JP2001306195A - 省電力モード制御装置 - Google Patents

省電力モード制御装置

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JP2001306195A JP2000120493A JP2000120493A JP2001306195A JP 2001306195 A JP2001306195 A JP 2001306195A JP 2000120493 A JP2000120493 A JP 2000120493A JP 2000120493 A JP2000120493 A JP 2000120493A JP 2001306195 A JP2001306195 A JP 2001306195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一電源に接続された複数のマシーンの総消
費電力を管理し、この総消費電力が該電源の容量を超え
ないように、各マシーンの消費電力を制御することが可
能な省電力モード制御装置を提供することにある。 【解決手段】 節電モード機能を備えたマシーンの動作
モードの切り替えの制御を行う省電力モード制御装置に
おいて、同一電源に接続される複数の前記マシーンの動
作モード毎の消費電力、各マシーンの優先順位、各マシ
ーンの現在の動作モード及び前記電源の容量を記憶する
ための記憶装置、及びネットワークに接続され、前記記
憶装置に記憶すべきマシーンの動作モード情報をネット
ワーク上から受信し、該動作モード情報を前記記憶装置
に記憶させると共に、前記記憶装置に記憶された情報に
基づいて、前記複数のマシーンの総消費電力が電源の容
量を越えないように、マシーンの動作モードの切り替え
制御を行う主制御装置、を備えていることを特徴とする
省電力モード制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省電力モード制御
装置に関するものであり、より詳細には、同一電源に接
続された節電モード機能を有する複数のマシーンに接続
され、総消費電力が電源の容量を越えないように、各マ
シーンの動作モードの切り替え制御を行う省電力モード
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年において、パーソナルコンピュー
タ、ファクシミリ、複写機などの各種マシーンは、個別
に節電機能を備えており、一定時間が経過すると、通常
の使用モードから節電モードに移行するように設計され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
各種マシーンが有する節電機能は、一つの電源に複数の
マシーンを接続して使用する場合、その総消費電力を制
御する機能を有していないという点で、その改善が求め
られている。即ち、各種マシーンに設けられている節電
機能は、一つの電源に複数のマシーンが接続されていた
としても、それぞれが独立して動作するに過ぎないた
め、これらの複数のマシーンが同時に作動することによ
り、その電源の容量を超えてしまい、ブレーカーが落ち
てしまうというトラブルを回避し得ないという問題があ
る。特にパーソナルコンピュータなどで作業を行ってい
た場合には、それまでの作業が失われてしまうため、こ
のようなトラブルを有効に防止する手段が強く求められ
ている。
【0004】従って本発明の目的は、同一電源に接続さ
れた複数のマシーンの総消費電力を管理し、この総消費
電力が該電源の容量を超えないように、各マシーンの消
費電力を制御することが可能な省電力モード制御装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、節電モ
ード機能を備えたマシーンの動作モードの切り替えの制
御を行う省電力モード制御装置において、同一電源に接
続される複数の前記マシーンの動作モード毎の消費電
力、各マシーンの優先順位、各マシーンの現在の動作モ
ード及び前記電源の容量を記憶するための記憶装置、及
びネットワークに接続され、前記記憶装置に記憶すべき
マシーンの動作モード情報をネットワーク上から受信
し、該動作モード情報を前記記憶装置に記憶させると共
に、前記記憶装置に記憶された情報に基づいて、前記複
数のマシーンの総消費電力が電源の容量を越えないよう
