JP2001256954A - 蓄電装置 - Google Patents

蓄電装置

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JP2001256954A
JP2001256954A JP2000066976A JP2000066976A JP2001256954A JP 2001256954 A JP2001256954 A JP 2001256954A JP 2000066976 A JP2000066976 A JP 2000066976A JP 2000066976 A JP2000066976 A JP 2000066976A JP 2001256954 A JP2001256954 A JP 2001256954A
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storage device
negative electrode
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JP2000066976A
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Kyoji Sakai
亨次 坂井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

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  • Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装缶に接合される集電体の接触部に弾性を
持たせ、この接触部の弾性変形によって溶接部に付加さ
れる振動や衝撃力を緩衝し、溶接部の剥離を防止又は抑
制できるようにする。 【解決手段】 有底の筒体からなる外装缶21と、この
外装缶21内に収納されると共に電気エネルギーを充電
及び放電する一対の電極26,27を設けた電池本体2
2と、この電池本体22の負極電極27に接続されると
共に外装缶21の底部21aに接合される弾性片40を
設けた負極集電体24と、を備えた二次電池に関する。
負極集電体24の弾性片40は、集電体本体24aの中
央部を他の部分よりも剛性を低くして弾性を付与するこ
とにより形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、リチウム
イオン二次電池やニッケル水素二次電池その他の二次電
池或いはコンデンサ等のように電気エネルギーを充電及
び/又は放電することができる蓄電装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、電気自動車や電動自転車
等の電動用車両に関する自動車工業、電動工具やパーソ
ナルコンピュータ等の家電製品に関する電気工業、その
他の産業分野において、例えば、リチウムイオン二次電
池やニッケル水素電池等の二次電池が盛んに用いられる
ようになってきている。これは、リチウムイオン二次電
池等の電圧が高くて高いエネルギー密度を有し、また、
充電・放電のサイクル特性が優れている等の理由による
ものと考えられる。このような状況下から、リチウムイ
オン二次電池等については、その生産性を向上させて高
い歩留りを得ることが必要であり、また、電気エネルギ
ーの充電及び放電を行う回数を増加させることが重要に
なってきている。
【0003】従来の、リチウムイオン二次電池として
は、例えば、図10に示すような構成のものが知られて
いる。このリチウムイオン二次電池1は、底のついた有
底円筒体からなる外装缶2と、この外装缶2内に収納さ
れた電池本体3と、この電池本体3の正極側の多数の集
電リード7aが接合される正極集電体4と、電池本体3
の負極側の多数の集電リード8aが接合される負極集電
体5と、外装缶2の開口部を閉塞する正極キャップ6等
を備えて構成されている。
【0004】外装缶2は、導電性を有する鉄Feやアル
ミニウムAl等の金属により形成されている。電池本体
3は、それぞれがフィルム状をなす正極電極7と負極電
極8とセパレータ9とを有している。正極電極7と負極
電極8とはセパレータ9を介して積層されており、この
積層電極体を円筒状の巻心軸10の周囲に巻き付けるこ
とによって電池本体3が構成されている。この電池本体
3の軸方向の一方に正極集電体4が配置され、その他方
に負極集電体5が配置されている。そして、正極集電体
4には正極電極7に設けた多数の集電リード7aが溶接
によって接合され、また、負極集電体5には負極電極8
に設けた多数の集電リード8aが溶接によって接合され
ている。
【0005】負極集電体5は、図11に示すような形状
を有している。即ち、負極集電体5は、外装缶2の内径
よりも小径の円板によって形成されている。この負極集
電体5の中央部には、U字状のスリット5aを設けるこ
とによりその内側に接触片11が形成されている。この
接触片11は、切り残された連続部5bにて折り曲げら
れており、これにより一面側に略平行をなすように突出
されている。この接触片11が溶接にて外装缶2の底部
2aに接合されており、これにより負極集電体5が外装
缶2に対して導通可能とされている。
【0006】また、正極集電体4にはリード弁12の一
端が接合され、リード弁12の他端には安全弁13が接
触されている。安全弁13は、正極キャップ6の下面に
一体的に設けられている。この安全弁付き正極キャップ
6の周縁部にはリング状のガスケット14が取り付けら
れており、このガスケット14を介して正極キャップ6
が外装缶2の開口部に嵌合されている。この外装缶2の
内部には、有機溶媒系の電解液が注入されており、この
有機溶媒系電解液が電池本体3に含浸されている。この
外装缶2の開口側周縁部をカシメ加工することによって
開口部が閉塞され、これにより外装缶2の内部が密封さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のリチウムイオン二次電池1においては、
