JP2001299656A - 電動床磨機用回転ブラシ - Google Patents

電動床磨機用回転ブラシ

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JP2001299656A
JP2001299656A JP2000176471A JP2000176471A JP2001299656A JP 2001299656 A JP2001299656 A JP 2001299656A JP 2000176471 A JP2000176471 A JP 2000176471A JP 2000176471 A JP2000176471 A JP 2000176471A JP 2001299656 A JP2001299656 A JP 2001299656A
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flocking
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Suezo Iwata
末藏 岩田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床面等を清掃する電動床磨機用回転ブラシの
ブラシ毛材の交換を容易にすると共に、電動床磨機用回
転ブラシの軽量化を図る。 【解決手段】 円形部4を有し、円形部4の外側面には
放射状に伸長する板状のリブ5が外側面の周方向に沿っ
て等間隔に設けられ、隣合うリブ5および円形部4の外
側面により区画される切り欠き部7を有する基台2と、
ブラシ毛材12が植毛された板状部材10を含む植毛板
3とを有し、板状部材10を切り欠き部7に挿入した際
に、板状部材の上面10aから立設する可撓性を有する
壁状体11およびフック13が切り欠き部7に係合する
ことで、植毛板3が基台1に固定されることを特徴とす
る電動床磨機用回転ブラシ1とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルなどの床面清
掃に用いる電動床磨機に取り付けて用いる電動床磨機用
回転ブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動床磨機は、本体部に収納されたモー
タの回転軸に取り付けられた電動床磨機用回転ブラシを
回転させることで床面の清掃を行うものである。ここ
で、電動床磨機は、操作ハンドル部を押すと、前進し、
操作ハンドル部のペダルを踏んで、本体部を傾斜させる
と、方向転換をすることができる。従来、電動床磨機用
回転ブラシは、円板状の基台の下面に多数のブラシ毛材
を直接、かつ、環状に植毛したものが用いられていた。
なお、ブラシ毛材としては、多数の研磨砥粒を含有する
塩化ビニールまたはナイロン等からなるフィラメントが
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電動床磨機は、本体部を床面に対し、前後左右に傾
けながら前進させたり、方向転換させたりするので、電
動床磨機用回転ブラシの外周側に植毛されたブラシ毛材
が、中心側に植毛されているブラシ毛材よりも早く摩耗
しまうことが多かった。外周側のブラシ毛材が先に摩耗
してしまうと、電動床磨機用回転ブラシと床面との接触
面積が減少するので、床面に対する安定性が悪くなり、
回転振動の原因となったり、一度に清掃できる床面積が
減少するなどの問題が生じていた。また、このような場
合は、摩耗の少ない中心側のブラシ毛材を含めた電動床
磨機用回転ブラシ全体を交換しなければならないため不
経済であった。
【0004】これに対して、本願の出願人は、特願平1
1−354903号において、ブラシ毛材を植毛した植
毛板を基台に着脱可能にした電動床磨機用回転ブラシを
開示している。しかし、このような電動床磨機用回転ブ
ラシでは、植毛板が基台と重なり合うようにして固定さ
れる構成であるため、電動床磨機用回転ブラシ全体とし
ての軽量化が困難となっていた。従って、本発明の解決
する課題は、ブラシ毛材の交換を可能とすると共に、電
動床磨機用回転ブラシの軽量化を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
発明は、円形部を有し、円形部の外側面には放射状に伸
長する板状のリブが外側面の周方向に沿って等間隔に設
けられ、隣合うリブおよび円形部の外側面により区画さ
れる切り欠き部を有する基台と、切り欠き部に挿入可能
な板状部材を有し、板状部材を切り欠き部に固定するた