に、マシーンの動作モードの切り替え制御を行う主制御
装置、を備えていることを特徴とする省電力モード制御
装置が提供される。本発明によればまた、節電モード機
能を備えた複数のマシーンを同一電源に接続し、各マシ
ーンのそれぞれに、記憶装置と主制御装置とから成る省
電力モード制御装置を取りつけ、前記省電力モード制御
装置同士をネットワークで接続し、各省電力モード制御
装置の記憶装置のそれぞれに、全てのマシーンの動作モ
ード毎の消費電力、各マシーンの優先順位及び前記電源
の容量を記憶させ、各マシーンの現在の動作モード情報
を、各マシーンに取りつけられた省電力モード制御装置
の主制御装置を介しての送信により、全ての省電力モー
ド制御装置の記憶装置に記憶させ、前記記憶装置に記憶
された情報に基づいて、前記複数のマシーンの総消費電
力が電源の容量を越えないように、各省電力モード制御
装置の主制御装置により各マシーンの動作モードの切り
替え制御を行うことを特徴とする省電力モード制御シス
テムが提供される。本発明によれば、更に、節電モード
機能を備えた複数のマシーンを同一電源に接続し、記憶
装置と主制御装置とから成る省電力モード制御装置を、
ネットワークを介して各マシーンに接続し、全てのマシ
ーンの動作モード毎の消費電力、各マシーンの優先順位
及び前記電源の容量を、前記記憶装置に記憶させ、各マ
シーンの現在の動作モード情報を、ネットワークを通じ
て前記主制御装置を介して前記記憶装置に記憶させ、前
記記憶装置に記憶された情報に基づいて、前記複数のマ
シーンの総消費電力が電源の容量を越えないように、前
記主制御装置により各マシーンの動作モードの切り替え
制御を行うことを特徴とする省電力モード制御システム
が提供される。
【0006】即ち、本発明の省電力モード制御装置にお
いては、記憶装置及び主制御装置を備えており、同一電
源に接続された複数のマシーンについて優先順位が設定
されている。この優先順位、各マシーンの動作モード
(通常使用モード及び節電モード)毎の消費電力、各マ
シーンの現在の動作モード及び該電源の容量に関する情
報が記憶装置に記憶されており、これらの情報に基づい
て、主制御装置により、同一電源に接続された複数のマ
シーンの総消費電力が該電源の容量を超えないようにマ
シーンの動作モードの切り替えがコントロールされる。
また、このような制御装置では、マシーンの動作モード
の切り替え情報は、常に、ネットワークを介しての送信
乃至受信により、前記の記憶装置に取り込み更新するこ
とができる。従って、前述した主制御装置によって、常
に、複数のマシーンの総消費電力が電源の容量を超えな
いように、マシーンの動作モードの切り替え制御を行う
ことが可能となるものである。
【0007】
【発明の実施の態様】本発明を、以下、添付図面に示す
具体例に基づいて説明する。本発明の省電力モード制御
装置を用いてのマシーンの動作モードの切り替え制御の
一例を示す図1において、この例では、最大15Aの容
量を有する電源に、3つのマシーン(第1のマシーン
1、第2のマシーン及び第3のマシーン3)が接続され
ている。各マシーンには、それぞれ、本発明の制御装置
11,12及び13が接続されており、これらの制御装
置は、ネットワークで互いに結ばれている。
【0008】先ず、上記マシーン1〜3には、優先順位
が設定されており、図1の例において、第1のマシーン
の優先順位は1、第2のマシーン2の優先順位は2、第
3のマシーン3の優先順位は3に設定されている。この
優先順位は、ユーザーが固定して指定してもよいし、各
マシーンの動作状況に応じて変動するようなものとして
もよい。例えば、ファクシミリのようなマシーンの場合
には、稼動している状態では最優先順位とし、非稼動状
態では、その優先順位を最も低くすることができる。ま
た、各マシーン1〜3は、節電モード機能を有してお
り、節電モード(節電量やパフォーマンスなどで数種類
のモードが設定されていてもよい)と通常モードとの切
り替えが行われるようになっている。例えば、一定期
間、ユーザからのアクセスがない場合には、自動的に節
電モードに移行するようになっている。更に図1から明
らかな様に、各マシーン1〜3の動作モード及び消費電
力は次のようになっている。 マシーン1(優先順位1):通常モード 6A(最大使
用電力6A) 節電モード 0.4A マシーン2(優先順位2):通常モード 6A(最大使
