JP2001239938A - 電動台車 - Google Patents

電動台車

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JP2001239938A
JP2001239938A JP2000279978A JP2000279978A JP2001239938A JP 2001239938 A JP2001239938 A JP 2001239938A JP 2000279978 A JP2000279978 A JP 2000279978A JP 2000279978 A JP2000279978 A JP 2000279978A JP 2001239938 A JP2001239938 A JP 2001239938A
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electric
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back pipe
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JP2000279978A
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Takashi Asawa
貴 浅和
Hirokazu Tsuji
廣和 辻
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Nabco Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリが着脱容易、かつ、操作の邪魔にな
らない電動台車を提供する。 【解決手段】 車体後方の側面に設けられるバックパイ
プ4にバッテリラック10を取り付け、バックパイプ4
に沿ってバッテリ11を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリを搭載し
た電動台車に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、特開平7−33026号公報に掲載された搬送用台
車においては、バッテリが車体の下面に配置されてい
る。このようなバッテリの配置は、操作の妨げにならな
い点では好適であるが、充電や取換え等の際、車体から
の取外しが面倒である。一方、特開平9−109894
号公報に掲載された電動運搬車におけるバッテリは、車
体後方の中央部に、ハンドルから吊り下げられるように
して設けられている。この場合のバッテリは、取外しが
容易である点で好適であるが、通常の操作では操作者の
身体が触れやすい位置にあるため、操作の邪魔になる。
【0003】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、バッテリが着脱容易、かつ、操作の邪魔にならない
電動台車を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、バッテリを搭
載した電動台車において、前記バッテリが、車体後方の
側面に立設されたフレームに沿って取り付けられている
ことを特徴とするものである(請求項1)。上記のよう
に構成された電動台車におけるバッテリは、通常の操作
時における操作者の身体を避けた位置に配置されてい
る。また、着脱時には操作者の手が容易に届く位置に配
置されている。従って、バッテリが操作の邪魔になら
ず、しかも、バッテリの着脱が容易である。
【0005】また、上記電動台車(請求項1)におい
て、バッテリの下面に端子部を設けてもよい(請求項
2)。この場合、バッテリの自重により、バッテリの端
子部は、車体側の端子部に押し付けられる。
【0006】また、上記電動台車(請求項2)におい
て、バッテリは傾斜して取り付けられていることが好ま
しい(請求項3)。この場合、バッテリの下面も斜めに
なるので、当該下面と車体との隙間に入り込んだ雨水等
が自然に流れ出る。
【0007】また、上記電動台車(請求項2又は3)に
おいて、バッテリの下部を受け止めるとともに車体に係
止する支持部材と、前記バッテリの上部を車体に固定す
る固定部材とを備えてもよい(請求項4)。この場合、
バッテリを支持部材に載せて上部のみを固定部材により
固定すれば、バッテリは上下各部において車体に保持さ
れる。また、上部における固定を外すだけでバッテリの
取り外しが可能になる。
【0008】また、上記電動台車(請求項1〜4)にお
いて、バッテリには縦溝状に凹部が形成され、この凹部
に係合させるガイド棒がフレームに沿って設けられてい
てもよい(請求項5)。この場合、凹部とガイド棒とを
合わせることにより、バッテリは所定位置に位置決めさ
れる。
【0009】また、上記電動台車(請求項5)におい
て、ガイド棒はパイプであり、この中に電線を引き通し
て配線された電源スイッチが当該ガイド棒より上方に設
けられてもよい(請求項6)。この場合、電源スイッチ
の配線がほとんど露出しない。また、電源スイッチはガ
