JP2001299939A - 面照射型光線力学的診断・治療用光線装置 - Google Patents

面照射型光線力学的診断・治療用光線装置

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JP2001299939A
JP2001299939A JP2000121410A JP2000121410A JP2001299939A JP 2001299939 A JP2001299939 A JP 2001299939A JP 2000121410 A JP2000121410 A JP 2000121410A JP 2000121410 A JP2000121410 A JP 2000121410A JP 2001299939 A JP2001299939 A JP 2001299939A
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optical
filter
light source
photodynamic
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Hiroaki Kondo
宏明 近藤
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TOKYO IKEN KK
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TOKYO IKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広波長帯域の光線を放射する光源及び光学フ
ィルタを用いて、小型でかつ安価な面照射型光線力学的
診断・治療用光線装置を提供する。 【解決手段】 可視光線を含む広波長帯域の光線を放射
する光源12と、光源12からの光線を面照射させる凹
面鏡14及び凹レンズ25と、光源12から放射される
光線のうちの特定の波長帯域の光線を選択的に透過する
光学フィルタ21、22と、該光学フィルタを光源の光
路12a中に挿脱するフィルタ装着手段20とを備え、
特定の波長帯域の光線を、予め光感受性物質を蓄積ある
いは塗布させた体表面の病変部に照射して光感受性物質
を光励起させ、光線力学的診断及び/又は光線力学的治
療をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面照射型光線力学
的診断・治療用光線装置に関し、特に光感受性物質を蓄
積あるいは塗布させた人体等の体表面に照射して、光線
力学的診断(PDD:Photo Dynamic D
iagnosis)あるいは光線力学的治療(PDT:
Photo Dynamic Therapy)を行う
面照射型光線力学的診断・治療用光線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光線力学的治療が、癌等の腫瘍
(その他の患部を含む。以下同様)の新しい治療手法と
して注目されている。光線力学的治療は、腫瘍親和性の
ある光感受性物質を患者(被検者を含む。以下同様)に
投与し、特定の波長帯域のレーザ光線を光感受性物質が
蓄積された腫瘍に照射することにより、光感受性物質を
光励起して活性酸素を発生させ、活性酸素の強い酸化力
により腫瘍を破壊して壊死させる治療手法である。光線
力学的治療は、外科的手術などとは異なり、正常組織に
はほとんど影響を与えずに治療を行えるので、術後の生
活の質(QOL:Quality Of Life)が
高いといわれている。
【0003】また、光線力学的治療と同様な原理で診断
を行う光線力学的診断も行われている。光線力学的診断
は、腫瘍親和性のある光感受性物質を患者に投与し、特
定の波長帯域のレーザ光線を光感受性物質が蓄積された
腫瘍に照射することにより、光感受性物質の光励起によ
って発生する蛍光を観察して腫瘍の有無、存在部位、広
がり等を診断するものである。そして、光線力学的治療
及び光線力学的診断は、皮膚癌等の外在性の腫瘍を除い
て、一般的に経内視鏡的に治療及び診断が行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光線力学的治療及び光線力学的診断には、光感受性物
質を光励起するために特定の波長帯域のレーザ光線を使
用していたので、エキシマレーザ等の大型でかつ高価な
レーザ光発生装置を使用する必要があるという問題点が
あった。また、レーザ光発生装置から出力されるレーザ
光線は特定の波長帯域の光線であり、光線力学的治療の
対象となる腫瘍及び光線力学的診断の対象となる腫瘍に
