JP2001266362A - 記録可能な光ディスク及びその記録方法 - Google Patents

記録可能な光ディスク及びその記録方法

Info

Publication number
JP2001266362A
JP2001266362A JP2001007047A JP2001007047A JP2001266362A JP 2001266362 A JP2001266362 A JP 2001266362A JP 2001007047 A JP2001007047 A JP 2001007047A JP 2001007047 A JP2001007047 A JP 2001007047A JP 2001266362 A JP2001266362 A JP 2001266362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
predetermined
length
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2001007047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001266362A5 (ja
Inventor
Kazuo Kuroda
和男 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2001007047A priority Critical patent/JP2001266362A/ja
Publication of JP2001266362A publication Critical patent/JP2001266362A/ja
Publication of JP2001266362A5 publication Critical patent/JP2001266362A5/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取り専用のDVD−ROM等と書き込み
可能なDVD−RW等とに共通した重要な情報を両ディ
スク上における同じゾーンに記録することを可能ならし
めつつ、コントロールデータゾーン等に記録された重要
な改竄されたくないコントロールデータ等が改竄されな
いようにする。 【解決手段】 記録可能な光ディスクは、ディスク基板
と、ディスク基板の中心の回りに渦巻状又は同心円状に
形成された記録トラックと、ディスク基板上の所定領域
に、該所定領域における記録トラック上に記録される所
定データと相関をもって形成されたエンボスピットとを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録可能な光ディ
スク及びその記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(Compact Disc)フォーマットの多
様化、及びDVDの登場などにより、光ディスクには、
種々のタイプがある。現状、CDには、読み取り専用の
CD−ROM(CD-Read Only)、1回だけ書き込み可能
なCD−R(CD-Recordable)、多数回書き込み可能な
CD−RW(CD−Rewritable)等がある。DVDには、
読み取り専用のDVD−ROM(DVD-Read Only)、1
回だけ書き込み可能なDVD−R(DVD-Recordable)、
書き換え回数が有限であるDVD−RW(DVD-Re-recor
dable)、何度でも書き換え可能なDVD−RAM(DVD
-Rewritable)等がある。
【0003】ところで、DVD−ROMのコントロール
データゾーンには、DVD−ROMにとってのみ重要な
情報が書き込まれる。DVD−RWにおける、このコン
トロールデータゾーンと同じ位置にあるゾーンには、デ
ータの改竄防止のために、このゾーンでの読み出し及び
記録の何れをも不可能とするアンリーダブルエンボスが
形成されている(埋め込まれている)。従って、DVD
−RW上では、DVD−ROMのコントロールデータゾ
ーンとは異なるゾーンに、コントロールデータが書き込
まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、読み取
り専用のDVD−ROM等と記録可能なDVD−RW等
とに共通した改竄されたくない重要な情報を、両ディス
ク上に共通に書く可能性を考えた場合、係る重要な情報
を両ディスク上の同じゾーンに記録する必要性が生じて
くる。そして、前述の如くアンリーダブルエンボスの形
成によって記録可能な光ディスク上における係る重要な
情報の改竄防止を図りつつ、このような必要性に応える
ことは極めて困難であるという問題点が発生する。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、所定領域に記録される所定データの読み取りを可
能としつつ、該所定領域に記録されるデータが改竄され
ることを阻止できる記録可能な光ディスク及びその記録
方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の記録可能な光デ
ィスクは上記課題を解決するために、ディスク基板と、
該ディスク基板の中心の回りに渦巻状又は同心円状に形
成された記録トラックと、前記ディスク基板上の所定領
域に、該所定領域における前記記録トラック上に記録さ
れる所定データと相関をもって形成されたエンボスピッ
トとを備える。
【0007】本発明の記録可能な光ディスクによれば、
所定データのデータパターンは、予め既知であるため、
エンボスピットは、所定領域に記録されることとなる所
定データと相関をもって所定領域に形成される。そし
て、所定データは、エンボスピットが形成された所定領
域に記録される。ここで、所定領域にはエンボスピット
が存在するものの、所定データはエンボスピットと相関
をもっているので、所定データの書き込み及び読み出し
を正常に行なうことが可能となる。他方で、所定データ
でないデータはエンボスピットと相関をもっていないの
で、該所定データでないデータは、所定領域において正
常に書き込んだり読み込んだりできない。即ち、仮に所
定データを改竄しようとしても、そのような所定データ
でないデータの記録マーク及び記録スペースは、該記録
マーク及び記録スペース間の境界に高確率で出現すると
共に記録マークや記録スペースの途中で信号レベルを無
視し得ない程にずらすエンボスピットの存在による影響
