JP2001294184A - 車幅灯兼方向指示器 - Google Patents

車幅灯兼方向指示器

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JP2001294184A
JP2001294184A JP2000115960A JP2000115960A JP2001294184A JP 2001294184 A JP2001294184 A JP 2001294184A JP 2000115960 A JP2000115960 A JP 2000115960A JP 2000115960 A JP2000115960 A JP 2000115960A JP 2001294184 A JP2001294184 A JP 2001294184A
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vehicle width
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Tsuyoshi Katayama
剛志 片山
Yoshiaki Kosuge
善証 小菅
Yukio Itani
幸男 伊谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車のハンドルの両先端に取り付けられる
車幅灯兼方向指示器であって、自動車や自動二輪車のド
ライバーに対して視認性に優れた車幅灯兼方向指示器を
提供することにある。 【解決手段】 自転車のハンドル25の先端付近に設置
されたLED12を保護するカバー14に、円錐の形を
した反射板16を設置することによって、LED12か
らの光が多方向に散乱する車幅灯兼方向指示器を構成し
た。このように、光が多方向に散乱することによって、
多くの自動車及び自動二輪車のドライバーに対して、車
幅灯兼方向指示器の視認性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車の車幅灯と
方向指示器に関し、詳しく述べると、自転車のハンドル
に取り付ける車幅灯兼方向指示器に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車の運転者の安全を確保するため
に、自転車のペダル等に反射板や反射シールを取り付け
て、自動車や自動二輪車のドライバーに自転車を視認し
易くする方法がとられている。
【0003】しかし、自動車や自動二輪車のドライバー
が、自転車の位置を確認できても、自転車の運転者の行
動、即ち、右折、左折及び直進と言った自転車の動きを
確認するのは、自転車の運転者がその行動を起こしたと
きであり、自動車や自動二輪車と自転車の衝突事故はあ
とをたたない。自転車の進路変更は、自転車の運転者が
手信号で指示することになっているが、一般的には普及
されてなく、手が横を走る自動車等に当たる恐れ、及
び、片手で自転車を運転することによる危険性がある。
また、夜間に自転車を運転するとき、自転車に取り付け
られたライトと上記した反射板では、自転車の位置が確
認できても、車幅が確認できず、自動車と自転車が接触
する恐れがある。更に、夜間に手信号で進路変更を指示
しても、自動車のドライバーは、自転車の進路変更を確
認できない。
【0004】そこで、自転車のハンドルに取り付ける方
向指示器兼車幅灯が、実開昭61−24330号公報に
開示されていて、ランプの光によって明るくなったパイ
プが方向指示器や車幅灯として働いている。しかし、パ
イプが細く視認性に問題がある。また、パイプの先が封
止されていないので、雨天での走行で、ハンドルの内部
に雨水が侵入し、方向指示器兼車幅灯を腐蝕する恐れが
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自転
車等のハンドルに取り付ける視認性に優れた車幅灯兼方
向指示器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車幅灯兼方
向指示器の要旨とするところは、自転車のハンドルの両
先端から突出してそれぞれ設置され、前記ハンドルの両
先端部付近にそれぞれ設置される光源と、該光源を覆う
カバーを含む方向指示器兼車幅灯であって、前記カバー
が、透光性の周辺部と、前記光源と所定間隔をおいて対
置した反射板とで一体に構成され且つ、該反射板で反射
