JP2001239519A - ドラム回転式コンクリートミキサ - Google Patents
ドラム回転式コンクリートミキサInfo
- Publication number
- JP2001239519A JP2001239519A JP2000054306A JP2000054306A JP2001239519A JP 2001239519 A JP2001239519 A JP 2001239519A JP 2000054306 A JP2000054306 A JP 2000054306A JP 2000054306 A JP2000054306 A JP 2000054306A JP 2001239519 A JP2001239519 A JP 2001239519A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- mixer
- concrete
- concrete mixer
- opening
- Prior art date
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- Pending
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Landscapes
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
- Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 正確に計量されたコンクリート材料の組成を
変化させることなく、均一に練り混ぜる。 【解決手段】 本発明によるドラム回転式コンクリート
ミキサは、円筒状の横置きドラム３と、ドラム３の中心
軸線上にその回転軸４を配した攪拌翼５と、ドラム３の
周面に開口された材料投入／排出用開口部７と、材料投
入及び攪拌状態で開口部７を上位置に保持するととも
に、排出時に１８０°回転させる反転機構９，１０，１
１とを備えた。
変化させることなく、均一に練り混ぜる。 【解決手段】 本発明によるドラム回転式コンクリート
ミキサは、円筒状の横置きドラム３と、ドラム３の中心
軸線上にその回転軸４を配した攪拌翼５と、ドラム３の
周面に開口された材料投入／排出用開口部７と、材料投
入及び攪拌状態で開口部７を上位置に保持するととも
に、排出時に１８０°回転させる反転機構９，１０，１
１とを備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム回転式コン
クリートミキサに関するものである。
クリートミキサに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】コンクリートの練り混ぜ用ミキサとし
て、従来より以下の構造形式のものが使用されている。
て、従来より以下の構造形式のものが使用されている。
【０００３】傾動式ミキサ（重力式ミキサ） パン型強制ミキサ 一軸強制ミキサ 二軸強制ミキサ その他には、オムニミキサ、スパイラルミキサ、多軸ミ
キサなどがあるが、基本的には、前記〜の形式のミ
キサを構造変形させたものであって、一般的な現場で
は、〜のミキサが多用されている。
キサなどがあるが、基本的には、前記〜の形式のミ
キサを構造変形させたものであって、一般的な現場で
は、〜のミキサが多用されている。
【０００４】このうち、の傾動式ミキサは、ドラム自
体を回転させ、コンクリートがその回転による遠心力に
抗してドラム内を落下するエネルギーにより羽根に当て
ることで練り混ぜる形式のミキサであり、〜形式の
ミキサは、回転する攪拌羽根で強制的に練り混ぜる形式
のミキサである。
体を回転させ、コンクリートがその回転による遠心力に
抗してドラム内を落下するエネルギーにより羽根に当て
ることで練り混ぜる形式のミキサであり、〜形式の
ミキサは、回転する攪拌羽根で強制的に練り混ぜる形式
のミキサである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上の各構造形式のう
ち、のミキサは、ドラム自体を回転させる形式のた
め、練り混ぜ効率が悪く、高強度コンクリートや、高流
動コンクリートの製造には適さず、現在ではその使用は
減少しつつある。これに対し、〜のミキサは、練り
混ぜ効率が高く、練り上がったコンクリートの性能は高
いものの、材料投入用開口部がドラム上部に固定配置さ
れている一方で、排出用開口部がドラムの下部に固定さ
れ、この開口部を引戸式のゲートで開閉する構造となっ
ている。
ち、のミキサは、ドラム自体を回転させる形式のた
め、練り混ぜ効率が悪く、高強度コンクリートや、高流
動コンクリートの製造には適さず、現在ではその使用は
