JP2001270288A - ボールペン - Google Patents

ボールペン

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JP2001270288A
JP2001270288A JP2000083101A JP2000083101A JP2001270288A JP 2001270288 A JP2001270288 A JP 2001270288A JP 2000083101 A JP2000083101 A JP 2000083101A JP 2000083101 A JP2000083101 A JP 2000083101A JP 2001270288 A JP2001270288 A JP 2001270288A
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ink
tip
rear end
ball
point pen
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JP2000083101A
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English (en)
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Seiichi Kobayashi
小林  清一
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 インキ切れしやすいインキを使用したボール
ペン、主として誤記等を白色のインキで隠蔽することで
修正可能とするボールペン等の改良に関する。 【解決手段】 先端にボールペンのチップ6と後方にイ
ンキ収容管8を備え、軸筒の後端に止着される尾栓13
の内孔軸心に軸部13aが一体に設けられると共にその
軸部の前方外周部にシール部13bが設けられ、また上
記軸部に外装して尾栓の内孔後端とインキ収容管8の後
端との間に弾発部材14が設けられてボールペンリフィ
ール2が軸筒の前方に附勢され、チップ先端部への押圧
によるボールペンリフィールの後退作動によって上記軸
部の外周部に設けたシール部13bがインキ収容管8の
内周部に密接した状態で摺動してインキ収容管の後端孔
が加圧され、インキの後端にインキの蒸発を防止し且つ
インキの消耗と共にインキに追随するよう配設されたフ
ォロア10の後端が加圧されて、インキのチップ側への
流動性が支援されるように構成されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、初期筆記でインキ切れ
しやすいインキを使用したボールペン、主として誤記等
を白色のインキで隠蔽することで修正可能とするボール
ペン等の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誤記等を修正するために白色顔料
を用いた液体塗布具が知られている。又、白色顔料と溶
剤が分離しやすい為にこの種の液体塗布具は可撓性のあ
る容器にインキとボール等が封入されており、使用に際
して振って攪拌する必要がある。又、インキを吐出する
為に容器の側面を押圧して行うが、インキ残量が少なく
なった時には容器の側壁を強く押してもインキが吐出さ
れないという苛立たしさがある。又更に、インキが固化
しやすく、塗布先端部が乾燥しないようにキャップでシ
ールするようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、攪拌する必
要が無く、容器の側面を押圧する煩わしさの無い誤記等
修正用のボールペンを主として提供可能とすることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成する為に以下の構成を有する。請求項1に記載の発明
に係るボールペンは、先端にボールペンのチップと後方
にインキ収容管を備え、先端ボールがチップ先端のボー
ル抱持部の内縁に密接するように先端ボールの背面にバ
ネ圧が付与されてなるボールペンリフィールを軸筒内に
装着して、チップ先端が軸筒の先端から突出するように