応じて光感受性物質が異なることから、1台のレーザ光
発生装置では光線力学的治療の対象となる腫瘍及び光線
力学的診断の対象となる腫瘍が限られて、腫瘍毎に異な
る専用のレーザ光発生装置が必要となり、汎用性がない
という問題点があった。
【0005】さらに、前記した診断や治療は、レーザ光
線をスポット状に出力するものであり、例えば、皮膚癌
等の広範囲に広がった病変部に対して光線力学的診断及
び/又は光線力学的治療を施す場合には、スポット状の
レーザ光線で病変部を広範囲に走査する必要があり、光
線力学的診断及び/又は光線力学的治療に長時間を要す
るという問題点があった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、広波長帯域
の光線を放射する光源及び光学フィルタを用いて、小型
でかつ安価な面照射型光線力学的診断・治療用光線装置
を提供することにある。また、広波長帯域の光線を放射
する光源及び光学フィルタを用いて、複数の光感受性物
質、すなわち複数種類の腫瘍に対して汎用的に使用でき
るようにした面照射型光線力学的診断・治療用光線装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る面照射型光線力学的診断・治療用光線装置
は、可視光線を含む広波長帯域の光線を放射する光源
と、該光源からの光線を面照射させる光学手段と、前記
光源から放射される光線のうちの特定の波長帯域の光線
を選択的に透過する光学フィルタと、該光学フィルタを
前記光源の光路中に挿脱するフィルタ装着手段とを備え
ることを特徴とする。
【0008】本発明に係る光線力学的診断・治療用光線
装置の好ましい具体的な態様としては、光学フィルタ
は、光線力学的治療用及び/又は光線力学的診断用の光
感受性物質に対応して特定の波長域の光線を透過するも
のであり、また、光源が放射する光線の強度を調整する
出力調整手段を備えると好ましく、光源が、紫外線ラン
プ、ハロゲンランプ、メタルハライドランプ、キセノン
ランプ及び白色LEDのいずれか1つ、又は複数を結合
するものであると好適である。光学手段は、凹面鏡と凹
レンズからなるもの、凹面鏡、凹レンズ及び凸レンズか
らなるものが好ましい。
【0009】さらに、本発明に係る光線力学的診断・治
療用光線装置の好ましい具体的な他の態様としては、フ
ィルタ装着手段は、前記光学フィルタを挿入する取付溝
を有する支持板を備えていることを特徴とする。前記フ
ィルタ装着手段は、前記光学フィルタを前記光源の光路
中に選択的に挿脱させるフィルタ切換機構を備えている
ことを特徴とし、前記フィルタ切換機構は、複数の光学
フィルタを円周上に配置する切換板を備え、前記切換板
を回動させて前記複数の光学フィルタの一つを前記光路
中に選択的に挿脱するものであると好ましく、また、複
数の光学フィルタを水平に配置する切換板を備え、前記
切換板をスライドさせて前記複数の光学フィルタの一つ
を前記光路中に選択的に挿脱するものでもよい。さら
に、フィルタ切換機構は、光学フィルタを装着する揺動
可能の切換板を複数備え、前記切換板を揺動させて前記
光学フィルタを前記光路中に選択的に挿脱するように構
成してもよい。
【0010】前記光源装置は、制御装置を備えると共
に、前記フィルタ切換機構は、前記光学フィルタを移動
させる駆動手段を備え、該駆動手段は前記制御装置の出
力信号に基づいて駆動されて前記光学フィルタを移動さ
せ、前記光源の光路中に前記光学フィルタを選択的に挿
脱することを特徴とする。
【0011】このように構成された本発明の面照射型光
線力学的診断・治療用光線装置は、光学フィルタを切換
えて特定波長域の光線により光線力学的診断を行うこと
ができると共に、光学フィルタを切換えて特定波長域の
光線により光線力学的治療を行うことができる。この診
断は、予め光感受性物質が蓄積された体表面の病変部
に、光力学的診断用光学フィルタを挿入して光線を照射
し、光感受性物質の光励起によって生じる蛍光により視
認して行うことができる。前記の治療は、予め光感受性
物質が蓄積された体表面の病変部に、光力学的治療用光
学フィルタを挿入して光線を照射し、光感受性物質の光
励起によって生じる活性酸素により病変部の癌細胞を壊
死させるものである。
【0012】このため、高価なレーザ光発生装置を必要
とせず、構成が簡単で安価な光線力学的診断・治療用光
線装置を提供することができる。光学フィルタは、光線
力学的治療用及び/又は光線力学的診断用の光感受性物
質に対応して特定の波長域の光線を透過する複数備えら
れ、各種の治療対象腫瘍に対応して治療することができ
る。
【0013】フィルタ装着手段は、支持板の取付溝にマ
