JP2001280428A - ウオームギヤ装置 - Google Patents

ウオームギヤ装置

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JP2001280428A JP2000096824A JP2000096824A JP2001280428A JP 2001280428 A JP2001280428 A JP 2001280428A JP 2000096824 A JP2000096824 A JP 2000096824A JP 2000096824 A JP2000096824 A JP 2000096824A JP 2001280428 A JP2001280428 A JP 2001280428A
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worm wheel
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Yoshiharu Inaguma
義治 稲熊
Susumu Honaga
進 穂永
Tetsuya Murakami
哲也 村上
Osamu Ogawa
修 小川
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Koyo Seiko Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Koyo Seiko Co Ltd
Toyota Motor Corp
Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウオームホイールの歯部を型成形手段にて形
成することができるようにするとともに、バックラッシ
ュ調整をウオームホイール側にて行なうことができるよ
うにする。 【解決手段】 ステアリングシャフト5の一部を成す出
力シャフト51の外周上に設けられたスプライン部51
1に係合するウオームホイール1と、ウオームホイール
1の歯部11と係合するウオーム歯部21を有するウオ
ーム軸2と、ウオーム軸2に動力を伝える電動モータ3
と、上記ウオームホイール1を、その軸線方向に押し付
けるように作動するスプリング6と、からなる。ウオー
ムホイール1の歯部11は、その一方の半部(11A)
が歯厚一定のヘリカル歯からなるとともに、他方の半部
(11B)は、ヘリカル歯に接するように形成されると
ともに歯幅方向端面に行くに従って歯厚が大きくなるよ
うに形成されたウオーム歯からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウオーム歯を有す
るウオーム軸と、鼓状の歯部を有するウオームホイール
と、からなるウオームギヤ装置に関するものであり、特
に、ウオームホイールの歯部を、その歯筋方向において
一部ヘリカルギヤからなるようにし、これによってウオ
ームホイールの歯部を焼結成形手段等の型成形手段にて
形成することのできるようにしたウオームギヤ装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ウオームギヤ装置は、図5に示
す如く、ウオーム歯を有するウオーム軸10と、当該ウ
オーム軸10のウオーム歯部と噛合い係合する鼓状の歯
部210を有するウオームホイール20と、からなるも
のである。そして、このようなウオームギヤ装置におい
て、ウオーム軸10側からの回転駆動力は上記各歯部の
噛合い係合によってウオームホイール20側へと伝達さ
れるようになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
噛み合い係合をするウオームギヤ装置の、そのウオーム
ホイール20の歯部は、基本的には、歯頂側から平面視
して鼓状の形態からなるものであり、その歯筋方向の歯
厚は、例えば図6に示す如く、歯幅の中央部における歯
厚(H0 )が最小となっているとともに、ウオームホイ
ール20の幅方向両端部における歯厚(H1 ,H2 )の
方が上記中央部におけるもの(H0 )よりも大きな値を
有するようになっている。従って、このような歯形形状
を有するウオームホイール20においては、その歯部の
形成をホブカッタによる切削加工(歯面の創成成形)に
頼るしかなく、焼結成形手段等による型成形加工が困難
である。また、このような歯形を有するウオームホイー
ル20からなるウオームギヤ装置においては、その噛合
い係合時、例えば図5におけるウオーム軸10の回転矢
印方向への運動時において、ウオームホイール20の歯
部210は噛合い係合運動の後半部290においてしか
有効な噛合い係合作用を行なっていない。このような問
題点を解決するために、噛合い係合の前半部においては
実質的な噛合いに関与していないウオームホイールの歯
部の一部を一定の歯厚からなるヘリカル歯にて形成さ
せ、これによって型成形手段による成形を可能なように
した歯部を有するウオームギヤ装置を提供しようとする
のが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、ウオー
ムホイールと、当該ウオームホイールの歯部と噛合い係
合するウオーム歯部を有するウオーム軸と、からなるウ
オームギヤ装置に関して、ウオームホイール歯部の歯筋
方向長さの略半分に相当する一方の半部を歯厚の値が一
定のヘリカル歯から成るようにするとともに、残りの半
分の部分を形成する他方の半部を上記一方の半部におけ
るヘリカル歯に連続して形成されるものであって、その
