JP2001285688A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2001285688A
JP2001285688A JP2000095241A JP2000095241A JP2001285688A JP 2001285688 A JP2001285688 A JP 2001285688A JP 2000095241 A JP2000095241 A JP 2000095241A JP 2000095241 A JP2000095241 A JP 2000095241A JP 2001285688 A JP2001285688 A JP 2001285688A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短い時間間隔で連写を行うことが可能なデジ
タルカメラを提供する。 【解決手段】 撮像素子からの信号の読み出をインター
レース方式とプログレッシブ方式で行う。単写モードで
記録用の画像データを生成するときは、インターレース
方式で全画素列の信号の読み出しを行い、連写モードで
記録用の画像データを生成するときは、プログレッシブ
方式で2画素列につき1画素列の割合で電荷を読み出
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラに関
し、特に、記録指示に応じて複数の画像を撮影して記録
する連写機能を有するデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルカメラは、画像を略一定の周期
で繰り返し撮影して表示し、その間に使用者より与えら
れる記録指示に応じて、記録用の画像を撮影してその画
像を表す画像データを記録媒体に記録する。デジタルカ
メラの中には、記録指示が与えられると画像の撮影、画
像データの生成および画像データの記録を1回のみ行う
単写機能に加えて、記録指示が与えられると画像の撮影
から画像データの記録までの処理を複数回行う連写機能
を有するものがある。
【0003】一般に、撮像素子は2次元の電荷結合素子
(CCD)として構成されており、画素であるフォトダ
イオードの垂直方向の列ごとに設けられた垂直転送レジ
スタと、出力用の水平転送レジスタを備える。各画素は
光電変換を行って画像の1点を表す信号として電荷を蓄
積し、その信号を対応する垂直転送レジスタに出力す
る。各垂直転送レジスタは、画素から出力された信号を
水平転送レジスタに転送する。水平転送レジスタには水
平方向の画素列の信号が同時に与えられることになり、
撮像素子の信号は水平方向の画素列ごとに読み出され
る。なお、垂直転送レジスタおよび水平転送レジスタは
遮光されている。
【0004】撮像素子からの信号の読み出しには、イン
ターレース方式とプログレッシブ方式がある。インター
レース方式は、奇数列目の画素列の信号の読み出しと、
偶数列目の画素列の信号の読み出しとを分けて行うもの
である。各回の読み出しで解像度の粗い1フィールド分
の信号が得られ、2フィールドの信号を合成することに
より1フレームの画像データを生成する。プログレッシ
ブ方式は、奇数列目と偶数列目に分けることなく、画素
列の順に電荷を読み出すものである。1回の読み出しで
1フレームの画像データを生成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】インターレース方式と
プログレッシブ方式のいずれにも長所があり、また短所
がある。インターレース方式では、1回目の読み出しを
行っている間は2回目に読み出す信号を各画素が保持し
ておくから、この間に光電変換が進むと信号強度が変化
する。このため、インターレース方式を採用するデジタ
ルカメラでは、撮像素子に入射する光の光路上にシャッ
ターを備えて、撮影終了後は撮像素子の露光を機械的に
遮断する必要がある。しかも、インターレース方式で
は、読み出し動作を2回行うから、読み出しに要する時
間が長くなり、次の撮影を速やかに開始することが難し
い。特に、連写機能を利用する際の撮影間隔を短くする
ことの大きな障害となっている。ただし、シャッターを
使用することで、スミアのない質の高い画像を提供する
ことができる。
【0006】撮像素子の信号の読み出しを1回で行うプ
ログレッシブ方式では、光電変換終了後各画素から直ち
に信号を出力すればよく、このため、プログレッシブ方
式を採用するカメラではシャッターを備える必要がな
く、構成が簡素になる。また、複数の画素列に1列の割
合で信号を読み出すようにすることも可能であり、これ
により、読み出しに要する時間を短縮することができ
る。近年では、きわめて多くの画素を備えた撮像素子の
開発が進み、一部の画素列の信号を用いて画像データを
生成しても、撮影条件に適する解像度の画像を得ること
ができる場合も多い。ただし、シャッターを用いないた
め、撮影対象中に光源等のきわめて明るい部分がある
と、その光が遮光された垂直転送レジスタに回り込んで
スミアが発生することがある。
