JP2001251655A - 無線受信機 - Google Patents
無線受信機Info
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- JP2001251655A JP2001251655A JP2000059067A JP2000059067A JP2001251655A JP 2001251655 A JP2001251655 A JP 2001251655A JP 2000059067 A JP2000059067 A JP 2000059067A JP 2000059067 A JP2000059067 A JP 2000059067A JP 2001251655 A JP2001251655 A JP 2001251655A
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- Japan
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- slot
- reception
- receiver
- clock
- display
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の無線受信機においては、特にＦＬＥＸ−
ＴＤ方式のように受信機が割り当てられたスロットを受
信中でも、時刻の更新等のタイミングになると、その制
御部を動作させるためのクロックがノイズ源となりＳ／
Ｎ劣化を生じ、実質的な感度低下の原因となっていた。
このため、スロット受信中の時刻更新等制御部が動作を
開始しない無線受信機が要求されていた。 【解決手段】呼び出されたスロット受信中に時刻の更
新、あるいは表示器上でのイラストの変更等のタイミン
グとなった場合、受信中のスロット終了後にその変更動
作を実行するようにタイミングをずらし、呼び出された
特定のスロット受信期間中は制御部動作のためのクロッ
クを停止し、制御部からのノイズ発生を抑制することに
より受信感度低下を防止する構成としている。
ＴＤ方式のように受信機が割り当てられたスロットを受
信中でも、時刻の更新等のタイミングになると、その制
御部を動作させるためのクロックがノイズ源となりＳ／
Ｎ劣化を生じ、実質的な感度低下の原因となっていた。
このため、スロット受信中の時刻更新等制御部が動作を
開始しない無線受信機が要求されていた。 【解決手段】呼び出されたスロット受信中に時刻の更
新、あるいは表示器上でのイラストの変更等のタイミン
グとなった場合、受信中のスロット終了後にその変更動
作を実行するようにタイミングをずらし、呼び出された
特定のスロット受信期間中は制御部動作のためのクロッ
クを停止し、制御部からのノイズ発生を抑制することに
より受信感度低下を防止する構成としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線受信機の中
で、受信したデータを表示器にて表示する受信機の受信
感度に関するものである。
で、受信したデータを表示器にて表示する受信機の受信
感度に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の無線受信機の構成を図３に示す。
従来の受信機は、図３に示すように、基地局からの無線
呼出し信号を受信するアンテナ６０と、このアンテナ６
０で受信した高周波信号を増幅し、低周波を取り出す受
信部６１と、この受信部６１で取り出した低周波信号を
復号するデコーダ部６２と、この復号データを処理する
制御部７２と、受信機携帯者に呼び出しを通知する表示
部６７、着信有りの表示を行うＬＥＤ等により構成され
た表示器６８、鳴音部６９、振動部７０と、時計カウン
タ８０、タイマーカウンタ８１と、受信メッセージを記
録する記憶装置７８と、受信機固有の情報を記憶してい
るＩＤ−ＲＯＭ６３から構成されている。受信機携帯者
は、記憶装置７８のＲＡＭから受信メッセージを読み出
すことができ、これは操作部７１の操作により可能とな
っている。
従来の受信機は、図３に示すように、基地局からの無線
呼出し信号を受信するアンテナ６０と、このアンテナ６
０で受信した高周波信号を増幅し、低周波を取り出す受
信部６１と、この受信部６１で取り出した低周波信号を
復号するデコーダ部６２と、この復号データを処理する
制御部７２と、受信機携帯者に呼び出しを通知する表示
部６７、着信有りの表示を行うＬＥＤ等により構成され
た表示器６８、鳴音部６９、振動部７０と、時計カウン
タ８０、タイマーカウンタ８１と、受信メッセージを記
録する記憶装置７８と、受信機固有の情報を記憶してい
るＩＤ−ＲＯＭ６３から構成されている。受信機携帯者
