JP2001265707A - 情報処理端末および情報処理端末における外付けのデバイスの自動接続認識方法 - Google Patents

情報処理端末および情報処理端末における外付けのデバイスの自動接続認識方法

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JP2001265707A
JP2001265707A JP2000074635A JP2000074635A JP2001265707A JP 2001265707 A JP2001265707 A JP 2001265707A JP 2000074635 A JP2000074635 A JP 2000074635A JP 2000074635 A JP2000074635 A JP 2000074635A JP 2001265707 A JP2001265707 A JP 2001265707A
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scsi
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external device
processing terminal
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Makoto Unosawa
誠 鵜之沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付けのSCSIデバイスの接続の有無を自
動的に判断し、それに合わせてシステムを起動できるよ
うにする。 【解決手段】 SCSIコネクタ4に開閉可能なSCS
Iコネクタカバー5を設け、このSCSIコネクタカバ
ー5の開閉でON/OFFするカバースイッチ6を設け
る。CPU1は、電源がONされると、カバースイッチ
6の出力からSCSIコネクタカバー5が開いていると
判定すると、BBM2にSCSIデバイスのブートを有
効と設定してからシステムを起動し、SCSIコネクタ
カバー5が閉じていると判定すると、BBM2にSCS
Iデバイスのブートを無効と設定してからシステムを起
動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(PC)等の情報処理端末において外付けのデバ
イスを接続する際の認識技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PC等の情報処理端末では、内蔵されて
いるデバイス以外のデバイスを接続できるように複数種
のインターフェースが搭載され、必要に応じてケーブル
を用いて外付けのデバイスを接続可能となっている。例
えば、外付けのMOドライブ等のSCSIデバイスを接
続し、データのバックアップを取るといった作業が行わ
れる。
【0003】一方、情報処理端末では、電源ON時、接
続されているデバイスを認識し、各デバイスのブートを
実行してシステムを起動するようになっており、この電
源ON時に各デバイスのブートを実行するか否かの設定
を、BIOSセットアップで行えるようになっている。
これにより、外付けのSCSIデバイス接続していない
時は、BIOSセットアップで外付けのSCSIデバイ
スに対するブートを無効に設定しておくことで、電源O
Nからの立ち上げ時間を短縮することが可能である。
【0004】このような装置で、データバックアップ等
の処理を行うため、外付けのSCSIデバイスを接続す
るには、外付けのSCSIデバイスをケーブルで接続す
るだけでなく、BIOSセットアップを実行して設定を
変更する必要がある。この作業は、通常のPCでは、電
源ONの後、キーボードの所定のキーを押してBIOS
セットアップを起動し、外付けのSCSIデバイスのブ
ートを手動で有効に設定した後、BIOSセットアップ
を終わらせることで、装置はこの変更された設定に基づ
いてシステムを起動することとなり、接続されている外
付けのSCSIデバイスを認識してブートが実行させる
こととなる。
【0005】外付けのSCSIデバイスを外す場合は、
電源をOFFにした後、ケーブルを外してから、再度電
源をONし、所定のキーを押してBIOSセットアップ
を起動して、外付けのSCSIデバイスのブートを手動
で無効に設定した後、BIOSセットアップを終わらせ