ニュアル操作で光学フィルタを挿脱できるので、構成が
簡単となり、挿脱操作が容易に行え、光線力学的診断、
光線力学的治療の切換が容易に行える。フィルタ装着手
段は光学フィルタを光源の光路中に選択的に挿脱するフ
ィルタ切換機構より構成し、フィルタ切換機構は複数の
光学フィルタを円周上に配置する切換板を備えるように
構成したり、複数の光学フィルタを水平に配置する切換
板を備えるように構成すると、光学フィルタを光路中に
選択的に挿脱することが自動的に行え、光線力学的診
断、光線力学的治療の切換も容易に行える。フィルタ切
換機構を、制御装置により駆動手段を介して駆動できる
と、医師は指示スイッチ等によりフィルタの切換を自動
的に行え、患者に与える負担を最小限にすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る面照射型光線
力学的診断・治療用光線装置の一実施形態を図面に基づ
き詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る面照射型
光線力学的診断・治療用光線装置及び光線の照射範囲を
示す概略斜視図、図2は図1に示す面照射型光線力学的
診断・治療用光線装置の要部構成を示す断面図、図3は
図2のA−A線断面図である。図1〜3において、本実
施の形態に係る面照射型光線力学的診断・治療用光線装
置(以下、光線装置という)10は、本体11及び、こ
の本体11内に配置される可視光線を含む広波長帯域の
光線を放射する光源12と、光源12から放射される光
線のうちの特定の波長域の光線を透過させる複数の光学
フィルタ21、22と、光源12の光路12a中に光学
フィルタ21、22を選択的に挿脱するフィルタ装着手
段20とを備えるものである。
【0015】光源12は、比較的安価な紫外線ランプ、
ハロゲンランプの他に、メタルハライドランプ、キャノ
ンランプ、白色LED(Light Emitting
Diode)等が1つ、又は複数を結合して適宜用い
られ、400〜700nm程度の広波長帯域の光線を放
射することができる。また、出力可変電源手段13は出
力調整用ダイヤル13aにより、例えば電圧を調整する
ことができ、光源12は、例えばボリウム等の出力可変
電源手段13によって放射する光線の強度(発光量)を
容易に調整することができる。
【0016】光源12の周囲には、この光源から放射さ
れた光線を集光する光学手段として凹面鏡14が位置し
ており、凹面鏡14は連結板15に固定された支持板1
6に固定されている。なお、凹面鏡14と光源12が一
体的に形成されたミラー一体型の光源を使用してもよ
い。また、凹面鏡14は熱線域をカットするコールドミ
ラーを用いてもよい。光源12の後部には、電源を供給
するソケット12bが連結されている。
【0017】連結板15にはフィルタ装着手段20を構
成する支持板23、24が光線方向に向けて配置固定さ
れ、これらの支持板23、24に光学フィルタ21、2
2がマニュアル操作で挿脱できる。光学フィルタ21、
22は、本体11の上部に設けた開閉蓋11aより挿入
され、光源12の光路12a中に挿脱することができる
ものである。すなわち、支持板23、24には取付溝2
3a、24aが形成され、この溝23a、24aに所定
の光学フィルタ21、22を支持する枠板を本体11の
外部から落とし込むことにより挿入できるものである。
【0018】光学フィルタ21及び光学フィルタ22
は、所望の狭い波長帯域の光線のみを透過させるバンド
パスフィルタ、あるいは所定波長以上又は所定波長以下
の光線を透過させるカットフィルタ等が用いられる。光
学フィルタ21及び光学フィルタ22の各選択及び組合
せにより、例えば、400〜500nm、500〜60
0nm、600〜700nm、700〜800nmとい
うような特定波長帯域の光線のみ、又は所定波長以上や
所定波長以下の光線を選択的に透過させることができ
る。このように、透過させる波長帯域を細分化したの
は、患者に投与される腫瘍親和性の光感受性物質に応じ
て、光励起される光線の波長帯域が異なるからである。
【0019】3番目の支持板24には、中心部に照射孔
24bが穿設され、この照射孔24bに光源12から放
射された光線が集光されている。前記した光路12a
は、この集光された部分に相当する。そして、照射孔2
4bに光源12からの光線を面照射させる光学手段とし
て、例えば凹レンズ25が固定されている。この凹レン
ズ25は、凹面鏡により集光された光線を発散させ、本
体11より所定距離離れた面において直径Dの照射範囲
26を画定するものである。本体11には、凹レンズ2
