JP2001275051A - 受信機 - Google Patents

受信機

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JP2001275051A
JP2001275051A JP2000087062A JP2000087062A JP2001275051A JP 2001275051 A JP2001275051 A JP 2001275051A JP 2000087062 A JP2000087062 A JP 2000087062A JP 2000087062 A JP2000087062 A JP 2000087062A JP 2001275051 A JP2001275051 A JP 2001275051A
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receiver
display
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JP2000087062A
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Hiroshi Yoshikawa
浩 吉川
Yasushi Naito
康 内藤
Masataka Otsuka
昌孝 大塚
Satoshi Takahashi
聰 高橋
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視聴中の受信メディアの判別、予約実行動作時
の受信機の動作状況、デジタル放送で送られてくる受信
情報や受信機の動作状況などを分かり易く提示するデジ
タル放送受信機を提供する。 【解決手段】受信情報提示手段すなわち受信情報表示部
にバックライト方式の液晶表示デバイスを採用し、この
液晶バックライトの発光色を複数に色分けする技術手段
を用いる。システム制御を統括するマイクロプロセッサ
が選局操作とともに、選局操作の情報により、バックラ
イトの発光色を制御する。予約実行の管理もシステム制
御を統括するマイクロプロセッサで実施させ、予約実行
処理時に、予約動作に応じてバックライトの発光色を制
御する。デジタル放送受信時に、多重化を解く際および
MPEGの復号を行う際に、映像信号の解像度やフォー
マット、テレビ放送かラジオ放送かデータ放送かの放送
タイプの識別情報を検出し、これらの情報を受信部およ
び復号部よりマイクロプロセッサで吸い上げて、それに
応じてバックライト色を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
機およびデジタル放送受信機能内蔵機器(内蔵テレビジ
ョン受像装置、内蔵記録装置など)に係わり、特に複数
の伝送方式による放送波すなわち複数のメディアの受
信、外部機器への予約実行、ならびに複数の映像・音声
フォーマットの受信などの状況を告知可能な機器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のテレビジョン受信機は、UHF/
VHFの地上波放送を基本に、一部の機種で衛星放送
(BS放送)やケーブルTV(CATV)放送を受信可
能としてきた。
【0003】これらの放送は、アナログ放送であり、地
上波、衛星、ケーブル等の伝送方式こそ違えど、再生さ
れる信号そのものには本質的な差がなかった。
【0004】すなわち、地上波とBS放送波を合わせて
もチャンネル数が限られており、また、ある程度のチャ
ンネル数を放送可能なCATV放送の場合でも、CAT
V放送が地上波やBS放送の再送信を行っているため、
CATV放送受信者のほとんどはCATVのみで受信を
完結している。このように、限られたチャンネル数であ
るため、ユーザーは受信している放送の伝送方式すなわ
ち受信メディアをあまり意識しなくても良く、チャンネ
ル番号の表示についても常時LEDなどのデバイスで表
示する方向からテレビジョン受信機のブラウン管などに
映像とともに映し出す画面表示機能を用いる方向に簡略
化してきた。
【0005】しかし、近年の技術進歩により、これまで
のアナログ放送からデジタル放送へと移行しつつあり、
まず、日本でも1996年の通信衛星によるCS放送か
ら放送のデジタル化が開始され、今後も、2000年の
BS放送のデジタル化、2003年の地上波放送のデジ
タル化と、次々と放送のデジタル化が進む予定である。
【0006】図9は、既に放送開始されているCSデジ
タル放送の受信機の外観の一例を示したものである。
【0007】この例では、テレビジョン受信機型ではな
く、デジタルチューナと一般的に称される単体の受信機
を示している。ここで、本体前面中央に配置されている
42は受信機の受信情報表示部であるが、この受信情報
表示部42の一例を示したものが、図10である。図
9、図10の受信情報表示部は蛍光表示管を用いてい
る。
【0008】図10でもわかるように、CSデジタル放
送では、デジタル化により100チャンネルを超える多
チャンネルが実現されてチャンネル番号が3桁になって
おり、また、英語字幕やコピーガード制御、メールな
ど、これまでのアナログ放送になかったサービスも実現
されている。このため、CSデジタル放送受信機ではこ
れらの情報をまとめて一括表示するのが一般的になりつ
つある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、これまで
のアナログ放送受信機と同様に、2〜3個程度の点発光
LEDや、その都度呼び出す画面表示機能だけで対応さ
れてきた、デジタル放送受信機の受信情報提示手段につ
いて考える。
【0010】ここで、今後のBSデジタル放送、地上デ
ジタル放送、デジタルCATV放送も同様に多チャンネ
ル化し、CSデジタルと同じく3桁のチャンネル番号が
割り当てられる可能性が高いこと、高解像度映像のデジ
タルハイビジョン放送、独立音声放送やデータ放送な
ど、それぞれ異なった特徴を持つ放送が混在して送られ
