JP2001256934A - 電池モジュールケース - Google Patents
電池モジュールケースInfo
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Abstract
鉛直方向に立たせる自立性がない扁平形状単電池を所要
間隔にて容易に並列配置することができる電池モジュー
ルケースを提供する。 【解決手段】 正極、負極及びリチウム塩を含む非水系
電解質を備え厚さ12mm未満の扁平形状の電池容器に
て密閉されエネルギー容量が30Wh以上且つ体積エネ
ルギー密度が180Wh/l以上である単電池2の複数
枚を、並列配置し、電気的に接続した電池モジュールを
収容するための電池モジュールケース1であって、電池
モジュールケース1は、前記複数枚の単電池2を所要間
隔で並列配置し得るように、該ケース内壁面に、前記単
電池の周縁部の少なくとも一部を案内し得る溝形案内部
3を複数列有することとした。
Description
系二次電池を複数個接続した高容量の電池モジュールを
収容するための電池モジュールケースに関する。
エネルギーの有効利用の観点から、深夜電力貯蔵や太陽
光発電を目的とした家庭用分散型蓄電システム或いは電
気自動車のための蓄電システム等が注目を集めている。
更に特開平6-86463号公報には、エネルギー需要者にエ
ネルギーを最適条件で供給できるシステムとして、発電
所から供給される電気、ガスコージェネレーション、燃
料電池、蓄電池等を組み合わせたトータルシステムが提
案されている。これら蓄電システムに用いる二次電池
は、エネルギー容量が10Wh以下の携帯機器用小型二次電
池と異なり、容量が大きい大型のものが必要となる。ま
た、これらのシステムでは、複数の二次電池を直列に積
層し、電圧が例えば50〜400Vの組電池として用いるのが
常であり、ほとんどの場合、鉛電池を用いていた。
小型・高容量のニーズに応えるべく、新型電池としてニ
ッケル水素電池、リチウム二次電池の開発が進展し、18
0Wh/l以上の体積エネルギー密度を有する電池が市販さ
れている。特にリチウムイオン電池は350Wh/lを超える
体積エネルギー密度の可能性を有すること、安全性、サ
イクル特性等の信頼性が金属リチウムを負極に用いたリ
チウム二次電池に比べ優れることから、その市場を飛躍
的に延ばしている。
野においても、高エネルギー密度電池の候補として、リ
チウムイオン電池をターゲットとし、リチウム電池電力
貯蔵技術研究組合(LIBES)等で勢力的に開発が進められ
ている。
ー容量が100Whから400Wh程度である。また、体積エネル
ギー密度は200〜300Wh/lと携帯機器用小型二次電池並の
レベルに達している。その形状は直径50〜70mm、長さ25
0mm〜450mmの円筒型、厚さ35mm〜50mmの角形或いは長円
角形等の扁平角柱形が代表的なものである。
合、一般に4〜10個の大型電池(単電池)を直列に接続
し、15V〜50Vの電池モジュールとし、さらに、これら
電池モジュールを直列、並列に接続し、所定の電圧、容
量を有する蓄電システムとして用いられることが多い。
は、薄型の外装に、例えば、金属とプラスチックをラミ
ネートした厚さ1mm以下のフィルムを収納したフィルム
電池(特開平5-159757号公報、特開平7-57788号公報
等)、厚さ2mm〜15mm程度の小型角型電池(特開平8-195
204号公報、特開平8-138727号公報、特開平9-213286号
公報等)が知られている。いずれも、その目的が携帯機
器の小型・薄型化に対応するものであり、例えば携帯用
パソコン底面に収納できる厚さ数mmでJIS A4サイズ程度
の面積を有する薄型電池も開示されているが(特開平5-
283105号公報)、エネルギー容量は10Wh以下であり、蓄
電システム用二次電池としては容量が小さ過ぎる。さら
には、これら薄型電池を直列、並列に接続し電池モジュ
ールとする場合、容量が小さいことから、放熱等の考慮
なく、単純に積み重ねる等、特に工夫はなされていな
い。
