JP2001237770A - 通信システム、より詳細にはcdma通信システムにおけるチャネル評価の方法 - Google Patents

通信システム、より詳細にはcdma通信システムにおけるチャネル評価の方法

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JP2001237770A
JP2001237770A JP2000374251A JP2000374251A JP2001237770A JP 2001237770 A JP2001237770 A JP 2001237770A JP 2000374251 A JP2000374251 A JP 2000374251A JP 2000374251 A JP2000374251 A JP 2000374251A JP 2001237770 A JP2001237770 A JP 2001237770A
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パスカル・アジン
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/005Control of transmission; Equalising

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ディジタル通信のチャネルインパルス応答評
価方法を提供すること。 【解決手段】 データと、チャネルインパルス応答評価
用パイロットビットを含む制御信号がタイムスロット中
に送信され、チャネルインパルス応答が現在のスロット
に先行するnbefore個のスロットと後続のn
after個のスロットについて平均され、異なる重み
付け係数がこの計算に使用される。各重み付け係数ω
でありAqrはAの行q列rの構成要素、VはVのq
番目の構成要素である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMAシステム
などの通信システムにおけるチャネル応答を評価する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムでは、複数の基地局が
提供される。各基地局の役割は直近の移動端末によって
送信された通信を受信してこれらの受信された通信をネ
ットワーク又はこの局の近隣の別の移動端末に送信する
ことである。言い換えれば、基地局は近隣の移動端末の
通信を受信してこれらの直近の移動端末に通信を送信す
ることである。
【0003】基地局が複数のユーザと同時に通信する多
重アクセスタイプのこれらの通信システムでは、ユーザ
から受信した、またはユーザに送信された種々の通信を
区別することが必要である。
【0004】ディジタル通信システムで異なる通信間を
このように区別するために、一般に使用される主な方法
はTDMA(時分割多重アクセス)およびCDMA(符
号分割多重アクセス)である。両方の方法で、情報はタ
イムスロットの間にセルまたはパケットに入れて送信さ
れる。TDMAでは、一回ごとにスロットは1人のユー
ザによってのみ使用される。したがって、基地局が複数
のユーザまたは端末から複数の通信を受信すると、各ユ
ーザには1つのタイムスロットだけが割り当てられる。
例えば、TDMAとFDMAを併用するGSM標準で
は、各ユーザには8タイムスロットごとに1つのタイム
スロットが割り当てられる。
【0005】CDMAでは、各タイムスロットは複数の
ユーザによって共有され、異なるユーザが重畳された符
号(superimposed code)によって識別される。よく知
られているように、異なる重畳符号は直交符号である。
【0006】各タイムスロットの間に、データと制御情
報が送信される。制御情報はパイロットビットを含む。
パイロットビットは、対応するタイムスロット内のチャ
ネル内のチャネルインパルス応答を評価するために使用
する所定の(知られている)シーケンスを形成する。チ
ャネルインパルス応答はタイムスロットごとの送信機と
受信機の間のすべての伝送経路の利得(振幅および位相
の)を表す。
【0007】有用な受信データを評価するには、実際、
チャネルインパルス応答を永続的に評価することが必要
である。この評価のために、例えば、受信された信号は
逆チャネルインパルス応答と共に畳み込まれ、この畳み
込みが評価された元の有用なデータを提供する。
【0008】チャネルインパルス応答評価または「チャ
ネル評価」はすべての通信システム、特にCDMAで重
要な機能である。