を高確率で受けるのである。
【0008】このように予め所定領域に所定データと相
関をもつエンボスピットを形成することにより、所定領
域ではエンボスピットの存在により意図的に反射率は低
下するので、所定データの改竄作業は高確率で失敗に終
わる。他方で、(正規の)所定データについては、この
反射率の低下によらずに正常に書き込み及び読み出しが
可能となる。
【0009】本発明の記録可能な光ディスクの一態様で
は、前記エンボスピットは、前記所定データの記録マー
クと記録スペースとの間の境界には存在しないように形
成されている。
【0010】この態様によれば、エンボスピットは、所
定データの記録マークと記録スペースとの間の境界には
存在しない。即ち、記録トラックに沿ったエンボスピッ
トの長さは、記録トラックに沿った記録マーク或いは記
録スペースの長さより短い。従って、所定データについ
ては、エンボスピットにより引き起こされる反射率の低
下によらずに正常に書き込み及び読み出しが可能とな
る。
【0011】本発明の記録可能な光ディスクの他の態様
では、前記エンボスピットは、前記所定データの記録マ
ークの前記記録トラックに沿った長さが所定長さ以上と
なる位置に形成されている。
【0012】この態様によれば、エンボスピットは、所
定データの記録マークの記録トラックに沿った長さが、
所定長さ(例えば、8T、4Tなど(但しTは、基本ク
ロック周期))以上となる位置に形成されているので、
記録マークよりも短く且つ基本クロック周期よりも長い
長さ(例えば、4T、2Tなど)を有するエンボスピッ
トを形成することにより、所定データが改竄されるのを
より確実に阻止できる。
【0013】この態様では、前記エンボスピットの長さ
は、前記記録マークの長さに拘わらず一定であってもよ
い。
【0014】このように構成すれば、エンボスピットを
比較的容易に形成できる。
【0015】或いはこの態様では、前記エンボスピット
の長さは、前記記録マークの長さに応じて変化してもよ
い。
【0016】このように構成すれば、可変長の記録マー
クの端に対するエンボスピットのマージンを維持でき
る。即ち、記録マークが長ければエンボスピットも長く
し、記録マークが短ければエンボスピットも短くして、
エンボスピットにおける適度なマージンを維持する。
【0017】本発明の記録可能な光ディスクの他の態様
では、前記エンボスピットは、前記所定データの記録ス
ペースの前記記録トラックに沿った長さが所定長さ以上
となる位置に形成されている。
【0018】この態様によれば、エンボスピットは、所
定データの記録スペースの記録トラックに沿った長さ
が、所定長さ(例えば、8T、4Tなど)以上となる位
置に形成されているので、記録スペースよりも短く且つ
基本クロック周期よりも長い長さ(例えば、4T、2T
など)を有するエンボスピットを形成することにより、
所定データが改竄されるのをより確実に阻止できる。
【0019】この態様では、前記エンボスピットの長さ
は、前記記録スペースの長さに拘わらず一定であっても
よい。
【0020】このように構成すれば、エンボスピットを
比較的容易に形成できる。
【0021】或いはこの態様では、前記エンボスピット
の長さは、前記記録スペースの長さに応じて変化しても
よい。
【0022】このように構成すれば、可変長の記録スペ
ースの端に対するエンボスピットのマージンを維持でき
る。即ち、記録スペースが長ければエンボスピットも長
くし、記録スペースが短ければエンボスピットも短くし
て、エンボスピットにおける適度なマージンを維持す
る。
【0023】本発明の記録可能な光ディスクの他の態様
では、前記所定領域は、コントロールデータ領域内にあ
り、前記所定データは、前記所定領域と異なり且つ前記
エンボスピットが形成されないデータ記録領域内におけ
る前記記録トラック上に記録されるデータについての記
録・再生動作を制御するためのコントロールデータであ
る。
【0024】この態様によれば、コントロールデータ領
域内に記録されたコントロールデータが改竄されるのを
阻止できる。そして、データ記録領域内のビデオデー
タ、オーディオデータ等のデータは、このコントロール
データに従って記録され或いは再生される。
【0025】尚、このようなコントロールデータ領域
は、例えば、リードインエリア内にある。
【0026】このように構成すれば、リードインエリア
内にあるコントロールデータ領域内のコントロールデー
タが改竄されるのを阻止できる。
【0027】本発明の記録可能な光ディスクの他の態様
では、前記所定データ以外のデータが、前記所定領域と
異なり且つ前記エンボスピットが形成されないデータ記
録領域内における前記記録トラック上に記録されてい
る。
【0028】この態様によれば、エンボスピットが形成
されていないデータ記録領域内で、ビデオデータ、オー
ディオデータ等のデータを正常に記録でき、再生でき
る。
【0029】本発明の記録可能な光ディスクの他の態様
では、前記ディスク基板上に形成された記録層を更に備
えており、該記録層により前記所定データを含むデータ
が前記記録トラック上に記録される。
【0030】この態様によれば、ビデオデータ、オーデ
ィオデータ等に加えてコントロールデータ等の所定デー
タを含むデータは、記録層によって記録トラック上に確
実に記録される。
【0031】尚、このような記録層は、多数回書き変え
可能な記録動作を可能ならしめる材料からなってもよ
く、この場合にはDVD−RAM等の記録可能な光ディ
スクを実現できる。記録層は、1回のみ書き変え可能な
記録動作を可能ならしめる材料からなってもよく、この
場合にはDVD−R等の記録可能な光ディスクを実現で
きる。或いは、記録層は、所定回数のみ書き変え可能な
記録動作を可能ならしめる材料からなってもよく、この
場合には、DVD−RW等の記録可能な光ディスクを実
現できる。
【0032】本発明の記録可能な光ディスクの記録方法
は上記課題を解決するために、上述した本発明の記録可
能な光ディスク(その各種態様も含む)にデータを記録
する光ディスクの記録方法であって、前記ディスク基板
に前記エンボスピットを形成する工程と、前記エンボス
ピットが形成された前記所定領域に前記所定データを記
録する工程とを含む。
【0033】本発明の光ディスクの記録方法によれば、
先ず、エンボスピットは、所定領域に記録されることと
なる所定データと相関をもって所定領域に形成される。
次に、所定データは、既にエンボスピットが形成された
所定領域に記録される。従って、所定データの改竄作業
