JP2001271895A - チェーンガイドおよびチェーンガイドシステム - Google Patents
チェーンガイドおよびチェーンガイドシステムInfo
- Publication number
- JP2001271895A JP2001271895A JP2001062840A JP2001062840A JP2001271895A JP 2001271895 A JP2001271895 A JP 2001271895A JP 2001062840 A JP2001062840 A JP 2001062840A JP 2001062840 A JP2001062840 A JP 2001062840A JP 2001271895 A JP2001271895 A JP 2001271895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tabs
- chain
- bracket
- chain guide
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 13
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 13
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N Magnesium Chemical compound [Mg] FYYHWMGAXLPEAU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 230000006978 adaptation Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 238000010516 chain-walking reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000004512 die casting Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052749 magnesium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011777 magnesium Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/18—Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
- F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
- F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
- F16H2007/0872—Sliding members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行するチェーンから受ける荷重によってブ
ラケットが曲げ変形を起こすのを防止し、ブラケットに
過大な曲げ応力が発生するのを防止する。 【解決手段】 チェーンガイド34は、ガイドブラケッ
ト66と、これに装着されたテンショナシュー62とを
有している。ガイドブラケット66は、概略平坦状の細
長いブラケット本体68を有している。ブラケット本体
68の長手方向の縁部には、その全長に沿ってタブ60
A,60Bの各列が形成されている。タブの各列はブラ
ケット本体68に対して直角に折り曲げられており、タ
ブ90Aはの列は第1の方向に折り曲げられ、タブ90
Bの列は第1の方向とは逆側の第2の方向に折り曲げら
れている。また、各タブ90A,90Bは互い違いに配
置されており、ブラケット本体68がタブの各列に対し
て実質的にセンタリングされている。
ラケットが曲げ変形を起こすのを防止し、ブラケットに
過大な曲げ応力が発生するのを防止する。 【解決手段】 チェーンガイド34は、ガイドブラケッ
ト66と、これに装着されたテンショナシュー62とを
有している。ガイドブラケット66は、概略平坦状の細
長いブラケット本体68を有している。ブラケット本体
68の長手方向の縁部には、その全長に沿ってタブ60
A,60Bの各列が形成されている。タブの各列はブラ
ケット本体68に対して直角に折り曲げられており、タ
ブ90Aはの列は第1の方向に折り曲げられ、タブ90
Bの列は第1の方向とは逆側の第2の方向に折り曲げら
れている。また、各タブ90A,90Bは互い違いに配
置されており、ブラケット本体68がタブの各列に対し
て実質的にセンタリングされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、ドライブ
チェーンをガイドするガイドレールまたはドライブチェ
ーンに緊張力を作用させるテンショナアームに関する。
より詳細には、本発明は、プラスチックシューまたは摩
耗面(フェース面)と係合するように、一端において互
い違いの向きに屈曲して形成されたタブを有する板金製
ブラケットに関する。
チェーンをガイドするガイドレールまたはドライブチェ
ーンに緊張力を作用させるテンショナアームに関する。
より詳細には、本発明は、プラスチックシューまたは摩
耗面(フェース面)と係合するように、一端において互
い違いの向きに屈曲して形成されたタブを有する板金製
ブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】発明の背景 本発明の好ましい実施態様によるガイドレールまたはテ
ンショナアームは、システム構成部品を駆動可能に連結
するためにチェーンを用いる動力伝達システムおよびエ
ンジンタイミングシステム内において、チェーンガイド
またはテンショナアームとして使用されるように設計さ
れている。
ンショナアームは、システム構成部品を駆動可能に連結
するためにチェーンを用いる動力伝達システムおよびエ
ンジンタイミングシステム内において、チェーンガイド
またはテンショナアームとして使用されるように設計さ
れている。
【0003】従来のエンジンタイミングシステムは、ク
ランクシャフトと、一本または二本のオーバヘッドカム
シャフトとともにエンジンを運転するスプロケットシス
テムとを有している。システムの運転は、クランクシャ
フトからカムシャフトまで延びかつクランクシャフトま
で戻る無端状のチェーンに基づいており、クランクシャ
フトおよびチェーンの回転がカムシャフトを回転させ
る。
ランクシャフトと、一本または二本のオーバヘッドカム
シャフトとともにエンジンを運転するスプロケットシス
テムとを有している。システムの運転は、クランクシャ
フトからカムシャフトまで延びかつクランクシャフトま
で戻る無端状のチェーンに基づいており、クランクシャ
フトおよびチェーンの回転がカムシャフトを回転させ
る。
【0004】エンジンタイミングシステムの例は、米国
特許第 5,427,580号に示されており、該特許は引用する
ことによって本明細書の中に含まれる。例えばクランク
シャフトおよびカムシャフトにそれぞれ配置されたドラ
イブスプロケットおよびドリブンスプロケット間でチェ
ーンが無端状に延びるとき、チェーンは張り側と弛み側
とを形成する。
特許第 5,427,580号に示されており、該特許は引用する
ことによって本明細書の中に含まれる。例えばクランク
シャフトおよびカムシャフトにそれぞれ配置されたドラ
イブスプロケットおよびドリブンスプロケット間でチェ
ーンが無端状に延びるとき、チェーンは張り側と弛み側
とを形成する。
【0005】張り側は、ドライブスプロケットに入り込
むリンクと、ドリブンスプロケットから離れて行くリン
クとの間のチェーンスパンにおいて緊張力の作用によっ
て形成されている。弛み側は、ドライブスプロケットか
ら離れるリンクと、ドリブンスプロケットに入り込むリ
ンクとの間においてチェーンのもう一方のスパンに形成
されている。
むリンクと、ドリブンスプロケットから離れて行くリン
クとの間のチェーンスパンにおいて緊張力の作用によっ
て形成されている。弛み側は、ドライブスプロケットか
ら離れるリンクと、ドリブンスプロケットに入り込むリ
ンクとの間においてチェーンのもう一方のスパンに形成
されている。
【0006】チェーンの運転および挙動は、張り側と弛
み側で大きく異なる。チェーンテンショナは、一般に、
チェーンの弛み側で用いられており、テンショナは、チ
ェーンの弛みをとる、つまり弛みを無くすように作用す
る。
み側で大きく異なる。チェーンテンショナは、一般に、
チェーンの弛み側で用いられており、テンショナは、チ
ェーンの弛みをとる、つまり弛みを無くすように作用す
る。
【0007】エンジンの加速時または減速時には、テン
ショナアームは、チェーンに接近して、チェーンの弛み
を減少させることにより、チェーンの緊張力を維持す
る。テンショナアームは、典型的には、チェーンの走行
面に適合する凸状面を有している。
ショナアームは、チェーンに接近して、チェーンの弛み
を減少させることにより、チェーンの緊張力を維持す
る。テンショナアームは、典型的には、チェーンの走行
面に適合する凸状面を有している。
【0008】これに対して、チェーンガイドは、一般
