JP2001282405A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2001282405A
JP2001282405A JP2000099392A JP2000099392A JP2001282405A JP 2001282405 A JP2001282405 A JP 2001282405A JP 2000099392 A JP2000099392 A JP 2000099392A JP 2000099392 A JP2000099392 A JP 2000099392A JP 2001282405 A JP2001282405 A JP 2001282405A
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Mitsuru Sato
満 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単に機能選択することのできる座標入力装
置を提供する。 【解決手段】 画面1上のメニューバー11から「ファ
イル」を選択し、開いたサブメニュー12上を入力ペン
で引きずり「開く」の項目まで移動する。さらに、「開
く」上をペンで引きずりながら、破線矢印のように、
サブメニュー12から抜ける。これにより、画面1上に
「開く」のワンタッチボタン13を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・シ
ステム等における入力装置に関し、更に詳しく言えばタ
ッチパネル、デジタイザ、タブレット等の座標入力装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータシステム等にお
いて、種々の指示を与えたり、新たな情報を入力するた
めの入力装置は周知である。例えば、CAD,CAMに
おける図形入力装置としてのデジタイザや、図形入力以
外にメニュー選択などにも用いるタブレット、あるい
は、表示手段と組み合わせて各種機能を指示・選択する
ためのタッチパネル等がある。これらの入力装置はコン
ピュータ・システム以外にも広く利用されており、例え
ばタッチパネルを例にあげると、複写機,ファクシミリ
等の操作パネルに配設して装置の各種機能を選択したり
する用途等に用いられる。
【0003】ところで、例えばパソコン用OSであるウ
ィンドウズ(Windows(登録商標))やMAC・
OS(登録商標)では、OSあるいは各種アプリケーシ
ョンソフトにおいて、メニューバーに表示されている各
種メニューから必要な機能(項目)を選択し、そのメニ
ューから広がるプルダウンメニュー(ドロップダウンリ
スト)から実行すべき機能を選択するようになってい
る。
【0004】なお、通常、メニューからサブメニューが
下方に広がって表示される場合にプルダウンメニュー
(ドロップダウンリスト)というが、以下、サブメニュ
ーを上方あるいは側方に表示する場合も含めてプルダウ
ンメニューという。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種ソ
フトや各種装置においては、プルダウンメニューがさら
にプルダウンメニュー(子メニュー,孫メニュー)を持
っている場合があり、座標入力装置により目的の機能を
指示・選択するまでの操作が煩わしいという問題があ
る。特に、複数の機能を続けて選択したり交互に実行す
る場合は更に操作が煩わしく、作業効率も大幅に低下す
る。
【0006】本発明は、従来の座標入力装置における上
述の問題を解決し、簡単に機能選択することのできる座
標入力装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】前記の課題は、本発明により、入力手段に
より入力された座標を検出する座標入力装置において、
所定の座標範囲に設定されたメニュー項目のサブメニュ
ー上を前記入力手段により引きずり移動しながら前記サ
ブメニュー上に設定されたサブメニュー項目から抜けた
ことを検出した場合、当該サブメニュー項目に登録され
た機能と同等の機能を持つワンタッチボタンを表示手段
上に表示することにより解決される。
【0008】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記ワンタッチボタン上での引きずり移動に続いて
ワンタッチボタン上から抜けたことを検出した場合、当
該ワンタッチボタンの表示を消去することを提案する。
【0009】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、前記サブメニュー項目から抜けた方向に応じて、当
該サブメニュー項目に設定された複数の機能の一つと同
等の機能を持つワンタッチボタンを表示手段上に表示す
ることを提案する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を実施するコンピ