【0007】従来のデジタルカメラでは、撮像素子の信
号の読み出しはインターレース方式またはプログレッシ
ブ方式に固定されており、両方式の特長を生かすことは
できない。本発明は、撮影条件に応じて両方式の特長を
生かすことが可能なデジタルカメラ、特に、連写機能を
利用するか否かに応じて両方式を使い分けることが可能
なデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、画素が2次元に配列された撮像素子を
備え、与えられる記録指示に応じて、記録用の画像を撮
影し、撮影した画像を表す画像データを生成して記録媒
体に記録するデジタルカメラであって、記録指示が与え
られたときに、画像の撮影と画像データの生成と画像デ
ータの記録を1回行う単写モードと、記録指示が与えら
れたときに、画像の撮影と画像データの生成と画像デー
タの記録を複数回行う連写モードとを有するものにおい
て、単写モードでは、インターレース方式で撮像素子か
ら信号を読み出して画像データを生成し、連写モードで
は、プログレッシブ方式で撮像素子から信号を読み出し
て画像データを生成するものとする。
【0009】単写モードでは、インターレース方式で信
号を読み出すことにより、質の高い画像データを記録す
ることが可能である。一方、連写モードでは、プログレ
ッシブ方式で信号を読み出すことにより、撮影間隔を短
くすることができる。
【0010】ここで、撮像素子が受ける光の光路上にシ
ャッターを備え、単写モードのみで、画像を撮影した後
にシャッターにより撮像素子の露光を遮るようにすると
よい。このようにすると、単写モードで記録する画像の
質を確実に高くすることができる上、連写モードでは、
シャッターを閉じる動作に起因する遅れを避けることが
できて、確実に撮影間隔を短くすることが可能である。
【0011】撮像素子が受ける光の光路上にシャッター
を備え、単写モードと連写モードの双方で、画像を撮影
した後にシャッターにより撮像素子の露光を遮るように
してもよい。単写モードだけでなく、連写モードで記録
する画像データの質も高くすることができる。
【0012】また、連写モードで、複数の画素列に1画
素列の割合で撮像素子から信号を読み出し、読み出した
各画素列の信号の一部のみを用いて、撮影した画像と同
じ画角の画像を表す画像データを生成するようにすると
よい。複数の画素列に1画素列の割合で信号を読み出す
ことで、読み出しに要する時間が大幅に短縮され、撮影
間隔を一層短くすることができる。また、撮影した画像
全体を表す画像データが得られ、しかも、画像データの
記録に必要な記録媒体の容量が少なくなる。
【0013】連写モードで、複数の画素列に1画素列の
割合で撮像素子から信号を読み出し、読み出した画素列
の信号に補間処理を施して、撮影した画像と同じ画角の
画像を表す画像データを生成するようにしてもよい。こ
のようにしても、信号の読み出しに要する時間が大幅に
短縮され、撮影間隔を一層短くすることができる。ま
た、撮影した画像全体を表す画像データが得られ、しか
も、その画像の解像度も高くなる。
【0014】前記目的を達成するために、本発明ではま
た、画素が2次元に配列された撮像素子を備えるデジタ
ルカメラであって、インターレース方式で撮像素子から
信号を読み出すものにおいて、プログレッシブ方式でも
撮像素子から信号を読み出すし得るようにする。このよ
うにすると、撮影条件、例えば単写であるか連写である
かに応じて、インターレース方式とプログレッシブ方式
とを使い分けることが可能になる。
【0015】ここで、撮像素子が受ける光の光路上にシ
ャッターを備え、インターレース方式で撮像素子から信
号を読み出すときのみに、シャッターにより撮像素子の
露光を遮るようにするとよい。このようにすると、イン
ターレース方式で読み出す信号の強度変化を確実に防止
することができる上、プログレッシブ方式で読み出すと
きに必要な時間が、シャッターを閉じる動作に起因して
長くなることがない。
【0016】撮像素子が受ける光の光路上にシャッター
を備え、インターレース方式で撮像素子から信号を読み
出すときとプログレッシブ方式で撮像素子から信号を読
み出すときの双方で、シャッターにより撮像素子の露光
を遮るようにしてもよい。インターレース方式で読み出
す信号の強度変化を確実に防止できるだけでなく、プロ
グレッシブ方式で読み出す信号にノイズが加わるのを避
けることができて、スミアの発生を防止することができ
る。
【0017】また、プログレッシブ方式で撮像素子から
信号を読み出すときに、複数の画素列に1画素列の割合
で撮像素子から信号を読み出し、読み出した各画素列の
信号の一部のみを用いて、撮影した画像と同じ画角の画
像を表す画像データを生成するようにするとよい。複数
の画素列に1画素列の割合で信号を読み出すことで、読
み出しに要する時間が大幅に短縮されて、次の撮影を速
やかに開始することができる。また、撮影した画像全体
を表す画像データが得られ、しかも、画像データの記録
に必要な記録媒体の容量が少なくなる。