に、チェーンの張り側で用いられている。二つのスプロ
ケット間のチェーン部分が張られた状態に維持されるた
め、チェーンガイドはテンショナ部材を有していない。
に、チェーンの張り側で用いられている。二つのスプロ
ケット間のチェーン部分が張られた状態に維持されるた
め、チェーンガイドはテンショナ部材を有していない。
【0009】典型的には、チェーンガイドは、エンジン
ブロックの側面のような据付面に固定されている。チェ
ーンガイドは、スプロケット間において所望のチェーン
走行面を支持するように作用する。
ブロックの側面のような据付面に固定されている。チェ
ーンガイドは、スプロケット間において所望のチェーン
走行面を支持するように作用する。
【0010】従来のガイドレールは、単一の部材として
形成されているが、典型的には、互いに別個に製作され
かつ何らかのロック部材により相互に連結される、ブラ
ケットまたはキャリアとシューまたはフェーシング(wea
r face) という二つの構成要素を有している。ブラケッ
トは金属またはプラスチックから作製されおり、フェー
シングまたはシューは、典型的にはプラスチックから作
製されている。
形成されているが、典型的には、互いに別個に製作され
かつ何らかのロック部材により相互に連結される、ブラ
ケットまたはキャリアとシューまたはフェーシング(wea
r face) という二つの構成要素を有している。ブラケッ
トは金属またはプラスチックから作製されおり、フェー
シングまたはシューは、典型的にはプラスチックから作
製されている。
【0011】米国特許第 4,832,664号は、第1のプラス
チック材料から形成されたキャリアと、異なる第2のプ
ラスチック材料から作製されたスライド面付きライニン
グ本体とからなるガイドレールを開示している。
チック材料から形成されたキャリアと、異なる第2のプ
ラスチック材料から作製されたスライド面付きライニン
グ本体とからなるガイドレールを開示している。
【0012】これら二つの構成要素の各々は、金型成形
されている。キャリアおよびライニング本体は、蟻溝結
合によって互いに連結されるとともに、屈曲端部によっ
て固定されている。
されている。キャリアおよびライニング本体は、蟻溝結
合によって互いに連結されるとともに、屈曲端部によっ
て固定されている。
【0013】米国特許第 4,832,664号に示すチェーンガ
イドにおいては、キャリアおよびライニング本体が、相
補的な蟻溝形状断面に形成されており、互いの相対移動
を防止するために、屈曲端部または類似の係合装置によ
って相互にロックされている。
イドにおいては、キャリアおよびライニング本体が、相
補的な蟻溝形状断面に形成されており、互いの相対移動
を防止するために、屈曲端部または類似の係合装置によ
って相互にロックされている。
【0014】米国特許第 5,813,935号は、フェーシング
が押出し成形によって製作されたガイドレールを開示し
ている。押出し成形は、蟻溝結合を使用できかつロック
要素を提供できるように、射出成形のかわりに用いられ
ている。キャリア部は、延長された蟻状断面を有し、実
質的に断面I字状に形成されている。キャリアの蟻状断
面形状は、フェーシングに形成された相補的な蟻溝断面
形状に結合している。
が押出し成形によって製作されたガイドレールを開示し
ている。押出し成形は、蟻溝結合を使用できかつロック
要素を提供できるように、射出成形のかわりに用いられ
ている。キャリア部は、延長された蟻状断面を有し、実
質的に断面I字状に形成されている。キャリアの蟻状断
面形状は、フェーシングに形成された相補的な蟻溝断面
形状に結合している。
【0015】キャリア部は、ダイカストのアルミニウム
またはマグネシウム、射出成形されたナイロン、鋼の鋳
造、鋼の打抜き加工、あるいは鋼またはアルミニウムの
溶接によって作製される。
またはマグネシウム、射出成形されたナイロン、鋼の鋳
造、鋼の打抜き加工、あるいは鋼またはアルミニウムの
溶接によって作製される。
【0016】チェーンガイド用の従来のブラケットは、
金属製である場合には、チェーン中心線から離れた位置
においてエンジンに取り付けられたブラケットであるこ
とが多い。
金属製である場合には、チェーン中心線から離れた位置
においてエンジンに取り付けられたブラケットであるこ
とが多い。
【0017】図1は、このようなチェーンガイドを示し
ている。ブラケット12は、断面L字状に形成されてい
る。ブラケット12の一方の側面は、エンジンブロック
14に取り付けられており、ブラケット12の他方の側
面には、チャネル形状(つまり断面コ字状)のフェーシ
ング面(摩耗面)18が形成されたシューが装着されて
いる。
ている。ブラケット12は、断面L字状に形成されてい
る。ブラケット12の一方の側面は、エンジンブロック
14に取り付けられており、ブラケット12の他方の側
面には、チャネル形状(つまり断面コ字状)のフェーシ
ング面(摩耗面)18が形成されたシューが装着されて
いる。
【0018】チェーン20は、チャネル形状のフェーシ
ング面18に沿って走行する。チェーン20によってブ
ラケット12に作用する荷重は、距離Xを介してブラケ
ット12に曲げモーメントを作用させる。この曲げモー
メントによるブラケット12の曲げ変形を防止し、また
はブラケット12が曲げ応力により折損するのを防止す
るために、厚い材料からなるブラケットが用いられてい
る、または強度のある高価な材料が用いられている。
ング面18に沿って走行する。チェーン20によってブ
ラケット12に作用する荷重は、距離Xを介してブラケ
ット12に曲げモーメントを作用させる。この曲げモー
メントによるブラケット12の曲げ変形を防止し、また
はブラケット12が曲げ応力により折損するのを防止す
るために、厚い材料からなるブラケットが用いられてい
る、または強度のある高価な材料が用いられている。
【0019】本発明によるガイドまたはテンショナアー
ムは、成形された板金の打抜き加工により作製されたキ
ャリアまたはブラケットを有している。ブラケットの長
手方向縁部には、一連の延長タブが形成されている。タ
ブは、ブラケット本体に対して互い違いにかつ直角に曲
げられている。
ムは、成形された板金の打抜き加工により作製されたキ
ャリアまたはブラケットを有している。ブラケットの長
手方向縁部には、一連の延長タブが形成されている。タ
ブは、ブラケット本体に対して互い違いにかつ直角に曲
げられている。
【0020】これにより、チェーンをガイドするための
フェーシング面が形成されたプラスチックシューを取り
付けるためのベースを提供するT字状ブラケットが形成
されている。
フェーシング面が形成されたプラスチックシューを取り
付けるためのベースを提供するT字状ブラケットが形成
されている。
【0021】本発明の目的は、走行するチェーンから受
ける荷重によって曲げ変形を起こすのを防止でき、過大
な曲げ応力が発生するのを防止できるチェーンガイドを
提供することを目的とする。
ける荷重によって曲げ変形を起こすのを防止でき、過大
な曲げ応力が発生するのを防止できるチェーンガイドを
提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンタイミングシステム内において一対のスプロケット
間でチェーンをガイドするためのチェーンガイドであ
る。このチェーンガイドは、ブラケット部と、これに装
着されたシュー部とを備えている。前記ブラケット部
は、該ブラケット部をエンジンに固定するための、間隔
を隔てた一対の取付穴が形成された概略平坦状の細長い
本体部を有し、前記本体部が長手方向の縁部を有してい
る。また、チェーンガイドは、前記長手方向の縁部の全
長に沿って形成されたタブの列を備えている。前記タブ
の列は、前記本体部に対して直角に折り曲げられるとと
もに、前記タブのうちのいくつかが第1の方向に折り曲
げられ、前記タブのうちの他のものが逆方向に折り曲げ
られている。前記第1の方向の前記タブは、前記逆方向
の前記タブと互い違いに配置されており、前記本体部
は、前記互い違いのタブの列に対して実質的にセンタリ
ングされている。また、前記シュー部は、前記タブに装
着された第1の面と、チェーンの張り側スパンと接触し
てこれをガイドするように設けられた第2の面とを有し
ている。
ジンタイミングシステム内において一対のスプロケット
間でチェーンをガイドするためのチェーンガイドであ
る。このチェーンガイドは、ブラケット部と、これに装
着されたシュー部とを備えている。前記ブラケット部
は、該ブラケット部をエンジンに固定するための、間隔
を隔てた一対の取付穴が形成された概略平坦状の細長い
本体部を有し、前記本体部が長手方向の縁部を有してい
る。また、チェーンガイドは、前記長手方向の縁部の全
長に沿って形成されたタブの列を備えている。前記タブ
の列は、前記本体部に対して直角に折り曲げられるとと
もに、前記タブのうちのいくつかが第1の方向に折り曲
げられ、前記タブのうちの他のものが逆方向に折り曲げ
られている。前記第1の方向の前記タブは、前記逆方向
の前記タブと互い違いに配置されており、前記本体部
は、前記互い違いのタブの列に対して実質的にセンタリ
ングされている。また、前記シュー部は、前記タブに装
