JP2001294155A - 移動体用給排水装置 - Google Patents

移動体用給排水装置

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JP2001294155A
JP2001294155A JP2000115609A JP2000115609A JP2001294155A JP 2001294155 A JP2001294155 A JP 2001294155A JP 2000115609 A JP2000115609 A JP 2000115609A JP 2000115609 A JP2000115609 A JP 2000115609A JP 2001294155 A JP2001294155 A JP 2001294155A
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tank
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Kazumasa Ishizu
一正 石津
Hirobumi Akamine
博文 赤峰
Sukehiro Senba
佑浩 銭場
Satoshi Kobayashi
学志 小林
Yoshiichi Yamawaki
芳一 山脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体内で使用される水を効率よく使用する
移動体用給排水装置を提供する。 【解決手段】 給排水装置1では、洗面所や手洗い等か
ら排出されたような比較的きれいな排水を中間タンク2
0に一時的に貯留し、これを水洗便所50の洗浄水とし
て再利用する形態をとっている。このため、浄水タンク
10に貯留された浄水を従来より節約でき、当該浄水タ
ンク10への補水の時間間隔を従来よりも長くとること
ができる。この結果、車両への補水時間を短縮あるいは
カットすることができ、その運用コストの低減を図るこ
とができる。また、かかる構成をとることにより、従来
車両に設置されていなかった洋式便所用の洗浄便座を設
置することができ、利用客へのサービスの向上を図るこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両、船舶、
航空機等の移動体内に搭載された水を効率よく使用する
ための移動体用給排水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば鉄道車両における給排水シ
ステムでは、給水については、浄水を貯留する浄水タン
クから空圧機構や電動ポンプ等を用いて便所や洗面所に
水を供給する形態をとっている。一方、排水について
は、便所からの汚水を配管を通じて汚水タンクに溜め、
洗面所や手洗いからの排水をそのまま車外へ捨てる方式
が主流となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄道車両に
は、便所や洗面所、或いは供食設備等に使用する水を貯
留した浄水タンクが搭載されている。しかしながら、こ
の浄水タンクに貯留される浄水の量は決まっているた
め、水を消費する機器類については使用する水量を制限
し、水を無駄に消費しないようにする必要がある。一
方、浄水タンクの容積は、機器類の艤装スペースを犠牲
にすることや、積載水量の増加に伴う車両重量の増加を
避けるために、劇的に拡大することは困難である。この
ことは、鉄道車両に限らず、船舶、航空機その他の移動
体についても同様にいえることである。
【0004】そこで、本発明は、移動体内で使用される
水を効率よく使用する移動体用給排水装置を提供するこ
とにより、移動体の運行効率の向上、移動体内での機器
構成上の自由度の向上、さらには節約された水を用いた
移動体内におけるサービスの向上を可能にすることを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、本発明
に係る請求項1に記載の移動体用給排水装置(以下、単
に「給排水装置」という)は、移動体内にて使用される
浄水を貯留する浄水タンクと、この浄水タンクの浄水が
使用されて生じた排水の内、比較的きれいな二次水を一
時的に貯留する中間タンクと、これら浄水タンクの浄水
又は中間タンクの二次水を、移動体内に設置された水洗
便所の洗浄水として供給する給水手段と、この給水手段
により水洗便所に供給する洗浄水の供給源を、浄水タン
クと中間タンクとの間で切り替える給水切替手段とを備
えている。
【0006】すなわち、本給排水装置では、例えば移動
体内に設置された洗面所や手洗いから排出されたような
比較的きれいな排水(二次水)を中間タンクに一時的に
貯留し、これを水洗便所の洗浄水として再利用する形態
をとっている。このため、浄水タンクに貯留された浄水
を従来より節約でき、当該浄水タンクへの補水の時間間
隔を従来よりも長くとることができる。この結果、移動
体がその補水のために費やす時間を全体として短くする
ことができ、従来より移動体のダイヤを効率的に設定す
ることができる。このことは、その移動体の運用コスト
の低減にもつながる。
【0007】また、補水の時間間隔を従来通り行うとす
れば、浄水タンクの浄水を新たな用途に使用することに
より顧客へのサービスの向上を図ることもできる。例え
