JP2001282811A

JP2001282811A - 知識データ検索装置、知識データ検索方法及び知識データを検索するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number: JP2001282811A
Application number: JP2000090983A
Authority: JP
Inventors: Toyoaki Nishida; 豊明西田; Akimasa Nishigori; 晃雅西郡; Masahiro Nishida; 昌弘西田
Original assignee: COMPUTER CONSULTANT KK; Consultant Kk Comp
Current assignee: COMPUTER CONSULTANT KK; Consultant Kk Comp
Priority date: 2000-03-29
Filing date: 2000-03-29
Publication date: 2001-10-12

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】アイデアや思いつき等の知識データが関連付け
られて作成された知識データベースから、ユーザが所望
する知識データ間の関連付けを検索する装置において、
ユーザが所望のノード及びノード間のリンクを検索し出
力可能とする。【解決手段】不要知識データを入力する不要条件入力手
段４と不要データベース作成手段５とが設けられてお
り、不要データベース９に格納された知識データを検索
結果データベース１０から削除する検索結果出力手段６
が更に設けられているので、検索条件入力手段６で得た
検索結果でユーザが所望する以外の知識データが含まれ
ている場合にも、そのような知識データを確実に削除で
き、従ってユーザの所望の知識データのみが検索結果で
ある検索結果データベース１０に格納されて出力するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、アイデアや思いつ
き等の知識データが関連づけられて作成された知識デー
タベースから、ユーザの所望する知識データ及びその知
識データ間の関連づけを検索する知識データ検索装置、
知識データ検索方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、アイデアや思いつき、或いはイン
ターネットを通じて得られる語句や文章等を関連づける
方法として、語句等の文字列を線で結び関連づける、い
わゆるグラフ理論におけるグラフが知られている。グラ
フにおいては、語句、文章等の知識データのある表示単
位（以下、ノードという）から他のノードに関連づけ
（以下、リンクという）がなされており、このようなグ
ラフを用いたデータベースは、獲得したノードとリンク
を既存のデータベースに連結して拡張することにより、
知識の集積を図るものである。

【０００３】ユーザは知識の集積としての前記データベ
ースから、所望とするノードに関連づけられた他のノー
ドを検索することにより、知識を得ることができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかし、データベース
からユーザが所望な知識を得る際、上述の如き検索の方
法では、検索後のデータにおいて同音異義語等、本来ユ
ーザが検索しようとしたノード（及びそのノードとのリ
ンク）以外のノード（及びそのノードとのリンク）も検
索されて表示されるという問題がある。

【０００５】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、ユーザが所望のノード及びノード間の
リンクを検索し出力可能とすることを課題とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係る知識データ検索装置は、知識デ
ータ及び該知識データ間の関連づけから構成される知識
データベースから所望の知識データを検索する知識デー
タ検索装置であって、知識データ及び該知識データ間の
関連づけから構成される知識データベース7 と、ユーザ
の所望する知識データを入力する検索条件入力手段2
と、該検索条件入力手段2 で取得したユーザの所望する
知識データから検索データベース8 を作成する検索デー
タベース作成手段3 と、不要な知識データを入力する不
要条件入力手段4 と、該不要条件入力手段4 で取得した
該不要な知識データから不要データベース9 を作成する
不要データベース作成手段5 と、前記知識データベース
7 、検索データベース8 及び不要データベース9 から検
索結果を出力する検索結果出力手段6 と、検索結果デー
タベース10とを備え、前記検索結果出力手段6 は、検索
データベース8 内の知識データ、該検索データベース8
内の知識データに関連づけられた知識データ及びその関
連づけを知識データベース7 から抽出した後、該抽出さ
れた知識データ及びその関連づけを前記検索結果データ
ベース10に格納し、前記不要データベース9 内の知識デ
ータ、該不要データベース9 内の知識データに関連づけ
られた知識データ及びその関連づけを前記検索結果デー
タベース10から削除して検索結果データベース10を更新
し、更新された該検索結果データベースを出力装置で出
力するよう構成されていることを特徴とする。このよう
に、不要知識データを入力する不要条件入力手段4 と不
要データベース作成手段5 とが設けられており、不要デ
ータベース9 に格納された知識データを検索結果データ
ベース10から削除する検索結果出力手段6 が更に設けら
れているので、検索条件入力手段6 で得た検索結果でユ
ーザが所望する以外の知識データが含まれている場合に
も、そのような知識データを確実に削除でき、従ってユ
ーザの所望の知識データのみが検索結果である検索結果
データベース10に格納されて出力することができる。