5に対応して、透明ガラス等からなる照射窓27が固定
されている。
【0020】前記の如く構成された本実施形態の面照射
型光線力学的診断・治療用光線装置10の動作につい
て、以下に説明する。なお、ここでは、皮膚癌を対象に
光線力学的診断及び光線力学的治療を行う場合を例にと
って説明する。
【0021】(1)光線力学的診断 先ず、医師は、患者に腫瘍親和性の光感受性物質(例え
ば、ポリフィン系光感受性物質、クロリン系光感受性物
質等)を静脈注射する。この後、患者を暗室内で光感受
性物質の種類に応じた所定時間(例えば、24〜48時
間)待機させる。待機により、光感受性物質は、癌細胞
に蓄積されていく一方、正常細胞からは代謝された状態
となり、結果として癌細胞だけに光感受性物質が残留、
蓄積する。なお、皮膚の病変部に光感受性物質を塗布
し、所定時間待機させて光感受性物質を蓄積させてもよ
い。
【0022】所定時間の経過後、医師は、光線装置10
において、光線力学診断用の光学フィルタ21を支持板
23の取付溝23aに挿入して、光源12の光路12a
中に挿入し、光源12を点灯する。光源12から放射さ
れた広波長帯域の光線は、凹面鏡14で反射、集光され
て、光線力学的診断用の光学フィルタ21を透過して光
線力学的診断用の波長帯域の光線(具体的には、青から
紫外線域までの短波長のブラックライト)だけとなり、
照射孔24bの近辺に集光される。照射孔24bの近辺
に集光された光線は、光学手段である凹レンズ25を通
過して広がり、照射範囲26に照射される。
【0023】医師が照射範囲26に患者の病変部を位置
させると、光線力学的診断用の波長帯域の光線によっ
て、癌細胞に蓄積された光感受性物質が光励起されて蛍
光を発生する。このため、医師は、蛍光像に基づき癌細
胞の有無、存在部位、広がり等を光線力学的に診断する
ことができる。また、診断した癌細胞の存在位置を例え
ば筆記具を用いてマーキングする。このとき、医師は、
必要に応じて出力調整用ダイヤル13aを操作すること
により、光源12が放射する光線の強度を変化させ、癌
細胞が発する蛍光の明るさを調整することができる。
【0024】(2)光線力学的治療 先ず、医師は、光線力学的診断の場合と同様に、患者に
腫瘍親和性の光感受性物質を静脈注射する。このときに
使用される光感受性物質は、治療対象腫瘍に応じて、光
線力学的診断の場合と同じこともあれば、異なることも
ある。この後、光線力学的診断の場合と同様に、患者を
暗室内で光感受性物質の種類に応じた所定時間(例え
ば、24〜48時間)待機させる。待機により、光感受
性物質は、癌細胞に蓄積されていく一方、正常細胞から
は代謝された状態となり、結果として癌細胞だけに光感
受性物質が残留、蓄積する。
【0025】所定時間の経過後、医師は、光線装置10
において、光線力学診断用の光学フィルタ22を支持板
24の取付溝24aに挿入して、光源12の光路12a
中に挿入し、光源12を点灯する。光源12から放射さ
れた広波長帯域の光線は、凹面鏡14で反射、集光され
て、光線力学的治療用の光学フィルタ22を透過して光
線力学的治療用の波長帯域の光線だけとなり、照射孔2
4bの近辺に集光される。照射孔24bの近辺に集光さ
れた光線は、凹レンズ25を通過して広がり、照射範囲
26に照射される。
【0026】医師が照射範囲26に患者のマーキングさ
れた部分を位置させ、光線力学的治療用の波長帯域の光
線を癌細胞に所定時間照射して光線力学的治療を実施す
る。光線力学的治療用の波長帯域の光線によって、癌細
胞に蓄積された光感受性物質が光励起されて活性酸素を
発生し、癌細胞は破壊されて壊死する。1回の光線力学
的治療に要する時間は、癌細胞の存在部位、広がり等に
より異なるが、十数分から数十分くらいが適当である。
このとき、医師は、観察及び光線力学的診断の場合と同
様に、必要に応じて出力調整用ダイヤル13aを操作す
ることにより、光源12が放射する光線の強度を変化さ
せ、癌細胞が破壊する程度を調整することができる。癌
細胞に照射する光線の強度は、例えば約150mW/c
2程度が適している。そして、1回の光線力学的治療
の終了後、数日経過してから光線力学的治療を再度実施
して、全ての癌細胞が壊死するまで繰り返す。
【0027】このように、前記した光線装置10を使用
すれば、比較的安価な光源12を使用できるので、大型
でかつ高価なレーザ発生装置を使用することなしに光線
力学的診断及び/又は光線力学的治療を行うことができ
る。また、予め投与した光感受性物質に応じた最適な波
長帯域の光線を透過する光線力学的診断用の光学フィル
タ21を光路中12aに挿入し、この光線を病変部に照
