JP2001274799A - 無線伝送方法および無線伝送装置 - Google Patents
無線伝送方法および無線伝送装置Info
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Abstract
ことができる無線伝送方法および無線伝送装置を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 無線伝送方法は、所定のフレーム周期を
規定し、フレーム周期の中に管理情報伝送領域を設け
て、管理情報伝送領域内に、局同期信号送受区間51を
設け、局同期信号送受区間51において、複数のフレー
ム周期間隔で、任意の通信局を指定して局同期信号の送
信を行うので、ネットワークを構成する通信局数よりも
少ない局同期信号の送信領域しか1フレーム内に存在し
ないときでも、局同期信号を送受することができる。
Description
により各種伝送装置の間を情報伝送して、複数の機器間
でローカルエリアネットワーク(LAN)を構成する場
合に適用して好適な無線伝送方法および無線伝送装置に
関するものである。
あたって、その構成される通信局数を2局以上の任意の
整数として、該当する無線ネットワークで共通となるフ
レーム構造を持ち、該当するフレームの一部に管理情報
伝送領域を設け、この管理情報伝送領域で、ネットワー
クの運営に必要な情報の送受を行う無線伝送方法が各種
提案されている。
11−251992号公報によると、所定のフレーム周
期内に、ネットワークを構成する全ての通信局からの局
同期信号を送信する領域を、互いに衝突が生じないよう
に設ける方法が提案されている。
この管理情報伝送領域において、所定のフレーム周期内
に、1つの通信局が要求を出せる局同期信号送信区間を
設け、伝送要求のある通信局などが、その必要に応じて
この領域にて送信を開始する方法が想定されている。
て、特願平11−374728号公報によると、この管
理情報伝送領域において、ネットワークの運営に必要な
局同期情報を送信する区間を、ネットワークを構成する
通信局数の変化に応じて可変とする方法が提案されてい
る。
て、所定のフレーム周期内に、1つの通信局が送信を行
う局同期信号送受区間を設け、フレーム周期毎に、制御
局によって指定を受けた通信局から局同期信号を送信す
る方法が想定されている。
の無線伝送方法では、周期的に到来するフレーム毎に、
各通信局にそれぞれ固定の領域として、想定される通信
局の数だけ局同期信号の送信領域が設けられていたた
め、ネットワークを構成する通信局が少ない場合には、
利用されない領域が多く存在してしまうという不都合が
あった。
数の通信局から同時に伝送要求が発生した場合、送信し
た信号が衝突してしまうため、送信と受信を同時に行っ
て衝突を検出することが難しい無線伝送には適用できな
いという不都合があった。
ットワークを構成する通信局数が増加すれば増加するだ
け、局同期信号を送信する領域が増えてしまい、フレー
ム後半の情報伝送領域で満足な情報伝送を行うことが難
しくなる傾向にあるという不都合があった。
ットワークを構成する全ての通信局からの局同期信号の
送信が行き渡るまでに、稼働中の通信局数のフレーム周
期が経過しなければ、全ての通信局からの局同期信号に
含まれる情報を得ることができないという不都合があっ
た。
レーム周期で送信を要求された通信局が、送信を指定し
た下り制御情報を受信し損なった場合に、その通信局か
らの局同期信号を送信することができないという不都合
があった。
れたものであり、通信局数に応じて効率の良い無線伝送
を行うことができる無線伝送方法および無線伝送装置を
提供することを課題とする。
ム周期を規定し、そのフレーム周期内に必ず、下り制御
区間と局同期送受区間を設ける構成が想定されていた
が、ここで、本発明の無線伝送方法および無線伝送装置
は、ネットワークを構成する通信局の増加に伴っても、
情報伝送領域が占有されないように、各通信局毎に数フ
レームに1回、局同期送受区間の送信領域を設ける構成
のものである。
意の通信局を指定して局同期信号の送信を行うことによ
って、ネットワークを構成する通信局数よりも少ない局
同期信号の送信領域しか1フレームに存在しない場合で