位置決めされるボールペンに於いて、軸筒の後端に止着
される尾栓の内孔軸心に軸部が一体に設けられると共に
その軸部の前方外周部にシール部が設けられ、また上記
軸部に外装して尾栓の内孔後端とインキ収容管の後端と
の間に弾発部材が設けられてボールペンリフィールが軸
筒の前方に附勢され、チップ先端部への押圧によるボー
ルペンリフィールの後退作動によって上記軸部の外周部
に設けたシール部がインキ収容管の内周部に密接した状
態で摺動してインキ収容管の後端孔が加圧され、インキ
の後端にインキの蒸発を防止し且つインキの消耗と共に
インキに追随するよう配設されたフォロアの後端が加圧
されて、インキのチップ側への流動性が支援されるよう
に構成されてなる。
【0005】請求項2に記載の発明に係るボールペン
は、請求項1に記載のボールペンに於いて、インキ収容
管には少なくとも酸化チタン、高分子中空微粒子等の白
色顔料とゲル化剤を含み、顔料の沈降が防止されると共
に流動性が極力損なわれないように配合された白色顔料
インキが充填されてなる。
【0006】請求項2に記載の発明に係るボールペン
は、請求項1に記載のボールペンに於いて、チップの後
退作動の直前にはインキ収容管の後端孔は外気と連通さ
れ、チップの適宜後退した直後にはインキ収容管の後端
孔は外気と遮断されると共に加圧されるよう構成されて
なる。
【0007】
【実施例】図1乃至図4は本発明の実施例1を示してい
る。図4に示すようにボールペンリフィール2のインキ
収容管8内には白色顔料インキ9が充填され、そのイン
キの後端にインキの消耗と共にインキと追随するグリー
ス状のフォロア10が充填されている。又、フォロアは
インキと相溶性が無く又インキの蒸発を防止する性能を
有している。又、必要に応じてフォロア内にフォロアと
略同等の比重を有する樹脂製のフォロア棒11が浸漬さ
れる。(尚、図2ではパイプ状に示されているが無論棒
状でもパイプ状でもよい。)又、フォロアは例えばシリ
コンゴム等の追従体とすることも可能である。
【0008】又、白色顔料インキ9は、少なくとも酸化
チタン、高分子中空微粒子等の白色顔料とゲル化剤を含
み、顔料の沈降が防止されると共に流動性が極力損なわ
れないように配合された白色顔料インキである。又、イ
ンキは剪断減粘性を有しているので先端ボールの回転で
粘度が低下するのと相まって隠蔽性の高い塗布が可能で
ある。
【0009】又、継ぎ手3は、鍔部3bの前方に前軸部
3aが、後方に後軸部3cが形成され、前軸部3a先端
の孔部に先端ボール6cを抱持したチップ6の軸部6a
が固着されている。又、前軸部3a外周の所用箇所にリ
ブ3dが形成されている。
【0010】又、チップ6は、インキ流入可能なチャン
ネルを有した座に先端ボール6cが略当接した状態で、
先端ボール6cが回転自在に抱持されるようカシメられ
ている。又、チップ6の内孔部にスプリング7が内挿さ
れ、チップの軸部6aの後端が適宜カシメられてコイル
状のスプリング7の後端が抜出不能となされている。
【0011】又、スプリング7の先方には極細径の捲線
部又は直線状の棒軸部7aを有した先端部がそのスプリ
ング7と一体に形成、あるいはスプリングの前端に先端
部を有した押し体が設けられ、その先端部が先端ボール
6cの背面に押圧状に当接する。尚、先端ボール6cは
その押圧でチップ6のボール抱持部6b(カシメ等で形
成)の内縁に密接状態と成されている。又更に、チップ
を耐磨耗性やインキのシール性能に優れた樹脂成型品と
なして、先端ボールの背面を押圧するバネ座を一体又は
別体のバネ座を設けて構成することも可能である。(図
示せず)
【0012】ところで、先端ボール6cがボール抱持部
の内面に密接することはインキが高粘度であっても筆記
先端の乾燥、インキの直流防止に対し極めて重要であ
る。即ち、主として本願のような誤記修正塗布用のボー
ルペンは、インキの吐出量を多くする為に筆記用のボー
ルペンに比較して先端ボールの後退する寸法が大きく設
定されている。又、先端ボール6cを抱持するチップ内
面の表面粗さ、カシメによる密接精度を改善する為に内
面の研削仕上げ、カシメ精度を上げる為の二次的な塑性
加工が配慮される。又、必要によっては先端ボールとの
密接面に表面処理などが配慮される。