ることで、システムを起動し、再度電源をOFFするも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、このように、
外付けのSCSIデバイスを着脱する毎に、BIOSセ
ットアップを起動し、手動で設定を変更しなければなら
ないので、手間がかかるという問題があった。また、外
付けのSCSIデバイスのブートを常時有効と設定して
おき、ケーブルの着脱のみで対処することも可能ではあ
るが、そうすると、外付けのSCSIデバイスを接続し
ていない時でも、電源ON時に、装置は該デバイスを認
識しようとし、タイムアウト終了となるまで次の処理に
移行しないので、システムの立ち上げが遅くなるという
問題があった。
【0007】さらに、SCSIコネクタは、装置の背面
に設けられているので、ケーブルの着脱作業が行いにく
いという問題があった。したがって、外付けのSCSI
デバイスの接続の有無を自動的に判断し、それに合わせ
てシステムを起動することにより、外付けのSCSIデ
バイスの着脱が容易に行える情報処理端末を提供すると
いう課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本願の請求項1の発明は、外付けのデバイスを接
続するためのコネクタに開閉可能なカバーを設けるとと
もに、前記カバーの開閉により出力の変化するカバース
イッチを設け、カバースイッチの出力から外付けデバイ
スのブートを有効にするか無効にするかを切り替える制
御手段を設けたことを特徴とする情報処理端末である。
【0009】本願の請求項2の発明は、上述した請求項
1の情報処理端末において、コネクタを装置正面に設
け、このコネクタに開閉可能なカバーを設けたことを特
徴とする情報処理装置である。本願の請求項3の発明
は、上述した請求項1または2の情報処理端末におい
て、前記制御手段は、CPUと、ハードウエアの状態を
格納しておくメモリから構成し、CPUは、電源がON
となると、カバースイッチの出力に応じてメモリに格納
してある外付けのデバイスのブードを有効にするか無効
にするかの設定を切り替えてから、メモリリードしてそ
の設定に従いシステムを起動することを特徴とする情報
処理端末である。
【0010】本願の請求項4の発明は、上述した請求項
1または2の情報処理端末において、前記制御手段は、
CPUと、ハードウエアの状態を格納しておくメモリ
と、カバースイッチの出力を外付けのデバイスのブート
の設定値に変換するアドレス変換回路で構成し、CPU
は、電源がONとなると、メモリリードの際に、外付け
のデバイスのブートの設定値はカバースイッチの出力を
アドレス変換回路から受けて、その設定に従いシステム
を起動することを特徴とする情報処理端末である。
【0011】本願の請求項5の発明は、外付けのデバイ
スを接続するためのコネクタに開閉可能なカバーを設
け、情報処理端末の電源をONとしたとき、前記カバー
が開いていると、外付けのデバイスのブートを実行して
システムを起動し、前記カバーが閉じていると、外付け
のデバイスのブートを飛ばしてシステムを起動すること
を特徴とする情報処理端末における外付けのデバイスの
自動接続認識方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の情報処理端末の第
1の実施の形態を示すブロック図である。1はCPU
で、いわゆるパーソナルコンピュータ等の情報処理端末
全体の制御を行う。2はBBM(バッテリバックアップ
メモリ)で、BIOSセットアップで設定されるデータ
等、情報処理端末のハードウエアの状態を格納しておく
ために設けられる。
【0013】3はSCSIコントローラで、SCSIデ
バイスの制御を行う。4はSCSIコネクタで、外付け
のSCSIデバイスのケーブルが接続されるもので、装
置正面に設けられる。5はSCSIコネクタカバーで、
前記SCSIコネクタ4を開閉可能に覆っている。
【0014】6はカバースイッチで、前記SCSIコネ
クタカバー5の開閉によりON/OFFが切り替わる。
なお、以下の説明では、SCSIコネクタカバー5が開
いている時はカバースイッチ6の出力はON、SCSI
コネクタカバー5が閉じている時はカバースイッチ6の
出力はOFFとする。図2は第1の実施の形態の情報処
理端末の正面図で、外付けのSCSIデバイスを情報処
理端末に接続しない場合は、図1(a),図2(a)に
示すように、SCSIコネクタカバー5を閉じる。これ
により、SCSIコネクタ4は露出せず、外付けのSC
