JP2001269157A - たばこ原料の裁刻機 - Google Patents

たばこ原料の裁刻機

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JP2001269157A
JP2001269157A JP2000089387A JP2000089387A JP2001269157A JP 2001269157 A JP2001269157 A JP 2001269157A JP 2000089387 A JP2000089387 A JP 2000089387A JP 2000089387 A JP2000089387 A JP 2000089387A JP 2001269157 A JP2001269157 A JP 2001269157A
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tobacco raw
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raw material
forming
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Akio Shiomi
昭夫 塩見
Mitsuharu Kawamura
光治 河村
Hideo Mori
秀朗 毛利
Tomohiro Suzuki
智博 鈴木
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Japan Tobacco Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蝶葉の生出を抑え、安定して高品質な刻を得
ることができるたばこ原料の裁刻機を提供する。 【解決手段】 裁刻機1は、ラミナを移送しながら圧搾
するロワ及びアッパチェーンコンベヤ6,8を備えてお
り、その終端には成形部材が接続されている。成形部材
はその内部にラミナの成形通路30を有し、この通路内
にてラミナが塊状に成形される。成形部材18は、成形
通路30の天井及び床の両隅をそれぞれ構成する天井コ
ーナガイド38及び床コーナガイド40を有しており、
これら各コーナガイド38,40の詳細な形状がその寸
法比で与えられる。成形通路30は天井及び床コーナガ
イド38,40によりその断面積を縮小され、その出口
での圧搾圧を増大している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たばこ原料のラミ
ナを塊状に圧搾した状態で裁刻し、たばこ刻として加工
するためのたばこ原料の裁刻機に関する。
【0002】
【関連する背景技術】裁刻機によるたばこ原料(ラミ
ナ)の裁刻に関しては、その裁刻により得られたたばこ
刻(以下、単に刻と称する)の品質を安定して良好に保
持することが重要とされる。この刻に求められる品質と
しては例えば、巻上げの際に所定の巻硬さを保持するた
めに一定以上の高い膨嵩性を有することが挙げられ、こ
れには刻の粒度、密度、粘弾性等の品質が関係する。こ
れらの刻の品質は、その原料加工工程での調和、加香、
乾燥、配合、搬送等の諸条件により変化するものの、特
に、裁刻機においては、ラミナ層を一対のプレスコンベ
ヤ間にて圧搾する際のプレス圧及びその圧搾時間、ラミ
ナ中の水分量、品温等の条件により、刻の密度が大きく
左右される。
【0003】このため、例えば特開昭57−33586
号公報に記載された裁刻機にあっては、その上下のプレ
スコンベヤ間に給送するべきラミナ量を均一に保持する
ことで、その裁刻口におけるラミナ層の圧搾圧を安定化
させている。この公知の裁刻機によれば、ラミナ層の圧
搾状態に変動が少なく、また、ラミナ層の整列により裁
刻後の刻片の粒度や幅の均一化が図られるものと認めら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した刻
品質のうち、特にその刻密度に関しては、ラミナ層への
圧搾圧が大きく影響する。一般的に、刻密度を向上させ
るには、その圧搾圧をなるべく低くすることが有効であ
り、この場合、刻の膨嵩性もまた大となる。しかしなが
ら、極端に圧搾圧を低くすると、ラミナ層の裁刻不良を