てくる可能性もあることを考えると、上記の受信情報提
示手段では不十分である。従って、上記可能性に対応し
た受信情報提示手段が、ますます重要になり、受信して
いる伝送方式すなわち受信メディアの識別とともに、受
信情報をいかに分かり易く効率的に実現するかが、今後
のデジタル放送対応受信機の大きな課題であるといえ
る。
【0011】また、多チャンネル化に伴い、予約受信、
録画予約の制御も受信機側で行うことも考えられるが、
この動作状況の提示も一つの課題である。
【0012】デジタル放送は、他チャンネル化も特徴の
一つであるが、その録画に際しては従来の録画機器を用
いることも多いと予想される。この場合、従来の録画機
器はデジタル放送受信に対応していない可能性が高く、
このような録画用機器のために、予約の際にはデジタル
放送受信機の方で放送を受信し、必要に応じてこれらの
機器を制御する必要があるが、従来のアナログ放送受信
機では、一般にこのような機能に対応していなかった。
また、CSデジタル放送受信機では、図10の表示内容
にあるように「予約」「録画」などの固定セグメント表
示で予約動作状況を表示あするものもあるが、多くの表
示内容の一つに過ぎず、視認性が悪く、少し離れると、
動作状況の確認ができなくなる。
【0013】しかし、上記のように従来の録画機器に録
画する必要性がある以上、この予約実行状態の確認は、
本来、もっと重要視する必要があるものであり、この視
認性改善もデジタル放送受信機における改善課題の一つ
である。
【0014】また、図10の表示内容を見てわかるよう
に、現状のCSデジタル放送受信機では、コピーガード
付き表示、字幕付き表示、メール着信表示など、デジタ
ル放送特有の機能をいくつか表示しているものの、今後
のBSデジタル放送や、地上デジタル放送で対応が予定
されているハイビジョンとも呼ばれるHD(高精細)放
送や現行放送であるNTSCレベルのSD(標準)放送
などの映像フォーマットの情報提示や、デジタルテレビ
放送と混在して放送されるデジタル音声放送やデータ放
送の識別に関しては全く考慮されていない。
【0015】従って、こういったデジタル放送で送られ
てくる受信情報や受信機の動作状況を分かり易く提示す
ることも改善課題の一つである。
【0016】本発明は、上記課題を解決するために、視
聴中の受信メディアの判別を容易にするデジタル放送受
信機を提供することを目的とする。
【0017】また、上記課題を解決するために、予約実
行動作時の受信機の動作状況を分かり易く提示するデジ
タル放送受信機を提供することを目的とする。
【0018】また、上記課題を解決するために、デジタ
ル放送で送られてくる受信情報や受信機の動作状況を分
かり易く提示するデジタル放送受信機を提供することを
目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
め、本発明においては、以下の技術的手段を採用する。
【0020】デジタル放送では少なくとも3桁のチャン
ネル番号が存在し、異なる伝送方式すなわち異なる放送
メディアで同じチャンネル番号が使用される可能性が高
いことや、これまでのアナログ放送に比べて機能的な面
が拡充され、受信に関する提示情報も増えてくることか
ら、受信情報提示手段となる受信情報表示部にバックラ
イト方式の液晶表示デバイス(LCD)を採用し、この
バックライトの発光色を複数に色分けする技術手段を用
いる。
【0021】デジタル放送受信機では、従来のアナログ
放送受信機に比べ、システム制御を統括するマイクロプ
ロセッサの役割は更に重要になり、このマイクロプロセ
ッサが選局操作も制御するため、この選局操作の情報に
より、バックライトの発光色を制御することで、バック
ライト色による受信メディアの提示すなわち識別が実現
できる。
【0022】また、デジタル放送受信機では、予約実行
の管理もシステム制御を統括するマイクロプロセッサが
行うため、予約実行処理の際に、同時制御することで、
予約動作に応じたバックライトの発光色の制御も実現で
きる。
【0023】デジタル放送では、一般的に、国際標準規
格のMPEG2システムが採用されており、映像、音声
信号はMPEG符号化により符号化および圧縮・多重化
されて伝送される。このため、受信時に多重化を解く際
およびMPEGの復号を行う際に、映像信号の解像度、
フォーマットあるいはテレビ放送かラジオ放送かデータ
放送かの放送タイプの識別が可能となり、これらの受信
情報を受信部および復号部よりマイクロプロセッサで吸
い上げて、上記受信メディアの提示と同様にバックライ
ト色を制御することで、受信情報や受信機の動作状況の
提示も実現できる。
【0024】液晶表示デバイスのバックライトは、最近
は主にLEDが用いられることが多いが、青色LEDの
登場により、複数の色のLEDを用い加色することによ
り、きめ細やかな色表現も可能になってきている。した
がって、使用するLEDの色数の個々あるいは組み合わ
せにより、上記の受信メディアの識別や受信情報や受信
機の動作状況の提示を実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明のデジタル放送受信機の第
1の実施例について、図1のブロック構成図で説明す
る。本実施例は、複数の伝送方式による放送受信の際
の、受信している放送の伝送法s機すなわち受信メディ
アの判別に好適なものである。
【0026】図中の1は選局操作入力部、2はシステム
制御部、3は液晶バックライト色制御部、4は液晶バッ
クライト発光部、5は液晶バックライト部、6は液晶表
示制御部、7は液晶表示部、8,9は伝送路入力、1
0,11は受信部、12は映像・音声信号選択および処
理部、13は映像信号処理・出力部、14は音声信号処
理・出力部である。
【0027】図1の実施例では、放送の伝送方式は2通
りとしており、それぞれの伝送路入力は8,9より入力
される。具体的な例としては、一方が地上波放送、他方
が衛星放送というようにも考えることができ、少なくと