は、記憶装置７８のＲＡＭから受信メッセージを読み出
すことができ、これは操作部７１の操作により可能とな
っている。
【０００３】本発明に係る通信網システムの構成は図４
に示すようになっており、発信者２からの呼出し信号
は、先ず電話網３を経て中央局４を経由し、さらに基地
局群（５Ａ〜５Ｂ）のうちから呼出し対象の受信機を含
む受信機群（６Ａ〜６Ｃ）を含む基地局５Ｂを無線によ
り呼出し対象の受信機６Ａに送る構成となっている。す
なわち、発信者２が呼出し対象の受信機６Ａの電話番号
をダイヤルすると、電話網３を介して中央局４および基
地局５Ｂにデ一夕が送られ、基地局５Ｂから無線で呼び
出し信号が送出されることになる。受信機６Ａは、アン
テナ６０でその無線信号を受信する。
に示すようになっており、発信者２からの呼出し信号
は、先ず電話網３を経て中央局４を経由し、さらに基地
局群（５Ａ〜５Ｂ）のうちから呼出し対象の受信機を含
む受信機群（６Ａ〜６Ｃ）を含む基地局５Ｂを無線によ
り呼出し対象の受信機６Ａに送る構成となっている。す
なわち、発信者２が呼出し対象の受信機６Ａの電話番号
をダイヤルすると、電話網３を介して中央局４および基
地局５Ｂにデ一夕が送られ、基地局５Ｂから無線で呼び
出し信号が送出されることになる。受信機６Ａは、アン
テナ６０でその無線信号を受信する。
【０００４】受信機に向けて送出される無線信号は、あ
る時間に区切られており、これをスロットと呼ぶ。この
スロットの構成を図５に示す。例えば、ＦＬＥＸ−ＴＤ
方式においてスロット長は、１．８７５秒である。スロ
ットにはそれぞれを識別するための符号（スロット番号
等）があり、受信機はＩＤ−ＲＯＭ６３に記憶されてい
るスロット番号を選択して受信・復調する。この受信・
復調処理は受信部６１およびデコーダ部６２において行
われる。制御部７２は受信・復調の終了と共に複合デー
タの処理を開始する。但し、複合データの処理が上記の
スロットより細かい時間単位に区切って行われる場合も
ある。
る時間に区切られており、これをスロットと呼ぶ。この
スロットの構成を図５に示す。例えば、ＦＬＥＸ−ＴＤ
方式においてスロット長は、１．８７５秒である。スロ
ットにはそれぞれを識別するための符号（スロット番号
等）があり、受信機はＩＤ−ＲＯＭ６３に記憶されてい
るスロット番号を選択して受信・復調する。この受信・
復調処理は受信部６１およびデコーダ部６２において行
われる。制御部７２は受信・復調の終了と共に複合デー
タの処理を開始する。但し、複合データの処理が上記の
スロットより細かい時間単位に区切って行われる場合も
ある。
【０００５】呼出信号は、ＩＤ−ＲＯＭ６３に記憶され
ている受信機固有アドレス情報と一致するアドレス情報
（ＡＦ２２）と通知する内容であるメッセージ情報部
（ＶＦ２３およびＭＦ２４）を送出する。これらメッセ
ージ情報部にはアドレス情報個々に対応するメッセージ
情報（例えば数字や文字等）を含まれている（アドレス
情報に対応するメッセージ情報が無い場合もある）。受
信機はこれらメッセージ情報部を記憶装置７８に記憶す
る。
ている受信機固有アドレス情報と一致するアドレス情報
（ＡＦ２２）と通知する内容であるメッセージ情報部
（ＶＦ２３およびＭＦ２４）を送出する。これらメッセ
ージ情報部にはアドレス情報個々に対応するメッセージ
情報（例えば数字や文字等）を含まれている（アドレス
情報に対応するメッセージ情報が無い場合もある）。受
信機はこれらメッセージ情報部を記憶装置７８に記憶す
る。
【０００６】制御部７２は一般的にはマイクロプロセッ
サユニット（以下ＭＰＵ）等を使用する。ＭＰＵが動作
するためにはクロックの入力が必要であり、また、制御
部７２が表示部６７などを制御する際、データの受け渡
しを行うためポ一トを変更することもある。これら制御
部７２の動作は高周波受信においてはノイズとなり、Ｓ
／Ｎ低下のため実質的に受信感度を低下させる原因とな
っている。普通、これらのノイズを防ぐために、必要時
以外はＭＰＵに使用するクロックを停止させたり、クロ
ックを低速に切り替えたりする等の処理が行われてい
る。
サユニット（以下ＭＰＵ）等を使用する。ＭＰＵが動作
するためにはクロックの入力が必要であり、また、制御
部７２が表示部６７などを制御する際、データの受け渡
しを行うためポ一トを変更することもある。これら制御
部７２の動作は高周波受信においてはノイズとなり、Ｓ
／Ｎ低下のため実質的に受信感度を低下させる原因とな
っている。普通、これらのノイズを防ぐために、必要時
以外はＭＰＵに使用するクロックを停止させたり、クロ
ックを低速に切り替えたりする等の処理が行われてい
る。
【０００７】受信機は内部に時計カウンタ８０を持ち、
