JP2001277657A - ハンディプリンタ - Google Patents

ハンディプリンタ

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JP2001277657A
JP2001277657A JP2000102388A JP2000102388A JP2001277657A JP 2001277657 A JP2001277657 A JP 2001277657A JP 2000102388 A JP2000102388 A JP 2000102388A JP 2000102388 A JP2000102388 A JP 2000102388A JP 2001277657 A JP2001277657 A JP 2001277657A
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JP
Japan
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JP2000102388A
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English (en)
Inventor
Naoki Tanabe
直樹 田辺
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Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字開始位置に正確に位置合わせすることが
できるハンディプリンタを提供する。 【解決手段】 印字面に沿って移動可能に設けたケース
2,3に印字ヘッド15を取り付ける。ケースの移動量
の検出手段を、ローラ5とエンコーダ7とフォトセンサ
8とで構成し、検出手段からの信号を制御基板9に設け
たヘッド駆動回路に入力し、この入力信号に基づいてケ
ースの移動に対応して印字ヘッド15の駆動を制御す
る。ケースには、印字ヘッド15の先端位置を視認可能
な透明部2a、3aが設けられ、透明部2a、3aを通
して印字ヘッド15の先端位置を目安として所望の印字
開始位置に正確に位置合わせすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディプリンタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハンディプリンタとしては、ケース内に
印字ヘッドを内蔵し、印字面に沿ってケースを移動させ
つつ印字ヘッドによって任意の位置に印字することがで
きるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のハンディプ
リンタにあっては、任意の位置に印字することができる
反面、印字開始位置に正確に位置合わせすることができ
ず、所望の位置に正確に印字することができないという
問題があった。本発明においては、印字開始位置に正確
に位置合わせすることができるハンディプリンタを提供
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のハンディプリン
タは、印字面に沿って移動可能に設けたケースと、当該
ケースに取り付けた印字ヘッドと、ケースの移動量を検
出する検出手段と、検出手段からの信号に基づいてケー
スの移動に対応して印字ヘッドの駆動を制御するヘッド
駆動回路とを有し、ケースには、印字ヘッドの位置を視
認可能な窓部が形成されていることを特徴としている。
この構成により、窓部を通して印字ヘッドの位置を視認
することができ、印字ヘッドの位置を目安として印字開
始位置に正確に位置合わせすることができる。
【0005】また、ケースは、印字面に沿って移動可能
に設けた下ケースと、下ケースに対して上下動可能に設
けた上ケースと、上ケースと下ケースとの間に設けられ
て上ケースを上昇位置に保持する復帰ばねとを有し、印
字ヘッドは上ケースに取り付けられており、窓部は前記
下ケースに設けられていることを特徴としている。この
構成により、印字ヘッドを上昇位置に保持した状態にて
窓部を通して印字ヘッドの位置と印字面とを視認するこ
とができ、印字ヘッドの位置と印字面とを目安として印
字開始位置に正確に位置合わせすることができる。
【0006】また、窓部は、ケースに設けた透明部であ
ることを特徴としている。この構成により、印字ヘッド
が外部に露出せず、印字ヘッドを埃等から保護すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
面に基づいて説明する。図1に示すように、本体1を収
納するためのケースは、下ケース2と上ケース3とから
なり、下ケース2に上ケース3が上下に移動可能に嵌合
している。下ケース2の前面は透明部材にて形成された
窓部としての透明部2aとなっているとともに、上ケー
ス3の前面の一部は透明部材で作られた窓部としての透
明部3aとなっており、透明部2a、3aを通して内部
に収納してある後述の印字ヘッドの先端位置を視認可能
となっている。上ケース3の前面には、印字すべき情報
を入力するための操作パネル4が設けてある。操作パネ
ル4は6個のスイッチ4a〜4fからなり、スイッチ4
aはファンクションスイッチで、フォントの選択、印字
開始位置の設定、通し番号、任意の番号、任意の文字・
