JP2001304550A - オーグメンタにおける熱応力を軽減する装置及びその方法 - Google Patents

オーグメンタにおける熱応力を軽減する装置及びその方法

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JP2001304550A
JP2001304550A JP2000400748A JP2000400748A JP2001304550A JP 2001304550 A JP2001304550 A JP 2001304550A JP 2000400748 A JP2000400748 A JP 2000400748A JP 2000400748 A JP2000400748 A JP 2000400748A JP 2001304550 A JP2001304550 A JP 2001304550A
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flame stabilizer
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Mark Leonard Vossman
マーク・レオナルド・ヴォスマン
Larry Lee Vacek
ラリー・リー・ヴァセク
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General Electric Co
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    • F23R3/00—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel
    • F23R3/02—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration
    • F23R3/16—Continuous combustion chambers using liquid or gaseous fuel characterised by the air-flow or gas-flow configuration with devices inside the flame tube or the combustion chamber to influence the air or gas flow
    • F23R3/18—Flame stabilising means, e.g. flame holders for after-burners of jet-propulsion plants
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02K—JET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00—Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/04—Mounting of an exhaust cone in the jet pipe
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーグメンタの熱クリープ及び侵食と、低サ
イクル疲労（ＬＣＦ）によるクラッキングを軽減する。 【解決手段】 オーグメンタ（２４）は、オーグメンタ
に衝突する高温燃焼ガスにより発生する熱応力を軽減す
るインサート（１０８）を備える。オーグメンタはま
た、複数の半径方向保炎器ガッタ（７４）及び半径方向
保炎器に接続されて半径方向キャップ（８６）を形成す
る少なくとも１つの周方向保炎器（７０）を含む。イン
サートは、半径方向キャップに合わせた輪郭となってお
り、頂面（１１２）、底面（１１４）とその間に延びる
複数の開口部（１１６、１１８、１２０）を含む。開口
部により、インサートを半径方向キャップに固定するこ
とが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーグメンタに関
し、より具体的には、オーグメンタの保炎器に関する。
【０００２】
【従来の技術】オーグメンタは、コアエンジンとバイパ
