JP2001244407A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001244407A
JP2001244407A JP2000049909A JP2000049909A JP2001244407A JP 2001244407 A JP2001244407 A JP 2001244407A JP 2000049909 A JP2000049909 A JP 2000049909A JP 2000049909 A JP2000049909 A JP 2000049909A JP 2001244407 A JP2001244407 A JP 2001244407A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱を有効に放散しつつ半導体素子の実装密度を
向上させて設置面積を縮小する。 【解決手段】複数の半導体素子11a,11bが積層さ
れ、最下位の半導体素子11aが主ヒートシンク12の
上面に接着されたパワーモジュール用基板13の回路パ
ターン13aに積層され、最下位の半導体素子11a以
外の他の半導体素子11bが最下位の半導体素子11a
にそれぞれ補助ヒートシンク16を介して順次積層され
る。補助ヒートシンク16の下面に下位の半導体素子1
1aの端子部分に搭載する電極用基板17が接着され、
補助ヒートシンク16の上面に上位の半導体素子11b
を搭載する絶縁性基板18が接着される。最上位の半導
体素子11bの端子部分に電極用基板17が搭載され、
その電極用基板17に補助ヒートシンク16が更に搭載
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の半導体素子
が積層された半導体装置に関する。更に詳しくは、積層
された複数の半導体素子が比較的多くの熱を発生する半
導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来複数の半導体素
子3を搭載する半導体装置1では、セラミック基板2の
上面にそれら複数の半導体素子3を並列に搭載するもの
が知られている。このセラミック基板2にはCu箔が接
着され、半導体素子3を搭載する上面のCu箔はエッチ
ング加工され、そのセラミック基板2の上面には所定の
回路パターン2aが形成される。半導体素子3の搭載
は、この回路パターン2aにはんだ付することにより行
われ、半導体素子3の端子部分はワイヤ4又は平板によ
りそれらの回路パターン2aに接続される。また、回路
パターン2aには端子6が設けられ、この端子6は回路
パターン2aを介して複数の半導体素子のそれぞれの端
子部分に電気的に接続するように構成される。
【0003】一方、発熱量が比較的多い半導体素子3を
搭載する半導体装置1では、このセラミック基板2をヒ
ートシンク7に積層するのが一般的である。このセラミ
ック基板2のヒートシンク7への積層は、複数の半導体
素子3をセラミック基板2とともに一体的にモールドし
たものをねじ8により機械的に積層するものや、図示し
ないが、表面にニッケルメッキが施された銅により形成
されたヒートシンクに、セラミック基板下面に接着され
たCu箔をはんだ付けすることによりセラミック基板を
ヒートシンクに積層すること等が知られている。このよ
うにヒートシンク7にセラミック基板2を接着した半導
体装置1では、半導体素子3が発した熱が回路パターン
2a、セラミック基板2及びヒートシンク7を介して外
部に放散されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、セラミック基
板2の上面に形成された所定の回路パターン2aに半導
体素子3を並列に搭載する従来の半導体装置1では、半
導体素子3の数によりセラミック基板2の大きさが定め
られ、比較的多くの半導体素子3が搭載される半導体装
置1では比較的広い面積を有するセラミック基板2を用
いる必要があり、半導体装置1の設置面積が拡大する不
具合がある。この不具合を解消するために、複数の半導
体素子3を積み上げて半導体装置1の設置面積を縮小す
ることも考えられるが、半導体素子3の発熱量が比較的
多い場合には、積み上げられた半導体素子3から発する
熱の放散が妨げられる問題点がある。本発明の目的は、
熱を有効に放散しつつ半導体素子の実装密度を向上させ
て設置面積を縮小し得る半導体装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1に示すように、複数の半導体素子11a,11bが
積層された半導体装置である。その特徴ある点は、最下
位の半導体素子11aが主ヒートシンク12の上面に接
着されたパワーモジュール用基板13の回路パターン1
3aに積層され、最下位の半導体素子11a以外の他の