めの固定手段および板状部材の下面に植毛されたブラシ
毛材を備えた植毛板とを有することを特徴とする電動床
磨機用回転ブラシとした。
【0006】請求項1に記載の電動床磨機用回転ブラシ
によれば、基台の切り欠き部に挿入された植毛板の固定
を植毛板の固定手段により行うことで、基台に対する植
毛板の着脱が容易に行える。従って、ブラシ毛材の摩耗
時の交換が容易に行える。また、切り欠き部に板状部材
を挿入することで、板状部材と基台とが重なりあわない
部分ができるので、板状部材と基台とが完全に重なりあ
う場合に比べて、電動床磨機用回転ブラシ全体としての
重量を軽減させることができる。
【0007】また、本発明の請求項2に係る発明は、固
定手段が、板状部材の上面の外縁部から立設する可撓性
を有する壁状体と、壁状体の上端において、板状部材の
外側に向かって屈曲したフックとを有することを特徴と
する請求項1に記載の電動床磨機用回転ブラシとした。
請求項2に記載の電動床磨機用回転ブラシによれば、可
撓性を有する壁状体の反発力とフックによる係止によ
り、植毛板と基台を簡単に、かつ、強固に固定すること
ができる。
【0008】さらに、本発明の請求項3に係る発明は、
円形部および/またはリブに連結され、切り欠き部の一
部を覆う上板を有することを特徴とする請求項1または
2に記載の電動床磨機用回転ブラシとした。請求項3に
記載の電動床磨機用回転ブラシによれば、上板により基
台の撓みを防止することができる。
【0009】また、本発明の請求項4に係る発明は、板
状部材が、リブの伸長方向に対して分割可能な板状部材
片から構成され、板状部材片の各々に、ブラシ毛材およ
び嵌合手段を有することを特徴とする請求項1,2また
は3に記載の電動床磨機用回転ブラシとした。請求項4
に記載の電動床磨機用回転ブラシによれば、植毛板を複
数の板状部材片から構成することで、摩耗の少ない内周
側のブラシ毛材を残したままで、摩耗しやすい外周側の
ブラシ毛材のみを交換することができるので、ブラシ毛
材を効率良く使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら詳細に説明する。図1の分解斜視図、および、
図2の要部拡大断面傾斜図に示すように、電動床磨機用
回転ブラシ1は、回転中心Cを有する円板状の基台2
と、基台2に固定された植毛板3とを有している。基台
2は、中心部に開口を有する円形部4と、円形部4の外
側面に沿って等間隔に設けられると共に、円形部4から
放射状に伸長する板状のリブ5と、リブ5の先端を結ぶ
ように設けられた環状の外筒部6とを有しており、一体
成形されたプラスチック製の部材である。
【0011】ここで、円形部4の外側面と、隣合うリブ
5,5、および、外筒部6の内側面により区画される領
域は、基台2の上面から下面を貫通するような開口であ
る切り欠き部7を形成しており、この切り欠き部7に、
植毛板3を挿入することで、植毛板3が基台2に固定さ
れる。また、リブ5には、洗浄液を供給するための洗浄
液供給口8が設けられており、リブ5の洗浄液供給口8
の形成位置よりも外側には、洗浄液が遠心力により飛散
することを防止するためのリング状の飛散防止手段9が
固定されている。
【0012】外筒部6は、各リブ5,5のそりを防止す
る役割と、電動床磨機用回転ブラシ1の回転時の遠心力
により植毛板3が基台2から抜け出すことを防止する役
割を有しており、外筒部6の幅は全周に渡って5〜8m
m程度であることが望ましいが、外筒部6の一部を切り
欠いても良い。なお、基台2の直径は200〜500m
mであり、基台2の直径が400mmを超える場合は、
基台2の上面に桟、そり防止板等の補強材を取り付ける
ことが好ましい。また、円形部4の高さをリブ5および
外筒部6と同じ高さとすることもできる。
【0013】植毛板3は、切り欠き部7に挿入可能な形
状の板状部材10と、板状部材10の上面10aの両側
端10bから垂直に立設する固定手段である壁状体11
と、板状部材10の下面10cに植毛されたブラシ毛材
12とを有している。壁状体11は、板状部材10より
も肉薄の部材からなり、可撓性を有すると共に、その上
端部は、外側に向かって屈曲したフック13を有してい
る。
【0014】また、ブラシ毛材12は、研磨砥粒を含有
した塩化ビニールまたはナイロン等からなるフィラメン
ト状のブラシであり、板状部材10の下面10cに形成
された複数の植毛穴14のそれぞれに複数本ずつ植毛さ
れている。植毛穴14の配列は、図3(a)に示すよう