招き、刻中に切り損じ品(蝶葉)を多く生出させてその
品質を悪化させる。刻中へのこのような蝶葉の混入は、
例えば巻上後の先落ちや刻充填密度のばらつきの原因と
なり、その巻品質をも損ねる。従って、裁刻機における
圧搾圧の設定は、刻中に蝶葉を生出させないための一定
の限度内で行われなければならない。
【0005】また、裁刻機におけるたばこ原料の裁刻
は、矩形の裁刻口にてラミナ層をその層厚方向にせん断
することでなされる(ダウンカッティング法)。このよ
うな裁刻口では通常、ラミナの積層はその横方向に関し
て、比較的に中央部での分布が密となり、一方、両側端
部では粗となる傾向を示す。このため、裁刻口の両側端
近傍ではその中央部よりも圧搾圧が低く、この両側端部
での蝶葉の生出率は高い。このような状況にあっては、
上述した圧搾圧の設定のみによって蝶葉の生出を完全に
抑えることは難しい。
【0006】本発明は上述の事情に基づいてなされたも
ので、その目的とするところは、たばこ原料の裁刻によ
る刻品質を向上させ、その蝶葉の生出防止をも可能とす
るたばこ原料の裁刻機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のたばこ原料の裁
刻機(請求項1)は、たばこ原料を圧搾塊状に成形する
ための成形通路に、その天井及び床の両隅を構成する一
対の天井コーナガイド及び床コーナガイドをそれぞれ備
えており、これらコーナガイドの形状は、それぞれ縦断
面が略直角三角形状をなすとともに、成形通路の出口に
向かってその断面積が次第に増大している。そして、成
形通路の出口における天井コーナガイドの断面の底辺B
1と高さH1との比(=B1/H1)は0.3〜0.6であ
り、且つ、その通路方向への全長L1と高さH1との比
(=L1/H1)は4.0〜4.5に設定されている。一
方、床コーナガイドの場合、成形通路の出口における断
面の底辺B2と高さH2との比(=B2/H2)は0.4〜
0.7であり、且つ、その通路方向への全長L2と高さ
2との比(=L2/H2)は0.6〜0.9に設定され
ている。
【0008】上述した裁刻機によれば、たばこ原料は圧
搾通路を通じて移送される過程にて層厚方向に圧搾さ
れ、そして、その終端から成形通路内に送出される。こ
の成形通路は圧搾通路の終端に連なって水平に延びてお
り、また、その通路断面は矩形をなしている。成形通路
内に送り込まれたたばこ原料は、その内壁に沿って圧搾
塊状に成形される。成形されたたばこ原料は成形通路の
出口、つまり、裁刻口にて層厚方向に裁刻され、刻とし
て加工される。
【0009】ここで、一対の天井及び床コーナガイドは
成形通路を隅取りし、通路出口に向けて次第にその両側
端の高さを縮小する。従って、たばこ原料の圧搾塊は、
裁刻口での層厚が両側端近傍で縮められるので、その
分、裁刻口の両側端近傍での圧搾圧が増大する。また、
成形通路の天井は、その出口へ向かって水平面から6〜
7度の下り勾配を有している(請求項2)。この場合、
成形通路の高さは出口に向かって次第に低下しているの
で、たばこ原料はその移動に伴い、次第に全体で受ける
圧搾圧が増大し、裁刻口にて極大となる。このとき、傾
斜角が上記の範囲内に設定されていれば、圧搾圧を好適
な値に保持することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、裁刻機1の構
成が概略的に示されており、この裁刻機1はたばこ原
料、つまり、ラミナLの供給ホッパ2を備えている。供
給ホッパ2は上面が開口し、この開口を通じて供給コン
ベヤ4からラミナLの供給を受ける。一方、供給ホッパ
2の下端はロワチェーンコンベヤ6に接続されており、
このロワチェーンコンベヤ6は供給コンベヤ4の下端か
ら横方向に延びている。
【0011】ロワチェーンコンベヤ6の上方にはアッパ
チェーンコンベヤ8が配置されており、このアッパチェ
ーンコンベヤ8はホッパ2の側面から横方向に延びてい
る。これらロワ及びアッパチェーンコンベヤ6,8の間
には、ラミナの圧搾通路10が形成されており、その通
路高さはこれらコンベヤ6,8の移送先に向けて次第に
縮小されている。
【0012】供給ホッパ2はその後壁をなす給送板12
を有しており、この給送板12はロワチェーンコンベヤ