半導体素子11bが最下位の半導体素子11aにそれぞ
れ補助ヒートシンク16を介して順次積層されたところ
にある。この請求項1に係る半導体装置10では、半導
体素子11a,11bから発せられた熱が主ヒートシン
ク12又は補助ヒートシンク16から外部に放散され
る。この結果、複数の半導体素子11a,11bを積層
しても、積み上げられた半導体素子11a,11bが発
する熱の放散は妨げられない。
【0006】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、補助ヒートシンク16の下面に下位の半導
体素子11aの端子部分に搭載する電極用基板17が接
着され、補助ヒートシンク16の上面に上位の半導体素
子11bを搭載する絶縁性基板18が接着された半導体
装置である。この請求項2に係る発明では、下位の半導
体素子11aと、補助ヒートシンク16と、その上位の
半導体素子11bの積層がはんだ付により行うことがで
き、その積層が比較的容易になる。請求項3に係る発明
は、請求項2に係る発明であって、最上位の半導体素子
11bの端子部分に電極用基板17が搭載された半導体
装置である。この請求項3に係る発明では、電極用基板
17を介して最上位の半導体素子11bの端子部分を配
線することにより、その配線の自由度が向上する。請求
項4に係る発明は、請求項3に係る発明であって、最上
段の半導体素子11bに搭載された電極用基板17に補
助ヒートシンク16が搭載された半導体装置である。こ
の請求項4に係る発明では、最上位の半導体素子11b
が比較的多くの熱を発するものであっても、その熱を有
効に外部に放散することができる。
【0007】請求項5に係る発明は、請求項2ないし4
いずれかに係る発明であって、電極用基板17は両面に
Al板17a,17bが積層接着されたAlN又はSi
34であり、端子21が内周面に設けられた枠部材19
が補助ヒートシンク16及び複数の半導体素子11a,
11bを包囲するように主ヒートシンク12の上面に取
付けられ、複数の半導体素子11a,11bのそれぞれ
の端子部分が端子部分に接触するAl板17aを介して
直接又は接続部材22により端子21に接続された半導
体装置である。この請求項5に係る発明では、電極用基
板17を介して最上位の半導体素子11bの端子部分を
端子21配線することにより、その配線の自由度が向上
するとともにその配線自体が比較的容易になり、放熱特
性を向上させることができる。ここで、接続部材22に
は導電性のあるワイヤ又は平板若しくは箔が挙げられ
る。請求項6に係る発明は、請求項2ないし5いずれか
に係る発明であって、主ヒートシンク12及び補助ヒー
トシンク16のいずれか一方又は双方が冷却水を内部に
循環可能に構成された水冷式ヒートシンクである半導体
装置である。この請求項6に係る発明では、主ヒートシ
ンク12又は補助ヒートシンク16又はその双方を水冷
式ヒートシンクで構成することにより半導体素子11
a,11bが発する熱を効果的にかつ効率的に外部に放
散することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1に示すように、本発明の
半導体装置10は、複数の半導体素子11a,11bが
積層されたものであって、最下位の半導体素子11aは
主ヒートシンク12の上面に接着されたパワーモジュー
ル用基板13の回路パターン13aに積層される。回路
パターン13aはパワーモジュール用基板13の両面に
接着された金属箔のうちの、上面側の金属箔をエッチン
グ加工することにより作られる。パワーモジュール用基
板13への金属箔の接着は、金属箔がCuであってパワ
ーモジュール用基板13がAl23又はAlN若しくは
Si34により形成される場合には活性金属法により行
われる。金属箔がAlであってパワーモジュール用基板
13がAl23又はAlN若しくはSi34により形成
される場合には、ろう材を介して積層接着される。この
パワーモジュール用基板13に接着された上側の金属箔
をエッチング加工することにより作られた回路パターン
13aには、最下位の半導体素子11aがはんだにより
搭載される。
【0009】一方、主ヒートシンク12は冷却水12a
を内部に循環可能に構成された水冷式ヒートシンクであ
って、Al,Cu又はAlSiC若しくはCu−Moに
より構成される。この主ヒートシンク12の表面にはN
iめっきが施され、パワーモジュール用基板13の下面
に接着された金属箔13bをこの主ヒートシンク12に
はんだ付することにより、パワーモジュール用基板13
は主ヒートシンク12の表面に接着される。この主ヒー
トシンク12にはドリル等の加工工具を用いた機械加工
により、後述する枠部材19を取付けるための雌ねじ孔
12bがパワーモジュール用基板13を挟むようにそれ
ぞれ形成される。なお、パワーモジュール用基板13の
