JP2001249823A - マイクロコンピュータ開発支援装置 - Google Patents

マイクロコンピュータ開発支援装置

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JP2001249823A
JP2001249823A JP2000058207A JP2000058207A JP2001249823A JP 2001249823 A JP2001249823 A JP 2001249823A JP 2000058207 A JP2000058207 A JP 2000058207A JP 2000058207 A JP2000058207 A JP 2000058207A JP 2001249823 A JP2001249823 A JP 2001249823A
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Masanobu Fukushima
正展 福島
Keiji Nakamura
圭治 中村
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストでデバッグ効率の高い、リアルタイ
ムトレース機能を持ち、プログラムが正しく走行してい
るかをチェックすることができるマイクロコンピュータ
開発支援装置を提供すること。 【解決手段】 プロセッサ11を備えるエバチップ1内
に、、全バスサイクルをトレース可能なトレースメモリ
18と外部トレースメモリ用FIFOバッファメモリ1
9を内蔵し、非同期的に発生するイベントにより、外部
トレースメモリ7へ格納するデータをバッファメモリ1
9に格納する。トレースデータとして書き込まれた前記
データが、非同期的に発生するイベント間隔で外部トレ
ースメモリ7に格納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インサーキットエミ
ュレータ(ICE)等のデバッグ機能を有するマイクロ
プロセッサの開発支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュータ開発支援装置にお
いて、マイクロコンピュータ内のプログラムの実行結果
を検証するためには、マイクロコンピュータと同等の機
能を持ち、且つ内部RAM、I/Oなどにアクセスする
際の内部状態を外部から確認できるエミュレータが用い
られている。
【0003】このエミュレータは、ユーザが開発しよう
とするシステム上で動作し、演算・周辺回路へのアクセ
スなどを行い、その実行結果をトレースメモリに保存し
ておくことで、ユーザのデバックをサポートするもので
ある。
【0004】バスの状態をリアルタイムでメモリに格納
するリアルタイムトレース機能を持つICE(インサー
キットエミュレータ)を用いたマイクロコンピュータの
開発支援装置においては、MPUの高速化に伴い、バス
も高速化するため、MPUを備える半導体装置の外部の
ボード上にトレースメモリを持つことでは間に合わなく
なり、トレースメモリを半導体装置内に内蔵する場合が
ある。
【0005】しかしながら、内蔵するためには、製造上
の問題やコストの問題のため、トレースメモリ容量に限
界があり、デバッグシステムに要求されているトレース
メモリ容量は内蔵できずに、結果的にデバッグ効率が悪
いという問題がある。
【0006】ところで、特開平8−161191号公報
には、高速のMPUがターゲットである場合でも、十分
なデバッグを行うことができるようにするために、ター
ゲット装置内にある組み込みチップ内に、ステート解析
用のトレース機能、リアルタイムなオンチップデバッグ
リソースをターゲットMPUの走行を止めることなく全
ステートで行うノンブレークデバッグ機能及びオフチッ
プのモニタメモリアクセスインターフェイス機能を持つ
デバッグユニットを設けたインサーキットエミュレータ
が提案されている。
【0007】上記の構成により、ある程度の高速化は可
能であるが、トレースメモリがオフチップにあるため、
上記公報にも記載されているように、100MHz程度
までしか高速化対応できないという問題があった。
【0008】また、特開平8−63368号公報には、
高速なマイクロコンピュータのリアルタイムエミュレー
ション、リアルタイムトレースを、エミュレータ側の信
号はユーザーシステムの動作に不要な構成とすること
で、高速化対応を可能とするエミュレータを提案されて
いる。すなわち、この公報では、エミュレーションはユ
ーザーシステム上のマイクロコンピュータが行い、トレ