【0013】又、継ぎ手3は、チップ6の後方にチップ
の軸心と適宜偏心させた弁室4が設けられ、弁室4の後
部には導孔4cに連通してテーパー状又は球面状の弁体
受け座4bが形成されている。又、弁室4の内壁の一側
にはインキが流入可能な溝部4aが形成されている。
又、弁室4内には球状の弁体5が遊嵌されて、チップ6
を下向きにした状態で弁体5がチップの軸部6aの後端
に偏倚した状態に当接して、上記溝部4a等を通じて導
孔4cから流入したインキがチップ内孔部に流入するよ
うに構成されている。尚、弁体は弁体受け座に密接する
側をテーパー状又は球面状に成した軸状体とすることも
可能である。又、その際にはチップの軸部後端に当接す
る側の周面にチップ内にインキが流入する溝を形成する
ことで弁室を上記のようにチップ軸心に対し偏心させる
必要はない。
【0014】又、上述したように継ぎ手3の鍔部3bの
後方には後軸部3cが延設されている。後軸部3cの外
周には筒状のインキ収容管8がその先端を鍔部3bの後
端に当接して圧入固着されインキ収容管8の内径部が継
ぎ手3の導孔4cに導通している。尚、上記インキ収容
管8は一例として透明のPP樹脂成形品等が使用され
る。又、上述した実施例のボールペンは継ぎ手とインキ
収容管が別部材で形成されているが、両者を一体の樹脂
成形品で形成することも可能である。
【0015】又、軸筒1は透明な樹脂成形品で、先方に
口先部1aを一体に有し、その後方の外周に突部と溝部
とより成るキャップ15との係合部と、内孔に段部1b
が形成されている。又、係合部の後端にキャップ15の
端部が当接する段部が形成されている。又、軸筒1の後
端に尾栓13が着脱可能に螺合され、尾栓13の外周に
は上記と同様に突部と溝部とより成る係合部と、軸筒1
の後端にキャップ15の端部が当接する段部が形成され
ている。
【0016】また軸筒1の後端に止着される尾栓13の
内孔軸心に軸部13aが一体に設けられると共にその軸
部13aの前方外周部に円周状の突状シール部13bが
一体に設けられ、また上記軸部13aに外装して尾栓1
3の内孔後端とインキ収容管8の後端との間に弾発部材
14が設けられてボールペンリフィール2が軸筒1の前
方に附勢される。またシール部は別部材でも設けられ
る。一例としてゴム等の弾性体や弾性のある成形樹脂な
どより成るが、機密性、滑り性のよいものが選択され
る。又、その他潤滑剤を介在させるなど配慮される。
【0017】次に、ボールペンの組立構成で説明する
と、軸筒1の後端から、継ぎ手3にチップ6を圧着し、
インキ収容管8にインキ9とフォロア10を充填し、更
にインキ収容管の後端に栓体が止着されたボールペンリ
フィール2を挿入して、インキ収容管8の後端と尾栓1
3の内孔後端との間に弾発部材14が設けられて軸筒1
の後端に尾栓13が螺合され、螺合に伴う尾栓13の前
進で上記弾発部材14を押圧変位させて口先部の段部1
bに継ぎ手の前軸部3aの所要箇所に設けた傾斜状のリ
ブ3dの外周を衝合させてチップ6のガタ止めを可能と
している。尚、弾発部材14は、コイルスプリング、ス
ポンジゴム等が適用可能である。
【0018】ところで、軸筒1先方に被嵌されるキャッ
プ15は、弾性に優れた透明な樹脂成形品でその外周側
面にクリップ17を位置させて後端の筒部17aを後端
孔に圧着している。又、筒部17aの後端には通気孔が
貫通している。又、キャップ15の内孔後方に小室を有
した筒状のインナーキャップ15aが設けられ、インナ
ーキャップはキャップ内孔部との間に所要数設けたリブ
で一体に接続されている。以上により、リブとリブとの
間を通じてキャップ挿入口から通気孔に連通した通気路
が形成されて、万一幼児がキャップを飲み込んだ際に安
全な通気手段となっている。又、キャップ15は挿入側
の内孔部に突条の係合部がそれぞれ別個の独立した位置
に二箇所で形成されている。又、インナーキャップ15
aの小室の先端には非吸液性で非連続気泡の弾性体より
なるシール栓体16が固定され、チップ6と口先部1a
先方が小室で略密嵌されると共に、先端ボール6cがシ
ール栓体16に適宜圧接される。
【0019】又、図5のボールペンリフィール18は、
ボールペンリフィールの別の実施形態を示している。上
