JP2001301580A - ワイパ装置におけるアームヘッドのカバー体 - Google Patents

ワイパ装置におけるアームヘッドのカバー体

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JP2001301580A
JP2001301580A JP2000118306A JP2000118306A JP2001301580A JP 2001301580 A JP2001301580 A JP 2001301580A JP 2000118306 A JP2000118306 A JP 2000118306A JP 2000118306 A JP2000118306 A JP 2000118306A JP 2001301580 A JP2001301580 A JP 2001301580A
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wiper
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head
shank
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Akira Hayashi
章 林
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Mitsuba Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/34Wiper arms; Mountings therefor
    • B60S1/3479Means to cover the wiper parts
    • B60S1/3481Means to cover the wiper parts for mounting head

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カバー体をワイパ軸組付け前のアームヘッド
に仮装着し、ワイパアームのワイパ軸組付け後にアーム
ヘッドに被着する構成とする場合に、カバー体がワイパ
軸組付け前にアームヘッドに被着されないように構成す
る。 【解決手段】 カバー体8をアームヘッド3先端部に揺
動自在に仮装着し、カバー体8の下動限界位置が、ワイ
パアーム1を組付け前姿勢にしたときのアームシャンク
4を基準とするアームヘッド3の位置と、ワイパアーム
1をワイパ軸に組付けて払拭姿勢にしたときのアームシ
ャンク4を基準とするアームヘッド3の位置とのあいだ
の位置となるように設定して、組付け前姿勢ではカバー
体8が被着姿勢とならないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗用車、バス、ト
ラック等の車両の窓面を払拭するためのワイパ装置にお
けるアームヘッドのカバー体の技術分野に属するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種ワイパ装置において、窓
面の払拭作動をするワイパアームを、基端部にワイパ軸
が連結されるアームヘッド先端部と、先端部にワイパブ
レードが連結されるアームシャンク基端部とを揺動自在
に連結すると共に、アームヘッドとアームシャンクとの
あいだに付勢弾機を介装して、アームヘッドをワイパ軸
に取付けることにより、アームシャンクが窓面側に向け
て付勢されるように構成したものがある。このものにお
いて、アームシャンクとアームヘッドとは、ワイパ軸に
組付ける前の段階では、前記付勢弾機の付勢力を受けて
連結部において揺動可能範囲内で最大限に折曲してお
り、アームヘッド基端部がアームシャンクに対して下方
揺動した折曲状態(組付け前姿勢)となっており、この
状態のワイパアームが工場出荷される。そして、このも
のが車体側のワイパ軸に組付けられることになるが、ワ
イパアームは、アームヘッドの貫通孔をワイパ軸に挿通
し、その突出端にナットを螺合することで組付けて、ア
ームシャンクを窓面に当接させることにより、アームシ
ャンクとアームヘッドとの折曲状態が伸長して、弾圧状
態を伴う払拭姿勢になるように設定されている。ところ
で、アームヘッドのワイパ軸との連結部は、前記ナット
が露出したままであると意匠性を損なうばかりでなく、
ワイパモータ側への水の浸入や、アームヘッドが金属製
である場合では錆の発生等が予測されるため、アームヘ
ッドの上側から可撓性のある樹脂製のカバー体を抜止め
状に被着するのが一般的である。このカバー体は、ワイ
パ軸に組付ける前の状態で、予めアームヘッド先端部に
上下揺動自在な状態で仮装着されており、アームヘッド