6の移送方向に往復動することで、供給ホッパ2内に蓄
えられたラミナLを前述の圧搾通路の方向へ押し込み、
供給ホッパ2内でのラミナLの自重による沈降を促進す
る。ラミナLはその下層部分からロワチェーンコンベヤ
6により移送され、その移送過程にて、アッパチェーン
コンベヤ8との間に層をなして挟み込まれる。
【0013】アッパチェーンコンベヤ8には、その終端
側のローラ軸14の両端にそれぞれ圧搾用シリンダ16
が接続されており、これら圧搾用シリンダ16はローラ
軸14を下方に押し下げることで、移送されるラミナL
に所定のプレス圧、つまり、圧搾圧を加える。なお、ロ
ワチェーンコンベヤ6はその終端側にスプロケット軸1
5を有している。
【0014】ロワ及びアッパチェーンコンベヤ6,8の
終端には、上述した裁刻口(以下、駒口と称する)を形
成するべき成形部材18が接続されており、これらコン
ベヤ6,8の終端から送出されたラミナLは、この成形
部材18により受け取られる。なお、成形部材18の詳
細については後述する。裁刻機1は、成形部材18の近
傍に配置されたナイフドラム20を備えており、ナイフ
ドラム20はその外周面に複数の裁刻ナイフ22を有し
ている。ナイフドラム20はその回転により裁刻ナイフ
22の刃先を成形部材18に沿って移動させ、その駒口
にてラミナLを裁刻する。こうして得られた刻は、図示
しない刻落口部にて受け取られる。
【0015】図2を参照すると、裁刻機1の駒口、つま
り、成形部材18の構成が具体的に示されている。成形
部材18は左右一対のガイド壁24を有し、これらガイ
ド壁24は駒口の両側縁を構成している。また、ガイド
壁24の間には、上下に離間して圧搾板26及び受刃板
28が配置されており、これら圧搾板26及び受刃板2
8は水平に延び、駒口の上下の縁をそれぞれ構成してい
る。
【0016】図3は成形部材18の断面を示し、図示の
ように成形部材18はその内部に成形通路30を有して
いる。成形通路30は圧搾通路10の終端に連なって水
平に延び、前述の駒口にて開口している。また図2から
明らかなように、成形通路30の縦断面はその通路方向
でみて矩形をなしている。また図2に示されるように、
成形部材18はその成形通路30の天井及び床の両隅を
それぞれ構成する左右一対ずつの天井コーナガイド38
及び床コーナガイド40を有している。
【0017】図4は、これら天井及び床コーナガイド3
8,40の形状を具体的に示している。各コーナガイド
38,40は何れも、その縦断面が略直角三角形状をな
しており、また、その断面積は駒口に向かって次第に増
大している。なお、床コーナガイド40は前述のガイド
壁24の下端部に一体的に形成されている。一方、天井
コーナガイド38は圧搾板26の両端に取り付けられて
いる。
【0018】ここで、図5を参照すると、圧搾通路10
及び成形通路30におけるラミナの受圧分布が示されて
いる。図示のように、ラミナが受ける圧搾圧は、圧搾通
路10の終端手前の地点から大きく立ち上がり、そし
て、ロワチェーンコンベヤ6のスプロケット軸15とア
ッパチェーンコンベヤ8のローラ軸14との間の地点に
て、第1のピーク圧P1に達する。この後、ラミナLの
成形通路10への送出に伴い圧搾圧は大きく落ち込むも
のの、駒口の手前から再度立ち上がり、駒口にて第2ピ
ーク圧P2に達する。
【0019】本発明の発明者等は、上述したラミナの受
圧分布において、圧搾通路10及び成形通路30を通過
する間にラミナが受ける全体の受圧量がラミナの物性変
化に関係しており、また、駒口での第2ピーク圧P2
大きさがラミナの裁刻切り損じ品、つまり、蝶葉の生出
に関係することを確認している。具体的には、図1の裁
刻機1では、裁刻水分量を所定値(例えば18%)とし
た場合、全体としてのラミナの受圧量は、例えば8.826k
N(=900kgf)程度が蝶葉の生出限界であることが確認
されている。なお、裁刻機1について別のタイプの機種
でもデータを得たところ、その限界圧力は例えば117.68
MPa(=1200kgf/cm2)程度であった。また、これら限界
圧力について、その駒口での第2ピーク圧P2は例えば6
8.65〜78.45kPa(=0.7〜0.8kgf/cm2)の範囲内にある
ものと推定される。