歯厚の値がウオームホイールの端面に近づくに従って大
きくなるように形成されたウオーム歯からなるようにし
た構成を採ることとした。このような構成を採ることに
より、本発明のものにおいては、ウオームホイールを、
切削加工よりも歯部の精度が得られやすく、かつ、生産
性の高い焼結成形手段あるいは合成樹脂製歯車の場合に
おけるインジェクション成形手段等の型成形手段にて形
成することができるようになる。すなわち、ウオームホ
イール歯部の成形に当っては、当該歯部の成形に寄与す
る型を、歯幅の歯筋方向、特に一方の半部を形成するヘ
リカル歯部側へスライドさせることによって型抜きをす
ることができるようになる(図3参照)。これによって
ウオームホイール、延いては本ウオームギヤ装置の性能
向上及び生産性向上を図ることができるようになる。
【0005】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は上記請求項1記載の
ものと同じである。すなわち、本発明においては、請求
項1記載のウオームギヤ装置に関して、ウオームホイー
ルの側面部のところに、ウオームホイールの軸線方向で
あって、他方の半部を形成するウオーム歯部と上記ウオ
ーム軸のウオーム歯部とがより係合し合う方向に、上記
ウオームホイールを押付けるように作動するスプリング
を設けるようにした構成を採ることとした。このような
構成を採ることにより、本発明のものにおいては、ウオ
ーム軸側のウオーム歯部とウオームホイール側のウオー
ム歯部との間におけるバックラッシュをほぼゼロに近い
最適な状態に簡単に調整することができるようになり、
これによって、両者間の歯当たりを最適な状態に保つこ
とができるようになる。また、ウオームホイール歯部に
おいて、実質的な噛合い係合に寄与する歯筋方向の他方
の半部を積極的に噛合い係合に関与させることができる
ようになり、両者間の噛合い係合をより最適状態に保持
することができるようになる。
【0006】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものの特徴とするところは、上記請求項1また
は請求項2記載のウオームギヤ装置を、電動式パワース
テアリング装置に採用するようにしたことである。すな
わち、本発明においては、請求項1または請求項2記載
のウオームギヤ装置に関して、上記ウオームホイールを
ステアリングシャフト側に連結するとともに、上記ウオ
ーム軸を電動モータの出力軸に連結し、これによって、
上記電動モータの作動により上記ステアリングシャフト
側に操舵補助力を与えるように機能する電動式パワース
テアリング装置を形成させるようにした。このような構
成を採ることにより、本発明のものにおいては、電動式
パワーステアリング装置を形成するウオームギヤ装置
の、そのウオームホイールを、型成形手段にて効率良く
形成(製造)することができるようになり、ウオームギ
ヤ装置の製造コストの低減化を図ることができるように
なる。また、スプリングの作動によりウオームホイール
側を微小移動させる(微調整する)ことによって、ウオ
ームギヤ装置におけるバックラッシュを略ゼロに近い状
態に調整することができるようになり、電動式パワース
テアリング装置における異音の発生等を抑止することが
できるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図4を基に説明する。本実施の形態に関するも
のの、その構成は、図2に示す如く、ウオームホイール
1と、当該ウオームホイール1の歯部11と噛合い係合
するウオーム歯部21を有するウオーム軸2と、からな
ることを基本とするものである。このような構成からな
るものにおいて、上記ウオームホイール1は、本実施の
形態においては、図1及び図4に示す如く、ステアリン
グ装置を形成するステアリングシャフト5に連結される
ようになっているものである。そして、このようなステ
アリングシャフト5は、トーションバー56を介して連
結される入力シャフト57及び出力シャフト51をその
一部に有するとともに、上記入力シャフト57は最終的
にステアリングハンドル55に連結されるようになって
いるものである(図4参照)。また、上記ウオーム軸2
は、その一端が、図1及び図4に示す如く、電動モータ
3の出力軸に連結され、当該電動モータ3からの動力が
伝達されるようになっているものである。
【0008】このような構成からなるものにおいて、上
記ウオームホイール1の歯部11の形状は、図1及び図
3に示す如く、歯幅の中心線(OO)を境にして、その
一方の半部であるA側と、他方の半部であるB側とで、
歯形を異ならせるようにしているものである。具体的に
は、図3に示す如く、A側(11A)を歯厚が一定の値
のH0 に設定されたヘリカル歯からなるようにするとと
もに、他方の半部であるB側(11B)を、上記11A
側のヘリカル歯に接するように形成されるものであって
ウオームホイールの端面側に行くに従って歯厚の値が大
きくなる(HMの値となる)ように設定された半鼓状ウ
オーム歯からなるようにしている。このような歯形形状
を採ることによって、本ウオームホイール1の歯部11
を型成形する場合に、歯部を形成する型(金型)9を図
3の矢印方向に抜く(回転させつつスライドさせること
によって)ことができるようになり、本ウオームホイー
ルを型成形加工手段にて形成(製造)することができる
ようになる。すなわち、粉末金属等を主体とした焼結成
形手段あるいはプラスチック製歯車の場合におけるイン
ジェクション成形手段等により、本ウオームホイール1