ュータ・システムの一例の構成を示すブロック図であ
る。この図に示すように、本実施形態のシステムはタッ
チパネルディスプレイ1と制御装置2とから構成されて
いる。
【0011】タッチパネル・ディスプレイ1は、CRT
モニタ又はLCDモニタ等のディスプレイにタッチパネ
ルを付設したものである。ディスプレイとしては任意の
方式のものを使用することができる。本実施形態におけ
るタッチパネルは、指などで触れた位置を光学的にディ
スプレイの解像度(本実施形態ではX軸方向ピクセル
数:1024、Y軸方向ピクセル数:768)に対応し
たディスプレイ上のX,Y座標を検知して制御装置2に
座標データを送信する。ただし、タッチパネルの構成は
特に限定されるものではなく、従来周知の構成のものを
使用することができる。図1には、ディスプレイ1上の
指で触れた個所PのX,Y座標が検知される様子を示し
てある。
【0012】本実施形態では、制御装置2としてパーソ
ナル・コンピュータ(PC)を用いているが、制御装置
2としてはPC以外にも、専用機・汎用機を問わず任意
のコンピュータ・システムを利用可能である。制御装置
2は、タッチパネルと一体型となっているディスプレイ
1に、後述する画像メモリ5に展開されている画像を出
力表示する。
【0013】本実施形態の制御装置2は、座標入力部
3、タッチパネル制御部4、画像メモリ5を備えてい
る。本実施形態ではディスプレイ1と制御装置2はシリ
アルインターフェース、例えばRS232CやUSB
(ユニバーサル・シリアル・バス)等により接続され
る。座標入力部3は、上記RS232C,USB等の通
信手段によりタッチパネル・ディスプレイ1からの座標
データを受信する。
【0014】タッチパネル制御部4は、座標入力部3か
ら座標データを取り出し、前回座標と取り出した座標と
抽出された座標を定められた太さと色で画像メモリ5に
描画、あるいは座標位置に予め設定されている機能を実
行する。なお、描画する場合の太さ、色は、制御装置2
が持つユーザ・インターフェースにより変更可能とす
る。
【0015】画像メモリ5上には、RGB画像データが
展開されており、図示しないビデオ出力手段によりディ
スプレイ1上に出力表示する。図2は、本実施形態のコ
ンピュータ・システムにおけるディスプレイ1上に表示
される画面の一例を示すものである。この図に示すよう
に、ディスプレイ画面1の上端部付近にはメニューバー
11が表示されている。本実施形態では、メニューバー
11には左から順にファイル、編集、表示、挿入の4つ
のメニュー項目が表示される。
【0016】各メニュー項目はそれぞれサブメニューを
有しており、例えば、「ファイル」の項目は図に示すよ
うに、新規作成、開く、名前を付けて保存、HTML形
式で保存、終了の5項目を有するサブメニュー12を有
している。このサブメニュー12は、タッチパネル・デ
ィスプレイ1上の「ファイル」の部分に触れることによ
って開くプルダウンメニュー(ドロップダウンリスト)
として設けられている。その他のメニュー項目が有する
サブメニューも、「ファイル」のサブメニュー12と同
様に、メニュー項目の部分に触れることによって開くプ
ルダウンメニューとして設けられている。各サブメニュ
ーに設けられる項目は任意に設定することができる。ま
た、サブメニューから更にサブメニュー(子メニューか
ら孫メニュー)が開くように構成してもよい。
【0017】ここではライトペンその他の入力用具を用
いた編集・入力作業について説明する。上記のようなサ
ブメニューから機能を実行する場合、例えば、図形画像
をディスプレイ1上に表示させる場合は、「ファイル」
項目の部分にタッチし、開いたサブメニュー12上をな
ぞる(ペンを引きずる)ようにして「開く」の部分にタ
ッチする。これにより、ディスプレイ1上に所望の図形
画像を表示させることができる。なお、実際は、この後
に、開くべき図形画像を選択するためのリストボックス
等が表示され、ここから開くべき図形画像を選択するこ
とになるが、ここではその部分を省略して説明する。
【0018】1つの図形画像を表示させる場合は、上記
のような通常の(従来の)作業によってもさほど煩わし
くないが、例えば、複数の図形画像を同時に表示させて
編集するために、複数の図形画像を続けて開くような作
業の場合は、従来の方法では、上記したような「ファイ
ル」項目の部分にタッチし、開いたサブメニュー12上
をなぞり「開く」の部分にタッチする、という動作を、
開く図形の数だけ繰り返さなければならず、大変に煩わ
しい。そこで、本実施形態では、サブメニュー12に設
けられた各項目をワンタッチボタン化して画面1上に表
示させるようにしている。
【0019】このサブメニュー12に設けられた各項目
をワンタッチボタン化する作業を、「開く」を例にとっ
て説明する。図3に示すように、画面1上のメニューバ