SIデバイスのケーブルを接続することはできない。ま
た、SCSIコネクタカバー5を閉じると、カバースイ
ッチ6のボタン部が該SCSIコネクタカバー5に押さ
れることで、その出力がOFFとなる。
【0015】これに対し、外付けのSCSIデバイスを
情報処理端末に接続する場合は、図1(b),図2
(b)に示すように、SCSIコネクタカバー5を開け
る。これによりSCSIコネクタ4が露出し、外付けの
SCSIデバイスのケーブルを接続可能となる。また、
SCSIコネクタカバー5を開けると、カバースイッチ
6のボタン部が解放されて図示しないバネの力で突出す
ることで、その出力がONとなる。
【0016】図3は本発明のSCSIデバイスの自動接
続認識方法を示すフローチャートである。外付けのSC
SIデバイスを接続する場合(S1)、SCSIコネク
タカバー5を開け(S2)、SCSIコネクタ4にSC
SIケーブルを接続する(S3)。
【0017】そして、電源をONにする(S4)。な
お、外付けのSCSIデバイスを接続しない場合は、S
CSIコネクタカバー5を閉じたままの状態で、電源を
ONにする。電源をONすると(S4)、カバースイッ
チ6の出力からSCSIコネクタカバー5が開いている
か閉じているかを認識する(S5)。
【0018】カバースイッチ6の出力がONでSCSI
コネクタカバー5が開いていると認識すると、外付けの
SCSIデバイスが接続されているものとして、該SC
SIデバイスに対するブートを有効とし(S6)、これ
に対して、カバースイッチ6の出力がOFFでSCSI
コネクタカバー5が閉じていると認識すると、外付けの
SCSIデバイスは接続されていないものとして、SC
SIデバイスに対するブートを無効として(S7)、シ
ステムを起動する(S8)。
【0019】これにより、SCSIコネクタカバー5が
開いていると、外付けのSCSIデバイスを含めて各デ
バイスに対するブートがあらかじめ設定されている順番
で実行され、SCSIコネクタカバー5が閉じている
と、外付けのSCSIデバイスに対するブートを飛ばし
て、あらかじめ設定されている順番でその他のデバイス
のブートが実行される。
【0020】システムが起動すると、作業を行う。例え
ば、MO等の外付けのSCSIデバイスを使用してデー
タバックアップ等の保守作業を行う(S9)。作業が終
了すると、電源をOFFにする(S10)。外付けのS
CSIデバイスが接続してある場合(S11)、それを
取り外す場合は(S12)、SCSIコネクタ4からS
CSIケーブルを取り外し(S13)、カバーを閉じる
(S14)。これにより一連の作業が終了する。
【0021】なお、外付けのSCSIデバイスが接続し
ていない場合は、電源のOFFで一連の作業が終了し、
外付けのSCSIデバイスを取り外さない場合は、電源
のOFFで一連の作業が終了する。このように、本発明
では、端末の電源をONすると、SCSIコネクタカバ
ー5の開閉の状態から、外付けSCSIデバイスの接続
の有無を判定して、SCSIコネクタカバー5が開いて
いれば外付けのSCSIデバイスが接続されているもの
として該SCSIのブートを実行してシステムを起動
し、SCSIコネクタカバー5が閉じていれば外付けの
SCSIデバイスは接続されていないものとしてSCS
Iのブートを実行せずシステムを起動するものである。
【0022】以下に、上述した第1の実施の形態におけ
るSCSIコネクタカバー5の開閉の検出からシステム
起動までの詳細を説明する。第1の実施の形態では、S
CSIコネクタカバー5の開閉状態をSCSIデバイス
のブートを有効にするか無効にするかの設定に反映させ
るため、CPU1は、電源がONとなると、I/Oのリ
ード命令を発行する。この命令により、CPU1はカバ
ースイッチ6の状態をリードし、カバースイッチ6がO
Nであると、BBM2に格納してあるブートに関する設
定の中で、SCSIデバイスのブードを有効に設定す
る。
【0023】これに対して、カバースイッチ6がOFF
であると、BBM2のSCSIデバイスのブードを無効
に設定する。そして、このように、BBM2の設定を更
新してから、CPU1はBBM2の値をリードする。カ
バースイッチ6がON、すなわち、SCSIコネクタカ
バー5が開いている時は、SCSIデバイスに対するブ
ートが有効に設定されるので、SCSIデバイスに対し
てアクセスを行い、接続されているSCSIデバイスを
認識する。そして、接続されているSCSIデバイスお