負極集電体5の接触片11が外装缶2の底部2aから剥
離し易く、電池としての機能を保持できなくなることが
あるという課題があった。
【0008】このことを詳しく述べると、リチウムイオ
ン二次電池1は、充電及び放電する際に電気化学的変化
によって発熱が起こり、この発熱による内部圧力の変動
によって外装缶2の底部2aが膨張したり収縮したりす
る。このように外装缶2の底部2aが膨張したり収縮し
たりすると、底部2aには負極集電体5の接触片11が
溶接によって接合されており、その接触片11は剛体的
に形成されていて底部2aの変形に追従できるような弾
性を有するものではなかった。その結果、接触片11と
底部2aとの溶接部分には荷重が繰り返し付加されるた
めに剥離が発生し、その溶接部分が完全に剥離されると
電池としての機能が発揮できなくなるという課題があっ
た。
【0009】また、例えば、上述したリチウムイオン二
次電池1を携帯電話等に装着して使用する場合に、その
携帯電話が受信時の呼び出し用の振動源を有するときに
は、その呼び出し時の振動が二次電池1に伝達される。
更に、携帯電話を誤って落下させたような場合には、そ
の落下時の衝撃が二次電池1に伝達される。このような
場合において、上述した振動や衝撃力が二次電池1に伝
達されると、外装缶2の底部2aに固定されている負極
集電体5が、ほとんど弾性変形を生ずることなく剛体的
に変動又は変形する。その結果、負極電極8と負極集電
体5とを繋いでいる多数の集電リード8aに負荷が掛か
り、集電リード8aが切断されるおそれがあるという課
題もあった。
【0010】更に、従来の負極集電体5では、その材質
として銅Cu又は銅にニッケルNi等のメッキを施した
ものが使用されていたため、集電リード8aの本数やそ
の分布密度等によって底部2aに対する接触片11の溶
接条件を変更する必要があった。そのため、溶接条件の
違いによって溶接部の強度にバラツキが発生しており、
所定の強度を有する溶接を安定して行うことができない
という課題もあった。
【0011】本発明は、上述したような課題に鑑みてな
されたものであり、外装缶に接合される集電体の接触部
に弾性を持たせ、この接触部の弾性変形によって溶接部
に付加される振動や衝撃力を緩衝し、溶接部の剥離を防
止又は抑制すると共に、上述した課題を解決することが
できる蓄電装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述したような課題を解
決し、上記目的を達成するために、本出願の請求項1記
載の蓄電装置は、有底の筒体からなる外装缶と、この外
装缶内に収納されると共に電気エネルギーを充電及び/
又は放電する一対の電極を設けた蓄電本体と、この蓄電
本体の一方の電極に接続されると共に外装缶の底部に接
合される接触部を設けた集電体と、を備えた蓄電装置に
おいて、接触部は、集電体の中央部を他の部分よりも剛
性を低くして弾性を付与することにより形成したことを
特徴としている。
【0013】本出願の請求項2記載の蓄電装置は、接触
部は、集電体の周縁近傍から延在されて中央部まで達す
るU字状のスリットにより形成した弾性片であることを
特徴としている。
【0014】本出願の請求項3記載の蓄電装置は、接触
部は、集電体の周縁部より内側に設けた2本のスリット
又は2個の長孔の間に形成され且つ中央部を通って周縁
部間を連結する架橋片であることを特徴としている。
【0015】本出願の請求項4記載の蓄電装置は、接触
部は、集電体の周縁部より内側に設けた3本以上のL字
形のスリット又は3個以上の扇形の貫通孔の間に形成さ
れ且つ中央部を通って3箇所以上で周縁部に連結された
3以上の連続部を有する架橋片であることを特徴として
いる。
【0016】本出願の請求項5記載の蓄電装置は、接触
部は、集電体の中央部の近傍から周縁に向って放射状に
延在する複数のスリットを設けることにより形成した架
橋片であることを特徴としている。
【0017】本出願の請求項6記載の蓄電装置は、接触
部は、集電体の中央部の近傍に設けられ且つ円周方向に
延在された円弧状スリットと、この円弧状スリットに連
続され且つ半径方向外側に延在された複数本の半径方向
スリットとの組み合せにより形成した架橋片であること
を特徴としている。
【0018】本出願の請求項7記載の蓄電装置は、接触
部は、集電体の中央部の近傍から半径方向外側に向って
渦巻き状に延在された渦巻状スリットにより形成した弾
性片であることを特徴としている。
【0019】本出願の請求項8記載の蓄電装置は、集電
体は、銅とニッケルとを貼り合せたクラッド材を用いて
形成し、銅側を外装缶の底部に溶接したことを特徴とし
ている。
【0020】上述したような構成を有することにより、
本出願の請求項1記載の蓄電装置では、集電体の中央部
に形成された接触部が適度な大きさの弾性を有し、その
接触部が他の部分に比べて容易に撓み変形し得るため、
この接触部によって振動や外力を吸収することができ、
外装缶の底部と集電体の接触部との接合部に振動や外力
が加わり難いようにして、接合部の剥離を防止又は剥離
の発生を抑制することができる。また、集電体に加えら
れた外力が接触部によって緩衝され、その外力が集電リ
ードに伝達され難いため、集電リードの切断等の不具合
の発生を防止又は抑制することができる。
【0021】本出願の請求項2記載の蓄電装置では、集
電体の周縁近傍から延在されて中央部まで達するU字状
のスリットにより弾性片を形成して接触部を構成するこ
とにより、その接触部に対して好適な大きさの弾性を付
与することができ、外装缶と集電体との接触部にストレ
スが発生し難いようにする。この接触部を集電体に設け
ることにより、外装缶からの接触部の剥離や、集電体か
らの集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は抑制
することができる。
