には、駐車場基
礎情報テーブル33bと駐車場利用ステータステーブル
33cとからなる駐車位置選定手段33dが設けられて
いる。この駐車位置選定手段33dは、ある目的地に対
する駐車場の距離を表すテーブルであり、例えば、縦軸
に駐車場位置、横軸に目的地を配置したものである。
【0046】この駐車位置選定手段33dは、利用者
100から指定される1ヶ所以上の目的地21〜29
と、駐車場から目的地21〜29への荷降運搬回数等
を勘案した滞留所要時間T1 と、利用者100から入
力される利用開始予定時刻t1および利用終了予定時刻
2 を受付ける。
【0047】また、駐車場決定手段33は、図5および
図6に例示するように、駐車場2〜14の駐車スペース
2a〜14dそれぞれの利用計画(予約済時間帯、空き
時間帯)を管理しており、利用者100が、予約申込み
手段32による駐車場予約アプリケーションシステムに
おけるユーザインターフェース機能に基づいて、使用予
約を行う際に、希望する駐車スペース2a〜14dの使
用および予約状況を表示する。
【0048】そして、駐車場決定手段33は、駐車場予
約申込み手段32から入力された開始予定時刻t1 およ
び終了予定時刻t2 と、全ての駐車場2〜14の利用予
約情報から構成される利用計画とに基づいて、利用者1
00が入力した複数の駐車スペース2a〜14dについ
ての使用時間が、この使用および予約状況と重複しない
場合に、利用者100により指定された駐車順で、駐車
スペース2c、5a、8a、11a、12aおよび14
aそれぞれの使用予約を受け付ける。
【0049】そして、駐車場決定手段33に設けられた
応答手段(図示しない)は、駐車位置選定手段33dが
選定した駐車スペース2c、5a、8a、11a、12
aおよび14aを有する駐車場2、5、8、11、12
および14を、駐車場予約申込み手段32の表示装置3
2cを介して文字や図的手段による住所表示、電子地図
上への表示、さらには帳票を出力することにより、利用
者100に対して応答する。
【0050】前記の駐車場の選択アルゴリズムは、複数
駐車場を経由する際の移動距離、および駐車場から目的
地までの運搬距離の計算値が最短となる駐車場×目的地
の全組合せについて計算を行う方法である完全列挙法を
用いる。ただし、駐車場の数および目的地の数が多い場
合には、全ての組合せの中から近似アルゴリズム(He
uristic)により、前記計算値が最適近似となる
組合せを導出することもできる。
【0051】なお、駐車場決定手段33に設けられた応
答手段は、このような駐車場を見出すことができなかっ
た場合には、「利用不可」の応答を駐車場予約申込み手
段32の表示装置32cに出力する。
【0052】そして、駐車場決定手段33に設けられた
予約手段は、利用者が駐車場予約申込み手段32を通じ
て選定された駐車スペース2c、5a、8a、11a、
12aおよび14aを有する駐車場2、5、8、11、
12および14の利用予定時間及び利用実績時間を記録
する利用計画情報を更新し、この利用者の利用者IDに
対してこの駐車スペース2c、5a、8a、11a、1
2aおよび14aの利用開始予定時刻から利用終了予定
時刻の間の時間について、利用を許可して予約情報とし
て保存するとともに、駐車順が決定された後にこの駐車
順が決定された複数の駐車スペースそれぞれの空車・満
車情報記憶を更新する。
【0053】そして、駐車場決定手段33は、新たに保
存された予約確認情報を駐車場予約申込み手段32に出
力し、駐車場予約申込み手段32から予約確認票を出力
する。
【0054】また、駐車場決定手段33は、新たに保存
された予約確認情報を駐車スペース管理手段31の制御
装置46に出力する。これにより、駐車スペース管理手
段31は、使用条件を具備した車両100の使用予約時
間内における駐車を容認するとともに、空車・満車情報
記憶に基づいて、使用条件を具備しない車両100’
の、使用条件を具備した車両100の使用予約時間以外
の時間内における駐車を容認する。
【0055】また、駐車場決定手段33は、駐車スペー
ス管理手段31に制御信号を出力し、駐車スペース管理
手段31の駐車装置40を起動させる。これにより、駐
車場進入防止機能が奏せられるが、駐車場決定手段33
は、この動作記録による駐車場利用記録を保持する。
【0056】また、駐車場決定手段33は、利用者ID
毎の駐車場利用記録を基に、予め設定した時間当たりの
料金表より駐車場利用料金を算出する。そして、算出結