も一方はデジタル放送であることを想定している。
【0028】伝送路入力8,9から入力された放送波
は、それぞれ、受信信号処理を行う受信部10,11に
入力され、映像信号と音声信号が得られる。この映像・
音声信号は、映像・音声信号選択および処理部12に入
力され、それぞれ1系統の映像・音声信号が得られる。
更にこの映像・音声信号は、それぞれ、映像信号処理・
出力部13、音声信号処理・出力部14に入力され、信
号処理後、出力される。
【0029】通常、この映像信号出力、音声信号出力
は、テレビジョン受信機の場合はブラウン管などの映像
表示デバイスとスピーカーなどに出力され、デジタルチ
ューナー等の受信機能のみの装置は、外部機器に向けて
信号が出力される。
【0030】一方、上記受信部10,11の制御および
映像・音声信号選択および処理部12による信号選択・
信号処理は、システム制御部2からの選局制御信号によ
って制御され、この選局制御信号は、ユーザーの選局操
作を受け付ける選局操作入力部1からの入力信号によっ
て生成される。一般的に、システム制御部2にはマイク
ロプロセッサが用いられ、選局操作入力部1はリモート
コントローラからの赤外線信号の入力装置や受信機本体
に装備される操作ボタンなどで構成される。
【0031】更に、システム全体の制御を統括するシス
テム制御部2は、上記選局制御に加え、チャンネル番号
などの受信情報を表示する液晶表示部7および液晶バッ
クライト部5の制御も行う。液晶表示部7の表示内容の
制御は、液晶表示制御部6を介して行われ、液晶バック
ライト部5の制御は、その構成要素である液晶バックラ
イト色制御部3をシステム制御部2が制御し、それを受
けて液晶バックライト色制御部3が、同じく構成要素の
液晶バックライト発光部4の発行色を制御することで行
われる。このバックライト色は、例えば、2色発光でき
るようにすることで、伝送路入力8から入力された放送
波を受信しているときは一方のバックライト色を、伝送
路入力9から入力された放送波を受信しているときは、
もう一方のバックライト色を発光させることができる。
【0032】したがって、このような構成を取ることに
より、ユーザーの選局操作によって、受信している放送
波すなわち受信メディアと、受信情報を表示する液晶表
示の表示内容と、液晶のバックライト色を関連付けるこ
とが可能となる。
【0033】また、デジタル放送では受信情報が従来の
アナログ放送より多いため、情報表示能力の自由度が高
い液晶表示デバイスを採用することは非常に有効であ
り、一般的に3桁の数字で表現されるチャンネル番号な
ども重複する可能性の高いため、バックライト色による
受信メディアの識別手法は極めて有効である。
【0034】以上述べたように、本実施例によれば、選
局に応じて、受信情報表示のための液晶表示と複数色発
光可能なバックライトを制御するという比較的簡単な構
成で、受信情報や受信している受信メディアの識別が容
易なデジタル放送受信機を実現できる。
【0035】図2は、図1と同様に本発明のデジタル放
送受信機の第1の実施例について説明したブロック構成
図であり、図1との差異は、伝送路入力15、受信部1
6を追加することにより、3系統の伝送方式すなわち受
信メディアに対応した例を示したものである。
【0036】この例では、受信メディアが3系統になる
ことにより、液晶バックライト部5は、少なくとも3色
以上の発光色が必要となる。
【0037】このように、受信メディアが多くなって
も、その数以上の発光色を実現できれば、本発明の実現
は可能である。また、LEDの制約などにより発光色が
多く取れない場合は、発光輝度の変化も利用して、擬似
的に多色化を実現することも可能である。
【0038】図3は、本発明におけるデジタル放送受信
部の構成の一例を示したもので、図1における受信部1
0をデジタル放送受信部として、内部構成例を示してい
る。図中の17はチューナ部、18はデジタル復調およ
び誤り訂正部、19はデスクランブル部、20はトラン
スポート・デマルチプレクサ部、21はMPEG映像・
音声デコーダ部、22は映像信号DAコンバータ部、2
3は音声信号DAコンバータ部であり、2はシステム制
御部、8は伝送路入力、10は受信部である。
【0039】図3の例では、一般的なMPEG2システ
ムによるデジタル放送受信部を示している。
【0040】伝送路入力8より入力されたデジタル変調
信号は、チューナ部17によりIQ信号に変換され、こ
の信号がデジタル復調および誤り訂正部18に入力さ
れ、デジタル復調されるとともに誤り訂正処理が行われ
る。この誤り訂正後のデジタル信号は、デスクランブル
部19に入力され、暗号化されている場合は暗号が復号
されるとともに、次段のトランスポート・デマルチプレ
クサ部20に入力されて多重化が解かれ、MPEG符号
化された映像・音声信号データなどを分離する。ここで
分離された映像・音声信号データは、MPEG映像・音
声デコーダ部21に入力されて、映像・音声信号のデジ
タル信号に復号され、それぞれ、映像信号DAコンバー
タ部22、音声信号DAコンバータ部23に入力され、
D−A変換されて、アナログの映像・音声信号を得る。
この受信部10の各構成要素は、実際には、システム制
御部2からの制御信号を受け、それぞれの信号処理を行
う。
【0041】デジタル放送受信部において、放送波の伝
送方式による差異は、一般的に伝送周波数と変調方式に
集約されるので、実際には、チューナ部17とデジタル
復調および誤り訂正部18以外は伝送方式によらず同様
の構成となる場合が多い。また、実際の受信機では、デ
スクランブル部19から映像信号DAコンバータ部22
までの構成要素は、1個から、多くて3個程度のLSI
で構成されるのが一般的である。
【0042】図4は、図1の実施例で、受信部10,1
1ともにデジタル放送を受信するとした場合の、受信部
10,11と映像・音声信号選択および処理部12の構
成例を示したものである。2つの受信部ともにデジタル
放送受信部である場合は、本図に示すように、それぞ
