JP2001278805A - アガリスク茸の成分の抽出法 - Google Patents
アガリスク茸の成分の抽出法Info
- Publication number
- JP2001278805A JP2001278805A JP2000132950A JP2000132950A JP2001278805A JP 2001278805 A JP2001278805 A JP 2001278805A JP 2000132950 A JP2000132950 A JP 2000132950A JP 2000132950 A JP2000132950 A JP 2000132950A JP 2001278805 A JP2001278805 A JP 2001278805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mushrooms
- agarsk
- glucan
- ultrashort
- mushroom
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超短波をアガリスク茸全体に最低１０秒
以上照射すること。 【解決手段】 超短波発生装置より出る超短波の照射角
度以内に、アガリスク茸を置くこと。
以上照射すること。 【解決手段】 超短波発生装置より出る超短波の照射角
度以内に、アガリスク茸を置くこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生アガリスク茸、
乾燥アガリスク茸に含まれる成分の効率のよい抽出法に
関する。
乾燥アガリスク茸に含まれる成分の効率のよい抽出法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の、アガリスク茸の成分抽出法は、
アガリスク茸は、生の状態では、自己のもつ多数の酵素
の活性のため崩壊が早いので、乾燥品として保存、煎じ
たり、粉末状として成分を抽出している。だが、それ等
の方法は、抗腫瘍効果があると言われている、アガリス
ク茸の、β−Ｄ−グルカン等の多糖体は、細胞壁の構造
糖として存在しているので、一部の多糖類は抽出される
が、かなりの量の多糖類は、その強固な結合のため抽出
されない。そのために、長時間アガリスク茸を煎じる、
アガリスク茸を加圧する、多の物質、例えば、分解酵素
等を添加して多等類の結合鎖を切断する等の方法で成分
の抽出量の増量を講じている。だが、それ等の方法は、
長時間煎じるとβ−Ｄ−グルカン等抽出物が酸化してし
まうこと、加圧手段は、ビタミン類が破壊してしまうこ
と、分解酵素等他の物質を添加すると、その物質のため
に、β−Ｄ−グルカン以外の成分が破壊される恐れがあ
り、アガリスク茸の食効は、アガリスク茸の含む成分の
総合的なものと言われているので疑問が残る、といよう
な欠点がある。
アガリスク茸は、生の状態では、自己のもつ多数の酵素
の活性のため崩壊が早いので、乾燥品として保存、煎じ
たり、粉末状として成分を抽出している。だが、それ等
の方法は、抗腫瘍効果があると言われている、アガリス
ク茸の、β−Ｄ−グルカン等の多糖体は、細胞壁の構造
糖として存在しているので、一部の多糖類は抽出される
が、かなりの量の多糖類は、その強固な結合のため抽出
されない。そのために、長時間アガリスク茸を煎じる、
アガリスク茸を加圧する、多の物質、例えば、分解酵素
等を添加して多等類の結合鎖を切断する等の方法で成分
の抽出量の増量を講じている。だが、それ等の方法は、
長時間煎じるとβ−Ｄ−グルカン等抽出物が酸化してし
まうこと、加圧手段は、ビタミン類が破壊してしまうこ
と、分解酵素等他の物質を添加すると、その物質のため
に、β−Ｄ−グルカン以外の成分が破壊される恐れがあ
り、アガリスク茸の食効は、アガリスク茸の含む成分の
総合的なものと言われているので疑問が残る、といよう
な欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アガリスク
茸のもつ生体調節機能を果している糖タンパク質、ミネ
ラル、ビタミン類を出来るだけ破壊せず、効率よくそれ
等成分の抽出方法を課題として研究をすすめた。
茸のもつ生体調節機能を果している糖タンパク質、ミネ
ラル、ビタミン類を出来るだけ破壊せず、効率よくそれ
等成分の抽出方法を課題として研究をすすめた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】アガリスク茸のβ−Ｄ−
グルカンをはじめ、その多の坑腫瘍効果があると言われ
ている諸成分は、超短波で菌糸を切断することにより歩
留のよい抽出量が得られることを発見した。
グルカンをはじめ、その多の坑腫瘍効果があると言われ
ている諸成分は、超短波で菌糸を切断することにより歩
留のよい抽出量が得られることを発見した。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明を実施するために、アガリ
スク茸を煎じたり、粉末にする前に、最低１０秒以上、
アガリスク茸全体に超短波を照射する必要がある。超短
波発生装置の規模は、作業場の形態、広さ、アガリスク
茸の量により決定する。
スク茸を煎じたり、粉末にする前に、最低１０秒以上、
アガリスク茸全体に超短波を照射する必要がある。超短
波発生装置の規模は、作業場の形態、広さ、アガリスク
茸の量により決定する。
【０００６】
【発明の効果】本発明の方法で処理した乾燥アガリスク
茸と、通常の乾燥アガリスク茸を、同じ条件で煎じて、
抽出されたβ−Ｄ−グルカンの抽出量を比較した結果
（酵素法にて測定）、通常の乾燥アガリスク茸の歩留は
３０％前後だったが、超短波で処理した乾燥アガリスク
茸の方のβ−Ｄ−グルカンの抽出量の歩留は２５％前後
の結果となった。これは、超短波により菌糸切断の効果
があったという証拠である。なお、β−Ｄ−グルカン以
外のビタミン類、ミネラル類等は破壊されず、そのまま
抽出された。
茸と、通常の乾燥アガリスク茸を、同じ条件で煎じて、
抽出されたβ−Ｄ−グルカンの抽出量を比較した結果
（酵素法にて測定）、通常の乾燥アガリスク茸の歩留は
３０％前後だったが、超短波で処理した乾燥アガリスク
茸の方のβ−Ｄ−グルカンの抽出量の歩留は２５％前後
の結果となった。これは、超短波により菌糸切断の効果
があったという証拠である。なお、β−Ｄ−グルカン以
外のビタミン類、ミネラル類等は破壊されず、そのまま
抽出された。
Claims (1)
- 【請求項１】超短波を利用した、アガリスク茸の成分抽
出法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000132950A JP2001278805A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | アガリスク茸の成分の抽出法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000132950A JP2001278805A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | アガリスク茸の成分の抽出法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001278805A true JP2001278805A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18641545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000132950A Pending JP2001278805A (ja) | 2000-03-29 | 2000-03-29 | アガリスク茸の成分の抽出法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001278805A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7517682B2 (en) | 2003-05-01 | 2009-04-14 | Mycology Techno.Corp. | Basidiomycetes, Basidiomycetes extract composition, health foods, and immunopotentiators |