も、局同期信号を満足に送受することができる。
信する局同期送受区間を設けることによって、稼働中の
通信局数に相当するフレーム数を経過しなくても、全て
の通信局からの局同期情報を得ることのできる構成のも
のである。
に応じて、構成される通信局が少ない場合には、短いフ
レーム周期毎に全通信局の局同期送受区間を設けること
のできる構成のものである。
局が少ない場合にも、利用されない局同期信号の送信領
域を少なくし、なおかつ、ネットワークを構成する通信
局数が増加しても、満足な局同期信号の情報伝送が行わ
れ、さらに短時間で全ての通信局情報を得ることができ
る。
同期情報の送信を行う方法として、どの通信局からの情
報が送信されるという指示を、事前に複数フレーム周期
にさかのぼって、制御局となる無線伝送装置から下り制
御情報を用いてネットワーク上に送信しておくものであ
る。
局から局同期信号を送信するのかという情報を、事前に
決めておいて、その情報を、数フレーム前から、下り制
御情報で送信することにより、直前の下り制御情報を取
り逃した場合でも、そのフレーム周期における局同期信
号の送信局の特定を行うことができる。
応じて、自局が送信するべき局同期送受区間を特定する
ことのできる方法として、局同期送信フレーム周期情報
と、局同期送信グループの情報とを利用して識別するも
のである。
ーム周期単位で局同期信号を送信する情報を特定してお
いて、現在の局同期信号の送信を行うグループの指定を
行うことにより、翌フレーム以降の局同期信号を送信す
る通信局の特定を行うことができる。
ネットワークシステムにおける情報伝送を行う無線伝送
方法として、ほぼ一定周期毎に規定される伝送フレーム
内に、下り制御区間と局同期信号送受区間を設け、ネッ
トワークを構成する通信局数に応じて、局同期信号の送
信周期を可変としたものである。また、この局同期信号
の送受制御を行う制御局と端末局の無線伝送装置であ
る。
本実施の形態の無線伝送方法が適用されるネットワーク
システムの構成例を示す図である。例えば、図1に示す
ように、無線伝送装置11にはケーブル等を介してパー
ソナルコンピュータ1およびプリンタ出力装置2が有線
接続される。また、無線伝送装置12には同様にケーブ
ル等を介してVTR(ビデオテープレコーダ)3が有線
接続される。また、無線伝送装置13には同様にケーブ
ル等を介して電話機器5およびセットトップボックス4
が有線接続される。また、無線伝送装置14には同様に
してケーブル等を介してテレビジョン受像機6およびゲ
ーム機器7が有線接続される。このようにして、各機器
が各無線伝送装置に接続され、各無線伝送装置がネット
ワーク15を構成している。
に表した図である。図2中、黒丸で示す制御局の無線伝
送装置14を中心に、白丸で示す端末通信局の無線伝送
装置11、12、13で構成される無線ネットワーク1
5が形成されていることを示している。無線伝送装置1
1には実線で示すようにパーソナルコンピュータ1およ
びプリンタ出力装置2が接続される。また、無線伝送装
置12には同様に実線で示すようにVTR3が接続され
る。また、無線伝送装置13には同様に実線で示すよう
に電話機器5およびセットトップボックス4が接続され
る。また、無線伝送装置14には同様にして実線で示す
ようにテレビジョン受像機6およびゲーム機器7が接続
される。
て、制御局14は点線で示す回線22〜24を介してネ
ットワーク15上の全ての通信局11〜13との通信が
可能な状態を示している。
局13との直接伝送が不可能であるが、点線で示す回線
22、21を介してネットワーク15上の制御局14、
通信局12との通信は可能な状態を示している。
3、21、25を介してネットワーク15上の制御局1
4、通信局11、13との通信が可能な状態を示してい
る。
の直接伝送が不可能であるが、点線で示す回線24、2
5を介してネットワーク15上の制御局14、通信局1
2との通信は可能な状態を示している。
11〜14の構成例を示す。ここでは、各無線伝送装置
11〜14は基本的に共通の構成とされ、送信および受
信を行うアンテナ31と、このアンテナ31に接続され
て無線送信処理および無線受信処理を行う無線送受信処
理部32を備えて、他の伝送装置との間の無線伝送がで