【0018】プログレッシブ方式で撮像素子から信号を
読み出すときに、複数の画素列に1画素列の割合で撮像
素子から信号を読み出し、読み出した画素列の信号に補
間処理を施して、撮影した画像と同じ画角の画像を表す
画像データを生成するようにしてもよい。このようにし
ても、信号の読み出しに要する時間が大幅に短縮され、
次の撮影を速やかに開始することができる。また、撮影
した画像全体を表す画像データが得られ、その画像の解
像度も高くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデジタルカメラの
一実施形態について、図面を参照しながら説明する。本
実施形態のデジタルカメラ1の外観を図1〜図3に示
し、その回路構成の概略を図4に模式的に示す。図1は
デジタルカメラ1の正面図、図2は背面図、図3は上面
図である。
【0020】デジタルカメラ1は前面に撮影レンズ11
を有し、背面に2つの表示部12、13を有する。上面
には押しボタン式のシャッタースイッチ14、回転式の
スイッチ15、および押しボタン式のスイッチ16が設
けられている。図示しないが、デジタルカメラ1の底面
には記録媒体であるメモリカード18(図4参照)を装
着するための挿入口が設けられている。
【0021】図4に示すように、撮影レンズ11の瞳位
置にはシャッターを兼ねる絞り11aが備えられてお
り、また、撮影レンズ11の後方には撮像素子21が配
置されている。デジタルカメラ1は、撮影レンズ11を
透過した撮影対象からの光を撮像素子21で光電変換し
て電荷とすることにより画像を撮影し、撮像素子21が
蓄積した電荷を後述の諸回路で処理することにより、画
像を表す画像データを生成する。生成した画像データが
表す画像は表示部12、13に表示され、また、シャッ
タースイッチ14の操作により与えられる記録指示に応
じて、画像データはメモリカード18に記録される。画
像の撮影や表示は略一定の周期、例えば1/30秒で繰
り返し行われる。
【0022】一方の表示部12は、大型の液晶表示器
(LCD)より成る。使用者は数十cm以上離れたとこ
ろから表示部12に表示された画像を観察することがで
きる。以下、表示部12をモニターともいう。他方の表
示部13は、小型のLCD13a、凸レンズ13bおよ
び反射ミラー13cより成る。使用者は数cm以下の距
離からレンズ13bおよびミラー13cを介してLCD
13aを見ることにより、表示された画像をさらに拡大
して観察することができる。レンズ13bは接眼レンズ
である。以下、表示部13を電子ビューファインダある
いはファンイダともいう。
【0023】使用者は、モニター12または電子ビュー
ファインダ13に表示される画像を見ながら構図を設定
したり、撮影対象に対する撮影レンズ11の合焦状態を
確認したりすることができる。モニター12およびファ
インダ13のLCDはいずれも、水平(横)方向に64
0、垂直(縦)方向に480の画素を有する。
【0024】撮像素子21は、水平方向に2560、垂
直方向に1920の画素を有するエリアセンサである。
各画素には赤色(R)光、緑色(G)光または青色
(B)光を選択的に透過させるフィルターのいずれかが
設けられており、全ての画素はR光用、G光用およびB
光用の3種に分類される。これら3種の画素はベイヤー
型に配列されている(図7参照)。
【0025】デジタルカメラ1の回路構成について、図
4を参照して説明する。デジタルカメラ1は、撮像素子
21よりアナログ信号として出力される電荷を処理する
相関二重サンプリング(CDS)回路22および自動ゲ
イン制御(AGC)回路23、アナログ信号をデジタル
信号に変換するA/Dコンバータ24、デジタル信号を
処理して撮影された画像を表す画像データを生成する画
像処理CPU25、ならびに画像処理CPU25が一時
的な記憶に利用する画像メモリ26を備えている。
【0026】CDS回路22は撮像素子21が出力する
アナログ信号のノイズを低減させ、AGC回路23は、
そのゲインによってCDS回路22からの全ての信号の
レベルを調整する。A/Dコンバータ24は、AGC回
路23からのアナログ信号を10ビットのデジタル信号
に変換する。
【0027】画像処理CPU25は、デジタル化された
信号に画素補間25a、解像度変換25b、カラーバラ
ンス調整25c、およびガンマ補正25dの処理を行っ
て、撮影された画像を表す画像データを生成する。ま
た、メモリカード18に記録する画像データについて
は、画像圧縮25eの処理を行う。画像処理CPU25
は、A/Dコンバータ24からのデジタル信号をまず画
像メモリ26に書き込み、その後画像メモリ26からの
信号の読み出しと画像メモリ26への信号の書き込みを
行いながら画素補間25a〜画像圧縮25eの処理を進
めていく。
【0028】画素補間25aは、撮像素子21の各画素
の位置において欠落する信号(例えばG光用の画素の位
置でのRおよびBの信号)を周囲の画素の信号から生成
するものである。これにより、各画素に対応してR、