受信メッセージ通知を行わない状態では表示器に時計を
表示するのが一般的である。受信機が割り当てられたス
ロットを受信している最中に時刻の更新に重なると制御
部７２はノイズを発生することになり、受信感度を低下
させることとなる。（ＦＬＥＸ−ＴＤシステムの場合、
スロットが実時間に同期しているため、受信機に割り当
てたスロットが時刻更新と重なり易い。）この他、近
年、表示部６７にイラストなどを複数表示する受信機も
あり、これらの場合も特定またはランダムに表示内容を
自動的に切り替え更新を行うのでスロット受信の最中に
同様な感度劣化を引き起こす原因となる。
受信メッセージ通知を行わない状態では表示器に時計を
表示するのが一般的である。受信機が割り当てられたス
ロットを受信している最中に時刻の更新に重なると制御
部７２はノイズを発生することになり、受信感度を低下
させることとなる。（ＦＬＥＸ−ＴＤシステムの場合、
スロットが実時間に同期しているため、受信機に割り当
てたスロットが時刻更新と重なり易い。）この他、近
年、表示部６７にイラストなどを複数表示する受信機も
あり、これらの場合も特定またはランダムに表示内容を
自動的に切り替え更新を行うのでスロット受信の最中に
同様な感度劣化を引き起こす原因となる。
【０００８】以下にこの従来システムの動作例を図６に
より示す。送信側は、毎分００秒を起点にして、スロッ
ト番号１から３１番迄の３２個のスロットを繰り返し送
出する。すなわち、毎００秒ごとに時刻の更新を行う。
一方、１スロット長は１．８７５秒で３２スロットを送
出すると１分間となり、例えば、スロット番号０が割り
当てられた受信機はスロット番号０のみを受信すること
になるため、この場合１分に１回受信中に時刻更新が行
われることになる。ただし、受信機の時計カウンタ８０
も年・月・日・時・分・秒で構成されており、受信機の
時計カウンタ８０と送信機の時刻とは一致しているとす
る。ＦＬＥＸ−ＴＤシステムにおいて送信機は実時間デ
ータを送出することができる。これにより受信機の時計
カウンタは送信機の時計と一致する。図６の例の場合、
制御部が時計表示更新を行うタイミングは必ず受信中に
なる（図６において矢印（↓）位置）。この時計表示更
新がノイズとなり受信感度を低下させる。
より示す。送信側は、毎分００秒を起点にして、スロッ
ト番号１から３１番迄の３２個のスロットを繰り返し送
出する。すなわち、毎００秒ごとに時刻の更新を行う。
一方、１スロット長は１．８７５秒で３２スロットを送
出すると１分間となり、例えば、スロット番号０が割り
当てられた受信機はスロット番号０のみを受信すること
になるため、この場合１分に１回受信中に時刻更新が行
われることになる。ただし、受信機の時計カウンタ８０
も年・月・日・時・分・秒で構成されており、受信機の
時計カウンタ８０と送信機の時刻とは一致しているとす
る。ＦＬＥＸ−ＴＤシステムにおいて送信機は実時間デ
ータを送出することができる。これにより受信機の時計
カウンタは送信機の時計と一致する。図６の例の場合、
制御部が時計表示更新を行うタイミングは必ず受信中に
なる（図６において矢印（↓）位置）。この時計表示更
新がノイズとなり受信感度を低下させる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、従
来技術の問題点である、「受信機が割り当てられたスロ
ットを受信している最中に時刻の更新などに重なると、
制御部はノイズ発生源となり、実質的に受信感度を低下
させる」ことを解決し、受信感度の改善を可能とした無
線受信機を提供することを目的としている。
来技術の問題点である、「受信機が割り当てられたスロ
ットを受信している最中に時刻の更新などに重なると、
制御部はノイズ発生源となり、実質的に受信感度を低下
させる」ことを解決し、受信感度の改善を可能とした無
線受信機を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の手段を開示するものである。
に、本発明は以下の手段を開示するものである。
【００１１】請求項１においては、個別選択呼出し番号
又は群呼出し番号の少なくとも１つ以上を無線信号によ
り受信し、該受信した個別選択呼出し番号又は群呼出し
番号のいずれか一方が自己に割り当てられた呼出し番号
と一致した場合に、当該個別選択呼出し信号あるいは当
該群番号のいずれかに対応して当該番号に対応したスロ
ットの受信を行い、該受信中に表示時刻の更新あるいは
表示イラストの変更等の表示内容の更新が発生した場
合、受信スロット終了を確認後に該表示内容の変更処理
を行う手段について開示したものである。
又は群呼出し番号の少なくとも１つ以上を無線信号によ