きる構成としている。
送信および受信が行われる伝送方式としては、例えばO
FDM(Orthogonal Frequency
Division Multiplex:直交周波数分
割多重)方式と称されるマルチキャリア信号による伝送
方式を適用し、送信および受信に使用する周波数として
は、例えば非常に高い周波数帯域(例えば5GHz帯)
が使用される。
は、比較的弱い出力が設定され、例えば屋内で使用する
場合、数m〜数十m程度までの比較的短い距離の無線伝
送ができる程度の出力としてある。
送区間において、予め帯域予約を行った通信局同士が送
受信の処理を行える構成としてあり、また、非同期情報
の伝送区間において、制御局から所定の伝送制御に基づ
いて送受信の処理を行える構成としてあり、これらはそ
れぞれの区間において、制御部35の指示により通信が
行われる。
号のうち、情報信号のデータ変換と、無線送受信処理部
32で送信する情報信号のデータ変換を行うデータ変換
部33を備える。
ータを、インターフェース部34を介して、接続される
機器38に供給すると共に、接続される機器38から供
給されるデータを、インターフェース部34を介してデ
ータ変換部33に供給して変換処理できる構成としてあ
る。
ス部34の外部インターフェースとして、例えば、IE
EE1394フォーマットのような高速シリアルバス3
7を経由して、接続される機器38に対して、音声や映
像情報、あるいは各種データ情報の送受信が行うことが
できる構成としてある。
に、これら無線伝送装置を内蔵させるように構成させて
も良い。
コンピュータなどで構成された制御部35の制御に基づ
いて処理を実行する構成としてある。
た信号が、下り制御情報や、局同期情報などの制御信号
である場合には、その受信した信号を、データ変換部3
3を介して制御部35に供給して、制御部35がその受
信した制御信号で示される状態に各部を設定する構成と
してある。
が接続してあり、その内部メモリー36に、通信制御に
必要なデータや、ネットワークを構成する通信局数、局
同期信号を送信するフレーム周期の情報、所定のフレー
ム周期で局同期信号を送信する通信局の情報、伝送路の
利用方法の情報などを一時記憶させる構成としてある。
送装置14では、制御部35から所定フレーム周期で該
当ネットワークの同期信号が、データ変換部33を介し
て無線送受信処理部32に供給されて、無線送信される
構成としてある。
送装置11〜13の制御部35では、受信した信号が同
期信号である場合には、その受信した信号を、データ変
換部33を介して制御部に供給して、その同期信号の受
信のタイミングを制御部35が判断して、その同期信号
に基づいたフレーム周期を設定して、そのフレーム周期
で通信制御処理を実行する構成としてある。
図である。ここでは、便宜的にフレームを規定して示し
ているが、このようなフレーム構造を採る必要は必ずし
もない。図中、一定周期毎に到来する伝送フレーム周期
40が規定されて、この中に管理情報伝送領域41と情
報伝送領域42が設けられていることを表している。
ネットワーク共通情報の報知のための下り制御情報伝送
区間(DM:Down Link Managemen
t)43が配置されていて、これに続いて、局同期伝送
区間(UM:Up LinkManagement)4
4が配置されている。
の長さを有しており(ここでは、4局分の長さとして用
意されている。)、ネットワークを構成する各通信局に
対して、下り管理制御情報によって、送信する通信局が
割り当てられる構成が考えられている。
部分以外の全てを受信することで、自局の周辺に存在す
る通信局との間の接続リンク状態の把握を行うことがで
きる。
情報の中に、この接続リンクの状況を報告し合うこと
で、ネットワークの接続状況を各通信局で、それぞれ把
握させることができる構成としてある。
設定される帯域予約伝送領域45と、それ以外の部分の
非同期伝送領域46とによって構成されている。
情報伝送領域42の全てを非同期伝送領域46として伝
送することができる。
て、帯域予約伝送領域45では、例えば、IEEE13
94フォーマットによって規定されるアイソクロナス
(Isochronous)伝送が行われて、非同期伝
送領域46では、非同期(Asynchronous)