G、Bの3つの信号が得られる。Gの信号については4
画素の信号の中間2値の平均値、RおよびBの信号につ
いては2画素の信号の平均値を求める。
【0029】解像度変換25bは、画素補間後の信号か
ら所定数の信号を抽出し、または画素補間後の信号にさ
らに補間処理を行って、解像度を変換するものである。
信号の抽出および補間は、撮像素子21からの信号の読
み出しの方式に関連して行われる。
【0030】カラーバランス調整25cは、適正なホワ
イトバランスとなるように、R、G、Bの信号群ごとの
強度を調整するものである。具体的には、R、G、Bの
信号の強度と分布に基づいて本来白色である部分を推測
し、その部分について、R、G、Bの信号のそれぞれに
ついての平均値を求めて、G/Rの強度比とG/Bの強
度比からR、G、Bの各信号の強度を補正する。
【0031】ガンマ補正25dは、モニター12、ファ
インダ13、あるいはメモリカード18を介して画像デ
ータを使用する外部機器に適合するように、信号強度に
非線形化を施すものである。画像圧縮25eは、JPE
G方式に従って離散コサイン変換(DCT)およびハフ
マン符号化を行い、画像データを圧縮するものである。
なお、メモリカード18に記録した画像データを読み出
してモニター12に再生表示することも可能であり、そ
の場合、画像処理CPU25は、読み出した画像データ
に圧縮の逆処理を施して、圧縮前の画像データを再生す
る。
【0032】デジタルカメラ1は、このほか、カメラ制
御CPU31、絞りドライバ32、センサドライバ3
3、ビデオエンコーダ34、カードドライバ35を備え
ている。カメラ制御CPU31はデジタルカメラ1の全
体を制御する。カメラ制御CPU31は、シャッタース
イッチ14をはじめとする前述の諸スイッチを含む操作
部36に接続されており、操作部36から与えられる信
号に応じてデジタルカメラ1の動作を制御する。絞りド
ライバ32はシャッターを兼ねる絞り11aを駆動し、
センサドライバ33は、光電変換によって蓄積した電荷
の出力のタイミングを示す制御信号を生成して撮像素子
21に与える。
【0033】シャッタースイッチ14により記録指示が
与えられるまでの撮影においては、絞り11aを開放し
た状態とし、撮像素子21の光電変換時間(電子シャッ
ター速度)を調整することにより露光量を制御する。記
録指示が与えられたとき、すなわち記録用の画像を撮影
するときは、あらかじめ定められた関係に従って絞り1
1aの口径と光電変換時間を設定して、露光量を制御す
る。露光量の制御は、撮像素子21の中央部の一部の領
域からの信号の強度に基づいて行う。
【0034】ビデオエンコーダ34は画像処理CPU2
5から与えられる画像データを、NTSC方式またはP
AL方式でエンコードして、モニター12およびファイ
ンダ13に出力する。カードドライバ35は、画像処理
CPU25から与えられる画像データをメモリカード1
8に書き込み、また、メモリカード18から画像データ
を読み出して画像処理CPU25に与える。
【0035】デジタルカメラ1は、シャッタースイッチ
14の操作により記録指示が与えられたときに、記録用
の画像の撮影、撮影した画像を表す画像データの生成、
生成した画像データの記録を1回のみ行う単写モード
と、記録指示が与えられたときに、記録用の画像の撮影
から画像データの記録までを複数回連続して行う連写モ
ードを有する。連写モードで撮影する画像の数は3に設
定されている。単写モードと連写モードの切り換えはス
イッチ15の操作によってなされる。
【0036】デジタルカメラ1は、また、撮像素子21
からの電荷(信号)の読み出し方式として、インターレ
ース方式とプログレッシブ方式の双方を有する。読み出
し方式と上記のモードは対応しており、単写モードでは
インターレース方式で、連写モードではプログレッシブ
方式で信号を読み出す。
【0037】デジタルカメラ1は、記録用の画像を表す
画像データの生成に関して、フルモードとハーフモード
を有する。フルモードは、撮像素子21の画素数と同じ
水平方向2560、垂直方向1920の信号数の画像デ
ータを生成して記録するものである。ハーフモードは、
水平方向、垂直方向共に、フルモードの半分の信号数の
画像データを生成して記録するものである。フルモード
とハーフモードのいずれにおいても、画像データが表す
画像の画角は、撮像素子21で撮影した画像の画角に等
しい。
【0038】単写モードおよび連写モードとフルモード
およびハーフモードの関係に制約はなく、単写モードと
連写モードのいずれにおいても、フルモードとハーフモ
ードを選択することができる。スイッチ16を操作する
ごとにフルモードとハーフモードが切り換わり、設定さ
れたモードがモニター12およびファインダ13に表示
される。
【0039】表示のみに用いる画像を表す画像データ
は、モニター12およびファインダ13のLCDの画素
数と同じ水平方向640、垂直方向480の信号数とす
る。また、表示のみに用いる画像の信号の撮像素子21
からの読み出しはプログレッシブ方式で行う。
