JP2001266547A - 信号記録装置 - Google Patents

信号記録装置

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JP2001266547A
JP2001266547A JP2000083753A JP2000083753A JP2001266547A JP 2001266547 A JP2001266547 A JP 2001266547A JP 2000083753 A JP2000083753 A JP 2000083753A JP 2000083753 A JP2000083753 A JP 2000083753A JP 2001266547 A JP2001266547 A JP 2001266547A
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Shiyuumei Yano
秀盟 矢野
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 信号記録装置は、光磁気ディスクにユーザデ
ータを管理するテーブル50を作成する。テーブル50
には、Validフラグ52および1ユーザデータを管理す
る複数のitem54を設ける。ユーザデータを記録すると
きにValidフラグ52をリセット状態にした後、ユーザ
データの記録および当該ユーザデータの管理情報のitem
54への記録を行い、その後Validフラグ52をセット
状態にする。ユーザデータの記録再生のときにValidフ
ラグ52がリセット状態であれば、記録されているユー
ザデータをサーチして管理情報が記録されていないユー
ザデータを特定し、当該ユーザデータの管理情報をitem
52に記録する。そしてValidフラグ52をセット状態
にする。 【効果】 装置の瞬断などによって、管理情報が記録さ
れなかたった場合にも管理情報を修復して正しくデータ
を管理することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号記録装置に関
し、特にたとえば、複数の情報信号が記録され、前記複
数の情報信号の管理情報が管理情報記録領域に記録され
た光ディスクから所望の情報信号の記録再生を行う、信
号記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の信号記録装置では、光デ
ィスクに所望情報を記録した後に、記録した所望情報の
ファイル名、スタートアドレス、エンドアドレスなどを
含むファイル情報を位置情報記録領域に記録している。
所望情報を再生するときには、所望情報のファイル名に
よって、位置情報記録領域に記録されているファイル情
報からスタートアドレスを特定し、このスタートアドレ
スに基づいて所望情報にアクセスして再生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の信号記録装置
では、装置の稼動中に瞬断が発生することがある。ま
た、バッテリによって駆動する携帯型の信号記録装置で
は、バッテリダウンによって装置の稼動中に動作が停止
することがある。ディスクに所望情報を記録した後、位
置情報記録領域にファイル情報を記録する前に動作の停
止および瞬断が起こると、所望の情報が記録されている
にもかかわらず位置情報記録領域にファイル情報が記録
されない。このようなときには、ファイル情報からスタ
ートアドレスが特定できず、所望の情報を再生すること
ができないという問題が発生していた。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、瞬
断、バッテリダウンなどによって装置動作が停止した場
合にもファイル情報を修復できる、信号記録装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、識別子を持
つ所望情報信号を不揮発性メモリに記録する第1記録手
段、所望情報信号の記録終了後に所望情報信号を管理す
るかつ識別子と共通する識別子を持つ管理情報信号を不
揮発性メモリに記録する第2記録手段、所望情報信号の
記録開始時に不揮発性メモリに形成されたフラグを第1
状態から第2状態に変更する第1変更手段、所望情報信
号および管理情報信号の記録終了時にフラグを第2状態
