JP2001251131A - 受信装置およびテレビジョン受信機 - Google Patents
受信装置およびテレビジョン受信機Info
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Abstract
アンテナ利得を得ることのできる受信装置およびテレビ
ジョン受信機を提供すること。 【解決手段】 テレビジョン受信機1では、ケース20
から外側に延びる長さ16cm以下のロッドアンテナ3
1′を第1のアンテナ体とし、ケース20内においてロ
ッドアンテナ31と反対側に並べられた2本の電池5
1、52を第2のアンテナ体としてダイポールアンテナ
3を構成する。チューナー回路62とロッドアンテナ3
1′との間、およびチューナー回路62と電池51との
間には、延長コイル37、36をそれぞれ接続する。
Description
ビジョン受信機に関するものである。さらに詳しくは、
受信機およびテレビジョン受信機の回路構成に関するも
のである。
モノポールアンテナが使用されているとともに、携帯型
テレビジョン受信機の使い勝手などを考慮して、モノポ
ールアンテナの長さを60cm前後に抑えてある。
携帯型テレビジョン受信機のように、60cm前後もあ
るアンテナでは使い勝手がまだまだ悪いという問題点が
ある。また、60cm前後のモノポールアンテナでは、
VHFローチャンネルを良好に受信するのに必要な83
cm(VHFローチャンネルの受信最低周波数である9
0MHzの1/4波長)に達していないため、受信感度
も低いという問題点がある。
あたって、その放送チャンネルがUHF帯の13〜45
チャンネルに限定される予定である。このような限定の
結果、受信最低周波数が470MHzとなるため、小型
の携帯型テレビジョン受信機にとってはアンテナを短く
できるので好ましい。しかしながら、受信最低周波数
が、たとえ470MHzとなっても、携帯型テレビジョ
ン装置内には、十分なアンテナ利得を得ることができる
ほど広いグランド面を確保できないという問題点があ
る。
ス外に延びるアンテナを短くしても高いアンテナ利得を
得ることのできる受信装置およびテレビジョン受信機を
提供することにある。
め、本発明の受信装置は、ケースから外側に延びる第1
のアンテナ体と、該第1のアンテナ体の端部が電気的に
接続されたチューナー部と、前記ケース内において前記
チューナー部に接続して前記第1のアンテナ体とダイポ
ールアンテナを構成する第2のアンテナ体とを有してい
ることを特徴とする。
ンテナを用いるとともに、このアンテナ体を構成する第
1のアンテナ体および第2のアンテナ体のうち、第2の
アンテナ体については、受信装置のケース内に配置す
る。このため、本発明によれば、モノポールアンテナを
用いる場合と違って、ケース内に広いグランド面を確保
しなくても、高いアンテナ利得を得ることができる。ま
た、アンテナ利得の面からダイポールアンテナの長さを
十分に確保したとしても、本発明では、ダイポールアン
テナを構成する第1のアンテナ体および第2のアンテナ
体のうち、第2のアンテナ体についてはケース内に配置
するので、ケースから外に延びるアンテナ部分の長さ
は、基本的には、ダイポールアンテナの全長の1/2で
済む。従って、本発明によれば、ケースから外に延びる
アンテナ部分が短いので、携帯に便利であり、かつ、U
HF帯であればその全域にわたって高いアンテナ利得を
得ることができる。
は、前記ケース内に配置された導体からなるアンテナエ
レメントである。
は、前記ケース内の配線基板上に形成された導電パター
ンを利用してもよい。このように構成すると、第2のア
ンテナ体として新たな部材をケース内に追加する必要が
ないので、装置本体を小型化できる。
は、前記ケース内に配置された光源装置において該光源
装置の蛍光管に沿って延びた始動性改善電極を利用して
もよい。このように構成すると、第2のアンテナ体とし
て新たな部材をケース内に追加する必要がないので、装
置本体を小型化できる。
は、前記ケースに対して形成されためっき層などといっ
た導電部を利用してもよい。このように構成すると、第
2のアンテナ体として新たな部材をケース内に追加する
必要がないので、装置本体を小型化できる。
は、前記ケースに配置された電池を利用してもよい。こ
のように構成すると、第2のアンテナ体として新たな部
材をケース内に追加する必要がないので、装置本体を小
型化できる。
は延長コイル(第1の延長コイル)を接続してもよい。