は、エンボスピットにより引き起こされる反射率の低下
により高確率で失敗に終わる。他方で、所定データにつ
いては、このエンボスピットにより引き起こされる反射
率の低下によらずに正常に書き込み及び読み出しが可能
となる。
【0034】本発明の光ディスクの記録方法の一態様で
は、前記所定データ以外のデータを、前記所定領域と異
なり且つ前記エンボスピットが形成されないデータ記録
領域内における前記記録トラック上に記録する工程を更
に含む。
【0035】この態様によれば、例えば、光ディスクの
出荷前に所定データがリードインエリア内のコントロー
ル領域等の所定領域に記録された後に、ビデオデータ、
オーディオデータ等の所定データ以外のデータがデータ
記録領域に、ユーザによって自宅で記録される。従っ
て、データ記録領域内のデータは、改竄されていない所
定領域内の所定データに従って、記録でき、再生でき
る。
【0036】本発明のこのような作用及び他の利得は次
に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0038】先ず図1から図3を参照して、本発明の記
録可能な光ディスクの一例たるDVDの物理的な構成に
ついて説明する。ここに、図1は、DVDの外観斜視図
であり、図2は、DVDを構成する透明基板の記録トラ
ック部分における部分的な拡大斜視図であり、図3は、
DVDの記録トラック部分における部分的な断面図であ
る。
【0039】図1において、本発明の記録可能な光ディ
スクの一例たるDVD100は、センターホール103
を持つ透明基板110と、センターホール103の回り
に螺旋状或いは同心円状の記録トラック102とを備え
て構成されている。DVD100上における内側から外
側に向かって、DVD100が情報記録・再生装置にセ
ットされた際にクランパによってクランプされるクラン
ピングエリアCA、R(記録)インフォーメーションエ
リアRIA及びインフォーメーションエリアIAが設け
られている。インフォーメーションエリアIA内には、
リードインエリアLIA、データ記録エリアDRA及び
リードアウトエリアLOAが、内側からこの順に設けら
れている。記録トラック102は、インフォーメーショ
ンエリアIAのみならずRインフォーメーションエリア
RIAにも形成されている。
【0040】図2に示すように、記録トラック102
は、透明基板110上で凸であり且つ読み取り又は書き
込み用のレーザービームLBに対して凹であるランドか
らなるランドトラックLと、透明基板110上で凹であ
り且つ読み取り又は書き込み用のレーザービームLBに
対して凸であるグルーブからなるグルーブトラックGと
から構成されている。ランドトラックL上には、ランド
プリピットLPPが形成されている。グルーブトラック
Gは、所定周波数でウォブリングされている。ランドプ
リピットLPPは、記録トラック102上に物理アドレ
スを定義するのに用いられる。
【0041】グルーブトラックGへの記録データの記録
動作(即ち、データ書き込み動作)やグルーブトラック
Gからの記録データの再生動作(即ち、データ読み取り
動作)が実行されるように、ランドプリピットLPPに
より示される情報に基づいて、情報記録・再生装置にお
ける光ピックアップの位置が制御される。尚、記録デー
タや、記録データの記録や再生を制御するコントロール
データは、グルーブトラックGに代えて又は加えて、ラ
ンドトラックL上に記録されてもよい。
【0042】図3に示すように、DVD100において
は、透明基板110上には、記録層111、光反射層1
12及び保護層113が積層形成されている。記録層1
11は、例えばDVD−Rの場合には、読み取り用レー
ザービームよりも高強度の書き込み用レーザービームが
照射されると光学特性が変化する材料である色素等から
構成されてもよい。或いは、記録層111は、例えばD
VD−RW、DVD−RAM等の場合には、レーザービ
ームの照射条件に応じて結晶相とアモルファス相との間
で相が変化する相変化材料等から構成されてもよい。
【0043】次に、上述したDVD100に記録される
データのデータ構造について図4を参照して説明する。
ここに、図4はDVD100のデータ構造を模式的に示
した図である。
【0044】図4において、R−インフォメーションエ
リアRIAは、パワーキャリブレーションエリア(Pow
er Calibration Area)PCAと、レコーディングマ
ネージメントエリアRMA(Recording Management A
rea)とを備えて構成されている。インフォメーション
エリアIAは、リードインエリアLIA、データ記録エ
リアDRA及びリードアウトエリアLOAを備えて構成
されている。
【0045】ここで、データ記録エリアDRAには、オ
ーディオデータやビデオデータ等の各種コンテンツデー
タ(以下、メインデータという)及びメインデータをフ
ァイルとして管理するためのファイル管理情報が記録さ
れる。
【0046】パワーキャリブレーションエリアPCA
は、情報記録再生装置がデータ書き込みを行う際、試し
書き等を行って適当な動作状態でのデータ書き込みが行
えるように光ピックアップの光量等を調整するために設
けられている。
【0047】レコーディングマネージメントエリアRM
Aには、パワーキャリブレーションエリアPCAでのテ
スト結果データが記録される。
【0048】リードインエリアLIAには、ディスクの
物理情報を示す記録管理データが記録される。
【0049】リードアウトエリアLOAは、データ記録
エリアDRAに記録されるメインデータの終端位置に設
けられる。リードアウトエリアLOAには、(00)h
のデータが記録される。リードアウトエリアLOAの記
録開始位置は、メインデータのデータ量に応じて変化す
る。
【0050】これら各エリアPCA、RIA、LIA、
DRA、LOAの領域アドレスと、データの記録アドレ
スとは、上記のランドプリピットLPPに記録されたE
CCブロックアドレスに従って設定されるようになって
いる。
【0051】図5は、リードインエリアLIA及びリー
ドアウトエリアLOAにおけるデータ構造の詳細を説明
する図である。
【0052】図5において、リードインエリアLIAの
開始位置にはイニシャルゾーンが設けられ、このイニシ
ャルゾーンには、ブランクを意味する(00)hがセッ
トされている。このイニシャルゾーンに続いてリファレ
ンスコードゾーンが設けられ、このリファレンスコード
ゾーンには、チャンネルビットパターン(3T−6T−
