JP2001275282A - 非接触による電力及び信号伝達装置 - Google Patents

非接触による電力及び信号伝達装置

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JP2001275282A
JP2001275282A JP2000092945A JP2000092945A JP2001275282A JP 2001275282 A JP2001275282 A JP 2001275282A JP 2000092945 A JP2000092945 A JP 2000092945A JP 2000092945 A JP2000092945 A JP 2000092945A JP 2001275282 A JP2001275282 A JP 2001275282A
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JP2000092945A
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Kazutoshi Takimoto
和利 滝本
Takeshi Ogawa
毅 小河
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電力伝達装置では安全性確保のため、
本体側の一次電流値が過電流であると判断した場合には
端末への給電を停止するが、前記一次電流値を使用者が
直接確認するための手段がないため、過電流と判断され
ない前記一次電流値の異常に気付くのが遅れ、迅速な復
旧作業を行えないといった問題がある。 【解決手段】 本発明に係る電力及び信号伝達装置は、
本体1側の一次電流値に応じて端末2側への電力供給を
制御するとともに、本体1と端末2との間で信号の授受
を行う電力及び信号伝達装置において、使用者が前記一
次電流値の大きさを確認するための表示装置9を設けた
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方から他方への
電力供給、及び相互間の信号伝達をいずれも非接触で行
う電力及び信号伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商用電源から電力供給を受ける本体と、
前記本体から電力供給を受けるとともに、前記本体との
間で信号の送受信を行う端末とから成る電力及び信号伝
達装置において、前記本体から前記端末への電力供給、
及び相互装置間の信号伝達をいずれも非接触で実現する
技術が、例えば特開昭60−211811号公報に開示
されている。図5は従来の非接触による電力及び信号伝
達システムの一例を示す回路図である。
【0003】図中に示すように、給電側である第1の装
置100には、交流電源101と、その交流電源101
に接続した発振コイル102とを設けている。一方、受
電側である第2の装置200には、発振コイル102と
相対する位置に受電コイル201を設けている。ここ
で、第1の装置100と第2の装置200を互いに隣接
させると、発振コイル102と受電コイル201との間
に電磁誘導結合が生じる。この現象によって受電コイル
201に誘起した交流を、第2の装置200に設けた整
流回路202によって整流することで、第2の装置20
0の電源とすることができる。
【0004】また、第1の装置100から第2の装置2
00への信号伝達は、第1の装置100に設けたフォト
ダイオード103と、第2の装置200に設けたフォト
トランジスタ203によって行っている。すなわち、第
1の装置100に設けたフォトダイオード103が発し
た光エネルギーを、第2の装置200に設けたフォトト
ランジスタ203によって検出し、その光エネルギー検
出の有/無をH/Lの信号と識別することにより、第1
の装置100から第2の装置200への信号伝達を非接
触で行うことができる。同様に、第2の装置200にフ
ォトダイオード204、第1の装置100にフォトトラ
ンジスタ104を設けているので、第2の装置200か
ら第1の装置100への信号伝達についても非接触で行
うことができる。
【0005】以上のように、非接触による電力及び信号
伝達システムでは、接触型の給電端子や通信端子といっ
た外部に露出する部材を必要としない。よって、端子表
面の酸化や腐食による接触不良の恐れがなく、また、防
水・防汚染といった面でも有効である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の非接触による電力及び信号伝達システムで