用電力8A) 節電Aモード 0.5A 節電Bモード 2A マシーン3(優先順位3):通常モード 6A(最大使
用電力8A) 節電モード 0.1A 以上の情報、即ち、電源の最大容量(15A)、各マシ
ーン1〜3の動作モード並びに動作モードでの消費電力
に関する情報は、各マシーンに接続されている本発明の
制御装置の記憶装置に保存されている。
【0009】以上の情報から明らかな通り、マシーン1
〜3の何れもが通常モードで動作したとき、総消費電力
は少なくとも18Aとなってしまい、電源の最大容量1
5Aを超えてしまう。従って、本発明の制御装置11〜
13により、各マシーン1〜3の動作モードの切り替え
制御を行うことが必要となるわけである。
【00010】即ち、上述した制御装置11〜13によ
り、各マシーンの優先順位の低いものから節電モードに
移行させる。例えば、図1の例では、優先順位が3のマ
シーン3を、制御装置13によって節電モード(消費電
力0.1A)に移行させる。このような制御により、マ
シーン1〜3の総消費電力を12.1A以下に調整する
ことができ、総消費電力が電源の最大容量(15A)を
超えてブレーカーが落ちるというトラブルを有効に防止
することが可能となるものである。また、制御装置13
によるマシーン3の動作モードの変更は、この制御装置
13に保存されると共に、ネットワークを通じて他の制
御装置11及び12に送信され、その情報は、これらの
制御装置11及び12にも保存される。即ち、各マシー
ン1〜3の現在の動作モードは、常に各制御装置11〜
13に保存されており、これらの情報に基づいて、各マ
シーンの動作モードの切り替え制御が行われる。
【0011】上述した動作モードの切り替え制御を行う
ための各制御装置11〜13の構造を示す図2におい
て、全体として20で示すこの制御装置は、主制御装置
21及び記憶装置22を備えており、更にネットワーク
に接続されたトランシーバー(情報送受信装置)23を
有している。即ち、ネットワークを通じて、各マシーン
に設けられている制御装置20(上述した各制御装置1
1〜13に相当)は互いに接続されている。尚、図2に
おいて、30は、この制御装置20が接続されたマシー
ン本体(図1のマシーン1〜3に相当するものであり、
例えばパーソナルコンピュータ、ファクシミリ、複写機
など)を示す。
【0012】図2に示されている様に、主制御装置21
は、マシーン本体30に対して、現在の動作モード(必
要により、該モードでの消費電力)の送信命令を発し、
更にユーザ操作による動作モード変更の可否、及び動作
モードの変更命令を発するようになっている。また、マ
シーン本体30は、主制御装置21に対して、現在の動
作モード(及び必要により、該動作モードでの消費電
力)、ユーザ操作による動作モード変更の問い合わせ、
動作モード変更の可否などを主制御装置21に発する。
【0013】更に、主制御装置21は、トランシーバ2
3を介して、ネットワーク上に所定の情報を送信し且つ
所定の情報をネットワークから受信する。即ち、主制御
装置21からは、マシーン本体30の現在の動作モード
(及び必要により該動作モードでの消費電力)、並びに
マシーン本体30の優先順位が、トランシーバー23及
びネットワークを通じて他のマシーンに接続されている
制御装置に定期的に発せられ、且つこのようなマシーン
情報を、同一電源に接続されている他のマシーンに設け
られている全ての制御装置(以下、単に他の制御装置と
呼ぶことがある)から、ネットワーク及びトランシーバ
23を通じて定期的に受信する。
【0014】記憶装置22は、マシーン本体30の動作
モード、動作モード毎の消費電力、優先順位及び現在の
動作モードと共に、同一電源に接続されている他のマシ
ーンに関する情報、即ち他のマシーンの動作モード、動
作モード毎の消費電力及び現在の動作モードを記憶して
いるものであり、これらの情報に基づいて、主制御装置
21によるマシーン本体30の動作モードの変更制御が
行われる。即ち、マシーン本体30及び他のマシーンに
設けられている他の制御装置から主制御装置21に送信
された前記マシーン情報は、記憶装置22に保存され
る。この場合、同一電源に接続されている全てのマシー
ンの基本情報(動作モード、動作モード毎の消費電力、
優先順位)を予め記憶装置22に記憶させておけば、マ
シーン本体30や他の制御装置から主制御装置21に送
