JP2001258639A - 棒状化粧品収納用皿部材 - Google Patents

棒状化粧品収納用皿部材

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JP2001258639A
JP2001258639A JP2000081321A JP2000081321A JP2001258639A JP 2001258639 A JP2001258639 A JP 2001258639A JP 2000081321 A JP2000081321 A JP 2000081321A JP 2000081321 A JP2000081321 A JP 2000081321A JP 2001258639 A JP2001258639 A JP 2001258639A
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lipstick
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pan member
storage container
stick
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Application number
JP2000081321A
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English (en)
Inventor
Shigehiro Okada
誠弘 岡田
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Takeuchi Industry Co Ltd.
Original Assignee
Takeuchi Industry Co Ltd.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱溶融された口紅を皿部材内へ流し込む際に
皿部材内壁の口紅内部に気泡が発生し、それによって口
紅が皿部材内部で折れやすくなり、口紅が容器から脱落
してしまうということをなくす。 【解決手段】両端が開口された円筒形状に形成され、外
周部には少なくとも1個の係合ピンが形成されるととも
に、内面には複数対のハ字形状あるいは逆さハ字形状を
した係止用突起を形成した皿部材とすることで解決して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は口紅などの棒状化粧
品収納容器の口紅などを直接保持する皿部材に関するも
ので、その中でも口紅充填時に皿部材の上部に紅の形を
作るためのカプセルを嵌合させ、容器を倒立させた後皿
部材の底部より加熱溶融された口紅をカプセル及び皿部
材内へ流し込み、それを冷却固化させカプセルを皿部材
より取り外すことによって口紅を充填する構造の棒状化
粧品収納容器の棒状化粧品収納用皿部材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこのようにして口紅を充填する棒
状化粧品収納容器の皿部材としては口紅が皿部材から脱
落するのを防止するために皿部材内面に充填された口紅
内部に位置するように係止用突起が設けられているが、
その係止用突起は従来の棒状化粧品収納容器では実公平
3−46643号に示されるように皿部材内部に水平方
向に設けられたもの、あるいは特開平8−112140
号に示されるように全周に渡って波形をした物が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の棒状化粧品収納容器の皿部材では加熱溶融された
口紅を、カプセル及び皿部材内へ流し込む際にカプセル
及び皿部材内壁部には気泡が残りやすいものであり、特
に皿部材内面の係止用突起部には係止用突起によって溶
融口紅の流れが妨げられることによって気泡が残りやす
く、それによって口紅が皿部材内部で折れやすくなり、
口紅が容器から脱落してしまうという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
口紅充填時に皿部材内面の係止用突起部に気泡が残るこ
とのない棒状化粧品収納容器の皿部材を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は両端が開口された円筒形状に形成され、外
周部には少なくとも1個の係合ピンが形成されるととも
に、内面には複数対のハ字形状あるいは逆さハ字形状を
した係止用突起を形成したという手段を用いている。
【0006】
【発明の実施の形態】皿部材内面に形成された複数対の
係止用突起は、ハ字形状あるいは逆さハ字形状をしてい
るので、皿部材内部に流し込まれた溶融口紅の流れが妨
げられることがなく、係止用突起部に気泡が残ることが
ない。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を詳細
に説明する。図1ないし図4に示す発明の第1の実施例
において、1は通常知られている棒状化粧品収納容器
で、この棒状化粧品収納容器1は上部に蓋嵌合部8が形
成されたハカマ部材2と、このハカマ部材2内に下端部
が挿入固定され上部には軸心方向の切り割り溝3が形成
された筒状の内筒部材4と、この内筒部材4の切り割り
