JP2001239427A - パイプの雌ねじ加工方法及びその装置 - Google Patents
パイプの雌ねじ加工方法及びその装置Info
- Publication number
- JP2001239427A JP2001239427A JP2000095862A JP2000095862A JP2001239427A JP 2001239427 A JP2001239427 A JP 2001239427A JP 2000095862 A JP2000095862 A JP 2000095862A JP 2000095862 A JP2000095862 A JP 2000095862A JP 2001239427 A JP2001239427 A JP 2001239427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- processing
- female screw
- heating
- heated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】高能率で生産性を上げ、大幅なコストの低減を
行なうことのできるパイプの雌ねじ加工方法および加工
装置を提供する。 【解決手段】パイプ１の内部に雌ねじを形成するパイプ
の雌ねじ加工方法において、前記パイプ１を加熱部２に
より所定温度まで加熱し、加熱状態の前記パイプ１の内
側に雌ねじ加工用の凹凸加工部３を挿入して回転機構部
４により回転させ、前記パイプ１の外側より前記パイプ
加圧移動機構（圧延ロール５）により前記パイプ１を長
手方向に移動させなが雌ねじ山を形成する構成とした。
行なうことのできるパイプの雌ねじ加工方法および加工
装置を提供する。 【解決手段】パイプ１の内部に雌ねじを形成するパイプ
の雌ねじ加工方法において、前記パイプ１を加熱部２に
より所定温度まで加熱し、加熱状態の前記パイプ１の内
側に雌ねじ加工用の凹凸加工部３を挿入して回転機構部
４により回転させ、前記パイプ１の外側より前記パイプ
加圧移動機構（圧延ロール５）により前記パイプ１を長
手方向に移動させなが雌ねじ山を形成する構成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプの内部に雌
ねじを形成するパイプの雌ねじ加工方法及びその装置に
関する。
ねじを形成するパイプの雌ねじ加工方法及びその装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パイプの内部に雌ねじを形成する
パイプの雌ねじ加工方法においては、冷間におけるタッ
プ加工やスエージング加工があった。先ず、タップ加工
は、ねじ切り用のタップを使用して加工を行うものであ
り、パイプの内部にタップを回転させながら挿入し、材
料を削ることにより雌ねじを形成するものである。ま
た、スエージング加工は、ねじ山が形成されたマンドレ
ルをパイプの内部に挿入し、ロータリスエージング機を
使用してパイプの外部より回転しながら絞り込むもので
ある。
パイプの雌ねじ加工方法においては、冷間におけるタッ
プ加工やスエージング加工があった。先ず、タップ加工
は、ねじ切り用のタップを使用して加工を行うものであ
り、パイプの内部にタップを回転させながら挿入し、材
料を削ることにより雌ねじを形成するものである。ま
た、スエージング加工は、ねじ山が形成されたマンドレ
ルをパイプの内部に挿入し、ロータリスエージング機を
使用してパイプの外部より回転しながら絞り込むもので
ある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記タ
ップ加工によるパイプの雌ねじ加工方法においては、パ
イプの内部を削る切削加工であり、切削屑が発生するの
で材料が無駄になると共に切削速度を一定以上に上げら
れないので作業能率が悪いという問題があった。また、
スエージング加工によるパイプの異形加工方法において
は、冷間において固くなってる金属を強引に塑性変形さ
せる必要があり、そのための金型は必然的に大型とな
り、しかも金型を回転させるロータリ式なので付随設備
も大型になり、設備投資にコストがかかるという問題も
あった。
ップ加工によるパイプの雌ねじ加工方法においては、パ
イプの内部を削る切削加工であり、切削屑が発生するの
で材料が無駄になると共に切削速度を一定以上に上げら
れないので作業能率が悪いという問題があった。また、
スエージング加工によるパイプの異形加工方法において
は、冷間において固くなってる金属を強引に塑性変形さ
せる必要があり、そのための金型は必然的に大型とな
り、しかも金型を回転させるロータリ式なので付随設備
も大型になり、設備投資にコストがかかるという問題も
あった。
【０００４】本発明は、上述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、高能率で生産性を上げ、大幅なコストの