信するマシーン情報の内、消費電力や優先順位の情報の
送信を省略することもできる。即ち、各マシーンの現在
の動作モードのみの情報を主制御装置21に送信し、記
憶装置22に記憶された情報を更新させることができ
る。例えば、各マシーンの動作モード毎に優先順位を変
更する場合には、このような動作モード毎の優先順位の
全ての組み合わせを予め記憶させておけば、このような
優先順位に関する情報の送受信を省略することができる
わけである。
【0015】上述した記憶装置22に記憶されている全
てのマシーンに関する情報に基づいて、同一電源に接続
されている複数のマシーンの総消費電力が電源の容量を
超えないように、マシーン本体の動作モードの制御を行
うために、主制御装置21は、次の機能を備えている。
【0016】即ち、主制御装置21は、ユーザからのマ
シーン本体30へのアクセスなどによりマシーン本体3
0から発せられる動作モード変更の問い合わせに応じ
て、巡回トークン的なモード変更許可要求権を獲得す
る。このモード変更許可要求権に基づいてモード変更許
可要求を発し、モード変更可否を判断し、その結果に応
じて、モード変更依頼を、トランシーバー23及びネッ
トワークを通じて他のマシーンに設けられている他の制
御装置に発し、且つ他の制御装置からのモード変更依頼
応答を受ける。このようなモード変更可否及びモード変
更依頼応答にしたがって、マシーン本体30の動作モー
ドの切り替えが制御されるわけである。従って、当然の
ことながら、この主制御装置21は、他の制御装置から
のモード変更依頼を受け、且つ他の制御装置にモード変
更依頼応答を発する機能をも備えている。このような主
制御装置21による動作モード切り替え制御の流れを図
3及び図4のフローチャートに示した。
【0017】先ずユーザからのマシーン本体30へのア
クセスにより、動作モード変更の問い合わせを主制御装
置21が受けたときの主制御装置21による制御の流れ
は、図3に示すようなものとなる。即ち、主制御装置2
1は、モード変更許可要求権を獲得し、モード変更許可
要求を発し、モード変更可否の判断を行う。モード変更
可否は、変更後のマシーン本体30の動作モード、その
動作モードでの消費電力、他のマシーンの現在の動作モ
ード及び各マシーンの優先順位(これらの情報は記憶装
置22に記憶されている)に基づいて、総消費電力が電
源の容量を超えないように行われる。
【0018】このモード変更可否により、無条件でマシ
ーン本体30の動作モードの変更が可能な場合には、マ
シーン本体30に動作モードの変更可を伝え、マシーン
本体30の動作モードの変更(例えば節電モードから通
常使用モードへの切り替え)が行われる。さらに、モー
ドの変更後、モード変更許可権を放出する前に、各マシ
ーンに対して、変更後の自マシーン30の状態を送信す
る。
【0019】また、各マシーンの優先順位を考慮しても
動作モードの変更ができない場合には、マシーン本体3
0に動作モードの変更不可を伝え、マシーン本体30の
動作モードの変更は行われない。
【0020】更に、条件付で動作モードの変更が可能な
場合、即ち、優先順位に基づいて他のマシーンの動作モ
ードを変更することによりマシーン本体30の動作モー
ドを変更し得る場合には、動作モードを変更すべき他の
マシーンに設けられている制御装置にモード変更依頼を
発する。この場合、他のマシーンの節電モードが複数段
に設定されているような場合には、モード変更依頼に
は、変更後の動作モードが含まれる。主制御装置21
は、このようなモード変更依頼に対する応答を上記他の
マシーンの制御装置から受け、この応答が可の場合に
は、マシーン本体30にモード変更可を伝え、マシーン
本体30の動作モードの変更を行い、この応答が不可の
場合には、マシーン本体30にモード変更不可を伝え、
マシーン本体30の動作モードの変更は行われない。
【0021】以上のようなモード変更可否が終了した後
には、主制御装置21はモード変更許可要求権を放出す
る。また、モード変更可否にしたがってマシーン本体3
0の動作モードが変更した場合には、変更後の動作モー
ドを他の全てのマシーンの制御装置に送信する。
【0022】一方、主制御装置21が、他のマシーンの
制御装置からのモード変更依頼を受けたときは、図4の
フローチャートに従って制御が行われる。即ち、主制御
装置21がモード変更依頼を受けると、マシーン本体3