着された第1の面と、チェーンの張り側スパンと接触し
てこれをガイドするように設けられた第2の面とを有し
ている。
【0023】請求項2の発明に係るチェーンガイドは、
請求項1において、前記エンジンがこれに固定された枢
支ピンを有し、前記チェーンガイドが、前記一対の取付
穴の一方によって前記枢支ピンに回転可能に取り付けら
れるとともに、テンショナと協働し、チェーンの弛み側
スパンと接触してこれに緊張力を作用させるように配置
されていることを特徴としている。
請求項1において、前記エンジンがこれに固定された枢
支ピンを有し、前記チェーンガイドが、前記一対の取付
穴の一方によって前記枢支ピンに回転可能に取り付けら
れるとともに、テンショナと協働し、チェーンの弛み側
スパンと接触してこれに緊張力を作用させるように配置
されていることを特徴としている。
【0024】請求項3の発明は、エンジンのためのチェ
ーンガイドシステムであって、入力軸に連結された少な
くとも一つのドライブスプロケットと、出力軸に連結さ
れた少なくとも一つのドリブンスプロケットとを有する
複数のスプロケットと、交互に配置されたリンクの組か
ら組み立てられるとともに、前記複数のスプロケットの
回りに巻き掛けられ、少なくとも一つの張り側スパンと
少なくとも一つの弛み側スパンとを有するチェーンと、
ブラケット部およびこれに装着されたシュー部を有し、
前記張り側スパンに沿って配置されたチェーンガイドと
を備えている。前記ブラケット部は、該ブラケット部を
エンジンに固定するための、間隔を隔てた一対の取付穴
が形成された概略平坦状の細長い本体部を有し、前記本
体部は、タブの列が形成された長手方向の縁部を有して
いる。前記タブの列は、前記本体部に対して直角に折り
曲げられるとともに、前記タブのうちのいくつかが第1
の方向に折り曲げられ、前記タブのうちの他のものが逆
方向に折り曲げられている。前記シュー部は、前記タブ
に装着された第1の面と、チェーンの張り側スパンと接
触してこれをガイドするように設けられた第2の面とを
有している。
ーンガイドシステムであって、入力軸に連結された少な
くとも一つのドライブスプロケットと、出力軸に連結さ
れた少なくとも一つのドリブンスプロケットとを有する
複数のスプロケットと、交互に配置されたリンクの組か
ら組み立てられるとともに、前記複数のスプロケットの
回りに巻き掛けられ、少なくとも一つの張り側スパンと
少なくとも一つの弛み側スパンとを有するチェーンと、
ブラケット部およびこれに装着されたシュー部を有し、
前記張り側スパンに沿って配置されたチェーンガイドと
を備えている。前記ブラケット部は、該ブラケット部を
エンジンに固定するための、間隔を隔てた一対の取付穴
が形成された概略平坦状の細長い本体部を有し、前記本
体部は、タブの列が形成された長手方向の縁部を有して
いる。前記タブの列は、前記本体部に対して直角に折り
曲げられるとともに、前記タブのうちのいくつかが第1
の方向に折り曲げられ、前記タブのうちの他のものが逆
方向に折り曲げられている。前記シュー部は、前記タブ
に装着された第1の面と、チェーンの張り側スパンと接
触してこれをガイドするように設けられた第2の面とを
有している。
【0025】請求項4の発明に係るチェーンガイドシス
テムは、請求項3において、ブラケット部およびこれに
装着されたシュー部を有し、前記弛み側スパンに沿って
配置されたテンショナアームをさらに備えている。前記
テンショナアームのブラケット部は、取付穴が形成され
た概略平坦状の細長い本体部を有し、前記本体部は、タ
ブの列が形成された長手方向の縁部を有している。前記
タブの列は、前記本体部に対して直角に折り曲げられる
とともに、前記タブのうちのいくつかが第1の方向に折
り曲げられ、前記タブのうちの他のものが逆方向に折り
曲げられている。前記シュー部は、前記タブに装着され
た第1の面と、チェーンの弛み側スパンと接触するよう
に設けられた第2の面とを有している。また、チェーン
ガイドシステムは、エンジンに固定された枢支ピンをさ
らに備えている。前記テンショナアームは、前記ブラケ
ットの前記取付穴において前記枢支ピンに回転可能に取
り付けられている。
テムは、請求項3において、ブラケット部およびこれに
装着されたシュー部を有し、前記弛み側スパンに沿って
配置されたテンショナアームをさらに備えている。前記
テンショナアームのブラケット部は、取付穴が形成され
た概略平坦状の細長い本体部を有し、前記本体部は、タ
ブの列が形成された長手方向の縁部を有している。前記
タブの列は、前記本体部に対して直角に折り曲げられる
とともに、前記タブのうちのいくつかが第1の方向に折
り曲げられ、前記タブのうちの他のものが逆方向に折り
曲げられている。前記シュー部は、前記タブに装着され
た第1の面と、チェーンの弛み側スパンと接触するよう
に設けられた第2の面とを有している。また、チェーン
ガイドシステムは、エンジンに固定された枢支ピンをさ
らに備えている。前記テンショナアームは、前記ブラケ
ットの前記取付穴において前記枢支ピンに回転可能に取
り付けられている。
【0026】請求項5の発明に係るチェーンガイドシス
テムは、請求項3において、前記第1の方向に折り曲げ
られた前記タブが、前記逆方向に折り曲げられた前記タ
ブと互い違いに配置されていることを特徴としている。
テムは、請求項3において、前記第1の方向に折り曲げ
られた前記タブが、前記逆方向に折り曲げられた前記タ
ブと互い違いに配置されていることを特徴としている。
【0027】請求項6の発明に係るチェーンガイドシス
テムは、請求項5において、前記タブが、前記本体部の
前記長手方向の縁部の全長に沿って互い違いに配置され
るように形成されていることを特徴としている。
テムは、請求項5において、前記タブが、前記本体部の
前記長手方向の縁部の全長に沿って互い違いに配置され
るように形成されていることを特徴としている。
【0028】請求項7の発明に係るチェーンガイドシス
テムは、請求項5において、前記本体部が、前記互い違
いのタブの列に対して実質的にセンタリングされている
ことを特徴としている。
テムは、請求項5において、前記本体部が、前記互い違
いのタブの列に対して実質的にセンタリングされている
ことを特徴としている。
【0029】本発明によれば、チェーンガイドのブラケ
ット部が、本体部と、本体部に対して直角にかつ互い違
いに折り曲げられたタブの列とから構成されるので、ブ
ラケット部が概略T字状断面を有することになる。これ
により、チェーン走行時にチェーンから受ける荷重によ
りブラケット部に曲げモーメントが作用するのを抑制で
き、その結果、走行するチェーンから受ける荷重によっ
てブラケット部が曲げ変形を起こすのを防止でき、ブラ
ケット部に過大な曲げ応力が発生するのを防止できる。
ット部が、本体部と、本体部に対して直角にかつ互い違
いに折り曲げられたタブの列とから構成されるので、ブ
ラケット部が概略T字状断面を有することになる。これ
により、チェーン走行時にチェーンから受ける荷重によ
りブラケット部に曲げモーメントが作用するのを抑制で
き、その結果、走行するチェーンから受ける荷重によっ
てブラケット部が曲げ変形を起こすのを防止でき、ブラ
ケット部に過大な曲げ応力が発生するのを防止できる。
【0030】
【発明の実施の形態】発明の要約 本発明は、主に、テンショナシューのためのブラケット
またはキャリアに関する。キャリアおよびシューは、チ
ェーンガイドまたは枢支テンショナアームとして用いら
れており、ドライブ部材およびドリブン部材を駆動可能
に相互連結するためにチェーンガイドを使用する動力伝
達システムまたはエンジンタイミングシステムに適用さ
れる。
またはキャリアに関する。キャリアおよびシューは、チ
ェーンガイドまたは枢支テンショナアームとして用いら
れており、ドライブ部材およびドリブン部材を駆動可能
に相互連結するためにチェーンガイドを使用する動力伝
達システムまたはエンジンタイミングシステムに適用さ
れる。
【0031】本発明の一実施態様にしたがって、チェー
ンガイドには、二つの主要なロック部が形成されてい
る。チェーンガイドの第1の部分はブラケットを有して
いる。ブラケットは、最初は、打抜き加工された平坦状
の金属製プレートから構成されており、間隔を隔てて配
置された一対の取付穴を有している。
ンガイドには、二つの主要なロック部が形成されてい
る。チェーンガイドの第1の部分はブラケットを有して
いる。ブラケットは、最初は、打抜き加工された平坦状
の金属製プレートから構成されており、間隔を隔てて配
置された一対の取付穴を有している。
【0032】ブラケットの一方の長手方向縁部に沿っ
て、延長タブの列が形成されている。これらのタブは、
ブラケットの縁部に形成された一連の溝によって限定さ
れている。溝は、ブラケットに形成された穴の列から出
発して、ブラケットの長手方向縁部にまで延びている。
て、延長タブの列が形成されている。これらのタブは、
ブラケットの縁部に形成された一連の溝によって限定さ
れている。溝は、ブラケットに形成された穴の列から出
発して、ブラケットの長手方向縁部にまで延びている。
【0033】プレートが打抜き加工された後、ブラケッ
ト本体の面と直交する位置までタブが折曲げられる。タ