【０００７】また、本発明は、ユーザの所望する知識デ
ータから検索データベース8 を作成し、不要な知識デー
タから不要データベース9 を作成し、前記検索データベ
ース8 内の知識データ、該検索データベース8 内の知識
データに関連づけられた知識データ及びその関連づけ
を、知識データ及び知識データ間の関連づけから構成さ
れる知識データベース7 から抽出し、該抽出された知識
データとその関連づけとで前記検索結果データベース10
を作成し、前記不要データベース9 内の知識データ、該
不要データベース9 内の知識データに関連づけられた知
識データ及びその関連づけを前記検索結果データベース
10から削除して前記検索結果データベース10を更新し、
更新した検索結果データベース10を出力することを特徴
とする知識データ検索方法で構成することもできる。

【０００８】また、本発明は、ユーザの所望する知識デ
ータを検索データベース8 に格納する手順と、不要な知
識データを不要データベース9 に格納する手順と、検索
データベース8 内の知識データ、該検索データベース8
内の知識データに関連づけられた知識データ及びその関
連づけを、知識データ及び知識データ間の関連づけから
構成される知識データベース7 から抽出し、該抽出され
た知識データとその関連づけとを検索結果データベース
10に格納する手順と、前記不要データベース9内の知識
データ、該不要データベース9 内の知識データに関連づ
けられた知識データ及びその関連づけを前記検索結果デ
ータベース10から削除して検索結果データベース10を更
新し、更新した検索結果データベース10を出力装置で出
力する手順とをコンピュータに実行させ、知識データを
検索するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体で構成することもできる。

【０００９】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る知識データ検
索装置の一実施形態について図面に基づいて説明する。
図１は本発明に係る知識データ検索装置のハード構成の
ブロック図を示す。図１において、1 は汎用マイクロコ
ンピュータや専用ＬＳＩ等で構成されている制御部を示
す。制御部1 には、命令等の入力が可能なキーボード、
マウス等の入力装置11、表示画面に出力結果等を表示す
る、ＣＲＴディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示装
置12、印刷装置13、ハードディスク等の外部記憶装置14
がケーブルを介して接続されている。尚、表示装置12、
印刷装置13が、出力結果等を出力する出力装置としての
役割を果たす。また、図示していないが、制御部1 には
入出力や検索を制御する下位の制御部が設けられてお
り、これらの下位の制御部は、ＲＯＭ等のファームウェ
アやソフトウェア等によって構成されている。

【００１０】また、図１の知識データ検索装置において
は、ユーザの所望の知識データ及び該知識データに関連
づけられた知識データを検索する手段として、ユーザの
所望する知識データを入力する検索条件入力手段2 、検
索データベース作成手段3 、不要な知識データを入力す
る不要条件入力手段4 、不要データベース作成手段5、
検索結果を出力する検索結果出力手段6 及び知識データ
ベース7 が設けられている。前記各手段は、外部記憶装
置14等に格納されたプログラムで構成されており、制御
部1 からの制御により適宜ＲＡＭ等の一時記憶手段に呼
び出されて各手段の機能が実現される。