主ヒートシンク12への接着は、図2に示すように、ね
じ止めにより行ってもよい。図2ではAl,Cu又はA
lSiC若しくはCu−Moにより構成されかつ表面に
Niめっきが施されたパワーモジュール用基板13に最
下位の半導体素子11aがはんだ付され、この半導体素
子11aがはんだ付けされたパワーモジュール用基板1
3を図示しない放熱用のグリースを介在させて主ヒート
シンク12にねじ止めしたものである。
【0010】図1に戻って、最下位の半導体素子11a
以外の他の半導体素子11bは、その最下位の半導体素
子11aに補助ヒートシンク16を介して順次積層され
る。補助ヒートシンク16の下面には下位の半導体素子
11aの端子部分に搭載する電極用基板17が接着さ
れ、補助ヒートシンク16の上面には上位の半導体素子
11bを搭載する絶縁性基板18が接着される。電極用
基板17及び絶縁性基板18は両面にAl板17a,1
7b,18a,18bがそれぞれ積層接着されたAlN
又はSi34であり、下位の半導体素子11aに対向す
る電極用基板17のAl板17aは、その半導体素子1
1aの端子部分に接続するように積層接着される。
【0011】電極用基板17及び絶縁性基板18の両面
に接着されたAl板17a,17b,18a,18b
は、この実施の形態ではAl純度が99.98重量%以
上であって、融点が660℃のものが使用される。Al
板17a,17b,18a,18bはこのAl板より融
点が低いAl−Si系ろう材を介して電極用基板17及
び絶縁性基板18にそれぞれ積層接着される。即ち、A
l−Si系ろう材は84〜97重量%のAlと3〜1
3.5重量%のSiを含み、このろう材の溶解温度範囲
は577〜620℃である。積層接着は電極用基板17
及び絶縁性基板18とAl板17a,17b,18a,
18bとの間にろう材であるAl−Siろう材の箔を挟
んだ状態でこれらに荷重0.5〜2kgf/cm2を加
え、真空中で600〜650℃に加熱することにより行
われる。
【0012】下位の半導体素子11aに対向する電極用
基板17のAl板17aは、ハーフエッチングされ、下
位の半導体素子11aの端子部分に接続する複数の突起
17cが形成される。図示しないが、ハーフエッチング
は半導体素子11aの端子部分に相応するようにAl板
17aにレジスト膜でマスキングを行い、この状態でA
l板17aをエッチング液に浸漬してマスキングされて
いない部分におけるAl板17aの表面を貫通しない程
度にエッチング除去することにより行われる。その後レ
ジスト膜を除去することによりそのレジスト膜により覆
われていた部分が他のエッチングされた部分から突出し
てマスキングした部分の数だけ複数の突起17cが形成
される。
【0013】一方、補助ヒートシンク16は冷却水を内
部に循環可能に構成された主ヒートシンク12より小型
の水冷式ヒートシンクであって、Al,Cu又はAlS
iC若しくはCu−Moにより構成される。この補助ヒ
ートシンク16の表面にはNiめっきが施され、電極用
基板17の上面に接着されたAl板17bを下面に、絶
縁性基板18の下面に接着されたAl板18aを上面に
それぞれはんだにより接着することにより、補助ヒート
シンク16の下面には下位の半導体素子11aの端子部
分に搭載する電極用基板17が接着され、補助ヒートシ
ンク16の上面には上位の半導体素子11bを搭載する
絶縁性基板18が接着される。なお、電極用基板17及
び絶縁性基板18の補助ヒートシンク16への接着は、
図2に示すように、ねじ止めにより行ってもよい。図2
ではAl,Cu又はAlSiC若しくはCu−Moによ
り構成された補助ヒートシンク16に貫通した雌ねじ孔
16a、16aが形成され、電極用基板17を下面に及
び絶縁性基板18を上面にそれぞれ図示しない放熱用の
グリースを介在させて積層させ、この状態で雄ねじ24
をその雌ねじ孔16aにそれぞれ螺合させることにより
ねじ止めしたものである。
【0014】図1に戻って、他の半導体素子11bの積
層はこの補助ヒートシンク16を介して行われ、下位の
半導体素子11aの端子部分に複数の突起17cを対向
させた状態で電極用基板17下面のAl板17aをその
半導体素子11aの上面にはんだ又は接着剤で接着し、
絶縁性基板18上面のAl板18bに上位の半導体素子
11bの下面をはんだ又は接着剤で接着することによ
り、他の半導体素子11bは最下位の半導体素子11a
に補助ヒートシンク16を介して順次積層される。この
図1に示す実施の形態では2個の半導体素子11a,1
1bを積層する場合を示し、最上位の半導体素子11b
の端子部分にも電極用基板17が同様にして搭載され、
この電極用基板17には補助ヒートシンク16が同様に
して更に搭載される。
【0015】主ヒートシンク12の表面には半導体素子