ブは、T字状のキャリア部材を形成するように、ブラケ
ット本体の両側に互い違いに折り曲げられる。本発明
は、20〜40個のタブ、すなわちブラケット中心線の
各側に10〜20個のタブを形成することを意図してい
る。
ト本体の面と直交する位置までタブが折曲げられる。タ
ブは、T字状のキャリア部材を形成するように、ブラケ
ット本体の両側に互い違いに折り曲げられる。本発明
は、20〜40個のタブ、すなわちブラケット中心線の
各側に10〜20個のタブを形成することを意図してい
る。
【0034】チェーンガイドの第2の部分は、フェーシ
ング面を有するプラスチックシューを備えている。フェ
ーシング面は、対応するチェーンと係合するように形成
された溝を有している。フェーシング面の逆側は、ブラ
ケットと係合するように設けられた側面である。
ング面を有するプラスチックシューを備えている。フェ
ーシング面は、対応するチェーンと係合するように形成
された溝を有している。フェーシング面の逆側は、ブラ
ケットと係合するように設けられた側面である。
【0035】一連のフック状のタブがブラケット上のタ
ブと係合している。保持フックは、シューをブラケット
に固定された状態にするために、ブラケット上のエンド
タブと係合している。
ブと係合している。保持フックは、シューをブラケット
に固定された状態にするために、ブラケット上のエンド
タブと係合している。
【0036】キャリアおよびシューを組み立てることに
より、典型的には動力伝達用チェーンの張り側に適用さ
れるチェーンガイドが構成されることになる。
より、典型的には動力伝達用チェーンの張り側に適用さ
れるチェーンガイドが構成されることになる。
【0037】上述のチェーンガイドと同様に、本発明の
第2の実施態様は、二つの主要なロック部材を備えたチ
ェーンテンショナアームを有している。第1の部分は、
第1の実施態様に記述されたブラケットであって、固定
枢支ピンに回転可能に装着されたブシュにオプションで
形成された穴をさらに有している。
第2の実施態様は、二つの主要なロック部材を備えたチ
ェーンテンショナアームを有している。第1の部分は、
第1の実施態様に記述されたブラケットであって、固定
枢支ピンに回転可能に装着されたブシュにオプションで
形成された穴をさらに有している。
【0038】枢支ピンは、エンジンに取り付けられてい
る。プラスチックシューなどのシュー部材は、ブラケッ
トに取り付けられている。チェーンテンショナは、ブラ
ケットに支持されるように配置されており、これによ
り、テンショナアームがチェーンの弛み側スパンに緊張
力を作用させている。
る。プラスチックシューなどのシュー部材は、ブラケッ
トに取り付けられている。チェーンテンショナは、ブラ
ケットに支持されるように配置されており、これによ
り、テンショナアームがチェーンの弛み側スパンに緊張
力を作用させている。
【0039】本発明およびその目的をさらに理解するた
めには、図面およびその簡単な説明、本発明の好ましい
実施態様の詳細な説明、ならびに特許請求の範囲に注意
が向けられるべきである。
めには、図面およびその簡単な説明、本発明の好ましい
実施態様の詳細な説明、ならびに特許請求の範囲に注意
が向けられるべきである。
【0040】好ましい実施態様の詳細な説明 図2は、エンジンタイミングシステムにおいて用いられ
る本発明の二つの実施態様を示している。同図は、エン
ジンタイミングシステムのうちの単一のバンクのみを示
している。
る本発明の二つの実施態様を示している。同図は、エン
ジンタイミングシステムのうちの単一のバンクのみを示
している。
【0041】エンジンタイミングシステムは、チェーン
30と、チェーンテンショナシステム32と、チェーン
ガイド34とを有している。チェーン30は、クランク
シャフト38に取り付けられたクランクスプロケット3
6から、カムシャフト42に取り付けられたカムスプロ
ケット40まで無端状に延びており、クランクシャフト
38の回転によりチェーン30を介してカムシャフト4
2が回転する。
30と、チェーンテンショナシステム32と、チェーン
ガイド34とを有している。チェーン30は、クランク
シャフト38に取り付けられたクランクスプロケット3
6から、カムシャフト42に取り付けられたカムスプロ
ケット40まで無端状に延びており、クランクシャフト
38の回転によりチェーン30を介してカムシャフト4
2が回転する。
【0042】クランクシャフトスプロケット36はドラ
イブスプロケットであって、チェーン30の張り側44
は、クランクシャフトスプロケット36に入り込むリン
クと、カムシャフトスプロケット40から離れるリンク
との間に形成されている。チェーン30の弛み側46
は、二つのスプロケット36,40間においてチェーン
30の張り側44の逆側に形成されている。
イブスプロケットであって、チェーン30の張り側44
は、クランクシャフトスプロケット36に入り込むリン
クと、カムシャフトスプロケット40から離れるリンク
との間に形成されている。チェーン30の弛み側46
は、二つのスプロケット36,40間においてチェーン
30の張り側44の逆側に形成されている。
【0043】弛み側46は、チェーンテンショナアーム
32と、テンショナアーム32に外力を作用させるため
の液圧テンショナなどのアクチュエータ50とを有して
いる。テンショナアーム32およびアクチュエータ50
は、チェーンの弛み側46に緊張力を維持するために協
働して作用するように設計されている。
32と、テンショナアーム32に外力を作用させるため
の液圧テンショナなどのアクチュエータ50とを有して
いる。テンショナアーム32およびアクチュエータ50
は、チェーンの弛み側46に緊張力を維持するために協
働して作用するように設計されている。
【0044】チェーン30の張り側44には、チェーン
30を所定位置に保持するためのチェーンガイド34を
有している。チェーンガイド34は、その底面48がチ
ェーン30の下面に対向配置されている。チェーン30
は、スプロケットによって動かされ、チェーンガイド3
4の底面に沿って走行する。
30を所定位置に保持するためのチェーンガイド34を
有している。チェーンガイド34は、その底面48がチ
ェーン30の下面に対向配置されている。チェーン30
は、スプロケットによって動かされ、チェーンガイド3
4の底面に沿って走行する。
【0045】チェーンテンショナシステムにおいて使用
されるチェーンテンショナアーム32およびチェーンガ
イド34は、以下により詳細に説明される。
されるチェーンテンショナアーム32およびチェーンガ
イド34は、以下により詳細に説明される。
【0046】図3は、動力伝達用チェーン30とともに
使用されるときにテンショナシュー62と係合するため
の互い違いのタブ60A,60Bを有する本発明による
チェーンガイド34の断面形状を示している。
使用されるときにテンショナシュー62と係合するため
の互い違いのタブ60A,60Bを有する本発明による
チェーンガイド34の断面形状を示している。
【0047】チェーンガイド34は、ガイドブラケット
(ブラケット部)66によってエンジンブロック64に
取り付けられている。ガイドブラケット66は、ブラケ
ット本体68に直交して互い違いに折り曲げられたタブ
60A,60Bを有している。プラスチック製のテンシ
ョナシュー62は、ブラケット66のタブ60A,60
Bと係合するタブ74A,74Bを備えた上側部72を
有している。
(ブラケット部)66によってエンジンブロック64に
取り付けられている。ガイドブラケット66は、ブラケ
ット本体68に直交して互い違いに折り曲げられたタブ
60A,60Bを有している。プラスチック製のテンシ
ョナシュー62は、ブラケット66のタブ60A,60
Bと係合するタブ74A,74Bを備えた上側部72を
有している。
【0048】本質的には、テンショナシュー62上のタ
ブ74A,74Bは、タブを含むガイドブラケット66
の底部が挿入される通路を形成している。これにより、
テンショナシュー62は、ガイドブラケット66上の所
定位置に保持される。
ブ74A,74Bは、タブを含むガイドブラケット66
の底部が挿入される通路を形成している。これにより、
テンショナシュー62は、ガイドブラケット66上の所
定位置に保持される。
【0049】テンショナシュー62の底面は摩耗面(フ
ェース面)76を有している。チェーンが摩耗面76上
を走行するとき、摩耗面76と係合して摩耗面76によ
りガイドされるように、チェーンは配置されている。
ェース面)76を有している。チェーンが摩耗面76上
を走行するとき、摩耗面76と係合して摩耗面76によ
りガイドされるように、チェーンは配置されている。
【0050】摩耗面76は、チェーンがガイド上の位置
を維持できるように起立したサイドレール70A,70
Bを有している。サイドレールは、図8および図9にも
示されている(符号216A,216B参照)。ガイド
ブラケット66およびタブは、図4ないし図6に詳細に
示されている。
を維持できるように起立したサイドレール70A,70
Bを有している。サイドレールは、図8および図9にも
示されている(符号216A,216B参照)。ガイド
ブラケット66およびタブは、図4ないし図6に詳細に
示されている。