7T)が記録されている。チャンネルビットパターンと
して予め定められた変換テーブル中のコードワードが繰
り返されている。このチャンネルビットパターンに基
き、HF信号のイコライザが調整される。このリファレ
ンスコードゾーンに続いて(00)hのバッファゾーン
が設けられている。
【0053】コントロールデータゾーンには、適用され
るDVD規格のタイプ(DVD―ROM、DVD−RA
M、DVD−RW等)およびパートバージョン、ディス
クサイズおよび最小読出レート、ディスク構造(1層R
OMディスク、1層RAMディスク、2層ROM/RA
Mディスク等)、記録密度、データエリアアロケーショ
ン、バーストカッティングエリア有無、ボーダーゾーン
の開始セクター等が記録されている。
【0054】このコントロールデータゾーンの一部は、
DVD−ROMにとってのみ重要な情報エリアが記録さ
れるゾーンに割り当てられている。このコントロールデ
ータゾーンに続いて、(00)hのバッファゾーンが設
けられている。
【0055】図6に、本発明における光ディスクの記録
方法の基本原理を示す。図6では、DVD−RWにおけ
るグルーブトラック、ランドトラック及びランドプリピ
ットが、図の上部分に時間軸に沿って概念的に図示され
ており、エンボスピットと共に記録信号のタイミングチ
ャートが、図の下部分に、図の上部分に対応して図示さ
れている。
【0056】図6に示すように、DVD−RWの場合に
は、トラックフォーマットとして、ランドプリピット方
式が採用されており、グルーブトラック上にレーザビー
ムを照射することによって該グルーブトラック上に記録
データを記録する。一方、ランドトラック上には、ラン
ドプリピットを形成することにより、ECCブロックア
ドレスが予め記録されている。
【0057】図6中、各斜線部分がグルーブトラックを
示し、ランドトラック上の各黒塗りした矩形部分はラン
ドプリピットを示す。また、グルーブトラック上におけ
る微小部分Aに関する記録信号及びエンボスピットが、
図6の下部分におけるタイミングチャートとして拡大表
示されている。
【0058】図7に示すように、本実施形態のDVD1
00(例えば、DVD−RW)では、エンボスピット
は、コントロールデータゾーン内におけるランドトラッ
クLとほぼ同一レベルにある透明基板部分により分離さ
れた間欠性のグルーブトラックGから構成されている。
即ち、DVD100のコントロールデータゾーンでは、
エンボスピットは、グルーブトラックG上で光ビームL
Bに対して凸状である。従って、グルーブトラックGの
反射率は、エンボスピットのところで低下する。図7で
は、正規の記録マーク(即ち、元々正規に記録された記
録マーク)の検出がエンボスピットによって実践上影響
を受けないように、正規の記録マークは、エンボスピッ
トと同期して記録されている。これに対して、改竄され
た記録マーク(即ち、改竄されてエンボスピットと同期
していない記録マーク)の検出は、図8から図11を参
照して詳細に後述するように、エンボスピットにより影
響を受ける。尚、図7では、グルーブトラックGのウォ
ブルは、説明の便宜上省略されており、グルーブトラッ
クGの幅よりも大きい直径をもつ光スポットSPが光ビ
ームLBから形成されている。
【0059】本実施形態では、DVD−ROMにとって
のみ重要な改竄されたくないデータは、予め決められて
いるので、エンボスピットは、この重要なデータに同期
して形成されている(埋め込まれている)。従って、D
VD−RWの場合、レーザービームが照射された際にお
ける反射率は、エンボスピットの存在に起因して低下す
るものの、エンボスピットに同期して記録されている重
要なデータは、読み出される際に影響を受けない。この
重要なデータは、エンボスピットと同期しているが故
に、正常に読み出し可能なように書き込むことができ
る。これに対し、この重要なデータを改竄しようとする
と、改竄されたデータは、もはやエンボスピットと同期
していないので、このデータは正常に読み出すことがで
きない。即ち、改竄されたデータはエンボスピットと同
期しないが故に、重要なデータは正常に読み出し可能な
ようには改竄できないのである。
【0060】更に、記録トラックに沿った長さが比較的
長くなる記録マークや記録スペースの中央部にエンボス
ピットを形成することにより、レーザービームによるデ
ータの書き込み開始位置又は終了位置が若干ずれたとし
ても影響は出にくい。本実施形態では、エンボスピット
は、記録パルス幅が約8T(但しTは、基本クロック周
期)以上となる記録マーク或いは記録スペースの中央部
に形成されている。例えば図6の下部分に示したよう
に、長さが8T、13T及び14Tである記録信号の夫
々に対して、エンボスピットが形成されている。
【0061】更に、エンボスピットが記録トラックに沿
って、ある程度の長さを持たない場合には、改竄された
データの端がエンボスピットにかかって影響を与える可
能性が低下してしまい、結果として、改竄データが正常
に読み出される可能性がある。即ち、改竄が成功してし
まう。従って、本実施形態では、約4Tの長さを持つエ
ンボスピットが、8T以上の長さを夫々持つ記録マーク
や記録スペースの夫々に対して形成されている。
【0062】図8は、本発明の第1実施形態の記録方法
における、図6に示したタイミングチャートの詳細を示
した図である。
【0063】即ち図8では、記録トラックに沿って8T
の長さを持つ記録マーク(以下、単に8Tマークとい
う)と、記録トラックに沿って8Tの長さを持つ記録ス
ペース(以下、単に8Tスペースという)の両方にエン
ボスピットが入った状態における記録信号、エンボスピ
ット、RF信号及び2値化信号のそれぞれの信号波形を
示している。エンボスピットは好ましくは、DVD10
0の製造工程或いはカッティング工程においてグルーブ
トラック、ランドトラック及びランドプリピットを透明
基板110(図1から図3参照)に形成する際に或いは
形成後に、透明基板110上にエンボスされる。エンボ
スピットは、記録信号がグルーブトラックに記録される
のであれば、グルーブトラック上にエンボスされる。或
いは、エンボスピットは、記録信号がランドトラックに
記録されるのであれば、ランドトラック上にエンボスさ
れてもよいし、記録信号がグルーブトラック及びランド
トラックの両方に記録されるのであれば、グルーブトラ
ック及びランドトラックの両方上にエンボスされてもよ
い。
【0064】図8において、記録信号は、改竄されたも
