JP2001274794A - ファブリック情報収集方法及びファイバチャネルシステム - Google Patents

ファブリック情報収集方法及びファイバチャネルシステム

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JP2001274794A
JP2001274794A JP2000084483A JP2000084483A JP2001274794A JP 2001274794 A JP2001274794 A JP 2001274794A JP 2000084483 A JP2000084483 A JP 2000084483A JP 2000084483 A JP2000084483 A JP 2000084483A JP 2001274794 A JP2001274794 A JP 2001274794A
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Itsuro Murai
逸朗 村井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各ファブリック装置の負荷状況等をファイバ
チャネルシステム内でモニタすることが可能なファブリ
ック情報収集方法を提供する。 【解決手段】 ファイバチャネルシステムが有する、各
ノード間を相互接続する複数のファブリック装置から、
それぞれの負荷状況を含む統計情報を採取するためのフ
ァブリック情報収集方法であって、ノードから任意のフ
ァブリック装置に対して統計情報の返送を要求する情報
要求フレームを送信し、情報要求コマンドを受信したフ
ァブリック装置は、統計情報を含む情報応答フレームを
情報要求フレームの送信元のノードへ返送すると共に、
情報要求フレームが有する該ファブリック装置に対応す
る情報応答フレームの返送の有無を示すACCフラグを
応答済みに編集し、編集した情報要求フレームを他のフ
ァブリック装置に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイバチャネル
方式に対応する複数のファブリック装置を有するファイ
バチャネルシステムに関し、特に全てのファブリック装
置の負荷状況等を把握するためのファブリック情報収集
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイバチャネル方式は、光ファイバケ
ーブルや銅線ケーブル等で接続されたコンピュータと周
辺装置、あるいはコンピュータ間で高速なデータ転送を
実現するためのシリアルインタフェース規格であり、S
CSIやTCP/IP等の既存のプロトコルを情報伝送
単位であるフレーム内に埋め込んで転送することができ
るため、既存のインタフェース規格に依存しない効率の
良いデータ転送方式として注目されている。
【0003】ファイバチャネル方式で接続される機器
は、一般に、ノードと呼ばれている。また、ファイバチ
ャネルシステムの構成には、ファブリックと呼ばれるス
イッチング装置によって各ノード間を接続するスイッチ
ド・トポロジー、あるいは各ノードをHUB等を用いて
ループ状に接続するループ・トポロジー等が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したようなファイ
バチャネルシステムのうち、複数のファブリック装置を
介して各ノード間が接続されるスイッチド・トポロジー
のファイバチャネルシステムでは、ノードの増設やシス
テムの再構築等を行うために各ファブリック装置の負荷
状況等の情報を得ようとしても、それらをホストコンピ
ュータ等のノードから直接モニタすることができないと
いう問題があった。
【0005】したがって、このような場合は、例えば、
既存のLANによって各ノードと接続された管理用サー
バを用い、SNMP(Simple Network Management Prot
ocol)等のネットワーク管理プロトコルにしたがって得
られる各ノードからの統計情報等を参照していた。
【0006】しかしながら、近年、システムの大規模化
に伴ってLANやファイバチャネルシステムを構成する
装置数が多くなり、既存のLANの負荷軽減が重視され
るようになってきたため、ファイバチャネルシステムだ
けで各ファブリック装置の負荷状況等が解るようになる
ことが望まれている。
【0007】本発明は上記したような従来の技術が有す
る問題点を解決するためになされたものであり、各ファ
ブリック装置の負荷状況等をファイバチャネルシステム
内でモニタすることが可能なファブリック情報収集方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のファブリック情報収集方法は、ファイバチャネ