【0051】図3に示すように、本発明のガイドブラケ
ットは、チェーンがブラケット本体に対して実質的にセ
ンタリングされるように、エンジンブロックに取り付け
られている。互い違いに折り曲げられたタブを用いるこ
とにより、ブラケット本体に対してチェーンをセンタリ
ングすることができる。
ットは、チェーンがブラケット本体に対して実質的にセ
ンタリングされるように、エンジンブロックに取り付け
られている。互い違いに折り曲げられたタブを用いるこ
とにより、ブラケット本体に対してチェーンをセンタリ
ングすることができる。
【0052】チェーンをセンタリングすることによっ
て、ブラケット本体の回りのトルクまたは曲げモーメン
トが減少し、これにより、走行するチェーンから受ける
荷重によってブラケット本体が曲げ変形を起こすのを防
止でき、ブラケット本体に過大な曲げ応力が発生するの
を防止できる。その結果、ブラケット本体の構成材料と
して、板金製の薄い材料を使用できるようになる。
て、ブラケット本体の回りのトルクまたは曲げモーメン
トが減少し、これにより、走行するチェーンから受ける
荷重によってブラケット本体が曲げ変形を起こすのを防
止でき、ブラケット本体に過大な曲げ応力が発生するの
を防止できる。その結果、ブラケット本体の構成材料と
して、板金製の薄い材料を使用できるようになる。
【0053】図4は、本発明によるガイドブラケットま
たはキャリア66を示している。ガイドブラケット66
のブラケット本体68は、概略平坦状の細長い形状を有
している。ガイドブラケット66には、間隔を隔てて配
置された一対の取付穴80,82が形成されている。ガ
イドブラケットがチェーンガイドの一部として使用され
る場合、これらの穴は、エンジンまたは類似の据付部材
にガイドブラケットを固定するのに用いられる。
たはキャリア66を示している。ガイドブラケット66
のブラケット本体68は、概略平坦状の細長い形状を有
している。ガイドブラケット66には、間隔を隔てて配
置された一対の取付穴80,82が形成されている。ガ
イドブラケットがチェーンガイドの一部として使用され
る場合、これらの穴は、エンジンまたは類似の据付部材
にガイドブラケットを固定するのに用いられる。
【0054】ガイドブラケット66の底縁部88は、チ
ェーンの湾曲した長さに適合するように、わずかな反り
を有している。ブラケット本体68の底縁部88の全長
に沿って、一列のまたは一連のタブ90が延びている。
ェーンの湾曲した長さに適合するように、わずかな反り
を有している。ブラケット本体68の底縁部88の全長
に沿って、一列のまたは一連のタブ90が延びている。
【0055】たとえば打抜き加工によって、ガイドブラ
ケット66が最初に形成されたとき、タブ90は、ブラ
ケット本体68と同一平面上にある。これに続く製造工
程により、タブ90がブラケット本体68の平面に対し
て互い違いにかつ直角に折り曲げられる。
ケット66が最初に形成されたとき、タブ90は、ブラ
ケット本体68と同一平面上にある。これに続く製造工
程により、タブ90がブラケット本体68の平面に対し
て互い違いにかつ直角に折り曲げられる。
【0056】言い換えれば、ブラケット縁部の一端に形
成された第1のタブ90Aは、ガイドブラケット66の
第1の側においてブラケット本体68に直角に折り曲げ
られる。続く第2のタブ90Bは、第1のタブ90Aと
は逆側の第2の側に折り曲げられる。第3のタブ90C
は、第1のタブ90Aと同様の第1の側に折り曲げられ
る(以下同様)。
成された第1のタブ90Aは、ガイドブラケット66の
第1の側においてブラケット本体68に直角に折り曲げ
られる。続く第2のタブ90Bは、第1のタブ90Aと
は逆側の第2の側に折り曲げられる。第3のタブ90C
は、第1のタブ90Aと同様の第1の側に折り曲げられ
る(以下同様)。
【0057】タブ90の向きについての互い違いのパタ
ーンは、図5に示されている。図5は、ガイドブラケッ
ト66の底縁部におけるタブ90を示している。タブ9
0は、ブラケット本体部68に対して直角に折り曲げら
れており、プラスチックテンショナまたはガイドシュー
を取り付けるための平坦面を形成している。
ーンは、図5に示されている。図5は、ガイドブラケッ
ト66の底縁部におけるタブ90を示している。タブ9
0は、ブラケット本体部68に対して直角に折り曲げら
れており、プラスチックテンショナまたはガイドシュー
を取り付けるための平坦面を形成している。
【0058】図6は、図4のブラケット66の6−6断
面を示している。図6では、ブラケット本体68は、左
側に配向されたタブ90Bを有している。隣のタブ(図
示せず)は、右側に配向している。このようにして、プ
ラスチックシューを装着するための平坦面がブラケット
の底縁部に沿って形成されている。
面を示している。図6では、ブラケット本体68は、左
側に配向されたタブ90Bを有している。隣のタブ(図
示せず)は、右側に配向している。このようにして、プ
ラスチックシューを装着するための平坦面がブラケット
の底縁部に沿って形成されている。
【0059】図7は、本発明の他の実施態様を示してい
る。ブラケット166は、前記実施態様と同様に、間隔
を隔てた一対の取付穴を有している。しかしながら、こ
の場合には、単一の取付穴180のみが必要である。取
付穴180にはブシュ184が装着されている。
る。ブラケット166は、前記実施態様と同様に、間隔
を隔てた一対の取付穴を有している。しかしながら、こ
の場合には、単一の取付穴180のみが必要である。取
付穴180にはブシュ184が装着されている。
【0060】ブラケット166は、ブシュ184を介し
て枢支ピン186に枢支可能に取り付けられている。こ
れにより、ブラケット166は、プラスチックシューと
組み合わされたとき、図2に示すようなテンショナアー
ム32として用いられる。図4および図5の実施態様と
同様に、ブラケット166は、ブラケット本体168の
底縁部188に沿ってタブ190の列を有している。
て枢支ピン186に枢支可能に取り付けられている。こ
れにより、ブラケット166は、プラスチックシューと
組み合わされたとき、図2に示すようなテンショナアー
ム32として用いられる。図4および図5の実施態様と
同様に、ブラケット166は、ブラケット本体168の
底縁部188に沿ってタブ190の列を有している。
【0061】ブラケット166の底縁部188は、チェ
ーンの湾曲した長さに適合するように、わずかな反りを
有している。タブ190は、底縁部188と同一面であ
る平坦なシュー据付面を形成するように、ブラケット本
体168の平面と直角にかつ互い違いに折り曲げられて
いる。前記実施態様と同様に、シュー取付面188は、
ブラケット本体168に対してセンタリングされてい
る。
ーンの湾曲した長さに適合するように、わずかな反りを
有している。タブ190は、底縁部188と同一面であ
る平坦なシュー据付面を形成するように、ブラケット本
体168の平面と直角にかつ互い違いに折り曲げられて
いる。前記実施態様と同様に、シュー取付面188は、
ブラケット本体168に対してセンタリングされてい
る。
【0062】図8は、図4または図7に示すブラケット
66,166とともに使用するように設けられたプラス
チック製ガイドシューまたはテンショナシュー200を
示している。
66,166とともに使用するように設けられたプラス
チック製ガイドシューまたはテンショナシュー200を
示している。
【0063】シュー200は、ブラケットの底部の反り
と適合するようなわずかな反りを有する細長い平坦形状
を有している。シュー200の上面202は複数のタブ
204を有しており、該タブ204は、ブラケット16
6のタブ190が挿入されるC字状の溝を形成してい
る。シュー200のタブ204は、シュー200をブラ
ケット166上に保持している。
と適合するようなわずかな反りを有する細長い平坦形状
を有している。シュー200の上面202は複数のタブ
204を有しており、該タブ204は、ブラケット16
6のタブ190が挿入されるC字状の溝を形成してい
る。シュー200のタブ204は、シュー200をブラ
ケット166上に保持している。
【0064】シュー200の一端には、シュー200が
ブラケット166から滑り落ちるのを防止する端壁部2
06が形成されている。保持フック208は、ブラケッ
ト166のタブ190の一つを係止することによって、
シュー200がブラケット166から逆方向に滑って外
れるのを防止している。
ブラケット166から滑り落ちるのを防止する端壁部2
06が形成されている。保持フック208は、ブラケッ
ト166のタブ190の一つを係止することによって、
シュー200がブラケット166から逆方向に滑って外
れるのを防止している。
【0065】シュー200の底面210は、図9により
詳細に示された摩耗面(フェース面)212を有してい
る。摩耗面212は、スライディング面214と、一対
の側壁216A,216Bとを有している。チェーン
は、スライディング面214に沿って走行するととも
に、側壁216A,216Bによって所定位置に保持さ
れる。
詳細に示された摩耗面(フェース面)212を有してい
る。摩耗面212は、スライディング面214と、一対