0にモード変更命令を発する。次いで、マシーン本体3
0からのモード変更命令に対する応答、即ち、モード変
更可否をマシーン本体30から受け、この応答に従っ
て、モード変更依頼を発した他のマシーンの制御装置に
対してモード変更依頼応答を行う。この場合、モード変
更依頼にしたがってマシーン本体30の動作モードを変
更した場合には、モード変更依頼応答には、マシーン本
体30の変更後の動作モード(必要によりそのモードで
の消費電力)を含める。また、モード変更依頼によるマ
シーン本体30へのモード変更命令を強制的なものとす
ることもできる。
【0023】ユーザからのマシーン本体30或いは他の
マシーンへのアクセスにより動作モードの変更の問い合
わせがあったときには、以上のようにして主制御装置に
よる制御或いはモード変更依頼応答がなされ、これによ
り、同一電源に接続された複数のマシーンの総消費電力
が該電源の容量を超えないように、各マシーンの動作切
り替え制御が行われる。尚、例えばマシーン本体30に
ユーザからのアクセスがなく、一定時間が経過したとき
には、上述した制御装置による動作モードの切り替え制
御を行うことなしに、自動的にマシーン本体30の通常
使用モードから節電モードへの切り替えが行われる。こ
の場合、主制御装置21には、マシーン本体30から変
更後の動作モード(即ち、現在の動作モード)が伝えら
れ、この情報は、記憶装置22に送信されてデータの更
新が行われると共に、トランシーバ23及びネットワー
クを通じて他のマシーンの制御装置にも伝えられ、他の
制御装置の記憶装置のデータの更新も行われる。
【0024】上述した図1乃至図4に示した例では、同
一電源に接続された複数のマシーンのそれぞれに本発明
の制御装置を取り付けて各マシーンの動作モードの切り
替え制御が行われるが、1個の制御装置のみを用いて各
マシーンの動作切り替え制御を行うことも勿論可能であ
る。このような例を図5に示した。
【0025】即ち、図5において、同一電源に、節電モ
ード機能を備えた複数のマシーン1〜3が接続されてお
り、これらのマシーン1〜3には、ネットワークを介し
て本発明の省電力モード制御装置40が接続されてい
る。この制御装置40は、図2に示したものと基本的に
は同じ構造を有しており、主制御装置41、記憶装置4
2及びトランシーバ43を備えている。
【0026】即ち、記憶装置42には、各マシーン1〜
3の基本的情報(動作モード、動作モード毎の省電力及
び優先順位)が記憶されており、現在の各マシーン1〜
3の現在の動作モードは、ネットワーク及びトランシー
バ43を介して、全て主制御装置41を通じて記憶装置
42に伝達されて記憶される。この主制御装置41によ
り、全てのマシーン1〜3の動作モードの制御が、記憶
装置42に記憶された情報に基づいて行われるわけであ
る。
【0027】主制御装置41による動作モードの制御
は、前述した図2で示した主制御装置21と基本的には
同じであるが、全てのマシーン1〜3について動作モー
ドの制御を行うために、主制御装置21とは若干異なっ
ている。例えば、この主制御装置41では、各マシーン
1〜3に関する情報をネットワーク上に送信することは
行われず、各マシーン1〜3からの情報を受信するのみ
であり、また、巡回トークン的なモード変更許可要求権
は不必要であり、モード変更依頼やモード変更依頼応答
を行うこともない。即ち、ネットワークを通じて受信し
た各マシーン1〜3からのモード変更の問い合わせに対
して、モード変更可否を判断し、優先順位に基づいてモ
ード変更が可能であれば、他のマシーンに対して、ネッ
トワークを通じてモード変更命令を発し、その応答に応
じて、モード変更の問い合わせがあったマシーンに対し
て、同様にネットワークを通じてモード変更命令が行わ
れる。このような動作モードの切り替え制御により、1
個の省電力モード制御装置を用いた場合にも、各マシー
ン1〜3の総消費電力が電源の容量を超えないようにす
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、同一電源に節電モード
機能を有する複数のマシーンが接続された場合、複数の
マシーンの総消費電力が電源の容量を超えないように、
各マシーンの動作モードの切り替え制御を行うことが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の省電力モード制御装置を用いてのマシ