された前記光源からの光を前記周辺部を通して前記カバ
ーの外方へ散乱させるように構成した事を特徴とする。
上記の反射板を光源の先端部分と対置させることによっ
て、光源から、この光源の前方へ進む光が、反射板によ
って散乱され、多方向に反射して自動車や自動二輪車の
ドライバーに視認し易い。
【0007】上記の光源が、発光ダイオードであり、前
記ハンドルの両端付近にそれぞれ複数個設置される。こ
のハンドルの両端付近にそれぞれ複数個設置された前記
した発光ダイオードが、それぞれ異なる色を発光した
り、点灯又は点滅することによって、方向指示器用と車
幅灯用の光を使い分けることができ、且つ、点滅させる
など、光り方を変化させることによって、自動車や自動
二輪車のドライバーが視認しやすく、注意を促すことが
可能になる。
【0008】また、上記の発光ダイオードは、前記ハン
ドルの両端付近の内部に設置されていることを特徴とし
ている。このようにハンドルの内部に発光ダイオードが
設置されることによって、上記のカバーが障害物に衝突
し、破壊されても、発光ダイオードが破壊されることは
ない。
【0009】上記の反射板が円錐又は角錐であることを
特徴とする。反射板を円錐又は角錐にすることによっ
て、多方向に光を散乱させることが可能であり、自動車
や自動二輪車のドライバーに対する視認性が向上する。
【0010】上記の円錐又は角錐の頂点が、前記発光ダ
イオードに対向していることを特徴とする。発光ダイオ
ードの光が、円錐又は角錐の頂点を中心として、この円
錐又は角錐の形をした反射板に照射されたとき、最も効
率良く光が散乱する。従って、上記のように自動車や自
動二輪車のドライバーに対する視認性が向上する。
【0011】上記のカバー又は周辺部が可撓性のもので
あることを特徴とする。このように可撓性のカバーを用
いることによって、カバーが人に接触しても、人に怪我
を負わせることはない。
【0012】
【発明の実施形態】次に、本発明に係る車幅灯兼方向指
示器の実施形態を図面に基づいて説明する。自転車の車
幅灯兼方向指示器10の構成及び、スイッチ20及び電
源部30の接続形態を図1に示す。本明細書において自
転車は、三輪自転車及び電動機付き自転車等を含む。車
幅灯兼方向指示器10は、光源である発光ダイオード
(以下LEDと言う)12、光を透過させる透光性の周
辺部14、LED12からの光を散乱させる透光性の周
辺部14に設置された反射板16によって構成され、L
ED12を制御するためのスイッチ20がLED12に
接続され、スイッチ20と電源部30が接続される。ま
た、LED12を覆うカバー15は、透光性の周辺部1
4と反射板16によって構成される。
【0013】図2に示すように、車幅灯兼方向指示器1
0は、ハンドル25の両端に突出して取り付けられる。
車幅灯兼方向指示器10の光源であるLED12は、ハ
ンドル25の各端に設置される。ハンドル25の握り部
付近に備えられたスイッチ20を制御することによっ
て、車幅灯兼方向指示器10の操作を行なう。スイッチ
20は、ハンドル25を握ったままの状態で指がとどく
位置、例えば、親指がとどく位置に設置することによっ
て、スイッチ20の操作を行なうにあたって、ハンドル
25から手を離さなくてよい。また、図2に示したスイ
ッチ20の形状及び位置は、図2に示す形状及び位置に
限定されない。スイッチ20には、方向指示器用のスイ
ッチである右折用のスイッチ21と左折用のスイッチ2
2、車幅灯用のスイッチ23及び電源部用のスイッチ2
4がある。
【0014】そして、右折用のスイッチ21をオンにす
ることによって、ハンドル25の右側に設置されたLE
D12が点滅し、右折の合図になる。また、左折用のス
イッチ22をオンにすることによって、ハンドル25の
左側に設置されたLED12が点滅し、左折の合図にな
る。更に、車幅灯用のスイッチ23をオンにすることに
よって、ハンドル25の両端にそれぞれ設置されたLE
D12を点灯させ、車幅灯になる。このように、ハンド
ル25の両端に設置されたLED12を、右折又は左折
のときに点滅させ、車幅灯を点灯させることによって、
右折、左折及び車幅灯の違いが、自動車や自動二輪車の
ドライバーに理解される。また、ハンドル25の両端に
設置されたLED12を、右折又は左折のときに点灯さ
せ、車幅灯を点滅させることも可能である。
【0015】点滅または点灯したLED12は、反射板