記号など、設定したい種類を選ぶスイッチである。スイ
ッチ4bはセットスイッチで、セレクトスイッチ4c〜
4fによって文字、記号、数字などが選択され、正しい
選択がなされた時にセットスイッチ4bで確定するもの
である。6個のスイッチの上方に、セットされた印字情
報の内容を表示する液晶表示部4gが設けてある。本体
1にACアダプタ10が接続してある。
【0008】図2に本体1の内部構成が示してあり、下
ケース2の底面に、印字用窓穴2bと、その両側に開口
2c及び2dが設けてある。下ケース2内に、ローラ5
及び6が回転可能に支持してあり、両ローラの外周面の
一部を開口2c及び2dから露出可能にしてある。ロー
ラ5の回転に連動可能にエンコーダ7が設けてあり、エ
ンコーダ7の回転をフォトセンサ8により検出可能に構
成してある。ローラ5とエンコーダ7とフォトセンサ8
とによりケースの移動量を検出する検出手段を構成して
いる。フォトセンサ8は下ケース2に取り付けてある制
御基板9の所定の位置に接続され、検出手段からの信号
が制御基板9上に形成してあるヘッド駆動回路20(図
4図示)に供給されるようにしてある。また下ケース2
内にはマイクロスイッチ11が固定してある。ローラ6
に連動可能に伝達歯車12が設けてある。両ローラ5及
び6、特に印字のための動作方向(図1矢印方向)の後
部に位置するローラ6は、両端部を接地面として大径に
形成してあり、中央部を小径にして凹部が形成してある
凹部付ローラで、被印刷面にローラが接触しない形状に
してある。
【0009】上ケース3内には、取付部3bを内方へ突
出してあり、この取付部3bに印字のためのインクリボ
ン14を供給するリボンカセット13が取り付けてある
とともに図示しないブラケットを介して印字ヘッド15
が取り付けてある。印字ヘッド15はヘッドケーブル1
6を介して制御基板9上のヘッド駆動回路20に接続し
てある。この例では、印字ヘッド15はドットインパク
ト式の印字ヘッドであり、先端部である図3図示の印字
部15aに設けてある印字ピンが、印字ヘッドから0.
5mm突出して印字を行なうものである。リボンカセッ
ト13にはリボン駆動軸13aが突出しており、このリ
ボン駆動軸13aにインクリボン駆動歯車17が固着し
てある。インクリボン駆動歯車17は伝達歯車12に噛
合可能であり、ローラ6と伝達歯車12とインクリボン
駆動歯車17とによりインクリボン14を駆動する回転
駆動伝達手段を構成している。リボンカセット13の両
側面には、復帰ばね受部13bが突出形成してあり、復
帰ばね受部13bと下ケース2の底面との間に上ケース
2を上昇位置に保持する復帰ばね18が介装してある。
上ケース3の内面には、下ケース2に取り付けられてい
るマイクロスイッチ11を操作可能な位置に、操作部3
cを形成してある。
【0010】このような構成のハンディプリンタを使用
して印字を行なう動作について、図4のブロック図を参
照して説明する。先ず、ACアダプタ10を電源に接続
してヘッド駆動回路20に電力を供給する。ハンディプ
リンタの操作パネル4の操作により、例えば製造年月
日、賞味期間、記号などの印字したい内容を、ファンク
ションスイッチ4a、セットスイッチ4b、セレクトス
イッチ4c〜4f等を操作してセットする。次いで、ハ
ンディプリンタの本体1を把持して、記録媒体である例
えば紙などの上に載置する。そして、印字開始位置に位
置合わせする。印字開始位置の位置合わせ時には、透明
部2a、3aを通して印字ヘッド15の先端位置を視認
でき、印字ヘッド15の先端位置を目安として所望の印
字開始位置に正確に位置合わせすることができる。特
に、上ケース3が印字ヘッド15と共に復帰ばね18の
ばね力で上昇位置に保持されているので、印字ヘッド1
5と紙面との間のスペースを通して印字ヘッド15の先
端位置と紙面の双方を視認することができ、印字ヘッド
15の先端位置と紙面上の所望の位置とを目安として所
望の印字開始位置により正確に位置合わせすることがで
きる。
【0011】印字開始位置に位置合わせした後は、ハン
ディプリンタの上ケース3を復帰ばね18のばね力に抗
して押し下げると、操作部3cでマイクロスイッチ11
の操作片を押し下げてスイッチをオンにするので、これ
により先にセットした印字の内容を印字すべきとする印
字命令21が、ヘッド駆動回路20に供給される。この
上ケース3の下降位置では、インクリボン駆動歯車17
は伝達歯車12に噛合しており、また印字ヘッド15も
下降して、印字部15aが窓穴2b内に位置して印字待
機の状態となる。
【0012】そこで、ハンディプリンタを動作方向に移
動させると、ローラ5及び6が回転し、ローラ6の回転
により伝達歯車12、インクリボン駆動歯車17を介し
てリボン駆動軸13aを回転し、インクリボン14を駆
動し始める。同時にローラ5の回転により、エンコーダ
7が回転し、フォトセンサ8の出力が位置制御回路22
を介してヘッド駆動回路20に入力する。ヘッド駆動回
路20で印字ヘッド15の駆動が制御されるもので、フ
ォトセンサ8の出力である検出手段からの信号に基づい
てハンディプリンタの移動距離を算出し、所定の移動距
離、即ち、先に合わせ込んだ照準ラインの位置から印字
ヘッド15の印字部15aまでの距離を算出した時に、
ヘッド駆動回路20の印字開始スイッチ23が閉じら
れ、ヘッド駆動回路20にセットされている印字の内容
が印字ヘッド15に出力し、印字ヘッドによる印刷24