【0022】本出願の請求項3記載の蓄電装置では、集
電体の周縁部より内側に設けた2本のスリット又は2個
の長孔の間に設けられ且つ中央部を通って周縁部間を連
結する架橋片を形成して接触部を構成することにより、
その接触部に対して好適な大きさの弾性を付与すること
ができ、外装缶と集電体との接触部にストレスが発生し
難いようにする。この接触部を集電体に設けることによ
り、外装缶からの接触部の剥離や、集電体からの集電リ
ードの切断等の不具合の発生を防止又は抑制することが
できる。
【0023】本出願の請求項4記載の蓄電装置では、集
電体の周縁部より内側に設けた3本以上のL字形のスリ
ット又は3個以上の扇形の貫通孔の間に設けられ且つ中
央部を通って3箇所以上で周縁部に連結された3以上の
連続部を有する架橋片を形成して接触部を構成すること
により、その接触部に対して好適な大きさの弾性を付与
することができ、外装缶と集電体との接触部にストレス
が発生し難いようにする。この接触部を集電体に設ける
ことにより、外装缶からの接触部の剥離や、集電体から
の集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は抑制す
ることができる。
【0024】本出願の請求項5記載の蓄電装置では、集
電体の中央部の近傍から周縁に向って放射状に延在する
複数のスリットにより架橋片を形成して接触部を構成す
ることにより、その接触部に対して好適な大きさの弾性
を付与することができ、外装缶と集電体との接触部にス
トレスが発生し難いようにする。この接触部を集電体に
設けることにより、外装缶からの接触部の剥離や、集電
体からの集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は
抑制することができる。
【0025】本出願の請求項6記載の蓄電装置では、円
周方向に延在された円弧状スリットと半径方向に延在さ
れた複数本の半径方向スリットとの組み合せにより架橋
片を形成して接触部を構成することにより、その接触部
に対して好適な大きさの弾性を付与することができ、外
装缶と集電体との接触部にストレスが発生し難いように
する。この接触部を集電体に設けることにより、外装缶
からの接触部の剥離や、集電体からの集電リードの切断
等の不具合の発生を防止又は抑制することができる。
【0026】本出願の請求項7記載の蓄電装置では、渦
巻き状に延在された渦巻状スリットにより弾性片を形成
して接触部を構成することにより、その接触部に対して
好適な大きさの弾性を付与することができ、外装缶と集
電体との接触部にストレスが発生し難いようにする。こ
の接触部を集電体に設けることにより、外装缶からの接
触部の剥離や、集電体からの集電リードの切断等の不具
合の発生を防止又は抑制することができる。
【0027】本出願の請求項8記載の蓄電装置では、銅
とニッケルとの組み合せからなるクラッド材で集電体を
形成することにより、集電体と外装缶との間の溶接強度
を大きくできると共に強度のバラツキを無くすことがで
きる。これにより、接触部の剥離や集電リードの切断等
の不具合の発生を防止又は抑制することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1乃至図9は、本発明に係
る蓄電装置の実施の例を示すものである。即ち、図1は
本発明の蓄電装置の一実施例を示すリチウムイオン二次
電池の縦断面図、図2は図1のリチウムイオン二次電池
に用いられる電池本体の巻付け工程を示す説明図、図3
は図2の巻付け工程完了後の電池本体の要部を示す斜視
図、図4は図1のリチウムイオン二次電池に用いられる
負極集電体を示す平面図、図5は図4の斜視図、図6は
図1の底部を拡大して示す断面図、図7は図6における
底部の形状が変化した状態を示す断面説明図である。ま
た、図8A,B,C,D及び図9A,B,C,Dは、負
極集電体の他の実施例を示す平面図である。
【0029】ここで、本発明の「蓄電装置」とは、リチ
ウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池その他の二
次電池のように電気エネルギーの充電及び放電ができ、
且つ繰り返して使用が可能な二次電池の他、同様に電気
エネルギーの充電及び放電が可能なコンデンサ等の電子
部品を含む装置を言うものとする。
【0030】図1に示すように、本発明の一実施例を示
すリチウムイオン二次電池20は、外装缶21と、この
外装缶21内に収納された蓄電本体の一具体例を示す電
池本体22と、この電池本体22の正極側の集電リード
である多数の正極リード26aが接合される正極集電体
23と、電池本体22の負極側の集電リードである多数
の負極リード27aが接合される負極集電体24と、外
装缶21の開口部を閉塞する正極キャップ25等を備え
て構成されている。
【0031】外装缶21は、底である底部21aのつい
た有底円筒体からなり、この底部21aと反対側に開口
部21bが設定されている。この外装缶21は、導電性
を有する鉄FeやアルミニウムAl等の金属によって形
成されている。この外装缶21内に収納される電池本体
22は、それぞれがフィルム状をなす正極電極26と負
極電極27とセパレータ28等を有している。
【0032】正極電極26は、例えばAl箔によって形
成された電極ベースと、この電極ベースの両面に形成さ
れた正極合剤とを有している。正極合剤としては、一般
に正極にはリチウムを含んだ化合物が用いられ、例えば
リチウム遷移金属複合酸化物(Lix MO2 )、例えば
コバルト酸リチウム(LiCoO2 )等が好適である。
また、負極電極27は、例えば銅Cu箔によって形成さ
れた電極ベースと、この電極ベースの両面に形成された
負極合剤とを有している。負極合剤としては、一般に負
極には炭素が用いられ、例えば黒鉛系炭素や難黒鉛化性
炭素質材(ハードカーボン)、易黒鉛化性炭素等が好適
である。これら炭素及びコバルト酸リチウムは、リチウ
ムのドープ・脱ドープが可能であるため、それぞれ合剤