ー11から「ファイル」を選択し、開いたサブメニュー
12上をペンで引きずり「開く」の項目まで移動する。
さらに、「開く」上をペンで引きずりながら、破線矢印
のように、サブメニュー12から抜ける。これによ
り、画面1上に「開く」のワンタッチボタン13を表示
する。
【0020】この「開く」のワンタッチボタン13は、
機能的にはサブメニュー12上の「開く」と全く同様の
機能を果たすもので、このワンタッチボタン13にペン
でタッチした時にファイル(例えば図形画像)を開く機
能を実行する。なお、実際は、ここから開くべきファイ
ルを選択するリストボックスを表示する。
【0021】このように、本実施形態では、サブメニュ
ー12(プルダウンメニュー)に設けられた各項目と同
じ機能を簡単にワンタッチボタン化することができるの
で、使用頻度の高い機能を画面上から容易且つ迅速に選
択・実行することが可能となり、入力装置としてのタッ
チパネルの操作性を大幅に向上させることができる。な
お、本実施形態では、ワンタッチボタン化する項目を
「ファイル」サブメニューの「開く」として説明した
が、ワンタッチボタン化する機能(項目)はこれに限ら
ず、サブメニュー12上の任意の項目をワンタッチボタ
ン化することも可能である。もちろん、メニューバー1
1の「ファイル」以外の項目のサブメニュー(プルダウ
ンメニュー)にある任意の項目をワンタッチボタン化す
ることができる。
【0022】ところで、パソコン等において使用する入
力装置であるマウスの場合は、左ボタン・右ボタン等複
数のボタンがあり、また、プルダウンメニューの項目に
よっては、その項目上で左クリックした場合と右クリッ
クした場合とで機能が異なる場合がある。しかし、タッ
チパネル、デジタイザ、タブレット等の座標入力装置の
場合はマウスのボタンに相当するものが無く、従来の座
標入力装置では、プルダウンメニュー上で右クリック・
左クリックの別機能を果たすためには、一度プルダウン
メニューから抜け、別途設けられた「右クリック」機能
を選択してから再びプルダウンメニューに戻るという動
作が要求され、操作が煩雑であった。
【0023】そこで、本実施形態では、マウスのボタン
に相当するものを持たない座標入力装置においても、容
易にプルダウンメニュー上での右クリック・左クリック
の別機能を実行できるように構成している。
【0024】すなわち、図4に示すように、メニューバ
ー11から「ファイル」メニューを選択し、開いたサブ
メニュー12上をペンでなぞりながら「名前を付けて保
存」まで移動する。そして、破線矢印のように、「名
前を付けて保存」項目上から左方向に抜けた場合は、
「名前を付けて保存」項目上で左クリックした場合の機
能を登録したワンタッチボタン(図示せず)を画面上に
表示する。同様に、「名前を付けて保存」項目上から右
方向に抜けた場合は、「名前を付けて保存」項目上で右
クリックした場合の機能を登録したワンタッチボタン
(図示せず)を画面上に表示する。項目から抜ける場合
の方向(角度)の算出については後述する。
【0025】このように、サブメニューの項目上から抜
ける方向に応じて、その項目において割り当てられた
(登録された)左クリック又は右クリックと同じ機能を
簡単にワンタッチボタン化することができるので、マウ
スのボタンに相当するものを持たない座標入力装置にお
いても、プルダウンメニュー上での右クリック・左クリ
ックと同じ機能を容易に実行できるようになる。よっ
て、座標入力装置における操作性をより向上させること
ができる。
【0026】ここでは、「ファイル」メニューの「名前
を付けて保存」項目を例にとって、項目上での左クリッ
ク又は右クリックに相当するワンタッチボタンの表示を
説明したが、もちろん、「名前を付けて保存」以外の項
目に適用することが可能である。また、「ファイル」メ
ニュー以外のメニュー項目のサブメニューについても適
用することができる。そして、各項目での左クリック又
は右クリックの機能、すなわち作成したワンタッチボタ
ンが果たす機能については任意に設定できるものであ
る。さらに、例えばサブメニュー12の「終了」項目の
ように、抜ける方向が3方向(左、右、下又は上)ある
場合は、抜けた方向により3つのワンタッチボタンを作
成するように構成することもできる。
【0027】次に、作成したワンタッチボタンの削除に
ついて説明する。例えばウィンドウズパソコンにおいて
は、画面に表示されたアイコン上で右クリックして表示
されるメニュー(リスト)から「削除」を選択すること
により、アイコン(ワンタッチボタン)の削除が可能で
ある。しかし、マウスの左右ボタンに相当するものを持
たない座標入力装置では、ワンタッチボタン上での右ク
リックによるボタンの簡単な削除ができない。
【0028】そこで、本実施形態では、画面に表示され
たワンタッチボタンにタッチして引きずり抜けた時にワ
ンタッチボタンを削除するように構成している。すなわ