【００１１】図１において、7 は、アイデア、思いつき
等の語句、或いはインターネット等から得た語句や文章
等から構成される知識データを関連づけて作成された知
識データベースを示す。8 は、検索条件入力手段2 で取
得された、ユーザの所望の知識データを用いて、検索デ
ータベース作成手段3 により作成された検索データベー
スを示す。9 は、不要条件入力手段4 で取得された、ユ
ーザが不要とする知識データを用いて、不要条件データ
ベース作成手段5 により作成された不要データベースを
示す。また、10は、検索結果出力手段6 により作成され
た検索結果データベースを示す。尚、知識データベース
7 、検索データベース8 、不要データベース9 及び検索
結果データベース10は、ハードディスク等の外部記憶装
置14で構成される。また、本実施形態においては、知識
データを関連づける構造として、グラフを例として説明
し、知識データをノード、知識データ間の関連づけをリ
ンクと呼び、知識データベース7 は、予め作成されてい
るものとする。

【００１２】図２は、本発明の知識データ検索装置を用
いた検索方法を示すフローである。まず、検索条件入力
手段2 は、ユーザの入力装置11の操作に基づき、制御部
1の制御の下でユーザが残そうとするノードを入力する
（図２の工程Ｓ１）。例えば、図３に示すように、検索
条件入力手段2 は、まず、ユーザに対して「検索するノ
ードは？」という質問Ａを表示装置の表示画面に表示す
ることにより入力支援を行う。ユーザが入力装置11を用
いて所望のノードを入力すると、前記検索条件入力手段
2 は入力された内容を取得し、表示画面に表示する。こ
のように入力されたノード（ユーザが残そうとするノー
ド）は、制御部1 の制御の下で検索データベース作成手
段3 により検索データベース8 に格納される（図２の工
程Ｓ２）。

【００１３】次に、不要条件入力手段4 は、ユーザの入
力装置11の操作に基づき、制御部1の制御の下でユーザ
にとって不要なノードを入力する（図２の工程Ｓ３）。
例えば、図３に示すように、不要条件入力手段4 は、ま
ず、ユーザに対して「不要なノードは？」という質問Ｂ
を表示装置の表示画面に表示することにより入力支援を
行う。ユーザが入力装置11を用いて不要なノードを入力
すると、前記不要条件入力手段4 は入力された内容を取
得し、表示画面に表示する。このように入力された不要
なノードは、制御部1 の制御の下で不要データベース作
成手段5 により不要データベース9 に格納される（図２
の工程Ｓ４）。

【００１４】前記検索データベース8 と不要データベー
ス9 が作成されると、まず前記検索データベース8 に格
納されているノードを、知識データベース7 に格納され
ているノードと比較する（図２の工程Ｓ５）。このよう
な比較について、図４を用いて詳細に説明する。本実施
形態においてはノードが単語である場合を例として説明
する。

【００１５】図４（ａ）は、知識データベース7 が表示
画面に表示されている例を示し、図４において、「マル
チメディア」、「データベース」、「オブジェクト指
向」、「静止画」、「動画」、「音声」、「ＡＶ」、
「アダルト」、「ネットワーク」「広帯域」等は、それ
ぞれノード21a,21b,21c,・・・,21l を示し、図中の棒線
は、ノード間の関連づけであるリンク22a,22b,22c,・・・,
22j を示す。図４（ｂ）は、検索データベース8 に格納
されている内容を示す。図４（ｂ）によれば、検索デー
タベース8 には、「マルチメディア」、「動画」、「Ａ
Ｖ」が格納されている。

【００１６】検索結果出力手段6 は、検索データベース
8 に格納されているノードを知識データベース7 に格納
されているノードから抽出する。ここで、検索結果出力
手段6 は、知識データベース7 と検索データベース8 と
を比較し、検索データベース8 に格納されているノード
のみならず、そのノードに関連づけられたノードやその
関連づけ（リンク）も抽出して検索結果データベース10
に格納する。尚、本実施形態においては、あるノードに
間接的に関連づけられているノード、例えば２本のリン
クを介して関連づけられているノード（図４（ａ）にお
いては、ノード21a に対してのノード21i 、ノード21a
に対してのノード21j 等）も全て抽出する。即ち、本実
施形態においては、知識データベース7 に格納されてい
るノードのうち、「広帯域」と「ネットワーク」を除く
全てのノードとリンクが検索結果データベース10に抽出
されて検索結果データベース10に格納される（図２の工
程Ｓ６、図４（ｃ）参照）。尚、ノードには、個々を識
別するためのＩＤが付与されており、あるノードに関連
づけられているノードをＩＤで指定することにより、ノ
ードにリンクが存在していることが示されている。従っ
て、抽出されたノードにリンクがあるか否かは、そのノ
ードがＩＤを指定しているか否かで検出することができ
る。