として使用することができる。
【0033】また、セパレータ28は、正極と負極とを
分離するという本来の目的の他に、ショートでの過大電
流等で電池内部の温度が異常に高くなったときに溶融し
て孔がふさがり、イオンの通過を止めて電流を流さなく
するという役割も有している。そのため、セパレータ2
8としては、微細な孔を多数有する微多孔膜からなるポ
リエチレンやポリプロピレン等のプラスチックフィルム
を適用することができる。
【0034】尚、非水電解質としては、LiBF4 やL
iPF6 、LiAsF6 等のリチウム塩を固体電解質や
ポリマーあるいは非水溶媒、例えば環状カーボネートや
鎖状カーボネートの単独もしくはこれらの混合溶媒に混
合もしくは溶解させた液状もしくはゲル状もしくは固体
状の電解質を用いることができる。
【0035】図2に示すように、正極電極26及び負極
電極27には、幅方向の一側縁に突出する箔状の多数の
集電リードである正極リード26a及び負極リード27
aが設けられている。この正極リード26a及び負極リ
ード27aは、セパレータ28を介して正極電極26及
び負極電極27を重ね合わせた状態において、互いに反
対側の端部に位置するように配置されている。このセパ
レータ28を介して正極電極26と負極電極27とが積
層された積層電極体が、中心部に貫通孔29aを有する
円筒状の巻心軸29の周囲に巻き付けられている。これ
により、正極電極26と負極電極27とセパレータ28
とを有する円筒状に巻回された電池本体22が構成され
ている。
【0036】この電池本体22の軸方向の一方である正
極リード26aが突出した側には正極集電体23が配置
され、その他方である負極リード27aが突出した側に
は負極集電体24が配置されている。そして、負極集電
体24は外装缶21の底部21a側に配置され、従っ
て、正極集電体23が外装缶21の開口部21b側に配
置されている。正極集電体23は、例えば銅Cuを材料
として円板状に形成されており、その中央部には、負極
集電体24を外装缶21の底部21aに溶接するために
図示しない溶接装置の棒状溶接電極が挿入される貫通孔
23aが設けられている。
【0037】また、負極集電体24は、図4及び図5に
示すような形状とされている。この負極集電体24は、
異種金属同士を加熱、圧延することによって接合させた
クラッド材(例えば、銅CuにニッケルNiを接合させ
た合金等)を材料として円板状に形成されている。この
負極集電体24には、周縁近傍から延在されて中央部ま
で達する弾性片40が設けられており、この弾性片40
が接触部の第1の実施例を示している。
【0038】この弾性片40は、負極集電体24の集電
体本体24aにU字状のスリット41を設けることによ
って形成されている。即ち、U字状スリット41は、半
径方向に平行に延びる2本の切込みからなる直線部41
a,41aと、これら直線部41a,41aと交差する
方向に延びる切込みからなる交差線部41bとを有し、
これらの線部41a,41bによって偏平で細長の弾性
片40が集電体本体24aに形成されている。このU字
状スリット41の交差線部41bと対向する辺である切
り残された部分が連続部41cとされている。この連続
部41cにおいて一面側に折り曲げると共に長手方向の
中途部において他面側に折り返すことにより、長手方向
の2箇所で緩やかに折り曲げられて全体として適度な大
きさの弾力を発揮し得る弾性片40が構成されている。
尚、2本の直線部41a,41aと交差線部41bとが
交わる部分には、それぞれ適度な大きさの円弧が設定さ
れている。
【0039】この弾性片40の自由端部が、外装缶21
の底部21aに抵抗溶接等の溶接手段によって接合され
る。このような形状の弾性片40を集電体本体24aに
設けることにより、負極集電体24自体にスプリング性
を付与することができ、二次電池の内圧変化に対応して
溶接部に集中応力が付与されるのを防止することができ
る。また、集電体本体24aには、弾性片40の周囲を
囲むように複数の貫通孔42が設けられている。これら
の貫通孔42は、集電体本体24aの上下面間に電解液
を通過させるためのものである。
【0040】この負極集電体24の材料としてクラッド
材を用いることにより、外装缶21との間を接合する接
合手段として適用される溶接による接合強度を高めるこ
とができる。更に、クラッド材によれば、材料の硬度を
場所によって変化させることができ、これにより、弾性
片40の弾性を調節して内圧や外力の変化を負極集電体
24の材料自体で吸収することが可能となる。このこと
は、逆の見方をすると、予め設定された設定値以上の内
圧や外力が溶接部に働いた場合に、その溶接による接合
部を意図的に分離させることが可能となり、電池内の圧
力異常に対する安全機構として応用することが可能であ
る。
【0041】このような構成を有する負極集電体24に
は、リング状に形成された固定リング43を介して多数
の負極リード27aが接触されている。多数の負極リー
ド27aは、半径方向外側に折り曲げることによってリ
ング状に纏められ、その状態で固定リング43に巻き付
けられている。この固定リング43が負極集電体24に
重ね合わされ、溶接等の固着手段によって固定リング4
3が負極集電体24に接合されている。これにより、多
数の負極リード27aと負極集電体24とが導通可能に
構成されている。
【0042】また、正極集電体23に対向する多数の正
極リード26aは、リング状に纏められて固定リング3
0に巻き付けられる。この固定リング30を正極集電体
23に嵌合し、溶接等の固着手段を用いて固定リング3
0を正極集電体23に接合することにより、多数の正極
リード26aと正極集電体23とが導通可能とされてい
る。この正極集電体23の電池本体22と反対側の面に
は、U字状に形成されたリード片31の一端が溶接等の
固着手段によって接合されている。このリード片31の
他端にはサブディスク32が固定されており、このサブ
ディスク32には安全弁33が溶接等の固着手段によっ