前記チューナー部との間にも延長コイル(第2の延長コ
イル)を接続してもよい。
コイルは、選局結果に基いてインダクタンスが切り換え
られる可変コイルを用いることが好ましい。このように
構成すると、UHF帯のハイチャンネルを受信すると
き、延長コイルをそのまま用いると、アンテナ長が長す
ぎるという問題を回避できる。
コイルを選局結果に基いて当該延長コイルの全体、ある
いはその一部を回路的に無効にする切り換え回路が構成
されていることが好ましい。このように構成すると、U
HF帯のハイチャンネルを受信するとき、延長コイルを
そのまま用いると、アンテナ長が長すぎるという問題を
回避できる。
ルの全体あるいは一部に並列に電気的に接続されたダイ
オードを用いて構成できる。すなわち、前記ダイオード
は、バイアス印加により前記延長コイルの全体あるいは
一部を短絡させることにより当該延長コイルの全体ある
いは一部を回路的に無効にする。
ョン受信機として構成される。
た受信装置の一例としての携帯型テレビジョン受信機を
説明する。なお、各実施の形態の説明に先立って、各実
施の形態で共通な構成を説明しておく。
は各々、本発明が適用されるテレビジョン受信機の外観
を示す平面図、左側面図および右側面図である。図2お
よび図3は、このテレビジョン受信機内の要部の構成を
示す説明図、およびこのテレビジョン受信機の回路構成
の要部を示すブロック図である。
形態のテレビジョン受信機1は、縦長の受信装置本体2
と、ロッドアンテナ31とを有している。
本体2の左側面部21に収納された状態にあり、ロッド
アンテナ31を基端部で180度回転させることによ
り、図1(A)に点線で示すように、装置本体2から上
方に約16cmの長さまで引き出すことができる。
の表示部41が配置されており、受信したテレビ画像を
見ることができる。表示部41の下方位置には、選局用
のチャンネルボタン12などが配置され、その下方位置
にはスピーカ13が配置されている。
るさ調整スイッチ14、AV入力部15、電源スイッチ
16、液晶装置に対するバックライト点灯スイッチ17
が配置されている。
8が構成され、装置本体2に内蔵している電池(図示せ
ず)を交換することが可能である。
受信機1において、装置本体2のケース20の内部には
液晶表示装置4が配置されているとともに、2つの電池
51、52が2個、直列に配置されている。
部では、電池51、52から所定の電源を生成する電源
回路61、チューナー部62および復調回路63が構成
された回路基板6が搭載され、この回路基板6に構成さ
れている復調回路63から液晶表示装置4に画像信号が
出力されるとともに、スピーカ13に対して音声信号が
出力される。
に関して、本発明は、アンテナの構造に特徴を有してい
るので、以下、各実施の形態におけるアンテナの構造を
中心に説明する。
形態1に係るテレビジョン受信機1における特徴部分を
示す説明図である。
機1では、ケース20から外側に延びる長さ16cm
(470MHzの1/4波長)のロッドアンテナ31を
第1のアンテナ体とし、このロッドアンテナ31と1つ
のダイポールアンテナ3を構成する第2のアンテナ体を
ケース20内に配置している。すなわち、ケース20内
には、このケース20の右側面部に沿って金属製の棒
(導体)からなるアンテナエレメント32が配置され、
このアンテナエレメント32は、回路基板6上のチュー
ナー部62に電気的に接続されているため、ロッドアン
テナ31と反対側に延びる第2のアンテナ体として機能
する。
テナ3を用いているため、モノポールアンテナを用いた
場合と違って、ケース20内に広いグランド面を確保し
なくてもよい。従って、装置本体2の小型化を図ること
ができる。また、アンテナ利得の面からダイポールアン
テナ3の長さを十分に確保したとしても、本形態では、
ダイポールアンテナ3を構成するロッドアンテナ31
(第1のアンテナ体)およびアンテナエレメント32
(第2のアンテナ体)のうち、第2のアンテナ体として
のアンテナエレメント32についてはケース20内に配
置するので、ケース20から外に延びるアンテナ部分の
長さは、基本的には、ダイポールアンテナ3の全長の1
/2で済む。従って、本形態によれば、ケース20から
外に延びるアンテナ部分が短いので、携帯に便利であ
り、かつ、UHF帯であればその全域にわたって高いア
ンテナ利得を得ることができる。
形態2に係るテレビジョン受信機1における特徴部分を
示す説明図である。