減少しつつある。これに対し、〜のミキサは、練り
混ぜ効率が高く、練り上がったコンクリートの性能は高
いものの、材料投入用開口部がドラム上部に固定配置さ
れている一方で、排出用開口部がドラムの下部に固定さ
れ、この開口部を引戸式のゲートで開閉する構造となっ
ている。
【０００６】このため、材料投入時あるいは練り混ぜ中
に開口部とゲートとの隙間から水漏れが生じやすく、せ
っかく材料を正確に計量しても水量が減少するため、水
−セメント比にバラツキが生じ、信頼性のあるコンクリ
ートにならない欠点があった。また、ゲート開放時に骨
材を噛むなどして、開かなくなるなどの不具合が発生し
やすかった。
に開口部とゲートとの隙間から水漏れが生じやすく、せ
っかく材料を正確に計量しても水量が減少するため、水
−セメント比にバラツキが生じ、信頼性のあるコンクリ
ートにならない欠点があった。また、ゲート開放時に骨
材を噛むなどして、開かなくなるなどの不具合が発生し
やすかった。
【０００７】本発明は、以上の課題を解決するものであ
って、その目的は、正確に計量されたコンクリート材料
の組成を変化させることなく、均一に練り混ぜることが
できるようにしたドラム回転式コンクリートミキサを提
供するものである。
って、その目的は、正確に計量されたコンクリート材料
の組成を変化させることなく、均一に練り混ぜることが
できるようにしたドラム回転式コンクリートミキサを提
供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のドラム回転式コンクリートミキサは、円筒
状の横置き型ドラムと、該ドラム内に配置された攪拌翼
と、前記ドラムの周面に開口された材料投入／排出用開
口部と、材料投入及び攪拌状態で開口部を上位置に保持
するとともに排出時に反転させる反転機構とを備えたこ
とを特徴とするものである。従って、本発明にあって
は、投入時及び練り混ぜ時には開口部が上向きであるた
め、水漏することがなく、また排出時には開口部を１８
０°反転するだけで開口部が下を向き、練り混ぜたコン
クリートを重力落下により自然排出できる。
め、本発明のドラム回転式コンクリートミキサは、円筒
状の横置き型ドラムと、該ドラム内に配置された攪拌翼
と、前記ドラムの周面に開口された材料投入／排出用開
口部と、材料投入及び攪拌状態で開口部を上位置に保持
するとともに排出時に反転させる反転機構とを備えたこ
とを特徴とするものである。従って、本発明にあって
は、投入時及び練り混ぜ時には開口部が上向きであるた
め、水漏することがなく、また排出時には開口部を１８
０°反転するだけで開口部が下を向き、練り混ぜたコン
クリートを重力落下により自然排出できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図１、
２は本発明に係るコンクリートミキサを示すものであ
る。図におけるコンクリートミキサは、例えば一軸強制
ミキサであり、前後をベースフレーム１上に設けられた
ブラケット２に回動可能に支持された円筒状の横置きド
ラム３と、ドラム３の中心軸線上に配置され、両端をド
ラム３の両端面に液密状態に軸受された回転軸４と、回
転軸４に配置された複数の攪拌翼５と、一方のブラケッ
ト２に配置されて回転軸４を回転させる攪拌翼回転駆動
用のモータ６とを備えている。
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図１、
２は本発明に係るコンクリートミキサを示すものであ
る。図におけるコンクリートミキサは、例えば一軸強制
ミキサであり、前後をベースフレーム１上に設けられた
ブラケット２に回動可能に支持された円筒状の横置きド
ラム３と、ドラム３の中心軸線上に配置され、両端をド
ラム３の両端面に液密状態に軸受された回転軸４と、回
転軸４に配置された複数の攪拌翼５と、一方のブラケッ
ト２に配置されて回転軸４を回転させる攪拌翼回転駆動
用のモータ６とを備えている。
【００１０】ドラム３の外周面の一カ所であって、その
円筒方向のほぼ中心位置には、材料の投入口及び排出口
を兼用した開口部７が開口され、この開口部７の外周囲
にはホッパ状に形成された給排出兼用シュート８が一体
に立設されている。
円筒方向のほぼ中心位置には、材料の投入口及び排出口
を兼用した開口部７が開口され、この開口部７の外周囲
にはホッパ状に形成された給排出兼用シュート８が一体
に立設されている。
【００１１】ドラム３の他端面には前記回転軸５を同一
中心とするピニオンギア９が設けられ、このギア９には
ラック１０が噛合している。ラック１０は、ベースフレ
ーム１の一端に固定された反転駆動用の油圧シリンダ１
１に連結して往復移動することで、ギア９を１８０°反
転駆動するものである。
中心とするピニオンギア９が設けられ、このギア９には