ば、従来、移動体に設置された洋式便所に洗浄便座が採
用されていなかった場合には、その洗浄水を浄水タンク
から供給することによりこれを採用することができる。
また、このように新たな用途に浄水を使用しない場合に
は、浄水タンク自体をより小型に構成することができ
る。このことは、移動体の省スペース化或いは軽量化等
につながり、移動体への負担を軽減することができる。
【0008】ただし、この中間タンクには容量制限があ
るため、その内部に貯留された二次水のみでは洗浄水が
不足する場合が想定される。そのため、このような場合
には、給水切替手段が水洗便所に供給する洗浄水の供給
源を、中間タンクから浄水タンク側に切り替えることに
より、洗浄水を賄うことができる構成となっている。
【0009】この給水切替手段の具体的態様としては種
々考えられるが、例えば請求項2に記載のように、中間
タンク内の二次水の水位を検出する水位センサと、この
水位センサの検出状態に応じて、水洗便所に供給する洗
浄水の供給源を浄水タンクと中間タンクとの間で切り替
える弁機構とからなるものでもよい。
【0010】この場合、水位センサにより二次水の水位
が予め定める第1の水位まで低下したことが検出された
場合には、洗浄水の供給源が中間タンクから浄水タンク
に自動的に切り替えられ、逆に、水位センサにより二次
水の水位が第1の水位より高い予め定める第2の水位ま
で上昇したことが検知された場合には、洗浄水の供給源
が浄水タンクから中間タンクに自動的に切り替えられ
る。このため、中間タンクの水位に応じて効率的に二次
水を使用することができる。
【0011】また、上記給水手段の具体的態様として
は、電動ポンプを介して中間タンクから水洗便所に二次
水を供給する態様等種々のもの考えられるが、例えば請
求項3に記載のように、中間タンク内の二次水を空気圧
で加圧することにより水洗便所に送水する圧送機構を備
えたものでもよい。この空気圧による圧送機構として
は、従来浄水タンクから空気圧により水洗便所に洗浄水
を圧送していた形式のものと同様の形式のものを採用す
ることができる。
【0012】このように、空気圧による圧送形式とする
ことにより、洗浄水を水洗便所の便器に所定の圧力をも
って導入することができ、便器に付着した汚物を所定の
汚水タンクに排出させることができる。また、上記洗面
所や手洗い等から排出された二次水は比較的きれいな水
であるとはいえ、そのまま水洗便所に送出すると配管の
詰まり等の原因となるゴミが含まれる場合がある。
【0013】そこで、請求項4に記載のように、二次水
がゴミを除去するためのフィルタを介して中間タンクに
導入されるように構成することが好ましい。また、以上
のような給排水装置は、船舶や航空機等種々の移動体に
採用することが可能であるが、請求項5に記載のよう
に、鉄道車両に適用すると特に効果的である。鉄道車両
は、移動体の中でも特に機器類の艤装スペースに制限が
課せられるからである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。本実施例は、本発明の移動体用
給排水装置(以下、単に「給排水装置」という)を鉄道
車両に適用したものであり、図1は当該給排水装置の概
略構成図である。
【0015】図1に示すように、鉄道車両に搭載される
給排水装置1は、便所や洗面所或いは供食設備等に使用
するための浄水を貯留する所定容量の浄水タンク10
と、この浄水タンク10の浄水が使用された結果生じた
排水の内、比較的きれいな排水(二次水)を一時的に貯
留する中間タンク20と、便所からの汚水(汚物及び洗
浄水)を溜める汚水タンク30等を備えている。
【0016】浄水タンク10に接続された配管は、洗面
器41や手洗器43或いは洋式便器51の洗浄便座51
a等に接続される第1経路l1と、洋式便器51、和式
大便器53、小便器55等に接続される第2経路l2と
に分岐している。浄水タンク10内の浄水は、電動ポン
プP1を介して第1経路l1に送出され、その末端に配
置された洗面器41、手洗器43、或いは洗浄便座51
a等に供給される。またその一方で、浄水は必要に応じ
て電動ポンプP1を介して第2経路l2に送出され、三
方バルブ29を介して第2経路l2の末端に配置された
洋式便器51、和式大便器53、小便器55等に洗浄水
として供給される。
【0017】そして、洗面器41及び手洗器43等から
排出される二次水は、それぞれ配管41a、43aを通
り、これらの配管の接続点で合流した後、ゴミ除去用の
フィルタ27を介して中間タンク20に導入され、一時
的に貯留される。そして、この二次水は、中間タンク2
0に接続された圧送機構25が発生する空気圧によって
第3経路l3に送出され、三方バルブ29を介して洗浄
水として洋式便器51、和式大便器53、小便器55等
に供給される。
【0018】尚、上記電動ポンプP1、三方バルブ29
及び圧送機構25等は、制御装置15に接続されてお
り、この制御装置15からの指令により動作する。ま
た、中間タンク20には、その内部に貯留された二次水
の水位を検出するための水位センサ21が設けられてお
り、この水位センサ21は制御装置15に接続されてい
る。制御装置15は、この水位センサ21から出力され
る信号を受け取って中間タンク20内の二次水の水量を
管理している。
【0019】すなわち、三方バルブ29が第2経路l2