が行なわれる。紙面に印字が行なわれた後、ローラ6は
印字面を通過するが、先に説明したように、ローラ6の
中央部に設けた凹部により印字面に接触することがない
ので、印字された文字等がローラ6により汚されること
がない。印字が終了したら上ケース3を押していた手を
離せば、復帰ばね18のばね力により上ケース3が上昇
し、元の状態に戻る。
【0013】なお、回転駆動伝達手段としては、前記の
構成に限られず、歯車輪列、摩擦車の直接接触における
摩擦伝動、タイミングベルトとプーリなどを用いたベル
ト伝動、チェーン伝動など種々の手段が可能である。ま
た、印字ヘッドとしては、ドットを形成して文字等を印
字するドットインパクト式の印字ヘッドを例示して説明
したが、これに限られるものではなく、インクジェット
式の印字ヘッドやサーマル式の印字ヘッドを用いること
も可能である。
【0014】また、ケースに透明部材にて形成した透明
部を設けたが、透明部材にて形成する場合に限らず、印
字ヘッドの位置を視認できる構成であれば良く、透明部
に代えてケースの一部に窓部として切欠部を設け、切欠
部を通して印字ヘッドの位置を視認できる構成とするよ
うにしてもよい。また、ケースを下ケースおよび上ケー
スの両ケースにて構成し、それぞれのケースに透明部を
設けたが、印字ヘッドの位置を視認できる構成であれば
良く、下ケースにのみ透明部を設ける等の構成であって
もよい。また、上ケースを下ケースに対して上下動する
構成としたが、上ケースと下ケースとを一体に設けるよ
うにしてもよく、また単一のケースを用いるようにして
もよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るハンデ
ィプリンタによれば、印字面に沿って移動可能に設けた
ケースと、当該ケースに取り付けた印字ヘッドと、ケー
スの移動量を検出する検出手段と、検出手段からの信号
に基づいてケースの移動に対応して印字ヘッドの駆動を
制御するヘッド駆動回路とを有し、ケースには、印字ヘ
ッドの位置を視認可能な窓部が形成されているので、窓
部を通して印字ヘッドの位置を視認することができ、印
字ヘッドの位置を目安として印字開始位置に正確に位置
合わせすることができる。また、ケースを、印字面に沿
って移動可能に設けた下ケースと、下ケースに対して上
下動可能に設けた上ケースと、上ケースと下ケースとの
間に設けられて上ケースを上昇位置に保持する復帰ばね
とを有する構成とし、印字ヘッドを上ケースに取り付
け、窓部を下ケースに設ける構成とすれば、印字ヘッド
を上昇位置に保持した状態にて窓部を通して印字ヘッド
の位置と印字面とを視認することができ、印字ヘッドの
位置と印字面とを目安として印字開始位置により正確に
位置合わせすることができる。また、窓部を、ケースに
設けた透明部とすれば、印字ヘッドが外部に露出せず、
印字ヘッドを埃等から保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】図3A−A線断面図である。
【図3】図1の中央縦断面図である。
【図4】動作を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
2、3 ケース 2a、3a 窓部 5、7、8 検出手段 15 印字ヘッド 18 復帰ばね 20 ヘッド駆動回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字面に沿って移動可能に設けたケース
    と、当該ケースに取り付けた印字ヘッドと、前記ケース
    の移動量を検出する検出手段と、前記検出手段からの信
    号に基づいて前記ケースの移動に対応して前記印字ヘッ
    ドの駆動を制御するヘッド駆動回路とを有し、 前記ケースには、前記印字ヘッドの位置を視認可能な窓
    部が形成されていることを特徴とするハンディプリン
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ケースは、印字
    面に沿って移動可能に設けた下ケースと、前記下ケース
    に対して上下動可能に設けた上ケースと、前記上ケース
    と前記下ケースとの間に設けられて前記上ケースを上昇
    位置に保持する復帰ばねとを有し、前記印字ヘッドは前
    記上ケースに取り付けられており、前記窓部は前記下ケ
    ースに設けられていることを特徴とするハンディプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記窓部
    は、前記ケースに設けた透明部であることを特徴とする
    ハンディプリンタ。
JP2000102388A 2000-04-04 2000-04-04 ハンディプリンタ Pending JP2001277657A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030957A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Heidelberger Druckmas Ag 印刷枚葉紙を制動するための枚葉紙制動システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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