て接合されている。
【0043】安全弁33は、リング状に形成された安全
抵抗体34を介して正極キャップ25と接合されて一体
的に構成されている。安全抵抗体34は、導電性及び正
温度特性を有しており、誤って正負極間が短絡した場合
に大電流が通電されるのを防止するものである。また、
正極キャップ25及び安全弁33は、ともに中央部が円
形に膨出された円盤状の板体からなり、互いに凸側を外
に向けて対向設置されている。これら正極キャップ25
及び安全弁33のフランジ部間に安全抵抗体34が介在
されている。
【0044】安全弁33の中央部には、正極キャップ2
5と反対側に突出する半球殻状の膨出部33aが設けら
れている。この膨出部33aは、安全弁33のフランジ
部を除く略全面を覆うように設けられた絶縁性の弁カバ
ー35の中央孔35a内に挿入されている。更に、弁カ
バー35の安全弁33と反対側には、同じく絶縁性のリ
ング状部材からなる固定基板36が配置されている。こ
の固定基板36の中央孔36aは、弁カバー35の中央
孔35aと合致するように設けられている。これらの孔
35a,36aを膨出部33aが貫通し、その膨出部3
3aの中央部にサブディスク32の中央部が溶接により
接合されて一体化されている。
【0045】この安全弁付き正極キャップ25及び安全
弁33のフランジ部にはリング状のガスケット37が装
着されており、このガスケット37を介して正極キャッ
プ25及び安全弁33が外装缶21の開口部21bに嵌
合されている。この外装缶21の内部には、電池本体2
2を収納した後に有機溶媒系の電解液が注入され、この
有機溶媒系電解液が電池本体22に含浸されている。こ
の外装缶21の開口部21b周縁をカシメ加工すること
によって開口部21bが閉塞され、これにより外装缶2
1の内部が密封される。
【0046】このような構成を有するリチウムイオン二
次電池20は、例えば、次のようにして組み立てること
ができる。まず、電池本体22を製作する。これは、図
2に示すように、多数のセパレータ28の間に正極電極
26及び負極電極27を交互に介在させ、これにより構
成される積層電極体を巻心軸29に巻き付ける。これに
より、円筒積層電極体からなる電池本体22が構成され
る。
【0047】次に、電池本体22の軸方向両端に突出し
た多数の正極リード26a及び負極リード27aを、そ
れぞれ外側に放射状に折り曲げる。そして、リング状に
集合された正極リード26aの先端部を正極用の固定リ
ング30に係合させ、同じくリング状に集合された負極
リード27aの先端部を負極用の固定リング43に係合
させる。この状態において、溶接手段を用いて固定リン
グ30を正極集電体23に溶接し、同じく固定リング4
3を負極集電体24に溶接する。これにより、電池本体
22に正負極集電体23,24が組付けられた電池本体
組立体が構成される。尚、正極集電体23には、予めリ
ード弁31を溶接しておく。
【0048】次に、電池本体組立体を、その負極集電体
24側から外装缶21内に収納する。そして、例えば、
図示しない抵抗溶接装置の棒状電極を正極集電体23の
貫通孔23aと巻心軸29の貫通孔29aとに挿通し、
その先端を負極集電体24の弾性片40の一面に当接し
て、弾性片40の他面を外装缶21の底部21aに押圧
する。この状態で棒状電極に通電することにより、弾性
片40を底部21aに抵抗溶接して、負極集電体24を
外装缶21に接合することができる。
【0049】この場合、負極集電体24が銅とニッケル
とを接合させたクラッド材によって形成されているた
め、弾性片40と底部21aとの間の溶接強度を高くす
ることができる。また、負極集電体24の剛性(硬度)
を場所によって変化させる(例えば、弾性片40とその
他の部分とで硬度を分けるような場合)ことにより、弾
性片40に大きな弾性を付与して撓み変形を容易にし、
負極集電体24自体で電池内部の圧力や外力の変化を吸
収することができる。
【0050】次に、外装缶21内にガスケット37を嵌
合し、このガスケット37の下端縁を正極集電体23の
上面に臨ませる。これにより、電池本体22が外装缶2
1内の所定位置にある程度の隙間を保持して位置決めさ
れる。この状態で外装缶21内に電解液を注入し、その
電解液を電池本体22に含浸させる。次に、サブディス
ク付き安全弁33を挿入し、サブディスク32をリード
弁31に接触させる。そして、サブディスク32をリー
ド弁31に圧接させた状態で抵抗溶接装置によって安全
弁33に通電し、サブディスク32とリード弁31とが
接触する部分を溶接する。
【0051】次に、外装缶21内に安全用抵抗体34を
挿入し、安全弁33の上に安全用抵抗体34を重ね合わ
せる。更に、正極キャップ25を外装缶21内に挿入
し、安全用抵抗体34の上に重ね合わせる。その後、外
装缶21の開口側周縁部よりやや内側にビーディング加
工を施し、内向きに凸とされた環状の溝からなるビード
部45を形成する。このビーディング加工と同時に又は
その加工後、外装缶21の開口側周縁部にカシメ加工を
施し、内側に湾曲された環状のカシメ部46を形成す
る。これにより、外装缶21内がガスケット37及び正
極キャップ25等によって液密に閉塞され、リチウムイ
オン二次電池20の組立作業が完了する。
【0052】次に、上述したようにして組立られたリチ
ウムイオン二次電池20に電気エネルギーを充電する。
この充電作業は、図示しない充電装置の正極を正極キャ
ップ25に接続すると共に負極を外装缶21に接続し、
この状態で正極キャップ25と外装缶21との間に電流
を流すことによって行うことができる。
【0053】この場合、外装缶21及び正極キャップ2
5間に通電すると、電池本体22に電気化学反応が生
じ、外部から投入される電気エネルギーにより化学反応
が進行して、電池本体22が発熱する。これにより、外
装缶21内の圧力が上昇し、その圧力が外装缶21の内
面に作用する。その結果、外装缶21の底部21aは、
