JP2001244718A - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置Info
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- JP2001244718A JP2001244718A JP2000051643A JP2000051643A JP2001244718A JP 2001244718 A JP2001244718 A JP 2001244718A JP 2000051643 A JP2000051643 A JP 2000051643A JP 2000051643 A JP2000051643 A JP 2000051643A JP 2001244718 A JP2001244718 A JP 2001244718A
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- antenna element
- antenna device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バックローブ等の周囲環境の影響を低減す
る。 【解決手段】 放射面３を有するアンテナ素子２の側面
の少なくとも１部をグランド部材４で被覆し、外部電磁
波を遮蔽する。グランド部材は、印刷により、あるいは
金属板として形成される。
る。 【解決手段】 放射面３を有するアンテナ素子２の側面
の少なくとも１部をグランド部材４で被覆し、外部電磁
波を遮蔽する。グランド部材は、印刷により、あるいは
金属板として形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ装置に関
し、特に携帯無線機等の携帯機器に組み込まれるセラミ
ックアンテナにおいて、バックローブ等の影響を低減
し、特性を向上させたアンテナ装置に関する。
し、特に携帯無線機等の携帯機器に組み込まれるセラミ
ックアンテナにおいて、バックローブ等の影響を低減
し、特性を向上させたアンテナ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】グローバルポジショニングシステム（ｇ
ｌｏｂａｌ ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇｓｙｓｔｅｍ：以
下、ＧＰＳという。）衛星から信号を受信し、受信信号
に基づいて現在位置を求め、自動車の運転手に現在位置
を知らせるカーナビゲーション装置が知られている。カ
ーナビゲーション装置は、通常、自動車のボディ又はウ
ィンドウ等に取り付けられる単体のアンテナユニットを
備えている。
ｌｏｂａｌ ｐｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇｓｙｓｔｅｍ：以
下、ＧＰＳという。）衛星から信号を受信し、受信信号
に基づいて現在位置を求め、自動車の運転手に現在位置
を知らせるカーナビゲーション装置が知られている。カ
ーナビゲーション装置は、通常、自動車のボディ又はウ
ィンドウ等に取り付けられる単体のアンテナユニットを
備えている。
【０００３】単体のアンテナユニットは、ＧＰＳ衛星か
らの信号を受信するセラミック製のアンテナ素子と、こ
のアンテナ素子が配設され、アンテナ素子が受信した微
弱信号を増幅する低ノイズ増幅回路がプリントされたプ
リント基板と、このアンテナ素子及びプリント基板を収
納するケースとを備える。このケースの底面にグランド
板が設けられている。
らの信号を受信するセラミック製のアンテナ素子と、こ
のアンテナ素子が配設され、アンテナ素子が受信した微
弱信号を増幅する低ノイズ増幅回路がプリントされたプ
リント基板と、このアンテナ素子及びプリント基板を収
納するケースとを備える。このケースの底面にグランド
板が設けられている。
【０００４】このように構成された単体のアンテナユニ
ットは、グランド板が設けられたケースの底面が、例え
ば自動車のボディに取り付けられた状態で、ＧＰＳ衛星
からの信号を受信する。このとき、単体のアンテナユニ
ットでは、グランド板を配設することによって、背後か
らのバックローブの影響等を抑制している。
ットは、グランド板が設けられたケースの底面が、例え
ば自動車のボディに取り付けられた状態で、ＧＰＳ衛星
からの信号を受信する。このとき、単体のアンテナユニ
ットでは、グランド板を配設することによって、背後か
らのバックローブの影響等を抑制している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】一方、携帯無線機等の
携帯機器では、例えば、上述したカーナビゲーション装
置における単体のアンテナユニットのアンテナ素子と同
様のものをアンテナ装置として使用する。この場合、ア
ンテナ装置は、専用のケースを有さないため、構造上、
上述の単体のアンテナユニットのようなグランド板を設
けることができない。したがって、携帯機器に組み込ま
れるアンテナ装置においては、グランド板を用いてバッ