れ、受信部をチューナ17,24、デジタル復調および
誤り訂正部18,25のみで構成し、デスクランブル部
19以降、映像信号DAコンバータ部22、音声信号D
Aコンバータ部23までを共用とし、構成を簡略化する
ことも可能である。この場合、デスクランブル部19以
降を映像・音声信号選択および処理部12と見立てるこ
ともできる。
【0043】また、受信部10,11ともにデジタル放
送を受信するとした場合でも、それぞれの構成を図3の
ようにすることもできる。
【0044】図5は、本発明の特徴である多色発光可能
な液晶バックライト部の一実施例を示したものである。
【0045】図中の26,27はバックライト色制御信
号入力、28,29はNPNトランジスタ、30,31
は抵抗器、32,33は発光ダイオード、34は直流電
源、35は接地であり、図1、図2の液晶バックライト
色制御部3、液晶バックライト発光部4、液晶バックラ
イト部5に該当する部分は、点線で囲み、同じ番号を付
した。また、図3のバックライト色制御信号入力26,
27は、独立して表記してあるが、実際には、図1のシ
ステム制御2により液晶バックライト色制御部3に入力
される制御信号に相当するものである。
【0046】バックライト色制御信号入力26,27
は、それぞれNPNトランジスタ28,29のベースに
接続され、NPNトランジスタ28,29のコレクタ
は、それぞれ抵抗器30,31の一端に接続され、抵抗
器30,31の他端は、それぞれ発光ダイオード32,
33のカソードに接続され、発光ダイオード32,33
のアノードは直流電源34のプラス側に接続され、直流
電源34のマイナス側はNPNトランジスタ28,29
のエミッタに接続されるとともに35で接地される。
【0047】この構成により、バックライト色制御信号
入力26に制御信号(ハイ・レベル)が入力されると、
NPNトランジスタ28がオンし、直流電源34から発
光ダイオード32と抵抗器30に電流が流れ、発光ダイ
オード32が発光する。バックライト色制御信号入力2
7に制御信号(ハイ・レベル)が入力される場合も同様
に、NPNトランジスタ29がオンし、直流電源34か
ら発光ダイオード33と抵抗器31に電流が流れ、発光
ダイオード33が発光する。また、バックライト色制御
信号入力26、27の両方に制御信号(ハイ・レベル)
が入力された場合は、上記より、発光ダイオード32,
33が同時に発光することになる。
【0048】ここで、発光ダイオード32,33に、そ
れぞれ異なる発光色の発光ダイオードを選び、それぞれ
の発光色を発光色1、発光色2し、さらにこれらが両方
点灯した時の加色による発光色を発光色3とすれば、こ
の構成によって、バックライト色制御信号入力26、2
7の制御入力の組み合わせにより、バックライト部の発
光色を発光色1、発光色2、発光色3の3通りに制御す
ることができる。また、両方の制御入力がないとき(ロ
ー・レベル)は消灯となり、これを含めると4通りのバ
ックライト発光状態の制御ができることになる。
【0049】このように図5の液晶バックライト部の実
施例では、バックライト色制御信号入力を26、27の
2系統、すなわち2ビット制御としたが、この制御入力
数は、必要な発光色の数に応じて選ぶことができる。ま
た、発光色の変化のさせ方も、一つの発光ダイオード毎
に流す電流を変化させる方法によれば、発光ダイオード
にの少ない発光色数でも、更に発光色数を増やすことが
できる。さらに、輝度的に不十分な場合は発光ダイオー
ドの並列接続などで、輝度を上げることも可能である。
【0050】次に、本発明のデジタル放送受信機の第2
の実施例について、図6のブロック構成図で説明する。
本実施例は、デジタル放送受信機の特徴の一つである予
約実行の際の、予約実行状況の判別に好適なものであ
る。
【0051】この図6の実施例では、構成的には前述の
図1に、システム制御部2に接続されてユーザーが設定
した予約情報を記憶する予約情報記憶部36と、システ
ム制御部2に制御されて外部機器を制御する外部機器制
御部37と、外部機器制御部37から外部接続機器を制
御するための信号を出力するための外部機器制御出力3
8を加えた構成としている。
【0052】図1と同様の構成であるため、伝送路入力
8、9、受信信号処理を行う受信部10,11、映像・
音声信号選択および処理部12、映像信号処理・出力部
13、音声信号処理・出力部14などによる選局動作お
よび信号処理動作は同様であるので、ここでは省略す
る。
【0053】また、後述するように、液晶バックライト
部の制御目的は異なるが、システム全体の制御を統括す
るシステム制御部2が、液晶表示制御部6を介して液晶
表示部7を、液晶バックライト色制御部3を介して液晶
バックライト発光部4を制御すること自体は同様であ
る。
【0054】本実施例では、上記の如く予約情報記憶部
36を設けたことを構成的な特徴としているわけである
が、この予約情報記憶部36に記憶される予約情報は、
ユーザーの選局操作を受け付ける選局操作入力部1から
の入力信号を、システム制御部2を介して記憶されるこ
とになる。ここで、選局操作入力部1は、図1と同様の
構成であることから、選局操作の入力受付と兼用するこ
とになる。
【0055】ここで、デジタル放送受信機の場合の予約
登録動作は、番組ガイド情報などの伝送による画面との
対話形式で行われることが一般的であるため、選局操作
入力部1は画面選択の上下左右移動や決定動作の信号を
受け付ければよい。従って、選局操作入力部1としては
これまでのアナログ放送受信機でも多くの製品が装備し
ているものと同様にすればよく、特に、この予約登録の
みのために新たな機能を備える必要はない。
【0056】上記構成により、本実施例では、予約実行
時刻になると、予約情報記憶部36に記憶された予約情
報に基づき、システム全体の制御を統括するシステム制
御部2は、外部機器制御部37を介して外部機器制御出
力38より外部機器制御信号を出力するとともに、チャ