のではなく正規のものであるため、記録信号とエンボス
ピットとは、互いに相関をもっている(同期してい
る)。
【0065】8Tマークは、記録トラックに沿って4T
の長さを持つエンボスピット(以下、単に4Tエンボス
ピットという)が形成されているところに記録されてい
る。しかしながら、4Tエンボスピットのみならず8T
マーク自身によっても、8Tマークにおける反射率は低
下するので、RF信号を2値化信号に変換するのに用い
られると共に図中RF信号に重ねて点線で示したスレッ
シュホールド(閾値)レベルよりも下にまで、当該RF
信号は、8Tマーク及び4Tエンボスピットによって二
重にレベルダウンさせられている。従って、8Tマーク
に係る2値化信号は、4Tエンボスピットの存在によっ
て影響を受けていない。
【0066】実際には、図8に示す例では、たとえエン
ボスピットが記録マークに同期して形成されていなくて
も、記録マークのところで得られるRF信号は、記録マ
ークの存在自身に起因してほぼ最低レベルにまで低下し
ている。従って、本例では、スレッシュホールドレベル
より低レベルにある8TマークにおけるRF信号は、4
Tエンボスピットの存在による影響を実質的には受けて
いない。しかしながら、仮に記録マークにおけるRF信
号が最低レベルにまで低下していないのであれば、8T
マークにおけるRF信号は、4Tエンボスピットによっ
て更にレベルダウンしてもよい。この場合、4Tエンボ
スピットによる8TマークにおけるRF信号の更なる低
下は、記録マークがエンボスピットと同期している限り
において、スレッシュホールドレベルより下レベルにあ
るRF信号の低下にのみ寄与するので、上述した本実施
形態の原理は、なお有効である。従って、この場合に
は、8Tマークに関連する2値化信号は、やはり、4T
エンボスピットの存在による影響を受けない。
【0067】図8において、他の4Tエンボスピットが
形成されているところに、8Tスペースは位置してい
る。しかしながら、この4Tエンボスピットの存在に起
因する8Tスペースにおける反射光量の低下は、RF信
号をスレッシュホールドレベル以下までレベルダウンさ
せない程度に小さい。従って、8Tスペースに対応する
2値化信号は、4Tエンボスピットの存在による影響を
受けない。
【0068】図9に、エンボスピットが図8の場合と同
様に形成され且つ記録データが改竄された状態におけ
る、記録信号、エンボスピット、RF信号及び2値化信
号のそれぞれの信号波形を示す。
【0069】図9において、記録信号は不正に改竄され
たものであるため、記録信号とエンボスピットとは、も
はや相互に相関をもっていない(同期していない)。
【0070】8Tマーク(即ち、この場合には改竄され
た記録データ)の一端は、一の4Tエンボスピット内に
位置しており、8Tマークの他端は、他の4Tエンボス
ピット内に位置しているので、8Tマークにおける反射
光量は、これらの4Tエンボスピットの存在により、こ
れらの端付近で低下する。従って、スレッシュホールド
レベルに対するRF信号レベルは、これらの4Tエンボ
スピットの影響により無視し得ない程に影響を受け、結
果として、2値化信号は、8Tマーク即ち改竄された記
録データに関しては、図9においてずれ量X及びずれ量
Yで示すように顕著にずれてしまうのである。
【0071】図8及び図9から明らかなように、第1実
施形態によれば、重要なデータが記録されると共に改竄
されたくない所定領域で、記録データが改竄されたとし
ても、改竄された記録データは正常に読めない。即ち、
記録データの改竄は失敗に終わる。このように、改竄を
殆ど行えないので、所定領域における記録データの保護
を図ることができる。
【0072】図10は、本発明の第2実施形態の記録方
法における、図6に示したタイミングチャートの詳細を
示した図である。
【0073】即ち、図10では、8Tマークに4Tエン
ボスピットが形成されており且つ記録スペースにはエン
ボスピットが形成されていない状態における記録信号、
エンボスピット、RF信号及び2値化信号のそれぞれの
信号波形を示している。
【0074】図10において、記録信号は、改竄された
ものではなく正規のものであるため、記録信号とエンボ
スピットとは、互いに相関をもっている(同期してい
る)。
【0075】8Tマークは4Tエンボスピットに重ねて
記録されているが、4Tエンボスピットのみならず8T
マーク自身によっても、8Tマークにおける反射率は低
下するので、RF信号は、スレッシュホールドレベルよ
りも下にまで、8Tマーク及び4Tエンボスピットによ
って二重にレベルダウンさせられている。従って、8T
マークに係る2値化信号は、4Tエンボスピットの存在
によって影響を受けていない。
【0076】他方、記録スペースは、エンボスピットの
ないところに位置している。従って、記録スペースに対
応する2値化信号は、エンボスピットの存在による影響
を受けない。
【0077】図11に、エンボスピットが図10の場合
と同様に形成され且つ記録データが改竄された状態にお
ける、記録信号、エンボスピット、RF信号及び2値化
信号のそれぞれの信号波形を示す。
【0078】図11において、記録信号は不正に改竄さ
れたものであるため、記録信号とエンボスピットとは、
もはや相互に相関をもっていない(同期していない)。
【0079】8Tマーク(即ち、この場合には改竄され
た記録データ)の一端は、4Tエンボスピット内に位置
しているので、8Tマークにおける反射光量は、この4
Tエンボスピットの存在により、この端付近で低下す
る。従って、スレッシュホールドレベルに対するRF信
号の信号レベルは、この4Tエンボスピットの影響によ
り無視し得ない程に影響を受ける。即ち、RF信号は、
8Tマークの一端において4Tエンボスピットの存在に
よりレベルダウンさせられるので、2値化信号は、8T
マーク即ち改竄された記録データに関しては、図11に
おいてずれ量Zで示すようにずれてしまうのである。
【0080】第2実施形態では、記録スペースにエンボ
スピットが形成されていないため、記録スペースにおけ
るエンボスピットによりレベルダウンされるRF信号が
第1実施形態の場合のようにスレッシュホールドレベル
より上側に位置するようにエンボスピットの深さを設定
する必要はない。従って、第2実施形態では、エンボス
ピットの深さを第1実施形態の場合よりも深く設定して
よく、更に記録スペースにおけるRF信号をスレッシュ
ホールドレベルより下までレベルダウンさせる程に深く