伝送などが行える構成とすると好適である。
た図である。図中、1つのフレーム周期において、下り
制御区間50に続いて、(A),(B),(C),
(D)の4つの通信局が同期信号を送信することのでき
る局同期送受区間51を設け、これに続いて情報伝送領
域52を設ける構成としてある。
示すものの、この通信局数に依存するものではなく、想
定する無線ネットワークの必要に応じて、4つの通信局
以外の任意の通信局数の局同期信号送受区間51が用意
される構成としても良い。ここでは、この局同期信号送
受区間51を複数の通信局で利用する無線伝送方法につ
いて説明する。
信号送受区間の構成例を示す。図6は、図5に示した局
同期信号送受区間51を、4つの通信局までで利用する
場合の構成例を示したものである。
(#0)〜通信局(#3)が、同じ局同期送受区間に
て、局同期区間の送信局情報60を各通信局の情報とし
て送信に利用することを示している。
51を、8つの通信局までで利用する場合の構成例を示
したものである。
信局(#0)〜通信局(#3)の局同期送受区間を設定
し、第2フレーム周期T2として通信局(#4)〜通信
局(#7)の局同期送受区間を設定し、以下、順次1フ
レームおきに交互に局同期区間の送信局情報70を各通
信局の情報として送信に利用することを示している。
51を、12の通信局までで利用する場合の構成例を示
したものである。
信局(#0)〜通信局(#3)の局同期送受区間を設定
し、第2フレーム周期T2として通信局(#4)〜通信
局(#7)の局同期送受区間を設定し、第3フレーム周
期T3として通信局(#8)〜通信局(#11)の局同
期送受区間を設定し、以下、順次3フレームおきに局同
期区間の送信局情報80を各通信局の情報として送信に
利用することを示している。
51を、16の通信局までで利用する場合の構成例を示
したものである。
信局(#0)〜通信局(#3)の局同期送受区間を設定
し、第2フレーム周期T2として通信局(#4)〜通信
局(#7)の局同期送受区間を設定し、第3フレーム周
期T3として通信局(#8)〜通信局(#11)の局同
期送受区間を設定し、第4フレーム周期T3として通信
局(#12)〜通信局(#15)の局同期送受区間を設
定し、以下、順次4フレームおきに局同期区間の送信局
情報90を各通信局の情報として送信に利用することを
示している。
間51を、さらに多くの通信局を任意に配置して利用す
る場合の構成例を示したものである。
信局(#0)、通信局(#3)、(#7)、通信局(#
8)の局同期送受区間を設定し、第2フレーム周期T2
として通信局(#10)、通信局(#15)通信局(#
18)、通信局(#19)の局同期送受区間を設定し、
第3フレーム周期T3として通信局(#20)、通信局
(#23)、通信局(#28)、通信局(#30)の局
同期送受区間を設定し、第4フレーム周期T4として通
信局(#36)、通信局(#43)、通信局(#5
0)、通信局(#54)の局同期送受区間を設定し、各
フレームおきに局同期区間の送信局情報100を各通信
局の情報として送信に利用することを示している。
ム毎に指定して局同期送受区間を利用することができ
る。
である。図中、下り制御情報を表す識別子110、該当
するネットワークを識別するための識別符号としてネッ
トワークID111、情報伝送領域の利用方法について
記述される伝送路利用情報112、局同期送受区間の送
信周期の情報113、このフレームの局同期送受区間で
送信される通信局のグループ情報114、などから構成
され、さらに、誤り検出のためにCRC(Cyclic
Redundancy Check)115が付加さ
れている。なお、この他にも必要に応じて、情報が付加
されるものとして良い。
ある。図中、局同期情報を表す識別子120、該当する
通信局を識別するための識別符号として通信局ID12
1、自局の周辺に存在する通信局との接続状態を表す接
続リンク情報122、などから構成され、さらに、誤り
検出のためにCRC123が付加されている。なお、こ
の他にも必要に応じて、情報が付加されるものとして良
い。
作を示すフローチャートである。図中、ステップS1に
おいて、該当するネットワークを構成する通信局が増加
したか否かの判断を行い、増加したときは、ステップS