【００１７】更に、検索結果出力手段6 は、制御部1 の
制御の下、不要データベース9 を呼び出し、検索結果デ
ータベース10と比較する（図２の工程Ｓ７）。図５
（ａ）は不要データベース9 に格納されている内容を示
す。図５（ａ）においては、例えば不要データベース9
に、「ＡＶ」と「アダルト」が格納されている場合を示
す。検索結果出力手段6 は、不要データベース10に格納
されているノードを検索結果データベース10から削除す
る。ここで、「ＡＶ」は検索データベース8 にも格納さ
れていたので、必要なノードであると判断されて検索結
果データベース8 に残され、結果として「アダルト」が
削除される。このとき、不要データベース10に格納され
ているノードのみならず、そのノードに関連づけられた
ノードやその関連づけであるリンクも削除して検索結果
データベース10を更新する（図２の工程Ｓ８、図５
（ｂ）参照）。この削除に際しても、不要データベース
に格納されたノードに関連づけられたノードがあるか否
かは、そのノードがＩＤを指定しているか否かで検出す
ることができる。最後に、検索結果出力手段6 は、検索
結果データベース10に格納された内容を、表示装置12の
表示画面に表示させたり、印刷装置13で印字したりして
出力する（図２の工程Ｓ９）。

【００１８】このように、本発明における知識データ検
索装置を用いると、ユーザが所望のノードを検索する
際、同音異義語等の不要なノードやリンクは排除（削
除）して、より確実にユーザの所望のノードとリンクの
みを検索結果データベースに抽出することができる。

【００１９】尚、フロッピー（登録商標）ディスク、Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＭＯ等、コンピュータで読み取
り可能な記録媒体に、前記工程Ｓ１〜Ｓ８をコンピュー
タに実行させるための手順（プログラム）を記録するこ
とも可能である。

【００２０】また、上記実施形態においては、グラフを
知識データベースに用い、ノードを知識データ、リンク
をノード間の関連づけに用いたが、本発明における知識
データは、ノードに限定されることなく、例えば意味ネ
ットワークに用いられる知識や、連想構造に用いられる
キーとバリュー等、適宜の知識データを用いることがで
きる。リンクにおいても、棒線のみならず、リンクに対
する重みづけが数字等で示された棒線や、矢印等適宜の
関連づけが用いられ得る。更に、知識のデータは、単語
のみならず、文章、画像等任意のデータを用いることが
可能である。

【００２１】知識データベースは、前記実施形態の如く
予め作成されたものであってもよいし、その都度ユーザ
が作成したり、インターネット等から取り込んだデータ
から別途作成した知識データとリンクを追加して更新さ
れてもよい。また、予め作成された知識データベース
は、予め作成された後知識データを追加可能な構成であ
ってもよいし、追加ができない構成であってもよい。知
識データとリンクの知識データベースへの入力に際して
は、インターネット等から取り込んだデータのみなら
ず、スキャナー等で読み込んだデータからノードを自動
的に抽出して知識データを作成したり、音声により入力
されたデータから知識データを抽出する等、適宜の方法
が使用されうる。

【００２２】前記実施形態においては、検索データベー
スと不要データベースを作成した後知識データベースと
検索データベースを比較したが、検索データベースを作
成した後に知識データベースと検索データベースとの比
較を行い、その後に不要データベースを作成してもよ
い。更に、不要データベースを作成した後、検索データ
ベースを作成してもよい。要は、知識データベースが検
索データベースと不要データベースの両方と比較されれ
ば、不要データベースの作成順序や比較順序は問わな
い。