低減を行なうことのできるパイプの雌ねじ加工方法およ
び加工装置を提供するものである。
されたもので、高能率で生産性を上げ、大幅なコストの
低減を行なうことのできるパイプの雌ねじ加工方法およ
び加工装置を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、パイプの内部に雌ねじを形成するパイプの
雌ねじ加工方法において、前記パイプを加熱装置により
加熱部を所定温度まで加熱し、加熱状態の前記パイプの
内側に雌ねじ加工用の凹凸加工部を挿入して回転機構部
により回転させ、前記パイプの外側より前記パイプ加圧
移動機構により前記パイプを長手方向に移動させなが雌
ねじを形成することを特徴とするものである。
に本発明は、パイプの内部に雌ねじを形成するパイプの
雌ねじ加工方法において、前記パイプを加熱装置により
加熱部を所定温度まで加熱し、加熱状態の前記パイプの
内側に雌ねじ加工用の凹凸加工部を挿入して回転機構部
により回転させ、前記パイプの外側より前記パイプ加圧
移動機構により前記パイプを長手方向に移動させなが雌
ねじを形成することを特徴とするものである。
【０００６】また、本発明は、パイプを加熱する加熱部
と、前記パイプの内部にねじ山状凹凸を加工する凹凸加
工部と、前記凹凸加工部を回転させる回転機構部と、前
記パイプを外側より加圧しながら長手方向に移動させる
パイプ加圧移動機構と、を備えたことを特徴としてい
る。さらに、前記パイプ加圧移動機構は、パイプの周囲
を加圧する圧延ロールであることを特徴とするものであ
る。
と、前記パイプの内部にねじ山状凹凸を加工する凹凸加
工部と、前記凹凸加工部を回転させる回転機構部と、前
記パイプを外側より加圧しながら長手方向に移動させる
パイプ加圧移動機構と、を備えたことを特徴としてい
る。さらに、前記パイプ加圧移動機構は、パイプの周囲
を加圧する圧延ロールであることを特徴とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明に係るパイプの雌ねじ加工
方法及びその加工装置を図に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明のパイプの雌ねじ加工装置を示す断面
図、図２は、図１のパイプの雌ねじ加工装置の圧延ロー
ルを示す断面図、図３は、本発明のパイプの雌ねじ加工
方法を示す工程図である。
方法及びその加工装置を図に基づいて詳細に説明する。
図１は、本発明のパイプの雌ねじ加工装置を示す断面
図、図２は、図１のパイプの雌ねじ加工装置の圧延ロー
ルを示す断面図、図３は、本発明のパイプの雌ねじ加工
方法を示す工程図である。
【０００８】本発明に係るパイプの雌ねじ加工装置は、
図１に示すように、パイプ１を加熱する加熱部２と、前
記パイプ１の内部にねじ山状凹凸１ａを加工する凹凸加
工部３と、前記凹凸加工部３を回転させる回転機構部４
と、前記パイプ１を外側より圧縮しながら長手方向に移
動させるパイプ加圧移動機構５と、を備えたものであ
る。
図１に示すように、パイプ１を加熱する加熱部２と、前
記パイプ１の内部にねじ山状凹凸１ａを加工する凹凸加
工部３と、前記凹凸加工部３を回転させる回転機構部４
と、前記パイプ１を外側より圧縮しながら長手方向に移
動させるパイプ加圧移動機構５と、を備えたものであ
る。
【０００９】また、本発明に係るパイプの雌ねじ加工方
法は、加熱部２によりパイプ１を所定温度に加熱し、凹
凸加工部３をパイプ１の内部に挿入して回転機構部４で
回転させ、パイプ加圧移動機構である圧延ロール５でパ
イプ１を加圧しながら長手方向に移動させることによ
り、ねじ山状凹凸１ａを加工するものである。
法は、加熱部２によりパイプ１を所定温度に加熱し、凹
凸加工部３をパイプ１の内部に挿入して回転機構部４で
回転させ、パイプ加圧移動機構である圧延ロール５でパ
イプ１を加圧しながら長手方向に移動させることによ
り、ねじ山状凹凸１ａを加工するものである。
【００１０】このパイプの雌ねじ加工装置に使用される
加熱部２は、通常は高周波誘導加熱を行うために高周波
コイルを使用するが、石油やガスを使用した加熱炉を用
いてもよい。この加熱部２は、一般的に使用される鋼鉄
製のパイプ１を加工し易くするために、鉄材の場合は所
定温度の１１００°Ｃ前後に加熱してパイプ１を軟化さ
せるものである。その他の金属を加工する場合に、その
材質に合う最も適正な温度にコントロールできるのは勿
論であり、そのために、図示しない温度センサと温度調
整機能を備えたものである。
加熱部２は、通常は高周波誘導加熱を行うために高周波
コイルを使用するが、石油やガスを使用した加熱炉を用
いてもよい。この加熱部２は、一般的に使用される鋼鉄
製のパイプ１を加工し易くするために、鉄材の場合は所
定温度の１１００°Ｃ前後に加熱してパイプ１を軟化さ
