JP2001289053A - ハイブリッド対応ローターエンジン - Google Patents
ハイブリッド対応ローターエンジンInfo
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- JP2001289053A JP2001289053A JP2000100399A JP2000100399A JP2001289053A JP 2001289053 A JP2001289053 A JP 2001289053A JP 2000100399 A JP2000100399 A JP 2000100399A JP 2000100399 A JP2000100399 A JP 2000100399A JP 2001289053 A JP2001289053 A JP 2001289053A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- speed
- variable
- gear
- rotors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/027—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エネルギーロスを少なくするとともに、発生
振動を極力減らしたコンパクトなハイブリッド対応エン
ジンを提供する。 【構成】 同軸上で回転速度の異なる二枚のローター
2,6を用い、直結する歯車機構によって制御される可
変間隙を利用して吸気・圧縮・爆発・排気行程をおこな
うことを特徴とする。
振動を極力減らしたコンパクトなハイブリッド対応エン
ジンを提供する。 【構成】 同軸上で回転速度の異なる二枚のローター
2,6を用い、直結する歯車機構によって制御される可
変間隙を利用して吸気・圧縮・爆発・排気行程をおこな
うことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定速・変速回転す
る二枚のローターを利用したエンジンに関する。
る二枚のローターを利用したエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンジン、ピストンエンジンにお
いては、上下運動を回転運動へと変換するために、また
ロータリーエンジンにおいてはシリンダー内を偏心回転
するために発生力量をロスする比率が高かった。
いては、上下運動を回転運動へと変換するために、また
ロータリーエンジンにおいてはシリンダー内を偏心回転
するために発生力量をロスする比率が高かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、発生力量の
ロスをできるだけ少なくし、同時に発生振動を減少する
ことともにコンパクトなエンジンを供給することを目的
とする。
ロスをできるだけ少なくし、同時に発生振動を減少する
ことともにコンパクトなエンジンを供給することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、同軸回転する
二枚のローターを燃焼空間に設けることによって可能な
限り、発生振動を抑え、高効率の回転動力を得る手段を
講じたものである。
二枚のローターを燃焼空間に設けることによって可能な
限り、発生振動を抑え、高効率の回転動力を得る手段を
講じたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1に正面図を示すとお
り、本発明にかかる装置は二枚のローターを円筒形シリ
ンダー内部に回転軸を同一として設け、一方のローター
は定速で回転し、もう一方のローターが変速回転するこ
とによって生じる可変間隙をエンジンの燃焼サイクルに
応用すべく構成されている。
き図面を参照して説明する。図1に正面図を示すとお
り、本発明にかかる装置は二枚のローターを円筒形シリ
ンダー内部に回転軸を同一として設け、一方のローター
は定速で回転し、もう一方のローターが変速回転するこ
とによって生じる可変間隙をエンジンの燃焼サイクルに
応用すべく構成されている。
【0006】
【実施例】 1は外周面に吸気および排気のための通気
口を有する円筒形シリンダーであって、変速回転ロータ
ー2を制御する歯車機構(ギアボックス)と一体的に構
成されている。
口を有する円筒形シリンダーであって、変速回転ロータ
ー2を制御する歯車機構(ギアボックス)と一体的に構
成されている。
【0007】2は変速回転ローターで、先行する定速回
転ローター6との間隙を利用し、円筒形シリンダー1外
部に設けられた通気孔を通じて、吸気、圧縮、爆発、排
気のエンジン燃焼サイクルを実現する。
転ローター6との間隙を利用し、円筒形シリンダー1外
部に設けられた通気孔を通じて、吸気、圧縮、爆発、排
気のエンジン燃焼サイクルを実現する。
【0008】3は先行の定速回転ローター6と圧縮行程
を完了して点火プラグ4の位置において点火爆発した
後、後行した変速ローター2が、爆発によって逆方向へ
回転しようとするものを止めるための逆転防止ストッパ
ーであり、逆カギヅメ式などの簡素な機構が望ましい。
を完了して点火プラグ4の位置において点火爆発した
後、後行した変速ローター2が、爆発によって逆方向へ