スダクトを含むガスタービンエンジンの推力を増大する
ために使用される。オーグメンタは一般的に、排気ケー
シングと、燃焼域を構成するその中のライナを備える。
燃料噴射棒と保炎器が、オーグメンタ内に取付けられ、
燃料を燃焼域に導入し燃焼させてガスタービンエンジン
の推力を増大させる。
【０００３】様々の保炎器が知られているが、オーグメ
ンタは一般的に、複数の半径方向及び周方向保炎器を含
む。こうした保炎器は、ガスタービンエンジンの再加熱
運転時燃焼を維持するために使用されるＶ形ガッタを含
む。半径方向保炎器は、周方向保炎器と交差して、オー
グメンタの周辺周りに延在する半径方向キャップを形成
する。
【０００４】作動中、高温の燃焼ガスは、コアエンジン
から排出され、バイパスダクトから出てくる空気流と混
合される。燃料がその混合物に導入され、燃料／空気の
混合物は燃焼され、推力に使用される高温燃焼ガスを発
生する。高温燃焼ガスは、オーグメンタの半径方向保炎
器によって半径方向外方に移動し、半径方向キャップに
衝突する可能性がある。高温燃焼ガスであるため、半径
方向キャップ内に熱疲労が起こり、保炎器の実用寿命は
短くなる。特に、高温燃焼ガスに曝されるため、半径方
向キャップは熱クリープや侵食を受ける可能性がある。
さらに、バイパスダクトからオーグメンタに導入される
より冷たい空気のため、保炎器内に熱勾配が生じ、これ
により、保炎器の後縁にＬＣＦクラッキングが頻繁に発
生する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
を克服せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】例示的な実施形態では、
ガスタービンエンジン用オーグメンタは、オーグメンタ
内の構成部品に衝突する高温燃焼ガスにより生じる可能
性がある熱応力を軽減させるインサートを含む。オーグ
メンタはまた、複数の半径方向保炎器ガッタと、半径方
向の保炎器に接続され半径方向キャップを形成する少な
くとも１つの周方向保炎器とを含む。半径方向キャップ
は、上面と下面を含み、オーグメンタ内で周辺に延在す
る。インサートは、半径方向キャップに合わせた輪郭に
なっている。インサートは、半径方向キャップに取付け
られ、頂面、底面及びその間に延在する複数の開口部を
備える。開口部により、インサートは半径方向キャップ
に取付けられ得る。
【０００７】ガスタービンが作動するとき、オーグメン
タは、コアエンジンとバイパスダクトから出てくる空気
流に曝される。コアエンジンから出てくる高温燃焼ガス
は、半径方向キャップに向って半径方向保炎器に沿って
半径方向外方に流れる。インサートが、高温燃焼ガスが
半径方向キャップへ衝突するのを防止する。その結果、
半径方向キャップ内の熱クリープ及び侵食が軽減され
る。さらに、インサートが周方向保炎器よりさらに下流
に延在するため、低サイクル疲労（ＬＣＦ）による周方
向保炎器の下流端縁でのクラッキングが軽減される。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１は、低圧圧縮機１２、高圧圧
縮機１４及び燃焼器１６を含むガスタービンエンジン１
０の概略図である。エンジン１０には、また、高圧ター
ビン１８、低圧タービン２０、オーグメンタ２４及びバ
イパスダクト２６が含まれる。圧縮機１２とタービン２
０は第１シャフト２８により連結され、圧縮機１４とタ
ービン１８は第２シャフト３０により連結される。エン
ジン１０は、エンジン１０の入口側３４から後方にエン
ジン１０の排気ノズル３６まで延びる対称軸線３２を備
える。１つの実施形態での、Ｆ１１０エンジンは、オハ
イオ州シンシナティにあるゼネラル・エレクトリック・
航空機エンジン（Ｇｅｎｅｒａｌ Ｅｌｅｃｔｒｉｃ
Ａｉｒｃｒａｆｔ Ｅｎｇｉｎｅｓ）より入手できる。
【０００９】作動中、空気は低圧圧縮機１２を通って流
れ、圧縮された空気は低圧圧縮機１２から高圧圧縮機１
４に供給される。次いで、高圧に圧縮された空気が燃焼
器１６に供給され、燃焼器１６からの空気流がタービン
１８及び２０を駆動する。空気流は、タービン２０か
ら、及びバイパスダクト２６から、オーグメンタ２４に
入る。オーグメンタ２４は、空気流を再燃焼させ、空気