は、発振コイル102と受電コイル201との間にコイ
ン等の金属性異物がはさまった状態においても、発振コ
イル102は電磁エネルギーの出力を続ける。そのた
め、前記金属性異物には磁力線が通過してショート電流
(うず電流)が流れるので、この状態で発振コイル10
2の出力を続けると、前記金属性異物が発熱して高温と
なり、製品の安全性を確保できないという問題がある。
【0007】ここで、本出願人は上記課題を解決するた
めの技術として、例えば特願平11−282440にお
いて、本体と該本体に対して着脱自在な別体とから成
り、給電側である前記本体に設けられた一次側結合回路
(発振コイル)と、受電側である前記別体に設けられた
二次側結合回路(受電コイル)との電磁誘導結合を利用
して、前記本体から前記別体への電力供給を行う電気機
器において、前記一次側結合回路に流れる一次電流値が
過電流であるか否かを検出する過電流検出手段を前記本
体に設けたことを特徴とする電気機器を提案している。
【0008】上記した従来の電気機器は、前記本体への
電源投入時において前記別体側の負荷を最小(例えば、
節約モード)とし、その状態で前記一次側結合回路に流
れる一次電流値が過電流であるか否かを判断して前記別
体への給電動作を制御する構成である。なお、前記別体
側の負荷を最小としたのは、前記本体から前記別体への
給電動作が正常である時の前記一次電流値が最も小さく
なるため、前記一次側結合回路と前記二次側結合回路と
の間に金属性異物がはさまった場合に生じる前記一次電
流値の増加を相対的に大きく検知できるからである。
【0009】また、前記一次電流値が過電流ではないと
判断された場合には、前記一次電流値と予め設定してお
いた所定基準値との差分値を求め、その差分値に基づい
て前記一次電流値が過電流であるか否かを判断する際に
閾値として用いる過電流判定値の大きさを補正し、以後
の過電流判定動作にフィードバックを行う構成である。
このような構成とすることにより、部品ばらつきや環境
ばらつきをある程度吸収することができるので、高精度
な過電流判定を行うことができる。
【0010】たしかに上記構成から成る電気機器であれ
ば、前記一次側結合回路と前記二次側結合回路との間に
金属性異物がはさまった場合でも、前記一次側結合回路
に流れる一次電流値の微小な増加を検知して前記別体へ
の電力供給を停止することができる。よって、前記金属
性異物が異常に発熱するといった事態を回避することが
可能となり、製品の安全性が確保できる。
【0011】しかしながら、上記構成の電気機器では発
振コイル等の部品ばらつきや、発振コイルと受電コイル
との距離といった構造的な電磁結合環境のばらつき等に
よって生じる前記一次電流値の誤差を完全に取り除くこ
とはできず、前記過電流判定値の大きさは様々なばらつ
き要素を考慮に入れた上で設定せざるを得ないのが現状
である。このように、従来の電気機器では様々なばらつ
き要素を全て排除して正確な過電流判定を行うことは困
難であり、前記一次側結合回路と前記二次側結合回路と
の間にはさまった金属性異物の発熱が少なからず生じる
恐れがある。
【0012】また、従来の電気機器には、製品の使用者
や修理を行うサービスマンが前記一次電流値の大きさを
確認するための手段が何ら設けられていない。そのた
め、過電流とは判断されない前記一次電流値の異常に気
付くことができず、迅速な復旧作業を行うことができな
いという問題がある。また、部品ばらつき等による前記
一次電流値の誤差を確認することもできないので、自身
の手で前記過電流判定値を最適化することも不可能であ
る。
【0013】本発明は上記の問題点に鑑み、本体から端
末への電力供給、及び相互間の信号伝達をいずれも非接
触で行う電力及び信号伝達装置において、製品の使用者
やサービスマンが前記本体側に設けた給電発振部に供給
される一次電流値の大きさを確認でき、様々なばらつき
要素を排除して正確な過電流判定を行うことが可能な電
力及び信号伝達装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】商用電源から電力供給を
受ける給電発振部と、前記給電発振部に接続された第1
コイルとを有する本体と、 第1コイルと電磁誘導結合
する第2コイルと、第2コイルに生じる誘起交流を整流
する定電圧部とを有し、前記本体から非接触で電力供給
を受ける端末とから成り、 前記本体に前記給電発振部
へ供給される一次電流値を検知する一次電流検知部を設
けることで、前記一次電流値に応じて前記端末への電力