16の光を反射させる効果によって多方向に散乱する。
反射板16は円錐の形である。この反射板16にはミラ
ーコーティングされた面16a及び外部光によって多方
向に光が散乱する面16bが含まれる。ミラーコーティ
ングされた面16aに照射されたLED12の光は多方
向に散乱され、透光性の周辺部14を通して、外方へ進
行するので、自動車や自動二輪車のドライバーに対して
視認性が向上する。このように、LED12の光を散乱
させるためには、LED12の光が進行する方向、即
ち、LED12の頂点18を通過するLED12の中心
軸19の延長線上に、反射板の頂点17である円錐の頂
点が通過するように反射板16を設置する。これは、L
ED12の頂点18と円錐の頂点である反射板の頂点1
7が対向した形である。また、LED12の光が散乱す
る範囲は、反射板16の頂点の角度θを調節することに
よって変化させることが可能である。ミラーコーティン
グされた面16aの内部は、空洞になっていてもよい。
上記の反射板16は、円錐を用いたが、角錐を用いるこ
とも可能である。ミラーコーティングされた面16a
を、凹凸のある反射素材によって構成された面に変更す
ることによって、光を乱反射させることができる。
【0016】また、上記した外部光によって多方向に光
が散乱する面16bは、周知である自転車のペダルや車
輪のスポーク等に取り付けられている反射板(リフレク
ター)や反射シールである。この外部光によって多方向
に光が散乱する面16bによって、自転車の横側から自
動車等のヘッドライトの光があてられた場合、光が散乱
し、自転車の車幅が分かりやすくなる。従って、反射板
16は、車幅灯兼方向指示器10の内部に設置されたL
ED12の光と、自動車等のヘッドライトによる外部か
らの光が反射できる。また、反射板16の頂点の角度θ
が小さければ、外部光によって多方向に光が散乱する面
16bを設置しないことも可能である。上記した反射板
16を光が透過するガラスや硬質プラスチック等の物に
変更し、LED12の光を反射及び屈折させることによ
って、LED12の光を散乱させることも可能である。
【0017】上記した反射板16は、透光性の周辺部1
4にあらかじめ円錐の形をした部分を構成させておき、
この円錐の上にミラーコーティングと自転車のペダルや
車輪のスポーク等に取り付けられている反射板や反射シ
ールを取り付けて、ミラコーティングされた面16aと
多方向に光が散乱する面16bを設置することも可能で
ある。更に、任意の円錐の形をしたものに、ミラコーテ
ィングされた面16aと多方向に光が散乱する面16b
を設置して、透光性の周辺部14に後で設置させること
も可能である。
【0018】また、反射板16の内部を空洞にし且つ、
多方向に光が散乱する面16bを設置せずにミラコーテ
ィングされた面16aに穴やスリットを設けることによ
って、LED12の光が、ミラコーティングされた面1
6aによって散乱される光と、穴やスリットを通過して
直進する光に分割させることが可能である。従って、穴
やスリットを設けたミラコーティングされた面16a
が、多方向に光が散乱する面16bの働きも兼ねること
になる。
【0019】本発明者の実験によって、上述の車幅灯兼
方向指示器10のLED12の光は、100メートル以
上先でも確認できている。
【0020】上記したLED12に電気を供給する電源
部30のブロック図を、図3に示す。近年、自転車に備
えられている発電装置は、車輪のハブの内部に設置され
ているダイナモ(以下ハブダイナモと言う)32であ
り、走行時に発電を行なっているので、走行時に常にL
ED12を点灯させることができる。しかし、ハブダイ
ナモ32は、自転車の停止時には発電が行なわれない。
従って、ニッカド電池等の蓄電池34を自転車に配設
し、ハブダイナモ32によって発電された電気で、LE
D12と自転車に設置されているライトの点灯に使用す
る以外の電気、即ち、過剰な電気を蓄電池34に充電
し、ハブダイナモ32で発電されないときに、蓄電池3
4に充電された電気を利用する。上述のように、本発明
で使用する電源部30は、無停電電源である。図3にお
ける充電器36は、整流器が含まれており、ハブダイナ
モ32で発電された交流の電気を直流にする働きがあ
る。更に、制御回路38は、電圧を調節する回路等が含
まれる。
【0021】上記した方式によって、常に車幅灯兼方向
指示器を使用することができる。また、自転車を運転し