ルシステムが有する、各ノード間を相互接続する複数の
ファブリック装置から、それぞれの負荷状況を含む統計
情報を採取するためのファブリック情報収集方法であっ
て、前記ノードから任意のファブリック装置に対して前
記統計情報の返送を要求する情報要求フレームを送信
し、前記情報要求コマンドを受信したファブリック装置
から前記統計情報を含む情報応答フレームを前記情報要
求フレームの送信元のノードへ返送し、前記情報要求コ
マンドを受信したファブリック装置により、前記情報要
求フレームが有する該ファブリック装置に対応する前記
情報応答フレームの返送の有無を示すACCフラグを応
答済みに編集し、該編集した情報要求フレームを他のフ
ァブリック装置に転送する方法である。
【0009】このとき、前記情報要求フレームが有す
る、ポートに接続された機器に応じて前記ポート毎に設
定されるポート種別を示すポートフラグを、前記情報要
求コマンドを受信したファブリック装置により、自装置
の接続状況に対応してそれぞれ設定してもよく、前記情
報要求フレーム、及び前記情報応答フレームは、それぞ
れファイバチャネル方式で規定されたコマンドと同一の
コマンドから構成されるヘッダ部を有していてもよい。
【0010】また、本発明のファイバチャネルシステム
は、各ノード間を相互接続するための複数のファブリッ
ク装置を有するファイバチャネルシステムであって、前
記ファブリック装置の負荷状況を含む統計情報をそれぞ
れ返送させるための情報要求フレームを送信するホスト
コンピュータと、前記ファブリック装置と前記ホストコ
ンピュータを接続するインタフェース部を制御し、前記
ホストコンピュータに前記情報要求フレームを送出させ
るホスト端末装置とを有し、前記ファブリック装置は、
前記情報要求コマンドを受信すると、前記統計情報を含
む情報応答フレームを前記情報要求フレームの送信元の
前記ホストコンピュータへ返送し、前記情報要求フレー
ムが有する該ファブリック装置に対応する前記情報応答
フレームの返送の有無を示すACCフラグを応答済みに
編集し、該編集した情報要求フレームを他のファブリッ
ク装置に転送する構成である。
【0011】このとき、前記ファブリック装置は、前記
情報要求コマンドを受信すると、該情報要求フレームが
有する、ポートに接続された機器に応じて前記ポート毎
に設定されるポート種別を示すポートフラグを、自装置
の接続状況に対応してそれぞれ設定してもよく、前記情
報要求フレーム、及び前記情報応答フレームは、それぞ
れファイバチャネル方式で規定されたコマンドと同一の
コマンドから構成されるヘッダ部を有していてもよい。
【0012】上記のようなファブリック情報収集方法及
びファイバチャネルシステムでは、情報要求コマンドを
受信したファブリック装置から統計情報を含む情報応答
フレームを情報要求フレームの送信元のノードへ返送す
ると共に、情報要求コマンドを受信したファブリック装
置に対応するACCフラグを応答済みに編集し、編集し
た情報要求フレームを他のファブリック装置に転送する
ことで、情報要求フレームは各ファブリック装置で編集
されつつ自動的にルーティングされ、全てのファブリッ
ク装置から情報要求元のノードに情報応答フレームが返
送されるまで継続される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0014】図1は複数のファブリック装置を有するフ
ァイバチャネルシステムの一構成例を示すブロック図で
ある。また、図2は図1に示したホストコンピュータか
らファブリック装置に送信される情報要求フレームの一
構成例を示すフォーマット図であり、図3は図1に示し
た各ファブリック装置からホストコンピュータに返送さ
れる情報応答フレームの一構成例を示すフォーマット図
である。
【0015】図1に示すように、ファイバチャネルシス
テムは、複数のホストコンピュータ1(図1では第1ホ
ストコンピュータ11〜第4のホストコンピュータ14
と、各ホストコンピュータ1間で共通に使用される記憶
装置である複数のディスク装置2(図1では第1のディ
スク装置21〜第8のディスク装置28)と、ホストコン
ピュータ1とディスク装置2間を相互接続するスイッチ
イング装置である複数のファブリック装置3(図1では
第1のファブリック装置31〜第6のファブリック装置
6)から成るファブリック群30と、ホストコンピュ
ータ1に対するコマンド送信やホストコンピュータ1の
処理結果をモニタするためのホスト端末装置4とを有す
る構成である。
【0016】ホストコンピュータ1は、周辺装置と接続
するためのインタフェースであるネットワークインター