供給を制御するとともに、前記本体及び前記端末に各々
設けた信号伝達手段を介することで、前記本体と前記端
末との間で信号の授受を行う電力及び信号伝達装置にお
いて、前記一次電流値を表示するための手段を設けた構
成としている。
【0015】また、上記構成に加えて前記一次電流値が
過電流であるか否かを判断する際の閾値となる過電流判
定値を変更するための手段を設けるとよい。さらに、前
記端末に前記本体から得られる情報を表示するための手
段を設けた電力及び信号伝達装置においては、前記一次
電流検知部で得た情報を前記本体から前記端末に伝達す
ることで、前記端末側に前記一次電流値を表示する構成
にするとよい。
【0016】また、所定の操作により、前記一次電流値
の表示/非表示を設定する構成にするとよい。さらに、
所定の操作により、前記一次電流値が過電流であると判
断した場合であっても前記端末への電力供給を継続する
動作状態となる構成にするとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る電力及び信号伝達装
置を冷凍冷蔵庫に適用した場合を例に挙げて説明する。
まず、図1は本発明に係る電力及び信号伝達装置を搭載
した冷凍冷蔵庫の上部を斜め前方から俯瞰した概略斜視
図である。本体1は冷蔵室あるいは冷凍室といった区画
に分かれており、各区画の前面には開閉可能な扉2を備
え付けている。ここで、図中の(a)は扉2を閉じた状
態、(b)は扉2を開けた状態を表している。
【0018】本体1には冷凍冷蔵庫の動作を制御するた
めの制御部3を設けている。この制御部3はコンプレッ
サや庫内ファンモータ等(いずれも図示せず)の動作を
制御することにより、冷蔵室及び冷凍室の温度制御等を
行うものである。また、詳細は後述するが、扉2への給
電動作及び扉2との信号伝達に関する制御も併せて行う
ものである。
【0019】一方、扉2の前面には使用者が操作しやす
い高さに情報表示・入力装置4を設けている。この情報
表示・入力装置4は情報表示部4aと情報入力部4bと
から成る。情報表示部4aには本体1側から得た情報、
例えば、庫内の温度や湿度、本体1内に設けた冷水機の
残水量や自動製氷機の氷量、及び庫内の食品種類や保存
期間を表示することができる。一方、情報入力部4bを
操作することにより、使用者は庫内温度の目標値設定や
留守モードの設定といった本体1側に対する制御を、扉
2を開けることなく行うことができる。
【0020】また、本実施形態における冷凍冷蔵庫にお
いては、本体1から扉2への電力供給、及び本体1と扉
2との信号伝達を非接触で実現する手段として、給電部
10及び受電部20を有している。給電部10は本体1
に設けた突出部材5の下面に配設しており、受電部20
は給電部10に相対するよう扉2の上面に配設してい
る。ここで、突出部5の下面は扉2の上面とわずかな隙
間を保って対向する構造となっている。これにより、給
電部10と受電部20との間にもわずかな隙間が保たれ
ている。なお、給電部10と受電部20の配置について
は、図中に示した位置に限るものではなく、扉2を閉じ
た時に給電部10と受電部20とが相対する位置であれ
ば、任意の位置に取り付けることが可能である。
【0021】給電部10はリード線6によって制御部3
と接続されており、給電部10と制御部3との電力及び
信号の伝達は有線によって行う。一方、受電部20はリ
ード線7によって情報表示・入力装置4と接続されてお
り、受電部20と情報表示・入力装置4との電力及び信
号の伝達についても有線によって行う。なお、図中
(b)に示したドアスイッチ8は、扉2の開閉状態を検
知するものである。
【0022】次に、給電部10及び受電部20の内部構
成及び動作について、図2を用いて説明する。図2は本
発明に係る電力及び信号伝達装置の一構成例を示すブロ
ック図である。本実施形態においては、本体1と扉2と
の信号伝達手段として光通信を採用した構成を示す。給
電側である本体1に設けた給電部10は、給電発振部1
1、第1コイル12、第1発光部13、及び第1受光部
14を有している。
【0023】制御部3は給電部10に接続されており、
商用電源からの交流を整流して給電発振部11への電力
供給を行い、給電発振部11の発振動作を制御すること
で受電側である扉2への電力供給を行う。また、制御部
3は第1発光部13及び第1受光部14を制御して扉2
との間で光信号の送受信を行う。さらに、制御部3には
給電発振部へ供給される一次電流値を検知する一次電流
検知部31を設けている。なお、制御部3には給電部1
0以外にドアスイッチ8、表示装置9、及びジャンパー