2に移行し、増加した通信局の登録処理を行う。
グループ情報に追加を行うと共に、グループの更新を行
って、それらの情報を含んだ下り情報を作成する。
が局同期区間に配置可能な局数を超過したか否かを判断
する。
数を超過したときは、ステップS5にて、局同期区間の
情報送信周期の更新を行うと共に、ステップS6にて、
この情報更新周期を更新するフレーム周期の指示を行
う。
報を作成して、ステップS7にて下り制御情報を送信し
て処理を終了する。
プが配置可能な局数を超過していなければ、ステップS
7にて下り制御情報を送信して処理を終了する。
増加していなければ、ステップS7へ移行して、下り制
御情報を送信して処理を終了する。
の動作を示すフローチャートである。図中、ステップS
11において、フレームの先頭位置において、下り制御
情報を受信する。
の、局同期区間のグループ情報が更新されているか否か
を判断する。
更新されていなければ、従来通りの処理を継続するた
め、処理を抜けて終了する。
更新されていれば、ステップS13へ移行して、局同期
順番情報を更新すると共に、増加した通信局の局同期区
間の受信処理を行うように設定する。
区間の情報送信周期の更新の有無を判断する。
れなければ、従来通りの処理を継続するため、処理を抜
けて終了する。
れていたときは、ステップS15にて、情報更新周期を
更新するフレーム周期の変更を行い、処理を終了する。
無線伝送装置での動作を示すフローチャートである。
述した図14のステップS13にて設定された局同期順
番情報を獲得する。
送信する局同期区間であるか否かを判断する。
る局同期区間でなければ、ステップS25に移行し、局
同期信号を送信してくる通信局の利得調整を行い、ステ
ップS26にて該当通信局からの局同期信号を受信し、
ステップS27で局同期情報の獲得を行い、接続リンク
情報を作成する。
周期に亘って、全ての通信局の情報を獲得することで、
自局の周辺に存在する通信局を特定することができる。
局同期区間であったときには、ステップS23に移行し
て、接続リンク情報を獲得して、ステップS24にて局
同期情報を送信することで、周期的な局同期送受区間の
処理を行うことができる。
1394フォーマットに適用される例を示したが、これ
に限らず、他の無線ネットワークにも適用されることは
いうまでもない。
ム周期を規定し、フレーム周期の中に管理情報伝送領域
を設けて、管理情報伝送領域内に、局同期信号送受区間
を設け、局同期信号送受区間において、複数のフレーム
周期間隔で、任意の通信局を指定して局同期信号の送信
を行うので、ネットワークを構成する通信局数よりも少
ない局同期信号の送信領域しか1フレーム内に存在しな
いときでも、局同期信号を送受することができるという
効果を奏する。
いて、管理情報伝送領域内に下り制御情報を設けて、制
御局が下り制御情報によって、予め該当するフレーム周
期で局同期信号を送信する通信局を指定するので、他の
通信局と衝突を回避して局同期信号の送受を行うことが
でき、また、事前に送信されてくる通信局が特定できる
ので、受信する通信局では、事前に利得調整を行うこと
ができるという効果を奏する。
いて、該当するネットワークを構成する通信局数に応じ
て、局同期信号の送信を行うフレーム周期を変化させる
ので、ネットワークを構成する通信局が少ないときに
は、送信フレーム周期を短くすることができるので、利
用されない局同期信号の送信領域を極力少なくすること
ができ、また、ネットワークを構成する通信局が増加し
たときには、送信フレーム周期を長く設定して、満足な
局同期信号の情報伝送が行え、さらに短時間で全ての通
信局情報を得ることができるという効果を奏する。
いて、管理情報伝送領域内に下り制御情報を設けて、予
め、局同期信号を送信する際に行う周期の情報と、該当
するフレーム周期で局同期信号を送信する通信局のグル
ープを特定するので、ネットワーク上の全ての通信局の
間で、簡単に局同期信号の送信領域の特定を行うことが
できるという効果を奏する。
成で、局同期送受区間で送信を行う特定の通信局の指定
を、下り制御情報を送信する際に行うことにより、通信
局数に応じて効率の良い無線伝送を行うことができる制
御局の無線伝送装置を提供することができるという効果