り受信し、該受信した個別選択呼出し番号又は群呼出し
番号のいずれか一方が自己に割り当てられた呼出し番号
と一致した場合に、当該個別選択呼出し信号あるいは当
該群番号のいずれかに対応して当該番号に対応したスロ
ットの受信を行い、該受信中に表示時刻の更新あるいは
表示イラストの変更等の表示内容の更新が発生した場
合、受信スロット終了を確認後に該表示内容の変更処理
を行う手段について開示したものである。
【００１２】また、請求項２においては、請求項１に記
載されている無線受信機において、無線信号受信期間中
は表示器の表示切替えを行うことなく表示内容を保持す
る手段について開示したものである。
載されている無線受信機において、無線信号受信期間中
は表示器の表示切替えを行うことなく表示内容を保持す
る手段について開示したものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明においては、通信網システ
ムの構成は従来のものと変わらず、動作内容に関して発
明がなされたものであるため、以下システムの動作につ
いて説明する。
ムの構成は従来のものと変わらず、動作内容に関して発
明がなされたものであるため、以下システムの動作につ
いて説明する。
【００１４】送信側は、毎分００秒を起点にして、スロ
ット番号１から３２番迄の３２個のスロットを繰り返し
送出する。１スロット長は１．８７５秒で３２スロット
を送出すると１分間となる。今、例えば図６の場合のよ
うに受信機に割り当てられたスロット番号を１とすれ
ば、スロット番号１のみを受信し、この場合１分に１回
受信をおこなうことになる。受信機の時計カウンタ８０
は年・月・日・時・分・秒で構成されており、受信機の
時計カウンタ８０と送信機の時刻は一致しているとす
る。（ＦＬＥＸ−ＴＤシステムにおいて送信機は実時間
データを送出することができる。これにより受信機の時
計カウンタ８０は送信機の時計と一致する。これを時刻
の補正と呼ぶ。）前記図６の場合、時計表示更新のタイ
ミングは図６矢印（↓）の位置は必ず受信中の期間とな
る。このため、時計表示更新のタイミングを受信期間以
外の位置に移動することが望まれる。このために以下の
各手段がある。
ット番号１から３２番迄の３２個のスロットを繰り返し
送出する。１スロット長は１．８７５秒で３２スロット
を送出すると１分間となる。今、例えば図６の場合のよ
うに受信機に割り当てられたスロット番号を１とすれ
ば、スロット番号１のみを受信し、この場合１分に１回
受信をおこなうことになる。受信機の時計カウンタ８０
は年・月・日・時・分・秒で構成されており、受信機の
時計カウンタ８０と送信機の時刻は一致しているとす
る。（ＦＬＥＸ−ＴＤシステムにおいて送信機は実時間
データを送出することができる。これにより受信機の時
計カウンタ８０は送信機の時計と一致する。これを時刻
の補正と呼ぶ。）前記図６の場合、時計表示更新のタイ
ミングは図６矢印（↓）の位置は必ず受信中の期間とな
る。このため、時計表示更新のタイミングを受信期間以
外の位置に移動することが望まれる。このために以下の
各手段がある。
【００１５】〔手段１〕図１は第１の手段の処理の手順
を示す流れ図である。図１において、受信信号の同期処
理を実行（１０）した後、図３におけるスロットカウン
タ８２を初期化（１１）することにより送信機のスロッ
ト番号に同期して動作を開始するようにする。ここで、
制御部７２はＭＰＵを停止し、時刻更新の可否を確認
（１２）する。この確認結果が「時刻更新を実行する
（Ｙｅｓ）」であれば、スロットの受信を開始し、同時
に時計更新時のスロットカウンタ８２を読み出し、受信
スロット番号と比較した結果が一致（又は１つ前のスロ
ットと一致）したら制御部ＭＰＵの動作を停止したまま
スロットの受信を１スロット分の伝送が終了するまで続
けられる（１３）。１スロットの受信が終了したところ
で受信データの処理が行われ（１４）、その後時計表示
の更新が行われる。また、時刻更新の可否を確認するス
テップ（１２）で、時刻更新を行わない場合はスロット
受信を継続し受信データの処理を行うが、時刻更新は実
行することなくスロットカウンタ初期化の状態に戻る。
なお、受信スロット番号の照合ステップで受信スロット
が一致しない場合（「受信スロット？」のステップでＮ
ｏの方向）は、スロット受信を行う必要がないためＭＰ
Ｕの動作とは無関係に現在時刻で直ちに時計表示更新を
行う。このように、この第１の手段によれば時計表示の
更新を進ませ（一つ前のスロットとの一致をとった場
合）、あるいは遅らせることにより、スロット受信中に
制御部からのノイズの影響を避けている。
を示す流れ図である。図１において、受信信号の同期処