述したボールペンリフィール2との相違は継ぎ手の内部
に設けられる弁体とフォロアの内部に設けられるフォロ
ア棒を有さないことである。即ち、弁体とフォロア棒は
必須の構成要件としないものである。詳細については作
用で後述する。
【0020】又、図6及び図7は本発明の実施例2を示
している。実施例1との相違点のみ説明すると、先ず、
軸筒20の前端に口先部19が着脱自在に螺合されてい
る。又、一方軸筒20の後端に尾栓部20aが一体に設
けられている。
【0021】又、図8は本発明の実施例3を示してい
る。また上記実施例との相違点のみ説明すると、先ず、
軸筒21の前方は実施例2と同じである。又、軸筒21
の後端孔に軸部22aの圧入などの手段によって尾栓2
2が止着され、軸部22a前端の段部22bの前方にや
や細径とした軸部22cが設けられ、その軸部22cの
前方外周に溝部22dが設けられて、その溝部22dに
ゴム等のシール部材23が止着されている。
【0022】
【作用】次に、実施例の作用を以下に説明する。先ず、
チップ先端部に筆圧以下の加重がかかる状態では、図2
に示すようにシール部13bがインキ収容管8の後端か
ら僅かに後方に位置して、インキ収容管の内外が通気し
た状態にある。次に、チップ先端部に筆圧以上の押圧が
かかることによってボールペンリフィール2が後退し、
シール部13bがインキ収容管8の内面に密接すると、
インキ収容管8の後端孔が外気と遮断されると共に、更
にシール部13bがインキ収容管8の内面に摺接しなが
ら前進することによってインキ収容管8の後端孔が加圧
され、インキの後端に配設されたフォロアの後端が加圧
されて、インキのチップ側への流動性が支援される。そ
のことは、落下衝撃やインキの流動性の悪さ等に起因し
て先端ボールの周面からインキが離れてしまい連続的な
インキの流出がとぎれるのを防止する作用ととぎれた時
に回復する作用となる。
【0023】即ち、チップ先端部に筆圧以上の加重がか
かる直前にインキ収容管8の後端孔は外気と連通され、
僅かにインキ収容管8が後退した直後にインキ収容管の
後端孔が外気と遮断されると共に更なる後退でフォロア
10の後端が加圧されるように構成されている。尚、イ
ンキ収容管の後端孔が外気に連通する手段は、口先部1
aの先端孔とチップ外周との間の隙間を通じて軸筒内孔
後方で通気孔12dに連通するように設けられる。又、
軸筒1と尾栓13の接合部に通気溝を形成して設けるこ
とも可能である。尚、実施例2及び3も基本的には実施
例1と同様に作用するので説明は省略する。
【0024】次に、ボールペンリフィールの作用につい
て説明する。チップ先端部に筆圧がかからない状態で
は、スプリング7の押圧で先端ボール6cがチップのボ
ール抱持部の内縁に密接されているのでインキの逆流は
防止されている。又、チップ6が上向きのときには弁体
5が弁体受け座4b密接して導孔4cを密閉するので、
上向き筆記されてチップの先端ボール6c背面のインキ
がなくなっても、インキにヘッドが掛かり逆流すること
がない。従って、チップ6を下向きにした時にインキが
即流出可能となる。因みに弁体を有しない構造では、上
向き筆記を繰り返すとインキが逆流方向に作用するので
チップ内に空気を巻き込み、下向き筆記で即インキが流
出しにくくなる傾向がある。又、フォロア棒11はイン
キ収容管が大径である場合に使用される。即ち、グリー
ス状のフォロア10は、インキ収容管が大径の場合に衝
撃などの影響で変形を受け破壊されやすいという問題が
ある。フォロア内にフォロアと略同等の比重を有する樹
脂製のフォロア棒を浸漬させることにより剛性を上げる
ことが可能となる。
【0025】上記のフォロア棒や弁体を有したインキの
逆流防止構造は、インキ収容管が大径で逆流しやすい場
合や、上向き筆記を繰り返した時や衝撃がかかった時に
性能を発揮するものであって、構成要素として必須のも
のではなく、特に誤記修正用のボールペンは上向きに使
用されることはまず無いので必ずしも必要としない。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、初期筆記で
インキ切れしやすいインキを使用したボールペンや少な