射して癌細胞を光線力学的に診断することができると共
に、光線力学的治療用の光学フィルタ22を光路12a
中に挿入して、光線力学的治療用の波長帯域の光線を癌
細胞に照射して光線力学的治療を行うことができる。
【0028】すなわち、1台の光線力学的診断・治療用
光線装置10において光学フィルタ21、22を交換す
ることにより、光線力学的診断用の光線装置及び光線力
学的治療用の光線装置として兼用することができる。ま
た、1台の光線力学的診断・治療用光線装置10におい
て光学フィルタ21、22を交換することにより、複数
種類の腫瘍に対して光線力学的診断及び光線力学的治療
を施すことができる。
【0029】光源12からの光線を面照射させる光学手
段の他の例を、図4を参照して説明する。図4は光学手
段の他の例を用いた光線装置の要部断面図である。な
お、前記した実施の形態と実質的に同等の構成について
は、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。光学手段
である凹レンズ25から発散された光線は、光学手段で
ある凸レンズ28に入射され、この凸レンズ28により
平行光線となる。凸レンズ28は本体11に鏡胴により
支持されている。
【0030】この例においては、照射範囲26aは光線
装置10の本体11からの距離が変化しても、光線が平
行であるため照射範囲26aの直径が変化しない。従っ
て、医師は本体11から適当な位置の照射範囲26aに
患者の病変部を位置させても光線の強度は変化しないた
め、照射時間の設定が容易となる。前記の実施の形態に
おいては、本体11からの距離が例えば大きくなると、
照射範囲26の直径が大きくなり、光線の強度が弱くな
るため照射時間を長くする必要があるが、本例ではその
必要がない。
【0031】前記した図1〜3、及び図4の実施形態で
は、光学フィルタ21、22はマニュアルにて光源12
の光路12a中に挿脱する例を示したが、次に光学フィ
ルタ21、22を自動的に切換えることができるフィル
タ切換機構について詳細に説明する。
【0032】図5はフィルタ切換機構の第1の実施例の
要部構成図、図6は図5のB−B線断面図である。な
お、前記した実施の形態と実質的に同等の構成について
は、同じ符号を付して説明の重複を避ける。図5、6に
おいて、フィルタ切換機構40は、円形の切換板41の
円周上に複数の光学フィルタを装着したものである。本
例では、切換板41には4つの貫通孔が形成され、3つ
の貫通孔に光学フィルタ42、43、44が固定され、
1つは貫通孔45のままの状態である。他の3つの貫通
孔には、例えば300〜400nmを透過する光学フィ
ルタ42、500〜600nmを透過する光学フィルタ
43、600〜700nmを透過する光学フィルタ44
が固定されている。切換板41は支持板16に固定され
た軸16aに回動可能に支持され、駆動手段であるステ
ッピングモータ46、タイミングベルト47により回動
される構成である。フォトインタラプタ等の位置センサ
により所定の位置に位置決めするようにしてもよい。
【0033】ステッピングモータ46には制御装置48
の駆動回路48aが接続され、該制御装置48には指示
スイッチ等の指示手段49が接続されている。このよう
に、光線装置10は制御装置48を備えると共に、フィ
ルタ切換機構40は駆動手段46を備え、駆動手段46
は指示手段49からの指示により制御装置48の出力信
号に基づいて駆動される構成である。
【0034】そして、図5、6の状態は光源12が貫通
孔45に対向しており、光源12の広波長帯域の光線は
光学フィルタを通さずに、そのまま凹レンズ25から照
射される。この状態では、光線は広波長帯域の光線であ
り、照射範囲26は出力可変電源手段13により照度を
調整可能であるため、患者の病変部を詳細に照度を適宜
調整しながら観察することができる。
【0035】光力学的診断を行うときは、指示手段49
から制御装置48に指示信号が入力されると、駆動回路
48aからステッピングモータ46に駆動パルスが供給
される。そして、ステッピングモータ46の回転は、タ
イミングベルト47により切換板41に伝達され、所定
のパルス数が供給されると貫通孔45から光学フィルタ
42に切換わる。すなわち、切換板41が回動して、診
断用の光感受性物質に対応する例えば300〜400n
mを透過する光学フィルタ42に切換わる。光源12か
ら放射される光線は、特定の波長の光線となって凹レン
ズ25を介して照射窓から照射される。照射範囲26に
患者の病変部を位置させると、光感受性物質が蓄積され
た癌細胞は蛍光を発生し、医師は、癌細胞の存在部位、