【0040】撮像素子21の構成を図5に模式的に示
す。撮像素子21は、画素としてフォトダイオード21
aを備えている。フォトダイオード21aは、前述のよ
うに、水平方向に2560、垂直方向に1920配列さ
れている。フォトダイオード21aの垂直方向の列ごと
に、電荷結合素子(CCD)として形成された垂直転送
レジスタ21bが設けられており、各フォトダイオード
21aは、光電変換によって蓄積した電荷(信号)を垂
直転送レジスタ21bの対応部位に出力する。
【0041】各垂直転送レジスタ21bは、同じくCC
Dとして形成された水平転送レジスタ21cに接続され
ており、各フォトダイオード21aが出力した信号を水
平転送レジスタ21cの対応部位に順次出力する。ま
た、水平転送レジスタ21cは増幅器21dに接続され
ており、水平転送レジスタ21cの出力は増幅器21d
によって増幅されて、図外のCDS回路22に与えられ
る。なお、垂直転送レジスタ21bおよび水平転送レジ
スタ21cは遮光されている。
【0042】フォトダイオード21aから垂直転送レジ
スタ21bへの信号の出力、垂直転送レジスタ21b内
での信号の転送、水平転送レジスタ21c内での信号の
転送は、前述のようにセンサドライバ33から与えられ
る制御信号によって制御される。一方、カメラ制御CP
U31は、センサドライバ33を制御して、単写モード
であるか連写モードであるかに応じて、また、フルモー
ドであるかハーフモードであるかに応じて、電荷を出力
させるフォトダイオード21aや、垂直転送レジスタ2
1bおよび水平転送レジスタ21cの転送速度を変化さ
せる。
【0043】以下、撮像素子21の電荷の読み出しから
画像データのメモリカード18への記録またはモニター
12およびファインダ13への画像の表示までの処理に
ついて具体例を掲げて説明する。各例で使用する符号の
うち、P1は撮像素子21から電荷を読み出す処理、P
2は画像を表す画像データを生成する処理、P3はモニ
ター12またはファインダ13に画像を表示する処理を
表す。また、S1は撮像素子21に蓄積された電荷、S
2は処理P1で読み出されデジタル化された信号、S3
は処理P2で画像を表す画像データとされた信号を表
す。
【0044】第1の例の信号処理を図6に示す。この例
は、記録指示が与えられるまでの処理、すなわち表示の
みに用いる信号の処理である。この例では、プログレッ
シブ方式で撮像素子21の電荷を4画素列に1画素列の
割合で読み出して、垂直方向の間引き処理を行う。ま
た、読み出しに際し、垂直転送レジスタ21b上で隣合
う同色の画素の電荷を加算する。
【0045】電荷を読み出す画素列を図7に示す。16
画素列ごとに4画素列の電荷が読み出され、これらの画
素列の中には、G光用の画素とR光用の画素を含む2つ
の画素列と、G光用の画素とB光用の画素を含む2つの
画素列が含まれる。R光用の2画素の電荷は加算され、
B光用の2画素の電荷も加算され、G光用の4画素の電
荷も2画素ずつ加算される。結局、読み出し後の信号S
2の水平方向の列の数は240になる。この読み出し処
理P1は水平方向の全ての画素列を個別に読み出すとき
の8倍の速度で行うことができる。
【0046】画像データ生成処理P2では、水平方向の
信号列それぞれについて、4画素に1画素の割合で信号
を抽出して、信号S3の数を水平方向640、垂直方向
240とする。この水平方向の信号数はモニター12や
ファインダ13のLCDの水平方向の画素数に一致し、
垂直方向の信号数はLCDの垂直方向の画素数の半分に
なる。そこで、表示処理P3では、水平方向の各信号列
を2回ずつ出力する。これで、撮像素子21の全体に対
応する画角の画像が、モニター12やファインダ13の
全体に表示される。
【0047】第2の例の信号処理を図8に示す。この例
は、単写モードかつフルモードにおいて、記録指示が与
えられたときの信号処理である。読み出し処理P1では
撮像素子21の全画素列の電荷をインターレース方式で
2回に分けて読み出す。電荷を読み出す画素列を図9に
示す。1回目の読み出しではGおよびRの信号を含む1
フィールド分の信号が得られ、2回目の読み出しではG
およびBの信号を含む1フィールド分の信号が得られ
る。各フィールドの信号S2の数は水平方向2560、
垂直方向960である。
【0048】信号の読み出しに際してセンサドライバ3
3から撮像素子21に与える制御信号と、シャッター1
1aの開閉状態を図10に模式的に示す。SHはシャッ
ター11aの状態を表している。VDはフォトダイオー
ド21aに電荷の出力を指令するパルスである。ここで
は、出力指令パルスVDは1列おきのフォトダイオード
に与えられる。VTは垂直転送レジスタ21bに転送を
指令するパルスである。転送指令パルスVTの先頭の部
分Hは垂直転送レジスタ21b上の電荷を無くすための
ものであり、出力指令パルスVDが与えられた後の信号
の転送を指令する部分よりも周期がきわめて短い。出力
指令パルスVDおよび転送指令パルスVTは2回与えら
れ、その期間全体にわたってシャッター11aは閉じら