果を駐車スペース管理手段31に出力し、課金手段47
による課金を行う。
【0057】なお、駐車場決定手段33は、駐車順を決
定した後に同じ利用者100から使用予約申込み信号が
再度入力された場合には、使用予約信号が入力された場
合には、同様の手順により、複数の駐車スペースへの駐
車順を再度決定する。
【0058】このようにして、本実施形態の駐車場の選
定装置30によれば、1または2以上の使用予約可能な
駐車スペース2a〜14dを有する駐車場2〜14に車
両100を駐車してこの駐車スペース2a〜14dから
目的地2〜14までを1回または2回以上往復すること
を、1または2以上の駐車場2〜14について順次行う
際に、最適な駐車順を簡単に選定することができるとと
もに、駐車場2〜14を一元管理して効率的利用を促す
ことにより、大規模商業都市や商店街等の商業集積地域
における、車両100の違法駐車に起因した交通渋滞や
交通事故等を抜本的に抑制することができる。
【0059】すなわち、近年、繁華街や商業地域等を有
する地方自治体では、商業施設への納品車両集中による
都市交通緩和策として、路上のパーキングメータを業務
用車両専用に利用する駐車管理システムが検討され始め
ているが、この駐車管理システムを実行する情報システ
ムが具体的に検討されていない状況にある。本実施形態
によれば、この駐車管理システムが具体的に提示され、
これにより、大規模商店街等における違法駐車に起因し
た交通混雑が緩和される。
【0060】また、このような繁華街や商業地域等に
は、各店舗等が小規模の来客用駐車場を多数有している
が、これらの空車が目立ち、有効に利用されているとは
いい難い状況にある。本実施形態によれば、このような
小規模の駐車場をも含めて、繁華街や商業地域等の駐車
場を有効に利用することができる。
【0061】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を説明する。なお、以降の説明では、前述した第1
実施形態と相違する部分を説明し、共通する部分につい
ては同一の図中符号を用いることにより重複する説明を
省略する。
【0062】第1実施形態では、利用者100が駐車場
予約申込み手段32を用いて使用する駐車スペース2
c、5a、8a、11a、12aおよび14aを駐車場
決定手段33に入力することにより、駐車スペース2
c、5a、8a、11a、12aおよび14aを選定し
た。しかし、本実施形態では、利用者100が駐車場予
約申込み手段32を用いて、目的地21〜29の所在地
情報と、駐車場の利用申込みとを入力することにより、
駐車場決定手段33が演算を行って、最適な駐車スペー
ス2c、5a、8a、11a、12aおよび14aとそ
の駐車順とを選定するものである。
【0063】すなわち、駐車場決定手段33は、駐車場
予約申込み手段32から駐車予約申込みが入力された後
に、駐車スペース管理手段31から入力される空車・満
車情報と、自身が有する駐車スペースの所在地情報およ
び駐車スペースの使用予約情報とに基づいて、複数の駐
車スペースへの駐車順を決定する。
【0064】この際、駐車スペース決定手段33は、駐
車順を、駐車スペース2a〜14dおよび目的地21〜
29間の往復移動距離の総和L1 、最初の駐車スペース
2bに駐車した時から最後の駐車スペース14bを出庫
するまでの間の累積時間T、および、複数の各駐車場2
〜14それぞれ間の車両走行距離の総和L2 のうちの少
なくとも一つに基づいて求められる最適駐車場示唆点数
Pが最大となるように、決定する。この最適駐車場示唆
点数Pを算定する際、往復移動距離の総和L1、累積時
間Tおよび車両走行距離L2 それぞれに重み係数α、
β、γを乗じることによって、P=αL1 +βT+γL
2 として算定することが例示される。
【0065】この重み係数を適宜設定することにより、
往復移動距離の総和L1 、累積時間Tおよび車両走行距
離の総和L2 の重要度を適宜設定することができる。例
えば、β=γ=0と設定することにより、複数ある目的
地21〜29への距離の総和L1 が最も小さくなる駐車
スペースへの最適な駐車順を選定することも可能であ
る。
【0066】この重み係数の設定は、各目的地21〜2
9までに納入、集荷する際に要する運搬回数や、重量、
難易度、所要時間等を勘案して、駐車場予約申込み手段
32により入力できるようにすることが望ましい。具体
的には、重み係数とは、利用者100が複数の目的地2