の側壁216A,216Bとを有している。チェーン
は、スライディング面214に沿って走行するととも
に、側壁216A,216Bによって所定位置に保持さ
れる。
【0066】図10は、シュー200の上面202を示
している。複数のタブ204がシュー200の外側縁部
から内方に延びている。端壁206は、上面202の一
端に配置されている。保持フック208は端壁206か
ら延びるとともに、ブラケット166のタブ190を把
持するように配置されており、ブラケット166からシ
ュー200が逆方向に移動または離脱するのを防止して
いる。
している。複数のタブ204がシュー200の外側縁部
から内方に延びている。端壁206は、上面202の一
端に配置されている。保持フック208は端壁206か
ら延びるとともに、ブラケット166のタブ190を把
持するように配置されており、ブラケット166からシ
ュー200が逆方向に移動または離脱するのを防止して
いる。
【0067】本発明が関連する分野の当業者は、上述の
教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な
特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する
種々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。上述の
実施態様はあらゆる点で単なる例示としてのみみなされ
るべきものであり、限定的なものではない。
教示内容を考慮するとき、本発明の精神および本質的な
特徴部分から外れることなく、本発明の原理を採用する
種々の変形例やその他の実施態様を構築し得る。上述の
実施態様はあらゆる点で単なる例示としてのみみなされ
るべきものであり、限定的なものではない。
【0068】それゆえ、本発明の範囲は、上記記述内容
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該技術分野の当業者にと
って明らかであろう。
よりもむしろ添付の請求の範囲に示されている。したが
って、本発明が個々の実施態様に関連して説明されてき
たものの、構造、順序、材料その他の変更は、本発明の
範囲内においてではあるが、当該技術分野の当業者にと
って明らかであろう。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るチェ
ーンガイドによれば、走行するチェーンから受ける荷重
によって曲げ変形を起こすのを防止でき、過大な曲げ応
力が発生するのを防止できる効果がある。
ーンガイドによれば、走行するチェーンから受ける荷重
によって曲げ変形を起こすのを防止でき、過大な曲げ応
力が発生するのを防止できる効果がある。
【図1】チェーンの配置およびブラケットの形状を図示
した、従来のガイドブラケットおよびフェーシング面の
断面図である。
した、従来のガイドブラケットおよびフェーシング面の
断面図である。
【図2】エンジン内においてクランクシャフトおよび一
方のカムシャフト間における、本発明の一実施態様によ
るテンショナアームおよびチェーンガイドの側面図であ
る。
方のカムシャフト間における、本発明の一実施態様によ
るテンショナアームおよびチェーンガイドの側面図であ
る。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図であって、本発
明によるガイドブラケットおよびフェーシング面の形状
を示している。
明によるガイドブラケットおよびフェーシング面の形状
を示している。
【図4】本発明によるブラケットの側面図である。
【図5】図4によるブラケットの底面図である。
【図6】図4の6−6線断面図であって、本発明による
ブラケットのタブを示している。
ブラケットのタブを示している。
【図7】本発明によるブラケットの他の実施態様の側面
図である。
図である。
【図8】図7のブラケットに装着されるように配置され
たシューの側面図である。
たシューの側面図である。
【図9】図8のシューのフェーシング面の底面図であ
る。
る。
【図10】図8のシューの平面図であって、ブラケット
と係合するタブを示している。
と係合するタブを示している。
30: チェーン 32: チェーンテンショナアーム 34: チェーンガイド 38: クランクシャフト 42: カムシャフト 50: アクチュエータ(テンショナ) 66: ガイドブラケット(ブラケット部) 68: ブラケット本体(本体部) 60A,60B: タブ 72: 上側部(第1の面) 76: 摩耗面(第2の面) 80,82: 取付穴 62: テンショナシュー(シュー部) 70A,70B: サイドレール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月8日(2001.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図6】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
Claims (7)
- 【請求項1】 エンジンタイミングシステム内において
一対のスプロケット間でチェーンをガイドするためのチ
ェーンガイドであって、 ブラケット部と、これに装着されたシュー部とを備え、
前記ブラケット部が、該ブラケット部をエンジンに固定
するための、間隔を隔てた一対の取付穴が形成された概
略平坦状の細長い本体部を有し、前記本体部が長手方向
の縁部を有しており、 前記長手方向の縁部の全長に沿って形成されたタブの列
とを備え、前記タブの列が前記本体部に対して直角に折
り曲げられるとともに、前記タブのうちのいくつかが第
1の方向に折り曲げられ、前記タブのうちの他のものが
逆方向に折り曲げられており、前記第1の方向の前記タ
ブが、前記逆方向の前記タブと互い違いに配置され、前
記本体部が前記互い違いのタブの列に対して実質的にセ
ンタリングされており、 前記シュー部が、前記タブに装着された第1の面と、チ
ェーンの張り側スパンと接触してこれをガイドするよう
に設けられた第2の面とを有している、ことを特徴とす
るチェーンガイド。 - 【請求項2】 請求項1において、 エンジンがこれに固定された枢支ピンを有し、前記チェ
ーンガイドが、前記一対の取付穴の一方によって前記枢
支ピンに回転可能に取り付けられるとともに、テンショ
ナと協働し、チェーンの弛み側スパンと接触してこれに
緊張力を作用させるように配置されている、ことを特徴
とするチェーンガイド。 - 【請求項3】 エンジンのためのチェーンガイドシステ
ムであって、 入力軸に連結された少なくとも一つのドライブスプロケ
ットと、出力軸に連結された少なくとも一つのドリブン
スプロケットとを有する複数のスプロケットと、 交互に配置されたリンクの組から組み立てられるととも
に、前記複数のスプロケットの回りに巻き掛けられ、少
なくとも一つの張り側スパンと少なくとも一つの弛み側
スパンとを有するチェーンと、 ブラケット部およびこれに装着されたシュー部を有し、
前記張り側スパンに沿って配置されたチェーンガイドと
を備え、 前記ブラケット部が、該ブラケット部をエンジンに固定
するための、間隔を隔てた一対の取付穴が形成された概
略平坦状の細長い本体部を有し、前記本体部が、タブの
列が形成された長手方向の縁部を有しており、前記タブ
の列が前記本体部に対して直角に折り曲げられるととも
に、前記タブのうちのいくつかが第1の方向に折り曲げ
られ、前記タブのうちの他のものが逆方向に折り曲げら
れており、 前記シュー部が、前記タブに装着された第1の面と、チ
ェーンの張り側スパンと接触してこれをガイドするよう
に設けられた第2の面とを有している、ことを特徴とす
るチェーンガイドシステム。 - 【請求項4】 請求項3において、 ブラケット部およびこれに装着されたシュー部を有し、
前記弛み側スパンに沿って配置されたテンショナアーム
をさらに備え、 前記テンショナアームのブラケット部が、取付穴が形成
された概略平坦状の細長い本体部を有し、前記本体部
が、タブの列が形成された長手方向の縁部を有してお
り、前記タブの列が前記本体部に対して直角に折り曲げ
られるとともに、前記タブのうちのいくつかが第1の方
向に折り曲げられ、前記タブのうちの他のものが逆方向
に折り曲げられており、 前記シュー部が、前記タブに装着された第1の面と、チ
ェーンの弛み側スパンと接触するように設けられた第2
の面とを有しており、 エンジンに固定された枢支ピンとをさらに備え、前記テ
ンショナアームが、前記ブラケット部の前記取付穴にお
いて前記枢支ピンに回転可能に取り付けられている、こ
とを特徴とするチェーンガイドシステム。 - 【請求項5】 請求項3において、 前記第1の方向に折り曲げられた前記タブが、前記逆方
向に折り曲げられた前記タブと互い違いに配置されてい
る、ことを特徴とするチェーンガイドシステム。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記タブが、前記本体部の前記長手方向の縁部の全長に
沿って互い違いに配置されるように形成されている、こ
とを特徴とするチェーンガイドシステム。 - 【請求項7】 請求項5において、 前記本体部が、前記互い違いのタブの列に対して実質的
