JP2001238291A - 圧電音響部品およびその製造方法 - Google Patents

圧電音響部品およびその製造方法

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JP2001238291A
JP2001238291A JP2000255095A JP2000255095A JP2001238291A JP 2001238291 A JP2001238291 A JP 2001238291A JP 2000255095 A JP2000255095 A JP 2000255095A JP 2000255095 A JP2000255095 A JP 2000255095A JP 2001238291 A JP2001238291 A JP 2001238291A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生産効率が高く、音響変換効率が良好で、小型
に構成できるとともに、耐衝撃性にも優れた圧電音響部
品を得る。 【解決手段】四角形の金属板3に四角形の圧電素子2を
貼り付けてユニモルフ型振動板1を構成し、この振動板
1の長さ方向両端部をケース4の対向する2つの側壁部
4bの内側に形成された支持部4cに支持し、振動板1
の残りの2辺とケース4との隙間を弾性封止材6で封止
する。外部電極13,14を有する基板10上にケース
4を接着し、金属板3を外部電極13に対して弾性を持
つ導電ペースト15で接続し、圧電素子2の表面電極2
aを外部電極14に対して弾性を持つ導電ペースト16
で接続する。これにより、衝撃に対して振動板1と基板
10の外部端子13,14との接続信頼性が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電ブザーや圧電受
話器などの圧電音響部品およびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器、家電製品、携帯電話機
などにおいて、警報音や動作音を発生する圧電ブザーあ
るいは圧電受話器として圧電音響部品が広く用いられて
いる。この種の圧電音響部品は、円形の金属板の片面に
円形の圧電素子を貼り付けてユニモルフ型振動板を構成
し、金属板の周縁部を円形のケースの中にシリコーンゴ
ムを用いて支持するとともに、ケースの開口部をカバー
(図示せず)で閉鎖した構造のものが一般的である。し
かしながら、円形の振動板を用いると、生産効率が悪
く、音響変換効率が低く、しかも小型に構成することが
難しいという問題点があった。
【0003】そこで、本出願人は、四角形の振動板を用
いることで、生産効率の向上、音響変換効率の向上およ
び小型化を可能とした圧電音響部品を提案した(特願平
11−293204号)。この圧電音響部品は、四角形
の金属板の片面に四角形の圧電素子を貼り付けた振動板
と、上壁部と4つの側壁部とを有し、対向する2つの側
壁部の内側に支持部を持つ絶縁性ケースと、第1と第2
の外部電極が形成された平板状の基板とを備えたもので
あり、ケース内に振動板が収納され、振動板の対向する
2辺と支持部とが支持材で固定され、振動板の残りの2
辺とケースとの隙間が弾性封止材で封止されて、振動板
とケースの上壁部との間に音響空間が形成される。そし
て、基板上にケースの側壁部開口端が接着されるととも
に、金属板が第1の外部電極に対して電気的に接続さ
れ、かつ圧電素子の電極は第2の外部電極に対して電気
的に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、電子部品ではリ
フロー半田付けによる表面実装が一般化しており、機械
による部品組立が主流になっているが、圧電音響部品も
表面実装型に構成することが望まれている。そのために
は、振動板と基板の外部電極とを導電性接着剤を用いて
電気的に接続するのが望ましい。ところが、一般に使用
されているエポキシ系の導電性接着剤を使用すると、音
圧特性および耐衝撃性の点で十分な性能が得られない場
合があった。即ち、携帯電話機などの携帯機器の場合、
誤って落下させたりして大きな衝撃荷重が加わることが
あり、エポキシ系導電性接着剤を使用すると、衝撃荷重
によってクラックが入り、振動板と基板の外部電極との
間が断線してしまう。
【0005】そこで、本発明の目的は、生産効率が高
く、音響変換効率が良好で、小型に構成できるととも
に、耐衝撃性にも優れた圧電音響部品を得ることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、両端部の片面側に第1,
第2の振動板電極が露出し、長さベンディングモードで
振動する四角形の圧電振動板と、上壁部と4つの側壁部
とを有し、対向する2つの側壁部の内側に支持部を持つ
絶縁性ケースと、第1と第2の外部電極が形成された平
板状の基板とを備え、上記振動板はケース内に第1,第
2の振動板電極が露出する面がケースの上壁部と反対側
を向くように収納され、振動板の対向する2辺が上記支
持部に対して支持材で支持され、振動板の残りの2辺と