ンネル番号などの受信情報を表示する液晶表示部7およ
び液晶バックライト部5の制御も行う。液晶バックライ
ト部5の制御は、その構成要素である液晶バックライト
色制御部3をシステム制御部2が制御し、それを受けて
液晶バックライト色制御部3が、同じ構成要素の液晶バ
ックライト発光部4の発行色を制御することで行われる
のは、第1の実施例と同様であるが、この場合は、選局
動作により受信メディアに応じて発光色を変化させるの
ではなく、予約実行中の発光色を、予約実行中以外の発
光色と変化させるように制御する。したがって、このよ
うな構成を取ることにより、予約実行中かどうかの動作
状況が液晶表示部を見るだけで認識でき、正常に予約が
行われているかの確認が容易である。
【0057】以上述べたように、本実施例によれば、予
約実行動作状況に応じて、液晶表示部のバックライト色
が変化するため、予約実行動作状況の把握が容易なデジ
タル放送受信機を実現できる。
【0058】図6では、外部機器制御部37および外部
機器制御出力38も構成要素としているが、予約実行の
動作状態識別に関するものであるので、これらが無い構
成も考えられる。また、予約情報記憶部36について
は、本説明では独立した構成要素としているが、実際に
は、システム制御部2に含まれるメモリに含まれる場合
もある。
【0059】更に、図6では、図1の構成要素を全て含
んでいるため、図1で説明した第1の実施例であるとこ
ろの、選局に応じた液晶表示部のバックライト色の変化
による受信メディアの識別との併用も可能である。この
場合は、図1の実施例に必要なバックライト色数に加
え、更に1色多く用意すれば良い。
【0060】次に、本発明のデジタル放送受信機の第3
の実施例について、図7のブロック構成図で説明する。
本実施例は、デジタル放送の特徴である複数の種類の映
像フォーマットや、同じく特徴である、混在して放送さ
れるテレビ放送、音声放送およびデータ放送のタイプな
ど、受信機での現在の受信状況の判別に好適なものであ
る。
【0061】この実施例では、デジタル放送受信部を1
系統とし、前述の図3の一般的なMPEG2システムに
よるデジタル放送受信部の例の構成をベースにし、シス
テム全体の制御を統括するシステム制御部2が、液晶表
示制御部6を介して液晶表示部7を、液晶バックライト
色制御部3を介して液晶バックライト発光部4を制御す
る構成を加えている。
【0062】図7において、伝送路入力8より入力され
たデジタル変調信号が、チューナ部17、デジタル復調
および誤り訂正部18、デスクランブル部19、トラン
スポート・デマルチプレクサ部20、MPEG映像・音
声デコーダ部21によりデジタル処理され、映像信号D
Aコンバータ部22、音声信号DAコンバータ部23に
入力され、D−A変換されて、アナログの映像・音声信
号を得る点と、チューナ部17からMPEG映像・音声
デコーダ部21までの構成要素がシステム制御部2によ
り制御される点は、前述の図3で説明したとおりであ
る。
【0063】この実施例では、個別の構成要素はそのま
まで、トランスポート・デマルチプレクサ部20で分離
した受信に関する情報と、MPEG映像・音声デコーダ
部21での映像・音声信号を復号する際の復号に関する
情報をシステム制御部2に送る経路を設けている。この
構成の追加により、システム制御部2は、トランスポー
ト・デマルチプレクサ部20からテレビ放送、音声放送
およびデータ放送などの放送のタイプなどを認識するこ
とができ、MPEG映像・音声デコーダ部21から映像
フォーマットすなわちHD(高精細)放送やSD(標
準)放送の識別情報を得ることができる。
【0064】上記構成により、種々の受信情報を得たシ
ステム制御部2は、その情報に基づいて、予め決めたル
ールで、液晶バックライト部5の制御も行う。
【0065】すなわち、液晶バックライト部5の制御
は、その構成要素である液晶バックライト色制御部3を
システム制御部2が制御し、それを受けて液晶バックラ
イト色制御部3が、同じ構成要素の液晶バックライト発
光部4の発行色を制御することで行われるのは、第1お
よび第2の実施例と同様であるが、この場合は、デジタ
ル放送の受信情報に応じて発光色を変化させるように制
御する。
【0066】具体的な例としては、映像フォーマットに
関しての動作の場合は、HD(高精細)放送受信時は発
光色1、SD(標準)放送受信時は発光色2とする。ま
た、放送タイプに関しての動作の場合は、テレビ放送は
発光色1、音声放送は発光色2、データ放送は発光色3
等とする。あるいは、これら2例を組み合わせてもよい
し、他の情報に関する追加をしてもよい。
【0067】以上述べたように、本実施例によれば、デ
ジタル放送の受信動作状況に応じて、液晶表示部のバッ
クライト色が変化するため、デジタル放送の受信動作状
況の把握が容易なデジタル放送受信機を実現できる。
【0068】また、図7の例では、デジタル放送受信部
を1系統として説明したが、2系統以上でもかまわな
い。その場合は、必要に応じて、図4の構成を用いるこ
とも可能である。
【0069】次に、本発明のデジタル放送受信機の第4
の実施例について、図8のブロック構成図で説明する。
本実施例は、図7の実施例のデジタル放送の映像フォー
マットに関しての動作を、外部機器からの映像入力信号
まで拡張したもので、第3の実施例同様、受信機での現
在の受信状況の判別に好適なものである。
【0070】この図8の実施例では、構成的には前述の
図1に、外部機器信号入力39、外部入力信号処理部4
0の外部入力信号処理系と、映像フォーマット検出部4
1を加えた構成としている。
【0071】図1と同様の構成であるため、液晶バック
ライトの制御目的は異なるが、システム全体の制御を統
括するシステム制御部2が、液晶表示制御部6を介して
液晶表示部7を、液晶バックライト色制御部3を介して
液晶バックライト発光部4を制御する構成自体は同様で
ある。しかし、外部入力信号処理系を加えたため、信号
の流れは多少変化する。
【0072】図1と同様、放送の伝送方式を2通りとす