リード32、ジャンパーリード33(以下、JP32、
JP33と呼ぶ)が接続されている。これらの動作につ
いては後述することとする。
【0024】一方、受電側である扉2に設けた受電部2
0は、第2コイル21、定電圧部22、第2受光部2
3、及び第2発光部24を有している。情報表示・入力
装置4は受電部20に接続されており、定電圧部22か
らの出力によって駆動し情報表示等の動作を行うととも
に、第2受光部23及び第2発光部24を制御して、本
体1との間で光信号の送受信を行う。なお、第2コイル
21、第2受光部23、及び第2発光部24は、給電部
10に設けた第1コイル12、第1発光部13、及び第
1受光部14と、それぞれ相対する位置に設けている。
【0025】ここで、本体1から扉2への電力供給につ
いて説明する。まず、扉2を閉じた状態において、制御
部3から給電発振部11に直流電源を供給すると、給電
発振部11は所定の周波数で発振動作を行う。第1コイ
ル12はここで発振した高周波を受けることにより本体
1外部へ交流磁束を放出する。この時、第1コイル12
と第2コイル21との間には電磁誘導結合が生じる。こ
の現象によって第2コイル21に誘起した交流を定電圧
部22で整流して定電圧を得ることにより、扉2の電源
とすることができる。情報表示・入力装置4は一定電圧
が供給されたことを検知すると、情報表示や各種操作と
いった情報表示・入力装置4としての正常動作の制御を
行う。
【0026】次に、本体1から扉2への光信号伝達につ
いて説明する。本体1から扉2への光信号伝達は、給電
部10に設けた第1発光部13と、受電部20に設けた
第2受光部23によって行う。すなわち、第1発光部1
3が発した光エネルギーを第2受光部23によって検出
し、その光エネルギー検出の有/無をH/Lの信号と識
別することにより、本体1から扉2への光信号伝達を非
接触で行うことができる。同様に、受電部20に第2発
光部24、給電部10に第1受光部14を設けているの
で、扉2から本体1への光信号伝達についても非接触で
行うことができる。
【0027】このように、本体1から扉2への電力供
給、及び本体1と扉2との光信号伝達をいずれも非接触
で行うことにより、従来のように扉2のヒンジ部(図示
せず)を介して本体1と扉2とを直接結線する必要がな
いため、左右どちら側からでも扉2を開閉することがで
きる構造の冷凍冷蔵庫にも適用が可能である。さらに、
接触型の給電端子や通信端子といった外部に露出する部
材を必要としないので、端子表面の酸化や腐食による接
触不良の恐れがなく、防水・防汚染といった面でも有効
である。
【0028】次に、本発明に係る電力及び信号伝達装置
における給電制御の第1実施形態について説明する。図
3は本発明に係る電力及び信号伝達装置の第1実施形態
を示すフローチャートである。ここでは、本体1側のフ
ローから説明を始める。まず、扉2への電力供給を開始
するに当たり、#100において扉2が閉まっているか
否かを判断する。扉2の開閉状態はドアスイッチ8によ
って検知することができる。ここで、ドアスイッチ8に
接続された制御部3が、扉2は閉まっていると判断すれ
ば#105へ進み、閉まっていないと判断すれば扉2が
閉められるまで待機する。
【0029】このような構成とすることで、扉2が開い
ている状態、すなわち第1コイル12と第2コイル21
との間に電磁誘導結合が得られない状態では、第1コイ
ル12への高周波発振は開始されないため、無駄な電力
を消費することがないので非常に経済的である。また、
扉2が開いた状態で第1コイル12に金属性異物を接近
させたとしても、前記金属性異物にショート電流が流れ
ることはないので安全である。
【0030】制御部3は#105にて給電発振部11に
対する電力供給を開始する。これにより、給電部10に
設けた第1コイル12から交流磁束を放出して、扉2に
対する給電動作をスタートさせる。この給電動作のスタ
ートと同時に、#110では制御部3に設けたタイマ
(図示せず)のカウントtをリセット(t=0)して前
記タイマのカウントを開始する。そして、#115にお
いて前記タイマのカウントtが所定時間t1に達するま
で待機状態となる。
【0031】#115にて前記タイマのカウントtが所
定時間t1に達すると#120に進み、JP32もしく
はJP33が切断(以下、オープンと呼ぶ)されている
か否かのチェックが行われる。なお、前述の所定時間t
1は給電動作をスタートしてから扉2に設けた情報表示
・入力装置4が安定に動作を開始するまでに要する時間
を想定した値としている。