側に閉じ、かつ第3経路l3側に開放され、さらに圧送
機構25が駆動されることにより、中間タンク20から
水洗便所50に洗浄水が供給されている状態において、
水位センサ21により二次水の水位が予め定める低水位
(第1の水位L1)まで低下したことが検出されると、
圧送機構25は駆動を停止し、三方バルブ29は第3経
路l3を閉じ、第2経路l2側に開放される。すると、
電動ポンプP1により浄水タンク10の浄水が第2経路
l2を介して洗浄水として水洗便所50に供給される。
そしてその間、洗面器41或いは手洗器43等から排出
された二次水が中間タンク20に蓄積される。そして、
中間タンク20内の水位が第1の水位L1より高い予め
定める高水位(第2の水位L2)まで上昇したことが検
出されると、三方バルブ29は第2経路l2を閉じ、再
び第3経路l3側に開放される。すると、必要に応じて
圧送機構25が駆動されて中間タンク20の二次水が第
3経路l3に送出され、洗浄水として再度水洗便所50
に供給される。尚、中間タンク20内の水位が第2の水
位L2を超えてさらに上昇した場合には、中間タンク2
0の上部に接続された排水管23に設けられた弁が開放
され、二次水はこの排水管23を通って車外に排出され
る。
【0020】一方、上述のように浄水タンク10又は中
間タンク20から水洗便所50の各便器に供給された洗
浄水は、所定の圧力で各便器内に流入し、便器内の汚物
と共に排出され、各々の便器に接続された配管51a,
53a,55aを通って汚水タンク30に溜められる。
【0021】以下、このように構成された給排水装置1
による給排水効率の向上について、従来装置との比較に
より説明する。図2は、本実施例の給排水装置1を鉄道
車両(新幹線:以下、単に「車両」という)に適用した
ときの給排水状態を時間経過と共に解析した結果を示
し、図3は、従来装置の給排水状態の時間変化を示して
いる。また、以下の説明において、車両は東京−博多間
を1日に1.5往復するものとし、その所要時間15時
間における給排水状況を示すものとする。ただし、本実
施例の車両に設置された洋式便器51には上述した洗浄
便座51aが備えられているのに対し、従来の車両には
この洗浄便座51aは設けられていないものとする。
【0022】尚、図中、右上がり斜線領域は浄水タンク
10内の浄水量(l)を示している。また、散点領域が
汚水タンク30内の汚水量(l)を示し、その内、細か
い散点領域が汚物量を、粗い散点領域が洗浄水の量をそ
れぞれ示している。さらに、右下がり斜線領域が車外に
排出される二次水の量を示している。また、これらの各
領域に重複部分はなく、各々の領域の縦方向の絶対値に
より各時点における各容量(水量等の累積量)が示され
ている。
【0023】まず、図3に基づいて従来の車両の給排水
パターンについて説明する。同図に示すように、車両に
はタンク容量が650lの浄水タンク10とタンク容量
が870lの汚水タンク30が搭載されている。そし
て、運行開始時(東京)に浄水タンク10に充填されて
いた浄水は、洗面所或いは手洗い等、さらには水洗便所
50の洗浄水として使用され、徐々に減少する。その一
方、水洗便所50にて排出された汚水(汚物及び洗浄
水)は汚水タンク30に溜められる。また、洗面所或い
は手洗い等から排出された二次水は、車外に排出され
る。
【0024】そして、運行開始後10時間が経過する時
点で、浄水タンク10の浄水量はほぼ0となるため、こ
の時点(1往復:東京)にて浄水タンク10の補水が行
われる。こうして再度浄水タンク10に浄水が充填さ
れ、車両の運行開始時点からと同様の態様で給排水が行
われる。
【0025】同図からも分かるように、15時間経過時
点(1.5往復:博多)では、汚水タンク30に溜めら
れた汚水量とその間に車外に排出された二次水の量とは
ほぼ等しくなっている。次に、図2に基づいて本実施例
に係る車両の給排水パターンについて説明する。
【0026】同図に示すように、車両には従来態様と同
様、タンク容量が650lの浄水タンク10とタンク容
量が870lの汚水タンク30が搭載されている。そし
て、運行開始時(東京)に浄水タンク10に充填されて
いた浄水は、洗面所或いは手洗い等、さらには水洗便所
50の洗浄便座51a或いは便器の洗浄水として使用さ
れ、徐々に減少する。その一方、中間タンク20には洗
面所或いは手洗い等から排出された二次水が蓄積され、
その水量が上記第2の水位L2を超えた時点で水洗便所
50への洗浄水としての給水が行われる。また、水洗便
所50にて排出された汚水(汚物及び洗浄水)は汚水タ
ンク30に溜められる。また、洗面所或いは手洗い等か
ら排出され、中間タンク20内に導入された二次水の
内、その水位が第2の水位L2を超えた際に中間タンク
20の上部に接続された排水管23に排出された二次水
は、車外に排出される。
【0027】同図から、本実施例の給排水装置1の採用
により、二次水が水洗便所50の洗浄水として使用され
たため、浄水タンク10の浄水量の減少量が緩やかとな
り、運行開始後15時間が経過するまで、つまり運行終
了時(1.5往復:博多)まで、その浄水量が0となる
ことがないことが分かる。従って、従来態様のように、
運行の途中で浄水タンク10への補水を行う必要もな
い。また、運行開始後15時間経過時点(1.5往復:
博多)では、従来態様に比べ、汚水タンク30に溜めら