ースデータは外部のシミュレーション手段で作成するこ
とで高速化対応を可能とすることができるエミュレータ
およびマイクロコンピュータが提案されている。
【0009】上記した方法では、トレースデータは、ト
レースデータをシミュレーション手段で生成するため、
マイクロプロセッサがプログラムを実行する上で、プロ
グラムの問題は発見することは可能であるが、実際の半
導体装置のハードウエア障害を正確には診断することが
できないという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上述した
従来の問題点に鑑みなされたものにして、低コストでデ
バッグ効率の高い、リアルタイムトレース機能を持ち、
プログラムが正しく走行しているかをチェックすること
ができるマイクロコンピュータ開発支援装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、プロセッサ
を備える半導体装置内に、外部トレースメモリ用バッフ
ァメモリを内蔵し、非同期的に発生するイベントによ
り、前記外部トレースメモリへ格納するデータを前記バ
ッファメモリに対して格納し、トレースデータとして書
き込まれた前記データが、非同期的に発生するイベント
間隔で外部トレースメモリに格納されることを特徴とす
る。
【0012】上記したように、この発明は、プログラム
が正しく走行しているかをチェックするために、プログ
ラムデータのアドレス、プログラムのデータ及び各種ス
テータス信号を格納するためのトレースメモリを内蔵す
るのとは別に、非同期的に発生するイベントにより、ト
レースメモリへ格納するデータをトレースするための小
容量の外部トレースメモリ用バッファメモリを持つ。そ
して、非同期的に発生するイベント間隔の時間を利用し
て、半導体装置外部に構成された、大容量トレースメモ
リに逐次格納していく機能を持たせることで、低コスト
でデバッグ効率の高い、リアルタイムトレース機能を持
つマイクロコンピュータ開発支援装置が提供できる。
【0013】また、この発明は、前記外部トレースメモ
リ用バッファメモリの格納データをパラレル・シリアル
変換回路を介して、シリアルデータとして外部に出力す
るように構成することができる。
【0014】また、この発明は、前記外部トレースメモ
リ用バッファメモリがフルになり、バッファメモリが間
に合わない場合には、そのステータス信号を出力し、通
知するように構成することができる。
【0015】上記した構成によれば、外部トレースメモ
リ用バッファメモリへの格納データのスループットの平
均値が大きく、外部への出力が間に合わなかった場合に
は、オーバーラン等の障害が起きたことを知らせる、ス
テータス信号が出力することで、トレースを実施した情
報が有効か無効かを知ることができる。
【0016】さらに、この発明は、プロセッサを備える
半導体装置内に、全バスサイクルをトレース可能なトレ
ースメモリをさらに備えるとよい。
【0017】上記したように、大容量の外部トレースメ
モリと全バスサイクルをトレース可能な、内蔵トレース
メモリの2つのトレースメモリを使用することで、非同
期データの不具合と、プログラムの詳細なトレースを、
対応づけて、同時に解析することができ、デバッグ効率
を高くできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き図面を参照して説明する。図1は、この発明の実施の
形態を示すブロック回路図である。
【0019】図1におけるエバチップ(ターゲット)1
は、マイクロプロセッサ開発支援装置のプロセッサ1
1、メモリ12、周辺回路13を含むデバッグしたい対
象となるものである。
【0020】このエバチップ1の特徴としては、デバッ
グ対象となる装置とは別に、トレース・イベント・ラン
制御回路17、トレースメモリ18、外部トレースメモ
リ用FIFOバッファメモリ19やエバチップ1外部と
インターフェイスするためのパラレル/シリアル(P/
S)変換回路20、21を内蔵している。このトレース
メモリ18には、プログラムデータのアドレス、プログ
ラムのデータ及び各種ステータス信号が格納され、バッ
ファメモリ19は、非同期的に発生するイベントによ
り、外部に設けられる大容量のトレースメモリ7へ格納
するデータを一旦格納するために用いられる。
【0021】次に、各ブロックの機能を説明すると、プ
ロセッサ11はデバッグ対象となるCPUやDSP等の
プロセッサであり、メモリ12とアドレスバス14、デ
ータバス15、ステータスバス16等で接続されてい