から第1状態に変更する第2変更手段、第1記録手段お
よび第2記録手段が記録を行っていない所定の時期にフ
ラグの状態を判別する判別手段、判別手段によって判別
されたフラグの状態が第2状態のとき識別子に基づいて
管理情報信号を修復する修復手段、および管理情報信号
の修復後にフラグを第2状態から第1状態に変更する第
3変更手段を備える、信号記録装置である。
【0006】
【作用】この発明においては、以下に示す構成によっ
て、所望情報信号を管理する管理情報信号が不揮発性の
記録媒体上に記録されていない状態を検知し、さらに記
録されるべき管理情報を修復する。第1記録手段は、識
別子を含む所望情報信号を不揮発性メモリに記録する。
管理情報信号は、当該情報信号を管理するための信号で
あり、当該所望情報信号と共通する識別子を含んでい
る。第2記録手段は、この管理情報信号を不揮発性メモ
リに記録する。不揮発性メモリ上の所定の場所にはフラ
グが設けられており、第1変更手段は、所望情報信号の
記録開始時にこのフラグを第1状態から第2状態に変更
する。第2変更手段は、所望情報信号および当該所望情
報信号の管理情報信号の記録終了時にフラグを第2状態
から第1状態に変更する。つまり、所望情報信号と管理
情報信号との両方が記録されない間は、フラグの状態は
第2状態である。判別手段は、第1記録手段および第2
記録手段によって所望情報信号および管理情報信号の記
録が行われていない所定の時期にフラグの状態を判断す
る。バッテリダウン、瞬断などが発生して、所望情報信
号を記録して管理情報信号を記録することなく信号記録
装置が停止した場合にフラグの状態は第2状態のままで
ある。判断手段によってフラグが第2状態であると判断
されると、修復手段は、所望情報信号に含まれる識別子
に基づいて前記管理情報信号を修復して不揮発性メモリ
に記録する。その後、第3変更手段は、フラグを第2状
態から第1状態に変更する。こうして記録されなかった
管理情報信号が修復される。
【0007】この発明の好ましい実施例によれば、複数
の所望情報信号とこれらの情報信号をそれぞれ管理する
複数の管理情報信号が不揮発性メモリに記録され、比較
手段は、複数の所望情報信号に含まれる識別子と複数の
管理情報信号に含まれる識別子とのそれぞれを比較し、
管理情報信号に含まれない識別子を有する所望情報信号
を特定手段が特定する。第3記録手段は、特定手段によ
って特定された所望情報信号を管理する管理情報信号を
不揮発性メモリに記録する。
【0008】この発明のその他の好ましい実施例によれ
ば、管理情報信号は、識別子の他に管理する所望情報信
号の不揮発性メモリ上のアドレスを含む。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、所望情報信号とこの
所望情報信号を管理する管理情報信号の両方が不揮発性
メモリに記録されているときと、そうでないときをフラ
グの状態によって区別することによって管理情報信号が
記録されていない状態を検知する。また、管理情報信号
は管理する所望情報信号と共通の識別子を含んでいる。
したがって、管理情報信号の記録されていない状態が検
知されると、識別子を用いて管理情報信号が記録されて
いない所定情報信号を特定して、管理情報信号を修復す
ることができる。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1を参照して、この実施例の信号記録装置
10は、光ピックアップ26を含む。光ピックアップ2
6の光磁気ディスク40の径方向における位置は、サー
ボ機構16のスレッドサーボによって制御される。ま
た、光ピックアップ26に設けられた光学レンズ26c
の光軸方向における位置は、サーボ機構16のフォーカ
スサーボによって制御される。さらに、光磁気ディスク
40の径方向における光学レンズ26cの位置は、サー
ボ機構16のトラッキングサーボによって制御される。
【0012】MPU12は、レーザドライブ18にレー
ザ光のレーザパワーを設定する。レーザドライブ18
は、設定されたレーザパワーのレーザ光が出力されるよ
うに、レーザダイオード26cを駆動する。こうして、
所望のレーザパワーのレーザ光がレーザダイオード26
cから出力される。
【0013】レーザダイオード26cから出力されたレ