れた汚水量が増加し、その間に車外に排出された二次水
の量が少なくなっていることが分かる。これは、二次水
の一部が便器の洗浄に使用された後、汚水タンク30に
流入したからに他ならない。しかし、汚水の総量は依然
として汚水タンク30容量の範囲内にあるため、何等問
題は生じていない。
【0028】以上のように、本実施例の給排水装置1で
は、洗面所や手洗い等から排出されたような比較的きれ
いな排水(二次水)を中間タンク20に一時的に貯留
し、これを水洗便所50の洗浄水として再利用する形態
をとっている。このため、浄水タンク10に貯留された
浄水を従来より節約でき、当該浄水タンク10への補水
の時間間隔を従来よりも長くとることができる。この結
果、車両への補水時間を短縮あるいはカットすることが
でき、その運用コストの低減を図ることができる。
【0029】また、このような構成をとることにより、
上記のように従来車両に設置されていなかった洋式便所
用の洗浄便座を設置することができ、利用客へのサービ
スの向上を図ることもできる。尚、上記実施例におい
て、制御装置15及び圧送機構25が給水手段に該当
し、制御装置15及び三方バルブ29が給水切替手段に
該当する。
【0030】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の実施の形態は、上記実施例に何ら限定され
ることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。例えば、上記実施
例では、本発明の移動体用給排水装置1を鉄道車両に適
用した例を示したが、船舶、航空機その他の移動体にも
同様に適用するが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の移動体用給排水装置が適用されるシ
ステム全体の構成を示す説明図である。
【図2】 本発明の移動体用給排水装置による給排水形
態を表す説明図である。
【図3】 従来の移動体用給排水設備による給排水形態
を表す説明図である。
【符号の説明】
1・・・移動体用給排水装置、 10・・・浄水タン
ク、P1・・・電動ポンプ、 15・・・制御装置、
20・・・中間タンク、21・・・水位センサ、 25
・・・圧送機構、 27・・・フィルタ、29・・・三
方バルブ、 30・・・汚水タンク、 41・・・洗面
器、43・・・手洗器、 50・・・水洗便所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 銭場 佑浩 東京都中央区日本橋本町三丁目1番8号 東海交通機械株式会社内 (72)発明者 小林 学志 東京都中央区日本橋本町三丁目1番8号 東海交通機械株式会社内 (72)発明者 山脇 芳一 兵庫県神戸市兵庫区駅前通り一丁目2番12 号 株式会社五光製作所内 Fターム(参考) 2D039 AC09 DA01 4D064 AA01 AA40 BA21 BK01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体に搭載され、該移動体内にて使用
    される浄水を貯留する浄水タンクと、 該浄水タンクの浄水が使用されて生じた排水の内、比較
    的きれいな二次水を一時的に貯留する中間タンクと、 前記浄水タンクの浄水又は前記中間タンクの二次水を、
    前記移動体内に設置された水洗便所の洗浄水として供給
    する給水手段と、 該給水手段により前記水洗便所に供給する洗浄水の供給
    源を、前記浄水タンクと前記中間タンクとの間で切り替
    える給水切替手段と、 を備えたことを特徴とする移動体用給排水装置。
  2. 【請求項2】 前記給水切替手段は、 前記中間タンク内の二次水の水位を検出する水位センサ
    と、 該水位センサにより前記二次水の水位が予め定める第1
    の水位まで低下したことが検出された場合に、前記洗浄
    水の供給源を前記中間タンクから前記浄水タンクに切り
    替え、一方、該水位センサにより前記二次水の水位が前
    記第1の水位よりも高い予め定める第2の水位まで上昇
    したことが検知された場合に、前記洗浄水の供給源を前
    記浄水タンクから前記中間タンクに切り替える弁機構
    と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の移動体用給排
    水装置。
  3. 【請求項3】 前記給水手段は、前記中間タンク内の二
    次水を空気圧で加圧することにより前記水洗便所に送水
    する圧送機構を備えたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の移動体用給排水装置。
  4. 【請求項4】 前記二次水は、ゴミを除去するためのフ
    ィルタを介して前記中間タンクに導入されることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の移動体用給排水
    装置。
  5. 【請求項5】 前記移動体は、鉄道車両であることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の移動体用給排
    水装置。
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