ケースとの隙間が弾性封止材で封止されて、振動板とケ
ースの上壁部との間に音響空間が形成され、上記基板上
に上記ケースの側壁部開口端が接着されるとともに、上
記振動板の第1の振動板電極は弾性を持つ導電性接着剤
により第1の外部電極と電気的に接続され、かつ上記第
2の振動板電極は弾性を持つ導電性接着剤により第2の
外部電極と電気的に接続されていることを特徴とする圧
電音響部品を提供する。また、請求項2に記載の発明
は、両端部の片面側に第1,第2の振動板電極が露出
し、面積屈曲モードで振動する四角形の圧電振動板と、
上壁部と4つの側壁部とを有し、4つの側壁部の内側に
支持部を持つ絶縁性ケースと、第1と第2の外部電極が
形成された平板状の基板とを備え、上記振動板はケース
内に第1,第2の振動板電極が露出する面がケースの上
壁部と反対側を向くように収納され、振動板の4辺が上
記支持部に対して支持材で支持されて、振動板とケース
の上壁部との間に音響空間が形成され、上記基板上に上
記ケースの側壁部開口端が接着されるとともに、上記振
動板の第1の振動板電極は弾性を持つ導電性接着剤によ
り第1の外部電極と電気的に接続され、かつ上記第2の
振動板電極は弾性を持つ導電性接着剤により第2の外部
電極と電気的に接続されていることを特徴とする圧電音
響部品を提供する。また、請求項6に記載の発明は、両
端部の片面側に第1,第2の振動板電極が露出し、長さ
ベンディングモードで振動する四角形の圧電振動板を準
備する工程と、上壁部と4つの側壁部とを有し、対向す
る2つの側壁部の内側に支持部を持つ絶縁性ケースを準
備する工程と、第1と第2の外部電極が形成された平板
状の基板を準備する工程と、上記振動板をケース内に第
1,第2の振動板電極が露出する面がケースの上壁部と
反対側を向くように収納し、振動板の対向する2辺を上
記支持部に対して支持材で支持するとともに、振動板の
残りの2辺とケースとの隙間を弾性封止材で封止し、振
動板とケースの上壁部との間に音響空間を形成する工程
と、上記振動板の第1の振動板電極からケースの側壁部
開口端まで弾性を持つ導電性接着剤を連続的に塗布する
工程と、上記振動板の第2の振動板電極からケースの側
壁部開口端まで弾性を持つ導電性接着剤を連続的に塗布
する工程と、上記基板上面または上記ケースの側壁部開
口端に絶縁性接着剤を塗布する工程と、上記基板上にケ
ースの側壁部開口端を絶縁性接着剤により接着すると同
時に、導電性接着剤により第1の振動板電極と第1の外
部電極、第2の振動板電極と第2の外部電極とを相互に
接続する工程と、上記絶縁性接着剤および導電性接着剤
を同時に硬化させる工程と、を備える圧電音響部品の製
造方法を提供する。さらに、請求項7に記載の発明は、
両端部の片面側に第1,第2の振動板電極が露出し、面
積屈曲モードで振動する四角形の圧電振動板を準備する
工程と、上壁部と4つの側壁部とを有し、4つの側壁部
の内側に支持部を持つ絶縁性ケースを準備する工程と、
第1と第2の外部電極が形成された平板状の基板を準備
する工程と、上記振動板をケース内に第1,第2の振動
板電極が露出する面がケースの上壁部と反対側を向くよ
うに収納し、振動板の4辺を上記支持部に対して支持材
で支持し、振動板とケースの上壁部との間に音響空間を
形成する工程と、上記振動板の第1の振動板電極からケ
ースの側壁部開口端まで弾性を持つ導電性接着剤を連続
的に塗布する工程と、上記振動板の第2の振動板電極か
らケースの側壁部開口端まで弾性を持つ導電性接着剤を
連続的に塗布する工程と、上記基板上面または上記ケー
スの側壁部開口端に絶縁性接着剤を塗布する工程と、上
記基板上にケースの側壁部開口端を絶縁性接着剤により
接着すると同時に、導電性接着剤により第1の振動板電
極と第1の外部電極、第2の振動板電極と第2の外部電
極とを相互に接続する工程と、上記絶縁性接着剤および
導電性接着剤を同時に硬化させる工程と、を備える圧電
音響部品の製造方法を提供する。
【0007】振動板を構成する圧電素子は四角形である
から、グリーンシートから圧電素子を打ち抜くにして
も、抜きカスを少なくでき、材料効率が良い。また、親
基板状態で電極形成,分極などの作業ができるので、生
産効率がよい。さらに、設計的に必要な寸法は親基板カ
ット寸法で決めるため、円板状圧電素子のようにグリー
ンシートの打ち抜き金型をその都度作成しなくてもよ
い。つまり、従来に比べてグリーンシートの打ち抜き〜
親基板カット工程における金型、治具、圧電体品種など
を少なくできるので、投資金額、生産効率の面で有利で
ある。
【0008】請求項1に係る発明は、受話器としての用
途に適した例であり、広いレンジの周波数に対応するた
め、共振領域だけでなく共振領域以外の領域も使用され
る。振動板の振動エネルギーが比較的小さくても変位で
きるように、四角形状の振動板の対向する2辺をケース
の支持部に支持材で支持し、残りの2辺とケースとの隙
間を弾性封止材で封止している。振動板の2つの振動板
電極間に所定の周波数信号を入力すると、圧電素子が所
定方向に伸縮し、これに応じて振動板は長さベンディン
グモードで屈曲変形する。このとき、振動板はケースに