流を後方に向ってエンジン１０のエンジン排気ノズル３
６に流す。
【００１０】図２は、オーグメンタ２４の一部の拡大断
面図である。オーグメンタ２４は、排気ケーシング４２
から半径方向内方に間隔を置いた環状の燃焼または排気
ライナ４０を含む。排気ケーシング４２は、オーグメン
タ２４からエンジン排気ノズル３６まで延在する。冷却
ダクト４４が、排気ケーシング４２と排気ライナ４０と
の間に形成される。冷却ダクト４４は、バイパスダクト
２６と流体連通し、バイパスダクト２６を出るバイパス
空気４６の一部を受入れる。燃焼ライナ４０はまた、燃
焼ライナ４０から半径方向内側に位置するオーグメンタ
の燃焼域４８を構成する。
【００１１】環状の拡散ミキサ５０が、排気ケーシング
４２の半径方向内側に配置される。拡散ミキサ５０及び
排気ケーシング４２は、バイパス空気４６を受入れる環
状の外側入口５４を画成する。拡散ミキサ５０はまた、
エンジン１０のコア出口(図示せず）から、エンジンコ
ア空気流５８を受入れる環状の内側入口５６を画成す
る。エンジン１０はまた、エンジンのコア出口から一部
がオーグメンタ２４中に延在する中央本体６０を含む。
中央本体６０および拡散ミキサ５０は、オーグメンタ２
４に入ってくるエンジンコア空気流５８の速度を低下さ
せる。複数のミキサシュート６４が、拡散ミキサ５０か
ら拡散域５６内に半径方向内方に延在する。ミキサシュ
ート６４は、オーグメンタ２４の周辺周りに位置する。
【００１２】オーグメンタ２４はまた、中央本体６０か
ら下流に配置される周方向あるいはリング状保炎器７０
を備える。周方向保炎器７０は環状であり、Ｖ形ガッタ
７２を備える。周方向保炎器７０は、オーグメンタ２４
の周りに周方向に間隔を置いて配置された複数の半径方
向保炎器７４に接続される。半径方向保炎器７４は、半
径方向内側かつ外側周方向保炎器７０と内部周方向保炎
器７６との間の上流に延在する。支持組立体７８は、ミ
キサシュート６４から第３の周方向保炎器８０へと半径
方向内方に延びる。個々のミキサシュート６４は、半径
方向保炎器７４のそれぞれの対の間に配置される。
【００１３】半径方向保炎器７４は、半径方向Ｖ形ガッ
タ８４を備え、周方向保炎器７０に接続されて半径方向
キャップ８６を形成する。半径方向キャップ８６は、オ
ーグメンタ２４の周辺周りに延在し、環状の拡散ミキサ
５０よりも半径方向内側に配置される。半径方向キャッ
プ８６は、上面９０と下面９２を備える。半径方向保炎
器７４は、半径方向キャップ８６と半径方向Ｖ形ガッタ
の間に延在するエルボ９４を含む。半径方向キャップ８
６は、エルボ９４から周方向保炎器７０の下流端縁９６
まで延在する。周方向保炎器のＶ形ガッタ７２は、内壁
９８と外壁１００を備える。外壁１００は、内壁９８か
ら半径方向外側に配置され、内壁９８から周方向保炎器
の下流端縁９６まで延在する。
【００１４】インサート１０８は、半径方向キャップの
下面９２に取付けられ、頂面１１２、底面１１４及びそ
の間に延びる複数の開口部（図２には図示せず）を備え
る。インサートの頂面１１２は、半径方向キャップの下
面９２に合わせた輪郭になっており、開口部は、インサ
ートの頂面１１２が半径方向キャップの下面９２に対し
て同一平面になるように、締結具（図２に図示せず）で
インサート１０８を半径方向キャップ８６に固定できる
寸法になっている。インサート１０８は、保炎器７０及
び７４の形成に使用される材料よりも、さらに耐久性の
ある材料（図示せず）から形成される。１つの実施形態
では、インサート１０８は窒化珪素複合材料で形成され
る。
【００１５】作動中、エンジンコア空気流５８とバイパ
ス空気流４６は、オーグメンタ２４に流入する。ミキサ
シュート６４は、エンジンコア空気流５８よりも冷たい
バイパスファン空気４６をエンジンの中心線３０に向か
って半径方向内方に導き、エンジンコア空気流５８と混
合する。燃料が、エンジンコア空気流５８に噴射され
て、燃焼域４８内に導かれ、そこで燃料／空気の混合物
が再燃焼される。高温の燃焼ガスは、半径方向キャップ
８６に向って半径方向保炎器のＶ形ガッタ８４に沿って
半径方向外方に移動するが、インサート１０８が、高温
燃焼ガスが半径方向キャップの下面９２へ衝突するのを
防止するため、半径方向キャップ８６内の熱クリープ及
び侵食が軽減される。