回転しようとするものを止めるための逆転防止ストッパ
ーであり、逆カギヅメ式などの簡素な機構が望ましい。
【0009】5は点火プラグ4の位置において、先行し
た定速回転ローター6と後行の変速回転ローター2が開
き角度0度にて合致する時、点火爆発直前の圧縮された
混合ガスのための一定容積分の空間である。
た定速回転ローター6と後行の変速回転ローター2が開
き角度0度にて合致する時、点火爆発直前の圧縮された
混合ガスのための一定容積分の空間である。
【0010】この空間は、点火爆発直前の混合ガスの圧
縮比が、最適になるように計算された容量分を形成しな
ければならない。
縮比が、最適になるように計算された容量分を形成しな
ければならない。
【0011】図2に示すとおり、本発明の装置は、二枚
の回転ローターを含むシリンダー部分に直結した変速回
転ローター制御用の歯車機構(ギアボックス)部を有す
る。
の回転ローターを含むシリンダー部分に直結した変速回
転ローター制御用の歯車機構(ギアボックス)部を有す
る。
【0012】10、11、12はそれぞれ小径、中径、
大径の三段歯車によって構成される同型同一構造の歯車
であって、回転制御に必要な部分についてのみ歯を刻ん
でおり、中央に配置される三段歯車11のみが、他の三
段歯車10および12とは逆向きにして組み合わされて
いる。
大径の三段歯車によって構成される同型同一構造の歯車
であって、回転制御に必要な部分についてのみ歯を刻ん
でおり、中央に配置される三段歯車11のみが、他の三
段歯車10および12とは逆向きにして組み合わされて
いる。
【0013】図3から図5にわたり、組み合わされた三
段歯車によってシリンダー内の一方のローターが変速回
転する機構を説明する。
段歯車によってシリンダー内の一方のローターが変速回
転する機構を説明する。
【0014】まず、図3に示す時点では、定速回転ロー
ター6と変速回転ローター2は、点火点に位置し、双方
の開き角度は0度である。
ター6と変速回転ローター2は、点火点に位置し、双方
の開き角度は0度である。
【0015】点火爆発により、定速回転ローター6は時
計回りの方向へ回転を始めるが、この瞬間に反時計方向
へも変速回転ローター2が回ろうとする力が生じるた
め、変速回転ローター側には逆回転防止用の逆転防止ス
トッパー3を設けなければならない。
計回りの方向へ回転を始めるが、この瞬間に反時計方向
へも変速回転ローター2が回ろうとする力が生じるた
め、変速回転ローター側には逆回転防止用の逆転防止ス
トッパー3を設けなければならない。
【0016】変速回転ローター制御用歯車10,11,
12はそれぞれ、大径歯車10a,11a,12a、中
径歯車10b,11b,12b、小径歯車10c,11
c,12cの三段構造からなっており、中央に位置する
歯車11は上下逆に組み合わされているので、大径歯車
11aは両側の小径歯車10c,12cと噛み合ってい
る。
12はそれぞれ、大径歯車10a,11a,12a、中
径歯車10b,11b,12b、小径歯車10c,11
c,12cの三段構造からなっており、中央に位置する
歯車11は上下逆に組み合わされているので、大径歯車
11aは両側の小径歯車10c,12cと噛み合ってい
る。
【0017】本実施例においては、各歯車の直径比率を
大径a:小径c=2.5:1、中径b:小径c=1.7
5:1であらわしている。なお、直径比率についてはこ
れに限るものではない。
大径a:小径c=2.5:1、中径b:小径c=1.7
5:1であらわしている。なお、直径比率についてはこ
れに限るものではない。
【0018】各歯車について、回転のタイミングを図る
ために、必要な部分のみに歯を形成して、かみ合う位置
によって回転速度が変化するよう設計されている。
ために、必要な部分のみに歯を形成して、かみ合う位置
によって回転速度が変化するよう設計されている。
【0019】時計回りに回転し始めた定速回転ローター
6は、前記直径比率を有した三段歯車の組み合わせによ
る歯車機構(ギアボックス)によって、回転角度を減じ
られた変速回転ローター2との開き角を拡大し、定速回
転ローター6が110度まで回転した時点で、変速回転
ローター2は44度まで回転して、両方のローターの開
き角度66度を最大とした後に、徐々に二枚のローター
間の開き角度を狭めてゆく。
6は、前記直径比率を有した三段歯車の組み合わせによ
る歯車機構(ギアボックス)によって、回転角度を減じ
られた変速回転ローター2との開き角を拡大し、定速回
転ローター6が110度まで回転した時点で、変速回転
ローター2は44度まで回転して、両方のローターの開
き角度66度を最大とした後に、徐々に二枚のローター
間の開き角度を狭めてゆく。
【0020】180度回転した時点で後行の変速回転ロ
ーター2と先行していた定速回転ローター6が開き角度
0度にて合致するとともに排気行程を完了する。
ーター2と先行していた定速回転ローター6が開き角度
0度にて合致するとともに排気行程を完了する。
【0021】続いて定速回転ローター6が時計回りに先
行して回転を始め、再度徐々に後行する変速回転ロータ
ー2との開き角度を拡大しつつ、吸気をおこなう。
行して回転を始め、再度徐々に後行する変速回転ロータ
ー2との開き角度を拡大しつつ、吸気をおこなう。