ーンの動作モードの切り替え制御の一例を示す図。
【図2】本発明の省電力モード制御装置の構造を示す
図。
【図3】ユーザアクセスによりマシーンの動作モード変
更要求を受けたときの主制御装置による制御の流れを示
すフローチャート。
【図4】モード変更依頼を受けたときの主制御装置によ
る制御の流れを示すフローチャート。
【図5】本発明の省電力モード制御装置を用いてのマシ
ーンの動作モードの切り替え制御の他の例を示す図。
【符号の説明】
20、40:本発明の省電力モード制御装置 21、41:主制御装置 22、42:記憶装置 23、43:トランシーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 文男 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 (72)発明者 橋本 慎一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 京セラ ミタ株式会社内 Fターム(参考) 5B011 DA01 DB27 DC06 EA03 EA10 FF01 LL11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 節電モード機能を備えたマシーンの動作
    モードの切り替えの制御を行う省電力モード制御装置に
    おいて、 同一電源に接続される複数の前記マシーンの動作モード
    毎の消費電力、各マシーンの優先順位、各マシーンの現
    在の動作モード及び前記電源の容量を記憶するための記
    憶装置、及びネットワークに接続され、前記記憶装置に
    記憶すべきマシーンの動作モード情報をネットワーク上
    から受信し、該動作モード情報を前記記憶装置に記憶さ
    せると共に、前記記憶装置に記憶された情報に基づい
    て、前記複数のマシーンの総消費電力が電源の容量を越
    えないように、マシーンの動作モードの切り替え制御を
    行う主制御装置、を備えていることを特徴とする省電力
    モード制御装置。
  2. 【請求項2】 前記主制御装置は、マシーンの動作モー
    ド情報をネットワーク上に発信する請求項1に記載の省
    電力モード制御装置。
  3. 【請求項3】 節電モード機能を備えた複数のマシーン
    を同一電源に接続し、 各マシーンのそれぞれに、記憶装置と主制御装置とから
    成る省電力モード制御装置を取りつけ、 前記省電力モード制御装置同士をネットワークで接続
    し、 各省電力モード制御装置の記憶装置のそれぞれに、全て
    のマシーンの動作モード毎の消費電力、各マシーンの優
    先順位及び前記電源の容量を記憶させ、 各マシーンの現在の動作モード情報を、各マシーンに取
    りつけられた省電力モード制御装置の主制御装置を介し
    ての送信により、全ての省電力モード制御装置の記憶装
    置に記憶させ、 前記記憶装置に記憶された情報に基づいて、前記複数の
    マシーンの総消費電力が電源の容量を越えないように、
    各省電力モード制御装置の主制御装置により各マシーン
    の動作モードの切り替え制御を行うことを特徴とする省
    電力モード制御システム。
  4. 【請求項4】 節電モード機能を備えた複数のマシーン
    を同一電源に接続し、 記憶装置と主制御装置とから成る省電力モード制御装置
    を、ネットワークを介して各マシーンに接続し、 全てのマシーンの動作モード毎の消費電力、各マシーン
    の優先順位及び前記電源の容量を、前記記憶装置に記憶
    させ、 各マシーンの現在の動作モード情報を、ネットワークを
    通じて前記主制御装置を介して前記記憶装置に記憶さ
    せ、 前記記憶装置に記憶された情報に基づいて、前記複数の
    マシーンの総消費電力が電源の容量を越えないように、
    前記主制御装置により各マシーンの動作モードの切り替
    え制御を行うことを特徴とする省電力モード制御システ
    ム。
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Cited By (6)

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