理を実行（１０）した後、図３におけるスロットカウン
タ８２を初期化（１１）することにより送信機のスロッ
ト番号に同期して動作を開始するようにする。ここで、
制御部７２はＭＰＵを停止し、時刻更新の可否を確認
（１２）する。この確認結果が「時刻更新を実行する
（Ｙｅｓ）」であれば、スロットの受信を開始し、同時
に時計更新時のスロットカウンタ８２を読み出し、受信
スロット番号と比較した結果が一致（又は１つ前のスロ
ットと一致）したら制御部ＭＰＵの動作を停止したまま
スロットの受信を１スロット分の伝送が終了するまで続
けられる（１３）。１スロットの受信が終了したところ
で受信データの処理が行われ（１４）、その後時計表示
の更新が行われる。また、時刻更新の可否を確認するス
テップ（１２）で、時刻更新を行わない場合はスロット
受信を継続し受信データの処理を行うが、時刻更新は実
行することなくスロットカウンタ初期化の状態に戻る。
なお、受信スロット番号の照合ステップで受信スロット
が一致しない場合（「受信スロット？」のステップでＮ
ｏの方向）は、スロット受信を行う必要がないためＭＰ
Ｕの動作とは無関係に現在時刻で直ちに時計表示更新を
行う。このように、この第１の手段によれば時計表示の
更新を進ませ（一つ前のスロットとの一致をとった場
合）、あるいは遅らせることにより、スロット受信中に
制御部からのノイズの影響を避けている。
【００１６】〔手段２〕図２は第２の手段に関する流れ
図である。この方法は、時計カウンタ８０を遅らせるか
また進める方法である。時刻更新の可否を確認するステ
ップ（１２）まで、および時刻更新を実行しない場合は
前記第１の手段と同様であるが、受信スロット番号がス
ロットカウンタ８２の内容と一致したとき、すなわち目
的とするスロットが受信されたときは時計カウンタ８０
の動作を停止し、そのスロットが終了するまでスロット
の受信を継続する。スロットの受信が終了したところで
時計カウンタ８０を動作再開し受信データの処理を行
う。すなわち、この第２の手段においては、時計更新時
にはスロットカウンタを読み出し、受信スロット番号と
一致（又は１つ前）したら時計カウンタ８０を遅らせ
（又は進め）てから次のスロットで時計表示を更新す
る。この場合、時計カウンタ８０は最大スロット長の１
／２だけ進むか又は遅れることになる。
図である。この方法は、時計カウンタ８０を遅らせるか
また進める方法である。時刻更新の可否を確認するステ
ップ（１２）まで、および時刻更新を実行しない場合は
前記第１の手段と同様であるが、受信スロット番号がス
ロットカウンタ８２の内容と一致したとき、すなわち目
的とするスロットが受信されたときは時計カウンタ８０
の動作を停止し、そのスロットが終了するまでスロット
の受信を継続する。スロットの受信が終了したところで
時計カウンタ８０を動作再開し受信データの処理を行
う。すなわち、この第２の手段においては、時計更新時
にはスロットカウンタを読み出し、受信スロット番号と
一致（又は１つ前）したら時計カウンタ８０を遅らせ
（又は進め）てから次のスロットで時計表示を更新す
る。この場合、時計カウンタ８０は最大スロット長の１
／２だけ進むか又は遅れることになる。
【００１７】〔手段３〕本手段は前記の〔手段２〕と同
様に、時計カウンタ８０を遅らせるか又は進める方法で
あるが以下のプロセスが異なっている。すなわち、受信
機が受信動作を開始する時点で受信するスロット番号が
更新のタイミングと一致するか又は近い場合、時計カウ
ンタ８０を１スロット分進めるか又は遅らせる。（但
し、この方法は、スロット番号と実時間が同期している
場合にのみ有効な方法である。）また、時刻の補正を行
った場合も同様とする。この場合も、時計カウンタ８０
は最大スロット長の１／２だけ進むか又は遅れることに
なる。
様に、時計カウンタ８０を遅らせるか又は進める方法で
あるが以下のプロセスが異なっている。すなわち、受信
機が受信動作を開始する時点で受信するスロット番号が
更新のタイミングと一致するか又は近い場合、時計カウ
ンタ８０を１スロット分進めるか又は遅らせる。（但
し、この方法は、スロット番号と実時間が同期している
場合にのみ有効な方法である。）また、時刻の補正を行
った場合も同様とする。この場合も、時計カウンタ８０
は最大スロット長の１／２だけ進むか又は遅れることに
なる。
【００１８】いずれの方法をとっても、受信機が表示す
る時間が実時間と一致しないことになるが、最大でもス
ロット長分（１．８７５秒）のズレであれば受信感度の
低下に比べてさほど大きな問題とはならない。
る時間が実時間と一致しないことになるが、最大でもス
ロット長分（１．８７５秒）のズレであれば受信感度の