11a、11bを包囲するように枠部材19が取付けら
れる。この枠部材19は絶縁材料からなる樹脂成型品で
あって、パワーモジュール用基板13とともに複数の半
導体素子11a、11bを包囲する包囲部19aと、主
ヒートシンク12の表面に接着されるフランジ部19b
とを有する。フランジ部19bには、主ヒートシンク1
2の雌ねじ孔12bに連通する連通孔19cが形成さ
れ、包囲部19aの内周面には複数の端子21,21が
設けられる。なお、枠部材19の取付けは、包囲部19
aで複数の半導体素子11a、11bを包囲させた状態
で、連通孔19cを介して主ヒートシンク12の雌ねじ
孔12bに雄ねじ23を螺合することにより行われる。
なお、図示しないが枠部材19は主ヒートシンク12に
接着してもよく、図2に示すように、枠部材19をパワ
ーモジュール用基板13に接着し、そのパワーモジュー
ル用基板13を主ヒートシンク12にねじ止めしてもよ
い。
【0016】最下位の半導体素子11aの端子部分に接
触するAl板17aは電極用基板17から端子21に向
って側方に突出するようにその電極用基板17に接着さ
れ、最上位の半導体素子11bの端子部分に接触するA
l板17aの端子21に対応する側部には、接続部材2
2,22であるAlからなるワイヤ又は平板の一端が予
め超音波により接合される。一方、接続部材22,22
の他端は枠部材19の内周面に設けられた端子21,2
1にそれぞれ接続され、これにより半導体素子11a,
11bの図示しない端子部分はAl板17aを介して直
接又は接続部材22,22により端子21,21にそれ
ぞれ接続される。
【0017】このように構成された半導体装置10で
は、半導体素子11a,11bから発せられた熱はパワ
ーモジュール用基板13又は絶縁性基板18若しくは電
極用基板17を介して主ヒートシンク12又は補助ヒー
トシンク16から外部に放散される。また、接続部材2
2,22が比較的太い場合には端子部分からAl板17
aに伝導した熱の一部がこの接続部材22,22を介し
て端子21,21に伝導し、この端子21,21から外
部に放散される。また、このように構成された半導体装
置10では、複数の半導体素子11a,11bを積層す
るため、複数の半導体素子を並列に搭載した従来の半導
体装置に比較して半導体素子11a,11bの実装密度
を高めるとともに、半導体装置10の設置面積を従来よ
り大幅に縮小することができる。
【0018】なお、上述した実施の形態では2個の半導
体素子11a,11bを積層した半導体装置10を示し
たが、図5に示す概念図のように半導体装置10は半導
体素子11a,11b,11cを3個積層したものであ
ってもよく、図示しないが4個、5個、又は6個以上積
層したものであってもよい。また、上述した実施の形態
では、最上位の半導体素子11bの端子部分に電極用基
板17を搭載し、その電極用基板17に補助ヒートシン
ク16を更に搭載した半導体装置10を示したが、半導
体素子11a,11bが発する熱を放散し得る限り、図
3に示すように、最上位の半導体素子11bに何ら搭載
することなく最上位の半導体素子の端子部分を枠部材に
設けられた端子21,21に接続部材22,22により
直接接続してもよく、図4に示すように、電極用基板1
7のみをその最上位の半導体素子11bに搭載してもよ
い。電極用基板17のみを最上位の半導体素子11bに
搭載した場合には、電極用基板17を搭載することなく
端子部分を端子21,21に接続部材22,22で直接
接続する場合に比較して配線の自由度が向上しかつその
接続自体が容易になり、放熱特性も向上させることがで
きる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、最
下位の半導体素子を主ヒートシンクの上面に接着された
パワーモジュール用基板の回路パターンに積層し、最下
位の半導体素子以外の他の半導体素子を最下位の半導体
素子にそれぞれ補助ヒートシンクを介して順次積層した
ので、それぞれの半導体素子から発せられた熱は主ヒー
トシンク又は補助ヒートシンクから外部に放散される。
この結果、複数の半導体素子を積層しても、積み上げら
れた半導体素子が発する熱の放散が妨げられることはな
く、熱を有効に放散しつつ半導体素子の実装密度を向上
させることができる。
【0020】また、補助ヒートシンクの下面に下位の半
導体素子の端子部分に搭載する電極用基板を接着し、補
助ヒートシンクの上面に上位の半導体素子を搭載する絶
縁性基板を接着すれば、複数の半導体素子と補助ヒート
シンクの積層が比較的容易になり、最上位の半導体素子
の端子部分に電極用基板を搭載すれば、電極用基板を介
して最上位の半導体素子の端子部分を配線することが可
能になり、その配線の自由度が向上する。また、この電
極用基板に補助ヒートシンクを更に搭載すれば、最上位