フェースカード(以下、NICと称する)10を備え、
ファブリック装置3及びホスト端末装置4はNIC10
を介してホストコンピュータ1と接続されている。
【0017】なお、図1では、4台のホストコンピュー
タ1と、8台のディスク装置2と、8つのポートをそれ
ぞれ備えた6台のファブリック装置3とを有する構成を
示しているが、ファイバチャネルシステムはこのような
構成に限定されるものではない。例えば、ファブリック
群30がより多くのファブリック装置3を有する構成で
あってもよく、サーバやその他の機器(ノード)がファ
ブリック群30に接続された構成であってもよい。ま
た、図1では第1のホストコンピュータ11にホスト端
末装置4が接続された構成を示しているが、ホスト端末
装置4は他のホストコンピュータ1に接続されていても
よく、各ホストコンピュータ1にそれぞれ個別のホスト
端末装置4が接続されていてもよい。
【0018】図1に示すように、ファブリック群30
は、上段、中段、下段の計3群のファブリック装置3に
等分割され、上段に属するファブリック装置3にホスト
コンピュータ1が接続され、下段に属するファブリック
装置3にディスク装置2が接続されている。また、中段
に属するファブリック装置3は、上段及び下段に属する
ファブリック装置3とそれぞれ接続され、それらの中継
装置として動作する。なお、同じ段に属するファブリッ
ク装置3同士は接続されないものとする。
【0019】具体的には、第1のファブリック装置31
の第0ポートに第1のホストコンピュータ11が接続さ
れ、第3ポートに第2のホストコンピュータ12が接続
されている。また、第2のファブリック装置32の第0
ポートには第3のホストコンピュータ13が接続され、
第3ポートには第4のホストコンピュータ14が接続さ
れている。
【0020】一方、第5のファブリック装置35の第4
ポートには第1のディスク装置21が接続され、第5ポ
ートには第2のディスク装置22が接続され、第6ポー
トには第3のディスク装置23が接続され、第7ポート
には第4のディスク装置24が接続されている。また、
第6のファブリック装置36の第4ポートには第5のデ
ィスク装置25が接続され、第5ポートには第6のディ
スク装置26が接続され、第6ポートには第7のディス
ク装置27が接続され、第7ポートには第8のディスク
装置28が接続されている。
【0021】さらに、第3のファブリック装置33及び
第4のファブリック装置34は、ホストコンピュータ1
あるいはディスク装置2等のノードと接続されずに、第
1のファブリック装置31、第2のファブリック装置
2、第5のファブリック装置35、第6のファブリック
装置36とそれぞれ接続されている。
【0022】ファブリック群30をこのような構成とす
ることで、スイッチイング機能に冗長性を有するファイ
バチャネルシステムが形成される。
【0023】なお、ファブリック装置3は、ホストコン
ピュータ1とディスク装置2間で送受信されるフレーム
のヘッダ内にある送信先の識別子にしたがって接続経路
をスイッチングする装置であるため、通常のアプリケー
ションを実行しているホストコンピュータ1からはその
存在を見ることはできない。
【0024】ホスト端末装置4は、ファブリック装置3
と接続されることでファブリック群30の存在を認識し
ている第1のホストコンピュータ11のNIC10を直
接制御し、各ファブリック装置3との間でフレームの送
受信を可能にする機能を有している。
【0025】ホストコンピュータ1は、ホスト端末装置
4からの指示にしたがって、自装置の負荷状況を含む統
計情報をフレーム形式でファブリック装置3に要求する
機能を有し、ファブリック装置3は、ホストコンピュー
タ1からの要求に対して自装置の統計情報をフレーム形
式で応答する機能と、ホストコンピュータ1からのフレ
ームを編集して他のファブリック装置3に転送する機能
とを有している。
【0026】図2に示すように、ホストコンピュータ1
から送信される、各ファブリック装置3に対して負荷状
況を含む統計情報を要求するためのフレーム(以下、情
報要求フレームと称す)は、フレームの先頭であること
を示すSOF、フレームの送信先を示す識別子であるD
_ID、及びフレームの送信元を示すS_IDを含むフ
ィールドから成るヘッダ部と、情報要求フレームである
ことを示す情報要求コマンドコード、各ファブリック装
置3のポートの状態を示すポートフラグ、負荷状況要求
に対する各ファブリック装置3毎の応答の有無を示すA
CCフラグ、及びフレームの最後であることを示すEO
Fを含むフィールドから成るデータ部とによって構成さ
れている。
【0027】また、図3に示すように、各ファブリック