-
2000
- 2000-03-29 JP JP2000132950A patent/JP2001278805A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7517682B2 (en) | 2003-05-01 | 2009-04-14 | Mycology Techno.Corp. | Basidiomycetes, Basidiomycetes extract composition, health foods, and immunopotentiators |
| US7919102B2 (en) | 2003-05-01 | 2011-04-05 | Mycology Techno. Corp. | Basidiomycetes, basidiomycetes extract composition, health foods, and immunopotentiators |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6090615A (en) | Method for extracting a Basidiomycetes mycelium-containing culture medium using β-1,3-glucanase | |
| CN103392902B (zh) | 利用花生粕制备强抗氧化肽的方法 | |
| CA2889934A1 (en) | Use of natural antioxidants during enzymatic hydrolysis of aquatic protein to obtain high quality aquatic protein hydrolysates | |
| Lin | Production of exopolysaccharides by submerged mycelial culture of Grifola frondosa TFRI1073 and their antioxidant and antiproliferative activities | |
| CN104757252B (zh) | 一种具有抗氧化活性的灰树花蛋白酶解物的制备方法 | |
| Li et al. | Statistical optimization of culture medium for production of exopolysaccharide from endophytic fungus Bionectria ochroleuca and its antitumor effect in vitro | |
| Kortei et al. | Influence of low dose of gamma radiation and storage on some vitamins and mineral elements of dried oyster mushrooms (Pleurotus ostreatus) | |
| EP3655520A1 (de) | Sequentielles co-kultivierungsverfahren zur herstellung eines vitamin- und proteinreichen nahrungsmittels | |
| Zhao et al. | Extraction of Angelica sinensis polysaccharides using ultrasound-assisted way and its bioactivity | |
| RU2355240C1 (ru) | Способ получения пищевого препарата хондропротекторного действия | |
| Aboubakr et al. | Some factors affecting tannase production by Aspergillus niger Van Tieghem | |
| CN109247584A (zh) | 一种适合航天员营养的牛骨胶原蛋白肽粉及其制备方法 | |
| CN104744603A (zh) | 以担子菌为原料的含有β-葡聚糖的组合物的制备方法 | |
| Zou et al. | Extraction optimization, composition analysis, and antioxidation evaluation of polysaccharides from white jelly mushroom, Tremella fuciformis (Tremellomycetes) | |
| CN104798600A (zh) | 一种富硒香菇的种植方法 | |
| CL2012003046A1 (es) | Proceso para mejorar la capacidad de digestión biologica de un alimento que contiene tejidos de hueso, que comprende someter a la materia prima que lo contiene aun tratamiento ácido o alcalino para solubilizar los minerales de dicho tejido de hueso. | |
| RU2733542C1 (ru) | Способы получения сырьевого материала из амниотической мембраны, способ производства косметического средства и способ производства здоровых продуктов питания | |
| JP2001278805A (ja) | アガリスク茸の成分の抽出法 | |
| KR20120130180A (ko) | 미생물의 포자화에 수반하는 모세포 분해효소를 이용한 유기물의 분해방법 | |
| CN103479564A (zh) | 一种白骨壤果实制备的面膜粉 | |
| Ketemepi et al. | Extraction process and applications of mushroom-derived protein hydrolysate: A comprehensive review | |
| KR20190137989A (ko) | 셀레늄, 아연 농도가 강화된 용암해수를 이용한 효모 발효 추출액 제조방법 | |
| KR20030029587A (ko) | 발효식물 및 발효 약용식물의 유효성분 흡수 향상 | |
| JP2003093020A (ja) | 抗腫瘍・免疫活性機能を有する抗酸化酵素含有健康食品 | |
| JPH09275927A (ja) | きのこ類の酵素による完全分解方法 |