JP2001242669A - 画像形成装置のフレーム構造 - Google Patents

画像形成装置のフレーム構造

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JP2001242669A
JP2001242669A JP2000052413A JP2000052413A JP2001242669A JP 2001242669 A JP2001242669 A JP 2001242669A JP 2000052413 A JP2000052413 A JP 2000052413A JP 2000052413 A JP2000052413 A JP 2000052413A JP 2001242669 A JP2001242669 A JP 2001242669A
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JP
Japan
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frame structure
image forming
forming apparatus
side plates
fastened
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JP2000052413A
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English (en)
Inventor
Osamu Yoshioka
理 吉岡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量を増加することなく、軽量で高剛性の画
像形成装置のフレーム構造を提供する。 【解決手段】 底板3の左右両端部に垂直方向に一体的
に締結された左右の側板5L、5Rの上端部および前後
両端部を直角に折り曲げて形成したフランジ部7U、7
F、7Bに断面コ字状の支持部材11を締結して補強
し、左右の側板5L、5Rを連結部材15により連結し
てフレーム構造1を一体化する。連結部材15では、取
付部17により各側板5L、5Rにネジ13により締結
されている支持部材11U、11F、11B同士を締結
し、連結部19により左右の側板5L、5Rを連結す
る。フレーム構造1における隅角部では、フランジ部7
U、7F、7Bが切りかかれて支持部材11U、11F、
11Bが露出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像形成装置を
保持するための画像形成装置のフレーム構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置に用いられるフ
レームには剛性が要求されている。すなわち、フレーム
の剛性が不十分であると、振動により画像品質が低下し
たり、騒音を発生したりするためである。また、設置面
が平坦でないと、フレーム全体がゆがんで画像の直角性
不良を発生して画像品質の低下を招くためである。この
ため、画像形成装置のフレーム構造としては、底板に側
板を立てて締結し、側板間をステー部材で締結して剛性
を確保するものがあるが、このような構造では十分な剛
性が得られなかった。そこで、例えば特開平11−17
7254号公報に示されているように、底板と側板とで
角パイプ構造を形成することにより、フレームの剛性を
高めることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、角パイプを形成している底板
と側板との境界部の剛性は高まるが、底板と側板との境
界部以外の側板端部の剛性が上がらず、フレーム構造全
体の剛性を十分に高められないというという問題があ
る。また、角パイプ部の剛性を高めようとすると、面積
の大きな底板と側板の板厚を上げねばならず、フレーム
構造全体の重量が増加するという問題もある。
【0004】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、重量を増加
することなく、軽量で高剛性の画像形成装置のフレーム
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、 矩形状の底板の左右
又は前後両端部に側板を垂直方向に一体的に締結し、内
部に画像形成装置を保持する画像形成装置のフレーム構
造であって、 側板の上端部および前後又は左右両端部
を直角に折り曲げてフランジ部を設け、このフランジ部
の長手方向に沿って断面コ字状の支持部材を締結すると
共に、左右の側板を連結する連結部材を設ける画像形成
装置のフレーム構造である。従って、底板の左右両端部
に垂直方向に一体的に締結された左右の側板の上端部お
よび前後又は左右両端部を直角に折り曲げて形成したフ
ランジ部に、断面コ字状の支持部材を締結して側板の端
部を補強し、左右の側板を連結部材により連結してフレ
ーム構造全体を一体化する。請求項2に記載の発明は、
前記連結部材が、 各側板に設けられている支持部材
同士を締結する取付部と、 左右の側板に設けられた支
持部材同士を連結する連結部と、 を備える請求項1に
記載の画像形成装置のフレーム構造である。従って、連
結部材の取付部により各側板に設けられている支持部材
の端部同士を締結し、連結部材の連結部により左右の側
板を支持部材を介して連結する。請求項3に記載の発明
は、 前記フランジ部が、 フレーム構造における隅角
部において切り欠かれている請求項1または2に記載の
画像形成装置のフレーム構造である。従って、フレーム
構造における隅角部では、フランジ部が切りかかれて支
持部材が露出している。請求項4に記載の発明は、 前
記支持部材が、 フランジ部にネジにより締結されてい
る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置の
フレーム構造である。従って、支持部材は、ネジにより
フランジ部に締結されている。請求項5に記載の発明
は、 前記支持部材が、フランジ部に溶接により締結さ
れている請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成
装置のフレーム構造である。従って、支持部材は、溶接
によりフランジ部に締結されている。請求項6に記載の
発明は、 前記支持部材が、フランジ部に接着剤により
締結されている請求項1ないし3のいずれかに記載の画
像形成装置のフレーム構造である。従って、支持部材
は、接着剤によりフランジ部に締結されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1には、この発明に係
る画像形成装置のフレーム構造1の全体が示されてい
る。図1を参照するに、このフレーム構造1において
は、矩形平板状の底板3の左右両側(図1中左右両側)
端部付近に側板5L、5Rを垂直に立てて底板3に締結
している。図1に図2を併せて参照するに、側板5L、
5Rの上端部および前後(図1中前後)端部の3辺は、
直角に折り曲げられてフランジ部7U、7F、7Bが形成
されており、各フランジ部7U、7F、7Bを左右方向外
向きにした状態で、側板5L、5Rが底板3に締結され