池であっても、エネルギー容量が30W級の大型で扁平
形状のものになると、単純に積み重ねたのでは、単電池
の変形が生じたり、放熱作用が阻害されて内部温度の上
昇による膨張が生じやすく好ましくない。
ては、機器の故障による誤作動や使用者側の誤用によっ
て過充電や外部短絡といった状態になると、電池内部の
加熱や電解液の分解等により電解液が蒸発し、内部でガ
スが発生する。それによる内圧上昇に伴う事故を防止す
るために安全弁が備えられている。このような安全弁を
もった単電池はモジュール内であっても安全弁の開放方
向に阻害物がない限り正常に動作する。
造から安全弁が厚さ方向に備えられているものもあり、
上記電池が膨張しやすい構造のためにその膨張度合いが
阻害された場合安全弁の作動が遅れてしまうという問題
が生じる。
場合、一般に4〜10個の大型電池(単電池)を直列に接
続し、15V〜50Vの電池モジュールとし、さらに、これ
ら電池モジュールを直列に接続し、所定の電圧、容量を
有する蓄電システムとして用いられることが多い。又、
モジュール内では体積エネルギー密度を向上させるため
に単電池間の間隔を可能な限り狭くして並べられるのが
一般的である。
並列配置された単電池の各々は、膨張が阻害されやすい
環境にある。単電池間の間隔を充分にとって電池モジュ
ールとすれば回避できるが、体積エネルギー密度が低下
してしまう。
く、エネルギー密度の低下を抑えつつ、扁平面を鉛直方
向に立たせる自立性がない扁平形状単電池を所要間隔に
て容易に並列配置することができる電池モジュールケー
スを提供することにある。
極、負極及びリチウム塩を含む非水系電解質を備え厚さ
12mm未満の扁平形状の電池容器にて密閉されエネル
ギー容量が30Wh以上且つ体積エネルギー密度が18
0Wh/l以上である単電池の複数枚を、並列配置し、
電気的に接続した電池モジュールを収容するための電池
モジュールケースであって、前記電池モジュールケース
は、前記複数枚の単電池を所要間隔で並列配置し得るよ
うに、該ケース内壁面に、前記単電池の周縁部の少なく
とも一部を案内し得る溝形案内部を複数列有することを
特徴とする電池モジュールケースにより達成される。
する単電池の該フランジを案内し得るように構成されて
いることが好ましい。
部に、各単電池を支持し得る支持部を残して、通気用開
口が形成されていることが好ましい。
スの第1実施形態につき、添付図面を参照しつつ説明す
る。図1は電池モジュールケースの第1実施形態を単電
池とともに示す斜視図、図2は図1の電池モジュールケ
ースの底面部を示す斜視図である。
うに、単電池2を所要間隔で並列配置し得るように、対
向するケース内壁面に複数列の溝形案内部3が形成され
ている。本実施形態においては、溝形案内部3は、凹溝
で形成されており、図の上下方向に底面まで連続して延
設されているが、断続的に形成しても良いし、ケース内
壁面の一部に形成してもよい。即ち、溝形案内部3は、
単電池2の周縁部の少なくとも一部を案内することによ
って、複数枚の単電池が所要間隔で並列配置できる構成
となっていれば良い。
て、複数の単電池を案内し支持させる構成としたことに
より、自立性の無い扁平大型電池を安定して並列配置さ
せつつ、所要の放熱空間を確保することを容易に為し得
る。即ち、扁平形状をした電池は、箱形電池や円柱形電
池のように安定して自立することができないので、自立
させるための手段として溝形案内部3が奏効し得る。
2の大きさ、必要放熱空間、枚数などによって決定さ
れ、図示の例では、単電池2は、縦300mm×横21
0mm×厚さ6mmであり、電池モジュールケース1の
寸法は、330mm×250mm×110mmとしてい
る。
容器2とを周縁部にて溶接することにより密閉されてお
り、その周縁部によってフランジ4が形成されている。
フランジ4は、単電池2の大きさ等によって変わるが、
上記した寸法の単電池の場合で、数ミリメートル幅で約
1mm厚とすることができる。
入れ、案内し得るように構成することができ、その溝深
さは、単電池3を支持できれば良く、その溝幅は、フラ