にセンタリングされている、ことを特徴とするチェーン
ガイドシステム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/519792 | 2000-03-07 | ||
US09/519,792 US6302816B1 (en) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | Chain guide or tensioner arm with sheet metal bracket and alternating tabs |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001271895A true JP2001271895A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=24069785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001062840A Pending JP2001271895A (ja) | 2000-03-07 | 2001-03-07 | チェーンガイドおよびチェーンガイドシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6302816B1 (ja) |
JP (1) | JP2001271895A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010209939A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンガイドプレート |
JP2011185289A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Tsubakimoto Chain Co | 伝動装置用固定ガイド |
CN105765269A (zh) * | 2013-11-25 | 2016-07-13 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 张紧轨以及具有这种张紧轨的牵引机构传动装置 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20040132570A1 (en) * | 2001-02-06 | 2004-07-08 | Borgwarner Morse Tec Japan K.K. | Blade tensioner |
DE10116806B4 (de) * | 2001-04-04 | 2004-02-26 | Rexroth Mecman Gmbh | Zahnkette, insbesondere Transportzahnkette |
US7118503B2 (en) * | 2003-08-27 | 2006-10-10 | Borgwarner Inc. | Creep locking retention mechanism (Clip) |
JP2005147332A (ja) * | 2003-11-18 | 2005-06-09 | Tsubakimoto Chain Co | 伝動装置用ガイド |
DE102005018901A1 (de) * | 2005-04-22 | 2006-11-16 | Schaeffler Kg | Zugmitteltrieb mit zumindest einer Schiene zum Spannen und/oder Führen eines endlosen Zugmittels |
DE102005036206A1 (de) * | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Schaeffler Kg | Zugmittelantrieb |
JP5190160B2 (ja) * | 2007-07-05 | 2013-04-24 | ボーグワーナー インコーポレーテッド | チェーンテンショナまたはチェーンガイド、ならびにそれらの製造方法 |
US8992358B2 (en) | 2009-02-27 | 2015-03-31 | Borgwarner Inc. | Automotive timing chain system component and method thereof |
KR101699703B1 (ko) * | 2009-03-23 | 2017-02-13 | 보르그워너 인코퍼레이티드 | U 형상의 체인 가이드 브래킷 |
JP5611145B2 (ja) * | 2011-08-02 | 2014-10-22 | 株式会社椿本チエイン | 伝動装置用ガイド |
JP5631825B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2014-11-26 | 株式会社椿本チエイン | 伝動装置用ガイド |
DE102012014943A1 (de) * | 2012-07-27 | 2014-01-30 | Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg | Spann- oder Führungsschiene mit extrudiertem Gleitbelagkörper |
JP2014145398A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンガイド |
DE102014209124A1 (de) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Führungsschiene für einen Zugmitteltrieb |
DE102014014720A1 (de) * | 2014-10-02 | 2016-04-07 | Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg | Spann- oder Führungsschiene mit Durchbruch |
JP6324359B2 (ja) * | 2015-10-21 | 2018-05-16 | 株式会社椿本チエイン | チェーンガイド |
JP7177342B2 (ja) * | 2018-10-16 | 2022-11-24 | 株式会社椿本チエイン | チェーンガイド |
JP7260749B2 (ja) * | 2019-02-12 | 2023-04-19 | 株式会社椿本チエイン | チェーンガイド |
US11466755B2 (en) * | 2020-02-03 | 2022-10-11 | Borgwarner Inc. | Chain guide and tensioning apparatus for vehicles |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248660A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Konica Corp | 写真感光材料処理装置 |
JPH032952A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-09 | Kyushu Nippon Denki Software Kk | 実行コマンド列自動作成方式 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178043A (ja) * | 1982-04-08 | 1983-10-18 | Honda Motor Co Ltd | チエンガイド装置 |
JPS58200841A (ja) * | 1982-05-18 | 1983-11-22 | Honda Motor Co Ltd | チエ−ンテンシヨナ装置 |
US4674723A (en) * | 1985-07-08 | 1987-06-23 | Robert Bayuk | Adjustable shelf assembly |
DE3525746A1 (de) * | 1985-07-19 | 1987-01-22 | Klifa Gmbh & Co | Kettenspanner |
DE3706136C1 (de) | 1987-02-26 | 1988-09-15 | Porsche Ag | Verfahren zur Herstellung eines Kettenspanners |
JPH0736201Y2 (ja) | 1989-05-31 | 1995-08-16 | 株式会社椿本チエイン | 合成樹脂製シューを具えたチェーンガイドレール |
US5109992A (en) * | 1991-05-03 | 1992-05-05 | The Mead Corporation | Adjustable peg hook |
US5286234A (en) * | 1992-07-27 | 1994-02-15 | Cloyes-Iwis Company L.P. | Chain tensioner apparatus |