クローブの影響等を抑制することができなかった。言い
換えると、アンテナ装置において、グランド板を設ける
ことできない場合には、周囲環境の影響を受けやすくな
ってしまう。したがって、アンテナ装置は、周囲環境の
影響、例えば、バックローブの影響が大きくなり、その
結果、Ｆ／Ｂ比等の特性に劣るという問題があった。
携帯機器では、例えば、上述したカーナビゲーション装
置における単体のアンテナユニットのアンテナ素子と同
様のものをアンテナ装置として使用する。この場合、ア
ンテナ装置は、専用のケースを有さないため、構造上、
上述の単体のアンテナユニットのようなグランド板を設
けることができない。したがって、携帯機器に組み込ま
れるアンテナ装置においては、グランド板を用いてバッ
クローブの影響等を抑制することができなかった。言い
換えると、アンテナ装置において、グランド板を設ける
ことできない場合には、周囲環境の影響を受けやすくな
ってしまう。したがって、アンテナ装置は、周囲環境の
影響、例えば、バックローブの影響が大きくなり、その
結果、Ｆ／Ｂ比等の特性に劣るという問題があった。
【０００６】そこで、本発明は、上述の課題に鑑み、携
帯無線機等の携帯機器に組み込まれるアンテナ装置にお
いて、周囲環境の影響を低減することにより、特性が向
上されたアンテナ装置を提供することを目的とする。
帯無線機等の携帯機器に組み込まれるアンテナ装置にお
いて、周囲環境の影響を低減することにより、特性が向
上されたアンテナ装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係るアンテナ装置は、放射面を有するア
ンテナ素子と、上記アンテナ素子の放射面を上面とし
て、上記アンテナ素子の側面の少なくとも一部を被覆
し、外部電磁波を遮蔽するグランド部材とを備える。本
発明に係るアンテナ装置において、上記グランド部材
は、例えば、上記アンテナ素子の側面の表面に印刷形成
される。あるいは、上記グランド部材として、アンテナ
素子の側面の少なくとも一部を覆う金属板により形成さ
れた枠体を用いてもよい。
めに、本発明に係るアンテナ装置は、放射面を有するア
ンテナ素子と、上記アンテナ素子の放射面を上面とし
て、上記アンテナ素子の側面の少なくとも一部を被覆
し、外部電磁波を遮蔽するグランド部材とを備える。本
発明に係るアンテナ装置において、上記グランド部材
は、例えば、上記アンテナ素子の側面の表面に印刷形成
される。あるいは、上記グランド部材として、アンテナ
素子の側面の少なくとも一部を覆う金属板により形成さ
れた枠体を用いてもよい。
【０００８】本発明に係るアンテナ装置では、アンテナ
素子の側面の少なくとも一部を被覆するように設けられ
たグランド部材を有するため、当該グランド部材がアン
テナ素子を周囲環境から遮蔽する。
素子の側面の少なくとも一部を被覆するように設けられ
たグランド部材を有するため、当該グランド部材がアン
テナ素子を周囲環境から遮蔽する。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアンテナ装置
の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説
明する。
の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説
明する。
【００１０】図１は、本発明を適用したアンテナ装置１
の斜視図である。アンテナ装置１は、例えば、セラミッ
クを材料とする平面型のアンテナ素子２を備え、アンテ
ナ素子２の上面には、所望の電波を受信するための放射
面３が形成されている。また、放射面３を上面として、
アンテナ素子２の外側側面には、グランド材料４が印刷
形成されている。すなわち、本発明においては、従来、
例えばアンテナ素子の底面側の一部に設けられていたグ
ランドパターンを拡張し、アンテナ素子２の外側側面を
被覆するようにしている。
の斜視図である。アンテナ装置１は、例えば、セラミッ
クを材料とする平面型のアンテナ素子２を備え、アンテ
ナ素子２の上面には、所望の電波を受信するための放射
面３が形成されている。また、放射面３を上面として、
アンテナ素子２の外側側面には、グランド材料４が印刷
形成されている。すなわち、本発明においては、従来、
例えばアンテナ素子の底面側の一部に設けられていたグ
ランドパターンを拡張し、アンテナ素子２の外側側面を
被覆するようにしている。
【００１１】このアンテナ装置１は、例えば携帯無線機
等の携帯機器に内蔵されて使用される。このアンテナ装
置１の使用環境においては、上記アンテナ素子２の上面
に設けられた放射面３が受信する所望の放射電波（メイ
ンローブ）以外に、後ろ方向や横方向への不要な放射、
すなわち、バックローブやサイドローブが存在する。本
発明を適用したアンテナ装置１によれば、上述のよう
に、アンテナ素子２の外側側面にグランド材料４を設け
ることにより、バックローブやサイドローブを軽減する
ことができ、周囲環境の影響が少ない、Ｆ／Ｂ比等の特
性が良好なアンテナ装置１が提供される。
等の携帯機器に内蔵されて使用される。このアンテナ装