機1でも、ケース20から外側に延びる長さ16cmの
ロッドアンテナ31を第1のアンテナ体とし、このロッ
ドアンテナ31と1つのダイポールアンテナ3を構成す
る第2のアンテナ体をケース20内に配置している。す
なわち、ケース20内に配置された回路基板6には、各
種の電子部品69が実装されているとともに、このケー
ス20の右側面部21に沿って導電パターン33が第2
のアンテナ体として形成され、この導電パターン33
は、チューナー部62に電気的に接続されているため、
ロッドアンテナ31と反対側に延びる第2のアンテナ体
として機能する。
テナ3を用いているため、モノポールアンテナを用いた
場合と違って、ケース20内に広いグランド面を確保し
なくてもよい。従って、装置本体2の小型化を図ること
ができる。
に確保したとしても、本形態では、ケース20内に配置
された回路基板6に対して、第2のアンテナ体としての
導電パターン33を形成したので、ケース20から外に
延びるアンテナ部分の長さは、基本的には、ダイポール
アンテナ3の全長の1/2で済む。従って、本形態によ
れば、ケース20から外に延びるアンテナ部分が短いの
で、携帯に便利であり、かつ、UHF帯であればその全
域にわたって高いアンテナ利得を得ることができる。
材をケース20内に追加する必要がないので、装置本体
2を小型化できる。
形態3に係るテレビジョン受信機1における特徴部分を
示す説明図である。
機1では、装置本体2に構成された液晶装置4にバック
ライト用の光源装置が用いられ、この光源装置の光源と
しては、L字形状に折れ曲がった蛍光管45が使用され
ている。この光源装置では、蛍光管45に沿って始動性
改善電極34が形成されている。そこで、本形態では、
この始動性改善電極34をチューナー部62に電気的に
接続することによって、この始動性改善電極34を、長
さ16cmのロッドアンテナ31(第1のアンテナ体)
と反対方向に延びてこのロッドアンテナ31と1つのダ
イポールアンテナ3を構成する第2のアンテナ体として
利用している。
テナ3を用いているため、モノポールアンテナを用いた
場合と違って、ケース20内に広いグランド面を確保し
なくてもよい。従って、装置本体2の小型化を図ること
ができる。また、アンテナ利得の面からダイポールアン
テナ3の長さを十分に確保したとしても、本形態では、
ケース20内で蛍光管45に形成されている始動性改善
電極34を第2のアンテナ体として用いたので、ケース
20から外に延びるアンテナ部分の長さは、基本的に
は、ダイポールアンテナ3の全長の1/2で済む。従っ
て、本形態によれば、ケース20から外に延びるアンテ
ナ部分が短いので、携帯に便利であり、かつ、高いアン
テナ利得を得ることができる。さらに、第2のアンテナ
体として新たな部材をケース20内に追加する必要がな
いので、装置本体2を小型化できる。
形態4に係るテレビジョン受信機1における特徴部分を
示す説明図である。
機1でも、ケース20から外側に延びる長さ16cmの
ロッドアンテナ31を第1のアンテナ体とし、このロッ
ドアンテナ31と1つのダイポールアンテナ3を構成す
る第2のアンテナ体をケース20内に配置している。す
なわち、ケース20の内周面にはめっき層35が形成さ
れ、このめっき層35は、チューナー部62に電気的に
接続されているため、ロッドアンテナ31と反対側に延
びる第2のアンテナ体として機能する。
テナ3を用いているため、ケース20内に広いグランド
面を確保しなくてもよい。従って、装置本体2の小型化
を図ることができる。また、アンテナ利得の面からダイ
ポールアンテナ3の長さを十分に確保したとしても、本
形態では、ケース20の内周面に対して、第2のアンテ
ナ体としてのめっき層35を形成したので、ケース20
から外に延びるアンテナ部分の長さは、基本的には、ダ
イポールアンテナ3の全長の1/2で済む。従って、本
形態によれば、ケース20から外に延びるアンテナ部分
が短いので、携帯に便利であり、かつ、高いアンテナ利
得を得ることができる。さらに、第2のアンテナ体とし
て新たな部材をケース20内に追加する必要がないの
で、装置本体2を小型化できる。
形態5に係るテレビジョン受信機1における特徴部分を
示す説明図である。
機1でも、ケース20から外側に延びる長さ16cmの
ロッドアンテナ31を第1のアンテナ体とし、このロッ
ドアンテナ31と1つのダイポールアンテナ3を構成す
る第2のアンテナ体をケース20内に配置している。す