【0032】ここで一旦、扉2側におけるフローの説明
に移る。#200において第1コイル12からの交流磁
束を第2コイル21で受けることにより受電動作がスタ
ートする。#210では第2コイル21に誘起した交流
を定電圧部22によって整流し、その出力電圧値のチェ
ックを行う。前記出力電圧値が正常ならば#220で受
電動作は正常と判断して#230に移るが、前記出力電
圧値が異常ならば#210に戻って電圧チェックを継続
する。
【0033】その後、情報表示・入力装置4は#230
にて本体1からの情報に基づく各種表示動作や、使用者
の入力データを本体1に設けた制御部3へ伝達する送信
動作といった情報表示・入力装置4としての正常動作を
行う。また、所定の期間は本体1からの情報受信もしく
は使用者の操作入力が行われるタイミングで#210〜
#230のステップを繰り返し、その時点における受電
動作が正常であるか否かのチェックを継続する。
【0034】再びフローを前記本体1側に戻す。#12
0ではJP32及びJP33のオープン状態がチェック
され、JP32もしくはJP33がオープンされている
と検知した場合は#125に進み、制御部3においてJ
P32及びJP33のオープン状態に応じた過電流判定
値の変更が行われる。この過電流判定値とは、一次電流
検知部31で検知される給電発振部11への一次電流値
が過電流であるか否かの判断に用いられる閾値であり、
前記一次電流値が前記過電流判定値を超える大きさであ
る場合には過電流であると判断される。
【0035】例えば、#125における前記過電流判定
値の変更動作としては、JP32がオープンされている
と検知した場合には前記過電流判定値を現在より20m
A大きく変更し、JP33がオープンされていると検知
した場合には前記過電流判定値を現在より20mA小さ
く変更するといった制御を行えばよい。このように、J
P32及びJP33をオープンするか否かによって前記
過電流判定値を変更することができる。
【0036】#125における前記過電流判定値が変更
された場合、もしくは#120においてJP32及びJ
P33はいずれもオープンされていないと検知された場
合には#130に進んで過電流判定が行われる。
【0037】#130では給電発振部11に供給される
一次電流値と前記過電流判定値との大小関係から、前記
一次電流値が過電流であるか否かを判断する。ここで、
前記一次電流値が過電流であると判断した場合は#13
5に移って扉2への給電動作をストップする。これによ
り、第1コイル12と第2コイル21との間に金属性異
物がはさまった場合でも、前記金属性異物が異常に発熱
する前に扉2に対する給電動作を停止できるので、製品
の安全性が確保できる。
【0038】なお、#135で扉2への給電動作をスト
ップした後、制御部3は#140にてドアスイッチ8の
状態監視を行い、扉2が開けられたことを確認すると再
び#100に戻って扉2が閉められるまで扉2への給電
を待機する。
【0039】このような構成とすれば、#130におい
て前記一次電流値が過電流であると判断して扉2への給
電動作をストップした場合であっても、使用者が異常を
復旧するために扉2を開閉すれば、自動的に扉2に対す
る給電動作が再スタートされる。よって、異常を復旧し
た後に使用者が自ら給電動作の再スタートを操作する必
要がないため、非常に使い勝手がよい。
【0040】一方、#130において前記一次電流値が
過電流ではないと判断した場合は#145に移り、本体
1としての正常動作、すなわち扉2への電力供給及び扉
2との信号伝達を行う。また、制御部3は本体1として
の正常動作を継続する一方、#150において前記一次
電流値の大きさを表示装置9に表示させるための表示操
作が行われたか否かを監視している。#150にて前記
表示操作が行われたことを検知した場合には#155に
進み、前記一次電流値の大きさが表示装置9に表示され
る。一方、前記表示操作が行われたことを検知しない場
合には#160にジャンプする。
【0041】なお、前記表示操作の具体的方法として
は、扉2に設けた情報表示・入力装置4で入力操作(表
示指示)を行い、その情報を光信号として本体1へ送信
してもよいし、別途設けた表示操作スイッチ(図示せ
ず)を直接制御部3に接続してもよい。このように前記
一次電流値の表示/非表示を設定する手段を設けること
により、使用者もしくはサービスマンが意図的に前記表
示操作を行わなければ、前記一次電流値が使用者の目に
触れることはない。よって、前記一次電流値を確認する
意図のない使用者が前記一次電流値の表示を見て、製品