低下に比べてさほど大きな問題とはならない。
【００１９】
【発明の効果】本発明の手段により、スロットの受信中
に時計表示を更新することがないので、ＭＰＵ等からの
ノイズが発生せず、実質的にＳ／Ｎが向上し、これによ
り受信感度の向上が可能となった。
に時計表示を更新することがないので、ＭＰＵ等からの
ノイズが発生せず、実質的にＳ／Ｎが向上し、これによ
り受信感度の向上が可能となった。
【図１】本発明における第１の表示処理タイミング移動
方法を示す流れ図。
方法を示す流れ図。
【図２】本発明における第２の表示処理タイミング移動
方法を示す流れ図。
方法を示す流れ図。
【図３】無線受信機の構成図。
【図４】通信網システムの構成図。
【図５】通信網システムで用いられるスロットの内部構
成図。
成図。
【図６】３２スロットの場合のスロット群構成図。
【符号の説明】 ２ ： 発信者 ３ ： 電話網 ４ ： 中央局 ５Ａ〜５Ｂ ： 基地局 ６Ａ〜６Ｃ ： 受信機 １０ ： 同期補足処理 １１ ： スロットカウンタ初期化 １２ ： 時刻更新確認処理 １３ ： スロット受信処理 １４ ： データ処理 ６０ ： アンテナ ６１ ： 受信部 ６２ ： デコーダ部 ６３ ： ＩＤ−ＲＯＭ ６７ ： 表示部 ６８ ： 表示器 ６９ ： 鳴音部 ７０ ： 振動部 ７１ ： 操作部 ７２ ： 制御部 ７３ ： ＩＤ比較部 ７８ ： 記憶装置 ８０ ： 時計カウンタ ８１ ： タイマカウンタ ８２ ： スロットカウンタ
Claims (2)
- 【請求項１】個別選択呼出し番号又は群呼出し番号の少
なくとも１つ以上を無線信号により受信し、該受信した
個別選択呼出し番号又は群呼出し番号のいずれか一方が
自己に割り当てられた呼出し番号と一致した場合に、当
該個別選択呼出し信号あるいは当該群番号のいずれかに
対応して当該番号に対応したスロットの受信を行い、該
受信中に表示内容の更新が発生した場合、受信スロット
終了を確認後に該表示内容の変更処理を行う手段を有す
ることを特徴とする無線受信機。 - 【請求項２】請求項１記載の無線受信機において、無線
信号受信期間中は表示器の表示切替えを行うことなく表
示内容を保持し続ける手段を有することを特徴とする無
線受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000059067A JP2001251655A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 無線受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000059067A JP2001251655A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 無線受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001251655A true JP2001251655A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18579569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000059067A Pending JP2001251655A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 無線受信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001251655A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008107957A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 計測メータ装置 |
-
2000
- 2000-03-03 JP JP2000059067A patent/JP2001251655A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008107957A (ja) * | 2006-10-24 | 2008-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 計測メータ装置 |
| JP4725487B2 (ja) * | 2006-10-24 | 2011-07-13 | パナソニック株式会社 | 計測メータ装置 |
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