【００１６】図３はオーグメンタ２４の一部の断面図で
あり、図４は外側周方向保炎器７０と半径方向保炎器７
４を含むオーグメンタ２４の一部の平面図である。周方
向保炎器７０及び半径方向保炎器７４は、半径方向キャ
ップ８６に取付けられる。半径方向キャップ８６は、オ
ーグメンタ２４の周辺周りに延在し、かつ半径方向保炎
器のエルボ９４と周方向保炎器の下流端縁９６の間に延
在する。半径方向キャップの上面９０及び下面９２（図
２に示す）は、半径方向キャップ８６がオーグメンタ２
４の周辺周りに延在できるように湾曲している。
【００１７】インサート１０８は、半径方向キャップ８
６に取付けられ、頂面１１２を備える。インサートの頂
面１１２は、インサート１０８が半径方向キャップ８６
に固定されるとき、インサートの頂面１１２が半径方向
キャップの下面９２に対してほぼ同一平面になるよう
に、半径方向キャップの下面９２に合わせた輪郭になっ
ている。インサート１０８は、３つの開口部１１６、１
１８及び１２０を含み、これら開口部はインサート１０
８を１点取付けで半径方向キャップ８６に固定する締結
具１３０を受入れる寸法になっている。このような１点
取付けは、半径方向キャップ８６にインサート１０８を
固定するのに多点取付けを用いた場合に発生する可能性
がある熱応力を、最小限に抑える。開口部１１６は、イ
ンサート１０８の上流側１３２に近接し、インサート１
０８の下流側１３４に近接する開口部１１８及び１２０
よりも上流にある。１つの実施形態では、締結具１３０
は、溶接ピンである。別の実施形態では、締結具１３０
は、リベットピンである。インサートの底面１１４は、
各インサートの開口部１１６、１１８及び１２０の周囲
周りに保持スペーサ(図示せず）を挿入することができ
るように座ぐりされている。締結具１３０で、インサー
ト１０８を半径方向キャップ８６に固定した後、締結具
１３０の頭部は、酸化／侵食防止材料で被覆される。１
つの実施形態では、使用された酸化／侵食防止材料は、
ボンドコート材料であり、ケンタッキー州ヘブロンにあ
るアリソン表面技術社（Ａｌｌｉｓｏｎ Ｓｕｒｆａｃ
ｅ Ｔｅｃｈｎｏｌｏｇｙ）より入手できる。
【００１８】インサート１０８はまた、第１輪郭縁１４
２、第２輪郭縁１４４及び本体１１０を備える。第１輪
郭縁１４２は、第１輪郭縁１４２及び第２輪郭縁１４４
がインサート本体１１０の境界を定める連続した周辺部
１４８を形成するように、第２輪郭縁１４４に接続され
る。第２輪郭縁１４４は、第１輪郭縁１４２よりも下流
にあり、インサート１０８が半径方向キャップ８６に固
定されると、インサートの第２輪郭縁１４４は、周方向
保炎器の下流端縁９６と重なり、周方向保炎器の下流端
縁９６から下流に距離１５０で延在する。１つの実施形
態では、距離１５０は、約０．０６０インチである。
【００１９】作動中、エンジンコア空気流５８がオーグ
メンタ２４に流入し、そのため半径方向保炎器７４はエ
ンジンコア空気流５８に曝される。ミキサシュート６４
は、バイパスファン空気４６がエンジンコア空気流に対
して最初は同心的に流れるようにバイパスファン空気４
６をオーグメンタ２４に導く。従って、インサート本体
１１０の一部分１６０は、エンジンコア空気流５８に曝
され、インサート本体１１０の一部分１６２は、バイパ
スファン空気４６に曝される。開口部１１６は、インサ
ート本体の一部分１６０内に配置されており、エンジン
コア空気流５８に曝され、開口部１１８及び１２０は、
インサート本体の一部分１６２内に配置されており、バ
イパスファン空気４６に曝される。高温燃焼ガスが、半
径方向キャップ８６に向って半径方向保炎器のＶ形ガッ
タ８４に沿って半径方向外方に移動するが、インサート
１０８により、高温燃焼ガスが半径方向キャップ８６に
衝突することが防止される。その結果、半径方向キャッ
プ８６内の熱クリープ及び侵食が軽減される。さらに、
締結具１３０は、インサートの開口部１１８及び１２０
を通して半径方向キャップ８６に取付けられるため、こ
れらの特定の締結具１３０は、エンジンコア空気流５８
よりも冷たいバイパスファン空気４６に曝され、その結
果、これらの締結具１３０内の熱疲労及びクリープが軽
減される。加えて、インサートの第２輪郭縁１４４が、
周方向保炎器の下流端縁９６と重なり、かつ周方向保炎