に、内側から外側に向かって放射状に配列されている。
また、図3(b)に示すように、板状部材10の内周端
10d側に設けられた植毛穴14の向きは、板状部材1
0に対して垂直に形成されており、板状部材10の外周
端10e側に設けられた植毛穴14の向きは、植毛穴1
4の開口部が外周端10e側を向くように傾斜してい
る。外周端10e側に傾斜した植毛穴14には、ブラシ
毛材12が外側に向けて植毛されるので、板状部材10
に垂直に植毛した場合に比べて床面との接触面積を多く
することができるから、清掃作業を効率的に行うことが
できるようになる。
【0015】このような植毛板10を基台2の下方から
切り欠き部7に挿入すると、図2に示すように、板状部
材10の下面10cとリブ5の下面はほぼ一直線上にな
らび、壁状部11がリブ5の側面の上方に設けられてい
る傾斜部5aにより植毛板3の内側に撓むと共に、フッ
ク13がリブ5の上面に当接する。この壁状部11の撓
みにより生じた反発力とフック13の係止により、植毛
板3を基台2に確実に固定することができる。従って、
電動床磨機用回転ブラシ1の回転時の遠心力によっても
植毛板10が基台2から外れることはない。また、フッ
ク13を手またはドライバー等で外すことで簡単に植毛
板3を切り欠き部7から外すことができる。
【0016】なお、本実施の形態において、板状部材1
0に、上面10aから下面10cにかけて貫通する貫通
穴や切り欠き溝を板状部材10の強度を損なわない範囲
内で複数設けることもできる。貫通穴や切り欠き溝を設
けることで板状部材10の軽量化を図ることができる。
また、固定手段は、壁状部11と、壁状部11に形成し
た貫通穴または凹部と、リブ5の壁面に形成した突起か
らなり、突起を貫通穴または凹部に係止させることで、
植毛板3と基台2とを係合させたり、板状部材10に立
設した板材を基台2にネジ止めするなど、任意の固定手
段を用いることができる。さらに、固定手段は板状部材
10の側面や下面10cに設けることもできる。そし
て、壁状部11は、板状部材10の側端の全体に渡って
形成される必要はなく、側端の少なくとも一部から立設
するように設けることもできる。さらに、壁状部11
は、植毛板3の側端のみでなく、内周端10dや外周端
10eにも設けることができる。この場合は、各壁状部
11の可撓性を確保するために、各壁状部11は互いに
離間して配置される。なお、この場合は、円形部4の外
側面の上部や外筒部6の内側面の上部には、リブ5に設
けた傾斜部5aと同様の傾斜部をそれぞれ設けることが
望ましい。
【0017】さらに、植毛穴14の配列は、千鳥配列や
三角配列等の任意の配列としても良く、全ての植毛穴1
4の向きを板状部材10に対して垂直に形成しても良
い。また、洗浄液供給口8および飛散防止手段9は本発
明の必須の構成要素ではなく、これらを有さないでも本
発明の効果は充分に発揮できる。さらに、壁状体11を
あらかじめ板状部材10の両端部10bよりも外側に広
がるような形状にした場合など、植毛板3と基台2とを
確実に固定できる場合は、リブの傾斜部5aは設けなく
ても良い。また、円形部4は、電動床磨機用に回転軸に
固定するための任意の構造、例えば、有底筒形状、上面
に固定用の凹凸を有する円柱形状等とすることができ
る。
【0018】次に本発明の電動床磨機用回転ブラシの別
の実施形態を図4および図5に示す。図4に示すよう
に、切り欠き部20は、上板21が設けられ、断面が凹
形状となっている。上板21は、円形部4の外側面から
外筒部6の内側面までを結ぶような板状の部材であり、
上板21とリブ5との間にはスリット22が形成されて
いる。さらに、上板21と植毛板3の板状部材10との
間の空間には、スポンジ等からなる緩衝材23が挿入さ
れている。緩衝材23は、床面等の凹凸によるブラシ毛
材12および植毛板3の上下方向の動きを伸縮により吸
収するもので、電動床磨機用回転ブラシ1の回転時の振
動を抑制する働きを有している。
【0019】なお、緩衝材23は接着材で上板21に固
定しても良いが、上板21に設けた突起により緩衝材2
3を固定することもできる。後者の場合は、突起の長さ
を上板21と植毛板3の板状部材10との距離よりも短
くし、緩衝材23には突起が収まるような凹部または貫
通穴を形成することが望ましい。例えば、貫通穴を有す
る緩衝材23としては、突起の外径と同程度の大きさの
貫通穴を有するゴムチューブがあげられる。この場合の
ゴムチューブの長さは、上板21と植毛板3との距離と
同程度が好ましいが、突起の長さ以上、上板21と植毛