なわち、ケース20の内部には2本の電池51、52が
直列に接続され、かつ、電池51の一方の極511は、
チューナー部62に電気的に接続されているため、2本
の電池51、52は、ロッドアンテナ31と反対側に延
びる第2のアンテナ体として機能する。ここで、2本の
電池51、52は、単3サイズの電池の場合、これらの
電池51、52を固定するためのばね(図示せず)を含
めて約12cmのアンテナ体として機能するため、UH
F帯の39チャンネル(周波数625MHz)に対して
最適なダイポールアンテナ3を構成することができる。
の極511との間には直流成分をカットするキャパシタ
66が接続されている。
路61との間、および電池52の他方の極522とグラ
ンドとの間には、このテレビジョン受信機1が受信を予
定しているUHF帯に対して十分に高いインピーダンス
を有するチョークコイル67、68が接続されている。
テナ3を用いているため、モノポールアンテナを用いた
場合と違って、ケース20内に広いグランド面を確保し
なくてもよい。従って、装置本体2の小型化を図ること
ができる。また、アンテナ利得の面からダイポールアン
テナ3の長さを十分に確保したとしても、本形態では、
ケース20の内部に配置されている2つの電池51、5
2を第2のアンテナ体として利用したので、ケース20
から外に延びるアンテナ部分の長さは、基本的には、ダ
イポールアンテナ3の全長の1/2で済む。従って、本
形態によれば、ケース20から外に延びるアンテナ部分
が短いので、携帯に便利であり、かつ、高いアンテナ利
得を得ることができる。さらに、第2のアンテナ体とし
て新たな部材をケース20内に追加する必要がないの
で、装置本体2を小型化できる。
態6、7、8はそれぞれ、前記の実施の形態1〜5のい
ずれにも適用できるが、以下の説明では、実施の形態5
に対して適用した例を説明する。
ビジョン受信機1における特徴部分を示す説明図であ
る。
機1は、基本的な構成が実施の形態5と同様であり、ケ
ース20の内部に配置された2本の電池51、52は、
一方の極511がチューナー部62に電気的に接続され
ているため、長さ16cmのロッドアンテナ31と反対
側に延びる第2のアンテナ体として機能する。ここで、
2本の電池51、52は、この電池を固定するためのば
ね(図示せず)を含めて約12cmのアンテナ体として
機能する。
池51の一方の極511との間には直流成分をカットす
るキャパシタ66が接続されている。また、電池51の
一方の極511と電源回路61との間、および電池52
の他方の極522とグランドとの間には、このテレビジ
ョン受信機1が受信を予定しているUHF帯に対して十
分に高いインピーダンスを有するチョークコイル67、
68が接続されている。
電池51の一方の極511との間には、直流分をカット
するキャパシタ66とともに、延長コイル36(第1の
延長コイル)が配置され、この延長コイル36は、第2
のアンテナ体の一部として機能する。
の電池51、52を固定するためのばね(図示せず)を
含めて約12cmのアンテナ体として機能するため、周
波数が470MHzに対しても、4cmのアンテナ長に
相当する延長コイル36で対応することができる。
テナ3を用いているため、ケース20内に広いグランド
面を確保しなくてもよいので、装置本体2の小型化を図
ることができる。また、2つの電池51、52を第2の
アンテナ体とし、それに延長コイル36を接続したの
で、ケース20から外に延びるアンテナ部分の長さは、
基本的には、ダイポールアンテナ3の全長の1/2で済
む。従って、本形態によれば、ケース20から外に延び
るアンテナ部分が短いので、携帯に便利であり、かつ、
高いアンテナ利得を得ることができるなど、実施の形態
1と同様な効果を奏する。
電池51との間に延長コイル36を配置したため、この
延長コイル36がアンテナ体として機能する寸法だけ
は、第2のアンテナ体として配置した電池51、52の
総長さ寸法が短くてよい。それ故、電池51、52を小
型化したときでも、十分に高いアンテナ利得を確保でき
る。
の形態7に係るテレビジョン受信機1における特徴部分
を示す説明図である。
信機1も、基本的な構成が実施の形態5と同様であり、
ケース20の内部に配置された2本の電池51、52
は、一方の極511がチューナー部62に電気的に接続
されているため、ロッドアンテナ31′と反対側に延び
る第2のアンテナ体として機能する。また、実施の形態