装置3からホストコンピュータ1に返送される、負荷状
況を含む統計情報を応答するためのフレーム(以下、情
報応答フレームと称す)は、フレームの先頭であること
を示すSOF、フレームの送信先を示す識別子であるD
_ID、及びフレームの送信元を示すS_IDを含むフ
ィールドから成るヘッダ部と、情報応答フレームである
ことを示す情報応答コマンドコード、各ファブリック装
置3の負荷状況がポート毎に書込まれた統計情報、及び
フレームの最後であることを示すEOFを含むフィール
ドから成るデータ部とによって構成されている。
【0028】なお、図2及び図3に示した、R_CT
L、TYPE、F_CTL、SEQ_ID、DF_CT
L、SEQ_CNT、OX_ID、RX_ID、Par
ameter、及びCRCについてはファイバチャネル
方式で規定されたコマンドと同じであるため、ここでは
その説明を省略する。また、SOF、EOF、D_I
D、S_IDについても、そのコマンド形式はファイバ
チャネル方式で規定されたものと同じである。
【0029】D_ID、及びS_IDは通常3byte
から構成され、上位2byteにファブリック装置3の
識別子SW_IDが挿入され、下位1byteにそのフ
ァブリック装置3のポートのID(以下、ポートIDと
称す)が挿入される。
【0030】情報要求フレームがホストコンピュータ1
から送信される際には、D_IDに任意のファブリック
装置3の識別子SW_IDとポートIDが挿入され、A
CCフラグがそれぞれ初期値“1”に設定される。な
お、情報要求コマンドコード及び情報応答コマンドコー
ドには、予め決められたコマンドコードを用いるものと
する。
【0031】また、ホスト端末装置4を操作するオペレ
ータは、各ファブリック装置3の識別子SW_IDを予
め知ることができるものとする。例えば、図2に示すよ
うに、第1のファブリック装置31に対応してSW_I
D“0x0100”が設定され、第2のファブリック装
置32に対応してSW_ID“0x0101”が設定さ
れ、第3のファブリック装置33に対応してSW_ID
“0x0102”が設定され、第4のファブリック装置
4に対応してSW_ID“0x0103”が設定さ
れ、第5のファブリック装置35に対応してSW_ID
“0x0104”が設定され、第6のファブリック装置
6に対応してSW_ID“0x0106”が設定され
る。
【0032】各ファブリック装置3からホストコンピュ
ータ1に返送される統計情報は、ファブリック装置3の
機種によって異なるが、例えば、図3に示すように、単
位時間当たりに各ポート毎で受信したフレーム(受信F
rame)の合計数(XX0〜XX7)、送信したフレ
ーム(送信Frame)の合計数(YY0〜YY7)、
送受信時のエラーフレーム(エラーFrame)の合計
数(ZZ0〜ZZ7)等から構成される。
【0033】このような構成において、次に図1に示し
たファイバチャネルシステムが有する各ファブリック装
置3から統計情報を収集する手順について、図1〜図3
を参照しつつ図4を用いて説明する。
【0034】図4は本発明のファブリック情報の収集方
法の手順を示すフローチャートである。
【0035】図4において、オペレータがホスト端末装
置4を用いてホストコンピュータ1に実装されたNIC
10を直接制御し、任意のファブリック装置3に対して
ホストコンピュータ1から図2に示した情報要求フレー
ムを送出させると、まず、ファブリック装置3は、受信
したフレーム内のコマンドコードのフィールドの値から
当該フレームが情報要求フレームであるか否かを判定す
る。
【0036】ファブリック装置3は、受信したフレーム
が情報要求フレームであることを認識すると、システム
起動時に予めホストコンピュータ1から入手したログイ
ン情報に基づいて、受信した情報要求フレームの自ファ
ブリック装置に対応するPortフラグP0〜P7に、
自ポートの種別に応じた値をそれぞれ設定する(ステッ
プS1)。このとき、他のファブリック装置と接続され
たポートに対応するPortフラグには“1”が設定さ
れ、ノードと接続されたポートに対応するPortフラ
グには“0”が設定される。
【0037】次に、ファブリック装置3は、受信した情
報要求フレーム内のACCフラグの値をそれぞれチェッ
クし(ステップS2)、ACCフラグが全て“0”の場
合は何も応答せずに処理を終了する(ステップS3)。
また、“1”に設定されたACCフラグがある場合は、
情報要求フレームのD_IDの上位2Byteと自ファ
ブリック装置の識別子SW_IDを比較する(ステップ
S4)。
【0038】D_IDとSW_IDが一致しない場合
は、自ファブリック装置の識別子SW_IDに対応する
Portフラグのうち、“1”に設定されたポートのい