ると、それぞれの伝送路入力は8、9より入力される。
一方、外部入力信号は外部機器信号入力39より入力さ
れる。
【0073】伝送路入力8、9から入力された放送波
は、それぞれ、受信信号処理を行う受信部10,11に
入力され、外部機器信号入力39より入力された外部入
力信号は外部入力信号処理部40に入力され、それぞ
れ、映像信号と音声信号が得られる。この映像・音声信
号は、映像・音声信号選択および処理部12に入力さ
れ、ここで、それぞれ1系統の映像・音声信号が得る。
さらに、映像信号は映像信号処理・出力部13と映像フ
ォーマット検出部41に、音声信号は音声信号処理・出
力部14に入力される。
【0074】ここで、映像信号処理・出力部13、音声
信号処理・出力部14からの映像信号出力、音声信号出
力が、テレビジョン受信機の場合はブラウン管などの映
像表示デバイスとスピーカーなどに出力され、デジタル
チューナー等の受信機能のみの装置は、外部機器に向け
て信号が出力されるのは、実施例1、実施例2と同様で
ある。
【0075】一方、映像フォーマット検出部41は、入
力された映像信号より映像フォーマット、すなわち、H
D(高精細)放送やSD(標準)放送の識別情報を得
る。この映像フォーマットの検出は、映像信号の水平お
よび垂直同期信号の周波数などを用いることで可能であ
る。
【0076】映像フォーマット検出部41で得た映像フ
ォーマット情報は、システム全体の制御を統括するシス
テム制御部2に送られ、これにより、システム制御部2
は、その情報に基づいて、予め決めたルールで、液晶バ
ックライト部5の制御を行う。
【0077】液晶バックライト部5の制御が、その構成
要素である液晶バックライト色制御部3をシステム制御
部2が制御し、それを受けて液晶バックライト色制御部
3が、同じく構成要素の液晶バックライト発光部4の発
行色を制御することで行われるのは、第1および第2の
実施例と同様であるが、この場合は、映像フォーマット
情報に応じて発光色を変化させるように制御する。
【0078】具体的な例としては、前述の第3の実施例
で説明したように、HD(高精細)放送受信時は発光色
1、SD(標準)放送受信時は発光色2などとする。
【0079】したがって、このような構成を取ることに
より、放送波受信時、外部入力信号再生時に関わらず、
映像信号の映像フォーマットの識別が可能となる。ま
た、デジタル放送受信時に、SD(標準)放送でもHD
(高精細)放送なみの解像度に変換して映像を再生する
場合でも、変換前の映像フォーマットを把握することが
できるので、オリジナルがHD(高精細)かSD(標
準)かを、外部機器からのアナログ信号も含めて把握で
きる。
【0080】以上述べたように、本実施例によれば、デ
ジタル放送、アナログ放送を問わず、映像信号の映像フ
ォーマットに応じて、液晶表示部のバックライト色が変
化するため、再生映像のオリジナルの映像品質の把握が
容易なデジタル放送受信機を実現できる。
【0081】なお、図8の例では、放送受信部を2系統
としているが、3系統以上でもかまわないし、外部入力
信号処理系も1系統としているが、2系統以上でもかま
わない。
【0082】また、これまで述べた第1から第4の実施
例は、いずれも液晶表示部のバックライトの発光色で、
受信機の種々の動作状況を提示するものである。
【0083】それぞれの発明は、単独でも、組み合わせ
ても実現可能であり、どの場合でも、ユーザーに、容易
かつ確実に、所望の動作状況を提示できる。
【0084】本説明中で、バックライトという表現に統
一してきたが、最近の液晶表示部のバックライトは、側
面から照射するサイドライト方式が主流になりつつあ
り、本発明の中のバックライトは、このサイドライト方
式も含むものとする。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、視聴中の受信メディア
の判別が容易なデジタル放送受信機を提供することがで
きる。また、予約実行動作時の受信機の動作状況を分か
り易く提示するデジタル放送受信機を提供することもで
きる。更に、デジタル放送で送られてくる受信情報や受
信機の動作状況を分かり易く提示するデジタル放送受信
機を提供することもできる。
【0086】更に、これらの組み合わせにより、動作状
況の極めて分かり易いデジタル放送受信機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデジタル放送受信機の第1の実施
例のブロック図である。
【図2】本発明によるデジタル放送受信機の第1の実施
例のブロック図である。
【図3】受信部のブロック図である。
【図4】受信部のブロック図である。
【図5】バックライト部のブロック図である。
【図6】本発明によるデジタル放送受信機の第2の実施
例のブロック図である。
【図7】本発明によるデジタル放送受信機の第3の実施
例のブロック図である。
【図8】本発明によるデジタル放送受信機の第4の実施
例のブロック図である。
【図9】従来のデジタル放送受信機の外観の一例であ
る。
【図10】従来のデジタル放送受信機の受信情報表示部
の一例である。
【符号の説明】
1…選局操作入力部、2…システム制御部、3…液晶バ
ックライト色制御部、4…液晶バックライト発光部、5
…液晶バックライト部、6…液晶表示制御部、7…液晶
表示部、8、9、15…伝送路入力、10、11、16
…受信部、12…映像・音声信号選択および処理部、1
3…映像信号処理・出力部、14…音声信号処理・出力
部、17、24…チューナ部、18、25…デジタル復
調・誤り訂正部、19…デスクランブル部、20…トラ
ンスポート・デマルチプレクサ部、21…MPEG映像
・音声デコーダ部、22…映像信号DAコンバータ部、
23…音声信号DAコンバータ部、26、27…バック
ライト色制御信号入力、28、29…NPNトランジス
タ、30、31…抵抗器、32、33…発光ダイオー
ド、34…直流電源、35…接地、36…予約情報記憶