【００２３】尚、不要データベースと検索データベース
は必ずしも１つづつに限定されることなく、それぞれ複
数作成してもよい。例えば２種の不要データベースA,B
と、２種の検索データベースC,D が作成された場合、ま
ず不要データベースA を知識データベースと比較して検
索結果データベースE を作成した後、検索データベース
C を検索結果データベースE と比較して検索結果データ
ベースE を更新する。同様に、不要データベースB を知
識データベースと比較して検索結果データベースF を作
成した後、検索データベースD を検索結果データベース
F と比較して検索結果データベースF を更新する。この
ように更新された検索結果データベースE 及びF の両方
を検索結果として表示する。

【００２４】また、不要データベースA と検索データベ
ースD とを組み合わせ、不要データベースB と検索デー
タベースC とを組み合わせて、上述と同様に両方の検索
結果データベースを検索結果として表示することもでき
る。このように、複数の不要データベースと検索データ
ベースを作成し、適宜組み合わせて知識データベースと
比較し、検索結果データベースを作成することにより、
操作者にとって最も所望な検索結果をより確実に得るこ
とができる。

【００２５】更に、前記実施形態においては、検索結果
データベースを一度更新したが、図２の工程Ｓ１〜Ｓ８
を繰り返して検索結果データベースを繰り返し更新して
もよい。

【００２６】また、前記実施形態においては、予め手動
にて入力した不要な知識データに基づいて不要データベ
ースを作成したが、所定の回数以上に出現する知識デー
タは、ユーザが既知であるとして自動的に削除するよ
う、出現回数に基づいて不要データベースを作成しても
よい。このような場合には、検索結果データベースを更
新する度に、検索結果データベースに残存する知識デー
タの出現回数をカウントさせる機能を有するように検索
結果出力手段を構成するプログラムを作成する。そし
て、予め設定した所定の出現回数を超えた知識データを
検索結果出力手段から不要条件入力手段に入力する。該
不要条件入力手段に入力された知識データは、前記実施
形態と同様、不要データベース作成手段により集積さ
れ、不要データベースが作成される。

【００２７】検索データベースについては、ユーザの所
望する知識データそのものを検索条件入力手段に入力す
る方法の他、例えばユーザの所望する言葉を入力する
と、検索条件入力手段でその言葉を含む知識データを全
て抽出し、検索データベース作成手段により抽出した知
識データから検索データベースを作成するよう、検索条
件入力手段を構成してもよい。

【００２８】また、前記実施形態においては、出力装置
として制御部にケーブルで接続されたＣＲＴディスプレ
イとプリンタとを用いたが、出力装置は制御部にケーブ
ル等で直接接続されているものでなくとも、ネットワー
クやインターネット等で制御部に間接的に接続されたデ
ィスプレイやプリンタ等であってもよい。

【００２９】更に、検索結果データベースの出力画面に
関しては、検索結果データベースに格納されている全て
のデータを出力しても良いし、所望のノードから特定の
リンク数内のノードに関してのみ出力しても良い。

【００３０】また、不要データベースに関しては、上記
実施形態によれば、不要なノードにリンクで接続されて
いる（関連づけられている）ノードを全て削除したが、
不要なノードに接続されている特定数内のリンクを削除
するように検索条件出力手段を構成してもよい。

【００３１】

【発明の効果】本発明に係る知識データ検索装置によれ
ば、不要条件入力手段と不要データベース作成手段が設
けられており、不要データベースに格納された知識デー
タを検索結果データベースから削除する検索結果出力手
段が更に設けられているので、ユーザが所望の知識デー
タのみを確実に検索して出力することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る知識データ検索装置の一実施形態
を示すブロック図。