設定することが好ましい。このようにエンボスピットの
深さを設定すれば、記録データが改竄された場合に、8
Tマークに同期したエンボスピットは、極めて効果的に
2値化信号をずらすように機能する。
【0081】図10及び図11から明らかなように、第
2実施形態によれば、重要なデータが記録されると共に
改竄されたくない所定領域で、記録データが改竄された
としても、改竄された記録データは正常に読めない。即
ち、記録データの改竄は失敗に終わる。このように、改
竄を殆ど行えないので、所定領域における記録データの
保護を図ることができる。
【0082】次に、図12を参照して上述の如き構成を
有するDVD100にデータを記録する方法について説
明する。
【0083】図12に示すように、先ず、レーザーカッ
ティング処理を行う。即ち、ガラス基板45上にフォト
レジスト46を形成する。その後、グルーブトラック
G、ランドトラックL、ランドプリピットLPP及びエ
ンボスピットに対応するフォトレジスト46のパターン
を形成するように、フォトレジスト46を光ビームによ
り露光する(ステップS1)。次に、露光されたフォト
レジスト46を現像して、フォトレジスト46の上記パ
ターンを、ガラス基板45上に形成する(ステップS
2)。次に、この露光されたフォトレジスト46を用い
て、スタンパ47(即ち、所謂スタンパディスク)を形
成する(ステップS3)。次に、グルーブトラックG、
ランドトラックL及びランドプリピットLPPに加えて
エンボスピットを有するDVD100(例えば、DVD
−RW)を、このスタンパ47を用いてレプリケーショ
ンにより製造する(即ち、所謂レプリケーションとして
製造する)(ステップS4)。次に、プリライト処理
を、DVD100に対して行う。即ち、レーザービーム
LBを照射することにより、コントロールデータゾーン
等にコントロールデータ等を記録する(ステップS
5)。
【0084】本実施形態によれば、ステップS1からS
4におけるDVD100の製造工程において、ステップ
S5のプリライト処理で記録すべき所定データは、既に
知られている。そこで、ステップS5のプリライト処理
で記録すべき所定データに同期するエンボスピットを、
ステップS1からS4の製造工程で形成しておく。その
後、ステップS5のプリライト処理で、即ち出荷前の記
録工程で、ステップS1からS4の製造工程で既に形成
したエンボスピットに同期した所定データを記録する。
従って、ステップS5のプリライト処理後、例えばDV
D100の出荷後或いは購入後には、コントロールデー
タゾーン等の所定領域における所定データを改竄しよう
としても、改竄されたデータは、エンボスピットと同期
しておらずエンボスピットによる影響を受けるので(図
8から図11参照)、正常に読み出すことができない。
他方で、DVD100の出荷後或いは購入後に、インフ
ォーメーションエリアIA内のデータ記録エリアDRA
に対しては(図1及び図4参照)、ユーザは、メインデ
ータの書き込み処理や読み取り処理を正規のコントロー
ルデータ等に基づいて問題なく行える。
【0085】以上詳細に説明したように本実施形態によ
れば、エンボスピットを形成することにより、コントロ
ールデータゾーン等の所定領域に記録された重要な改竄
されたくないコントロールデータ等の所定データが改竄
されないようにできる。しかも、読み取り専用のDVD
−ROM等と書き込み可能なDVD−RW等とに共通し
た重要な情報を両ディスク上における同じ領域に記録す
ることを可能ならしめつつ、一方で、係る重要なデータ
を正常に読み取ることができ、他方で、係る重要なデー
タの違法な書き換え作業或いは改竄作業は行えない光デ
ィスクが実現される。
【0086】以上説明した実施形態において、エンボス
ピットが形成される記録マークや記録スペースの長さで
あるデータパターンの長さは、8Tに限られない。ま
た、エンボスピットの長さも4Tに限られない。例え
ば、記録トラックに沿って4Tの長さを持つ記録マーク
や記録スペースに対して、記録トラックに沿って2Tの
長さを持つエンボスピットを形成することも可能であ
る。いずれにせよ、エンボスピットがデータパターンと
相関をもっており且つデータパターンの記録トラックに
沿った長さよりもエンボスピットのそれが短く設定され
る。
【0087】更に、記録トラックに沿ったエンボスピッ
トの長さ(例えば、1T〜12T)を、記録トラックに
沿った記録マークや記録スペースの長さ(例えば、3T
〜14T)に応じて変化させることも可能である。これ
により、エンボスピット及びデータパターン間の端部に
おけるマージンを全てのエンボスピットを通じて一定に
できるので、より信頼性の高いデータの保護が可能とな
る。
【0088】更に、上述した実施形態によれば、主にD
VD−RWに適用した場合について記述したが、1回書
き込み可能なディスク(例えばDVD−R)等の他の記
録可能な光ディスクに適用することもできる。
【0089】本発明は、上述した実施形態に限られるも
のではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる
発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能で
あり、そのような変更を伴なう記録可能な光ディスク及
びその記録方法もまた本発明の技術的範囲に含まれるも
のである。
【0090】
【発明の効果】本発明の光ディスク及びその記録方法に
よれば、コントロールデータゾーン等の所定領域に記録
される、コントロールデータ等の所定データの読み取り
を可能としつつ、係る所定データが改竄されることを有
効に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態において使用されるDVD
の斜視図である。
【図2】 図1に示したDVDの透明基板のうち記録ト
ラックを含む部分を拡大して示す部分斜視図である。
【図3】 図1に示したDVDのうち記録トラックを含
む部分を拡大して示す部分断面図である。
【図4】 実施形態において使用されるDVDのデータ
構造を模式的に示す図である。
【図5】 図4におけるリードインエリアの詳細構造を
示す図である。
【図6】 実施形態の光ディスクの記録方法における基
本原理を示す図である。
【図7】 実施形態の光ディスクの記録方法における基
本原理を示すDVDの部分拡大斜視図である。
【図8】 第1実施形態における記録方法の一の動作例
を示すタイミングチャートである。