ずれかに当該情報要求フレームを転送する(ステップS
5)。
【0039】一方、D_IDとSW_IDが一致する場
合は、情報要求フレーム内の自SW_IDに対応するA
CCフラグの値が“0”であるか否かを確認し(ステッ
プS6)、ACCフラグが“0”である場合はステップ
S5の処理に戻り、Portフラグが“1”に設定され
た自ファブリック装置のポートのいずれかに情報要求フ
レームを転送する。
【0040】また、自SW_IDに対応するACCフラ
グが“1”である場合は、自ファブリック装置の負荷状
況を示す統計情報を取得して図3に示した情報応答フレ
ームを生成し、情報応答フレームのD_IDに当該情報
要求フレームのS_IDの値を挿入し、情報応答フレー
ムのS_IDの上位2Byteに自SW_IDの値を挿
入して、情報要求フレームの送信元であるホストコンピ
ュータ1に返送する(ステップS7)。
【0041】続いて、受信した情報要求フレーム内の自
SW_IDに対応するACCフラグを“1”から“0”
に書き換え、再度全てのACCフラグの値をチェックし
て、全て“0”であるか否かを判定する(ステップS
9)。
【0042】ACCフラグが全て“0”である場合はス
テップS3の処理に戻って何も応答せずに処理を終了す
る。
【0043】また、“1”に設定されたACCフラグが
ある場合は、受信した情報要求フレームのD_IDの上
位2ByteをACCフラグが“1”のファブリック装
置3に対応するSW_IDに書き換え、下位1Byte
をPortフラグが“1”に設定されたポートのIDに
書き換え、そのポートを介してACCフラグが“1”の
ファブリック装置に当該情報要求フレームを転送する
(ステップS10)。
【0044】以上説明した動作を各ファブリック装置3
毎にそれぞれ実行することで、情報要求フレームは各フ
ァブリック装置3で編集されつつ自動的にルーティング
され、全てのファブリック装置3から情報要求元のホス
トコンピュータ1に情報応答フレームが返送されるまで
継続される。
【0045】したがって、大規模なシステムが有する既
存LAN等のネットワークに影響を与えずにファイバチ
ャネルシステムの負荷状況を入手できるようになる。ま
た、通常のデータ転送パスを用いてファイバチャネルシ
ステムの全てのファブリック装置3の統計情報が採取可
能になり、オペレータはジョブの実行状況に応じたタイ
ミングでファイバチャネルシステムの全てのファブリッ
クポートの負荷状況を把握することができるため、シス
テムを再構築するために有効な情報が得られる。さら
に、採取した統計情報内のエラーフレームの計数等で、
ポート障害の早期検出が可能になり、保守が容易にな
る。
【0046】次に、第1のファブリック装置31を指定
して第1のホストコンピュータ11から情報要求フレー
ムを送信する場合を例にして、本発明のファブリック情
報収集方法の具体的な動作を説明する。
【0047】まず、オペレータが、ホスト端末装置4を
用いて第1のホストコンピュータ1 1に実装されたNI
C10を直接制御し、第1のファブリック装置31に対
して情報要求フレームを送出すると、まず、第1のファ
ブリック装置31は、受信したフレーム内のコマンドコ
ードのフィールドの値から当該フレームが情報要求フレ
ームであるか否かを判定する。
【0048】第1のファブリック装置31は、受信した
フレームが情報要求フレームであることを認識すると、
受信した情報要求フレームの自ファブリック装置に対応
するPortフラグ(P0〜P7)に、自ポートの種別
に応じた値をそれぞれ設定する。具体的には、第1のフ
ァブリック装置31のSW_IDである“0x010
0”に対応するPortフラグP0〜P3にそれぞれ
“0”が設定され、PortフラグP4〜P7にそれぞ
れ“1”が設定される。
【0049】次に、第1のファブリック装置31は、受
信した情報要求フレーム内のACCフラグの値をそれぞ
れチェックする。ここでは、“1”に設定されたACC
フラグがあるため、情報要求フレームのD_IDの上位
2Byteと自ファブリック装置の識別子SW_IDを
比較する。
【0050】ここで、D_IDとSW_IDが一致しな
い場合は、Portフラグが“1”に設定された自ファ
ブリック装置のいずれかのポートに情報要求フレームを
転送する。
【0051】本例では、送信先識別子(D_ID)に第
1のファブリック装置31の識別子が挿入されているた
めD_IDとSW_IDが一致する。したがって、第1
のファブリック装置31は自装置の負荷状況を示す統計
情報を取得して情報応答フレームを生成し、情報応答フ
レームのD_IDに第1のホストコンピュータ11の識
別子の値を挿入し、情報応答フレームのS_IDの上位