イド棒より上方にあるため、操作しやすい。
【0010】また、上記電動台車(請求項1)におい
て、フレームの上方から車体後方に傾斜したハンドルが
設けられてもよい(請求項7)。この場合、ハンドルの
操作部が車体後方に引き出されるので、操作スペースの
確保が容易になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3は、それぞ
れ、本発明の第1の実施形態による電動台車の側面図、
背面図及び平面図である。当該電動台車は、例えば乳酸
生菌飲料の運搬車として用いられるものである。図2及
び図3を参照した図1において、車体1は、金属製のパ
イプ、平板等を溶接、締結若しくは嵌合して構成されて
おり、主として、フレームベース2と、このフレームベ
ース2の後部の車体左右両側面に取付部材3を介して立
設された角パイプからなるバックパイプ4と、このバッ
クパイプ4とフレームベース2とを接続する車体左右の
サイドフレーム5と、バックパイプ4に接続され、バッ
クパイプ4の上端から車体後方に傾斜して設けられたハ
ンドル6とを備えている。フレームベース2の前端部の
左右にはキャスタ7が取り付けられ、後方側の左右には
駆動輪8が取り付けられている。駆動輪8を駆動する駆
動部の一部及び、これを制御する制御部は、フレームベ
ース2の下面に取り付けられた制御部ケース9(図2)
内に収容されている。右側のバックパイプ4には、バッ
テリラック10が取り付けられている。このバッテリラ
ック10には、バッテリ11が、バックパイプ4に沿っ
て縦向きに取り付けられる。また、右側のバックパイプ
4の上部背面側には、トグル型のスイッチ(電源スイッ
チ)15が設けられている。このスイッチ15を操作す
ることにより、電動アシスト機能のオン・オフが行われ
るようになっている。上記バッテリラック10及び左側
のバックパイプ4にはそれぞれ、車体を折り畳んで立て
るときの支えとなるスタンド16及び17が溶接されて
いる。
【0012】上記ハンドル6は、バックパイプ4に接続
される操作レバー61と、左右の操作レバー61を接続
する水平な操作部62とにより構成されている。この操
作部62のグリップ位置から操作レバー61の上端部に
かけて、スポンジ又はゴム状の材料からなるカバー部材
621が被せられている。ハンドル6は、バックパイプ
4に設けられたピン18を中心として車体前後方向へわ
ずかに揺動できるように保持されている。この揺動によ
り、左右のバックパイプ4の内側にそれぞれ設けられた
ポテンショメータ19(図2)が駆動されるように構成
されており、操作部62の左右のグリップ位置に付与さ
れた操作力に応じて、ポテンショメータ19の抵抗値が
変化する。制御部ケース9内の制御部はこれを受けて、
左右の駆動部に、操作力に対応した電動アシスト力を発
生させる。
【0013】また、操作部62の左右のグリップ位置に
はブレーキレバー12が取り付けられており、これを操
作することにより、ブレーキワイヤ13(図2)を介し
て、駆動輪8の内側(車体幅方向における内側)に取り
付けられたブレーキ装置14(図1)を作動させること
ができる。また、駐車ブレーキレバー30と2本のブレ
ーキロッド31(図3)とからなる駐車ブレーキも装備
されている。駐車ブレーキレバー30を、図2における
水平右方向に操作することにより、ブレーキロッド31
の先端が駆動輪8のリム8a(図1)の間に挿通され
て、駐車ブレーキがかかる。
【0014】次に、バッテリ11の取付構造について詳
細に説明する。図4はバッテリ11の取付構造を示す縦
断面図、図5はバッテリ11を取り外した状態を示す縦
断面図、図6は、バッテリ11の上部における取付構造
を示す横断面図である。なお、バッテリ11は単位セル
を積層した内部構造を有しており、その断面は一様では
ないが、簡略化して斜線を付している。図4において、
バッテリ11は縦長の形状であり、車体前方側の中央部
に縦溝状の凹部11a(図6参照)が形成されている。
バッテリ11の上部には、着脱用のとって11bが設け
られている。
【0015】バッテリラック10の下部は、ねじ100
によりバックパイプ4に取り付けられる支持部材101
と、この支持部材101に対して垂直に溶接されたガイ
ド棒(パイプ)102とにより構成されている。支持部
材101の上面はやや傾斜しており、従って、ガイド棒
102も傾斜している。ガイド棒102は、バッテリ1
1の凹部11aに収まる寸法に設計されており、凹部1
1aとの係合(接触)によりバッテリ11を案内する。
また、支持部材101の上面には端子台103が取り付
けられている。
【0016】図7の(a)及び(b)はそれぞれ、支持
部材101を単体で見た平面図及び背面図である。この
支持部材101は、鋼板を袋状に折り曲げ加工したもの
である。図4又は図7において、支持部材101の上面
には、ガイド棒102と連通させるための孔101a
と、バッテリ11の下端に設けられた突起部11cを挿
通させる位置決め用の矩形の孔101bと、端子台10
3取付用の各一対の孔101c及び101dとが設けら
れている。端子台103は、絶縁物に2本の電極棒10