ないときは、蓄電池34に蓄積された電気を利用するこ
とになるので、上記した電源部用のスイッチ24をオフ
にし、蓄電池34に蓄積された電気が使用されないよう
にする。上記した充電器36、蓄電池34及び制御回路
38は、自転車のフレーム等、自転車の運転に支障をき
たさない任意の場所に設置される。更に、充電器36、
蓄電池34及び制御回路38を自転車のフレームやハン
ドル等に内蔵し、風雨に対する腐蝕を防ぐことができ
る。また、上記したハブダイナモ32以外の自転車の発
電装置を使用することも可能である。
【0022】上記の電源部30には蓄電池34を使用し
たが、図4に示すような一次電池42を使用する電源部
40を構成することが可能である。自転車が走行中で、
ハブダイナモ32によって発電が行なわれているときに
は、スイッチング回路44は、ハブダイナモ32の電気
をLED12に供給する。自転車が停止し、ハブダイナ
モ32によって発電されないとき、スイッチング回路4
4は、一次電池42の電気をLED12に供給する。自
転車を運転しないときは、一次電池42が常に使用され
てしまうので、上記した電源部用のスイッチ24をオフ
にすることによって、一次電池42が使用されないよう
にする。
【0023】更に、車幅灯用の光は、昼間の走行時には
必要ない。また、ハブダイナモ32で発電を行なう場
合、自転車のライトは、光センサーによって、自動的に
点灯と消灯が行なわれる。従って、図2に示した車幅灯
用のスイッチ23を使用せずに、この光センサーを利用
して、夜間のみ車幅灯を自動的に点灯することも可能で
ある。
【0024】また、ハブダイナモ32による発電だけ
で、電気が不足する場合等は、太陽電池を補助的に使用
することも可能である。更に、蓄電池34は、何度も充
電と放電を繰り返すと蓄電性能が劣化するので、蓄電池
34の使用をできるだけ減らすために、太陽電池を補助
的に使用し、昼間、蓄電池34を使用しないことも可能
である。
【0025】上記のようにハンドル25にLED12を
設置することによって、車幅灯兼方向指示器10が構成
できた。この車幅灯兼方向指示器10は、自転車の横幅
が一番長いハンドル25の先端に設置されるので、自動
車や自動二輪車のドライバーに視認し易い。反射板16
を設けることによって、LED12の光及び自動車等の
ライトの光が多方向に散乱されるので、自動車や自動二
輪車のドライバーへの視認性が向上する。
【0026】以上、本発明に係る車幅灯兼方向指示器に
ついて、上記に一実施形態を記載してきたが、本発明は
この実施形態に限定されるものではない。その他の実施
形態として、図5にLED12をハンドル25の内部に
設置する形態を示す。LED12がハンドル25の内部
に内設されているので、カバー15が障害物等に衝突
し、破壊されても、LED12が破壊されることはな
い。また、透光性の周辺部14を可撓性の物にすること
によって、透光性の周辺部14が破壊されることが少な
くなり、且つ、人に接触した場合でも、人に怪我を負わ
せることはない。
【0027】更に、図6に、反射板16を使用せずに、
光を散乱させる実施形態を示す。図6に示すように、カ
バー65は、八角形のレンズ64、台形のレンズ62及
び透光性の周辺部66で構成される。八角形のレンズ6
4及び台形のレンズ62は、多方向に光を散乱させるこ
とができ、この八角形のレンズ64の各辺に台形のレン
ズ62を設置する。この台形のレンズ62及び八角形の
レンズ64を使用することにより、八角形のレンズ6
4、台形のレンズ62及び透光性の周辺部66から外方
向へ、多方向に光を散乱させることができる。従って、
LED12が発光した光は、多方向に散乱するので、自
動車等のドライバーに対して、視認性が向上する。
【0028】また、図6のように、LED12が自転車
のハンドル25の内部に内設されているので、カバー6
5が障害物に接触して破壊されても、LED12が破壊
されることはない。更に、カバー65の材質に可撓性の
ものを使用することによって、人に接触しても、人に怪
我を負わせることはない。
【0029】上記した全ての実施形態は、ハンドル25
の両端にそれぞれ1個のLED12を設置したが、複数
個のLED12を設置することも可能である。例えば、
図7に示すように、右折用のLED12a、左折用のL
ED12b及び車幅灯用のLED12cを使用する。電
源部用のスイッチ24をオンにすることによって、右折