ち、図5に示すように、画面1に表示されたワンタッチ
ボタン13にタッチし、そのまま破線矢印のようにボ
タン上を引きずって、ボタン13から抜けたときに、ワ
ンタッチボタン13を削除する。ワンタッチボタンを削
除する場合の引きずり方向(ボタンから抜ける方向)
は、特定の方向、例えば下向きに限定してもよいし、あ
るいは、どの方向に抜けた場合でもボタンを削除するよ
うに設定してもよい。
【0029】ここでは、先に説明した「ファイル」メニ
ューの「開く」項目のワンタッチボタン13を例に挙げ
てワンタッチボタンの削除について説明したが、その他
のワンタッチボタンについても同様の動作により削除す
るように構成できる。
【0030】このように、本実施形態では、ワンタッチ
ボタンにタッチして引きずり抜けた時にワンタッチボタ
ンを削除するので、不要になったワンタッチボタンを容
易に削除することができ、座標入力装置の操作性を向上
させることができる。
【0031】次に、本実施形態におけるタッチパネル上
での移動方向(引きずり方向)の算出について説明す
る。図6は、本実施形態におけるタッチパネル上での移
動方向算出を説明するための模式図である。この図にお
いて、タッチしたポイントすなわち引きずり開始位置P
の座標を(X1,Y1)とし、終了座標を(X2,Y
2)とする。開始座標と終了座標からX座標方向(水平
方向)の変化量ΔXを(X2−X1)で求め、Y座標方
向(垂直方向)の変化量ΔYを(Y2−Y1)で求め
る。これにより、引きずり角度はΔY/ΔXとして算出
される。図3では、開始ポイントPから真上に(角度0
度)移動した場合と、時計回りに角度10度で移動した
場合と、右真横に(角度90度)移動した場合と、時計
回りに角度100度で移動した場合を例示してある。
【0032】本実施形態では、ΔX,ΔYの正負(+,
−)とΔY/ΔXの近似値から引きずり角度を算出して
おり、その角度算出表を次の表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】この表1において、スタンプ図形回転角度
が開始位置Pからの引きずり角度であり、時計回りの角
度で表している。X座標方向の変化量ΔXは、右方向を
正(+)とし、左方向を負(−)としてあるので、引き
ずり角度0度から180度までがΔXは+、180度か
ら360度までが−である。ただし、0度(360度)
及び180度はΔX=0である。また、Y座標方向の変
化量ΔYは、上方向を正(+)とし、下方向を負(−)
としてあるので、270度から90度までがΔYは+、
90度から270度までが−である。ただし、90度及
び270度はΔY=0である。ΔY/ΔXの近似値は、
表1の右端の列に示したとおりである。例えば、ΔX,
ΔY共に負で、ΔY/ΔX=0.900の場合は、引き
ずり角度=230度となる。
【0035】図7は、本実施形態におけるワンタッチボ
タン作成(表示)と削除(消去)の処理を示すフローチ
ャートである。このフローチャートにおいて、タッチパ
ネルディスプレイにタッチし(S1)た後、引きずり操
作の有無を判断し(S2)、それがサブメニュー(プル
ダウンメニュー)上であるか否かを判断する(S3)。
プルダウンメニュー上での引きずり操作であれば、メニ
ュー項目が変わったか否かを判断し(S4)、メニュー
項目が変わった(次の項目上に移動した)場合は、前の
メニュー項目を正常(通常)表示とし(S5)、新しい
項目を反転表示する(S6)。そして、現在のメニュー
項目の座標を保存する(S7)。S3での引きずり操作
がプルダウンメニュー上でない場合は、ワンタッチボタ
ン上での引きずり操作かどうかを判断する(S8)。ワ
ンタッチボタン上での引きずり操作であれば、そのボタ
ン座標を保存する(S9)。また、ワンタッチボタン上
での引きずり操作でなければ引きずり座標を保存する
(S10)。
【0036】S7、S9、S10の後、S2に戻って引
きずり操作でない場合は、S11に進んでメニュー項目
から抜けたかどうかを判断する。メニュー項目から抜け
た場合は上述の方法により引きずり角度を算出し(S1
2)、後述するワンタッチボタン化動作か否か判断する
(S13)。ワンタッチボタン化動作の場合は、さらに
左右クリック機能の有無を判断する(S14)。左右ク
リック機能がある場合は、先に算出した引きずり角度に
より右又は左クリック機能に相当するワンタッチボタン
を作成する(S15)。また、左右クリック機能がない
場合は、そのメニュー項目に割り当てられたワンタッチ
ボタンを作成する(S16)。
【0037】S11でメニュー項目からの抜けでない場
合、及びS13でワンタッチボタン化動作をしない場合
は、S17に進んでボタン上から抜けたかどうかを判断
する。ここで、ボタン上から引きずり抜けたと判断され
れば、そのワンタッチボタンを削除する(S18)。
【0038】本実施形態では、上記フローチャートにお