大きさ等を正確に診断することができる。
【0036】光力学的治療を行うときは、治療用の光感
受性物質に対応する光学フィルタに切換える。このとき
も、前記と同様に、指示手段49から制御装置48に指
示信号が入力されると、駆動回路48aからステッピン
グモータ46に駆動パルスが供給され、ステッピングモ
ータ46が回動して光学フィルタ42から光学フィルタ
43に切換わる。治療用の光感受性物質が例えば500
〜600nmの帯域の波長に対応する場合は、それに対
応する光学フィルタ43に切換える。これにより、特定
波長の光線が凹レンズ25から照射され、病変部の癌細
胞に蓄積された光感受性物質を光励起する。これによ
り、光感受性物質は活性酸素を発生し、癌細胞を壊死さ
せる。もう1つの600〜700nmを透過する光学フ
ィルタ44は、例えば他の光感受性物質に対応するもの
である。
【0037】この例の場合は、医師がフィルタ切換機構
40に指示手段49から切換え指示を与えると、ステッ
ピングモータ46により切換板41は回動され、所定の
光学フィルタを任意の順序で簡単にかつ短時間に切換え
ることができる。このため、マニュアルで光学フィルタ
を切換える必要がなく、観察、光力学的診断及び光力学
的治療を効率よく行え、患者にかける負担を大幅に軽減
することができる。なお、ステッピングモータ46から
タイミングベルト47により切換板41を回動させる伝
達機構の例を示したが、歯車列等の伝達機構を用いても
よいのは勿論である。また、ステッピングモータに限ら
ず、サーボモータ等に変更することも可能である。
【0038】図7を参照し、フィルタ切換機構の他の実
施例を説明する。図7はフィルタ切換機構の他の実施例
の要部構成図である。フィルタ切換機構50は水平方向
にスライドする切換板51を備える。切換板51は光源
12の位置に対して3つの停止位置を有しており、図に
おいて中央の位置は貫通孔52となっており、左側の位
置は例えば光力学的診断用の光学フィルタ53が装着さ
れ、右側の位置には光力学的治療用の光学フィルタ54
が装着されている。切換板はモータ、ラックピニオン機
構や、ソレノイド等の電磁機構等によりスライド移動が
可能である。
【0039】この例の場合も、光線装置10により詳細
な観察を行うときは、切換板51の貫通孔52を光源1
2に対応させて広い波長の光線により観察し、光力学的
診断をするときは光学フィルタ53に切換えて、特定波
長の光線により光感受性物質を光励起させ蛍光を発生さ
せて診断し、光力学的治療をするときは光学フィルタ5
4に切換えて、特定波長の光線により光感受性物質を光
励起させ活性酸素を発生させて治療する。この例の場合
も、前記した図5、6の例と同様の、光学フィルタを自
動的に切換えできるという効果を奏する。
【0040】図8を参照し、フィルタ切換機構のさらに
他の実施例を説明する。図8はフィルタ切換機構のさら
に他の実施例の要部構成図である。フィルタ切換機構6
0は揺動可能に支持された複数の切換板61、62を選
択的に光源12の光路12a中に位置させるものであ
る。すなわち、支持板16に固定された軸63には2枚
の切換板が揺動可能に支持され、第1の切換板61には
光力学的診断用の光学フィルタ64が装着され、第2の
切換板62には光力学的治療用の光学フィルタ65が装
着されている。切換板61、62は図示していないモー
タや、ソレノイド機構により揺動されるように構成され
る。
【0041】この例の場合も、前記の例と同様に、光学
フィルタ64、65を挿入しない状態で観察し、光学フ
ィルタ64を挿入して光力学的診断し、光学フィルタ6
5を挿入して光力学的治療を行うことができる。この例
の場合は、複数の光学フィルタ64、65を光路12a
中に同時に位置させることができるため、重複して特定
波長を設定することができる。すなわち、一方の光学的
フィルタ64により短波長側をカットし、もう一方の光
学的フィルタ65により長波長側をカットするというよ
うに、複数の光学フィルタ64、65により透過する波
長帯域を設定できる。
【0042】なお、出力可変電源手段13の例として、
ボリウムにより電圧を調整する例を示したが、発振周波
数を調整して光源の発光輝度を変更したり、パルス点灯
をする場合はパルスのデューティーを調整して光源の発
光輝度を変更するように構成してもよい。また、前記し
た例より多い複数の光学フィルタを切換えるように構成
してもよい。さらに、指示手段49は指示スイッチの例
を示したが、パーソナルコンピュータやマイコン等から
の指示により、所定の操作のあと自動的に作動するよう
にしてもよい。
【0043】光学手段として、凹面鏡14、凹レンズ2