【0022】開き角度が再度66度の最大点を過ぎると
吸気行程を終え、二枚の回転ローターは開き角度を狭め
つつ圧縮行程をおこない、点火点において開き角度が0
度になると圧縮完了し点火爆発させる。
吸気行程を終え、二枚の回転ローターは開き角度を狭め
つつ圧縮行程をおこない、点火点において開き角度が0
度になると圧縮完了し点火爆発させる。
【0023】
【発明の効果】この発明は前記のように構成されてお
り、以下に記載のような効果を有する。
り、以下に記載のような効果を有する。
【0024】二枚のローターが同軸上に配置されている
ため、回転によって生じる振動が少なく、エネルギーロ
スも減少するので発生力量の効率的な利用ができる。
ため、回転によって生じる振動が少なく、エネルギーロ
スも減少するので発生力量の効率的な利用ができる。
【0025】また、シリンダー外周部に通気孔を設ける
ことによって、複雑なバルブ機構を必要とせず構造を簡
素化できる利点がある。
ことによって、複雑なバルブ機構を必要とせず構造を簡
素化できる利点がある。
【0026】エンジン構造全体をコンパクトにできるた
め、電気モーターとの組み合わせによるハイブリッド方
式に利用することができる。
め、電気モーターとの組み合わせによるハイブリッド方
式に利用することができる。
【図1】本発明の正面断面図
【図2】本発明の側面断面図
【図3】ローターの開き角度0度の位置を示す(歯車機
構側)正面断面図
構側)正面断面図
【図4】ローターの開き角度36度の位置を示す(歯車
機構側)正面断面図
機構側)正面断面図
【図5】ローターの開き角度66度の位置を示す(歯車
機構側)正面断面図
機構側)正面断面図
1…円筒形シリンダー 2…変速回転ローター 3…逆転防止ストッパー 4…点火プラグ 5…圧縮点火時の混合ガス一定容量空間 6…定速回転ローター 7…回転軸 8…排気孔 9…吸気孔 10,11,12…三段歯車 10a,11a,12a…大径の歯車 10b,11b,12b…中径の歯車 10c,11c,12c…小径の歯車
Claims (2)
- 【請求項1】 定速回転ローターと変速回転ローターに
より生じる可変間隙を利用して、吸気・圧縮・爆発・排
気行程をおこなうローターエンジン。 - 【請求項2】 多段式歯車によって、一方のローターの
回転速度を制御することを特徴とするローターエンジ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000100399A JP2001289053A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ハイブリッド対応ローターエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000100399A JP2001289053A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ハイブリッド対応ローターエンジン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001289053A true JP2001289053A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18614614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000100399A Pending JP2001289053A (ja) | 2000-04-03 | 2000-04-03 | ハイブリッド対応ローターエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001289053A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104595023A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-05-06 | 南京航空航天大学 | 旋壳式无停顿旋转摆发动机 |
JP2016540922A (ja) * | 2013-11-13 | 2016-12-28 | へ シリHE Shili | 一種のロータリーエンジン |
-
2000
- 2000-04-03 JP JP2000100399A patent/JP2001289053A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016540922A (ja) * | 2013-11-13 | 2016-12-28 | へ シリHE Shili | 一種のロータリーエンジン |
US9777624B2 (en) | 2013-11-13 | 2017-10-03 | Shili HE | Improved-efficiency rotary engine with moveable baffle |
CN104595023A (zh) * | 2014-12-04 | 2015-05-06 | 南京航空航天大学 | 旋壳式无停顿旋转摆发动机 |
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