ーザ光は、光学レンズ26aで収束されて光磁気ディス
ク40の表面に照射される。レーザ光が照射された光磁
気ディスク40の光磁気膜の温度がキュリー温度まで上
昇し、レーザ光の照射が止むと再び元の温度に低下す
る。光磁気膜は、温度が一旦キュリー温度まで上昇して
再び低下するまでの間に磁気ヘッド28によって磁化さ
れる。一旦キュリー温度に達した光磁気膜は、温度が低
下した後にも磁気ヘッドによって与えられた磁界を保持
する。ECCエンコーダ30は入力された所望の信号を
エンコードして磁気ヘッド28に与える。磁気ヘッド2
8は、エンコーダ30から与えられるエンコード信号に
応じた磁界を発生させて光磁気膜を磁化する。このよう
にして、エンコーダ30に入力された所望の信号が光磁
気ディスク40に記録される。
【0014】光磁気ディスク40に記録された所望の信
号を再生するときには、再びレーザドライブ18がレー
ザダイオード26cを駆動させてレーザ光を出力させ
る。出力されたレーザ光は、光学レンズ26aで収束さ
れて光磁気ディスク40の表面に照射される。光磁気デ
ィスク40の表面で反射されたレーザ光の反射光は、同
じ光学レンズ26aを通過して光検出器26bに入射す
る。光検出器26bは、受け取った検出光に応じた信号
(RF信号)をイコライザ14に与える。イコライザ1
4は、RF信号の周波数特性を補償してPRML20
(Partial ResponseMaximum Likelihood)に与える。P
RML20は、RF信号に基づいてディジタル信号を生
成し、生成したディジタル信号をECCデコーダ22に
与える。ECCデコーダ22は、与えられたディジタル
信号をデコードして出力する。一方、光検出器26b
は、受け取ったレーザ光からTE信号およびFE信号を
生成してサーボ機構16に与える。サーボ機構16は、
受け取ったTE信号およびFE信号に基づいて光学レン
ズ26のトラッキングおよびフォーカスを制御する。
【0015】光磁気ディスク40はスピンドル(図示せ
ず)の上に搭載され、スピンドルはシャフト24aを介
してスピンドルモータ24に連結される。MPU12
は、スピンドルモータ24に制御信号を与える。スピン
ドルモータ24は、この制御信号に応答してシャフト2
4aを駆動する。シャフト24aの回転に伴ってスピン
ドル、つまり光磁気ディスク40が回転する。スピンド
ルモータ24は、回転数に関連するFG信号を発生し、
MPU12に与える。MPU12は、FG信号に基づい
てスピンドルモータ24の回転数を判断する。さらに、
判断したスピンドルモータ24の回転数に応じて制御信
号をスピンドルモータ24に与える。これによってスピ
ンドルモータ24の回転数が制御される。
【0016】このように、光学レンズ26aの位置およ
びスピンドルモータ24の回転数を適切に制御すること
によって、レーザダイオード26cから出力されたレー
ザ光が光磁気ディスク40の所望の位置に照射され、所
望の信号が適切に記録/再生される。
【0017】光磁気ディスク40としては、AS−MO
(Advanced Storage Magneto Optical)のような着脱可
能なディスクを用いることができる。光磁気ディスク4
0は、図2に示すように、画像ファイルなどのユーザデ
ータが記録される内周側のユーザデータ領域42、なら
びに、記録されたユーザデータのファイル名、ファイル
のスタートアドレスおよびエンドアドレスなどのファイ
ル情報が記録される外周側のファイル情報領域44を備
えている。つまり、ユーザデータ領域42に記録されて
いるユーザデータは、ファイル情報領域44のファイル
情報によって管理される。この管理方法としては、UD
F(Universal Disc Format)システムが採用できる。
なお、ユーザデータは、ユーザデータ領域42の外周側
から内周側に向けて記録される。また、ユーザデータ
は、画像などのコンテンツの他にファイル名を含んでお
り、このファイル名がファイル情報にも含まれる。
【0018】ファイル情報領域44に記録されるファイ
ル情報のデータ構成は、図3に示すようにテーブル状に
なっている。これをファイル情報テーブル50と呼ぶ。
ファイル情報テーブル50は、ユーザデータ領域42と
ファイル情報領域44との整合状態を示すValidフラグ
52および複数のitem(アイテム)54を含んでいる。