2Byteに自SW_IDの値を挿入して、情報応答フ
レームを第1のホストコンピュータ11に返送する。
【0052】また、受信した情報要求フレームの自SW
_IDに対応するACCフラグを“1”から“0”に書
き換え、再度ACCフラグの値をチェックして全て
“0”であるか否かを判定する。
【0053】ここでは、“1”に設定されたACCフラ
グがあるため、ACCフラグが“1”で、かつPort
フラグが“1”に設定されたファブリック装置3、例え
ば、第3のファブリック装置33を送信先に指定して
(情報要求フレームのD_IDの値を書き換えて)、当
該情報要求フレームを第3のファブリック装置33に転
送する。
【0054】第3のファブリック装置33は、第1のフ
ァブリック装置31と同様に、まず、受信したフレーム
が情報要求フレームであることを認識し、受信した情報
要求フレームの自SW_IDに対応するPortフラグ
(P0〜P7)に、自ポートの種別に応じた値をそれぞ
れ設定する。さらに、受信した情報要求フレーム中に
“1”が設定されたACCフラグが在ることを認識する
と、情報要求フレームのD_IDの上位2Byteと自
ファブリック装置の識別子SW_IDを比較する。
【0055】情報要求フレームの送信先識別子(D_I
D)には第3のファブリック装置3 3が指定されている
ためD_IDとSW_IDが一致する。したがって、第
3のファブリック装置33は自装置の負荷状況を示す統
計情報を取得して情報応答フレームを生成し、情報応答
フレームのD_IDに第1のホストコンピュータ11
識別子の値を挿入し、S_IDの上位2Byteに自S
W_IDの値を挿入して、情報応答フレームを第1のホ
ストコンピュータ11に返送する。
【0056】また、受信した情報要求フレームの第3の
ファブリック装置33に対応するACCフラグを“1”
から“0”に書き換え、ACCフラグの値を再びチェッ
クして全て“0”であるか否かを判定する。
【0057】ここでは、“1”に設定されたACCフラ
グがあるため、ACCフラグが“1”で、かつPort
フラグが“1”に設定されたファブリック装置、例え
ば、第2のファブリック装置32を送信先に指定して
(情報要求フレームのD_IDの値を書き換えて)、当
該情報要求フレームを第2のファブリック装置32に転
送する。
【0058】以下同様に、第2のファブリック装置
2、第4のファブリック装置34、第5のファブリック
装置35、第6のファブリック装置36にそれぞれ情報要
求フレームが転送されて、各ファブリック装置3から情
報応答フレームがそれぞれ第1のホストコンピュータ1
1に返送される。
【0059】第6のファブリック装置36では、受信し
た情報要求フレームの自SW_IDに対応するACCフ
ラグを“1”から“0”に書き換えた後、図4に示した
ステップS9の処理でACCフラグが全て“0”と判定
されるため、処理を終了する。
【0060】以上の動作により、第1のホストコンピュ
ータ11は、ファイバチャネルシステム内の全てのファ
ブリック装置3から統計情報を含む情報応答フレームを
自動的に入手することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0062】情報要求コマンドを受信したファブリック
装置から統計情報を含む情報応答フレームを情報要求フ
レームの送信元のノードへ返送すると共に、情報要求コ
マンドを受信したファブリック装置に対応するACCフ
ラグを応答済みに編集し、編集した情報要求フレームを
他のファブリック装置に転送することで、情報要求フレ
ームは各ファブリック装置で編集されつつ自動的にルー
ティングされ、全てのファブリック装置から情報要求元
のノードに情報応答フレームが返送されるまで継続され
る。
【0063】したがって、大規模なシステムが有する既
存LAN等のネットワークに影響を与えずにファイバチ
ャネルシステムの負荷状況を入手できるようになる。ま
た、通常のデータ転送パスを用いてファイバチャネルシ
ステムの全てのファブリック装置の統計情報が採取可能
になり、オペレータはジョブの実行状況に応じたタイミ
ングでファイバチャネルシステムの全てのファブリック
ポートの負荷状況を把握することができるため、システ
ムを再構築するために有効な情報が得られる。さらに、
採取した統計情報内のエラーフレームの計数等で、ポー
ト障害の早期検出が可能になり、保守が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のファブリック装置を有するファイバチャ
ネルシステムの一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したホストコンピュータからファブリ