ラック１０が噛合している。ラック１０は、ベースフレ
ーム１の一端に固定された反転駆動用の油圧シリンダ１
１に連結して往復移動することで、ギア９を１８０°反
転駆動するものである。
【００１２】また、シリンダ１１は、回転軸５の回転に
伴いドラムがつれ回りすることなく、ドラム３をブラケ
ット２間に静止状態に保持するものであって、コンクリ
ート材料の投入時及び練り混ぜ作業時には、図１，２及
び図３（ａ）に示すように、そのプランジャ１１ａが没
入状態を保つことで、ドラム３の開口部８が常時上向き
となる位置に固定保持する。従って、以上の構造では、
材料投入後、あるいは練り混ぜ時に水漏れによる水量の
減少がなく、当初の配合比を正確に維持することが出来
る。
伴いドラムがつれ回りすることなく、ドラム３をブラケ
ット２間に静止状態に保持するものであって、コンクリ
ート材料の投入時及び練り混ぜ作業時には、図１，２及
び図３（ａ）に示すように、そのプランジャ１１ａが没
入状態を保つことで、ドラム３の開口部８が常時上向き
となる位置に固定保持する。従って、以上の構造では、
材料投入後、あるいは練り混ぜ時に水漏れによる水量の
減少がなく、当初の配合比を正確に維持することが出来
る。
【００１３】また、材料排出時には、そのプランジャ１
１ａを突出させることで、ラック１０を移動させ、その
結果、図３（ｂ）に示すように、開口部８は１８０°回
転し天地が反転されて下向きとなり、練り上がったコン
クリートを自然落下、及びこれに加えて攪拌翼６の回転
に伴う払出作業により下部に排出し、ベース１上に配置
されたコンクリート受け用のパン１２に受渡すことにな
る。
１ａを突出させることで、ラック１０を移動させ、その
結果、図３（ｂ）に示すように、開口部８は１８０°回
転し天地が反転されて下向きとなり、練り上がったコン
クリートを自然落下、及びこれに加えて攪拌翼６の回転
に伴う払出作業により下部に排出し、ベース１上に配置
されたコンクリート受け用のパン１２に受渡すことにな
る。
【００１４】なお、以上の実施形態では、反転機構とし
てラックとピニオン及びこれを駆動するための油圧シリ
ンダを用いたが、他の機構を採用できることも可能であ
ることは勿論である。また、上記実施形態では一軸型強
制ミキサに適用したが、攪拌翼を用いて練り混ぜを行
い、排出時にドラムを反転させる構造であるならば、他
の構造形式にも適用できることは勿論である。
てラックとピニオン及びこれを駆動するための油圧シリ
ンダを用いたが、他の機構を採用できることも可能であ
ることは勿論である。また、上記実施形態では一軸型強
制ミキサに適用したが、攪拌翼を用いて練り混ぜを行
い、排出時にドラムを反転させる構造であるならば、他
の構造形式にも適用できることは勿論である。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるドラム回転式コンクリートミキサにあっては、
正確に計量されたコンクリート材料の組成を変化させる
ことなく、均一に練り混ぜることができる。また、排出
用ゲートを特に設ける必要がないため、ゲート開放時に
おける骨材の噛み込みによる不具合の発生がない。
明によるドラム回転式コンクリートミキサにあっては、
正確に計量されたコンクリート材料の組成を変化させる
ことなく、均一に練り混ぜることができる。また、排出
用ゲートを特に設ける必要がないため、ゲート開放時に
おける骨材の噛み込みによる不具合の発生がない。
【図１】本発明に係る一軸強制ミキサの平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】（ａ），（ｂ）は図１Ｂ−Ｂ線断面における作
用説明用の断面図である。
用説明用の断面図である。
３ 横置きドラム ４ 回転軸 ５ 攪拌翼 ７ 開口部 ９，１０，１１ 反転機構（９ ピニオン、１０ ラッ
ク、１１ 油圧シリンダ）
ク、１１ 油圧シリンダ）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4G037 AA03 AA11 EA02 4G056 AA07 CC05 CE01 4G078 AA03 AB02 BA01 CA01 CA12 DA03 DB01 EA10
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒状の横置き型ドラムと、該ドラム内
に配置された攪拌翼と、前記ドラムの周面に開口された
材料投入／排出用開口部と、材料投入及び攪拌状態で開
口部を上位置に保持するとともに排出時に反転させる反
転機構とを備えたことを特徴とするドラム回転式コンク
リートミキサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000054306A JP2001239519A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | ドラム回転式コンクリートミキサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000054306A JP2001239519A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | ドラム回転式コンクリートミキサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001239519A true JP2001239519A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18575580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000054306A Pending JP2001239519A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | ドラム回転式コンクリートミキサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001239519A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011032674A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Kuraray Co Ltd | 高靱性のコンクリート成型板、コンクリート成型品の製造方法、高靱性のコンクリート踏板、コンクリート踏板の製造方法 |
| KR101022306B1 (ko) | 2009-03-06 | 2011-03-21 | 주식회사 에이지그린 | 음식물 쓰레기 발효처리기의 교반구 |
| JP2019516385A (ja) * | 2016-05-23 | 2019-06-20 | セブ ソシエテ アノニム | 動物飼料の調理器 |
| CN110370459A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-25 | 汉寿县恒伟混凝土有限公司 | 一种三速混凝土搅拌装置 |
| CN110774446A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-02-11 | 中交二航局第四工程有限公司安徽混凝土装配化构件分公司 | 一种混凝土运输用的拌合物运输机 |
| CN112388824A (zh) * | 2020-11-10 | 2021-02-23 | 合肥瑞悦工贸有限公司 | 一种混凝土生产多级管控负压搅拌设备 |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000054306A patent/JP2001239519A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101022306B1 (ko) | 2009-03-06 | 2011-03-21 | 주식회사 에이지그린 | 음식물 쓰레기 발효처리기의 교반구 |
| JP2011032674A (ja) * | 2009-07-30 | 2011-02-17 | Kuraray Co Ltd | 高靱性のコンクリート成型板、コンクリート成型品の製造方法、高靱性のコンクリート踏板、コンクリート踏板の製造方法 |
| JP2019516385A (ja) * | 2016-05-23 | 2019-06-20 | セブ ソシエテ アノニム | 動物飼料の調理器 |
| JP7138570B2 (ja) | 2016-05-23 | 2022-09-16 | セブ ソシエテ アノニム | 動物飼料の調理器 |
| CN110370459A (zh) * | 2019-07-26 | 2019-10-25 | 汉寿县恒伟混凝土有限公司 | 一种三速混凝土搅拌装置 |
| CN110774446A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-02-11 | 中交二航局第四工程有限公司安徽混凝土装配化构件分公司 | 一种混凝土运输用的拌合物运输机 |
| CN112388824A (zh) * | 2020-11-10 | 2021-02-23 | 合肥瑞悦工贸有限公司 | 一种混凝土生产多级管控负压搅拌设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040922 |