【0020】図6は、発明者等の観測データに基づく第
1ピーク圧P1と第2ピーク圧P2との関係を示し、この
図から、これらピーク圧P1,P2は互いに線形の関係に
あることが理解される。ここで発明者等は、ラミナが受
ける受圧量を低下させて蝶葉の生出を防止するために
は、図6に示される直線の傾きを変更することで、その
写像に含まれる第1及び第2ピーク圧P1,P2の関係を
変更する手法が有効であることに着目し、一方、その傾
きの変更は裁刻機1における成形部材18の形状変更に
より実現可能であることを確認している。
【0021】
【実施例】以下、具体的な成形部材18の形状変更の実
施例について説明する。図7及び図8は天井コーナガイ
ド38についての詳細を示し、この場合、成形通路30
の出口、つまり、駒口における天井コーナガイド38の
断面の底辺B1と高さH1との比(=B1/H1)は0.3
〜0.6であり、また、その通路方向への全長L1と高
さH1との比(=L1/H1)は4.0〜4.5に設定さ
れている。
【0022】一方、図9及び図10は床コーナガイド4
0についての詳細を示し、床コーナガイド40の駒口に
おける断面の底辺B2と高さH1との比(=B2/H2)は
0.4〜0.7であり、また、その通路方向への全長L
2と高さH2との比(=L2/H2)は0.6〜0.9に設
定されている。ここで、図3に示されるように成形部材
18は上下一対の口金42をも有しており、これら口金
42は、それぞれ成形通路30の天井及び床を構成して
いる。なお、上述の圧搾板26及び受刃板28はこれら
口金42にそれぞれ支持されている。
【0023】また、駒口の上方にはアッパパネル44が
配置されており、上側の口金42はこのアッパパネル4
4に支持されている。そして、これらアッパパネル44
と口金42との間には、ウェッジ板46が介装されてお
り、このウェッジ板46は口金42の幅全域に亘って延
びている。図11は、フロントパネル44に対するウェ
ッジ板46及び口金42の取り付けを詳細に示してお
り、ウェッジ板46は駒口側の板厚t2(例えば6〜1
0mm)がその他方の側の板厚t1(例えば4〜6mm)よ
りも厚い。それ故、口金42はこれら板厚t1,t2の差
分だけフロントパネル44の下面に対して傾斜して取り
付けられており、その分、成形通路30の天井は、駒口
に向かって水平面Xから6〜7度の下り勾配αを有して
いる。
【0024】図12は、発明者等の観測データにより得
られた駒口全圧と蝶葉混入率対数値(ln)との関係を示し
たものであり、図12中に破線で示される直線a0は現
行部品、つまり、従来の成形部材の場合を示し、一方、
実線で示される直線a1は上述した各コーナガイド3
8,40及び成形通路30の天井の傾斜角に下り勾配α
を与えるウェッジ板46を使用した実施例の場合を示し
ている。
【0025】実施例(改善)及び従来例(現行)の何れ
の場合も、工程裁刻機1における蝶葉混入率は、その駒
口全圧を低下するに従って増加する傾向にあるが、本実
施例のコーナガイド38,40及びウェッジ板46を使
用することにより、従来と同程度の蝶葉混入率を維持し
た状態で駒口圧力を低下することが可能であることが理
解される。
【0026】すなわち、天井及び床コーナガイド38,
40は、成形通路30を隅取りすることでその断面積を
縮小し、その縮小率を駒口にて最大とすることから、第
2ピーク圧P2の上昇に寄与するものと認められる。更
に、成形通路30内にてラミナLの積層は、比較的その
両側端近傍での分布が粗であることから、これら天井及
び床コーナガイド38,40はその分布を密にして圧搾
圧を高めることで蝶葉の生出を有効に防止するものと認
められる。
【0027】図13は、発明者等の観測データより得ら
れた駒口全圧と刻膨嵩性との関係を示しており、この場
合、成形部材18には本実施例のコーナガイド38,4
0及びウェッジ板46が使用されている。図13の結果
からも明らかなように、本実施例の部品を使用した場合
においても、従来部品の場合と同様に、駒口圧を低下す
ることによる膨嵩性の向上が認められる。
【0028】本発明の裁刻機は、その機種を限定される
ものではなく、その他の公知のタイプの裁刻機であって
もよい。図14は、上述した実施例とは異なる形式の裁