4を貫通させた成型品であり、上記孔101c及び10
1dを用いて取り付けられる。この電極棒104は、車
体側の端子部となる。
【0017】図4において、上記電極棒104には、電
線(被覆電線)105,106が接続され、電線106
はガイド棒102の内部を通って、スイッチ15の一方
の端子に接続されている。また、スイッチ15の他方の
端子に接続された電線107は、ガイド棒102の内部
を通って下方へ引き出され、電線105と共に、制御部
ケース9(図2)内の制御部に接続されている。このよ
うに、ガイド棒102を電線管代わりに使用することに
より、配線が露出しない。従って、配線が、操作やバッ
テリ11の装着の妨げになることはない。また、スイッ
チ15はガイド棒102より上方にあるため、ガイド棒
102やバッテリ11が、スイッチ操作の妨げになるこ
ともなく、操作性を確保することができる。なお、スイ
ッチ15は、ガイド棒102の上端部に溶接された取付
金具114に取り付けられている。
【0018】一方、バッテリラック10の上部は、図6
に示すように、ガイド棒102に溶接された一対の支持
部材108と、これにボルト109等により固定され、
かつ、ねじ110によりバックパイプ4に取り付けられ
たチャンネル形状の背板111と、背板111の両側面
に設けられたベルト通し孔111aに取り付けられたベ
ルト(固定部材)112とにより構成されている。ベル
ト112は、着脱自在のコネクタ113を介してバッテ
リ11を縛っている。
【0019】上記のようなバッテリの取付構造におい
て、バッテリ11を取り付けるには、まず、バッテリ1
1の凹部11aをガイド棒102に被せるように沿わせ
て概ね位置決めしながら降ろし、突起部11cを支持部
材101の孔101bに挿入する。これにより、バッテ
リ11は正確に位置決めされるとともに、電極棒104
がバッテリ11内に挿入され、バッテリ11の下面より
内奥部にある端子部11dが電極棒104と電気的に接
続される。この状態で既にバッテリ11は、支持部材1
01に係止され、かつ、傾斜して背板111に当接して
いるため、安定している。また、バッテリ11の自重に
より、バッテリ11の端子部11dは一定の力で車体側
の電極棒104に押し付けられる。従って、端子部間の
良好な電気的接触状態を確保することができる。次に、
ベルト112のコネクタ113を接続し、バッテリ11
を確実に固定する。逆に、コネクタ113を外し、とっ
て11bを持ってバッテリ11を背板111に沿って持
ち上げることにより、簡単にバッテリ11を取り外すこ
とができる。
【0020】上記バッテリ11は、操作者の手が容易に
届く位置に取り付けられているため、着脱作業は容易で
ある。また、通常の操作を行う際の操作者の身体は、車
体後方の中央付近にあるのに対して、上記バッテリ11
は、それを避けたバックパイプ4の後方にあり、しかも
バックパイプ4に沿って縦向きに取り付けられている。
従って、バッテリ11は、通常の操作の邪魔にならな
い。また、ハンドル6が後方に折れ曲がっていることに
より操作部62が後方に引き出されており、このため、
バッテリ11に邪魔されることなく操作スペースを確保
することが容易である。一方、支持部材101の上面が
傾斜していることから、バッテリ11の下面と支持部材
101の上面との隙間に雨水等が入り込んでも、自然に
流れ出る。従って、端子台103の周辺には水が溜まら
ない。
【0021】次に、第2の実施形態による電動台車につ
いて説明する。図8、図9及び図10は、それぞれ、第
2の実施形態による電動台車の側面図、背面図及び平面
図である。第1の実施形態と同様の部分には同一符号を
付して説明を省略する。車体フレームの細部の構造が第
1の実施形態と若干異なるが、基本的には同様の構造で
ある。また、当該第2の実施形態による電動台車には、
第1の実施形態のような駐車ブレーキが装備されていな
いが、代わりに、ブレーキレバー12にロック装置12
a(図9,図10参照)が設けられている。すなわち、
ブレーキをかけた状態でブレーキレバー12をロックす
ることにより、駐車ブレーキとする構造である。
【0022】第1の実施形態における制御部ケース9に
相当する本実施形態の制御部ケース201は、直方体状
の形状であり、バックパイプ4に沿って縦長に、かつ、
鉛直に配置されている。バッテリラック202は、制御
部ケース201の下側部に合体するようにして固定され
ており、バックパイプ4の後方に配置されている。バッ
テリ203は、このバッテリラック202に保持され
る。バッテリラック202に保持された状態のバッテリ
203は、その外形上の一側面をバックパイプ4に沿わ
せるように配置される。また、図9及び図10に示すよ
うに、バッテリラック202及びバッテリ203は、駆
動輪8より車体幅方向の外方に出ないように取り付けら
れている。すなわち、バッテリラック202及びバッテ
リ203は、駆動輪8によって決まる車体幅の範囲内に
取り付けられている。駆動輪8を駆動する駆動部204
は、フレームベース2の下部に、それぞれの駆動輪8に