ている。なお、図3に示されているように、フレーム構
造1の上側の隅角部に位置するフランジ部7U、7F、7
Bには、切欠き9が設けられている。
【0007】各フランジ部7U、7F、7Bの内側面先端
部には、断面コ字状の支持部材11U、11F、11Bが
ネジ13により長手方向に全長にわたって取り付けられ
ていて、全体としてパイプ形状を構成している。また、
左右の側板5L、5Rの隅角部には支持部材11U、1
1F、11Bが露出しており、連結部材の一例としての
アングル状のステー15が取り付けられている。このス
テー15の両端部には取付部17が設けられており、こ
の取付部17により支持部材11Uと支持部材11Fま
たは支持部材11Bの端部をネジ13により締結すると
同時に、左右の支持部材11U、11F、11Bを介して
側板5L、5Rを連結している。
【0008】以上の結果から、側板5L、5Rを直角に
曲げたフランジ部7U、7F、7Bに締結された断面コ字
状の支持部材11U、11F、11Bは、底板3と側板5
L、5Rを組み合わせた梁として機能するので、底板3
や側板5L、5Rの板厚および重量を上げることなく、
側板5L、5R端部の剛性を上げて高剛性の側板ユニッ
トを形成することができる。また、左右の側板5L、5
Rに取り付けられた支持部材11U、11F、11B同士
をステー15により連結しているので、全体として高剛
性のフレーム構造1を形成することができる。これに伴
い、画像機器を確実に保持して、振動によりフレーム構
造1が変形して画像品質が低下したり、騒音を発生した
りするのを防止すると共に、フレーム構造1全体がゆが
んで画像の直角性不良を発生するのを防止して、画像品
質の向上を図ることができる。また、上記フレーム構造
1の底板3の四隅のうち3点を拘束して、他の1点に荷
重を載荷した時の載荷点の変位を有限要素法(FEM)
により解析すると、変位量は支持部材11U、11F、1
1Bを締結しない従来のフレーム構造と比較して、約1
/30に抑えられ、剛性が飛躍的に高められたことが分
かった。
【0009】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の実施の形態においては、支持部材11U、11F、11
Bを側板5L、5Rのフランジ部7U、7F、7Bにネ
ジ13を用いて締結したが、この他、図3に示されてい
るように、支持部材11Bを側板5Lにレーザ溶接で締
結することもできる。あるいは、支持部材11Bを側板
5Lに接着剤で締結することもできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる画像形成装置のフレーム構造では、底板の左右両端
部に垂直方向に一体的に締結された左右の側板の上端部
および前後又は左右両端部を直角に折り曲げて形成した
フランジ部に、断面コ字状の支持部材を締結して側板の
端部を補強し、左右の側板を連結部材により連結してフ
レーム構造全体を一体化するので、全体として高剛性の
フレーム構造を構成することができる。これにより、フ
レーム構造の内部に画像機器を確実に保持することがで
き、振動によりフレーム構造が変形して画像品質が低下
したり、騒音を発生したりするのを防止すると共に、フ
レーム構造全体がゆがんで画像の直角性不良を発生する
のを防止して、画像品質の向上を図ることができる。請
求項2の発明による画像形成装置のフレーム構造では、
連結部材の取付部により各側板に設けられている支持部
材の端部同士を締結すると共に、連結部材の連結部によ
り左右の側板を支持部材を介して連結するので、フレー
ム構造全体を一体化することができる。請求項3の発明
による画像形成装置のフレーム構造では、フレーム構造
における隅角部では、フランジ部が切りかかれて支持部
材が露出しているので、連結部材により支持部材を直接
連結することができる。請求項4の発明による画像形成
装置のフレーム構造では、支持部材は、ネジによりフラ
ンジ部に締結されているので、フランジ部を補強するこ
とができると共に、支持部材を取り外すこともできる。
請求項5の発明による画像形成装置のフレーム構造で
は、支持部材は、溶接によりフランジ部に締結されてい
るので、フランジ部を補強することができる。請求項6
の発明による画像形成装置のフレーム構造では、支持部
材は、接着剤によりフランジ部に締結されているので、
フランジ部を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像形成装置のフレーム構造の
全体を示す斜視図である。
【図2】図1中II−II位置の断面図である。
【図3】側板の形状を示す斜視図である。
【図4】別の実施の形態における図2相当の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フレーム構造 3 底板 5L、5R 側板 7U、7F、7B フランジ部 11U、11F、11B 支持部材 13 ネジ 15 ステー(連結部材) 17 取付部 19 連結部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/18 H05K 7/18 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の底板の左右又は前後両端部に側
    板を垂直方向に一体的に締結し、内部に画像形成装置を
    保持する画像形成装置のフレーム構造であって、 側板の上端部および前後又は左右両端部を直角に折り曲
    げてフランジ部を設け、このフランジ部の長手方向に沿
    って断面コ字状の支持部材を締結すると共に、左右の側
    板を連結する連結部材を設けることを特徴とする画像形
    成装置のフレーム構造。
  2. 【請求項2】 前記連結部材が、 各側板に設けられている支持部材同士を締結する取付部
    と、 左右の側板に設けられた支持部材同士を連結する連結部
    と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置のフレーム構造。
  3. 【請求項3】 前記フランジ部が、 フレーム構造における隅角部において切り欠かれている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装
    置のフレーム構造。
  4. 【請求項4】 前記支持部材が、 フランジ部にネジにより締結されていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置の
    フレーム構造。
  5. 【請求項5】 前記支持部材が、 フランジ部に溶接により締結されていることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置の
    フレーム構造。
  6. 【請求項6】 前記支持部材が、 フランジ部に接着剤により締結されていることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置
    のフレーム構造。
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