くとも酸化チタン、高分子中空微粒子等の白色顔料とゲ
ル化剤を含み、顔料の沈降が防止されると共に流動性が
損なわれないように配合されたインキを使用して白色顔
料と溶剤とが分離するような問題がなく、従ってインキ
を攪拌する必要がない使い勝手の良い誤記修正用のボー
ルペンが、簡単な構造でチップ先端部に筆記圧以上の加
圧を加えることにより提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1であるボールペンの前半部を示した断
面図で、キャップを軸筒の先方に嵌着した状態を示して
いる。
【図2】実施例1であるボールペンの後半部を示した断
面図である。
【図3】チップ先端部に筆圧以上の押圧がかかり、ボー
ルペンリフィールが後退した状態に於けるボールペンの
後半部を示した断面図である。
【図4】ボールペンリフィールの縦断面図である。
【図5】別の実施形態のボールペンリフィールの縦断面
図である。
【図6】実施例2であるボールペンの前半部を示した断
面図で、キャップを軸筒の先方に嵌着した状態を示して
いる。
【図7】実施例2であるボールペンの後半部を示した断
面図である。
【図8】実施例3であるボールペンの後半部を示した断
面図である。
【符号の説明】
1 軸筒 1a 口先部 1b 段部 2 ボールペンリフィール 3 継ぎ手 3a 前軸部 3b 鍔部 3c 後軸部 3d リブ 4 弁室 4a 溝部 4b 弁体受け座 4c 導孔 5 弁体 6 チップ 6a 軸部 6b ボール抱持部 6c 先端ボール 7 スプリング 7a 棒軸部 8 インキ収容管 9 インキ 10 フォロア 11 フォロア棒 12 螺子部 13 尾栓 13a 軸部 13b シール部 14 弾発部材 15 キャップ 15a インナーキャップ 16 シール栓体 17 クリップ 17a 筒部 18 ボールペンリフィール 19 口先部 20 軸筒 20a 尾栓部 20b 軸部 20c シール部 21 軸筒 22 尾栓 22a 軸部 22b 段部 22c 軸部 22d 溝部 23 シール部材 24 弾発部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にボールペンのチップと後方にイン
    キ収容管を備え、先端ボールがチップ先端のボール抱持
    部の内縁に密接するように先端ボールの背面にバネ圧が
    付与されてなるボールペンリフィールを軸筒内に装着し
    て、チップ先端が軸筒の先端から突出するように位置決
    めされるボールペンに於いて、 軸筒の後端に止着される尾栓の内孔軸心に軸部が一体に
    設けられると共にその軸部の前方外周部にシール部が設
    けられ、また上記軸部に外装して尾栓の内孔後端とイン
    キ収容管の後端との間に弾発部材が設けられてボールペ
    ンリフィールが軸筒の前方に附勢され、チップ先端部へ
    の押圧によるボールペンリフィールの後退作動によって
    上記軸部の外周部に設けたシール部がインキ収容管の内
    周部に密接した状態で摺動してインキ収容管の後端孔が
    加圧され、インキの後端にインキの蒸発を防止し且つイ
    ンキの消耗と共にインキに追随するよう配設されたフォ
    ロアの後端が加圧されて、インキのチップ側への流動性
    が支援されるように構成されたことを特徴とするボール
    ペン。
  2. 【請求項2】 インキ収容管には少なくとも酸化チタ
    ン、高分子中空微粒子等の白色顔料とゲル化剤を含み、
    顔料の沈降が防止されると共に流動性が極力損なわれな
    いように配合された白色顔料インキが充填されてなる請
    求項1に記載のボールペン。
  3. 【請求項3】 チップの後退作動の直前において、イン
    キ収容管の後端孔は外気と連通され、チップの適宜後退
    した直後において、インキ収容管の後端孔は外気と遮断
    されると共に加圧されるよう構成されてなる請求項1に
    記載のボールペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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