固定された両端部を節として上下に振動し、図1の
(b)に示すように、最大変位点Pが振動板の長さ方向
の中心線に沿って存在する。なお、図1では説明を簡単
にするため、ユニモルフ形振動板の例を示す。これに対
し、円板状の振動板の場合には、図1の(a)のように
中心部だけに最大変位点Pが存在する。つまり、四角形
状の振動板の場合、変位体積が従来の円板状の振動板に
比べて大きくなる。この変位体積は、空気を動かすエネ
ルギーとなるので、音響変換効率を高めることができ
る。なお、振動板の幅方向両端部とケースとの隙間を封
止材で封止しているが、封止材は弾性を持つので、振動
板の変位を妨げず、音圧が低下することがない。さら
に、振動板はその長さ方向両端部が固定されるが、その
間の部分は自由に変位できるので、円板状の振動板に比
べて低い周波数の音を得ることができる。逆に、同じ周
波数の音を得るのであれば、寸法を小型化できる。
【0009】一方、請求項2に係る発明は、サウンダや
リンガなどの用途に適した例であり、単一周波数での大
音量に対応するため、共振領域で使用される。振動板の
振動エネルギーを大きくするべく、面積屈曲モードで励
振させるため、四角形状の振動板の4辺すべてをケース
の支持部に支持材で支持した構造となっている。なお、
面積屈曲モードとは、振動板が長方形を含む四角形であ
り、振動板の主面をなす2つの対角線位置が最大変位と
なるように、つまり対角線の交点が最大変位量となるよ
うに振動板の面積全体が厚み方向に屈曲振動するもので
ある。
【0010】本発明において、支持材としては、エポキ
シ系接着剤のように硬化状態におけるヤング率が高く、
振動板の端部を強く拘束するものでもよいし、シリコー
ンゴムなどの弾性封止材のように、硬化状態におけるヤ
ング率が低く、振動板の拘束力が弱く、振動板の変位を
許容するものであってもよい。
【0011】図2は円形の振動板と四角形の振動板との
寸法と共振周波数との関係を示す比較図である。この場
合もユニモルフ型振動板を用いた。なお、比較に当たっ
ては、圧電素子として厚みが50μmのPZTを用い、
金属板として厚みが50μmの42Niを用いた。ま
た、四角形振動板の長さLと幅Wの比を1.67とし
た。図から明らかなように、同一周波数であれば、四角
形振動板は円形振動板に比べて寸法(長さ,直径)を小
さくできる。逆に、寸法が同一であれば、低い周波数を
得ることができる。
【0012】本発明では、振動板を固定したケースは平
板状の基板に接着固定される。そして、第1の振動板電
極が基板の第1の外部電極に対して弾性を持つ導電性接
着剤により電気的に接続され、第2の振動板電極が基板
の第2の外部電極に対して弾性を持つ導電性接着剤によ
り電気的に接続され、圧電音響部品が得られる。なお、
基板に設けた第1,第2の外部電極を基板の裏面まで引
き回すことにより、表面実装型に構成することができ
る。導電性接着剤が弾性を持つので、本圧電音響部品を
搭載した機器を誤って落下させたりして大きな衝撃荷重
が加わっても、クラックが入らず、振動板電極と外部電
極との間が断線する恐れがない。また、導電性接着剤の
硬化後のヤング率が低いので、振動板の振動を抑制する
ことがなく、音圧が低下しない。
【0013】請求項3のように、振動板として、金属板
の片面に、かつケースの支持部に支持される一方の辺側
に偏った位置に圧電素子が接着されたユニモルフ型圧電
振動板を用い、外部に露出した圧電素子の片面の電極が
第1の振動板電極を構成するとともに、振動板の圧電素
子が接着された面の他辺側に金属板の露出部が設けら
れ、この露出部が第2の振動板電極を構成し、振動板を
その金属板をケースの上壁部側に向けてケースに取り付
けるのが望ましい。振動板の圧電素子をケースの上壁部
側に向けて取り付けることもできるが、この場合には、
圧電素子の表面電極と基板とが対面しないので、圧電素
子の表面電極を基板の第2外部電極に接続するのが難し
くなる。これに対し、振動板の金属板をケースの上壁部
側に向けて固定すれば、圧電素子の表面電極と基板とが
対面するので、表面電極と第2の外部電極との導電性接
着剤による接続が容易となる。なお、振動板の一辺側に
金属板の露出部が露出しているので、金属板と第1の外
部電極との接続も容易である。
【0014】請求項4のように、弾性を持つ導電性接着
剤としては、硬化後のヤング率が1×105 〜2×10
9 N/m2 の導電性接着剤を用いれば、耐衝撃性および
音圧特性において優れた効果を発揮する。この場合に
は、硬化後のビッカース硬度が約30〜100となる。
【0015】請求項5のように、振動板の対向する2辺
を支持部に対して支持する支持材が弾性封止材と同一材
料で構成されていること、つまり弾性封止材を振動板の
4辺全てに塗布するのが望ましい。つまり、振動板の周
囲を弾性封止材で封止することにより、空気漏れがなく
なるとともに、音圧特性も向上する。
【0016】請求項6のような工程で圧電音響部品を製
造すれば、振動板とケースとの固定、ケースと基板との
固定、さらに圧電板と基板の外部電極との電気的接続