US5611925A (en) * | 1994-03-23 | 1997-03-18 | Filtration Systems, Inc. | Hub ring and supporting plate for a filter and methods for manufacturing these members |
DE19609583A1 (de) | 1995-03-14 | 1996-09-19 | Borg Warner Automotive Kk | Spannarm und Kettenführung für einen hydraulischen Kettenspanner |
FR2736138B1 (fr) * | 1995-06-27 | 1997-08-22 | Mavil | Dispositif pour la fixation de consoles horizontales sur un montant vertical a cremaillere |
DE19536643A1 (de) * | 1995-09-30 | 1997-04-03 | Schaeffler Waelzlager Kg | Spannvorrichtung für einen Steuertrieb |
US5665019A (en) * | 1996-02-05 | 1997-09-09 | Ford Global Technologies, Inc. | Chain guide mounting assembly for the reduction of chain induced noise and vibration in a chain driven overhead cam internal combustion engine |
US5711732A (en) * | 1996-03-06 | 1998-01-27 | Cloyes Gear And Products, Inc. | Chain tensioner apparatus and method |
US5779582A (en) | 1996-03-06 | 1998-07-14 | Mott; Philip J. | Chain guide with tapered side rails |
US5690569A (en) | 1996-03-13 | 1997-11-25 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Single piece reinforced chain guide |
US5776024A (en) * | 1996-04-03 | 1998-07-07 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Tensioner with integral body and arm |
US5813935A (en) | 1996-07-23 | 1998-09-29 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Chain guide with extruded wear face |
JP3213550B2 (ja) * | 1996-09-17 | 2001-10-02 | 株式会社椿本チエイン | チェーンドライブ用ガイドのプレートベース |
US5853341A (en) | 1997-03-26 | 1998-12-29 | Borg-Warner Automotive, Inc. | Laminated chain tensioner arms or guides |
-
2000
- 2000-03-07 US US09/519,792 patent/US6302816B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-03-07 JP JP2001062840A patent/JP2001271895A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248660A (ja) * | 1988-08-11 | 1990-02-19 | Konica Corp | 写真感光材料処理装置 |
JPH032952A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-09 | Kyushu Nippon Denki Software Kk | 実行コマンド列自動作成方式 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010209939A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Tsubakimoto Chain Co | チェーンガイドプレート |
JP2011185289A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Tsubakimoto Chain Co | 伝動装置用固定ガイド |
CN105765269A (zh) * | 2013-11-25 | 2016-07-13 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 张紧轨以及具有这种张紧轨的牵引机构传动装置 |
CN105765269B (zh) * | 2013-11-25 | 2018-09-25 | 舍弗勒技术股份两合公司 | 张紧轨以及具有这种张紧轨的牵引机构传动装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6302816B1 (en) | 2001-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001271895A (ja) | チェーンガイドおよびチェーンガイドシステム | |
US5184983A (en) | Floating preventive structure for shoe of tensioner lever | |
US7476169B2 (en) | Guide for transmission device | |
US8007385B2 (en) | Sliding contact guide for transmission device | |
EP0833077B1 (en) | Silent chain with raised link backs | |
US20090017951A1 (en) | Transmission chain for use in engine | |
JP4815234B2 (ja) | ブレードテンショナ | |
US20060270502A1 (en) | Tensioner for simultaneously tensioning multiple strands | |
US8137226B2 (en) | Silent chain | |
US20070161445A1 (en) | Silent chain | |
US6238311B1 (en) | Blade tensioner with retaining pin and bracket | |
US20100093475A1 (en) | Chain | |
US20090111626A1 (en) | Chain transmission for use in an engine | |
KR20120017447A (ko) | 가이드 플레이트 및 체인 | |
JP3550548B2 (ja) | ブレードスプリング用クリップおよび該クリップを備えたブレードテンショナ | |
US6641496B2 (en) | Blade tensioner | |
US7014585B2 (en) | Blade-type chain tensioner system | |
US20020107097A1 (en) | Blade tensioner | |
US20050130779A1 (en) | Chain with a mark | |
EP1323949B1 (en) | Hydraulic tensioner with stop mechanism | |
US20030233821A1 (en) | Link plate for restricting back bending of a silent chain | |
JP2001311457A (ja) | チェーンガイド | |
JP3755132B2 (ja) | チェーン用ブレードテンショナシステム | |
JP4452433B2 (ja) | チェーンテンショナアームおよびチェーンガイド | |
JP2004069008A (ja) | チェーンテンショナアームおよびチェーンガイド |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101115 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110412 |