ンジ4がぐらつかない程度に案内し支持できれば良く、
フランジ4の寸法、単電池2の大きさ等によって決定さ
れるが、上記寸法のフランジ4を有する単電池2の場
合、溝形案内部3の寸法は、例えば、深さを0.5mm
とし、溝幅を1mm強に設定しておくことができる。
般にその片側の広平面部に電極端子(図4の符号10a
参照)が突出しており、その場合、その電極端子が隣の
単電池2の電池容器(又は電極端子)と接触しないよう
に、並列配置される単電池2同士の間隔は、少なくとも
前記電極端子の突出幅以上に設定される。そのため、溝
形案内部3の間隔は、並列する単電池2の隙間が1mm
以上、好ましくは2mmとなるように設定される。ま
た、溝形案内部3の間隔は、並列する単電池2の隙間が
12mm以下、好ましくは8mm以下となるように設定
される。並列する単電池2同士の隙間が1mmより小さ
いと、単電池の発熱を充分に放熱することが難しくな
り、12mmより大きいと電池モジュールの体積が大き
くなり好ましくないからである。従って、溝形案内部3
の間隔は、前記電極端子の突出幅の他に、単電池2の厚
み、容量、蓄電システムの使用環境、用途等により適宜
決定されることとなる。
に案内支持させて単電池2を並列配置することによっ
て、単電池2同士の離隔間隔を小さくすることが容易と
なり、従って、電池モジュールケース1の全体寸法を小
さくすることが容易となる。即ち、電池モジュールケー
ス1の全体寸法を小さくするためには、単電池2同士の
間隔を出来るだけ小さくする必要がある。仮に単電池2
にフランジがない場合には、単電池2の側面を溝形案内
部3に嵌め入れて案内させることとなり、単電池2同士
の離隔間隔は上記した理由から1mm以上であるから、
最小の1mmに設定するためには、溝形案内部3の間隔
を1mmに設定しなければならず、本実施形態のように
大型の単電池の場合にあっては、1mmといった幅で大
型単電池を支持することは強度上の問題を生じることが
ある。それに比べて、フランジ4を案内し支持させるこ
ととすれば、溝形案内部3の間隔をより大きくとること
ができ、強度上の問題が無く、単電池2同士の離隔間隔
も小さくすることができる。
行に形成されているが、2枚以上の複数枚の単電池を用
いることができれば良い。望ましい溝形案内部3の数
は、目的とする蓄電池システムの電圧、容量、大きさ、
形状、単電池の電圧、容量、形状、重量等により適宜決
定される。電池モジュールケース1は、ABS等のスチ
レン系樹脂のような非導電性の難燃性樹脂材料で形成す
ることができる。
示すように、底面に放熱のための開口部5を形成してお
くことが好ましい。図2に示す例では、モジュールケー
ス1の内底面に形成された溝形案内部3の溝底部が単電
池を支持する支持部となっている。開口部5は、図示の
ような矩形開口に限らず、穿孔により多数の通風口を形
成する等、種々の形態を採用することができる。
炭素材料を用いるリチウム二次電池の場合、家庭用蓄電
システム(夜間電力貯蔵、コジェネレーション、太陽光
発電等)、電気自動車等の蓄電システム等に用いること
ができ、大容量且つ高エネルギー密度を有することがで
きる。この場合、エネルギー容量は、好ましくは30W
h以上、より好ましくは50Wh以上であり、且つエネ
ルギー密度は、好ましくは180Wh/l以上、より好
ましくは200Wh/l以上である。エネルギー容量が
30Wh未満の場合、或いは、体積エネルギー密度が1
80Wh/l未満の場合は、蓄電システムに用いるには
容量が小さく、充分なシステム容量を得るために電池の
直並列数を増やす必要があること、また、コンパクトな
設計が困難となることから蓄電システム用としては好ま
しくない。なお、このような二次電池において、電解質
としては、例えばリチウム塩を含む非水系電解質を用い
ることができる。
2mm未満、より好ましくは10mm未満、さらに好ま
しくは8mm未満である。厚さの下限については電極の
充填率、電池サイズ(薄くなれば同容量を得るためには
面積が大きくなる)を考慮した場合、2mm以上が実用