【図２】本発明に係る知識データ検索方法を示すフロ
ー。

【図３】検索条件入力手段と不要条件入力手段がユーザ
に対して入力を促したときの表示装置の表示画面。

【図４】（ａ）は知識データベースの内容を示した表示
画面、（ｂ）は検索データベースに格納されている内容
の文字表示、（ｃ）は、検索データベースと知識データ
ベースの比較後に検索結果データベースに格納された内
容を示した表示画面。

【図５】（ａ）は不要データベースに格納されている内
容の文字表示、（ｂ）は不要データベースと検索結果デ
ータベースの比較後に更新された検索結果データベース
に格納された内容を示した表示画面。

【符号の説明】

１制御部２検索条件入
力手段３検索データベース作成手段４不要条件入
力手段５不要データベース作成手段６検索結果出
力手段７知識データベース８検索データ
ベース９不要データベース１０検索結果デ
ータベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者西田昌弘大阪市淀川区木川東４丁目16−20 コンピューターコンサルタント株式会社内Ｆターム(参考） 5B069 AA01 CA18 KA06 LA03 5B075 NK25 NK33 NR02 PP02 PP03 PQ02 QP01 5E501 AA01 AC17 AC23 AC33 BA03 CA03 CA04 CB02 CB09 CB13 EA12 EB17 FA13

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】知識データ及び該知識データ間の関連
づけから構成される知識データベースから、所望の知識
データを検索する知識データ検索装置であって、知識データ及び該知識データ間の関連づけから構成され
る知識データベースと、ユーザの所望する知識データを
入力する検索条件入力手段と、該検索条件入力手段で取
得したユーザの所望する知識データから検索データベー
スを作成する検索データベース作成手段と、不要な知識
データを入力する不要条件入力手段と、該不要条件入力
手段で取得した該不要な知識データから不要データベー
スを作成する不要データベース作成手段と、前記知識デ
ータベース、検索データベース及び不要データベースか
ら検索結果を出力する検索結果出力手段と、検索結果デ
ータベースとを備え、前記検索結果出力手段は、検索デ
ータベース内の知識データ、該検索データベース内の知
識データに関連づけられた知識データ及びその関連づけ
を知識データベースから抽出した後、該抽出された知識
データ及びその関連づけを前記検索結果データベースに
格納し、前記不要データベース内の知識データ、該不要
データベース内の知識データに関連づけられた知識デー
タ及びその関連づけを前記検索結果データベースから削
除して検索結果データベースを更新し、更新された該検
索結果データベースを出力装置で出力するよう構成され
ていることを特徴とする知識データ検索装置。
【請求項２】知識データ及び該知識データ間の関連
づけから構成される知識データベースから、所望の知識
データを検索する知識データ検索方法であって、ユーザの所望する知識データから検索データベースを作
成し、不要な知識データから不要データベースを作成
し、前記検索データベース内の知識データ、該検索デー
タベース内の知識データに関連づけられた知識データ及
びその関連づけを、知識データ及び知識データ間の関連
づけから構成される知識データベースから抽出し、該抽
出された知識データとその関連づけとで前記検索結果デ
ータベースを作成し、前記不要データベース内の知識デ
ータ、該不要データベース内の知識データに関連づけら
れた知識データ及びその関連づけを前記検索結果データ
ベースから削除して前記検索結果データベースを更新
し、更新した検索結果データベースを出力することを特
徴とする知識データ検索方法。
【請求項３】ユーザの所望する知識データを検索デー
タベースに格納する手順と、不要な知識データを不要デ
ータベースに格納する手順と、検索データベース内の知
識データ、該検索データベース内の知識データに関連づ
けられた知識データ及びその関連づけを、知識データ及
び知識データ間の関連づけから構成される知識データベ
ースから抽出し、該抽出された知識データとその関連づ
けとを検索結果データベースに格納する手順と、前記不
要データベース内の知識データ、該不要データベース内
の知識データに関連づけられた知識データ及びその関連
づけを前記検索結果データベースから削除して検索結果
データベースを更新し、更新した検索結果データベース
を出力装置で出力する手順とをコンピュータに実行さ
せ、知識データを検索するプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。