の半導体素子が比較的多くの熱を発するものであって
も、その熱を有効に外部に放散することができる。更
に、電極用基板として両面にAl板が積層接着されたA
lN又はSi34を使用し、端子が内周面に設けられた
枠部材を主ヒートシンクの上面に取付け、複数の半導体
素子のそれぞれの端子部分をそのAl板を介して直接又
は接続部材によりその端子に接続すれば、その配線の自
由度が向上しかつ容易になる。また、主ヒートシンク及
び補助ヒートシンクを水冷式ヒートシンクにすれば、半
導体素子が発する熱を効果的にかつ効率的に外部に放散
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の縦断面図。
【図2】ねじ止めを併用した本発明の半導体装置の縦断
面図。
【図3】本発明の別の半導体装置の縦断面図。
【図4】本発明の更に別の半導体装置の縦断面図。
【図5】3個の半導体素子を積層した半導体装置の概念
図。
【図6】従来例の半導体装置の縦断面図。
【符号の説明】
10 半導体装置 11a,11b 半導体素子 12 主ヒートシンク 13 パワーモジュール用基板 13a 回路パターン 16 補助ヒートシンク 17 電極用基板 17a,17b Al板 18 絶縁性基板 19 枠部材 21 端子 22 平板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/40 H01L 23/36 D // H01L 23/12 23/12 J (72)発明者 島村 正一 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 5F036 AA01 BA10 BA23 BB01 BB21 BC03 BC05 BD01 BD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体素子(11a,11b)が積層され
    た半導体装置(10)であって、 最下位の半導体素子(11a)が主ヒートシンク(12)の上面
    に接着されたパワーモジュール用基板(13)の回路パター
    ン(13a)に積層され、 前記最下位の半導体素子(11a)以外の他の半導体素子(11
    b)が前記最下位の半導体素子(11a)にそれぞれ補助ヒー
    トシンク(16)を介して順次積層されたことを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 補助ヒートシンク(16)の下面に下位の半
    導体素子(11a)の端子部分に搭載する電極用基板(17)が
    接着され、前記補助ヒートシンク(16)の上面に上位の半
    導体素子(11b)を搭載する絶縁性基板(18)が接着された
    請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 最上位の半導体素子(11b)の端子部分に
    電極用基板(17)が搭載された請求項2記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 最上段の半導体素子(11b)に搭載された
    電極用基板(17)に補助ヒートシンク(16)が搭載された請
    求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 電極用基板(17)は両面にAl板(17a,17
    b)が積層接着されたAlN又はSi34であり、端子(2
    1)が内周面に設けられた枠部材(19)が補助ヒートシンク
    及(16)び複数の半導体素子(11a,11b)を包囲するように
    主ヒートシンク(12)の上面に取付けられ、前記複数の半
    導体素子(11a,11b)のそれぞれの端子部分が前記端子部
    分に接触する前記Al板(17a)を介して直接又は接続部
    材(22)により前記端子(21)に接続された請求項2ないし
    4いずれか記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 主ヒートシンク(12)及び補助ヒートシン
    ク(16)のいずれか一方又は双方が冷却水を内部に循環可
    能に構成された水冷式ヒートシンクである請求項1ない
    し5いずれか記載の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018207747A (ja) * 2017-06-09 2018-12-27 新電元工業株式会社 電源装置
WO2023249000A1 (ja) * 2022-06-23 2023-12-28 ニデック株式会社 半導体モジュール

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