図6に示す通常の状態から図7において二点鎖線で示す
ように下方へ膨出した状態に変化する。この底部21a
の中央部には弾性体40の先端部が溶接されているた
め、弾性体40が底部21aにより引っ張られて下方へ
変形する。このような外装缶21の底部21aの変形
は、電気エネルギーを放電する場合にも電気化学反応が
生じて電池本体22が発熱するため、放電時においても
同様に発生するものである。
【0054】このとき、図10に示したような従来のリ
チウムイオン二次電池1では、負極集電体5の接触片1
1が剛体的に形成されていたため、外装缶2の底部2a
に作用する圧力によって接触片11との接合部に大きな
抵抗力が発生していた。その結果、接合部に剥離現象が
発生し、接触片11が底部2aから剥がれ易いという問
題があった。
【0055】これに対して、本発明の実施例によれば、
負極集電体24に大きな切込みを設けて弾性変形を容易
にした弾性片40を形成し、この弾性片40の先端部を
外装缶21の底部21aに接合する構成としたため、底
部21aの変形に追随して弾性片40が弾性変形し、弾
性片40と底部21aとの接合部に大きな抵抗力が発生
するのを防止することができた。その結果、二次電池2
0内の圧力が高くなることによって底部21aが膨らん
だ場合にも、底部21aに追随して弾性片40が弾性変
形するため、弾性片40と底部21aとの接合部に大き
なストレスが発生することがなく、その接合部が剥離さ
れるのを防止又は抑制することができる。
【0056】また、弾性片40を形成する切込みの長
さ、幅、形状等を変えることにより、接合部の強度を変
化させることができる。更に、高出力型電池にとって内
部抵抗は性能を左右する大きな要因であるが、弾性片4
0の形状によって二次電池の内部抵抗値が変化するた
め、この弾性片40の形状を工夫することにより、内部
抵抗値を所望の値に設定することができる。
【0057】図8A,B,C及びD並びに図9A,B,
C及びDは、負極集電体の他の実施例を示すものであ
る。図8Aに示す第2実施例の負極集電体50は、上述
した第1実施例の負極集電体24の弾性片40を除いた
部分を円形に打ち抜いて形成したものである。即ち、負
極集電体50は、リング状の集電体本体50aと、この
集電体本体50aの内周縁に連続して半径方向内側に延
在された接触部としての弾性片50bとからなり、弾性
片50bの先端部は負極集電体50の中央部に到達して
いる。この弾性片50bの先端部が、外装缶21の底部
21aに溶接等の接合手段によって接合される。この第
2実施例では、弾性片50bの周囲に大きな開口部50
cが形成されるため、負極集電体50の上下面間に電解
液を極めて容易に流動させることができる。
【0058】図8Bに示す第3実施例の負極集電体51
は、2個の半円形からなる長孔52,52を互いの弦側
を対向させて円板状の集電体本体51aに貫通して設
け、対向する長孔52,52間に接触部としての架橋片
51bを形成したものである。この架橋片51bの長手
方向の中央部が、底部21aに接合される。この第3実
施例では、架橋片51bの両側に大きな開口部が形成さ
れるため、負極集電体51の上下面間に電解液を極めて
容易に流動させることができる。
【0059】図8Cに示す第4実施例の負極集電体53
は、円板状の集電体本体53aに2本のスリット54,
54を互いに平行にして直径方向に延在させて設け、対
向するスリット54,54間に接触部としての架橋片5
3bを形成したものである。この架橋片53bの長手方
向の中央部が、底部21aに接合される。この第4実施
例では、スリット54を2本設けるだけで架橋片53b
を形成することができる。
【0060】図8Dに示す第5実施例の負極集電体55
は、円板状の集電体本体55aに4本のL字状のスリッ
ト56を互いに所定間隔あけて対向設置させて設け、4
本のスリット56,56間に接触部としての十字状の架
橋片55bを形成したものである。この架橋片55bの
交差部分の中央部が、底部21aに接合される。この第
5実施例では、L字状のスリット54を4本等角度間隔
に配置することにより接触部としての架橋片55bを形
成することができる。尚、L字状のスリット54を3本
等角度間隔に配置することにより、Y字形状の架橋片を
形成することができる。
【0061】図9Aに示す第6実施例の負極集電体57
は、円板状の集電体本体57aに4個の扇形状の貫通孔
58を互いに所定間隔あけて対向設置させて設け、4個
の貫通孔58,58間に接触部としての十字状の架橋片
57bを形成したものである。この架橋片57bの交差
部分の中央部が、底部21aに接合される。この第6実
施例では、扇形状の貫通孔58を4個等角度間隔に配置
することにより架橋片57bを形成することができる。
尚、扇形状の貫通孔58を3個等角度間隔に配置するこ
とにより、Y字形状の架橋片を形成することができる。
【0062】図9Bに示す第7実施例の負極集電体59
は、円板状の集電体本体59aに放射状に延在された8
本の半径方向スリット60を設け、8本の半径方向スリ
ット60,60間に接触部としての架橋片59bを形成
したものである。この架橋片59bの中央部が、底部2
1aに接合される。この第7実施例では、集電体本体5
9aの中央部に8本のスリット60を放射方向に延在さ
せることにより接触部としての架橋片59bを形成する
ことができる。尚、L字状のスリット54を3本等角度
間隔に配置することにより、Y字形状の架橋片を形成す
ることができる。
【0063】図9Cに示す第8実施例の負極集電体61
は、円板状の集電体本体61aに、円周方向に延在され
た2本の円弧状スリット62aと、半径方向に延在され
た4本の半径方向スリット62bとを設け、これらのス
リット62a,62bにより接触部としての架橋片61
bを形成したものである。この架橋片61bの中央に設
けられた円形部が、底部21aに接合される。この第8
実施例では、円弧状スリット62aと半径方向スリット
62bとを適宜に組み合わせることにより、接触部とし