Validフラグ52は、セット/リセットのいずれかの状
態を示す1ビットのデータである。各item54は、ユー
ザファイルのファイル番号を格納するNo.領域54a、
スタートアドレスを格納するスタートアドレス領域54
b、エンドアドレスを格納するエンドアドレス領域54
c、およびファイル名を格納するファイル名領域54d
をそれぞれ備えている。ユーザデータのスタートアドレ
ス、エンドアドレス、およびファイル名をファイル情報
と呼ぶ。
【0019】この実施例の信号記録装置10では、ユー
ザデータ領域42のユーザデータがすべてファイル情報
テーブル50によって正しく管理されているとき、つま
りすべてのユーザデータのファイル情報がファイル情報
テーブル50のitem54に記録されているときにValid
フラグ52はセット状態となり、そうでないときにリセ
ット状態となる。こうすることによって、ファイル情報
テーブル50の完全性を確認するとともに、不完全であ
る場合にはそれを検知して修正することができる。オペ
レータによってユーザデータの記録もしくは再生の操作
が行われると、MPU12(図1)は、図4のフロー図
に示す処理を実行する。
【0020】まず、ステップS1において、光ピックア
ップ26を制御してファイル情報領域44にアクセス
し、ファイル情報テーブル50をファイル情報領域44
から読み出してメモリ32(図1)に書き込む。ステッ
プS3では、ファイル情報テーブル50のValidフラグ
52がセット状態であるかどうかを判断する。Validフ
ラグ52がセット状態であるときには、ファイル情報テ
ーブル50は完全性を維持しているので、ステップS9
において「ユーザデータの記録/再生処理」を実行す
る。一方、Validフラグ52がリセット状態のときに
は、ステップS5においてユーザデータ領域42に何ら
かのユーザデータが存在するかどうかを判断する。ユー
ザデータが存在しないときには、光磁気ディスク40が
新品のディスクであるとみなしてステップS9に進む。
すなわち、ファイル情報テーブル50の完全性が維持さ
れているか、もしくは光磁気ディスク40が真新しいデ
ィスクであるときには、ステップS7の処理を行うこと
なくステップS9において「ユーザデータ記録/再生処
理」を行う。
【0021】「ユーザデータ記録/再生処理」では、M
PU12は、図5のフロー図に示す処理を実行する。ま
ず、ステップS21において、MPU12はオペレータ
の操作によって発生する操作信号を取り込み、ステップ
S23においてその操作を判断する。操作が再生操作の
ときには、ステップS41においてファイル情報領域4
4にアクセスしてファイル情報テーブル50を読み出し
てメモリ32に書き込む。MPU12はステップS43
においてメモリ32に書き込まれたファイル情報テーブ
ル50を検索して、オペレータの再生操作によって再生
要求されたユーザデータのファイル名を含むitem54を
ファイル名領域54dの中から検出する。さらに、検出
したitem54のスタートアドレス領域54bを参照し
て、再生要求されたユーザデータのアドレスを特定す
る。そしてステップS45において、スタートアドレス
に基づいて要求されたユーザデータにアクセスしてユー
ザデータを再生する。再生を終えると「ユーザデータ記
録/再生処理」を終了する。
【0022】ステップS23において、オペレータによ
って記録操作が指示されたと判断すると、ステップS2
7においてファイル情報領域44にアクセスしてファイ
ル情報テーブル50を読み出してメモリ32に書き込
み、ステップS29においてValidフラグ52を一旦リ
セット状態にする。ステップS31では、オペレータの
操作によって指定されたユーザデータをユーザデータ領
域42に記録するとともに、当該ユーザデータが記録さ
れた領域のスタートアドレスおよびエンドアドレス、な
らびに当該ユーザデータのファイル名を、MPU12が
備えるワークエリア12a、12b、および12cにそ
れぞれ格納する。指定されたユーザデータの記録を終え
ると、ステップS33においてファイル情報テーブル5
0にアクセスし、ステップS37においてファイル情報
テーブル50に新たなitem54の領域を作成する。ステ
ップS37では、作成したitem54のスタートアドレス
領域52b、エンドアドレス領域52c、およびファイ