せるものである。その他の金属を加工する場合に、その
材質に合う最も適正な温度にコントロールできるのは勿
論であり、そのために、図示しない温度センサと温度調
整機能を備えたものである。
【００１１】また、雌ねじを加工する凹凸加工部３は、
先端部にねじ山状の凹凸１ａに対応する雄ねじ用の凹凸
が形成された加工部３ａと、この加工部３ａより径小の
シャフト部３ｂとから構成されている。加工部３ａは、
回転しながら加熱されたパイプ１の内部にねじ山状凹凸
１ａ形成するものである。シャフト部３ｂは、この加工
部３ａに回転機構部４から回転力を伝達するシャフトで
捩じれがしにくく、撓みが少ない材料で形成されてい
る。このシャフト部３ｂの後端部は、回転機構部４との
連結部３ｃが形成されており、回転止め継ぎ手３ｄより
回転機構部４と連結される。
先端部にねじ山状の凹凸１ａに対応する雄ねじ用の凹凸
が形成された加工部３ａと、この加工部３ａより径小の
シャフト部３ｂとから構成されている。加工部３ａは、
回転しながら加熱されたパイプ１の内部にねじ山状凹凸
１ａ形成するものである。シャフト部３ｂは、この加工
部３ａに回転機構部４から回転力を伝達するシャフトで
捩じれがしにくく、撓みが少ない材料で形成されてい
る。このシャフト部３ｂの後端部は、回転機構部４との
連結部３ｃが形成されており、回転止め継ぎ手３ｄより
回転機構部４と連結される。
【００１２】凹凸加工部３を回転させる回転機構部４
は、剛体のケーシング４ａに軸支されており、シャフト
部３ｂに連結された大ギヤ４ｂと、この大ギヤ４ｂに歯
合されモータ４ｃの回転軸に取り付けられた小ギヤ４ｄ
とから構成されている。そして大ギヤ４ｂはシャフト部
３ｂを軸方向に位置調整ができるように、図示しない位
置調整機構が備えられている。そして、シャフト部３ｂ
と回転機構部４とは、回転止め継ぎ手３ｄにより連結さ
れ凹凸加工部３の異なるサイズのものも連結可能となっ
ている。この回転止め継ぎ手３ｄにより加工開始時や加
工終了時において、簡単に凹凸加工部３を抜き差しでき
るようになっている。
は、剛体のケーシング４ａに軸支されており、シャフト
部３ｂに連結された大ギヤ４ｂと、この大ギヤ４ｂに歯
合されモータ４ｃの回転軸に取り付けられた小ギヤ４ｄ
とから構成されている。そして大ギヤ４ｂはシャフト部
３ｂを軸方向に位置調整ができるように、図示しない位
置調整機構が備えられている。そして、シャフト部３ｂ
と回転機構部４とは、回転止め継ぎ手３ｄにより連結さ
れ凹凸加工部３の異なるサイズのものも連結可能となっ
ている。この回転止め継ぎ手３ｄにより加工開始時や加
工終了時において、簡単に凹凸加工部３を抜き差しでき
るようになっている。
【００１３】また、パイプ加圧移動機構である圧延ロー
ラ５は、凹凸加工部３の加工部３ａの位置に配置され、
パイプ１を外部より均等に加圧すると共にパイプ１を長
手方向に移動させるものである。この圧延ロール５は、
図２に示すように、パイプ１を外部より均等に加圧でき
るようにパイプ１の接触面が凹形に形成され上下左右に
配置された４個の圧延ロール５から構成されており、そ
れぞれの駆動シャフト５ａにより回転するようになって
おり、パイプ１を加圧しながらパイプ１を移動するよう
に構成されている。
ラ５は、凹凸加工部３の加工部３ａの位置に配置され、
パイプ１を外部より均等に加圧すると共にパイプ１を長
手方向に移動させるものである。この圧延ロール５は、
図２に示すように、パイプ１を外部より均等に加圧でき
るようにパイプ１の接触面が凹形に形成され上下左右に
配置された４個の圧延ロール５から構成されており、そ
れぞれの駆動シャフト５ａにより回転するようになって
おり、パイプ１を加圧しながらパイプ１を移動するよう
に構成されている。
【００１４】さらに、このパイプの雌ねじ加工装置に
は、複数のガイドローラ６，６・・・が配置され、パイ
プ１が撓みなく、スムーズに移動できるように構成され
ている。このガイドローラ６，６・・・は、パイプ１を
ガイドすると共に適宜駆動軸に取り付けられており、パ
イプ１の送りもできるように構成されている。
は、複数のガイドローラ６，６・・・が配置され、パイ
プ１が撓みなく、スムーズに移動できるように構成され
ている。このガイドローラ６，６・・・は、パイプ１を
ガイドすると共に適宜駆動軸に取り付けられており、パ
イプ１の送りもできるように構成されている。
【００１５】つぎに、このように構成されたパイプの雌
ねじ加工装置による雌ねじ加工方法を図３に基づいて説
明する。先ず、図３（ａ）に示すように、所定長さ（６
〜１２ｍ）のパイプ１を雌ねじ加工装置にセットし、高
周波誘導加熱用の高周波コイルで構成された加熱部２に
通電し加熱部２によりパイプ１への加熱を開始する。次
いで、図３（ｂ）に示すように、パイプ１の温度が所定
温度に達したことを図示しない温度センサ等で確認後、