を、同種でかつ少ない工程で行なうことができ、請求項
1に記載の圧電音響部品を安価に製造することができ
る。同様に、請求項7のような方法で圧電音響部品を製
造すれば、請求項2に記載の圧電音響部品を安価に製造
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図3〜図6は本発明の第1の実施
形態である表面実装型の圧電音響部品を示す。この圧電
音響部品は、受話器としての用途に適したものであり、
大略、ユニモルフ型の振動板1とケース4と基板10と
で構成されている。
【0018】振動板1は、図6に示すように、表裏面に
薄膜または厚膜の電極2a,2bを有し、厚み方向に分
極処理された長方形の圧電素子2と、圧電素子2と幅寸
法が同一で長さ寸法がやや長い長方形に形成され、圧電
素子2の裏面電極2bに導電性接着剤などを介して対面
接着された金属板3とで構成されている。なお、裏面電
極2bは、金属板3を圧電素子2の裏面に導電性接着剤
などを介して直接接合することで、省略してもよい。こ
の実施形態では、圧電素子2が金属板3に対して長さ方
向の一辺側へ偏った位置に接着されており、金属板3の
長さ方向の他辺側には金属板3が露出した露出部3aを
有する。
【0019】圧電素子2としては、例えばPZTなどの
圧電セラミックスが用いられる。また、金属板3は良導
電性とバネ弾性とを兼ね備えた材料が望ましく、特にヤ
ング率が圧電素子2と近い材料が望ましい。そのため、
例えばリン青銅,42Niなどが用いられる。なお、金
属板3が42Niの場合には、セラミック(PZT等)
と熱膨張係数が近いので、より信頼性の高いものが得ら
れる。
【0020】上記振動板1は次のような工程で製造する
ことができる。まず、セラミックグリーンシートから打
ち抜き金型によって四角形状の親基板を打ち抜き、この
親基板に対して電極形成、分極などの作業を行なった
後、親基板を金属板の母板に導電性接着剤などで接着す
る。そして、接着された親基板と母金属板とをダイサー
などを用いて縦横のカットラインで四角形状にカット
し、振動板を得ることができる。このように、四角形状
の金属板3と四角形状の圧電素子2とを用いることで、
材料効率、生産効率がよく、設備コストを削減できると
いう利点がある。
【0021】上記振動板1はケース4の内側に収納され
ている。すなわち、ケース4はセラミックスまたは樹脂
などの絶縁性材料で上壁部4aと4つの側壁部4bとを
持つ箱型に形成され、対向する2つの側壁部4bの内側
に振動板1の両端部を支持する段差状の支持部4cが一
体に形成されている。なお、支持部4cはできるだけ小
さい方が音圧を向上させ、共振周波数を小さくできるの
で、望ましい。ケース4を樹脂で構成する場合には、L
CP(液晶ポリマー),SPS(シンジオタクチックポ
リスチレン),PPS(ポリフェニレンサルファイ
ド),エポキシなどの耐熱樹脂が望ましい。上壁部4a
の中央部には放音孔4dが形成され、対向する2つの側
壁部4bの開口縁部には溝部4eが形成され、残りの1
つの側壁部4bの開口縁部には制動用の切欠部4fが形
成されている。上記溝部4eは、後述する基板10の外
部電極13,14と対応する位置に形成されている。
【0022】振動板1はその金属板3が上壁部4aと対
面するように、ケース4の内部に収納され、振動板1の
短辺側の2辺が支持部4cに載せられ、弾性封止材6で
固定されている(図4参照)。この弾性封止材6として
はウレタン系,シリコーン系などの公知の弾性封止材を
用いればよい。また、振動板1の長辺側の2辺とケース
4の内面との間には僅かな隙間が空いており、この隙間
も弾性封止材6によって封止されている。つまり、振動
板1の全周が弾性封止材6によってケース4に固定さ
れ、封止されている。これにより、振動板1とケース4
の上壁部4aとの間に音響空間7が形成される。
【0023】上記のように振動板1を取り付けたケース
4は基板10に、絶縁性の接着剤19によって接着され
ている。基板10はセラミックスまたは樹脂などの絶縁
性材料で長方形平板状に形成され、樹脂で形成する場合
にはLCP,SPS,PPS,エポキシ(ガラスエポキ
シを含む)などの耐熱樹脂が用いられる。基板10の長
手方向の両端部には、スルーホール溝11,12を介し
て表面から裏面へ延びる外部電極13,14が形成され
ている。振動板1の両端に位置する振動板電極部である
金属板3の露出部3aと圧電素子2の表面電極2aは、
それぞれ導電ペースト15,16によって、外部電極1
3,14と電気的に接続されている。なお、導電ペース
ト15,16はケース4の開口縁部に形成された溝部4
eに入り込むことにより、所定の膜厚を確保でき、ケー
ス4に押し潰されて断線するのを回避できる。導電ペー
スト15,16は、例えばウレタン系またはシリコーン
系などの柔弾性を持つ導電性接着剤よりなり、その硬化
後のヤング率が1×105 〜2×109 N/m2 (ビッ
カース硬度が30〜100)のものが使用される。ま
た、導電ペースト15,16の塗布量は、塗布量過多に
よる音圧低下を抑えるため、それぞれ2.5mg±0.