ック装置に送信される情報要求フレームの一構成例を示
すフォーマット図である。
【図3】図1に示した各ファブリック装置からホストコ
ンピュータに返送される情報応答フレームの一構成例を
示すフォーマット図である。
【図4】本発明のファブリック情報の収集方法の手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、11〜14 ホストコンピュータ 2、21〜28 ディスク装置 3、31〜36 ファブリック装置 4 ホスト端末装置 10 NIC 30 ファブリック群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 672 H04L 11/20 102A 9A001 H04L 12/56 Fターム(参考) 5B014 HC01 HC05 HC11 5B045 BB15 BB48 JJ08 5B077 NN02 5B083 AA05 BB01 BB02 BB12 EE06 5K030 HC14 JL03 JT06 MB09 9A001 BB02 BB03 BB04 CC06 CC07 DD10 GG05 JJ07 JJ18 JJ73 KK37 KK60 LL05 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイバチャネルシステムが有する、各
    ノード間を相互接続する複数のファブリック装置から、
    それぞれの負荷状況を含む統計情報を採取するためのフ
    ァブリック情報収集方法であって、 前記ノードから任意のファブリック装置に対して前記統
    計情報の返送を要求する情報要求フレームを送信し、 前記情報要求コマンドを受信したファブリック装置から
    前記統計情報を含む情報応答フレームを前記情報要求フ
    レームの送信元のノードへ返送し、 前記情報要求コマンドを受信したファブリック装置によ
    り、前記情報要求フレームが有する該ファブリック装置
    に対応する前記情報応答フレームの返送の有無を示すA
    CCフラグを応答済みに編集し、該編集した情報要求フ
    レームを他のファブリック装置に転送するファブリック
    情報収集方法。
  2. 【請求項2】 前記情報要求フレームが有する、ポート
    に接続された機器に応じて前記ポート毎に設定されるポ
    ート種別を示すポートフラグを、前記情報要求コマンド
    を受信したファブリック装置により、自装置の接続状況
    に対応してそれぞれ設定する請求項1記載のファブリッ
    ク情報収集方法。
  3. 【請求項3】 前記情報要求フレーム、及び前記情報応
    答フレームは、それぞれファイバチャネル方式で規定さ
    れたコマンドと同一のコマンドから構成されるヘッダ部
    を有する請求項1記載のファブリック情報収集方法。
  4. 【請求項4】 各ノード間を相互接続するための複数の
    ファブリック装置を有するファイバチャネルシステムで
    あって、 前記ファブリック装置の負荷状況を含む統計情報をそれ
    ぞれ返送させるための情報要求フレームを送信するホス
    トコンピュータと、 前記ファブリック装置と前記ホストコンピュータを接続
    するインタフェース部を制御し、前記ホストコンピュー
    タに前記情報要求フレームを送出させるホスト端末装置
    とを有し、 前記ファブリック装置は、 前記情報要求コマンドを受信すると、前記統計情報を含
    む情報応答フレームを前記情報要求フレームの送信元の
    前記ホストコンピュータへ返送し、 前記情報要求フレームが有する該ファブリック装置に対
    応する前記情報応答フレームの返送の有無を示すACC
    フラグを応答済みに編集し、該編集した情報要求フレー
    ムを他のファブリック装置に転送するファイバチャネル
    システム。
  5. 【請求項5】 前記ファブリック装置は、 前記情報要求コマンドを受信すると、該情報要求フレー
    ムが有する、ポートに接続された機器に応じて前記ポー
    ト毎に設定されるポート種別を示すポートフラグを、自
    装置の接続状況に対応してそれぞれ設定する請求項4記
    載のファイバチャネルシステム。
  6. 【請求項6】 前記情報要求フレーム、及び前記情報応
    答フレームは、それぞれファイバチャネル方式で規定さ
    れたコマンドと同一のコマンドから構成されるヘッダ部
    を有する請求項4記載のファイバチャネルシステム。
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