的である。電池の厚さが12mm以上になると、電池内
部の発熱を充分に外部に放熱することが難しくなるこ
と、或いは電池内部と電池表面付近での温度差が大きく
なり、内部抵抗が異なる結果、電池内での充電量、電圧
のバラツキが大きくなる。なお、具体的な厚さは、電池
容量、エネルギー密度に応じて適宜決定されるが、期待
する放熱特性が得られる最大厚さで設計するのが、好ま
しい。
られる材質は、電池の用途、形状により適宜選択され、
特に限定されるものではなく、鉄、ステンレス鋼、アル
ミニウム等が一般的であり、実用的である。また、電池
容器の厚さも電池の用途、形状或いは電池容器の材質に
より適宜決定され、特に限定されるものではない。好ま
しくは、その電池表面積の80%以上の部分の厚さ(電
池容器を構成する一番面積が広い部分の厚さ)が0.2
mm以上である。上記厚さが0.2mm未満では、電池
の製造に必要な強度が得られないことから望ましくな
く、この観点から、より好ましくは0.3mm以上であ
る。また、同部分の厚さは、1mm以下であることが望
ましい。この厚さが1mmを超えると、電極面を押さえ
込む力は大きくなるが、電池の内容積が減少し充分な容
量が得られないこと、或いは、重量が重くなることから
望ましくなく、この観点からより好ましくは0.7mm
以下である。
未満に設計することにより、例えば、該電池が30Wh
以上の大容量且つ180Wh/lの高エネルギー密度を
有する場合、高率充放電時等においても、電池温度の上
昇が小さく、優れた放熱特性を有することができる。従
って、内部発熱による電池の蓄熱が低減され、結果とし
て電池の熱暴走も抑止することが可能となり信頼性、安
全性に優れた単電池となる。
態について図3〜図8を参照して説明する。図3は、第
2実施形態の電池モジュールケースを単電池とともに示
す斜視図、図4は図3の電池モジュールケースの底部を
示す縦断面図である。
定の間隔で単電池10が上部より挿入し易いように、溝
形案内部12が、電池モジュールケース11の上端から
10mmの範囲に設けてある。この第2実施形態におい
ても、単電池10が周縁部にフランジ13を有し、その
フランジ13を溝形案内部12が案内している点は、上
記第1実施形態と同様である。
ケース11の上部だけであると、単電池10を電池モジ
ュールケース11内に真っ直ぐに(鉛直方向に)配列す
ることが困難であるから、電池モジュールケース11の
底面にも、図4に示すように、溝形案内部12が複数列
形成されている。
れた溝形案内部12は、単電池10の電池容器が隣の単
電池10の電極端子10aに接触せず、且つ、単電池1
0が膨張し電池底部に力が加わった時に単電池10が離
脱できるような寸法であればよい。
電池10が膨張し互いに押し合ったときに、図5、6に
示すように、単電池10が溝形案内部12から離脱し、
単電池10の膨張するスペースを確保できるように構成
することが好ましい。これは、図示のような扁平形状の
大型電池は、その広平面部に薄肉線により形成された安
全弁(図示せず)を有することが一般的であり、斯かる
安全弁を適切に作動させるためには、正常な膨張を為す
ことが必要となるためである。
形成し、該凹溝の溝幅が、該凹溝の底へ向かうにつれて
漸次幅狭となるよう形成することができ、例えば、断面
円弧状(図4〜図6)、断面逆台形状(図7)等とする
ことができる。
は、最大深さが2mm以下とすることが好ましく、図示
の例では、0.5mmである。また、その曲率半径は、
最大深さをXmmとした場合に、1.0Xmm以上に設
定することが好ましく、図示の例では、0.5mmであ
る。これは、最大深さが2mmより大きいと引っかかり
が強くて単電池10が溝形案内部から外れにくくなり、
また、最大深さXmmに対して曲率半径が1.0Xmm
より小さいと単電池10の溝形案内部12内での滑りが
悪くなるからである。
は、その溝深さは、上記した断面円弧状の場合と同様に
2mm以下とすることが好ましい。そして、その溝底の
幅は、単電池10の幅、即ち図示の例ではフランジ13