が故障しているのではないかといった誤解を生じること
がない。
【0042】その後も制御部3は本体1としての正常動
作を継続する一方、#160でドアスイッチ8の状態を
監視しており、扉2が開けられるまで#120に戻って
JP32及びJP33のオープン状態チェックや#13
0における過電流判定といった一連のフローを繰り返
す。#160で扉2が開けられたことを確認すると、#
165に移って扉2への給電動作をストップする。その
後は再び#100に戻って扉2が閉められるまで扉2へ
の給電を待機する。
【0043】このように、前記一次電流値を表示するた
めの表示装置9を設けたことにより、装置の使用者もし
くは修理を行うサービスマンは、本体1から扉2へ給電
動作が正常に継続されている状態で検知される前記一次
電流値の大きさを直接確認することができる。
【0044】このような構成とすることにより、過電流
とは判断されない前記一次電流値の異常、例えば給電発
振部11の故障や第1コイル12と第2コイル21との
電磁結合状態のばらつき(両コイルの相対的な位置ず
れ)等による異常が生じた場合、使用者自らが前記一次
電流値を確認することにより直ちにその異常に気付くこ
とができる。よって、第1コイル12と第2コイルとの
間における金属性異物挿入の有無確認や、サービスマン
への修理要請といった復旧作業を迅速に行うことができ
る。
【0045】また、本実施形態における電力及び信号伝
達装置では、JP32もしくはJP33をオープンする
か否かによって前記過電流判定値を変更する手段を設け
ている。このような構成であれば、第1コイル12と第
2コイル21との間に金属性異物が存在せず給電発振部
11も故障していない状態であるにも拘わらず前記一次
電流値が初期設定から変化していることを確認した場合
には、前記過電流判定値を第1コイル12と第2コイル
21との間に金属性異物がはさまった場合に流れる一次
電流値に対して最適な大きさに変えることができるの
で、その場で迅速な復旧作業が可能である。
【0046】このように、前記過電流判定値の大きさを
第1コイル12と第2コイル21との間に金属性異物が
はさまった場合に流れる前記一次電流値に対して最適化
することが可能であれば、第1コイル12や第2コイル
21等の部品ばらつきや、第1コイル12と第2コイル
21との距離といった構造的な電磁結合環境のばらつき
等によって生じる前記一次電流値の誤差を、前記過電流
判定値の変化によって吸収することができる。よって、
正確な過電流判定を行うことができ、製品の安全性を向
上することができる。
【0047】なお、本実施形態においては前記過電流判
定値の変更手段としてジャンパーリードのオープン状態
を検知する方式を例示して説明を行ったが、前記過電流
判定値の変更手段はこの方式に限定されるものではな
い。例えば、基準電圧を抵抗により分圧し、その分圧さ
れた電圧値を検出することで前記過電流判定値を自動的
に変化させる方式とすれば、使用者もしくはサービスマ
ンが前記抵抗の抵抗値を変えることにより、前記過電流
判定値を変化させることができる。
【0048】他にも、制御部3に書き換え可能なメモリ
(E2PROM等)と通信端子を設けておき、その通信
端子に接続可能な外部書き込み器を用いて前記過電流判
定値を直接書き換える方式などが考えられる。
【0049】また、本実施形態においては前記一次電流
値を表示するための表示装置9を本体1側に設けた例を
挙げて説明を行ったが、この表示装置9を設置せずに一
次電流検知部31で検知した前記一次電流値を本体1か
ら扉2へ送信し、情報表示・入力装置4にて前記一次電
流値を表示する構成としてもよい。このような構成とす
ることにより、表示装置9を別途設ける必要がないた
め、より安価な構成で前記一次電流値を確認することの
できる電力及び信号伝達装置を実現することができる。
【0050】なお、上記構成においては前記一次電流値
の表示/非表示を設定する手段を設けることが望まし
い。このような構成とすることにより、情報表示・入力
装置4の限られた情報表示領域を有効に使うことができ
る。
【0051】次に、本発明に係る電力及び信号伝達装置
における給電制御の第2実施形態について説明する。本
実施形態の基本構成は前述の第1実施形態とほぼ同様で
あり、図1及び図2に示した構成から成る。
【0052】本実施形態の電力及び信号伝達装置を搭載
した冷凍冷蔵庫において、第1コイル12と第2コイル
21との間に金属性異物がはさまっていないにも拘わら
ず、本体1から扉2への給電動作を開始すると前記一次