よびその他のデバイスを所定の順番でブートして行き、
システムを起動する。
【0024】カバースイッチ6がOFF、すなわち、S
CSIコネクタカバー5が閉じている時は、SCSIデ
バイスに対するブートが無効に設定されるので、SCS
Iデバイスに対するアクセスは行わず、接続されている
各デバイスを所定の順番でブートして行き、システムを
起動する。以上説明したように、本発明の第1の実施の
形態では、SCSIコネクタ4にSCSIコネクタカバ
ー5を設けるとともに、このSCSIコネクタカバー5
の開閉により出力が変化するカバースイッチ6を設け
て、電源ON時、カバースイッチ6の出力からSCSI
コネクタカバー5が開いていると判断すると、CPU1
はBBM2のSCSIデバイスのブート設定を有効と設
定してから、BBM2をリードしてシステムの起動を行
い、カバースイッチ6の出力からSCSIコネクタカバ
ー5が閉じていると判断すると、CPU1はBBM2の
SCSIデバイスのブート設定を無効と設定してから、
BBM2をリードしてシステムの起動を行うこととした
ので、外付けのSCSIデバイスの接続の有無が自動的
に認識され、外付けのSCSIデバイスが接続されてい
る場合はブートを実行させることが可能となり、保守等
で外付けSCSIデバイスを接続、着脱を行う場合、そ
の都度手作業でBIOSセットアップを行う必要がなく
なり、手間を省くことができる。
【0025】また、SCSIコネクタ4を、装置正面側
に取り付けることで、SCSIデバイスのケーブルの着
脱が容易となる。さらに、第1の実施の形態では、電源
ON時、カバースイッチ6の状態の状態に応じてBBM
2を書き換えてから、CPU1がシステムを起動する、
という手順をBIOSで設定すれば良いので、このよう
なBIOSを提供することで、従前のマザーボードを使
って装置を提供できる。
【0026】図4は本発明の情報処理端末の第2の実施
の形態を示すブロック図である。1はCPUで、いわゆ
るパーソナルコンピュータ等の情報処理端末全体の制御
を行う。2はBBM(バッテリバックアップメモリ)
で、BIOSセットアップで設定されるデータ等、情報
処理端末のハードウエアの状態を格納しておくために設
けられる。
【0027】3はSCSIコントローラで、SCSIデ
バイスの制御を行う。4はSCSIコネクタで、外付け
のSCSIデバイスのケーブルが接続されるもので、装
置正面に設けられる。5はSCSIコネクタカバーで、
前記SCSIコネクタ4を開閉可能に覆っている。
【0028】6はカバースイッチで、前記SCSIコネ
クタカバー5の開閉によりON/OFFが切り替わる。
なお、以下の説明では、SCSIコネクタカバー5が開
いている時はカバースイッチ6の出力はON、SCSI
コネクタカバー5が閉じている時はカバースイッチ6の
出力はOFFとする。ここで、第2の実施の形態の情報
処理端末の外観は図2で説明したものと同じであり、外
付けのSCSIデバイスを情報処理端末に接続しない場
合は、SCSIコネクタカバー5を閉じることで、SC
SIコネクタ4は露出せず、外付けのSCSIデバイス
のケーブルを接続することはできない。また、SCSI
コネクタカバー5を閉じると、カバースイッチ6のボタ
ン部が該SCSIコネクタカバー5に押されることで、
その出力がOFFとなる。
【0029】これに対し、外付けのSCSIデバイスを
情報処理端末に接続する場合は、SCSIコネクタカバ
ー5を開けることでSCSIコネクタ4が露出し、外付
けのSCSIデバイスのケーブルを接続可能となる。ま
た、SCSIコネクタカバー5を開けると、カバースイ
ッチ6のボタン部が解放されて図示しないバネの力で突
出することで、その出力がONとなる。
【0030】なお、図4はSCSIコネクタカバー5が
閉じた状態を示す。7はアドレス変換部で、外付けのS
CSIデバイスのブートを有効とするか無効とするかの
設定の情報を保持するアドレスに対してリードを行う命
令を、カバースイッチ6の状態をリードするように変換
を行う。図5はアドレス変換部の回路構成を示すブロッ
ク図で、アドレス変換部7は、CPU1から外付けのS
CSIデバイスのブート有効/無効の情報を保持するア
ドレスに対してリードを行う命令が出されると、アドレ
スデコーダ8によりカバースイッチ6の状態をリードす
るように変換が行われ、カバースイッチ6の出力がON
であればSCSIデバイスに対するブートが有効である
とCPU1が認識し、カバースイッチ6の出力がOFF