いて、S12で算出した引きずり角度が90度±A度、
あるいは270度±A度(Aは選択可能な角度とする)
である場合に、メニュー項目上から右又は左方向に引き
ずり抜けたとして、ワンタッチボタン化操作とみなし
て、ワンタッチボタンの作成(S14〜S16)へ進む
ようにしている。そして、S15において、先に算出し
た引きずり角度が90度±A度のときは右クリックボタ
ンを作成し、270度±A度のときは左クリックボタン
を作成する。
【0039】以上、本発明を図示の実施形態により説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、座標を入力する(メニュー項目を指定する)ための
入力手段はライトペンに限らず、指その他の任意の入力
手段を用いることができる。また、タッチパネルディス
プレイ以外の座標入力装置、例えば、デジタイザやタブ
レット等にも本発明を適用することができる。また、メ
ニューの項目や、そのサブメニューの項目等も任意に設
定できるものである。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の座標入力
装置によれば、所定の座標範囲に設定されたメニュー項
目のサブメニュー上を入力手段により引きずり移動しな
がらサブメニュー上に設定されたサブメニュー項目から
抜けたことを検出した場合、当該サブメニュー項目に登
録された機能と同等の機能を持つワンタッチボタンを表
示手段上に表示するので、使用頻度の高い機能を容易且
つ迅速に選択・実行することが可能となり、座標入力装
置の操作性を大幅に向上させることができる。
【0041】請求項2の構成により、入力手段によるワ
ンタッチボタン上での引きずり移動に続いてワンタッチ
ボタン上から抜けたことを検出した場合、当該ワンタッ
チボタンの表示を消去するので、不要になったワンタッ
チボタンを容易に削除することができ、座標入力装置の
操作性を向上させることができる。
【0042】請求項3の構成により、サブメニュー項目
から抜けた方向に応じて、当該サブメニュー項目に設定
された複数の機能の一つと同等の機能を持つワンタッチ
ボタンを表示手段上に表示するので、マウスのボタンに
相当するものを持たない座標入力装置においても、サブ
メニュー上での右クリック・左クリックと同じ機能を容
易に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するコンピュータ・システムの一
例の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるディスプレイ上に表示され
る画面の一例を示す平面図である。
【図3】ディスプレイ上にワンタッチボタンを作成する
操作を説明するための平面図である。
【図4】サブメニュー項目に設定された異なる機能を持
つワンタッチボタンを作成する操作を説明するための平
面図である。
【図5】ディスプレイ上からワンタッチボタンを削除す
る操作を説明するための平面図である。
【図6】タッチパネル上での移動方向算出を説明するた
めの模式図である。
【図7】ワンタッチボタン作成(表示)と削除(消去)
の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 タッチパネル・ディスプレイ 2 制御装置 3 座標入力部 4 タッチパネル制御部 5 画像メモリ 11 メニューバー 12 サブメニュー 13 ワンタッチボタン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段により入力された座標を検出す
    る座標入力装置において、 所定の座標範囲に設定されたメニュー項目のサブメニュ
    ー上を前記入力手段により引きずり移動しながら前記サ
    ブメニュー上に設定されたサブメニュー項目から抜けた
    ことを検出した場合、当該サブメニュー項目に登録され
    た機能と同等の機能を持つワンタッチボタンを表示手段
    上に表示することを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記ワンタッチボタン上での引きずり移
    動に続いてワンタッチボタン上から抜けたことを検出し
    た場合、当該ワンタッチボタンの表示を消去することを
    特徴とする、請求項1に記載の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記サブメニュー項目から抜けた方向に
    応じて、当該サブメニュー項目に設定された複数の機能
    の一つと同等の機能を持つワンタッチボタンを表示手段
    上に表示することを特徴とする、請求項1に記載の座標
    入力装置。
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