6と同様、チューナー部62と電池51の一方の極51
1との間には、直流分をカットするキャパシタ66とと
もに、延長コイル36(第1の延長コイル)が配置され
ている。
1′の長さをより短くするために、ロッドアンテナ3
1′とチューナー部62との間にも延長コイル37(第
2の延長コイル)が配置されている。
テナ3を用いているため、ケース20内に広いグランド
面を確保しなくてもよいので、装置本体2の小型化を図
ることができる。また、2つの電池51、52を第2の
アンテナ体として利用し、かつ、ロッドアンテナ31′
に延長コイル37を接続したので、ケース20から外に
延びるアンテナ部分の長さは、ダイポールアンテナ3の
全長の1/2よりも、更に延長コイル37がアンテナ体
として機能する分の寸法だけ短くて済む。従って、本形
態によれば、ケース20から外に延びるアンテナ部分が
より一層短いので、携帯に便利であり、かつ、高いアン
テナ利得を得ることができる。
池51との間に延長コイル36を配置したため、この延
長コイル36がアンテナ体として機能する寸法だけは、
第2のアンテナ体として配置した電池51、52の総長
さ寸法が短くてよい。
の形態8に係るテレビジョン受信機1における特徴部分
を示す説明図である。
信機1も、基本的な構成が実施の形態5と同様であり、
ケース20の内部に配置された2本の電池51、52
は、一方の極511がチューナー部62に電気的に接続
されているため、長さ16cmのロッドアンテナ31と
反対側に延びる第2のアンテナ体として機能する。
62と電池51の一方の極511との間には、直流分を
カットするキャパシタとともに、4cmのアンテナ長に
相当する延長コイル36が配置されている。
コイルであり、そのインダクタンスを変えることができ
る。本形態では、外部操作によってUHF帯のハイチャ
ンネルあるいはローチャンネルのいずれが選局されたか
によって、延長コイル36のインダクタンスを変える。
テナ3を用いているため、ケース20内に広いグランド
面を確保しなくてもよいので、装置本体2の小型化を図
ることができる。また、2つの電池51、52を第2の
アンテナ体として利用し、かつ、それに延長コイル36
を接続したので、ケース20から外に延びるアンテナ部
分の長さは、基本的には、ダイポールアンテナ3の全長
の1/2で済むなど、実施の形態1と同様な効果を奏す
る。
イチャンネルあるいはローチャンネルのいずれが選局さ
れたかによって、インダクタンスを変えるようになって
いるので、UHF帯のハイチャンネルを受信するとき延
長コイル36をそのまま用いるとアンテナ長が長すぎる
という問題を回避できるので、UHF帯のハイチャンネ
ルおよびローチャンネルのいずれをも良好に受信でき
る。
の形態9に係るテレビジョン受信機1における特徴部分
を示す説明図である。
信機1では、実施の形態6、7で説明した延長コイル3
6、37に対して、選局結果に基いて延長コイル36、
37の全体を回路的に無効にする切り換え回路8が構成
されている。この切り換え回路8として、本形態では、
延長コイル36、37に対して並列に電気的に接続する
ダイオード81が用いられ、このダイオード81の各端
子と延長コイル36、37の各端部との間にはキャパシ
タ83、84が接続されている。また、ダイオード81
の陽極には、UHF帯のハイチャンネルを選局したとき
にチューナー部62からプラスのバイアスが印加される
ように構成されている。
局したときにダイオード81にプラスのバイアスが印加
され、延長コイル36、37の両端が短絡した状態にな
り、この状態において、延長コイル36、37は、回路
的に無効になる。それ故、UHF帯のハイチャンネルを
受信するとき延長コイル36、37をそのまま用いると
アンテナ長が長すぎるという問題を回避できるので、U
HF帯のハイチャンネルを良好に受信できる。
コイル36、37の全体に並列に接続されていたが、ダ
イオード81を延長コイル36、37の一部に対して並
列に接続しておけば、延長コイル36、37の一部のみ
を回路的に無効にすることができる。
テナとしてダイポールアンテナを用いるとともに、この
アンテナ体を構成する第1のアンテナ体および第2のア
ンテナ体のうち、第2のアンテナ体については、受信装
置のケース内に配置する。このため、本発明によれば、
モノポールアンテナを用いる場合と違って、ケース内に
広いグランド面を確保しなくても、高いアンテナ利得を
得ることができる。また、アンテナ利得の面からダイポ