であればSCSIデバイスに対するブートが無効である
とCPU1が認識するようになっている。また、アドレ
ス変換部7は、CPU1から外付けのSCSIデバイス
以外のデバイスのブート有効/無効の情報を保持するア
ドレス等に対してリードを行う命令が出されると、アド
レスデコーダ8によりBBM2の該当アドレスをリード
する。
【0031】次に、第2の実施の形態の情報処理端末の
動作を説明する。ここで、この第2の実施の形態におい
ても、動作の全体の流れは図3で説明したものと同じで
あり、端末の電源をONすると、SCSIコネクタカバ
ー5の開閉の状態から、外付けSCSIデバイスの接続
の有無を判定して、SCSIコネクタカバー5が開いて
いれば外付けのSCSIデバイスが接続されているもの
として該SCSIのブートを実行してシステムを起動
し、SCSIコネクタカバー5が閉じていれば外付けの
SCSIデバイスは接続されていないものとしてSCS
Iのブートを実行せずシステムを起動するものである。
【0032】以下に、上述した第2の実施の形態におけ
るSCSIコネクタカバー5の開閉の検出からシステム
起動までの詳細を説明する。第2の実施の形態では、S
CSIコネクタカバー5の開閉状態をSCSIデバイス
のブートを有効にするか無効にするかの設定に反映させ
るため、CPU1は、電源がONとなると、BBM2の
値をリードする。この時、CPU1から外付けのSCS
Iデバイスのブート有効/無効の情報を保持するアドレ
スに対してリードを行う命令が出されると、アドレス変
換部7によりカバースイッチ6の状態をリードするよう
に変換が行われる。これにより、CPU1はカバースイ
ッチ6の状態をリードすることで外付けのSCSIデバ
イスのブート有効/無効を認識するもので、CPU1は
カバースイッチ6の出力がONであれば、SCSIデバ
イスに対するブートが有効であると認識し、カバースイ
ッチ6の出力がOFFであれば、SCSIデバイスに対
するブートが無効であると認識する。また、CPU1か
ら外付けのSCSIデバイス以外のデバイスのブート有
効/無効の情報を保持するアドレス等に対してリードを
行う命令が出されると、アドレス変換部7はBBM2の
該当アドレスをリードする。
【0033】これにより、カバースイッチ6の出力がO
NであるとCPU1はSCSIデバイスに対してアクセ
スを行い、接続されているSCSIデバイスを認識す
る。また、BBM2の設定からブートが有効となってい
るその他のデバイスを認識する。そして、接続されてい
るSCSIデバイスおよびその他のデバイスを所定の順
番でブートして行き、システムを起動する。
【0034】これに対して、カバースイッチ6の出力が
OFFであるとCPU1はSCSIデバイスに対するア
クセスは行わず、BBM2の設定からブートが有効とな
っているその他のデバイスを認識する。そして、接続さ
れているデバイスを所定の順番でブートして行き、シス
テムを起動する。以上説明したように、本発明の第2の
実施の形態では、SCSIコネクタ4にSCSIコネク
タカバー5を設けるとともに、このSCSIコネクタカ
バー5の開閉により出力が変化するカバースイッチ6を
設け、さらに、このカバースイッチ6の状態を外付けの
SCSIデバイスのブートを有効とするか無効とするか
の情報としてCPU1に認識させるアドレス変換部7を
設けて、電源ON時、CPU1がBBM2をリードする
際、外付けのSCSIデバイスのブート有効/無効の情
報を保持するアドレスに対してリードを行う命令が出さ
れると、アドレス変換部7によりカバースイッチ6の状
態をリードして、このカバースイッチ6の状態に応じて
システムの起動を行うこととしたので、第1の実施の形
態と同様に、外付けのSCSIデバイスの接続の有無が
自動的に認識され、外付けのSCSIデバイスが接続さ
れている場合はブートを実行させることが可能となり、
保守等で外付けSCSIデバイスを接続、着脱を行う場
合、その都度手作業でBIOSセットアップを行う必要
がなくなり、手間を省くことができる。
【0035】また、この第2の実施の形態では、電源O
N時、CPU1は従前通りBBM2をリードするだけで
良いので、汎用のBIOSで装置を提供できる。なお、
汎用のPC等の情報処理端末では、BIOSセットアッ
プで、ブートの順番を設定できるものがある。そこで、
上述した第1の実施の形態もしくは第2の実施の形態の
情報処理端末で、あらかじめSCSIデバイスのブート