器の下流端縁９６から下流に距離１５０で延在するた
め、低サイクル疲労（ＬＣＦ）による周方向保炎器の下
流端縁９６でのクラッキングが軽減される。
【００２０】上記のインサートは、コスト効率が良く、
しかも信頼性が高い。インサートは、複数の１点取付け
を使用して半径方向キャップに固定され、また半径方向
キャップの下面に合わせた輪郭となっている。インサー
トは、半径方向キャップに向って半径方向ガッタに沿っ
て流れる高温燃焼ガスから半径方向キャップを保護す
る。その結果、インサートを設けることにより、オーグ
メンタが長い使用寿命で作動することが可能になる。
【００２１】本発明を、様々な特定の実施形態に関して
説明してきたが、当業者には、本発明が、特許請求の範
囲の技術思想及び技術的範囲内に含まれる様々な変更形
態でも実施され得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図１】 オーグメンタを含むガスタービンエンジンの
概略図。
【図２】 図１に示すオーグメンタの一部の拡大断面
図。
【図３】 図２に示すオーグメンタの一部のエリア３に
沿った断面図。
【図４】 図２に示すオーグメンタの一部のエリア４に
沿った平面図。
【符号の説明】
２４ オーグメンタ ４０ 排気ライナ ４２ 排気ケーシング ４６ バイパスの空気流 ４８ オーグメンタの燃焼域 ５０ 拡散ミキサ ５８ エンジンコア空気流 ６０ 中央本体 ６４ ミキサシュート ７０ 周方向保炎器 ７２ Ｖ形ガッタ ７４ 半径方向保炎器 ７６ 内部周方向保炎器 ８０ 第３の保炎器 ８６ 半径方向キャップ ９０ 半径方向キャップの上面 ９２ 半径方向キャップの下面 ９４ エルボ ９６ 周方向保炎器７０の下流端縁 １０８ インサート １１０ 本体 １１２ インサートの頂面 １１４ インサートの底面 １１６、１１８、１２０ 開口部 １３０ 締結具 １３２ インサートの上流側 １３４ 保炎器の下流側 １４２ 第１輪郭縁 １４４ 第２輪郭縁 １５０ 距離 １６０ インサート本体の一部分 １６２ インサート本体の一部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラリー・リー・ヴァセク アメリカ合衆国、オハイオ州、ウエスト・ チェスター、ブルックリッジ・ドライブ、 8609番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 複数の半径方向保炎器ガッタ（７４）
    と、少なくとも１つの外側周方向保炎器ガッタ（８４）
    と、インサート（１０８）とを含み、前記外側周方向保
    炎器が、前記半径方向保炎器ガッタに接続されて半径方
    向キャップ（８６）を形成し、前記半径方向キャップが
    上面（９０）と下面（９２）を備え、前記インサート
    が、前記半径方向キャップ上面及び前記半径方向キャッ
    プ下面のうちの少なくとも１つに合わせた輪郭となって
    いる本体（１１０）を含み、前記インサート本体が、頂
    面（１１２）、底面（１１４）及びその間に延びる複数
    の開口部を含むオーグメンタ（２４）を組立てる方法で
    あって、 前記インサート本体の複数の開口部を通して締結具（１
    ３０）を挿入する段階と、 前記締結具で前記半径方向キャップに前記インサートを
    取付ける段階と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項２】 前記インサート本体頂面（１１２）が、
    前記半径方向キャップ下面（９２）に合わせた輪郭とな
    っており、前記インサート本体が、第２輪郭縁（１４
    ４）に接続された第１輪郭縁（１４２）をさらに含み、
    前記第１輪郭縁が前記第２輪郭縁の上流に位置し、前記
    複数の開口部が３つの開口部（１１６、１１８、１２
    ０）を含み、第１の開口部が、第２および第３の開口部
    の上流に位置し、前記インサートを取付ける前記段階
    が、 前記インサート本体の３つの開口部を通して複数の締結
    具を挿入する段階と、 前記インサート本体頂面が前記半径方向キャップ下面に
    隣接するように、前記半径方向キャップ（８６）に前記