刻機を示し、この裁刻機ではラミナLを振動コンベヤ5
0により給送するものとしている。その他の各部の構成
及びその機能については、実施例の裁刻機1と略同等で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のたばこ原
料の裁刻機(請求項1,2)によれば、たばこ原料を圧
搾する際、その全圧を低下しながら原料の裁刻を可能と
し、一方、駒口での全圧を適切に保持することで蝶葉の
生出をも防止できる。従って、膨嵩性が高く、粒度の高
い極めて高品質な刻を提供することができる。
【0030】特に、成形通路においてその天井の傾斜角
が適切に設定されていれば(請求項2)、その駒口にお
ける全圧を最適な値に維持しながら原料の受圧量を相対
的に低下できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】裁刻機の構成を概略的に示した側面図である。
【図2】成形部材及びその駒口を具体的に示した正面図
である。
【図3】成形部材の縦断面図である。
【図4】天井及び床コーナガイドを詳細に示した斜視図
である。
【図5】ラミナを圧搾する際の受圧分布について説明す
るためのモデル図である。
【図6】ラミナの受圧について、第1及び第2ピーク相
互の関係を示す図である。
【図7】天井コーナガイドの正面図である。
【図8】天井コーナガイドの側面図である。
【図9】床コーナガイドの正面図である。
【図10】床コーナガイドの側面図である。
【図11】ウェッジ板及び口金の詳細な断面図である。
【図12】駒口全圧と蝶葉混入率対数値との関係を示し
た図である。
【図13】駒口全圧と刻膨嵩性との関係を示した図であ
る。
【図14】図1とは異なる機種の裁刻機を概略的に示し
た図である。
【符号の説明】
6 ロワチェーンコンベヤ 8 アッパチェーンコンベヤ 10 圧搾通路 18 成形部材 20 ナイフドラム 22 裁刻ナイフ 30 成形通路 38 天井コーナガイド 40 床コーナガイド 42 口金 46 ウェッジ板
フロントページの続き (72)発明者 毛利 秀朗 東京都墨田区横川1丁目17番7号 日本た ばこ産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 智博 東京都墨田区横川1丁目17番7号 日本た ばこ産業株式会社内 Fターム(参考) 4B043 BA35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 たばこ原料を層状にして移送するととも
    に、この移送過程にて、たばこ原料をその層厚方向に圧
    搾する圧搾通路と、 前記圧搾通路の終端に連なって水平に延びる矩形断面の
    成形通路を有し、この成形通路内にて前記圧搾通路から
    たばこ原料を受け取り、圧搾塊状に成形する成形部材
    と、 前記成形通路の出口から送出される前記圧搾塊状をなす
    たばこ原料をその層厚方向に裁刻する裁刻ナイフとを備
    えたたばこ原料の裁刻機において、 前記成形部材は、前記成形通路の天井及び床の両隅をそ
    れぞれ構成し、縦断面が略直角三角形状をなし且つ前記
    出口に向かってその断面積が次第に増大する一対の天井
    コーナガイド及び床コーナガイドを有しており、 前記一対の天井コーナガイドの前記出口における断面の
    底辺B1と高さH1との比(=B1/H1)は0.3〜0.
    6であり、且つ、その通路方向への全長L1と前記高さ
    1との比(=L1/H1)は4.0〜4.5に設定され
    ており、 一方、前記一対の床コーナガイドの前記出口における断
    面の底辺B2と高さH2との比(=B2/H2)は0.4〜
    0.7であり、且つ、その通路方向への全長L 2と前記
    高さH2との比(=L2/H2)は0.6〜0.9に設定
    されていることを特徴とするたばこ原料の裁刻機。
  2. 【請求項2】 前記成形通路の天井は、前記出口へ向か
    って水平面から6〜7度の下り勾配を有することを特徴
    とする請求項1に記載のたばこ原料の裁刻機。
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