を成形することができるようになる。
【0009】このような構成からなる本ウオームギヤ装
置の、そのウオームホイール1の側面部のところには、
図1に示す如く、ウオームホイール1を、本ウオームホ
イール1の取付けられるステアリングシャフト5の一部
を形成する出力シャフト51のスプライン部511上に
て、一定方向、特にウオームホイール1のB側半部に形
成された半鼓状歯部11Bとウオーム軸2に設けられた
ウオーム歯部21とが互いに密着し合う方向に押圧する
(付勢する)皿バネ状のスプリング6が設けられるよう
になっている。このスプリング6の作用により、上記ウ
オームホイール1の半鼓状歯部11Bとウオーム軸2の
ウオーム歯部21とは、常にバックラッシュがゼロに近
い状態で噛合い係合をすることとなる。
【0010】なお、本実施の形態においては、このよう
な構成からなるウオームギヤ装置が、図4に示す如く、
ステアリング装置を形成するステアリングシャフト5の
途中に設置され、これによって電動式のパワーステアリ
ング装置が形成されるようになっているものである。従
って、本実施の形態のものにおいては、ステアリングハ
ンドル55が操舵されると、この操舵に応じて電動モー
タ3が作動し、この駆動力がウオーム軸2に伝達され
る。そして、この伝達された駆動力は、図1に示す如
く、ウオームホイール1を介してステアリングシャフト
5へと伝達される。そして、最終的には、ステアリング
シャフト5には、ステアリングハンドル55の操舵に応
じた操舵補助力が上記電動モータ3から伝達されること
となる。このようにして、電動式パワーステアリング装
置が形成されるようになっているものである(図4参
照)。
【0011】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものに関するウオームギヤ装置についての、そのバ
ックラッシュ調整方法(手順)について説明する。本実
施の形態のものにおいては、図2に示す如く、ウオーム
軸2は、その両端部がベアリング88にて固定されてい
るので、ウオーム軸2を、その軸線方向に微小量移動さ
せてバックラッシュを調整することはできない。そこ
で、図1に示す如く、ウオームホイール1を、その軸線
方向に移動させることによってバックラッシュの調整を
行なう。まず、図1において、ステアリングシャフト5
に連結されるものであってステアリングシャフト5の一
部を形成する出力軸51の外周部に設けられたスプライ
ン部511にスプライン結合する本ウオームホイール1
を、同じく上記ステアリングシャフト5の一部を形成す
る出力軸51の外周部に係合するものであって上記ウオ
ームホイール1の側面部のところに設けられるスプリン
グ6のバネ反力に基づいて、上記スプライン部511上
を移動させる。このようにして上記ウオームホイール1
に設けられた歯部11とウオーム軸2に設けられたウオ
ーム歯部21との間においてバックラッシュがゼロの状
態となるように調整(セット)する。このような状態に
おいて、上記ステアリングシャフト5の一部を形成する
出力軸51の先端部にネジ結合する調整ネジ(ナット)
52をベアリング8のインナレース81を介して上記皿
バネ状スプリング6のバネ反力に抗した状態でネジ込ん
で行く。このようにして、上記スプリング6のバネ反力
による上記ウオームホイール1の歯部11とウオーム軸
2の歯部21との間における押圧力を徐々に緩和させ、
上記両者間(11、21間)におけるバックラッシュが
適度の値となったところで、上記ベアリング8のインナ
レース81の位置、すなわち、ナット52の軸線方向位
置を固定する。
【0012】これによって、ウオームホイール1とウオ
ーム軸2との間においては適度なバックラッシュが確保
されることとなる。そして、このようにして両者間のバ
ックラッシュが設定された状態において、更に、ならし
運転等により上記ウオームホイール1の歯部11とウオ
ーム軸2の歯部21との間における歯面がなじんだ場合
において、あるいは長時間運転により歯面に摩耗が生じ
た場合等においては、上記調整ネジ(ナット)52を緩
めて再調整をする。このようにして、両者(1、2)間
のバックラッシュが常に最適な状態に保持されることと
なる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ウオームホイールと、
当該ウオームホイールの歯部と噛合い係合するウオーム
歯部を有するウオーム軸と、からなるウオームギヤ装置
に関して、ウオームホイール歯部の歯筋方向長さの略半
分に相当する一方の半部を歯厚の値が一定のヘリカル歯
から成るようにするとともに、残りの半分の部分を形成
する他方の半部を、上記一方の半部におけるヘリカル歯
に連続して形成されるものであって、その歯厚の値がウ
オームホイールの端面に近づくに従って大きくなるよう
に形成されたウオーム歯からなるようにした構成を採る
こととしたので、ウオームホイールを焼結成形手段ある
いは合成樹脂製歯車の場合におけるインジェクション成
形手段等の型成形手段にて形成することができるように
なった。すなわち、ウオームホイール歯部の形成に当っ
ては、当該歯部の成形に寄与する型を、歯部の歯筋方
向、特に一方の半部を形成するヘリカル歯部側へスライ
ドさせることによって型抜きをすることができるように
なり、これによってウオームホイール、延いては本ウオ
ームギヤ装置の性能向上及び生産性向上を図ることがで
きるようになった。
【0014】また、このようなウオームギヤ装置を形成
する上記ウオームホイールの側面部のところに、ウオー
ムホイールの軸線方向であって他方の半部を形成するウ