    インサートを取付ける段階と、をさらに含むことを特徴
    とする請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 前記半径方向キャップ（８６）の一部分
    がバイパス空気流（４６）と流体接触し、前記半径方向
    キャップの一部分がエンジンコア空気流（５８）と流体
    接触し、前記インサート（１０８）を取付ける前記段階
    が、 前記第２及び第３の開口部（１１８、１２０）がバイパ
    ス空気流と流体接触し、前記第１の開口部（１１６）が
    エンジンコア空気流と流体接触するように、前記インサ
    ートを位置決めする段階と、 各々が頭部を備える溶接ピン締結具（１３０）で前記半
    径方向キャップに前記インサートを取付ける段階と、 前記溶接ビン締結具の頭部を酸化／侵食コーティングで
    被覆する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項
    ２に記載の方法。
  4. 【請求項４】 前記半径方向キャップ（８６）の一部分
    がバイパス空気流（４６）と流体接触し、前記半径方向
    キャップの一部分がエンジンコア空気流（５８）と流体
    接触し、前記インサート（１０８）を取付ける前記段階
    が、 前記第２及び第３の開口部（１１８、１２０）がバイパ
    ス空気流と流体接触し、前記第１の開口部（１１６）が
    エンジンコア空気流と流体接触するように、前記インサ
    ートを位置決めする段階と、 各々が頭部を備えるリベットピン締結具（１３０）で前
    記半径方向キャップに前記インサートを取付ける段階
    と、 前記溶接ビン締結具の頭部を酸化／侵食コーティングで
    被覆する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項
    ２に記載の方法。
  5. 【請求項５】 保炎器（７０、７４）を備えるオーグメ
    ンタ（２４）用インサート（１０８）であって、頂面
    （１１２）、底面（１１４）及びその間に延びる複数の
    開口部（１１６、１１８、１２０）を備える本体（１１
    ０）を含み、前記複数の開口部は、前記インサートを前
    記保炎器に固定するための複数の締結具（１３０）を受
    入れるように構成されており、前記上面は前記保炎器の
    外面（９０、９２）に合わせた輪郭になっており、前記
    インサートが前記保炎器の少なくとも一部を高温燃焼ガ
    スから保護するように構成されることを特徴とするイン
    サート（１０８）。
  6. 【請求項６】 前記保炎器（７０、７４）が半径方向キ
    ャップ（８６）を含み、前記インサート本体頂面（１１
    ２）が、前記半径方向キャップの外面（９０、９２）に
    合わせた輪郭となっており、前記インサートが前記半径
    方向キャップを高温燃焼ガスから保護するように構成さ
    れることを特徴とする請求項５に記載のインサート（１
    ０８）。
  7. 【請求項７】 前記保炎器の半径方向キャップ（８６）
    が、上面（９０）と下面（９２）を備え、前記インサー
    ト本体頂面（１１２）が、前記保炎器の半径方向キャッ
    プ下面に合わせた輪郭となっていることを特徴とする請
    求項６に記載のインサート（１０８）。
  8. 【請求項８】 前記本体（１１０）が、第１輪郭縁（１
    ４２）と第２輪郭縁（１４４）をさらに含み、前記第１
    輪郭縁は、前記第２輪郭縁に接続されかつ前記第２輪郭
    縁の上流に位置することを特徴とする請求項７に記載の
    インサート（１０８）。
  9. 【請求項９】 前記本体（１１０）が、前記第２輪郭縁
    （１４４）が前記保炎器（７４）の下流側（１３４）か
    ら下流に延在するように、前記保炎器の半径方向キャッ
    プ（８６）に対して同一平面に取付けられるようになっ
    ていることを特徴とする請求項７に記載のインサート
    （１０８）。
  10. 【請求項１０】 前記複数の開口部（１１６、１１８、
    １２０）が、３つの開口部を含むことを特徴とする請求