れる。
【0049】画像データ生成処理P2では、各フィール
ドの信号を先頭列から交互に配置して1フレームの画像
を表す信号S3とする。この信号S3は、撮像素子21
の解像度をそのまま反映するものとなる。信号S3はメ
モリカード18に記録する。
【0050】第3の例の信号処理を図11に示す。この
例は、単写モードかつハーフモードにおいて、記録指示
が与えられたときの信号処理である。読み出し処理P1
では撮像素子21の全画素列の電荷をインターレース方
式で2回に分けて読み出す。電荷を読み出す画素列を図
12に示す。読み出しに際しては、垂直転送レジスタ2
1b上で隣合う同色の画素の電荷を加算する。これによ
り、転送速度を高くすることができて、読み出しに要す
る時間は第2の例の半分程度となる。各フィールドの信
号S2の数は水平方向2560、垂直方向480であ
る。
【0051】画像データ生成処理P2では、各フィール
ドの信号を先頭列から交互に配置して1フレームの画像
を表す信号S3とする。ただし、各信号列の全ての信号
を用いるのではなく、2画素に1画素のの割合で信号を
抽出する。これにより、信号S3の数は水平方向128
0、垂直方向960となる。信号S3が表す画像の画角
はフルモードのときと同じである。解像度は半分程度に
なるが、読み出しに際して隣合う同色の信号を加算して
いるため、モアレは生じない。信号S3はメモリカード
18に記録する。
【0052】第4の例の信号処理を図13に示す。この
例は、連写モードかつハーフモードにおいて、記録指示
が与えられたときの信号処理である。読み出し処理P1
では撮像素子21の電荷をプログレッシブ方式で2画素
列に1画素列の割合で読み出す。電荷を読み出す画素列
を図14に示す。電荷を読み出す画素列は全画素列の半
分であるから、転送速度を高くすることができて、読み
出しに要する時間は短い。読み出した信号S2の数は水
平方向2560、垂直方向960である。
【0053】画像データ生成処理P2では、信号S2の
各信号列から2画素に1画素の割合で信号を抽出して、
画像を表す信号S3とする。これにより、信号S3の数
は水平方向1280、垂直方向960となる。信号S3
が表す画像の画角はフルモードのときと同じであるが、
その解像度は半分になる。信号S3はメモリカード18
に記録する。
【0054】信号の読み出しに際して撮像素子21に与
える制御信号と、シャッター11aの開閉状態を図15
に模式的に示す。ここでは、出力指令パルスVDは半分
のフォトダイオードに与えられる。フォトダイオードが
出力した電荷が垂直転送レジスタ21b上にある期間全
体にわたって、シャッター11aを閉じる。これによ
り、スミアのない画像が得られる。
【0055】なお、図16に示すように、シャッター1
1aを閉じずに読み出しを行ってもよい。この場合、ス
ミアが発生する可能性はあるが、シャッターが閉じるの
を待つ必要がなくなり、読み出しに要する時間を短縮す
ることができる。
【0056】第5の例の信号処理を図17に示す。この
例は、連写モードかつフルモードにおいて、記録指示が
与えられたときの信号処理である。読み出し処理P1で
は撮像素子21の電荷をプログレッシブ方式で2画素列
に1画素列の割合で読み出す。電荷を読み出す画素列は
図14に示したものと同じである。読み出した信号S2
の数は水平方向2560、垂直方向960である。
【0057】画像データ生成処理P2では、信号S2に
垂直方向の補間処理を施して新たな信号列を生成し、画
像を表す信号S3とする。これにより、信号S3の数は
水平方向2560、垂直方向1920となる。信号S3
はメモリカード18に記録する。信号S3の解像度は第
2の例よりも低くなるが、補間処理を行うため、単に信
号列の複写を行う場合と異なり、1/2まで低下するこ
とはない。また、読み出し処理P1に要する時間が短い
ため、撮影間隔を短くすることができる。
【0058】なお、本実施形態のカメラでは、連写モー
ドで撮影し記録する画像の数や、記録する画像データの
信号数を一定としているが、これらを可変としてもよ
い。また、ここでは、画素、読み出し処理の対象とする
信号列等の具体的な数値を示したが、これらは例にすぎ
ず、他の値とすることもできる。今後もより多くの画素
を有する撮像素子が開発されると期待されるが、読み出
し処理の対象とする信号数や画像データに含める信号数
は撮像素子の画素数に応じて定めればよい。
【0059】
【発明の効果】記録指示が与えられたときに、画像の撮
影と画像データの生成と画像データの記録を1回行う単
写モードと、記録指示が与えられたときに、画像の撮影
と画像データの生成と画像データの記録を複数回行う連
写モードとを有し、単写モードでは、インターレース方
式で撮像素子から信号を読み出して画像データを生成
し、連写モードでは、プログレッシブ方式で撮像素子か
ら信号を読み出して画像データを生成する本発明のデジ
タルカメラでは、質の高い画像を撮影して記録するとい
う単写モードの目的と、短い時間間隔で複数の画像を撮