溝3の外周を回動可能に覆う内部にラセン溝5が形成さ
れたラセン部材6と、このラセン部材6の外周を覆う外
筒部材7と、前記内筒部材4内に上下移動可能に形成さ
れた皿部材9と、この皿部材9に形成された前記内筒部
材4の切り割り溝3及び前記ラセン部材6のラセン溝5
と係合する係合ピン10とから構成されるものである。
【0008】11はハカマ部材2及び内筒部材4の底部
を貫通する充填口で、この充填口11は図4に示すよう
に棒状化粧品収納容器1に口紅12を充填する際に使用
されるもので、その充填方法は口紅12の外観形状の成
形するカプセル14を皿部材9の上部にに嵌合させた
後、口紅収納容器を倒立させ、口紅充填ノズル13が充
填口11を通過しこの口紅充填ノズル13より加熱溶融
された口紅12が皿部材9の内部及びこの皿部材9の上
端部に嵌合されたカプセル14内に充填される。
【0009】15は皿部材9内に1対に形成された係止
用突起で、この1対の係止用突起15は皿部材9内に口
紅が充填された後では充填された口紅に埋没されるよう
に皿部材9内面の比較的上方に位置されるものであり、
その形状は左右それぞれが傾斜面となった2つの突起で
1対が構成されたいわゆるハ字形状をし、皿部材9の内
面に複数対、本実施例の説明では3対が形成されてい
る。
【0010】さらに1対の係止用突起15は左右の突起
の間に切り取り部16が設けられていて皿部材9の底部
より流し込まれた溶融口紅12の内部に気泡が残ること
なく、口紅12の流れを妨げないように作用し、また各
対の係止用突起15の間も各対がつながっているもので
はなく互いに独立しているものなので溶融口紅12の流
れを妨げることがない。
【0011】17はハカマ部材2の蓋嵌合部8と着脱自
在に嵌合する蓋である。
【0012】
【発明の異なる実施例】次に本発明の異なる実施例につ
き説明する。なお、これらの説明にあたって前記発明の
第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0013】図5ないし図7に示す発明の第2の実施例
において、前記発明の第1の実施例と主に異なる点は、
皿部材9Aの内面に形成された係止用突起15Aで、こ
の1対の係止用突起15Aは逆さハ字形状に形成されて
いるものでありこのような係止用突起15Aとした棒状
化粧品収納容器1Aとしても良い。
【0014】なお以上の説明においては、口紅12の充
填時には皿部材9はあらかじめ棒状化粧品収納容器1に
セットされているものについて説明したが、本発明はこ
れに限らず、皿部材9に口紅12を充填した後に皿部材
9を棒状化粧品収納容器1にセットする構造であっても
良い。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0016】ハ字形状係止用突起の作用により、皿部材
内部の係止用突起によって溶融口紅の流れが妨げられる
ことがなく、よって口紅内部に気泡が発生せず、それに
よって口紅が皿部材内部で折れやすくなったり、口紅が
容器から脱落してしまうということがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の化粧品収納容器の断面説明図である。
(実施例1)
【図2】発明の皿部材の上面図である。(実施例1)
【図3】発明の皿部材の断面斜視図である。(実施例
1)
【図4】発明の化粧品収納容器の口紅充填時の説明図で
ある。(実施例1)
【図5】発明の化粧品収納容器の断面説明図である。
(実施例2)
【図6】発明の皿部材の上面図である。(実施例2)
【図7】発明の皿部材の断面斜視図である。(実施例
2)
【符号の説明】
1、1A 棒状化粧品収納容器 2 ハカマ部材 3 切り割り溝 4 内筒部材 5 ラセン溝 6 ラセン部材 7 外筒部材 8 蓋嵌合部 9、9A 皿部材 10 係合ピン 11 充填口 12 口紅 13 口紅充填ノズル 14 カプセル 15、15A 係止用突起 16 切り割り部 17 蓋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口された円筒形状に形成され、
    外周部には少なくとも1個の係合ピンが形成されるとと
    もに、内面には複数対のハ字形状あるいは逆さハ字形状
    をした係止用突起を形成したことを特徴とする棒状化粧
    品収納用皿部材。
JP2000081321A 2000-03-23 2000-03-23 棒状化粧品収納用皿部材 Pending JP2001258639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006918A (ja) * 2004-05-25 2006-01-12 Kao Corp 棒状化粧料容器用中皿

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712108U (ja) * 1980-06-25 1982-01-22
JPH0345051U (ja) * 1989-09-08 1991-04-25
JPH10304931A (ja) * 1997-05-07 1998-11-17 Nanyo:Kk 再利用可能な棒状化粧料容器及び棒状化粧料容器の再利用方法

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