部、37…外部機器制御部、38…外部機器制御出力、
39…外部機器信号入力、40…外部入力信号処理部、
41…映像フォーマット検出部、42…受信情報表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 昌孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 (72)発明者 高橋 聰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディアシステ ム事業部内 Fターム(参考) 5C025 AA23 AA30 BA03 BA11 BA28 CA15 CB05 CB06 CB07 CB08 DA01 DA04 5K061 AA09 BB00 BB06 BB07 BB10 BB15 DD00 HH08 JJ00 JJ01 JJ06 JJ18 JJ19

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる伝送方式の複数の放送を受信する受
    信部と、 前記受信部で受信された複数の放送のうち1つを選択す
    るための選択部と、 前記選択部によって選択された放送に応じて、表示色を
    変化させる表示部を備えたことを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】異なる伝送方式の複数の放送を受信する受
    信部と、 前記受信部で受信された放送の番組予約を設定する番組
    予約手段と、 前記番組予約手段で設定される番組予約状況に応じて、
    表示色を変化させる表示部を備えたことを特徴とする受
    信機。
  3. 【請求項3】異なる伝送方式の複数の放送を受信する受
    信部と、 前記受信部で受信された信号から符号化された映像信号
    及び音声信号を分離する分離部と、 前記分離部で分離された符号化された映像信号及び音声
    信号に基づく受信情報に応じて、表示色を変化させる表
    示部を備えたことを特徴とする受信機。
  4. 【請求項4】異なる伝送方式の複数の放送を受信する受
    信部と、 前記受信部で受信された信号から符号化された映像信号
    及び音声信号を分離する分離部と、 前記分離部で分離された符号化された映像信号及び音声
    信号を復号する復号化部と、 前記復号化部で符号化された映像信号及び音声信号を復
    号する際の復号情報に応じて、表示色を変化させる表示
    部を備えたことを特徴とする受信機。
  5. 【請求項5】異なる伝送方式の複数の放送を受信する受
    信部と、 前記受信部で受信された信号に基づく映像・音声に対し
    て選択・処理を行う選択・処理部と、 前記選択・処理部で選択・処理される映像・音声のフォ
    ーマットに応じて、表示色を変化させる表示部を備えた
    ことを特徴とする受信機。
  6. 【請求項6】前記表示部は、複数色を発光することがで
    きる発光部を有し、該発光部の発光色を変化させること
    により、表示色を変化させることを特徴とする請求項1
    ないし5のいずれかに記載の受信機。
  7. 【請求項7】少なくとも二つ以上の、異なる伝送方法の
    放送を受信する複数の放送受信部を備え、その内一つ以
    上はデジタル放送受信部である受信機であって、 所望のチャンネルを選局するための選局操作入力手段
    と、 前記選局操作入力手段からの入力により前記放送受信部
    の選局制御を行うシステム制御部と、 前記システム制御部による選局制御によって得られた映
    像・音声信号を処理する映像・音声信号処理部と、 前記システム制御部により制御される表示制御部と、 前記表示制御部により制御される表示部と、 前記システム制御部により制御されるバックライト色制
    御部と、 前記バックライト色制御部により制御され前記表示部の
    背面に配置する、複数色の発光が可能なバックライト発
    光部を備え、 前記選局操作入力手段によって入力され、前記システム
    制御部によって選局された放送に応じて前記バックライ
    ト発光部の発光色を変化させることで、前記表示部の表
    示色を変化させることを特徴とする受信機。
  8. 【請求項8】少なくとも二つ以上の、異なる伝送方法の
    放送を受信する複数の放送受信部を備え、その内一つ以
    上はデジタル放送受信部である受信機であって、 所望の放送の番組予約を入力する入力手段と、 前記入力手段からの入力情報を取り込み予約実行時刻に
    選局制御を行うシステム制御部と、 前記システム制御部を介して予約情報を記憶する予約情
    報記憶部と、 前記システム制御部による選局制御によって得られた映
    像・音声信号を処理する映像・音声信号処理部と、 前記システム制御部により制御される表示制御部と、 前記表示制御部により制御される表示部と、 前記システム制御部により制御されるバックライト色制
    御部と、 前記バックライト色制御部により制御され前記表示部の
    背面に配置する、複数色の発光が可能なバックライト発
    光部を備え、 前記システム制御部によって指示される予約実行状況に
    応じて前記バックライト発光部の発光色を予約の実行時
    と非実行時で変化させることにより、前記表示部の表示
    色により予約実行状況を提示することを特徴とする受信
    機。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の受信機であって、 前記システム制御部により制御される外部機器制御部を
    備え、 予約実行の際に、前記システム制御部の指示により前記
    外部機器制御部が外部機器を制御することを特徴とする
    受信機。
  10. 【請求項10】請求項8または9に記載の受信機であっ
    て、 前記入力手段は、所望のチャンネルを選局するための選