影して記録するという連写モードの目的の双方を十分に
達成することができる。
【0060】画像を撮影した後にシャッターにより撮像
素子の露光を遮ることを単写モードのみで行うと、単写
モードで記録する画像の質を確実に高くすることができ
る上、連写モードでは、シャッターを閉じる動作に起因
する遅れを避けることができて、確実に撮影間隔を短く
することが可能である。
【0061】画像を撮影した後にシャッターにより撮像
素子の露光を遮ることを単写モードと連写モードの双方
で行うと、単写モードだけでなく、連写モードで記録す
る画像データの質も高くすることができる。
【0062】連写モードで、複数の画素列に1画素列の
割合で撮像素子から信号を読み出し、読み出した各画素
列の信号の一部のみを用いて、撮影した画像と同じ画角
の画像を表す画像データを生成すると、信号の読み出し
に要する時間が大幅に短縮され、撮影間隔を一層短くす
ることができる。また、撮影した画像全体を表す画像デ
ータが得られる。しかも、画像データの記録に必要な記
録媒体の容量も少なくなる。
【0063】連写モードで、複数の画素列に1画素列の
割合で撮像素子から信号を読み出し、読み出した画素列
の信号に補間処理を施して、撮影した画像と同じ画角の
画像を表す画像データを生成しても、信号の読み出しに
要する時間が大幅に短縮され、撮影間隔を一層短くする
ことができる。また、撮影した画像全体を表す画像デー
タが得られ、その画像の解像度も高くなる。
【0064】インターレース方式とプログレッシブ方式
の双方で撮像素子から信号を読み出し得るようにした本
発明のデジタルカメラでは、撮影条件に応じて両方式を
使い分けることが可能になり、両方式の特長を十分に生
かすことができる。
【0065】シャッターにより撮像素子の露光を遮るこ
とをインターレース方式で撮像素子から信号を読み出す
ときのみに行うと、インターレース方式で読み出す信号
の強度変化を確実に防止することができる上、プログレ
ッシブ方式で読み出すときに必要な時間を短くすること
が可能である。
【0066】シャッターにより撮像素子の露光を遮るこ
とをインターレース方式で撮像素子から信号を読み出す
ときとプログレッシブ方式で読み出すときの双方で行う
と、インターレース方式で読み出す信号の強度変化を確
実に防止できるだけでなく、プログレッシブ方式で読み
出す信号にノイズが加わるのを避けることができて、ス
ミアの発生を防止することができる。
【0067】プログレッシブ方式で撮像素子から信号を
読み出すときに、複数の画素列に1画素列の割合で撮像
素子から信号を読み出し、読み出した各画素列の信号の
一部のみを用いて、撮影した画像と同じ画角の画像を表
す画像データを生成すると、信号の読み出しに要する時
間が大幅に短縮されて、次の撮影を速やかに開始するこ
とができる。したがって、シャッターチャンスを逸する
危険性が低下する。また、撮影した画像全体を表す画像
データが得られ、画像データの記録に必要な記録媒体の
容量も少なくなる。
【0068】プログレッシブ方式で撮像素子から信号を
読み出すときに、複数の画素列に1画素列の割合で撮像
素子から信号を読み出し、読み出した画素列の信号に補
間処理を施して、撮影した画像と同じ画角の画像を表す
画像データを生成しても、次の撮影を速やかに開始する
ことが可能になり、シャッターチャンスを逸する危険性
が低下する。また、撮影した画像全体を表す画像データ
が得られ、その画像の解像度も高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のデジタルカメラの正面
図。
【図2】 上記デジタルカメラの背面図。
【図3】 上記デジタルカメラの上面図。
【図4】 上記デジタルカメラの回路構成の概略を模式
的に示すブロック図。
【図5】 上記デジタルカメラの撮像素子の構成を模式
的に示す図。
【図6】 上記デジタルカメラの信号処理の第1の例を
示す図。
【図7】 上記撮像素子の画素の配置および第1の例で
読み出す画素列を示す図。
【図8】 上記デジタルカメラの信号処理の第2の例を
示す図。
【図9】 第2の例で読み出す画素列を示す図。
【図10】 第2の例の読み出し処理で撮像素子に与え
る制御信号とシャッターの状態を模式的に示す図。
【図11】 上記デジタルカメラの信号処理の第3の例
を示す図。
【図12】 第3の例で読み出す画素列を示す図。
【図13】 上記デジタルカメラの信号処理の第4の例
を示す図。
【図14】 第4の例で読み出す画素列を示す図。
【図15】 第4の例の読み出し処理で撮像素子に与え
る制御信号とシャッターの状態を模式的に示す図。
【図16】 第4の例の読み出し処理で撮像素子に与え
る制御信号とシャッターの別の状態を模式的に示す図。
【図17】 上記デジタルカメラの信号処理の第5の例
を示す図。
【符号の説明】