る。
【0022】また、周辺回路13もデバッグ対象となる
ユーザーシステムで、ユーザーが回路を構成して、エバ
チップ1に内蔵され、プロセッサ1とバス14,15,
16で接続されている。
【0023】トレース・イベント・ラン制御回路17
は、プロセッサ11がプログラムを走行、停止するため
の制御並びに、トレースメモリ18へのアドレス出力と
書き込み読み出し制御をコントロールバスa1を通じて
制御するものである。
【0024】さらに、トレース・イベント・ラン制御回
路17は、コントロールバスa2を通じて外部トレース
メモリ用のFIFOバッファメモリ19への書き込み制
御を行う。
【0025】そして、ホストコンピュター4には、マイ
クロコンピュター開発支援用のデバッガソフトが走り、
主としてコントロールバスf1を通じて、エミュレータ
制御回路3に、デバッグ動作のための指示を出力すると
共に、バスf1を通じて、デバッグ対象システムのレジ
スタ、メモリの各種データや、トレースメモリ18や外
部トレースメモリ7から、トレースデータを取得すると
共に、トレースデータの逆アセンブル表示、解析等を行
う機能を持っている。
【0026】ホストコンピュター4上のデバッガソフト
からデバッグ動作の指示は、エミュレータ制御回路3を
通じて、エバチップ1のパラレル・シリアル変換回路2
0に入り、コントロールデータバスc1を通じてトレー
ス・イベント・ラン制御回路17に入る。そして、プロ
セッサのプログラムラン、ストップ制御することと、ト
レースメモリ18へ格納するための条件となるトレース
制御や、外部トレースメモリ用FIFOバッファメモリ
19へ格納するための条件となるトレース制御を行う。
【0027】データバスb1は、ホストコンピュター4
からの要求でトレースメモリ18の内容を読み出す際に
このバスb1とバスc1、バスd1、f1を通じてデー
タを受け渡しすることになる。
【0028】また、ステータスバスb2は、トレースメ
モリ用のFIFOバッファメモリ19が間に合わない場
合等に、異常を知らせるステータス用の出力信号にな
る。
【0029】そして、データバスg1は、トレースメモ
リ用FIFOバッファメモリ19に書き込みが起こるた
びに、書き込みデータがパラレル・シリアル変換回路2
1を通じて、エバチップ1外部に出力され、バスh1か
ら更にシリアル・パラレル変換回路5や外部トレースメ
モリ制御回路6にデータがi1,j1バスを通じて出力
され、大容量の外部トレースメモリ7に逐次格納される
ことになる。
【0030】また、バスj1は、外部トレースメモリ7
のアドレスも出力し、更にリード、ライトの制御も行う
信号である。
【0031】ホストコンピュータ4から、外部トレース
メモリ7のデータを読み出したい場合には、エミュレー
タ制御回路3を通じて、バスk1からのコントロール信
号にて、バスj1に外部トレースメモリ7を読み出すた
めの、アドレス、リード信号を出力し、外部トレースメ
モリ7からバスe1を通じてデータを読み出すことにな
る。
【0032】さて、上記したこの実施形態の特徴は、エ
バチップ1内に小容量の外部トレースメモリ用FIFO
バッファメモリ19を内蔵し、トレースデータとして書
き込まれたデータが、プログラムを走行中、すなわちト
レース実行中に、大容量の外部トレースメモリ7に移さ
れることにある。
【0033】その他の特徴としては、エバチップ1にト
レースメモリ18を内蔵し、通常のリアルタイムトレー
スすなわち全てのバスサイクルをトレースメモリ18に
格納できる機能を持つことである。
【0034】この発明の動作例を、図2のプログラムの
流れを用いて説明する。図2はプログラムの実行の時間
的な流れを簡単に示したものである。
【0035】プログラムはメインを実行している時に、
割込みやDMA等の非同期イベントAにより、サブルー
チンAに入り、割込みやDMA等の非同期イベントBに
よりサブルーチンBに入るものとする。
【0036】従来のリアルタイムトレースメモリであれ
ば、半導体装置に内蔵されているトレースメモリに格納
するデータとしては、例えば、次の使い方がある。
【0037】a)ある時点でのプログラムアドレス情報
をトリガ条件として、その前後の全てのバスサイクルを
トレースメモリに格納する。 b)特定アドレスのデータアクセスのみをトレースメモ
リに格納する。
【0038】例えば、いまデバッグしようとしているプ
ロセッサのバスサイクルタイムが5nsec(200M
Hz)、図2のT1を1msec、T2を9msecで
かつ内蔵されているトレースメモリが1kアドレスある