電流値が過電流であるとして即座に給電動作が停止して
しまう場合、製品の修理を行うサービスマンは本体1を
テストモードとするために特殊な設定操作を行う。
【0053】なお、前記テストモードとはサービスマン
が製品の復旧作業を行うに当たり、製品の各部に流れる
電流値を測定するために設けられたモードであり、前記
一次電流値が過電流であると判断した場合であっても前
記端末への電力供給を続行するといった特殊な動作状態
のことである。また、前記テストモードに移行するため
に行う特殊な設定操作としては、本体1への電源投入
後、3秒以内に扉2を連続して5回開閉するといった使
用者が通常では行わない操作とすればよい。
【0054】図4は本発明に係る電力及び信号伝達装置
の第2実施形態を示すフローチャートである。本フロー
チャートは本体1側の制御を示したものである。#17
0において前記テストモードに移行するための特殊な設
定操作が行われたことを検知すると、本体1は通常の給
電動作とは異なるテストモードとして#175に進み、
制御部3は給電発振部11への電力供給を開始する。こ
れにより、給電部10に設けた第1コイル12から交流
磁束を放出して、扉2への給電動作をスタートする。
【0055】#175における給電動作のスタートと同
時に、#180では給電発振部11へ供給される前記一
次電流値の大きさを一次電流検知部31で検知する。そ
して、#180で得た前記一次電流値の大きさを#18
5にて表示装置9に表示する。この間、たとえ前記一次
電流値が過電流であると判断されても、前記テストモー
ド中は扉2への給電動作が継続される。
【0056】このような構成とすることにより、サービ
スマンは給電動作異常時においても正確な前記一次電流
値の大きさを確認することができる。よって、復旧作業
が非常に行いやすく、迅速に製品の修理を完了すること
ができる。
【0057】なお、上記した各実施形態においては本体
1と扉2との間における信号伝達手段として光通信を採
用した構成を例示したが、前記信号伝達手段はこれに限
られるものではなく、電波や電磁波といった他の非接触
通信手段に代替してもよい。また、上記した各実施形態
においては本発明に係る電力及び信号伝達装置を冷凍冷
蔵庫に適用した例を挙げて説明を行ったが、本発明は冷
凍冷蔵庫への適用に限定されるものではなく、本体とそ
れに脱着可能な端末など他の形態への適用も可能であ
る。
【0058】
【発明の効果】本発明に係る電力及び信号伝達装置にお
いては、本体側の一次電流値に応じて端末側への電力供
給を制御するとともに、前記本体と前記端末との間で信
号の授受を行う電力及び信号伝達装置において、前記一
次電流値を表示するための手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0059】このような構成とすることにより、過電流
とは判断されない前記一次電流値の異常が生じた場合、
使用者自らが前記一次電流値を確認することにより直ち
にその異常に気付くことができる。よって、前記本体に
設けた第1コイルと前記端末に設けた第2コイルとの間
における金属性異物挿入の有無確認や、サービスマンへ
の修理要請といった復旧作業を迅速に行うことができ
る。
【0060】また、上記構成に加えて前記一次電流値が
過電流であるか否かを判断する際の閾値となる過電流判
定値を変更するための手段を設けるとよい。このような
構成であれば、装置自体は正常状態であるにも拘わらず
前記一次電流値が初期設定から変化していることを確認
した場合には、前記過電流判定値を第1コイルと第2コ
イルとの間に金属性異物がはさまった場合に流れる一次
電流値に対して最適な大きさに変えることができるの
で、その場で迅速な復旧作業が可能である。
【0061】このように、前記過電流判定値の大きさを
第1コイルと第2コイルとの間に金属性異物がはさまっ
た場合に流れる前記一次電流値に対して最適化すること
が可能であれば、第1コイルや第2コイル等の部品ばら
つきや、第1コイルと第2コイルとの距離といった構造
的な電磁結合環境のばらつき等によって生じる前記一次
電流値の誤差を前記過電流判定値の変化によって吸収す
ることができる。よって、正確な過電流判定を行うこと
ができ、製品の安全性向上を図ることができる。
【0062】さらに、前記端末に前記本体から得られる
情報を表示するための手段を設けた電力及び信号伝達装
置において、前記一次電流検知部で得た情報を前記本体
から前記端末に伝達することで、前記端末側に前記一次
電流値を表示する構成にするとよい。このような構成と