をワイパ軸に組付けた後に下方揺動させてアームヘッド
に強く押し込むことで、アームヘッドに抜止め状に被着
されて被着姿勢となるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ワイパアー
ムの組付け前姿勢において、カバー体はアームヘッドに
仮装着されているだけの構成であるので、アームヘッド
が先端部を支点として自由に揺動できる状態となってい
る。このため、カバー体をアームヘッドに仮装着された
状態のワイパアームを工場出荷した場合に、搬送等の過
程でカバー体に何らかのものが当る等して被着側に押し
やられると、カバー体がアームヘッドに対して抜止め状
となる被着姿勢に嵌め込まれてしまうことがある。この
ようになると、ワイパアームをワイパ軸に組付ける場合
に、被着姿勢となったカバー体をアームヘッドから取り
外して仮装着状態に戻してから組付け作業を行わなけれ
ばならないが、カバー体が被着姿勢になると抜止め状と
なったカバー体を無理矢理取り外すことになるため、カ
バー体の取り外し作業が大変なうえ、作業工程数が増加
することになって面倒かつ煩雑になってしまうという問
題がある。この問題を解消する一例としては、カバー体
を被着姿勢にするときの嵌め込み負荷を大きくすること
が考えられるが、このようにすると、カバー体の被着作
業自体に大きな力が必要となってしまうという問題があ
り、ここに本発明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、窓面に弾圧状に当接して払拭作
動するワイパアームを、少なくともワイパブレードが設
けられるアームシャンクと、該アームシャンクの基端部
に先端部が折曲揺動自在に連結され、基端部がワイパ軸
に組付けられるアームヘッドとから構成し、前記弾圧力
を受けてアームシャンクとアームヘッドとが折曲するワ
イパアームの組付け前姿勢から、ワイパアームをワイパ
軸に組付けて払拭姿勢に変姿する構成としたものにおい
て、アームヘッドに被着されるカバー体を組付け前姿勢
のアームヘッド先端部に揺動自在に仮装着するにあた
り、カバー体とアームシャンクとのあいだには、ワイパ
アームの組付け前姿勢でカバー体のアームヘッド被着姿
勢への揺動を規制する揺動規制手段が設けられているも
のである。そして、このようにすることにより、ワイパ
アームの組付け前姿勢でカバー体が被着姿勢となってし
まうことがなくなり、ワイパ軸への組込みが円滑に行え
る。また、本発明は、窓面に弾圧状に当接して払拭作動
するワイパアームを、少なくともワイパブレードが設け
られるアームシャンクと、該アームシャンクの基端部に
先端部が折曲揺動自在に連結され、基端部がワイパ軸に
組付けられるアームヘッドとから構成し、前記弾圧力を
受けてアームシャンクとアームヘッドとが折曲するワイ
パアームの組付け前姿勢から、ワイパアームをワイパ軸
に組付けて払拭姿勢に変姿する構成としたものにおい
て、アームヘッドに被着されるカバー体を組付け前姿勢
のアームヘッド先端部に揺動自在に仮装着するにあた
り、カバー体とアームシャンクとのあいだには、カバー
体の一方への揺動限界位置を、アームシャンクの長手方
向を基準とする組付け前姿勢におけるアームヘッド位置
と払拭姿勢におけるアームヘッド位置とのあいだに設定
するための揺動規制手段が設けられているものである。
そして、このようにすることにより、ワイパアームの組
付け前姿勢でカバー体が被着姿勢となってしまうことが
なくなり、ワイパ軸への組込みが円滑に行える。このも
のにおいて、本発明の規制手段は、カバー体の先端部に
突出形成された係合爪がアームシャンクの基端部に当接
することで揺動規制をする構成となっているものとする
ことができる。さらにこのものにおいて、本発明の規制
手段は、カバー体の先端縁部がアームシャンクの基端縁
部に当接することで揺動規制をする構成となっているも
のとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
について図1〜5の図面に基づいて説明する。図面にお
いて、1はワイパ装置を構成するワイパアームであっ
て、該ワイパアーム1は、基端部が躯体側に回動自在に
支持されたワイパ軸(ピボット軸)2にナット2aの螺
合により一体的に止着されるアームヘッド3と、該アー
ムヘッド3の先端部に基端部が揺動自在に連結されるア
ームシャンク4と、アームヘッド3とアームシャンク4
とのあいだに介装される付勢弾機5とを備えて構成され
ている。そして、ワイパアーム1は、ワイパ軸2の正逆
回動に伴い往復反転揺動し、これによって、アームシャ
ンク4の先端部にアームピース6を介して揺動自在に連
結されたワイパブレード(図示せず)が窓面の払拭作動