ールアンテナの長さを十分に確保したとしても、本発明
では、ダイポールアンテナを構成する第1のアンテナ体
および第2のアンテナ体のうち、第2のアンテナ体につ
いてはケース内に配置するので、ケースから外に延びる
アンテナ部分の長さは、基本的には、ダイポールアンテ
ナの全長の1/2で済む。従って、本発明によれば、ケ
ースから外に延びるアンテナ部分が短いので、携帯に便
利であり、かつ、高いアンテナ利得を得ることができ
る。
されるテレビジョン受信機の外観を示す平面図、左側面
図および右側面図である。
成を示す説明図である。
部を示すブロック図である。
機における特徴部分を示す説明図である。
機における特徴部分を示す説明図である。
機における特徴部分を示す説明図である。
機における特徴部分を示す説明図である。
機における特徴部分を示す説明図である。
機における特徴部分を示す説明図である。
信機における特徴部分を示す説明図である。
信機における特徴部分を示す説明図である。
信機における特徴部分を示す説明図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 ケースから外側に延びる第1のアンテナ
体と、該第1のアンテナ体の端部が電気的に接続された
チューナー部と、前記ケース内において前記チューナー
部に接続して前記第1のアンテナ体とダイポールアンテ
ナを構成する第2のアンテナ体とを有していることを特
徴とする受信装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記第2のアンテナ
体は、前記ケース内に配置された導体からなるアンテナ
エレメントであることを特徴とする受信装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記第2のアンテナ
体は、前記ケース内の配線基板上に形成された導電パタ
ーンから構成されていることを特徴とする受信装置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記第2のアンテナ
体は、前記ケース内に配置された光源装置において該光
源装置の蛍光管に沿って延びた始動性改善電極であるこ
とを特徴とする受信装置。 - 【請求項5】 請求項1において、前記第2のアンテナ
体は、前記ケースに対して形成された導電部から構成さ
れていることを特徴とする受信装置。 - 【請求項6】 請求項1において、前記第2のアンテナ
体は、前記ケースに配置された電池から構成されている
ことを特徴とする受信装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
前記第2のアンテナ体には第1の延長コイルが接続され
ていることを特徴とする受信装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
前記第1のアンテナ体と前記チューナー部との間に第2
の延長コイルを有していることを特徴とする受信装置。 - 【請求項9】 請求項7または8において、前記延長コ
イルは、選局結果に基いてインダクタンスが切り換えら
れる可変コイルからなることを特徴とする受信装置。 - 【請求項10】 請求項7または8において、前記延長
コイルに対しては、該延長コイルを選局結果に基いて当
該延長コイルの全体あるいは一部を回路的に無効にする
切り換え回路が構成されていることを特徴とする受信装
置。 - 【請求項11】 請求項10において、前記切り換え回
路は、前記延長コイルの全体あるいは一部に並列に電気
的に接続されたダイオードを有し、 該ダイオードは、バイアス印加により前記延長コイルの
全体あるいは一部を短絡させることにより当該延長コイ
ルの全体あるいは一部を回路的に無効にすることを特徴
とする受信装置。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれかに規定
する受信装置からなるテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000063517A JP3755374B2 (ja) | 2000-03-08 | 2000-03-08 | テレビジョン受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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