1〜29に向かうことに対応している。例えば、往復回
数が多い場合には目的地21〜29にできるだけ近いほ
うがよく、重量物を運搬する場合には軽量物の場合より
も重みを大きく設定する。
【0067】本実施形態により、駐車場2〜14全体の
利用効率を高めながら、多数の駐車場から最適な駐車場
およびその駐車順を、短時間で確実に選定することがで
きる。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
り、例えば商店街や商業都市等の商業施設が密集する地
域内に分散して配置された複数の駐車場に順次、納品搬
送車両や営業車両等の業務車両を駐車して複数の目的地
それぞれへ商品搬入等を行う際における最適な駐車順を
選定することができる。
【0069】したがって、繁華街や商業地域等における
駐車管理システムが具体的に提示され、これにより、大
規模商店街等における違法駐車に起因した交通混雑が緩
和されるとともに、繁華街や商業地域等の駐車場を有効
に利用することができる。
【0070】かかる効果を有する本発明の意義は、極め
て著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の駐車場の選定装置を用いて、駐車場
を選定する状況を模式的に示す説明図である。
【図2】駐車スペースにそれぞれ設けられた駐車スペー
ス管理手段の構成例を示す説明図である。
【図3】駐車場予約申込み手段による駐車場予約アプリ
ケーションシステムにおけるユーザインターフェース機
能を示す説明図である。
【図4】利用者による入力時における表示装置の操作画
面の一例を示す説明図である。
【図5】利用者による入力時における表示装置の操作画
面の一例を示す説明図である。
【図6】利用者による入力時における表示装置の操作画
面の一例を示す説明図である。
【図7】利用者による入力時における表示装置の操作画
面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2〜14 駐車場 2a〜14d 駐車スペース 21〜29 目的地 30 選定装置 31 駐車スペース管理手段 32 駐車場予約申込み手段 33 駐車場決定手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または2以上の使用予約可能な駐車ス
    ペースを有する駐車場に車両を駐車して該駐車場から目
    的地までを1回または2回以上往復することを、1また
    は2以上の前記駐車場について順次行う際に、 前記駐車場の空車・満車情報、前記目的地の所在地情報
    および前記駐車場の使用予約情報のうちの少なくとも一
    つの情報に基づいて、複数の前記駐車場への駐車順を決
    定することを特徴とする駐車場の選定方法。
  2. 【請求項2】 1または2以上の使用予約可能な駐車ス
    ペースを有する駐車場に車両を駐車して該駐車場から目
    的地までを1回または2回以上往復することを、1また
    は2以上の前記駐車場について順次行う際に用いる駐車
    場の選定装置であって、 前記駐車場の使用予約申込みを出力する駐車場予約申込
    み手段と、 前記駐車場にそれぞれ設けられて、少なくとも、該駐車
    場の空車・満車情報を出力するとともに、前記使用予約
    申込みに対して所定の条件を満たす場合に与えられる使
    用条件を具備しない車両の駐車を禁止する駐車スペース
    管理手段と、 前記空車・満車情報が入力されるとともに、前記駐車場
    予約申込み手段から前記使用予約申込みが入力された後
    に、複数の前記駐車場への駐車順を決定し、該駐車順を
    決定された複数の前記駐車場に設けられた前記駐車スペ
    ース管理手段それぞれへ前記使用予約申込みに基づく使
    用許可を出力する駐車場決定手段とを備えることを特徴
    とする駐車場の選定装置。
  3. 【請求項3】 前記駐車場決定手段は、前記駐車場予約
    申込み手段から入力される前記目的地の所在地情報に基
    づいて、前記駐車順を決定することを特徴とする請求項
    2に記載された駐車場の選定装置。
  4. 【請求項4】 前記駐車場決定手段は、前記駐車順を、
    前記駐車場および前記目的地間の往復移動距離の総和、
    最初の前記駐車場に駐車した時から最後の前記駐車場を
    出庫するまでの間の累積時間、および、複数の前記各駐