を行うように設定されており、これらの構成は何れも従
来通りとなっている。
【0006】前記アームヘッド3は、基端部にワイパ軸
2が貫通する貫通孔3aが穿設され、先端部にアームシ
ャンク4との連結部となるべく前記貫通孔3aの孔方向
とは直行する孔方向を有した軸受用貫通孔3bが穿設さ
れている。一方、アームシャンク4は、対向する一対の
側片4aとこれら側片を連結する上片4bとを備えた断
略冂字径に形成されており、前記一対の両側片4aに穿
設された貫通孔4cをアームヘッド軸受用貫通孔3bに
外側から対向させ、これら貫通孔4c、3bに、ブッシ
ュ7aを介してピン軸7を軸承することで、アームヘッ
ド3とアームシャンク4との揺動自在な連結がなされる
ように設定されている。
【0007】前記付勢弾機5は、基端部がアームヘッド
3側の支軸3cに支持され、一端部がアームシャンク4
側のアームピース6の基端部6aに支持されており、こ
れによって、アームヘッド3を基準としとてアームシャ
ンク4をアームヘッド3側に向けて付勢するように設定
されている。そして、アームヘッド3とアームシャンク
4と付勢弾機6とが組込まれたワイパアーム1は、ワイ
パ軸2に組込む前の段階において、付勢弾機6の付勢力
によりアームヘッド3とアームシャンク4とが連結部で
あるピン軸7を支点として折曲する組付け前姿勢となっ
ているが、該組付け前姿勢では、アームヘッド3は、図
2に示すようにアームシャンク4の長手方向を基準とし
てアームヘッド3基端部が下方に揺動する揺動可能範囲
(角度Bで示される揺動範囲)内における最大下方揺動
位置まで折曲している。そうして、アームヘッド3の貫
通孔3aをワイパ軸2に挿通し、その突出端にナット2
aを螺合することでワイパアーム1を躯体側に組付け、
アームシャンク4側のワイパブレードを窓面に当接させ
ることにより、ワイパアーム1はアームヘッド3とアー
ムシャンク4との折曲状態が伸長されて、弾圧状態を伴
う払拭姿勢となるように設定されている。一方、ワイパ
アーム1の取付後にワイパ装置を払拭駆動させた場合、
ワイパアーム1は窓面の曲率を受けてピン軸7を支点と
して僅かに上下揺動することになるが、そのときのアー
ムシャンク4の長手方向を基準とするアームヘッド3基
端部における最大の下方揺動位置(図2の二点鎖線位置
に略相当する位置)は、前記角度Bにより示される揺動
可能範囲の最大下方揺動位置よりは上方の位置となる。
【0008】さらに、ワイパアーム1には、アームヘッ
ド3を覆蓋するためのカバー体8が組付けられている
が、このカバー体8は、アームヘッド3上面を覆蓋する
天井面部8aと、該天井面部8aから下方に延出し、ア
ームヘッド3の両側面と基端部外周面とを覆蓋する周縁
部8bとを備えて構成されている。前記周縁部8bの内
周面には、都合二箇所において内方に突出する突条部8
cと、これら突状部8cとのあいだ、即ちカバー体8の
基端部側に位置して位置決め突部8eとが一体的に形成
されており、カバー体8をアームヘッド3に押し込んで
被着姿勢としたとき、位置決め突起8eがアームヘッド
3の基端部上面3dに当接することで高さ方向の位置決
めがなされ、突状部8cがアームヘッド3の両側面に対
して弾圧状に押しつけられるように設定されている。ま
た、カバー体周縁部8bの下端には内方に向けて複数個
の爪片8fが一体的に突設されており、カバー体8とア
ームヘッド3とを被着姿勢にすることに伴い、各爪片8
fがアームヘッド3の基端部下面に形成された凹部3e
にそれぞれ係合して、カバー体8の被着状態を維持(抜
止め)するように設定されている。
【0009】そして、カバー体8の天井面部8aの先端
部、つまりアームシャンク上片4bの基端側縁部4dに
対向する部位には、該基端側縁部4dに下側から当接す
る係止爪8d(本発明の規制手段を構成する)が上方に
向けて突出形成されている。さらに、カバー体周縁部8
bの先端縁部には前記ピン軸7の外周に外嵌する凹部8
gが形成されており、該凹部8gを、前記連結部である
アームシャンク4基端部とアームヘッド3先端部とのあ
いだに形成される隙間に差し込むようにしてピン軸7外
周に嵌め込むことにより、カバー体8がピン軸7外周
(アームヘッド3の先端部)を支点として基端側部位が
上下揺動自在な状態で取付けられ、この取付け状態がカ
バー体8の仮装着状態であり、該仮装着されたカバー体
8はアームヘッド3側に押しやってアームヘッド3に嵌
め込むことで被着姿勢となるように設定されている。前
記カバー体8の仮装着の状態において、カバー体係止爪
8dは、アームシャンク基端側縁部4dの下方に位置す
る状態に組込まれており、カバー体8のピン軸7外周を
支点とした下動限界位置は、前記係止爪8dがアームシ