を奏する。
成で、管理情報伝送領域内の指定された位置で送信され
る通信局が指定される下り管理情報を受信し、下り管理
情報の指定に基づいて局同期送受区間における送受を行
うことにより、通信局数に応じて効率の良い無線伝送を
行うことができる端末局の無線伝送装置を実現すること
ができるという効果を奏する。
ネットワーク構成例を示す図である。
る。
す図である。
である。
である。
図である。
図である。
す図である。
ローチャートである。
すフローチャートである。
での局同期情報の送受の動作のフローチャートである。
ットワーク、31……アンテナ、32……無線送受信処
理部、33……データ変換部、34……外部インターフ
ェース部、35……制御部、36……内部メモリー、3
7……シリアルバス、38……接続される機器、51…
…局同期送受区間、60,70,80,90,100…
…局同期区間の送信局情報
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、情報伝送を行う無線伝送方法において、 所定のフレーム周期を規定し、 上記フレーム周期の中に管理情報伝送領域を設けて、 上記管理情報伝送領域内に、局同期信号送受区間を設
け、 上記局同期信号送受区間において、複数のフレーム周期
間隔で、任意の通信局を指定して局同期信号の送信を行
うことを特徴とする無線伝送方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記局同期信号送受区間にて送信を行う通信局の特定方
法として、上記管理情報伝送領域内に下り制御情報を設
けて、制御局が上記下り制御情報によって、予め該当す
る上記フレーム周期で送信する通信局を指定することを
特徴とする無線伝送方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線伝送方法において、 該当するネットワークを構成する通信局数に応じて、上
記局同期信号の送信を行う上記フレーム周期を変化させ
ることを特徴とする無線伝送方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の無線伝送方法において、 上記フレーム周期で上記局同期信号送受区間において送
信を行う通信局の特定方法として、上記管理情報伝送領
域内に下り制御情報を設けて、予め、上記局同期信号を
送信する周期の情報と、上記局同期信号を送信する通信
局のグループを特定することを特徴とする無線伝送方
法。 - 【請求項5】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成して複数の他の通信局との間で情報伝送を行う際
の、上記ネットワークの制御局となる無線伝送装置にお
いて、 無線信号の送受を行う通信処理手段と、 上記通信処理手段を用いてフレーム周期を規定する同期
信号を送信し、上記フレーム周期内に管理情報伝送領域
を指定し、上記管理情報伝送領域内に、上記ネットワー
クを構成する通信局が送受を行う局同期信号送受区間を
設定する局同期設定手段と、 上記局同期信号送受区間で送信を行う特定の通信局を通
知する下り制御情報を送信する下り制御情報送信手段
と、 を備えたことを特徴とする無線伝送装置。 - 【請求項6】 複数の伝送装置を用いてネットワークを
構成し、複数の他の通信局との間で情報伝送を行う無線
伝送装置において、 無線信号の送受を行う通信処理手段と、 上記通信処理手段を用いてフレーム周期を規定する同期
信号を受信し、該当するフレーム周期を規定するフレー
ム周期規定手段と、 上記フレーム周期内の管理情報伝送領域を特定する管理
領域特定手段と、 上記管理情報伝送領域内の指定された位置で送信される
通信局が指定される下り管理情報受信手段と、 上記下り管理情報の指定に基づいて送受を行う送受手段
と、 を備えたことを特徴とする無線伝送装置。
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JP (1) | JP2001274799A (ja) |
Cited By (1)
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