オーム歯部と上記ウオーム軸のウオーム歯部とがより係
合し合う方向に、上記ウオームホイールを押付けるよう
に作動するスプリングを設けるようにした構成を採るこ
ととしたので、本発明のものにおいては、ウオーム軸側
のウオーム歯部とウオームホイール側のウオーム歯部と
の間におけるバックラッシュをほぼゼロに近い状態に調
整することができるようになり、両者間の歯当たりを最
適な状態に保つことができるようになった。また、ウオ
ームホイール歯部において、実質的な噛合い係合に寄与
する歯筋方向の他方の半部を積極的に噛合い係合に関与
させることができるようになり、両者間の噛合い係合を
より最適状態に保持することができるようになった。
【0015】また、本発明においては、上記ウオームギ
ヤ装置を電動式パワーステアリング装置のステアリング
シャフトの途中に設けるようにしたので、電動式パワー
ステアリング装置を形成するウオームギヤ装置の、その
ウオームホイールを、型成形手段にて精度良く、かつ、
効率良く形成(製造)することができるようになり、ウ
オームギヤ装置の性能向上及び製造コストの低減化を図
ることができるようになった。また、スプリングの作動
によりウオームホイール側を微小移動させる(微調整す
る)ことによって、ウオームギヤ装置におけるバックラ
ッシュをほぼゼロに近い最適の状態に調整することがで
きるようになり、電動式パワーステアリング装置におけ
る異音の発生等を抑止することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明の全体構成を示す横断面図である。
【図3】本発明にかかるウオームホイールにおける歯部
の形状を示す図である。
【図4】本発明にかかるウオームギヤ装置を用いた電動
式パワーステアリング装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図5】一般的なウオームギヤ機構についての、その全
体構成を示す図である。
【図6】一般的なウオームホイールにおける鼓状ウオー
ム歯部の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ウオームホイール 11 歯部 11A 一方の半部 11B 他方の半部 2 ウオーム軸 21 歯部(ウオーム歯部) 3 電動モータ 5 ステアリングシャフト 51 出力シャフト 511 スプライン部 52 調整ネジ(ナット) 55 ステアリングハンドル 56 トーションバー 57 入力シャフト 6 スプリング 8 ベアリング 81 インナレース 88 ベアリング 9 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲熊 義治 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 穂永 進 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田工 機株式会社内 (72)発明者 村上 哲也 大阪府大阪市中央区南船場3丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 小川 修 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3D033 CA04 CA05 3J009 DA03 DA12 DA18 EA06 EA19 EA23 EA32 EB02 EC04 FA08 5H607 AA12 BB01 CC05 DD03 DD19 EE32 FF01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウオームホイールと、当該ウオームホイ
    ールの歯部と噛合い係合するウオーム歯部を有するウオ
    ーム軸と、からなるウオームギヤ装置において、ウオー
    ムホイール歯部の歯筋方向長さの略半分に相当する一方
    の半部を歯厚の値が一定のヘリカル歯から成るようにす
    るとともに、残りの半分の部分を形成する他方の半部を
    上記一方の半部におけるヘリカル歯に連続して形成され
    るものであって、その歯厚の値がウオームホイールの端
    面に近づくに従って大きくなるように形成されたウオー
    ム歯からなるようにしたことを特徴とするウオームギヤ
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のウオームギヤ装置におい
    て、ウオームホイールの側面部のところに、ウオームホ
    イールの軸線方向であって、他方の半部を形成するウオ
    ーム歯部と上記ウオーム軸のウオーム歯部とがより係合
    し合う方向に、上記ウオームホイールを押付けるように
    作動するスプリングを設けるようにしたことを特徴とす
    るウオームギヤ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のウオーム
    ギヤ装置に関して、上記ウオームホイールをステアリン
    グシャフト側に連結するとともに、上記ウオーム軸を電
    動モータの出力軸に連結し、これによって、上記電動モ
    ータの作動により上記ステアリングシャフト側に操舵補
    助力を与えるように機能する電動式パワーステアリング
    装置を形成させるようにしたことを特徴とするウオーム
    ギヤ装置。
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