板3との距離長未満とすることもできる。また、上板2
1は、隣り合う二つのリブ5にまたがるように設けても
良いし、円形部4とリブ5にまたがるように設けること
もできる。また、上板21の代わりに、複数の棒状の部
材を並列に設ても良い。
【0020】また、図5は、上板31の中央部に設けた
突起部32を植毛板3の板状部材10に当接させると共
に、板状部材10に突出部32を囲むような枠状体33
を設けたものである。枠状部33に突起部32をはめ合
わせることで、壁状部11を用いなくても植毛板3を切
り欠き部30に強固に固定することができる。なお、突
起部32の内部は、軽量化の観点から空洞とすることが
望ましく、突起部32の形状は四角形、丸形等の任意の
形状とすることができる。さらに、突起部32の数は任
意の数を選択することができるが、植毛板3を安定して
支持するために、突起部32と板状部材10との接触面
積の総和は板状部材10の上面10aの面積の半分程度
であることが望ましい。
【0021】一方、枠状体33は、突起部32の全ての
側部を囲む必要はなく、一部が切り欠かれた形状とする
こともできる。例えば、突起部32の断面形状が四角形
である場合は、枠状体33は、突起部32の側面を形成
する四辺のうち、少なくとも一辺を覆うように構成して
も良いし、一辺の中央部や、端部のみを覆うように構成
することもできる。また、突起部32、枠状体33また
は板状部材10の上面10aに凹凸や突起を設け、上板
31と植毛板3との間の摩擦力や係合力を強めることも
できる。さらに、突起部32に形成する凹部は、突起部
32を貫通する開口部でも良い。そして、上板31には
空気穴を小さく設けることもできる。
【0022】なお、本発明は各実施の形態に限定される
ものではなく、広く応用することができる。例えば、突
起部32を有する上板31と植毛板3との間に緩衝材2
3を挿入したり、突起部32および枠状体33と、壁状
体11およびフック13を併用して植毛板3を基台1に
強固に固定するなど、各実施の形態を組み合わせて使用
することができる。そして、板状部材10は切り欠き部
7,20,30の形状と同形状としたが、板状部材10
の一部が切り欠き部7,20,30に挿入されるような
形状とすることもできる。例えば、板状部材10の外端
部10eが、外筒部6の外側面と同一面をなすように構
成することもできる。さらに、板状部材10の側端部1
0bや外端部10eを所定量だけ上方に湾曲させて、板
状部材10に植毛したブラシ毛材12の植毛角度を多様
化させることで研磨効果を高めることもできる。
【0023】また、図6に示すように、植毛板41を基
台1の半径方向において分割した板状部材片42,43
から構成することもできる。回転時の移動量が多い電動
床磨機用回転ブラシ1の外周側のブラシ毛材44は、移
動量が少ない電動床磨機用回転ブラシ1の内周側のブラ
シ毛材45よりも摩耗が激しい。このような場合は、摩
耗し易い外周側の板状部材片42のみを交換すれば、摩
耗の少ない内周部の板状部材片43は引き続き使用でき
るので、電動床磨機用回転ブラシ1全体として見た場合
のブラシ毛材44,45の利用効率を向上させることが
できる。この場合の植毛板3の分割数は電動床磨機用回
転ブラシ1の大きさによって適宜選択可能であるが、取
扱の容易さから2〜3の板状部材片に分割することが望
ましい。
【0024】さらに、円形部4の円弧長と外筒部6の円
弧長が等しい長さになるように切り欠き部7,20,3
0を形成しても良い。この場合は外周側の板状部材片4
2の形状と内周側の板状部材43の形状を等しくするこ
とができるので、外周側の板状部材片43と内周側の板
状部材片44とが交換可能となる。従って、部品の種類
の減少や、ブラシ毛材の利用効率の向上を図ることがで
きる。また、上板21,31と植毛板3とをネジで締結
すると、植毛板3の上板21,31への固定を強固にす
ることができる。この場合の板状部材10に形成された
ネジ穴と、ネジは固定手段に含まれる。さらに、上板2
1,31や、突起部32に開口を形成しておき、この開
口にドライバー等の棒状の治具を通し、植毛板3を押し
出すようにすると、植毛板3を切り欠き部20,30か
ら簡単に取り外すことができる。
【0025】そして、洗浄液が遠心力により電動床磨機
用回転ブラシ1から飛散することをを防止するための飛
散防止手段9は、リング状の部材を用いる代わりに、リ
ブ5と、リブ5から時計回りに所定量だけの長さを有す
る板状部材としても良い。これは、電動床磨機用回転ブ