対応して設けられている。駆動部204は、制御部ケー
ス201とケーブル接続されている。
【0023】図11は、図8におけるXI部の拡大図であ
る。アングル状の支持部材205は、バックパイプ4に
溶接されている。制御部ケース201は、この支持部材
205に取り付けられている。また、図12は、図10
におけるXII部の拡大図である。L字状の支持部材20
6は、その片端部においてバックパイプ4に固定されて
おり、他端部には制御部ケース201が取り付けられて
いる。このようにして、制御部ケース201は、上下に
設けられた支持部材205及び206を介してバックパ
イプ4に取り付けられている。
【0024】図13は、制御部ケース201及び、バッ
テリ203を取り外した状態のバッテリラック202を
背面側(図9と同じ方向)から見た図である。また、図
14の(a)及び(b)はそれぞれ、図13に示す制御
部ケース201及びバッテリラック202の平面図及び
底面図である。図13において、制御部ケース201
は、本体部201aと、その上端開口を塞ぐ蓋部201
bとを備えている。蓋部201bを取り外すことによ
り、本体部201aの内部に取り付けられた回路基板等
を取り替えることが可能である。蓋部201bには、ス
イッチ(電源スイッチ)15と、電源オン又はオフの表
示用LED207(図14の(a)参照)が設けられて
いる。制御部ケース201の下面には、図14の(b)
に示すように、5個の端子が設けられており、端子部2
08aはポテンショメータ19(図9)と、端子部20
8bは駆動部204(図9)とそれぞれケーブル接続さ
れる。また、端子部208cは、バッテリラック202
の下面に設けられた端子部209とケーブル接続され
る。図14の(a)において、バッテリラック202の
上面には、バッテリ203を収容するための凹部202
aが形成されている。凹部202aの底面には、4個の
端子が設けられており、通常、そのうちの2個の端子部
210が使用される。凹部202aの内壁面には、バッ
テリ203を係止するための爪211が設けられてい
る。
【0025】図15の(a)はバッテリ203の側面
図、(b)は、(a)に示すバッテリ203の左側面図
である。バッテリ203は、第1の実施形態におけるバ
ッテリ11と同様に、単位セルを積層してケース203
aに収めたものであるが、第1の実施形態におけるバッ
テリ11よりコンパクト化されている。バッテリ203
の上部にはハンドル203bが設けられ、その内側に、
ロック解除トリガ203cが設けられている。ケース2
03aの上下方向における中間部の全周には、鍔部20
3dが設けられている。鍔部203dの一端部から下方
に突出しているロックプレート203eは、ロック解除
トリガ203cと連係しており、ハンドル203bを握
ることによりロック解除トリガ203cが持ち上げられ
ると、ロックプレート203eが傾動する。
【0026】図16の(a)は、上記バッテリ203の
平面図であり、(b)は底面図である。(a)に示すよ
うに、バッテリ203の上面には、複数個のLEDによ
るバッテリ残量表示灯212が設けられている。また、
(b)に示すように、バッテリ203の底面には4個の
端子が設けられ、通常、そのうちの2個の端子部213
が出力端子となる。
【0027】上記バッテリ203のハンドル203bを
握って、鍔部203dがバッテリラック202の上端縁
に当接するまで、バッテリ203をバッテリラック20
2に押し込むことにより、当該バッテリ203はバック
パイプ4に沿って装着される。装着により、バッテリ2
03の端子部213とバッテリラック202の端子部2
10とが互いに接続される。ハンドル203bから手を
離すと、ロックプレート203eが爪211と係合し
て、バッテリ203はバッテリラック202に固定され
る。バッテリ203の自重により、端子部213は、バ
ッテリラック202の端子部210に一定の力で押し付
けられるので、端子部間の良好な電気的接触状態を確保
することができる。また、バッテリ203の取り外し
は、ハンドル203bを握って真上に持ち上げることに
より、極めて容易に行うことができる。
【0028】上記バッテリ203は操作者の手が容易に
届く位置に取り付けられているため、着脱作業が容易で
ある。また、通常の操作を行う際の操作者の身体は、車
体後方の中央付近にあるのに対して、上記バッテリ20
3は、それを避けたバックパイプ4の後方にあり、しか
もバックパイプ4に沿って取り付けられている。従っ
て、バッテリ203は、通常の操作の邪魔にならない。
なお、制御部ケース201はバッテリ203より内側に
あるが、車体後方への突出量がバッテリ203よりも小
さい(図8参照)ため、通常の操作の邪魔にならない。
【0029】また、第1の実施形態では制御部ケース9
(図2)が車体下部にあるため、制御部ケース9内の駆
動回路素子等が故障した場合の回路基板等の取替作業が
容易でないのに対して、第2の実施形態では制御部ケー
ス201がバックパイプ4に沿って設けられたことによ
り、回路基板等の取替作業を極めて容易に行うことがで
きる。一方、制御部ケース201とバッテリラック20