5mg程度の少量とするのが望ましい。
【0024】基板10に設けられた外部電極13,14
間に所定の周波数信号(交流信号または矩形波信号)を
印加すれば、振動板1の長さ方向両端部がケース4の支
持部4cに支持され、振動板1の幅方向両端部が弾性封
止材6で弾性変位自在に保持されているので、振動板1
は長さ方向両端部を支点として長さベンディングモード
で振動し、所定の音を発生することができる。音はケー
ス4の放音孔4dから外部へ放出される。
【0025】上記構成よりなる圧電音響部品の落下試験
を行なった結果を以下に示す。 〔落下試験〕 条件:100gの治具に圧電音響部品を取り付け、15
0cmの高さから木板上にZ方向(基板を水平)に落下
させた時の導電ペースト15,16の断線状況を検査し
た。 ウレタン系導電性接着剤を用いた場合:Z方向10回O
K エポキシ系導電性接着剤を用いた場合:Z方向4回で導
通(オープン)不良発生 上記のように、振動板1の電極と基板10の外部電極1
3,14とを接続するための導電ペースト15,16と
して柔弾性を持つウレタン系導電性接着剤を用いた場合
には、耐衝撃性において優れた性能を有することがわか
る。この時に用いたウレタン系導電性接着剤のヤング率
は1×109 N/m2 であり、エポキシ系導電性接着剤
のヤング率は5×109 N/m2 であった。
【0026】次に、上記圧電音響部品の組立方法を図
7,図8にしたがって説明する。まず図7に示すよう
に、振動板1を裏返しにしたケース4の内側に、金属板
3がケース4の上壁部4a側を向くように収納し、その
長さ方向両端部、つまり短辺側の2辺を支持部4c上に
載置する。この状態で、振動板1の周囲に弾性封止材6
をディスペンサなどによって塗布し、硬化させる。これ
により、図8の(a)のように、内側に振動板1を取り
付けたケース4が得られる。次に、図8の(b)のよう
に、振動板1の一端に位置する金属板3の露出部3aか
らケース4の開口縁部に形成された溝部4eにかけて連
続的に導電ペースト15を塗布する。同様に、振動板1
の他端に位置する圧電素子2の表面電極2aからケース
4の開口縁部に形成された溝部4eにかけて連続的に導
電ペースト16を塗布する。この場合、導電ペースト1
5,16を立体的なカギ型状に塗布することで、塗布量
を増やさずに導通信頼性を高めることができる。上記の
ように、振動板1は金属板3をケース4の上壁部4a側
に向けて固定されているので、2つの振動板電極である
金属板3の露出部3aと圧電素子2の表面電極2aとが
ケース4の開口部側へ露出することになる。そのため、
導電ペースト15,16によって簡単に外部へ引き出す
ことができる。次に、図8の(c)のように、ケース4
の溝部4eを除く開口縁部に絶縁性の接着剤19を塗布
する。なお、接着剤19の塗布工程は、導電ペースト1
5,16の塗布より先に行なうこともできる。ただし、
この場合には接着剤19と導電ペースト15,16とが
重ならないように、接着剤19を溝部4eを除く部分に
印刷や転写などで所定のパターンで塗布すればよい。次
に、図8の(d)のように導電ペースト15,16およ
び接着剤19が硬化する前に、ケース4の上に基板10
を接着する。この時、接着剤19が基板10の表面に密
着するとともに、導電ペースト15,16がそれぞれ外
部電極13,14に密着する。この状態で導電ペースト
15,16および絶縁性接着剤19を加熱硬化または自
然硬化させることで、ケース4と基板10とが一体化さ
れるとともに、導電ペースト15により金属板3の露出
部3aと基板10の外部電極13とが接続され、導電ペ
ースト16により圧電素子2の表面電極2aと基板10
の外部電極14とが接続される。こうして圧電音響部品
を完成する。
【0027】上記実施形態では、振動板1の全周を弾性
封止材6で支持/封止したが、振動板1の短辺側の2辺
は接着剤で支持部4cに固定してもよい。ただ、弾性封
止材6を用いた方が振動板1が自由に振動できるととも
に、振動板1の表側と裏側との間の空気漏れをより確実
に防止できるので、音圧特性上望ましい。
【0028】図9は本発明の第2の実施形態である圧電
音響部品を示す。この圧電音響部品は、大略、ユニモル
フ型の振動板1とケース40と基板10とで構成されて
いる。振動板1と基板10は第1の実施形態で用いられ
たものと同様である。図9は裏側から見た斜視図であ
り、ケース40の内側面全周に段差状の支持部41が連
続的に形成されている。この支持部41の頂面は同一高
さに形成されており、支持部41上に振動板1の4辺全
周が接着剤などの支持材42によって固定されている。
なお、図7のケース4と同一部分には同一符号を付して
重複説明を省略する。この実施形態の圧電音響部品は、
例えばサウンダやリンガなどのように単一周波数で用い
られるものであり、振動板1の全周を支持材42によっ
て拘束し、振動板1を共振領域で使用することにより、
面積屈曲モードで強く励振させることができ、大音量を
得ることができる。
【0029】図10は振動板の第2の実施形態を示す。