ての機能を有する架橋片61bを形成することができ
る。尚、円弧状スリット62aは3本以上設けてもよ
く、その場合、半径方向スリット62bの数は円弧状ス
リット62aの2倍に設定する。
【0064】図9Dに示す第9実施例の負極集電体63
は、円板状の集電体本体63aに渦巻き状に延在された
渦巻状スリット64を設け、1本の渦巻状スリット64
によって接触部としての弾性片63bを形成したもので
ある。この弾性片63bの先端中央部が、底部21aに
接合される。この第9実施例では、弾性片63bのスパ
ンを長くとることができるため、ばね定数を極めて小さ
く(軟らかく)設定することができる。
【0065】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、実施例においては、
リチウムイオン二次電池20に適用した例について説明
したが、ニッケル水素二次電池その他の二次電池に適用
できることは勿論のこと、二次電池以外であっても、二
次電池と同様にして電気エネルギーの充電及び放電が行
われるコンデンサ等の装置にも適用することができるも
のである。更に、リチウムイオン二次電池20の形状と
して円筒型密閉電池に適用した例について説明したが、
角筒型密閉電池に適用できることは勿論である。また、
負極集電体24の形状としては、上述した実施例のよう
な円形ばかりでなく、長方形や楕円形、六角形、八角形
その他各種の形状を適用することができるものである。
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種
々変更できるものである。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の請求項1
記載の蓄電装置によれば、集電体の中央部に形成された
接触部に適度な大きさの弾性を付与し、その接触部の剛
性を他の部分より低くして容易に撓み変形し得る構成と
したため、その接触部によって振動や外力を吸収するこ
とができ、外装缶の底部と集電体の接触部との接合部に
振動や外力が加わり難いようにして、接合部の剥離を防
止又は剥離の発生を抑制することができるという効果が
得られる。従って、集電体に加えられた外力が接触部に
よって緩衝され、その外力が集電リードに伝達され難い
ために、集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は
抑制することができる。
【0067】本出願の請求項2記載の蓄電装置によれ
ば、集電体の周縁近傍から延在されて中央部まで達する
U字状のスリットにより弾性片を形成して接触部を構成
したため、その接触部に対して好適な大きさの弾性を付
与することができ、外装缶と集電体との接触部にストレ
スが発生し難いようにして、この接触部を集電体に設け
ることによって外装缶からの接触部の剥離や、集電体か
らの集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は抑制
することができるという効果が得られる。
【0068】本出願の請求項3記載の蓄電装置によれ
ば、集電体の周縁部より内側に設けた2本のスリット又
は2個の長孔の間に設けられ且つ中央部を通って周縁部
間を連結する架橋片を形成して接触部を構成したため、
その接触部に対して好適な大きさの弾性を付与すること
ができ、外装缶と集電体との接触部にストレスが発生し
難いようにして、この接触部を集電体に設けることによ
って外装缶からの接触部の剥離や、集電体からの集電リ
ードの切断等の不具合の発生を防止又は抑制することが
できるという効果が得られる。
【0069】本出願の請求項4記載の蓄電装置によれ
ば、集電体の周縁部より内側に設けた3本以上のL字形
のスリット又は3個以上の扇形の貫通孔の間に設けられ
且つ中央部を通って3箇所以上で周縁部に連結された3
以上の連続部を有する架橋片を形成して接触部を構成し
たため、その接触部に対して好適な大きさの弾性を付与
することができ、外装缶と集電体との接触部にストレス
が発生し難いようにして、この接触部を集電体に設ける
ことによって外装缶からの接触部の剥離や、集電体から
の集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は抑制す
ることができるという効果が得られる。
【0070】本出願の請求項5記載の蓄電装置によれ
ば、集電体の中央部の近傍から周縁に向って放射状に延
在する複数のスリットにより架橋片を形成して接触部を
構成したため、その接触部に対して好適な大きさの弾性
を付与することができ、外装缶と集電体との接触部にス
トレスが発生し難いようにして、この接触部を集電体に
設けることによって外装缶からの接触部の剥離や、集電
体からの集電リードの切断等の不具合の発生を防止又は
抑制することができるという効果が得られる。
【0071】本出願の請求項6記載の蓄電装置によれ
ば、円周方向に延在された円弧状スリットと半径方向に
延在された複数本の半径方向スリットとの組み合せによ
り架橋片を形成して接触部を構成したため、その接触部
に対して好適な大きさの弾性を付与することができ、外
装缶と集電体との接触部にストレスが発生し難いように
して、この接触部を集電体に設けることによって外装缶
からの接触部の剥離や、集電体からの集電リードの切断
等の不具合の発生を防止又は抑制することができるとい
う効果が得られる。
【0072】本出願の請求項7記載の蓄電装置によれ
ば、渦巻き状に延在された渦巻状スリットにより弾性片
を形成して接触部を構成したため、その接触部に対して
好適な大きさの弾性を付与することができ、外装缶と集
電体との接触部にストレスが発生し難いようにして、こ
の接触部を集電体に設けることによって外装缶からの接
触部の剥離や、集電体からの集電リードの切断等の不具
合の発生を防止又は抑制することができるという効果が
得られる。
【0073】本出願の請求項8記載の蓄電装置によれ
ば、銅とニッケルとの組み合せからなるクラッド材で集