を一番最初の実行するように設定しておけば、電源ON
時、SCSIコネクタカバー5が開いていて、SCSI
デバイスのブートを有効とするとなった時に、SCSI
デバイスのブートを一番最初に実行でき、外付けのSC
SIデバイスとしてCD−ROMドライブを用い、CD
−ROMからシステムを起動する場合に有用である。
【0036】また、本発明は、外付けのデバイスとして
SCSIインタフェースに接続されるものについて説明
したが、他のIDEインタフェース、RS232Cイン
タフェースおよびセントロインタフェース等についても
適用可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外付け
のデバイスを接続するためのコネクタに開閉可能なカバ
ーを設け、情報処理端末の電源をONとした時、前記カ
バーが開いていることを認識すると、外付けのデバイス
のブートを実行してシステムを起動し、前記カバーが閉
じていることを認識すると、外付けのデバイスのブート
を飛ばしてシステムを起動することとしたので、外付け
のデバイスを接続、取り外す毎に、BIOSセットアッ
プを起動してブードの設定を切り替える必要がなく、手
間を省くことができる。
【0038】また、外付けのデバイスが接続されていな
ければ、自動的に外付けのデバイスのブートを行わない
ことから、システムの立ち上げ時間を最適化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理端末の第1の実施の形態を示
すブロック図
【図2】第1の実施の形態の情報処理端末の正面図
【図3】本発明のSCSIデバイスの自動接続認識方法
の一例を示すフローチャート
【図4】本発明の情報処理端末の第2の実施の形態を示
すブロック図
【図5】アドレス変換部の回路構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 CPU 2 BBM 3 SCSIコントローラ 4 SCSIコネクタ 5 SCSIコネクタカバー 6 カバースイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外付けのデバイスを接続するためのコネ
    クタに開閉可能なカバーを設けるとともに、前記カバー
    の開閉により出力の変化するカバースイッチを設け、 カバースイッチの出力から外付けのデバイスのブートを
    有効にするか無効にするかを切り替える制御手段を設け
    たことを特徴とする情報処理端末。
  2. 【請求項2】 請求項1において、コネクタを装置正面
    に設け、このコネクタに開閉可能なカバーを設けたこと
    を特徴とする情報処理端末。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記制御手段は、CPUと、ハードウエアの状態を格納
    しておくメモリから構成し、CPUは、電源がONとな
    ると、カバースイッチの出力に応じてメモリに格納して
    ある外付けのデバイスのブードを有効にするか無効にす
    るかの設定を切り替えてから、メモリリードしてその設
    定に従いシステムを起動することを特徴とする情報処理
    端末。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記制御手段は、CPUと、ハードウエアの状態を格納
    しておくメモリと、カバースイッチの出力を外付けのデ
    バイスのブートの設定値に変換するアドレス変換回路で
    構成し、CPUは、電源がONとなると、メモリリード
    の際に、外付けのデバイスのブートの設定値はカバース
    イッチの出力をアドレス変換回路から受けて、その設定
    に従いシステムを起動することを特徴とする情報処理端
    末。
  5. 【請求項5】 外付けのデバイスを接続するためのコネ
    クタに開閉可能なカバーを設け、 情報処理端末の電源をONとしたとき、前記カバーが開
    いていると、外付けのデバイスのブートを実行してシス
    テムを起動し、前記カバーが閉じていると、外付けのデ
    バイスのブートを飛ばしてシステムを起動することを特
    徴とする情報処理端末における外付けのデバイスの自動
    接続認識方法。
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