この振動板20は、図6に示す振動板1と同様に、金属
板21の片面に圧電素子22を接着したユニモルフ型振
動板であるが、金属板21と圧電素子22は共に同一形
状の長方形に形成されている。そして、圧電素子22の
表面には、一端から他端直前まで第1の電極22aが形
成されており、他端側には金属板21と端面を介して導
通する第2の電極22bが形成されている。この場合
も、振動板20の表面に2つの電極22a,22bが露
出するので、図4と同様に金属板21側をケース4の上
壁部4aに向けて取り付けることにより、導電ペースト
で簡単に外部へ引き出すことができる。この場合の導電
ペーストも、第1の実施形態と同様に、弾性を持つ導電
性接着剤を使用すればよい。
【0030】図11,図12は振動板の第3の実施形態
を示す。この振動板30は、2層の圧電セラミックス層
31,32を積層したものであり、振動板30の表裏主
面には主面電極33,34が形成され、セラミックス層
31,32の間には内部電極35が形成されている。2
つのセラミックス層31,32は、図12に太線矢印で
示すように厚み方向において同一方向に分極されてい
る。表側の主面電極33と裏側の主面電極34は、振動
板30の短辺と同幅でかつ長辺よりやや短く形成され、
その一端は振動板30の一方の短辺側端面に形成された
端面電極36に接続されている。そのため、表裏の主面
電極33,34は相互に接続されている。内部電極35
は主面電極33,34とほぼ対称形状に形成され、内部
電極35の一端は上記端面電極36と離れており、他端
は振動板30の他方の短辺側端面に形成された端面電極
37に接続されている。なお、振動板30の他方の短辺
側端部の上下面には、端面電極37と導通する細幅な補
助電極38が形成されている。
【0031】上記振動板30も図4と同様に、ケースに
収納固定され、ケースが基板に接着される。このとき、
主面電極33,34の一方は、弾性を有する導電ペース
トによって基板の一方の外部電極と接続され、補助電極
38は弾性を有する導電ペーストによって基板の他方の
外部電極と接続される。そして、外部電極の間に所定の
交番電圧を印加することで、振動板30を長さベンディ
ングモードで屈曲振動させることができる。すなわち、
振動板30の短辺側両端部を支点とし、長手方向の中央
部を最大振幅点として屈曲振動させることができる。こ
の実施形態の場合には、金属板を有しない積層構造であ
り、厚み方向に順に配置された2つの振動領域が相互に
逆方向に振動するので、ユニモルフ型振動板に比べて大
きな変位量、つまり大きな音圧を得ることができる。
【0032】図13は振動板の第4の実施形態を示す。
この振動板50は、3層の圧電セラミックス層51〜5
3を積層したものであり、振動板50の表裏面には主面
電極54,55が形成され、各セラミックス層51〜5
3の間には内部電極56,57が形成されている。3つ
のセラミックス層51〜53は太線矢印で示すように厚
み方向において同一方向に分極されている。主面電極5
4,55は、振動板50の短辺と同幅でかつ長辺よりや
や短く形成され、その一端は振動板50の一方の短辺側
端面に形成された端面電極58に接続されている。その
ため、表裏の主面電極54,55は相互に接続されてい
る。内部電極56,57の一端は端面電極58と離れて
おり、他端は振動板50の他方の短辺側端面に形成され
た端面電極59に接続されている。したがって、内部電
極56,57も相互に接続されている。なお、振動板5
0の他方の短辺側端部の上下面には、端面電極59と導
通する細幅な補助電極59aが形成されている。この振
動板50も図4と同様に、ケースに収納固定され、ケー
スは基板に接着される。このとき、主面電極54,55
の一方は、弾性を有する導電ペーストによって基板の一
方の外部電極と接続され、補助電極59aは弾性を有す
る導電ペーストによって基板の他方の外部電極と接続さ
れる。
【0033】例えば、主面電極54にマイナスの電圧、
補助電極59aにプラスの電圧を印加すると、図13の
細線矢印で示す方向の電界が生じる。この時、中間層で
あるセラミックス層52の両側に位置する内部電極5
6,57は同一電位であるため、電界が生じない。表側
のセラミックス層51は分極方向と電界方向とが同一方
向であるため平面方向に縮み、裏側のセラミックス層5
2は分極方向と電界方向とが逆方向であるため平面方向
に伸びる。そして、中間層52は伸び縮みしない。その
ため、振動板50は下方へ凸となるように屈曲する。端
面電極58,59間に交番電圧を印加すれば、振動板5
0は周期的に屈曲振動を生じ、これによって大きな音圧
の音を発生することができる。
【0034】なお、金属板および圧電素子は長方形に限
らず、正方形であってもよい。また、上記実施形態で
は、金属板の片面に圧電素子を貼り付けたユニモルフ型
振動板、圧電素子を積層した積層型振動板とについて説
明したが、両端部の片面側に第1,第2の振動板電極が
露出し、長さベンディングモードまたは面積屈曲モード
で振動する四角形の圧電振動板であれば、いかなる圧電
振動板を用いてもよい。本発明の圧電音響部品として