【図9】 図8に示す例において改竄データが書き込ま
れたときの動作例を示すタイミングチャートである。
【図10】 第2実施形態における記録方法の一の動作
例を示すタイミングチャートである。
【図11】 図10に示す例において改竄データが書き
込まれたときの動作例を示すタイミングチャートであ
る。
【図12】 実施形態におけるDVDの記録方法を示す
工程図である。
【符号の説明】
100…DVD 102…記録トラック 110…透明基板 111…記録層 112…光反射層 113…保護層 G…グルーブトラック L…ランドトラック LPP…ランドプリピット LB…光ビーム

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク基板と、 該ディスク基板の中心の回りに渦巻状又は同心円状に形
    成された記録トラックと、 前記ディスク基板上の所定領域に、該所定領域における
    前記記録トラック上に記録される所定データと相関をも
    って形成されたエンボスピットとを備えたことを特徴と
    する記録可能な光ディスク。
  2. 【請求項2】 前記エンボスピットは、前記所定データ
    の記録マークと記録スペースとの間の境界には存在しな
    いように形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の記録可能な光ディスク。
  3. 【請求項3】 前記エンボスピットは、前記所定データ
    の記録マークの前記記録トラックに沿った長さが所定長
    さ以上となる位置に形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の記録可能な光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記エンボスピットの長さは、前記記録
    マークの長さに拘わらず一定であることを特徴とする請
    求項3に記載の記録可能な光ディスク。
  5. 【請求項5】 前記エンボスピットの長さは、前記記録
    マークの長さに応じて変化することを特徴とする請求項
    3に記載の記録可能な光ディスク。
  6. 【請求項6】 前記エンボスピットは、前記所定データ
    の記録スペースの前記記録トラックに沿った長さが所定
    長さ以上となる位置に形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の記録可能な光ディスク。
  7. 【請求項7】 前記エンボスピットの長さは、前記記録
    スペースの長さに拘わらず一定であることを特徴とする
    請求項6に記載の記録可能な光ディスク。
  8. 【請求項8】 前記エンボスピットの長さは、前記記録
    スペースの長さに応じて変化することを特徴とする請求
    項6に記載の記録可能な光ディスク。
  9. 【請求項9】 前記所定領域は、コントロールデータ領
    域内にあり、 前記所定データは、前記所定領域と異なり且つ前記エン
    ボスピットが形成されないデータ記録領域内における前
    記記録トラック上に記録されるデータについての記録・
    再生動作を制御するためのコントロールデータであるこ
    とを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の
    記録可能な光ディスク。
  10. 【請求項10】 前記所定データ以外のデータが、前記
    所定領域と異なり且つ前記エンボスピットが形成されな
    いデータ記録領域内における前記記録トラック上に記録
    されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか
    一項に記載の記録可能な光ディスク。
  11. 【請求項11】 前記ディスク基板上に形成された記録
    層を更に備えており、 該記録層により前記所定データを含むデータが前記記録
    トラック上に記録されることを特徴とする請求項1から
    10のいずれか一項に記載の記録可能な光ディスク。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれか一項に記
    載の記録可能な光ディスクにデータを記録する光ディス
    クの記録方法であって、 前記ディスク基板に前記エンボスピットを形成する工程
    と、 前記エンボスピットが形成された前記所定領域に前記所
    定データを記録する工程とを含むことを特徴とする光デ
    ィスクの記録方法。
  13. 【請求項13】 前記所定データ以外のデータを、前記
    所定領域と異なり且つ前記エンボスピットが形成されな
    いデータ記録領域内における前記記録トラック上に記録
    する工程を更に含むことを特徴とする請求項12に記載
    の記録可能な光ディスク。
JP2001007047A 2000-01-14 2001-01-15 記録可能な光ディスク及びその記録方法 Abandoned JP2001266362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001007047A JP2001266362A (ja) 2000-01-14 2001-01-15 記録可能な光ディスク及びその記録方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-7153 2000-01-14
JP2000007153 2000-01-14
JP2001007047A JP2001266362A (ja) 2000-01-14 2001-01-15 記録可能な光ディスク及びその記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001266362A true JP2001266362A (ja) 2001-09-28
JP2001266362A5 JP2001266362A5 (ja) 2006-04-27

Family