置１の使用環境においては、上記アンテナ素子２の上面
に設けられた放射面３が受信する所望の放射電波（メイ
ンローブ）以外に、後ろ方向や横方向への不要な放射、
すなわち、バックローブやサイドローブが存在する。本
発明を適用したアンテナ装置１によれば、上述のよう
に、アンテナ素子２の外側側面にグランド材料４を設け
ることにより、バックローブやサイドローブを軽減する
ことができ、周囲環境の影響が少ない、Ｆ／Ｂ比等の特
性が良好なアンテナ装置１が提供される。
【００１２】本発明の変形例を図２に示す。図２に示す
アンテナ装置５は、セラミック製のアンテナ素子６とグ
ランドフレーム７とを備える。アンテナ素子６の上面に
は、放射面パターン８が設けられている。グランドフレ
ーム７は、アンテナ素子６の側面の輪郭形状に略等しい
金属製の枠体として形成される。アンテナ素子５とグラ
ンドフレーム７は、グランドフレーム７がアンテナ素子
５の側面の少なくとも一部を被覆するように嵌合され
る。
アンテナ装置５は、セラミック製のアンテナ素子６とグ
ランドフレーム７とを備える。アンテナ素子６の上面に
は、放射面パターン８が設けられている。グランドフレ
ーム７は、アンテナ素子６の側面の輪郭形状に略等しい
金属製の枠体として形成される。アンテナ素子５とグラ
ンドフレーム７は、グランドフレーム７がアンテナ素子
５の側面の少なくとも一部を被覆するように嵌合され
る。
【００１３】このように形成されたアンテナ装置５も図
１に示すアンテナ装置１と同様の効果を奏する。すなわ
ち、グランドフレーム７は、アンテナ装置５のグランド
電位として機能するとともに、アンテナ素子６を外部環
境から遮蔽し、バックローブやサイドローブの影響を軽
減する。これにより、アンテナ装置５のＦ／Ｂ比等の特
性を向上させることができる。
１に示すアンテナ装置１と同様の効果を奏する。すなわ
ち、グランドフレーム７は、アンテナ装置５のグランド
電位として機能するとともに、アンテナ素子６を外部環
境から遮蔽し、バックローブやサイドローブの影響を軽
減する。これにより、アンテナ装置５のＦ／Ｂ比等の特
性を向上させることができる。
【００１４】なお、図２に示すグランドフレーム７は、
アンテナ装置５のアンテナ素子６の側面のみを遮蔽する
構造となっているが、グランドフレーム７に同一材料か
らなる底板を取り付け、さらにアンテナ素子６の底面の
一部又は全部を被覆するような構成としてもよい。
アンテナ装置５のアンテナ素子６の側面のみを遮蔽する
構造となっているが、グランドフレーム７に同一材料か
らなる底板を取り付け、さらにアンテナ素子６の底面の
一部又は全部を被覆するような構成としてもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るアンテナ装
置は、放射面を有するアンテナ素子と、アンテナ素子の
放射面を上面として、アンテナ素子の側面の少なくとも
一部を被覆し、外部電磁波を遮蔽するグランド部材とを
備えるため、アンテナ装置に対する周囲環境の影響を低
減させることができ、Ｆ／Ｂ比等の特性が向上したアン
テナ装置を実現できる。
置は、放射面を有するアンテナ素子と、アンテナ素子の
放射面を上面として、アンテナ素子の側面の少なくとも
一部を被覆し、外部電磁波を遮蔽するグランド部材とを
備えるため、アンテナ装置に対する周囲環境の影響を低
減させることができ、Ｆ／Ｂ比等の特性が向上したアン
テナ装置を実現できる。
【図１】本発明を適用したアンテナ装置の斜視図であ
る。
る。
【図２】本発明の変形例を示す分解斜視図である。
１ アンテナ装置 ２ アンテナ素子 ３ 放射面パターン ４ グランド部材
Claims (3)
- 【請求項１】 放射面を有するアンテナ素子と、 上記アンテナ素子の放射面を上面として、上記アンテナ
素子の側面の少なくとも一部を被覆し、外部電磁波を遮
蔽するグランド部材とを備えるアンテナ装置。 - 【請求項２】 上記グランド部材は、上記アンテナ素子
表面に印刷形成されていることを特徴とする請求項１記
載のアンテナ装置。 - 【請求項３】 上記グランド部材は、金属板により形成
された枠体であることを特徴とする請求項１記載のアン
テナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000051643A JP2001244718A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000051643A JP2001244718A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | アンテナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001244718A true JP2001244718A (ja) | 2001-09-07 |
Family