用のスイッチ21、左折用のスイッチ22及び車幅灯用
のスイッチ23が制御可能になる。そして、右折用のス
イッチ21をオンにすると、右折用のLED12aが点
滅する。また、左折用のスイッチ22をオンにすると、
左折用のLED12bが点滅する。更に、車幅灯用のス
イッチ23をオンにすると、車幅灯用のLED12cが
点灯する。
【0030】LED12aとLED12bが発する光の
色とLED12cが発する光の色を異なる色にすること
が可能であり、自動車や自動二輪車のドライバーが認識
し易くなる。車幅灯用のスイッチ23を光センサーに変
更して、夜間に、自動的に車幅灯用のLED12cが光
るようにすることができる。右折用のLED12a及び
左折用のLED12bの光の色と、車幅灯用のLED1
2cの光の色を異なる色にすることも可能である。
【0031】図7の回路構成では、車幅灯用のスイッチ
23をオンにすると、車幅灯用のLED12cは、常に
点灯されているので、右折用のLED12a又は左折用
のLED12bを点滅させても、車幅灯用のLED12
cの光によって、右折用のLED12a又は左折用のL
ED12bの光が認識しにくくなる恐れがある。そこ
で、図8に示すような回路構成にすることによって、右
折用のLED12a又は左折用のLED12bと車幅灯
用のLED12cの切換を行なうことができる。右折と
車幅灯の切り替えスイッチ82は、右折用のLED12
aと車幅灯用のLED12cの切り替えを行い、右折用
のLED12aが点滅しているときは、車幅灯用のLE
D12cは消灯し、右折用のLED12aが消灯してい
るときは、車幅灯用のLED12cが点灯する。更に、
左折と車幅灯の切り替えスイッチ84は、左折用のLE
D12bと車幅灯用のLED12cの切り替えを行い、
左折用のLED12bが点滅しているときは、車幅灯用
のLED12cは消灯し、左折用のLED12bが消灯
しているときは、車幅灯用のLED12cが点灯する。
また、光センサー86によって、昼間は車幅灯用のLE
D12cが点灯しないようにする。上記のように、右折
用のLED12a又は左折用のLED12bと車幅灯用
のLED12cの切換を行なうことによって、自動車や
自動二輪車のドライバーに右折又は左折の合図と車幅灯
が識別し易くなる。
【0032】その他、本発明は、その趣旨を逸脱しない
範囲内で、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、
変形を加えた態様で実施し得るものである。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る車幅灯兼方向指示器は、L
EDを覆うカバーに反射板を設置することによって、L
EDが発光した光が多方向に散乱し、自動車や自動二輪
車のドライバーが、自転車の右折、左折の合図及び車幅
を視認し易くなった。
【0034】また、LEDをハンドルの先端付近に2個
ずつ使用することによって、方向指示器用の光の色と車
幅灯用の光の色を異なる色にすることができ、色の違い
によって、自動車や自動二輪車のドライバーに対する右
折、左折の合図と車幅灯の違いが分かりやすい。
【0035】更に、LEDをハンドルの先端部付近の内
部に設置することによって、ハンドルの先端に取り付け
られたカバーが障害物に衝突したり、自転車が転倒する
などして、このカバーが破壊されることがあっても、L
EDが破壊されることはなく、カバーの破損によって新
しいカバーと取り替えるとき、LEDはそのまま使用で
き、経済的である。
【0036】反射板の形を円錐にすることによって、多
方向に光を散乱させることが可能であり、多方面の自動
車や自動二輪車のドライバーに、車幅灯兼方向指示器の
光を視認できるようになり、更に安全性が向上する。
【0037】また、上記の円錐の形をした反射板をLE
Dと対向させることによって、光の拡散する割合が最大
になり、自動車や自動二輪車のドライバーにとって、車
幅灯兼方向指示器の光を視認し易いものになる。
【0038】LEDがハンドルの先端付近の内部に設置
されたとき、カバーを可撓性のものにすることによっ
て、カバーが人に接触しても、人に怪我を負わせること
はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車幅灯兼方向指示器の構成及び、スイ
ッチと電源部の接続形態を示す図である。