と仮定すると、上記したa)の場合には、5μsecの
プログラム分しかトレースメモリに入らないことにな
る。また、b)の場合には、非同期イベントA,Bによ
るサブルーチンA,B内の特定のデータアクセスのみを
トレースメモリに格納しても、非同期イベントが平均1
0msec毎に起こると仮定すれば、1000回の非同
期イベントすなわち10secのデータアクセス分しか
トレースメモリに格納できないことになる。
【0039】例えば、5分に1回位の割合で、不具合が
生じている場合等は、トレースメモリは時間的に不足し
ており、デバッグが困難である。
【0040】さらに、b)の場合に関しては、5sec
のデータはトレースでき、仮に不具合のデータを見つけ
たとしても、プログラムを解析して詳細にデバッグを進
めるためには、全てのバスサイクルがある方がデバッグ
効率はよく、その場合にはエラーの非同期イベントをト
リガ条件として、その非同期イベントに対してa)の全
バスサイクルをトレースするモードでトレースメモリへ
取り込みを実施する。
【0041】その際、a)のモードでは、非同期イベン
トは入ったとしても1回しか期待できないため、非同期
イベントA,Bの組み合わせの状況で不具合が生じてい
る場合は、デバッグは非常に困難である。
【0042】これに対して、この発明の実施形態である
図1の例では、図2に示す非同期イベントA,Bは、外
部トレースメモリFIFOバッファメモリ19、パラシ
リ変換I/F21を経由して、最終的に大容量の外部ト
レースメモリ7に格納される。
【0043】そして、非同期イベントが、A,Bの2種
類有って、イベントが生じる度に外部トレースメモリ用
FIFOバッファメモリ19に格納され、データが、格
納されるとパラレル・シリアル変換回路21に出力さ
れ、エバチップ1外部に出力され、外部トレースメモリ
7に格納される。
【0044】この出力されるデータは、非同期イベント
間隔の時間を利用して外部に出力するものとする。
【0045】複数の非同期イベントが連続的にに起きる
場合でも、FIFOバッファメモリ19にある程度の容
量を持たせることで、問題なくシリアル出力することが
できる。
【0046】また、外部トレースメモリ7への、ライト
信号、データの生成、アドレスの生成は、シリアル・パ
ラレル変換回路5、外部トレースメモリ制御回路6によ
って生成される。
【0047】一方、内蔵のトレースメモリ18は、全て
のサイクルのプログラムを解析して詳細にデバッグを進
めるための機能で、エラーの生じている非同期イベント
と、プログラムの詳細トレースが、一度のプログラム走
行で同時にトレースできるため、エラーの見つけやすさ
が向上し、デバッグ効率が高くなる。
【0048】そして、プログラム走行にて、トレースデ
ータを取得した後は、ホストコンピュター4上で走るデ
バッガプログラムからの指示で、エミュレータ制御回路
3を通じて、プロセッサ11の内部レジスタの情報、メ
モリ12の情報、周辺回路13の情報を取得すると共
に、トレースメモリ18、外部トレースメモリ7から、
トレース情報を吸い上げ、更にホストコンピュター4上
で、解析、逆アセンブル等の解読を行い、ホストコンピ
ュター上に表示することで、デバッグを行うことができ
る。
【0049】トレース情報の例を図3、図4に示す。
【0050】外部トレースメモリ7の格納データは、非
同期イベントが生じてサブルーチンで処理される前のデ
ータや処理された後のデータ等を、メモリのアドレスと
共に格納するのが効果的であると考えられる。
【0051】例えば、信号処理プログラム等で良く使用
される、周辺回路の機能の一部であるA/Dコンバータ
からDSPプロセッサへの、入力データであるアドレス
およびデータ、信号処理後のDSPプロセッサからD/
Aコンバータへの出力データであるアドレスおよびデー
タ情報などがある。
【0052】外部トレースメモリ7を大容量メモリで構
成し、そのメモリが1Mアドレス有ったとすると、非同
期イベントが平均10msec毎に起こると仮定すれ
ば、1000000回の非同期イベント、すなわち、1
0000sec(約166分)のデータアクセス分の情
報が外部トレースメモリ7に格納でき、5分に1回位の
割合で、不具合が生じている場合でも、非同期イベント
の不具合箇所を特定することができる。
【0053】更に、不具合が生じるデータやアドレスを
トリガ条件にし、内部トレースメモリ18へ、プログラ
ムを再度走行し、図4に示したように、プログラムアド
レス、プログラムデータ、データアドレス、各種デー