1 デジタルカメラ 11 撮影レンズ 11a シャッター兼絞り 12 モニター 13 電子ビューファインダ 13a LCD 13b 接眼レンズ 14 シャッタースイッチ 15、16 スイッチ 18 メモリカード 21 撮像素子 21a フォトダイオード 21b 垂直転送レジスタ 21c 水平転送レジスタ 22 CDS回路 23 AGC回路 24 A/Dコンバータ 25 画像処理CPU 25a 画素補間処理 25b 解像度変換処理 25c カラーバランス調整処理 25d ガンマ補正処理 25e 画像圧縮処理 26 画像メモリ 31 カメラ制御CPU 32 絞りドライバ 33 センサドライバ 34 ビデオエンコーダ 35 カードドライバ 36 操作部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素が2次元に配列された撮像素子を備
    え、与えられる記録指示に応じて、記録用の画像を撮影
    し、撮影した画像を表す画像データを生成して記録媒体
    に記録するデジタルカメラであって、 記録指示が与えられたときに、画像の撮影と画像データ
    の生成と画像データの記録を1回行う単写モードと、記
    録指示が与えられたときに、画像の撮影と画像データの
    生成と画像データの記録を複数回行う連写モードとを有
    するものにおい て、単写モードでは、インターレース方式で撮像素子か
    ら信号を読み出して画像データを生成し、連写モードで
    は、プログレッシブ方式で撮像素子から信号を読み出し
    て画像データを生成することを特徴とするデジタルカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 撮像素子が受ける光の光路上にシャッタ
    ーを備え、 単写モードのみで、画像を撮影した後にシャッターによ
    り撮像素子の露光を遮ることを特徴とする請求項1に記
    載のデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 撮像素子が受ける光の光路上にシャッタ
    ーを備え、 単写モードと連写モードの双方で、画像を撮影した後に
    シャッターにより撮像素子の露光を遮ることを特徴とす
    る請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 連写モードで、複数の画素列に1画素列
    の割合で撮像素子から信号を読み出し、読み出した各画
    素列の信号の一部のみを用いて、撮影した画像と同じ画
    角の画像を表す画像データを生成することを特徴とする
    請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 連写モードで、複数の画素列に1画素列
    の割合で撮像素子から信号を読み出し、読み出した画素
    列の信号に補間処理を施して、撮影した画像と同じ画角
    の画像を表す画像データを生成することを特徴とする請
    求項1に記載のデジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 画素が2次元に配列された撮像素子を備
    えるデジタルカメラであって、インターレース方式で撮
    像素子から信号を読み出すものにおいて、 プログレッシブ方式でも撮像素子から信号を読み出すこ
    とが可能なことを特徴とするデジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 撮像素子が受ける光の光路上にシャッタ
    ーを備え、 インターレース方式で撮像素子から信号を読み出すとき
    のみに、シャッターにより撮像素子の露光を遮ることを
    特徴とする請求項6に記載のデジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 撮像素子が受ける光の光路上にシャッタ
    ーを備え、 インターレース方式で撮像素子から信号を読み出すとき
    とプログレッシブ方式で撮像素子から信号を読み出すと
    きの双方で、シャッターにより撮像素子の露光を遮るこ
    とを特徴とする請求項6に記載のデジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 プログレッシブ方式で撮像素子から信号
    を読み出すときに、複数の画素列に1画素列の割合で撮
    像素子から信号を読み出し、読み出した各画素列の信号
    の一部のみを用いて、撮影した画像と同じ画角の画像を
    表す画像データを生成することを特徴とする請求項6に
    記載のデジタルカメラ。
  10. 【請求項10】 プログレッシブ方式で撮像素子から信
    号を読み出すときに、複数の画素列に1画素列の割合で
    撮像素子から信号を読み出し、読み出した画素列の信号
    に補間処理を施して、撮影した画像と同じ画角の画像を
    表す画像データを生成することを特徴とする請求項6に
    記載のデジタルカメラ。
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