することにより、前記一次電流値を表示するための手段
を別途設ける必要がないため、より安価な構成で前記一
次電流値を確認することのできる電力及び信号伝達装置
を実現することができる。
【0063】また、所定の操作により前記一次電流値の
表示/非表示を設定する構成にするとよい。このような
構成とすることにより、使用者もしくはサービスマンが
意図的に前記一次電流値の表示操作を行わなければ、前
記一次電流値が使用者の目に触れることはない。よっ
て、前記一次電流値を確認する意図のない使用者が前記
一次電流値の表示を見て、製品が故障しているのではな
いかといった誤解を生じることがない。特に、前記端末
側に前記一次電流値を表示する構成とした場合には、前
記端末側の限られた情報表示領域を有効に使うことがで
きる。
【0064】さらに、所定の操作により、前記一次電流
値が過電流であると判断した場合であっても前記端末へ
の電力供給を継続する動作状態となる構成にするとよ
い。このような構成とすることにより、製品の修理を行
うサービスマンは給電動作異常時における正確な前記一
次電流値の大きさを確認することができる。よって、復
旧作業が非常に行いやすく、迅速に製品の修理を完了す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電力及び信号伝達装置を搭載し
た冷凍冷蔵庫の上部を斜め前方から俯瞰した概略斜視図
である。
【図2】 本発明に係る電力及び信号伝達装置の一構成
例を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係る電力及び信号伝達装置の第1実
施形態を示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る電力及び信号伝達装置の第2実
施形態を示すフローチャートである。
【図5】 従来の非接触による電力及び信号伝達システ
ムの一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 本体 2 扉 3 制御部 4 情報表示・入力装置 8 ドアスイッチ 9 表示装置 10 給電部 11 給電発振部 12 第1コイル 20 受電部 21 第2コイル 22 定電圧部 31 一次電流検知部 32 ジャンパーリード 33 ジャンパーリード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源から電力供給を受ける給電発振部
    と、前記給電発振部に接続された第1コイルとを有する
    本体と、 第1コイルと電磁誘導結合する第2コイルと、第2コイ
    ルに生じる誘起交流を整流する定電圧部とを有し、前記
    本体から非接触で電力供給を受ける端末とから成り、 前記本体に前記給電発振部へ供給される一次電流値を検
    知する一次電流検知部を設けることで、前記一次電流値
    に応じて前記端末への電力供給を制御するとともに、前
    記本体及び前記端末に各々設けた信号伝達手段を介する
    ことで、前記本体と前記端末との間で信号の授受を行う
    電力及び信号伝達装置において、 前記一次電流値を表示するための手段を設けたことを特
    徴とする電力及び信号伝達装置。
  2. 【請求項2】前記一次電流値が過電流であるか否かを判
    断する際の閾値となる過電流判定値を変更するための手
    段を有することを特徴とする請求項1に記載の電力及び
    信号伝達装置。
  3. 【請求項3】前記端末に前記本体から得られる情報を表
    示するための手段を設けた電力及び信号伝達装置におい
    て、前記一次電流検知部で得た情報を前記本体から前記
    端末に伝達することで、前記端末側に前記一次電流値を
    表示することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の電力及び信号伝達装置。
  4. 【請求項4】所定の操作により、前記一次電流値の表示
    /非表示を設定することを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の電力及び信号伝達装置。
  5. 【請求項5】所定の操作により、前記一次電流値が過電
    流であると判断した場合であっても前記端末への電力供
    給を継続する動作状態となることを特徴とする請求項1
    〜請求項4のいずれかに記載の電力及び信号伝達装置。
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