    項９に記載のインサート（１０８）。
  11. 【請求項１１】 前記保炎器の一部分（１６０）がエン
    ジンコア空気流（５８）と流体接触し、前記保炎器の一
    部分（１６２）がバイパス空気流（４６）と流体接触
    し、前記３つの開口部（１１６、１１８、１２０）が、
    第１の開口部、第２の開口部及び第３の開口部を含み、
    前記第１の開口部及び第２の開口部が、前記第３の開口
    部の後方に位置し、前記第３の開口部が、エンジンコア
    空気流と流体接触することを特徴とする請求項１０に記
    載のインサート（１０８）。
  12. 【請求項１２】 前記第１の開口部（１１８）及び第２
    の開口部（１２０）が、バイパス空気流（４６）と流体
    接触し、前記インサートが窒化珪素材料で形成されるこ
    とを特徴とする請求項１１に記載のインサート（１０
    ８）。
  13. 【請求項１３】 ガスタービンエンジン（１０）用オー
    グメンタ（２４）であって、 複数の半径方向保炎器ガッタ（７４）と、 前記半径方向保炎器ガッタに接続され、上面（９０）及
    び底面（９２）を備える半径方向キャップ（８６）を形
    成する少なくとも１つの外側周方向保炎器ガッタ（７
    ２）と、 前記半径方向キャップに取付けられ、前記半径方向キャ
    ップ上面及び前記半径方向キャップ下面のうちの少なく
    とも１つに合わせた輪郭となっている本体（１１０）を
    含むインサートであって、前記本体が、頂面（１１
    ２）、底面（１１４）及びその間に延びる複数の開口部
    （１１６、１１８、１２０）を備え、前記開口部が、前
    記インサートを前記半径方向キャップに固定するための
    複数の締結具（１３０）を受入れるように構成されるイ
    ンサート（１０８）と、を含むことを特徴とするオーグ
    メンタ（２４）。
  14. 【請求項１４】 前記インサート頂面（１１２）が、前
    記半径方向キャップ下面（９２）に合わせた輪郭となっ
    ていることを特徴とする請求項１３に記載のオーグメン
    タ（２４）。
  15. 【請求項１５】 前記インサート本体（１１０）が、第
    １輪郭縁（１４２）と第２輪郭縁（１４４）をさらに含
    み、前記第１輪郭縁が、前記第２輪郭縁から上流に位置
    し、前記第２輪郭縁に接続されることを特徴とする請求
    項１４に記載のオーグメンタ（２４）。
  16. 【請求項１６】 前記本体（１１０）が、前記第２輪郭
    縁（１４４）が、前記外側周方向保炎器（７０）の下流
    側（１３４）から下流に延在するように、前記半径方向
    キャップ（８６）に対して同一平面に取付けられるよう
    な輪郭になっていることを特徴とする請求項１５に記載
    のオーグメンタ（２４）。
  17. 【請求項１７】 前記インサート本体の複数の開口部
    （１１６、１１８、１２０）が、３つの開口部を含むこ
    とを特徴とする請求項１６に記載のオーグメンタ（２
    ４）。
  18. 【請求項１８】 前記インサート本体（１１０）の一部
    分（１６０）がエンジンコア空気流（５８）と流体接触
    し、前記インサート本体の一部分（１６２）がバイパス
    の空気流（４６）と流体接触し、前記３つの開口部（１
    １６、１１８、１２０）が、第１の開口部、第２の開口
    部及び第３の開口部を含み、前記第１の開口部及び前記
    第２の開口部が、前記第３の開口部の後方に位置するこ
    とを特徴とする請求項１７に記載のオーグメンタ（２
    ４）。
  19. 【請求項１９】 前記第１の開口部（１１８）及び前記
    第２の開口部（１２０）がバイパス空気流（４６）と流
    体接触し、前記第３の開口部（１１６）がエンジンコア
    空気流（５８）と流体接触することを特徴とする請求項
    １８に記載のオーグメンタ（２４）。
  20. 【請求項２０】 前記インサート（１０８）が、窒化珪
    素材料で形成されることを特徴とする請求項１９に記載
    のオーグメンタ（２４）。
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