タ、リードライト、時間情報等の各種ステータスをトレ
ースメモリへ格納すれば、非同期データの不具合と、プ
ログラムの詳細なトレースを、対応づけて、同時に解析
することができる。
【0054】
【発明の効果】上記したように、この発明によれば、外
部トレースメモリ用FIFOバッファメモリを内蔵する
ため、高速なバスサイクルをもつ、高速MPUがデバッ
グの対象の場合でも、問題なくリアルタイムトレース機
能を使用してデバッグを行うことができる。
【0055】また、トレースメモリ内蔵の容量の限界す
なわち、製造上の問題やコストの問題のため、デバッグ
システムに要求されているトレースメモリ容量は内蔵で
きずに、結果的にデバッグ効率が悪いという問題に対し
ては、外部トレースメモリ用FIFOバッファメモリに
格納できるインターバルの制約時間(トレースメモリへ
の格納データのスループットの平均値 < シリアルI
/Fのスループット)があるものの、大容量の外付けト
レースメモリを用意することで、デバッグ効率が高くな
る。
【0056】さらに、上記外部トレースメモリ用FIF
Oバッファメモリトレースメモリへの格納データのスル
ープットの平均値が大きく、外部への出力が間に合わな
かった場合には、トレースメモリブロックからオーバー
ラン等の障害が起きたことを知らせるステータス信号が
でるため、トレースを実施した情報が有効か無効かを知
ることができる。
【0057】また、比較的小容量の外部トレースメモリ
用FIFOバッファメモリですむため、エバチップの製
造コストが安い。
【0058】さらに、外部の大容量トレースメモリと全
バスサイクルをトレース可能な、内蔵トレースメモリの
2つのトレースメモリを使用することで、非同期データ
の不具合と、プログラムの詳細なトレースを、対応づけ
て、同時に解析することができデバッグ効率を高くでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック回路図で
ある。
【図2】プログラムの実行の時間的な流れを示した説明
図である。
【図3】トレース情報の例を示す模式図である。
【図4】トレース情報の例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 エバチップ 3 エミュレータ制御回路 4 ホストコンピュータ 7 外部トレースメモリ 11 プロセッサ 12 メモリ 13 周辺回路 18 トレースメモリ 19 外部トレース用FIFOバッファメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GA13 GA33 GC03 HH30 LA18 MA04 MA08 MC03 MC07 MC08 MC09 MC31 5B048 AA12 BB02 DD04 DD10 5B062 AA08 CC02 EE05 EE09 JJ07 JJ08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサを備える半導体装置内に、外
    部トレースメモリ用バッファメモリを内蔵し、非同期的
    に発生するイベントにより、前記外部トレースメモリへ
    格納するデータを前記バッファメモリに対して格納し、
    トレースデータとして書き込まれた前記データが、非同
    期的に発生するイベント間隔で外部トレースメモリに格
    納されることを特徴とするマイクロコンピュータ開発支
    援装置。
  2. 【請求項2】 前記外部トレースメモリ用バッファメモ
    リの格納データをパラレル・シリアル変換回路を介し
    て、シリアルデータとして外部に出力することを特徴と
    する請求項1に記載のマイクロコンピュータ開発支援装
    置。
  3. 【請求項3】 前記外部トレースメモリ用バッファメモ
    リがフルになり、バッファメモリが間に合わない場合に
    は、そのステータス信号を出力し、通知することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のマイクロコンピュータ開
    発支援装置。
  4. 【請求項4】 プロセッサを備える半導体装置内に、全
    バスサイクルをトレース可能なトレースメモリをさらに
    備えことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のマイクロコンピュータ開発支援装置。
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