ガイドローラ６でパイプ１回転機構部４により凹凸加工
部３を回転させてパイプ１の内部にねじ山状の凹凸１ａ
を形成する。また、凹凸加工部３の加工開始と同時に圧
延ロール５を回転させてパイプ１を圧延し、パイプ１を
外側から加圧すると共にパイプ１の長手方向に送り出す
ようにしている。
ねじ加工装置による雌ねじ加工方法を図３に基づいて説
明する。先ず、図３（ａ）に示すように、所定長さ（６
〜１２ｍ）のパイプ１を雌ねじ加工装置にセットし、高
周波誘導加熱用の高周波コイルで構成された加熱部２に
通電し加熱部２によりパイプ１への加熱を開始する。次
いで、図３（ｂ）に示すように、パイプ１の温度が所定
温度に達したことを図示しない温度センサ等で確認後、
ガイドローラ６でパイプ１回転機構部４により凹凸加工
部３を回転させてパイプ１の内部にねじ山状の凹凸１ａ
を形成する。また、凹凸加工部３の加工開始と同時に圧
延ロール５を回転させてパイプ１を圧延し、パイプ１を
外側から加圧すると共にパイプ１の長手方向に送り出す
ようにしている。
【００１６】上述のように加工されるパイプ１は、凹凸
加工部３によるねじ山状凹凸１ａを形成する工程におい
て、パイプ１が熱間状態で行われるので材質が軟化して
おり、冷間における切削加工と異なりパイプ１が極めて
簡単変形するので、パイプ１の内側の壁が凹凸加工部３
の凹凸に倣い、凹凸加工部３が回転しても削り屑は発生
しないものである。そのため削り屑となる材料のムダが
なく材料の有効活用が図られ、コストの低減が可能とな
る。
加工部３によるねじ山状凹凸１ａを形成する工程におい
て、パイプ１が熱間状態で行われるので材質が軟化して
おり、冷間における切削加工と異なりパイプ１が極めて
簡単変形するので、パイプ１の内側の壁が凹凸加工部３
の凹凸に倣い、凹凸加工部３が回転しても削り屑は発生
しないものである。そのため削り屑となる材料のムダが
なく材料の有効活用が図られ、コストの低減が可能とな
る。
【００１７】上述のように構成されたパイプの雌ねじ加
工装置および加工方法においては、パイプ１を加熱部２
で所定温度まで加熱して、パイプ１を熱間状態で加工行
うので、従来の切削加工で発生する削り屑等の発生がな
く、材料の有効活用が可能となる。また、パイプの加工
を熱間で行うことにより、加工がし易くなり、大きな力
を必要とする高価な金型が必要がなく、設備費用を低減
することが可能となる。
工装置および加工方法においては、パイプ１を加熱部２
で所定温度まで加熱して、パイプ１を熱間状態で加工行
うので、従来の切削加工で発生する削り屑等の発生がな
く、材料の有効活用が可能となる。また、パイプの加工
を熱間で行うことにより、加工がし易くなり、大きな力
を必要とする高価な金型が必要がなく、設備費用を低減
することが可能となる。
【００１８】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲内にて様々な態様
が可能なことは勿論である。例えば、パイプは実施の形
態においては鋼鉄パイプを例示したが、パイプの材質は
金属パイプであれば特に材質は限定されないのは勿論で
ある。また、加熱部においても、高周波コイル以外に石
油やガス、或いは電気抵抗を利用して加熱してもよく、
パイプの材質に最も適合する加熱手段を選択できること
は勿論である。
されるものではなく、特許請求の範囲内にて様々な態様
が可能なことは勿論である。例えば、パイプは実施の形
態においては鋼鉄パイプを例示したが、パイプの材質は
金属パイプであれば特に材質は限定されないのは勿論で
ある。また、加熱部においても、高周波コイル以外に石
油やガス、或いは電気抵抗を利用して加熱してもよく、
パイプの材質に最も適合する加熱手段を選択できること
は勿論である。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、パイプ
の内部に雌ねじを形成するパイプの雌ねじ加工方法にお
いて、前記パイプを加熱部により所定温度まで加熱し、
加熱状態の前記パイプの内側に雌ねじ加工用の凹凸加工
部を挿入して回転機構部により回転させ、前記パイプの
外側より前記パイプ加圧移動機構により前記パイプを長
手方向に移動させなが雌ねじを形成することにより、パ
イプの加工が熱間で行われるので、従来の切削加工で発
生する削り屑等の発生がなく、材料の有効活用ができる
という優れた効果を奏するものである。また、パイプの
加工が熱間で行われるので、加工がし易くなり、大きな
力を必要とする高価な金型が必要がなく、設備費用を低
減することが可能となり、コストを大幅に低減すること
ができるという効果を奏する。
の内部に雌ねじを形成するパイプの雌ねじ加工方法にお
いて、前記パイプを加熱部により所定温度まで加熱し、
加熱状態の前記パイプの内側に雌ねじ加工用の凹凸加工
部を挿入して回転機構部により回転させ、前記パイプの