ID=26583594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001007047A Abandoned JP2001266362A (ja) 2000-01-14 2001-01-15 記録可能な光ディスク及びその記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001266362A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005093728A1 (ja) 2004-03-29 2005-10-06 Pioneer Corporation 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
US7768899B2 (en) 2004-08-03 2010-08-03 Pioneer Corporation Optical recording medium having management area for replicating pre-record flag
US7768900B2 (en) 2007-01-30 2010-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium, information recording method, and information reproducing method
US7933192B2 (en) 2004-03-29 2011-04-26 Pioneer Corporation Information recording medium, information recording apparatus and method, and computer program

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005093728A1 (ja) 2004-03-29 2005-10-06 Pioneer Corporation 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
US7539104B2 (en) 2004-03-29 2009-05-26 Pioneer Corporation Information recording medium with superposed first and second recording layers
US7933192B2 (en) 2004-03-29 2011-04-26 Pioneer Corporation Information recording medium, information recording apparatus and method, and computer program
US7768899B2 (en) 2004-08-03 2010-08-03 Pioneer Corporation Optical recording medium having management area for replicating pre-record flag
US7768900B2 (en) 2007-01-30 2010-08-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Information storage medium, information recording method, and information reproducing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3979560B2 (ja) ディスクのタイプ判別方法ならびにその再生装置
US20050169147A1 (en) Recording-medium evaluation method, recording/reproduction apparatus and recording medium
US6594224B2 (en) Optical disc, and method of and apparatus for recording signal onto the same
JP4226204B2 (ja) 光学式記録媒体、その製造装置および製造方法
JP2001250235A (ja) 光情報記録媒体及び記録装置
KR100675582B1 (ko) 광디스크 기록/재생 방법 및 기록/재생 장치, 그리고광디스크
KR100497427B1 (ko) 기록용 광 디스크 및 그 디스크 상의 데이터 기록 방법
JP4012925B2 (ja) 光記録媒体、および、データ記録装置
US6837072B2 (en) Rewritable optical recording medium and manufacturing method and apparatus therefor
JP4278855B2 (ja) 書換え可能型光ディスクならびにその製造方法および製造システム
JP2001266362A (ja) 記録可能な光ディスク及びその記録方法
EP1548731B1 (en) Optical disk apparatus, method for controlling the same, and recording medium
JP2001344765A (ja) 情報記録媒体及び情報記録再生装置及び方法
JP4312361B2 (ja) 光ディスク、光ディスク再生方法及び光ディスク再生装置
JP2003059062A (ja) 光情報記録媒体及び記録装置
KR100936032B1 (ko) 정보 저장매체
JPWO2004095437A1 (ja) 光学的データ記録方法および光ディスク装置
US20090003157A1 (en) Information Recording Medium, and Information Reproducing Apparatus and Method
US20080130459A1 (en) Information Recording Apparatus and Method, and Computer Program
JP2006260626A (ja) 相変化型情報記録媒体、相変化型情報記録媒体の正当性判断方法及び相変化型情報記録媒体の正当性判断装置
JP2007172834A (ja) 記録装置及び記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060313

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060313

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20070803