ル名領域52dに、ワークエリア12a、12b、およ
び12cに格納されたスタートアドレスおよびエンドア
ドレス、そしてファイル名をそれぞれ記録する。さら
に、ステップS39においてValidフラグ52をセット
状態に戻して「ユーザデータ記録/再生処理」を終了す
る。
【0023】このように、「ユーザデータ記録/再生処
理」においては、Validフラグ52を一旦リセット状態
にしてからユーザデータの記録を行う。そして、ユーザ
データを記録し、さらにユーザデータを管理するための
ファイル情報をファイル情報テーブル50に記録してか
らValidフラグをセットする。したがって、ユーザデー
タ領域42に記録されているすべてのユーザデータのフ
ァイル情報がファイル情報領域44に反映されていると
きには、Validフラグ52はセット状態となる。また、
ユーザデータを記録した後、瞬断およびバッテリダウン
のために、ファイル情報をファイル情報テーブル50に
記録することなく信号記録装置10が停止したときに
は、Validフラグ52がリセット状態の状態のままとな
り、ユーザデータ領域42の内容とファイル情報領域4
4の内容とが一致していないことを検出できる。
【0024】このような状態で「記録/再生処理」を行
うと、MPU12はステップS3(図4)においてVali
dフラグ52がリセットされていると判断し、さらにス
テップS5でユーザデータありと判断してステップS7
において「ファイル領域修復処理」を行う。MPU12
は「ファイル修復処理」において図6のフロー図の処理
を実行する。まず、ステップS51においてファイル情
報テーブル50をメモリ32に読み込む。つぎに、ステ
ップS53においてユーザデータ領域42に記録されて
いるユーザデータを外周側から内周側に向けてサーチ
し、ファイル情報テーブル50のファイル名領域54d
に記録されていないファイル名をヘッダにもつユーザデ
ータを検出し、そのファイル名をMPU12が備えるワ
ークエリア12cに格納する。さらに、ステップS55
において検出されたユーザデータのスタートアドレスお
よびエンドアドレスを取得してMPU12のワークエリ
ア12aおよび12bにそれぞれ格納する。ステップS
57においてファイル情報領域44のファイル情報テー
ブル50にアクセスし、ステップS59においてファイ
ル情報テーブル50に新たなitem54の領域を作成す
る。ステップS61において、ワークエリア12a、1
2b、および12cに格納されているユーザデータのス
タートアドレス、エンドアドレス、およびファイル名
を、新規に作成したitem54のスタートアドレス領域5
2b、エンドアドレス領域52c、およびファイル名領
域52dのそれぞれにそれぞれ記録する。最後にステッ
プS63においてValidフラグ52をセットにして「フ
ァイル領域修復処理」を終了する。
【0025】「ファイル領域修復処理」が終了すると、
ステップS9において「ユーザデータ記録/再生処理」
を実行するが、この処理の内容は上述したとおりであ
る。
【0026】このように、この実施例の信号記録装置1
0では、Validフラグ52を設け、ユーザデータを光磁
気ディスク40に記録する前にValidフラグ52を一旦
リセットし、ユーザデータを記録しかつユーザデータの
ファイル情報をファイル情報テーブル50に記録した後
にValidフラグ52を再びセットする。さらに、互いに
関連するユーザデータおよびファイル情報には、ファイ
ル名のような共通の情報が含まれる。したがって、ユー
ザデータを記録した後でバッテリダウンもしくは瞬断な
どが発生し、ユーザデータを管理するためのファイル情
報をファイル情報テーブル50に記録することなく信号
記録装置10が停止した場合にも、Validフラグ52に
よってファイル情報が記録されていないユーザデータが
存在することを検知できる。さらに、ユーザデータとフ
ァイル情報テーブル50のファイル情報に共通して含ま
れるファイル名に基づいてファイル情報テーブル50に
ファイル情報が記録されていないユーザ情報を特定で
き、特定したユーザデータからファイル情報を作成する
ことによって不完全なファイル情報テーブル50を修復
することができる。
【0027】なお、この発明は上述の実施例に限らず種
々に変更して実施してもよく、たとえば、上述の実施例