電体を構成したため、集電体と外装缶との間の溶接強度
を大きくできると共に強度のバラツキを無くすことがで
き、従って、接触部の剥離や集電リードの切断等の不具
合の発生を防止又は抑制することができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄電装置の一実施例を示すリチウムイ
オン二次電池の縦断面図である。
【図2】図1に示すリチウムイオン二次電池の電池本体
の組立作業を説明するための説明図である。
【図3】図1に示すリチウムイオン二次電池の電池本体
の要部を拡大して示す斜視図である。
【図4】図1に示すリチウムイオン二次電池に用いられ
ている負極集電体の第1の実施例を示す平面図である。
【図5】図4に示す負極集電体の斜視図である。
【図6】図1に示すリチウムイオン二次電池の底部を拡
大して示す断面図である。
【図7】図1に示すリチウムイオン二次電池の底部が弾
性変形した状態を拡大して示す断面図である。
【図8】図1に示すリチウムイオン二次電池に用いられ
ている負極集電体の他の実施例を示すもので、同図Aは
接触部が片持ち状の弾性片からなる例、同図Bは接触部
が両端支持された架橋片からなる第1の例、同図Cは接
触部が両端支持された架橋片からなる第2の例、同図D
は接触部が四方から支持された架橋片からなる第1の
例、をそれぞれ示す平面図である。
【図9】図1に示すリチウムイオン二次電池に用いられ
ている負極集電体の更に他の実施例を示すもので、同図
Aは接触部が四方から支持された架橋片からなる第2の
例、同図Bは接触部が八方へ放射状に延在されたスリッ
トによる架橋片からなる例、同図Cは接触部が円弧状ス
リットと半径方向スリットとの組み合せによる架橋片か
らなる例、同図Dは接触部が渦巻状の弾性片からなる
例、をそれぞれ示す平面図である。
【図10】従来のリチウムイオン二次電池を示す縦断面
図である。
【図11】従来のリチウムイオン二次電池に用いられて
いる負極集電体を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 リチウムイオン二次電池(蓄電装置)、 21
外装缶、 21a 底部、 22 電池本体、 24,
50,51,53,55,57,59,61,63 負
極集電体、 24a,50a,51a,53a,55
a,57a,59a,61a,63a 集電体本体、
26 正極電極、 27 負極電極、 27a 負極リ
ード(集電リード)、 28 セパレータ、 29 巻
心軸、 40,50b,63b 弾性片(接触部)、
41 U字状スリット、 43 固定リング、 51
b,53b,55b,57b,59b,61b 架橋片
(接触部)、 52 長孔、 54,56,60,62
a,62b,64 スリット、58 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H022 AA04 AA09 BB11 CC02 EE01 EE03 5H028 AA07 BB05 BB07 CC08 CC13 CC24 EE01 5H029 AJ11 AK03 AL06 AL07 AL08 AM00 AM03 AM05 AM07 AM11 AM16 BJ02 BJ14 CJ05 CJ07 DJ02 DJ05 DJ07 EJ01 HJ12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底の筒体からなる外装缶と、 上記外装缶内に収納されると共に電気エネルギーを充電
    及び/又は放電する一対の電極を設けた蓄電本体と、 上記蓄電本体の一方の電極に接続されると共に上記外装
    缶の底部に接合される接触部を設けた集電体と、を備え
    た蓄電装置において、 上記接触部は、上記集電体の中央部を他の部分よりも剛
    性を低くして弾性を付与することにより形成したことを
    特徴とする蓄電装置。
  2. 【請求項2】 上記接触部は、上記集電体の周縁近傍か
    ら延在されて中央部まで達するU字状のスリットにより
    形成した弾性片であることを特徴とする請求項1記載の
    蓄電装置。
  3. 【請求項3】 上記接触部は、上記集電体の周縁部より
    内側に設けた2本のスリット又は2個の長孔の間に形成
    され且つ中央部を通って周縁部間を連結する架橋片であ
    ることを特徴とする請求項1記載の蓄電装置。
  4. 【請求項4】 上記接触部は、上記集電体の周縁部より
    内側に設けた3本以上のL字形のスリット又は3個以上
    の扇形の貫通孔の間に形成され且つ中央部を通って3箇
    所以上で周縁部に連結された3以上の連続部を有する架
    橋片であることを特徴とする請求項1記載の蓄電装置。
  5. 【請求項5】 上記接触部は、上記集電体の中央部の近
    傍から周縁に向って放射状に延在する複数のスリットを
    設けることにより形成した架橋片であることを特徴とす
    る請求項1記載の蓄電装置。
  6. 【請求項6】 上記接触部は、上記集電体の中央部の近
    傍に設けられ且つ円周方向に延在された円弧状スリット
    と、この円弧状スリットに連続され且つ半径方向外側に
    延在された複数本の半径方向スリットとの組み合せによ
    り形成した架橋片であることを特徴とする請求項1記載
    の蓄電装置。
  7. 【請求項7】 上記接触部は、上記集電体の中央部の近
    傍から半径方向外側に向って渦巻き状に延在された渦巻
    状スリットにより形成した弾性片であることを特徴とす
    る請求項1記載の蓄電装置。
  8. 【請求項8】 上記集電体は、銅とニッケルとを貼り合
    せたクラッド材を用いて形成し、上記銅側を上記外装缶
    の底部に溶接したことを特徴とする請求項1記載の蓄電
    装置。
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