の厚みと略同等であることが、単電池10を正確に案内
する上で好ましい。また、逆台形形状の長辺に相当する
溝開口最大幅は、単電池10のフランジ13の滑りを良
くする観点から、前記溝底幅の1.5〜3倍程度とする
ことが好ましい。
ケースによれば、単電池が上記した要因により、図5、
図6に示すように膨張しても、その膨張により、単電池
10は、互いに押し合うことで、溝形案内部12から離
脱し、上記安全弁を確実に作動させることができるので
ある。
部の溝形に限らず、図8に示すように、レール状の凸壁
20を対向配置させて溝形とし、凸壁20の基端部に折
れ曲がり容易な弱点部21を形成することにより構成し
ても良い。図示の例では、弱点部21は、薄肉部分によ
り形成されているが、細孔を連続的に直線状に配置した
ミシン目様のものにより形成することもできる。このよ
うな凸壁20は、単電池10が、図5及び図6に示すよ
うに膨張により押し合い、単電池10下部に力がかかっ
た時に弱点部21が折れ曲がり、単電池10の膨張を許
容し、安全弁を適切に働かせるのである。
に係る電池モジュールケースによれば、複数枚の扁平形
状単電池を所要間隔で並列配置し得るように、該ケース
内壁面に、前記単電池の周縁部の少なくとも一部を案内
し得る溝形案内部を複数列設けたので、自立性の無い扁
平形状の単電池を安定して並列配置しつつ、所要の放熱
空間を確保することが容易に行える。
ジを有する単電池の該フランジを案内し得るように構成
しておけば、該フランジを有する単電池の並列配置及び
所要放熱空間の確保が容易に行えることに加え、フラン
ジを溝形案内部により案内し支持させることとすれば、
フランジを有しない単電池の場合に比べて溝形案内部の
間隔をより大きくとることができ、所要強度を確保しつ
つ単電池同士の間隔を狭めて電池容積の縮小化を図るこ
とができる。
ース底部に、各単電池を支持し得る支持部を残して、通
気用開口を形成しておけば、該ケース内の風通しが良く
なり、単電池の放熱効果を促進させることができる。
形態を単電池とともに示す斜視図である。
視図である。
形態を単電池とともに示す斜視図である。
示すを断面図である。
が膨張した状態を示す断面図である。
る断面図である。
を拡大して示す電池モジュールケースの部分断面図であ
る。
形態を拡大して示す電池モジュールケースの部分断面図
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 正極、負極及びリチウム塩を含む非水系
電解質を備え厚さ12mm未満の扁平形状の電池容器に
て密閉されエネルギー容量が30Wh以上且つ体積エネ
ルギー密度が180Wh/l以上である単電池の複数枚
を、並列配置し、電気的に接続した電池モジュールを収
容するための電池モジュールケースであって、 前記電池モジュールケースは、前記複数枚の単電池を所
要間隔で並列配置し得るように、該ケース内壁面に、前
記単電池の周縁部の少なくとも一部を案内し得る溝形案
内部を複数列有することを特徴とする電池モジュールケ
ース。 - 【請求項2】 前記溝形案内部は、周縁部にフランジを
有する単電池の該フランジを案内し得るように構成され
ていることを特徴とする請求項1記載の電池モジュール
ケース。 - 【請求項3】 前記電池モジュールケースは、該ケース
底部に、各単電池を支持し得る支持部を残して、通気用
開口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2
に記載の電池モジュールケース。
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---|---|---|---|
JP2000068460A JP4102957B2 (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電池モジュールケース |
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