は、圧電ブザー、圧電受話器、圧電スピーカ、圧電サウ
ンダ、リンガーなどがある。
【0035】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
に記載の発明によれば、四角形状の振動板を用いたの
で、グリーンシートの打ち抜きから親基板カットに至る
工程における金型、治具、圧電体品種を少なくでき、か
つ材料効率もよいので、生産効率が向上し、製造コスト
を低減できる。また、四角形状の振動板の対向する2辺
をケースの支持部に支持し、振動板の他の2辺とケース
との隙間を封止し、長さベンディングモードで振動させ
るようにしたので、最大変位点が振動板の長さ方向の中
心線に沿って存在し、変位体積を大きくできる。そのた
め、円板状の振動板に比べて音響変換効率を高めること
ができる。そして、四角形状の振動板はその2辺が支持
されるが、その間の部分は自由に変位できるので、円板
状の振動板に比べて低い周波数を得ることができる。逆
に、同じ周波数を得るのであれば、寸法を小型化でき
る。さらに、振動板電極と基板の外部電極とを接続する
導電性接着剤が弾性を持つので、本圧電音響部品を搭載
した機器を誤って落下させたりして大きな衝撃荷重が加
わっても、導電性接着剤が衝撃を吸収し、振動板電極と
外部電極との間が断線する恐れを解消できる。また、導
電性接着剤の硬化後のヤング率が低いので、振動板の振
動を妨げず、音圧特性が向上するという効果を有する。
【0036】また、請求項2に記載の発明では、四角形
状振動板の4辺をケースの支持部に支持し、面積屈曲モ
ードで振動させるようにしたので、共振領域で使用され
るサウンダやリンガなどに適した圧電音響部品を実現で
きる。この場合も、請求項1と同様に、振動板電極と基
板の外部電極とを弾性を有する導電性接着剤で接続した
ので、耐衝撃性能が向上し、小型で音圧特性に優れた圧
電音響部品を実現できる。
【0037】また、請求項6,7のように、振動板がケ
ースの開口部から2つの振動板電極が露出するように取
り付けられるので、振動板電極と基板の外部電極とを接
続する導電性接着剤の塗布作業が容易になるとともに、
ケースと基板とを接着すると同時に振動板電極と外部電
極との電気的接続も行なわれるので、製造工程を簡素化
でき、工程の処理時間を短縮できる。したがって、請求
項1,2の圧電音響部品を安価に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】円形振動板と四角形振動板との変位分布の比較
図である。
【図2】円形振動板と四角形振動板の寸法と共振周波数
との関係を示す図である。
【図3】本発明にかかる圧電音響部品の第1の実施形態
の斜視図である。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】図3のY−Y線断面図である。
【図6】振動板の斜視図である。
【図7】ケースと振動板とを裏面側から見た分解斜視図
である。
【図8】振動板を組み込んだケースと基板との組立方法
を示す工程図である。
【図9】本発明にかかる圧電音響部品の第2の実施形態
の斜視図である。
【図10】振動板の第2の実施形態の断面図である。
【図11】振動板の第3の実施形態の斜視図である。
【図12】図11に示す振動板の断面図である。
【図13】振動板の第4の実施形態の断面図である。
【符号の説明】
1 振動板 2 圧電素子 2a 表面電極 3 金属板 4 ケース 4a 上壁部 4b 側壁部 4c 支持部 6 弾性封止材 10 基板 13,14 外部電極 15,16 導電ペースト(弾性を持つ導電性接着剤) 19 絶縁性接着剤

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端部の片面側に第1,第2の振動板電極
    が露出し、長さベンディングモードで振動する四角形の
    圧電振動板と、上壁部と4つの側壁部とを有し、対向す
    る2つの側壁部の内側に支持部を持つ絶縁性ケースと、
    第1と第2の外部電極が形成された平板状の基板とを備
    え、上記振動板はケース内に第1,第2の振動板電極が
    露出する面がケースの上壁部と反対側を向くように収納
    され、振動板の対向する2辺が上記支持部に対して支持
    材で支持され、振動板の残りの2辺とケースとの隙間が
    弾性封止材で封止されて、振動板とケースの上壁部との
    間に音響空間が形成され、上記基板上に上記ケースの側
    壁部開口端が接着されるとともに、上記振動板の第1の
    振動板電極は弾性を持つ導電性接着剤により第1の外部
    電極と電気的に接続され、かつ上記第2の振動板電極は
    弾性を持つ導電性接着剤により第2の外部電極と電気的
    に接続されていることを特徴とする圧電音響部品。
  2. 【請求項2】両端部の片面側に第1,第2の振動板電極
    が露出し、面積屈曲モードで振動する四角形の圧電振動
    板と、上壁部と4つの側壁部とを有し、4つの側壁部の