では、オペレータによってユーザデータの記録もしくは
再生操作が行われたときに、Validフラグ52を確認し
てファイル情報テーブル50の修復を行うこととした
が、これに替えて、もしくは加えて信号記録装置10の
電源がセット状態になったときにファイル情報テーブル
50を修復するようにしてもよい。
【0028】また、ファイル情報領域44をユーザデー
タ領域42よりも光磁気ディスク40の内周側に設けた
が、ファイル情報領域44を設ける位置はこれに限らず
光磁気ディスク40の内周側に設けてもよい。
【0029】さらに、ユーザデータをユーザデータ領域
42の外周側から光磁気ディスク40の中心に向けて記
録することにしたが、これに替えて中心側から外周側に
向けて記録するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例としての信号記録装置を示
すブロック図である。
【図2】図1の実施例の信号記録装置で記録再生される
光磁気ディスクを示す図解図である。
【図3】図2のファイル情報領域の構成の一例を示す図
解図である。
【図4】図1の実施例の信号記録装置で行う処理の一部
を示すフロー図である。
【図5】図4のフロー図の一部を示すフロー図である。
【図6】図4のフロー図の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 …信号記録装置 12 …MPU 26 …光ピックアップ 40 …光磁気ディスク 42 …ユーザデータ領域 44 …ファイル情報領域 50 …ファイル情報テーブル 52 …Validフラグ 54 …item 54a …No.領域 54b …スタートアドレス領域 54c …エンドアドレス領域 54d …ファイル名領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】識別子を持つ所望情報信号を不揮発性メモ
    リに記録する第1記録手段、 前記所望情報信号の記録終了後に前記所望情報信号を管
    理するかつ前記識別子と共通する識別子を持つ管理情報
    信号を前記不揮発性メモリに記録する第2記録手段、 前記所望情報信号の記録開始時に前記不揮発性メモリに
    形成されたフラグを第1状態から第2状態に変更する第
    1変更手段、 前記所望情報信号および前記管理情報信号の記録終了時
    に前記フラグを前記第2状態から前記第1状態に変更す
    る第2変更手段、 前記第1記録手段および前記第2記録手段が記録を行っ
    ていない所定の時期に前記フラグの状態を判別する判別
    手段、 前記判別手段によって判別された前記フラグの状態が前
    記第2状態のとき前記識別子に基づいて前記管理情報信
    号を修復する修復手段、および前記管理情報信号の修復
    後に前記フラグを前記第2状態から前記第1状態に変更
    する第3変更手段を備える、信号記録装置。
  2. 【請求項2】前記不揮発性メモリには複数の前記所望情
    報信号および複数の前記管理情報信号が記録され、 前記修復手段は、前記複数の所望情報信号の各々が持つ
    前記識別子と前記複数の管理情報信号の各々が持つ前記
    識別子とを比較する比較手段、前記比較手段の比較結果
    に基づいていずれの前記管理情報信号の識別子とも共通
    しない前記識別子を持つ前記所望情報信号を特定する特
    定手段、前記特定手段によって特定された前記所望情報
    信号を管理する前記管理情報信号を前記不揮発性メモリ
    に記録する第3記録手段を含む、請求項1記載の信号記
    録装置。
  3. 【請求項3】前記管理情報信号は前記識別子および前記
    所望情報信号のアドレスを有する、請求項1または2記
    載の信号記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524878A (ja) * 2003-04-26 2006-11-02 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 情報記録媒体の欠陥管理方法、情報記録媒体ドライブ装置及びその情報記録媒体
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