外側より前記パイプ加圧移動機構により前記パイプを長
手方向に移動させなが雌ねじを形成することにより、パ
イプの加工が熱間で行われるので、従来の切削加工で発
生する削り屑等の発生がなく、材料の有効活用ができる
という優れた効果を奏するものである。また、パイプの
加工が熱間で行われるので、加工がし易くなり、大きな
力を必要とする高価な金型が必要がなく、設備費用を低
減することが可能となり、コストを大幅に低減すること
ができるという効果を奏する。
【図１】本発明のパイプの雌ねじ加工装置を示す断面図
である。
である。
【図２】図１のパイプの雌ねじ加工装置の圧延ロールを
示す断面図である。
示す断面図である。
【図３】本発明のパイプの雌ねじ加工方法を示す工程図
である。
である。
１ パイプ １ａ ねじ山状凹凸 ２ 加熱部 ３ 凹凸加工部 ３ａ 加工部 ３ｂ シャフト部 ３ｃ 連結部 ３ｄ 回転止継ぎ手 ４ 回転機構部 ４ａ ケーシング ４ｂ 大ギヤ ４ｃ モータ ４ｄ 小ギヤ ５ 圧延ロール ５ａ 駆動シャフト ６ ガイドローラ
Claims (3)
- 【請求項１】 パイプの内部に雌ねじを形成するパイプ
の雌ねじ加工方法において、 前記パイプを加熱部により所定温度まで加熱し、加熱状
態の前記パイプの内側に雌ねじ加工用の凹凸加工部を挿
入して回転機構部により回転させ、前記パイプの外側よ
り前記パイプ加圧移動機構により前記パイプを長手方向
に移動させなが雌ねじを形成することを特徴とするパイ
プの雌ねじ加工方法。 - 【請求項２】 パイプを加熱する加熱部と、前記パイプ
の内部にねじ山状凹凸を加工する凹凸加工部と、前記凹
凸加工部を回転させる回転機構部と、前記パイプを外側
より加圧しながら長手方向に移動させるパイプ加圧移動
機構と、を備えたことを特徴とするパイプの雌ねじ加工
装置。 - 【請求項３】 前記パイプ加圧移動機構は、パイプの周
囲を加圧する圧延ロールであることを特徴とする請求項
１または請求項２に記載のパイプの雌ねじ加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000095862A JP2001239427A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | パイプの雌ねじ加工方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000095862A JP2001239427A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | パイプの雌ねじ加工方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001239427A true JP2001239427A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18610708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000095862A Pending JP2001239427A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | パイプの雌ねじ加工方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001239427A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1457273A2 (de) * | 2003-03-14 | 2004-09-15 | SMS Meer GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Rohres mit einer Innenprofilierung |
| JP2010516979A (ja) * | 2007-01-31 | 2010-05-20 | ヴィッテンシュタイン アーゲー | ネジ切りによる軸−ハブ連結 |
| CN103624339A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-12 | 中国航空工业标准件制造有限责任公司 | 一种高温合金紧固件温滚螺纹的制造方法 |
| CN108941800A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-07 | 佛山市名东科技有限公司 | 一种自动螺纹机 |
| CN111438407A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-07-24 | 刘先平 | 一种汽车空调冷凝器管路接头制造加工处理工艺 |