    局操作入力手段にもなり、 前記システム制御部は、前記入力手段からの入力により
    前記放送受信部の選局制御も行い、 前記システム制御部は、予約実行処理に加えて、選局さ
    れた放送に応じても、前記バックライト発光部の発光色
    を変化させることで、前記表示部の表示色で受信機の動
    作状況を提示することを特徴とする受信機。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の受信機であって、 前記選局と前記予約実行処理が同時に発生した場合に、
    システム制御部のバックライト制御が予約実行状況を優
    先するように設定されることを特徴とする受信機。
  12. 【請求項12】請求項10に記載の受信機であって、 前記予約実行処理中に選局操作が発生した場合に、前記
    システム制御部が、一定時間だけ選局操作によるバック
    ライトバックライト制御を優先して行い、一定時間後、
    予約実行状況の制御に復帰することを特徴とする受信
    機。
  13. 【請求項13】少なくとも二つ以上の、異なる伝送方法
    の放送を受信する複数の放送受信部を備え、その内一つ
    以上はデジタル放送受信部である受信機であって、 前記デジタル放送受信部は、伝送方法の放送を受信する
    チューナ部と、前記チューナ部からの出力信号をデジタ
    ル復調し、誤り訂正する復調・誤り訂正部と、前記復調
    ・誤り訂正部からの出力信号に対して暗号復号処理を行
    うデスクランブル部と、前記デスクランブル部からの出
    力信号の多重化を解き、符号化された映像信号及び音声
    信号に分離するデマルチプレクサ部と、前記符号化され
    た映像信号及び音声信号を復号するデコーダ部と、前記
    復号された映像信号及び音声信号を受け、それぞれのデ
    ジタル信号をアナログ信号に変換する映像D−Aコンバ
    ータ部および音声D−Aコンバータ部を有し、 前記デジタル放送受信部の選局制御を行うシステム制御
    部と、 前記システム制御部により制御される表示制御部と、 前記表示制御部により制御される表示部と、 前記システム制御部により制御されるバックライト色制
    御部と、 前記バックライト色制御部により制御され前記表示部の
    背面に配置する、複数色の発光が可能なバックライト発
    光部を備え、 前記デジタル放送受信部を制御するシステム制御部が、
    前記デコーダ部より符号化された映像信号及び音声信号
    の復号情報を抽出し、該抽出された情報に応じて前記バ
    ックライト発光部の発光色を変化させることで、前記表
    示部の表示色を変化させることを特徴とする受信機。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の受信機であって、 前記デジタル放送受信部を制御するシステム制御部が、
    前記デマルチプレクサ部より受信情報を抽出し、該抽出
    された情報に応じて前記バックライト発光部の発光色を
    変化させることで、前記表示部の表示色を変化させるこ
    とを特徴とする受信機。
  15. 【請求項15】請求項13に記載の受信機であって、 前記デジタル放送受信部を制御するシステム制御部が、
    前記デコーダ部より符号化された映像・音声信号の復号
    情報を、前記デマルチプレクサ部より受信情報を抽出
    し、該抽出された情報に応じて前記バックライト発光部
    の発光色を変化させることで、前記表示部の表示色を変
    化させることを特徴とする受信機。
  16. 【請求項16】請求項7ないし12のいずれかに記載の
    受信機であって、 前記受信機は請求項13に記載のデジタル放送受信部を
    有し、符号化された映像信号及び音声信号の復号情報に
    応じて前記バックライト発光部の発光色を変化させるこ
    とで、前記表示部の表示色を変化させることも特徴とす
    る受信機。
  17. 【請求項17】請求項7ないし12のいずれかに記載の
    受信機であって、 前記受信機は請求項14に記載のデジタル放送受信部を
    有し、前記デマルチプレクサ部から抽出した受信情報に
    応じて前記バックライト発光部の発光色を変化させるこ
    とで、前記表示部の表示色を変化させることも特徴とす
    る受信機。
  18. 【請求項18】請求項7ないし12のいずれかに記載の
    受信機であって、 前記受信機は請求項14に記載のデジタル放送受信部を
    備え、符号化された映像信号及び音声信号の復号情報
    と、前記デマルチプレクサ部から抽出した受信情報に応
    じて前記バックライト発光部の発光色を変化させること
    で、前記表示部の表示色を変化させることも特徴とする
    受信機。
  19. 【請求項19】請求項7に記載の受信機であって、 外部機器からの信号を受け付ける外部機器信号入力部
    と、 前記外部機器信号入力部からの入力信号を処理し、前記
    映像・音声信号処理部に信号を出力する外部入力信号処
    理部と、 前記映像・音声信号処理部から映像信号あるいは音声信
    号のフォーマットを検出し、前記システム制御部に伝達
    する映像フォーマット検出部を備え、 前記システム制御部が、前記映像フォーマットに応じて
    前記バックライト発光部の発光色を変化させることで、
    前記表示部の表示色を変化させることを特徴とする受信
    機。
  20. 【請求項20】請求項7ないし18のいずれかに記載の
    受信機であって、 前記受信機は請求項19項に記載の映像フォーマット検
    出部を備え、前記映像フォーマットに応じて前記バック
    ライト発光部の発光色を変化させることで、前記表示部
    の表示色を変化させることも特徴とする受信機。
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