    車場それぞれ間の車両走行距離の総和のうちの少なくと
    も一つに基づいて求められる最適駐車場示唆点数が最大
    となるように、決定することを特徴とする請求項2また
    は請求項3に記載された駐車場の選定装置。
  5. 【請求項5】 前記駐車場決定手段は、前記最適駐車場
    示唆点数を、前記往復移動距離の総和、前記累積時間お
    よび前記車両走行距離それぞれに重み係数を乗じること
    によって決定することを特徴とする請求項4に記載され
    た駐車場の選定装置。
  6. 【請求項6】 前記駐車場予約申込み手段により、予め
    登録された利用者識別番号、駐車場の使用開始予定時刻
    および使用終了予定時刻、および前記目的地の所在地情
    報のうちの少なくとも一つが、前記駐車場決定手段へ入
    力されることを特徴とする請求項2から請求項5までの
    いずれか1項に記載された駐車場の選定装置。
  7. 【請求項7】 前記駐車場決定手段は、決定した前記駐
    車順を、前記駐車場予約申込み手段へ応答することを特
    徴とする請求項2から請求項6までのいずれか1項に記
    載された駐車場の選定装置。
  8. 【請求項8】 前記駐車場決定手段は、前記駐車順が決
    定された後に、該駐車順が決定された複数の前記駐車場
    それぞれの空車・満車情報記憶を更新することを特徴と
    する請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載さ
    れた駐車場の選定装置。
  9. 【請求項9】 前記駐車スペース管理手段は、前記使用
    条件を具備した車両の使用予約時間内における駐車を容
    認することを特徴とする請求項2から請求項8までのい
    ずれか1項に記載された駐車場の選定装置。
  10. 【請求項10】 前記駐車スペース管理手段は、前記空
    車・満車情報記憶に基づいて、前記使用条件を具備しな
    い車両の、前記使用条件を具備した車両の使用予約時間
    以外の時間内における駐車を容認することを特徴とする
    請求項2から請求項9までのいずれか1項に記載された
    駐車場の選定装置。
  11. 【請求項11】 前記駐車場決定手段は、前記駐車順を
    決定した後に前記駐車場予約申込み手段から使用予約申
    込みが再度入力された場合には、複数の前記駐車場への
    駐車順を再決定し、該駐車順を再決定された複数の前記
    駐車場に設けられた前記駐車スペース管理手段それぞれ
    へ前記使用予約申込みに基づく前記使用条件を出力する
    ことを特徴とする請求項2から請求項10までのいずれ
    か1項に記載された駐車場の選定装置。
  12. 【請求項12】 請求項2から請求項11までのいずれ
    か1項に記載された駐車場の選定装置と、該選定装置を
    構成する前記駐車スペース管理手段が出力する駐車スペ
    ースの利用時間に応じて課金する課金手段とを備えるこ
    とを特徴とする駐車場の管理装置。
  13. 【請求項13】 前記駐車スペース管理手段は、前記車
    両の入庫時から前記課金手段に対する課金が完了した時
    まで、該車両の退出を防止する退出防止手段を有するこ
    とを特徴とする請求項12に記載された駐車場の管理装
    置。
  14. 【請求項14】 前記課金手段は、前記使用終了予定時
    刻を過ぎた時刻における課金率を、前記使用開始予定時
    刻から前記使用終了予定時刻までの間の時刻における課
    金率よりも高く設定することを特徴とする請求項12ま
    たは請求項13に記載された駐車場の管理装置。
  15. 【請求項15】 前記課金手段は、前記使用終了予定時
    刻を過ぎた時刻における課金率を、経時的に高くなるよ
    うに設定することを特徴とする請求項12から請求項1
    4までのいずれか1項に記載された駐車場の管理装置。
  16. 【請求項16】 前記駐車スペース管理手段または駐車
    場予約申込み手段には、前記使用終了予定時刻を経過し
    たことを知らせる警告手段が設けられることを特徴とす
    る請求項12から請求項15までのいずれか1項に記載
    された駐車場の管理装置。
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