| KR102192511B1 (ko) * | 2020-02-25 | 2020-12-18 | 박찬형 | 금속관의 암나사 형성장치 및 방법 |
-
2000
- 2000-02-24 JP JP2000095862A patent/JP2001239427A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1457273A2 (de) * | 2003-03-14 | 2004-09-15 | SMS Meer GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Rohres mit einer Innenprofilierung |
| EP1457273A3 (de) * | 2003-03-14 | 2005-06-15 | SMS Meer GmbH | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Rohres mit einer Innenprofilierung |
| JP2010516979A (ja) * | 2007-01-31 | 2010-05-20 | ヴィッテンシュタイン アーゲー | ネジ切りによる軸−ハブ連結 |
| CN103624339A (zh) * | 2013-12-10 | 2014-03-12 | 中国航空工业标准件制造有限责任公司 | 一种高温合金紧固件温滚螺纹的制造方法 |
| CN108941800A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-07 | 佛山市名东科技有限公司 | 一种自动螺纹机 |
| KR102192511B1 (ko) * | 2020-02-25 | 2020-12-18 | 박찬형 | 금속관의 암나사 형성장치 및 방법 |
| CN111438407A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-07-24 | 刘先平 | 一种汽车空调冷凝器管路接头制造加工处理工艺 |
| CN111438407B (zh) * | 2020-06-04 | 2021-02-09 | 青岛市星禹汽车零部件有限公司 | 一种汽车空调冷凝器管路接头制造加工处理工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5276168B2 (ja) | 一定の長さに管の外形を加工する方法 | |
| JP2001239427A (ja) | パイプの雌ねじ加工方法及びその装置 | |
| EP1946861B1 (en) | Closing device and closing method | |
| CN103394575B (zh) | 一种波形炉胆旋压成形工艺 | |
| JP2507867B2 (ja) | リングギアの製造方法及び装置 | |
| JP3345225B2 (ja) | 異形管の製造方法 | |
| CN112338057B (zh) | 一种法兰生产设备 | |
| JPH0454531B2 (ja) | ||
| JP2006312196A (ja) | 溝付き管の製造方法、その装置および溝付き管 | |
| JP3278118B2 (ja) | 異形断面リングの製造方法および製造装置 | |
| JPS5937686B2 (ja) | 継目無金属管製造設備のマンドレル循環装置 | |
| US4220028A (en) | Method and device for producing tube bends | |
| JP3405129B2 (ja) | スピニング加工方法及び同加工方法に使用する加工ロール | |
| JPS643571B2 (ja) | ||
| JPS5838262B2 (ja) | 管径対肉厚比の小さい金属管をスエ−ジングマシ−ンによつてテ−パ−形状に加工する方法および当て金物装置 | |
| CN211866174U (zh) | 一种圆钢一次性压扁机 | |
| JPH09271879A (ja) | 段付き金属材料の製造方法 | |
| JPH0229439B2 (ja) | ||
| CN118143137A (zh) | 压合部和异形管材自动向心折弯成型机构及包含它的整机 | |
| JP2007237273A (ja) | 絞りローラ | |
| JPS589723A (ja) | 金属製パイプの曲げ加工法 | |
| JP3648872B2 (ja) | コールドピルガーミルによる管の冷間圧延方法 | |
| JPH06126366A (ja) | 異形横断面形状を有するリング材，板材，帯材の前方スピニング加工方法 | |
| JPH08290214A (ja) | 複合金属棒材の製造方法およびその装置 | |
| JPH07284872A (ja) | 段付棒材の成形加工方法 |