5、凸レンズ28を使用する例を示したが、凹面鏡14
の曲率半径を変更して凹面鏡のみにより平行光線を形成
し、この平行光線を光学フィルタ21、22により特定
の波長帯域として、光線装置10の本体11から照射さ
せるように構成してもよい。この場合は、光学手段とし
て凹面鏡だけであるので、構成を大幅に簡素化でき、コ
ストダウンを達成することができる。
【0044】また、指示手段49は、光線装置10に設
けるばかりでなく、例えば光線装置10からコードで延
ばしたスイッチを設けたり、ワイヤレスのスイッチを設
けると光学フィルタをより切換やすくすることができ
る。このようにすれば、医師は、手元で指示スイッチ等
の指示手段49を換作するだけで、光線力学的診断用の
光学フィルタ21及び光線力学的治療用の光学フィルタ
22を任意の順序で、より簡単にかつより短時間に切換
することができるので、患者への負担をさらに軽減する
ことができる。
【0045】さらに、前記した各実施の形態では、面照
射型光線力学的診断・治療用光線装置の場合について説
明したが、面照射型の光線力学的診断用光線装置だけの
場合であっても、また光線力学的治療用光線装置だけの
場合であっても、本願発明が同様に適用できることはい
うまでもない。また、皮膚癌の場合を例にとって本発明
の面照射型光線力学的診断・治療用光線装置の動作につ
いて説明したが、本発明の面照射型光線力学的診断・治
療用光線装置が適用される病変部は、皮膚癌に限られる
ものでないことはいうまでもない。例えば、体表面のニ
キビ、シミ、ソバカス等、皮膚の病変部の殺菌にも適用
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の面照射型光線力学的診断・治療用光線装置は、広波
長帯域の光線を放射する光源を使用するとともに、光学
フィルタを光線力学的診断用及び光線力学的治療用に応
じて選択的に光路中に挿脱可能とし、特定の波長帯域の
光線を面照射するので、1台の光線装置を光線力学的診
断用光線装置及び光線力学的治療用光線装置として兼用
することができるという効果がある。また、1台の光線
装置で複数種類の腫瘍に対応することができるという効
果がある。
【0047】また、光源として比較的安価な紫外線ラン
プ、ハロゲンランプ等を使用することができるので、光
線力学的診断及び光線力学的治療においても、大型でか
つ高価なレーザ光発生装置が必要でなくなるという効果
がある。さらに、光学フィルタ交換手段を設けるように
したので、光線力学的診断及び光線力学的治療を任意の
順序で連続的に行うことが可能となり、患者に与える負
担を大幅に軽減することができるという効果がある。さ
らにまた、光線強度調整手段を設けるようにしたので、
光源が放射する光線の強度を調整することができ、光線
力学的診断及び光線力学的治療をそれぞれ最適な光線の
強度で実施することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の面照射型光線力学的
診断・治療用光線装置及び光線の照射範囲を示す概略斜
視図。
【図2】図1の面照射型光線力学的診断・治療用光線装
置の要部構成を示す断面図。
【図3】図2のA−A線に沿う本体部分を省略した要部
断面図。
【図4】光学手段の他の例を用いた光線装置の要部断面
図。
【図5】本発明に係る面照射型光線力学的診断・治療用
光線装置の第2の実施形態の要部構成図。
【図6】図5のB−B線断面図。
【図7】本発明に係る面照射型光線力学的診断・治療用
光線装置の第3の実施形態の要部構成図。
【図8】本発明に係る面照射型光線力学的診断・治療用
光線装置の第4の実施形態の要部構成図。
【符号の説明】
10 面照射型光線力学的診断・治療用光線装置 12 光源 12a 光路 13 出力可変電源手段 14 凹面鏡(光学手段) 20 フィルタ装着手段 21、22 光学フィルタ 23、24 支持板 23a、24a 取付溝 25 凹レンズ(光学手段) 26、26a 照射範囲 28 凸レンズ(光学手段) 40、50、60 フィルタ切換機構 41、51、61、62 切換板 42、43、44、53、54、64、65 光学フィ
ルタ 45、52 貫通孔 46 モータ(駆動手段) 48 制御装置 49 指示手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光線を含む広波長帯域の光線を放射
    する光源と、該光源からの光線を面照射させる光学手段
    と、前記光源から放射される光線のうちの特定の波長帯
    域の光線を選択的に透過する光学フィルタと、該光学フ
    ィルタを前記光源の光路中に挿脱するフィルタ装着手段