    内側に支持部を持つ絶縁性ケースと、第1と第2の外部
    電極が形成された平板状の基板とを備え、上記振動板は
    ケース内に第1,第2の振動板電極が露出する面がケー
    スの上壁部と反対側を向くように収納され、振動板の4
    辺が上記支持部に対して支持材で支持されて、振動板と
    ケースの上壁部との間に音響空間が形成され、上記基板
    上に上記ケースの側壁部開口端が接着されるとともに、
    上記振動板の第1の振動板電極は弾性を持つ導電性接着
    剤により第1の外部電極と電気的に接続され、かつ上記
    第2の振動板電極は弾性を持つ導電性接着剤により第2
    の外部電極と電気的に接続されていることを特徴とする
    圧電音響部品。
  3. 【請求項3】上記振動板は、金属板の片面に、かつケー
    スの支持部に支持される一方の辺側に偏った位置に圧電
    素子が接着されたユニモルフ型圧電振動板であり、外部
    に露出した圧電素子の片面の電極が第1の振動板電極を
    構成するとともに、上記振動板の圧電素子が接着された
    面の他辺側に金属板の露出部が設けられ、この露出部が
    第2の振動板電極を構成し、上記振動板はその金属板を
    ケースの上壁部側に向けてケースに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の圧電音響部
    品。
  4. 【請求項4】上記弾性を持つ導電性接着剤は、硬化後の
    ヤング率が1×105 〜2×109 N/m2 の導電性接
    着剤であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の圧電音響部品。
  5. 【請求項5】上記振動板の対向する2辺を上記支持部に
    対して支持する支持材は、弾性封止材と同一材料で構成
    されていることを特徴とする請求項1,3,4のいずれ
    かに記載の圧電音響部品。
  6. 【請求項6】両端部の片面側に第1,第2の振動板電極
    が露出し、長さベンディングモードで振動する四角形の
    圧電振動板を準備する工程と、上壁部と4つの側壁部と
    を有し、対向する2つの側壁部の内側に支持部を持つ絶
    縁性ケースを準備する工程と、第1と第2の外部電極が
    形成された平板状の基板を準備する工程と、上記振動板
    をケース内に第1,第2の振動板電極が露出する面がケ
    ースの上壁部と反対側を向くように収納し、振動板の対
    向する2辺を上記支持部に対して支持材で支持するとと
    もに、振動板の残りの2辺とケースとの隙間を弾性封止
    材で封止し、振動板とケースの上壁部との間に音響空間
    を形成する工程と、上記振動板の第1の振動板電極から
    ケースの側壁部開口端まで弾性を持つ導電性接着剤を連
    続的に塗布する工程と、上記振動板の第2の振動板電極
    からケースの側壁部開口端まで弾性を持つ導電性接着剤
    を連続的に塗布する工程と、上記基板上面または上記ケ
    ースの側壁部開口端に絶縁性接着剤を塗布する工程と、
    上記基板上にケースの側壁部開口端を絶縁性接着剤によ
    り接着すると同時に、導電性接着剤により第1の振動板
    電極と第1の外部電極、第2の振動板電極と第2の外部
    電極とを相互に接続する工程と、上記絶縁性接着剤およ
    び導電性接着剤を同時に硬化させる工程と、を備える圧
    電音響部品の製造方法。
  7. 【請求項7】両端部の片面側に第1,第2の振動板電極
    が露出し、面積屈曲モードで振動する四角形の圧電振動
    板を準備する工程と、上壁部と4つの側壁部とを有し、
    4つの側壁部の内側に支持部を持つ絶縁性ケースを準備
    する工程と、第1と第2の外部電極が形成された平板状
    の基板を準備する工程と、上記振動板をケース内に第
    1,第2の振動板電極が露出する面がケースの上壁部と
    反対側を向くように収納し、振動板の4辺を上記支持部
    に対して支持材で支持し、振動板とケースの上壁部との
    間に音響空間を形成する工程と、上記振動板の第1の振
    動板電極からケースの側壁部開口端まで弾性を持つ導電
    性接着剤を連続的に塗布する工程と、上記振動板の第2
    の振動板電極からケースの側壁部開口端まで弾性を持つ
    導電性接着剤を連続的に塗布する工程と、上記基板上面
    または上記ケースの側壁部開口端に絶縁性接着剤を塗布
    する工程と、上記基板上にケースの側壁部開口端を絶縁
    性接着剤により接着すると同時に、導電性接着剤により
    第1の振動板電極と第1の外部電極、第2の振動板電極
    と第2の外部電極とを相互に接続する工程と、上記絶縁
    性接着剤および導電性接着剤を同時に硬化させる工程
    と、を備える圧電音響部品の製造方法。
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