2との合体により、相互の配線が短くなり、配線作業も
容易になる。また、制御部ケース201及びバッテリラ
ック202を、1ユニットとして簡単に交換することが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の電動台車によれば、バッテリ
は、通常の操作時における操作者の身体を避けた位置に
配置されているので、操作の邪魔にならない。また、バ
ッテリは、着脱時には操作者の手が容易に届く位置に配
置されているので、着脱が容易である。
【0031】請求項2の電動台車によれば、バッテリの
自重により、バッテリの端子部は、車体側の端子部に押
し付けられるので、端子部間の良好な電気的接触状態を
確保することができる。
【0032】請求項3の電動台車によれば、バッテリの
下面と車体との隙間に入り込んだ雨水等が自然に流れ出
るので、下面に設けられた端子部近傍に水が溜まらな
い。
【0033】請求項4の電動台車によれば、バッテリを
支持部材に載せて上部のみを固定部材により固定すれ
ば、バッテリは上下各部において車体に保持される。ま
た、上部における固定を外すだけでバッテリの取り外し
が可能になる。従って、バッテリの着脱が容易である。
【0034】請求項5の電動台車によれば、凹部とガイ
ド棒を合わせることにより、バッテリは所定位置に位置
決めされるので、バッテリの位置決めが容易である。
【0035】請求項6の電動台車によれば、電源スイッ
チの配線がほとんど露出しないので、配線が操作の妨げ
になることがない。また、電源スイッチはガイド棒より
上方にあるため、操作しやすい。
【0036】請求項7の電動台車によれば、ハンドルの
操作部を車体後方に引き出して配置することができるの
で、より良い操作性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による電動台車の側面
図である。
【図2】上記電動台車の背面図である。
【図3】上記電動台車の平面図である。
【図4】上記電動台車におけるバッテリの取付構造を示
す縦断面図である。
【図5】上記バッテリを取り外した状態を示す縦断面図
である。
【図6】上記バッテリの上部における取付構造を示す横
断面図である。
【図7】上記電動台車における支持部材を単体で見た平
面図及び背面図である。
【図8】第2の実施形態による電動台車の側面図であ
る。
【図9】第2の実施形態による電動台車の背面図であ
る。
【図10】第2の実施形態による電動台車の平面図であ
る。
【図11】図8におけるXI部の拡大図である。
【図12】図10におけるXII部の拡大図である。
【図13】第2の実施形態の電動台車における制御部ケ
ース及び、バッテリを取り外した状態のバッテリラック
を背面側(図9と同じ方向)から見た図である。
【図14】(a)は、図13に示す制御部ケース及びバ
ッテリラックの平面図であり、(b)は底面図である。
【図15】(a)は、第2の実施形態の電動台車におけ
るバッテリの側面図、(b)は、(a)に示すバッテリ
の左側面図である。
【図16】(a)は、図15に示したバッテリの平面図
であり、(b)は底面図である。
【符号の説明】
1 車体 4 バックパイプ 6 ハンドル 10 バッテリラック 11 バッテリ 11a 凹部 11c 突起部 11d 端子部 15 スイッチ 101 支持部材 102 ガイド棒 103 端子台 104 電極棒 105〜107 電線 111 背板 112 ベルト 202 バッテリラック 203 バッテリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリを搭載した電動台車において、 前記バッテリが、車体後方の側面に立設されたフレーム
    に沿って取り付けられていることを特徴とする電動台
    車。
  2. 【請求項2】前記バッテリの下面に端子部が設けられた
    請求項1記載の電動台車。
  3. 【請求項3】前記バッテリは傾斜して取り付けられてい
    る請求項2記載の電動台車。
  4. 【請求項4】前記バッテリの下部を受け止めるとともに
    車体に係止する支持部材と、前記バッテリの上部を車体
    に固定する固定部材とを備えた請求項2又は3記載の電
    動台車。
  5. 【請求項5】前記バッテリには縦溝状に凹部が形成さ
    れ、この凹部に係合させるガイド棒が前記フレームに沿
    って設けられた請求項1〜4のいずれかに記載の電動台
    車。
  6. 【請求項6】前記ガイド棒はパイプであり、この中に電
    線を引き通して配線された電源スイッチが当該ガイド棒
    より上方に設けられた請求項5記載の電動台車。
  7. 【請求項7】前記フレームの上方から車体後方に傾斜し
    たハンドルが設けられた請求項1記載の電動台車。
JP2000279978A 1999-12-24 2000-09-14 電動台車 Pending JP2001239938A (ja)

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