【図2】本発明の車幅灯兼方向指示器がハンドルの先端
に設置された図である。
【図3】本発明の車幅灯兼方向指示器のLEDを発光さ
せるための電源部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3において、蓄電池を一次電池に変更した場
合の電源部の構成を示す図である。
【図5】LEDがハンドルの内部に設置された場合の車
幅灯兼方向指示器の図である。
【図6】多方向に光が散乱するレンズを使用した場合の
車幅灯兼方向指示器の図であり、(a)は側面図であ
り、(b)は八角形のレンズ方向から車幅灯兼方向指示
器を見た図である。
【図7】ハンドルの先端のそれぞれに2個のLEDが設
置された場合のスイッチの回路構成を示す図である。
【図8】右折又は左折用のLEDと車幅灯用のLEDを
切り替える構成にした場合のスイッチの回路構成を示す
図である。
【符号の説明】
10,50,60:車幅灯兼方向指示器 12:LED 12a:右折用のLED 12b:左折用のLED 12c:車幅灯用のLED 14,66:透光性の周辺部 15,65:カバー 16:反射板 16a:ミラーコーティングされた面 16b:外部光によって多方向に光が散乱する面 17:反射板の頂点 18:LEDの頂点 19:LEDの中心軸 20,70,80:スイッチ 21:右折用のスイッチ 22:左折用のスイッチ 23:車幅灯用のスイッチ 24:電源部用のスイッチ 25:ハンドル 30,40:電源部 32:ハブダイナモ 34:蓄電池 36:充電器 38:制御回路 42:一次電池 44:スイッチング回路 46:整流回路 62:台形のレンズ 64:八角形のレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小菅 善証 滋賀県彦根市賀田山町878番地 (72)発明者 伊谷 幸男 滋賀県愛知郡愛知川町長野1482番地

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のハンドルの両先端から突出して
    それぞれ設置され、前記ハンドルの両先端部付近にそれ
    ぞれ設置される光源と、該光源を覆うカバーを含む車幅
    灯兼方向指示器であって、前記カバーが、透光性の周辺
    部と、前記光源と所定間隔をおいて対置した反射板とで
    一体に構成され且つ、該反射板で反射された前記光源か
    らの光を前記周辺部を通して前記カバーの外方へ散乱さ
    せるように構成したことを特徴とした車幅灯兼方向指示
    器。
  2. 【請求項2】 自転車のハンドルの両先端から突出して
    それぞれ設置され、前記ハンドルの両先端部付近にそれ
    ぞれ設置される光源と、該光源を覆うカバーを含む車幅
    灯兼方向指示器であって、前記カバーが、透光性の周辺
    部と、前記光源の光を多方向に散乱させるレンズ部とで
    一体に構成され且つ、該レンズで散乱された前記光源の
    光を該周辺部及び該レンズ部を通して前記カバーの外方
    へ散乱させるように構成したことを特徴とした車幅灯兼
    方向指示器。
  3. 【請求項3】 前記光源が、発光ダイオードである請求
    項1又は2に記載の車幅灯兼方向指示器。
  4. 【請求項4】 前記発光ダイオードが、前記ハンドルの
    両端付近にそれぞれ複数個設置される請求項3に記載の
    車幅灯兼方向指示器。
  5. 【請求項5】 前記ハンドルの両端付近にそれぞれ複数
    個設置された前記発光ダイオードが、それぞれ異なる色
    を発光することを特徴とした請求項4に記載の車幅灯兼
    方向指示器。
  6. 【請求項6】 前記発光ダイオードが、前記ハンドルの
    両端付近の内部に設置されていることを特徴とする請求
    項4に記載の車幅灯兼方向指示器。
  7. 【請求項7】 前記反射板が円錐又は角錐であることを
    特徴とした請求項1に記載の車幅灯兼方向指示器。
  8. 【請求項8】 前記円錐又は角錐の頂点が、前記発光ダ
    イオードに対向していることを特徴とした請求項3又は
    7に記載の車幅灯兼方向指示器。
  9. 【請求項9】 前記カバー又は前記周辺部が可撓性のも
    のである請求項1又は2に記載の車幅灯兼方向指示器。
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