    とを備える面照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  2. 【請求項2】 前記光学フィルタは、光線力学的治療用
    及び/又は光線力学的診断用の光感受性物質に対応して
    特定の波長域の光線を透過することを特徴とする請求項
    1に記載の面照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  3. 【請求項3】 前記光源が放射する光線の強度を調整す
    る出力調整手段を備えることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の面照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  4. 【請求項4】 前記光源が、紫外線ランプ、ハロゲンラ
    ンプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ及び白色
    LEDのいずれか1つ、又は複数を結合してなることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の面照
    射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  5. 【請求項5】 前記光学手段は、凹面鏡と凹レンズから
    なることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に
    記載の面照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  6. 【請求項6】 前記光学手段は、凹面鏡、凹レンズ及び
    凸レンズからなることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1項に記載の面照射型光線力学的診断・治療用光
    線装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ装着手段は、前記光学フィ
    ルタを挿入する取付溝を有する支持板を備えていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の面
    照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  8. 【請求項8】 前記フィルタ装着手段は、前記光学フィ
    ルタを前記光源の光路中に選択的に挿脱させるフィルタ
    切換機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至6
    のいずれか1項に記載の面照射型光線力学的診断・治療
    用光線装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルタ切換機構は、複数の光学フ
    ィルタを円周上に配置する切換板を備え、前記切換板を
    回動させて前記複数の光学フィルタの一つを前記光路中
    に選択的に挿脱することを特徴とする請求項8に記載の
    面照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  10. 【請求項10】 前記フィルタ切換機構は、複数の光学
    フィルタを水平に配置する切換板を備え、前記切換板を
    スライドさせて前記複数の光学フィルタの一つを前記光
    路中に選択的に挿脱することを特徴とする請求項8に記
    載の面照射型光線力学的診断・治療用光線装置。
  11. 【請求項11】 前記フィルタ切換機構は、光学フィル
    タを装着する揺動可能の切換板を複数備え、前記切換板
    を揺動させて前記光学フィルタを前記光路中に選択的に
    挿脱することを特徴とする請求項8に記載の面照射型光
    線力学的診断・治療用光線装置。
  12. 【請求項12】 前記光源装置は、制御装置を備えると
    共に、前記フィルタ切換機構は、前記光学フィルタを移
    動させる駆動手段を備え、該駆動手段は前記制御装置の
    出力信号に基づいて駆動されて前記光学フィルタを移動
    させ、前記光源の光路中に前記光学フィルタを選択的に
    挿脱することを特徴とする請求項8又は9に記載の面照
    射型光線力学的診断・治療用光線装置。
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