ラシ1が反時計回りに回転することで、洗浄液は時計回
りに流れることから、飛散防止手段9は、洗浄液供給口
8のあるリブ5から時計回りに所定量だけの長さを囲う
ように設ければ足りるからであり、これにより電動床磨
機用回転ブラシ1の軽量化が図れる。ここで、板状部材
の形状は円弧状や波形状等の任意の形状とすることがで
きる。また、洗浄液をブラシ毛材12に供給するための
洗浄液供給口8を板状部材10に形成することもでき
る。洗浄液をブラシ毛材12に効率良く供給することが
できると共に、外筒部6により洗浄液の飛散を防止する
ことができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、環状の円形部とリブにより区
画された切り欠き部に挿入された植毛板を固定手段によ
り固定する電動床磨機用回転ブラシとしたので、固定手
段により基台への植毛板の着脱を容易に、かつ、確実に
行うことができる。また、切り欠き部に板状部材を挿入
することで、板状部材と基台とが重なりあわない部分が
できるので、板状部材と基台とが完全に重なりあう場合
に比べて、電動床磨機用回転ブラシ全体としての重量を
軽減させることができる。また、固定手段を可撓性の壁
状体とし、壁状体の上端にフックを設けたので、壁状体
を撓ませることにより生じる反発力とフックの引っかか
りにより、植毛板を切り欠き部に固定することができ
る。従って、単純な構成で植毛板を強固に固定すること
ができる。
【0027】さらに、切り欠き部の少なくとも一部を覆
う上板を有する構成としたので、上板により基台の撓み
を防止することができる。また、植毛板を複数に分割す
ることで、摩耗の少ない電動床磨機用回転ブラシの内周
側のブラシ毛材を残したままで、摩耗しやすい電動床磨
機用回転ブラシの外周側のブラシ毛材のみの交換が可能
となり、ブラシ毛材を効率良く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】 電動床磨機用回転ブラシの一部拡大図であ
る。
【図3】 板状部材の(a)下面図、(b)X−X線断
面図である。
【図4】 本発明の別の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
【図5】 本発明の別の実施の形態を示す要部断面図で
ある。
【図6】 植毛板を二つの板状部材に分割した状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 電動床磨機用回転ブラシ 2 基台 3 植毛板 4 円形部 5 リブ 6 外筒部 7,20,30 切り欠き部 10 板状部材 10a 上面 10b 側端部 10c 下面 11 壁状部 12 ブラシ毛材 13 フック 21,31 上板 23 緩衝材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形部を有し、前記円形部の外側面には
    放射状に伸長する板状のリブが前記外側面の周方向に沿
    って等間隔に設けられ、隣合う前記リブおよび前記円形
    部の前記外側面により区画される切り欠き部を有する基
    台と、 前記切り欠き部に挿入可能な板状部材を有し、前記板状
    部材を前記切り欠き部に固定するための固定手段および
    前記板状部材の下面に植毛されたブラシ毛材を備えた植
    毛板と、を有することを特徴とする電動床磨機用回転ブ
    ラシ。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、前記板状部材の上面の
    外縁部から立設する可撓性を有する壁状体と、前記壁状
    体の上端において、前記板状部材の外側に向かって屈曲
    したフックとを有することを特徴とする請求項1に記載
    の電動床磨機用回転ブラシ。
  3. 【請求項3】 前記円形部および/または前記リブに連
    結され、前記切り欠き部の一部を覆う上板を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の電動床磨機用回
    転ブラシ。
  4. 【請求項4】 前記板状部材は、前記リブの伸長方向に
    対して分割可能な板状部材片から構成され、前記板状部
    材片の各々に、前記ブラシ毛材および前記固定手段を有
    することを特徴とする請求項1,2または3に記載の電
    動床磨機用回転ブラシ。
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