ャンク基端側縁部4dに下側から当接する位置に設定さ
れており、カバー体8は図2の実線で示される位置(角
度Aで示される範囲であって、アームシャンク4軸芯線
を基準とするカバー体8の下方揺動範囲における最大下
方揺動位置)よりも下方に揺動することがないように構
成されている。一方、カバー体8の上動限界位置は、天
井面部8aがアームシャンク基端側縁部4dに当接する
位置に設定されており、カバー体8は図3の仮想線で示
される位置を越えての揺動は規制されるように構成され
ている。
【0010】前述したように、ワイパアーム1を躯体に
組付ける前の組付け前姿勢において、カバー体8がアー
ムヘッド3に仮装着されている状態では、カバー体8は
下動限界位置から上動限界位置までのあいだを揺動自在
となっているが、カバー体8の下動限界位置は次のよう
に設定されている。つまり、アームシャンク4の長手方
向を基準とするカバー体8の下動限界位置(角度Aの最
大下方揺動位置)は、アームヘッド3の角度Bで示され
る揺動可能範囲における最大下方揺動位置よりも上方位
置に設定(A>B)されている。さらに、カバー体8の
下動限界位置は、躯体に取付けた後の払拭姿勢になった
ワイパアーム1が、ワイパ装置の駆動に伴い、窓面の曲
率を受けてピン軸7を支点として僅かに上下揺動したと
きの、アームシャンク4の長手方向を基準とするアーム
ヘッド3基端部における最大の下方揺動位置よりは下方
に位置するように設定されており、しかして、カバー体
8の下動限界位置は、アームシャンク11の長手方向を
基準とする組付け前姿勢におけるアームヘッド3位置
と、払拭姿勢におけるアームヘッド3位置とのあいだに
なるように設定されている。これによって、ワイパアー
ム1が躯体側に組付けられる前の組付け前姿勢において
は、カバー体8を下方揺動したとしても、係止爪8dが
アームシャンク基側縁部4dに当接して、それ以上の下
方揺動が規制されるため、カバー体8の爪片8fがアー
ムヘッド3基端部下面の凹部3eに抜止め状に被着する
ことはなく、これが本発明の規制手段を構成している。
一方、ワイパアーム1が躯体側のワイパ軸2に取付けら
れた後の払拭姿勢においては、カバー体8をアームヘッ
ド3に被着させるための揺動はカバー体8の揺動範囲
(角度Aの範囲)内にあり、カバー体8をアームヘッド
3に抜止め状に被着させた被着姿勢とすることができる
ように設定されている。さらに、ワイパ装置を駆動させ
た場合では、カバー体8の下動限界位置がワイパ装置の
駆動に伴う上下揺動に基づくアームヘッド3基端部にお
ける最大の下方揺動位置よりも下方位置に設定されてい
るため、カバー体8が抜け出してしまうような不具合が
なく、被着姿勢を好適に維持できる。
【0011】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、ワイパアーム1は、ワイパ軸2に組込まれる
前の段階では、アームヘッド3とアームシャンク4との
連結部において折曲する組付け前姿勢となっているが、
この状態で上下揺動自在に仮装着されたカバー体8に、
カバー体8を下方揺動させるような力が掛ったとして
も、カバー体8がアームヘッド3に抜止め状に被着する
被着姿勢となる以前の段階で、カバー体係合爪8dがア
ームシャンク基端側縁部4dに当接して下方揺動規制を
受けるため、カバー体8が被着姿勢になってしまうこと
がない。この結果、ワイパアーム1の搬送等の過程で、
カバー体8がワイパ軸2に嵌め込まれてしまうことがな
く、ワイパ軸2組付け前ではカバー体8が必ず仮装着姿
勢となっていて、ワイパ軸2への組付け作業を円滑に行
うことができる。
【0012】しかもこのものでは、前述したように、ワ
イパアーム1をワイパ軸2に組付けるまではカバー体8
が被着姿勢とはならない構成であるので、カバー体を被
着姿勢にするときの嵌め込み負荷を必要以上に大きくし
なくてもよいことになって、カバー体8の抜止めに対応
する最小限の負荷に設定できて、組込み作業の作業性を
向上できる。
【0013】次に、第二の実施の形態を図6〜図8に示
して説明するが、このものはワイパアーム9を構成する
アームヘッド10とアームシャンク11とが樹脂材を用
いて形成されている。そして、アームヘッド10に被着
されるカバー体12は、アームヘッド10の先端側側面
部に凹設された係合受け部(図示せず)に、カバー体1
2の周縁部12aの内面に突設した係合部12bを係合
することで、カバー体12が基端部が上下揺動自在に仮
装着される設定となっている。そして、カバー体12と
アームシャンク11とのあいだの規制手段としては、カ
バー体周縁部12bに延設される先端側面部12cとア
ームシャンク11の両側片11aに延設される基端側面