ID=18573270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000051643A Pending JP2001244718A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001244718A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004289213A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Toshiba Corp | 無線通信装置及びこれを備えた改札機 |
| JP2012503382A (ja) * | 2008-09-22 | 2012-02-02 | カトライン−ベルケ・カーゲー | 多層アンテナ装置 |
| JP2013031001A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Toshiba Tec Corp | 無線通信システム |
| WO2014049920A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 日本電気株式会社 | 電磁波伝播システム及び電磁波インターフェースコネクタ |
| JP2021523607A (ja) * | 2018-05-10 | 2021-09-02 | ケイエムダブリュ インコーポレーテッドＫｍｗ Ｉｎｃ． | 二重偏波アンテナ及びアンテナアレイ |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06125218A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-05-06 | Nippon Mektron Ltd | 平面アンテナ |
| JPH06164234A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-10 | Ngk Insulators Ltd | 平面アンテナ |
| JPH09148840A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-06 | Fujitsu Ltd | マイクロストリップアンテナ |
| JPH09275317A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Nec Corp | マイクロストリップアンテナ |
-
2000
- 2000-02-28 JP JP2000051643A patent/JP2001244718A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06125218A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-05-06 | Nippon Mektron Ltd | 平面アンテナ |
| JPH06164234A (ja) * | 1992-11-26 | 1994-06-10 | Ngk Insulators Ltd | 平面アンテナ |
| JPH09148840A (ja) * | 1995-11-27 | 1997-06-06 | Fujitsu Ltd | マイクロストリップアンテナ |
| JPH09275317A (ja) * | 1996-04-05 | 1997-10-21 | Nec Corp | マイクロストリップアンテナ |
Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
| JP2004289213A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Toshiba Corp | 無線通信装置及びこれを備えた改札機 |
| JP2012503382A (ja) * | 2008-09-22 | 2012-02-02 | カトライン−ベルケ・カーゲー | 多層アンテナ装置 |
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| WO2014049920A1 (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-03 | 日本電気株式会社 | 電磁波伝播システム及び電磁波インターフェースコネクタ |
| JP2021523607A (ja) * | 2018-05-10 | 2021-09-02 | ケイエムダブリュ インコーポレーテッドＫｍｗ Ｉｎｃ． | 二重偏波アンテナ及びアンテナアレイ |
| US11289805B2 (en) | 2018-05-10 | 2022-03-29 | Kmw Inc. | Dual polarized antenna and antenna array |
| JP7171760B2 (ja) | 2018-05-10 | 2022-11-15 | ケイエムダブリュ インコーポレーテッド | 二重偏波アンテナ及びアンテナアレイ |
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