部11bとで構成され、カバー体12がアームシャンク
11に対して所定の揺動角度になることに基づいてカバ
ー体先端面部12cとアームシャンク基端側面部11b
とが当接することで下方揺動を規制するように構成され
ている。
【0014】そして、前記面部11b、12cの当接に
基づいてカバー体12の下方揺動が規制されるが、該規
制されるときのカバー体12の揺動位置(下動限界位
置)が、前記第一の実施の形態と同様に、アームシャン
ク11の長手方向を基準とする組付け前姿勢におけるア
ームヘッド10位置と、払拭姿勢におけるアームヘッド
10位置とのあいだになるように設定されている。この
結果、ワイパアーム1をワイパ軸2に組付ける以前の段
階でカバー体12がアームヘッド10に抜止め状に被着
してしまうようなことがなく、前記第一の実施の形態と
同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、(B)はそれぞれワイパアームの
平面図、一部正面断面図である。
【図2】要部を説明するの拡大正面断面図である。
【図3】要部を説明するの拡大正面断面図である。
【図4】図4(A)、(B)、(C)はそれぞれアーム
ヘッドの平面図、正面断面図、底面図である。
【図5】図5(A)、(B)はそれぞれカバー体の正面
断面図、底面図である。
【図6】図6(A)、(B)はそれぞれ第二の実施の形
態のワイパアームの平面図、正面図である。
【図7】第二の実施の形態の要部を説明するの一部正面
断面図である。
【図8】第二の実施の形態の要部を説明するの一部正面
断面図である。
【符号の説明】
1 ワイパアーム 2 ワイパ軸 3 アームヘッド 4 アームシャンク 4b 上片 4d 基端側縁部 5 付勢弾機 7 ピン軸 8 カバー体 8a 天井面部 8d 係止爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓面に弾圧状に当接して払拭作動するワ
    イパアームを、少なくともワイパブレードが設けられる
    アームシャンクと、該アームシャンクの基端部に先端部
    が折曲揺動自在に連結され、基端部がワイパ軸に組付け
    られるアームヘッドとから構成し、前記弾圧力を受けて
    アームシャンクとアームヘッドとが折曲するワイパアー
    ムの組付け前姿勢から、ワイパアームをワイパ軸に組付
    けて払拭姿勢に変姿する構成としたものにおいて、アー
    ムヘッドに被着されるカバー体を組付け前姿勢のアーム
    ヘッド先端部に揺動自在に仮装着するにあたり、カバー
    体とアームシャンクとのあいだには、ワイパアームの組
    付け前姿勢でカバー体のアームヘッド被着姿勢への揺動
    を規制する揺動規制手段が設けられているワイパ装置に
    おけるアームヘッドのカバー体。
  2. 【請求項2】 窓面に弾圧状に当接して払拭作動するワ
    イパアームを、少なくともワイパブレードが設けられる
    アームシャンクと、該アームシャンクの基端部に先端部
    が折曲揺動自在に連結され、基端部がワイパ軸に組付け
    られるアームヘッドとから構成し、前記弾圧力を受けて
    アームシャンクとアームヘッドとが折曲するワイパアー
    ムの組付け前姿勢から、ワイパアームをワイパ軸に組付
    けて払拭姿勢に変姿する構成としたものにおいて、アー
    ムヘッドに被着されるカバー体を組付け前姿勢のアーム
    ヘッド先端部に揺動自在に仮装着するにあたり、カバー
    体とアームシャンクとのあいだには、カバー体の一方へ
    の揺動限界位置を、アームシャンクの長手方向を基準と
    する組付け前姿勢におけるアームヘッド位置と払拭姿勢
    におけるアームヘッド位置とのあいだに設定するための
    揺動規制手段が設けられているワイパ装置におけるアー
    ムヘッドのカバー体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、規制手段
    は、カバー体の先端部に突出形成された係合爪がアーム
    シャンクの基端部に当接することで揺動規制をする構成
    となっているワイパ装置におけるアームヘッドのカバー
    体。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、規制手段
    は、カバー体の先端縁部がアームシャンクの基端縁部に
    当接することで揺動規制をする構成となっているワイパ
    装置におけるアームヘッドのカバー体。
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