【0009】正確なチャネル評価を得るには、いくつか
のスロットについてチャネルインパルスを平均すること
が知られているが、これは、低中速の端末速度の場合
に、チャネル応答時間の変動が小さく、すなわち、この
場合、チャネルインパルス応答はスロット間でわずかし
か変動しないためである。いくつかのタイムスロットで
のこの平均によって、現在のスロットのチャネルインパ
ルス応答の正確な評価が得られる。
【0010】さらに、平均のための各タイムスロットの
寄与に異なる重み付け係数を割り振ることが知られてい
る。以下、詳述する。
【0011】平均に使用するタイムスロットの数は一般
に移動端末の速度に依存する。低速の場合、高速の場合
と比べてより多い数のタイムスロットでチャネルインパ
ルス応答を平均することができる。
【0012】平均は以下のように実行される。
【0013】ランクjの各タイムスロットについて、チ
ャネルインパルス応答h^(j)がこのスロットのパイ
ロットビットで評価され、このチャネル評価はメモリに
記憶される。
【0014】ランクnの各タイムスロットについて、平
均チャネル応答h^(n) aver ageが以下の式に
従って計算される。
【0015】
【数22】 言い換えれば、平均は、現在のタイムスロットに先行す
るnbefore個のタイムスロットとこの現在のタイ
ムスロットの後続のnafter個のタイムスロットを
含む(nbefore+nafter+1)個のタイム
スロットについて実行される。
【0016】各通信について、nbefore、n
afterおよび重み付け係数ωは一定値を有する。
【0017】この知られている技術で、重み付け係数は
経験的に決定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この経験的
な方法が最適な重み付け係数を提供しない、すなわち、
チャネルインパルス応答は最も正確に評価されないとい
う認識に基づく。
【0019】本発明はこの欠点を克服する。
【0020】
【課題を解決するための手段】
【発明の実施の形態】本発明の一態様によれば、各重み
付け係数ωは以下の式を用いて計算される。
【0021】
【数23】 上式で、Aは大きさ(nbefore+nafter
1)×(nbefor +nafter+1)の正方行
列で、Vは長さ(nbefore+nafte +1)
のベクトルで、AおよびVは以下の式で定義される。
【0022】
【数24】 上式で、Aqrは行qと列rの行列Aの構成要素、V
はベクトルVのq番目の構成要素、tは時間、関数
E(.)は数学的期待値、h^(r)(t)はh^
(r)(t)の共役である。
【0023】ここで複素数a+jb(j=−1)の共
役はa−jbである。
【0024】上記の式(1)、(2)および(3)はチ
ャネルインパルス応答の統計的特性が知られていること
を意味する。本発明の枠組みでの研究によって、ランク
nのチャネル応答とランクn+mのチャネル応答との相
関関係を以下の式で示すことができる。
【0025】
【数25】 この式で、j(.)はゼロ次のベッセル関数、f
ドップラー周波数、T はスロット周期(期間)、Eは
チャネルインパルス応答の平均エネルギーである。ドッ
プラー周波数は
【0026】
【数26】 である。
【0027】上式でvはm/s単位の移動速度、c=
3.10m/sは自由空間内の光速、fは搬送波周波
数(UMTSの例では約2GHz)である。
【0028】この場合、AqrおよびVの値は、
【0029】
【数27】 で表される。
【0030】式(5)で、Rmn=E(b(n)(t)
(n+m)(t))で、b(n)(t)=h^
(n)(t)−h(n)(t)はチャネルインパルス応
答の評価エラーである。
【0031】すなわち、
【0032】
【数28】 である。
【0033】評価エラーはチャネル評価方法によって変
化する。好ましい実施形態では、この雑音(評価エラ
ー)は概ね分散がσの白色雑音である。したがって、
式(5)および(6)は以下のように簡単化できる。
【0034】
【数29】 式(7)で、δqrはq=rの場合にδqr=1でq≠
rの場合にδqr=0であるディラック関数である。
【0035】上記関数(7)および(8)から、Aqr
およびV、したがって重み付け係数ωは割合E/σ
にのみ依存することが分かる。
【0036】一実施形態では、この割合は固定値を有す
る。別の実施形態では、Eおよびσ は従来の手段によ
って評価される。
【0037】一実施形態では、AはE.lと交換され
る。ここでlは大きさ(nbef ore+n
after+1)の識別行列、すなわち、ω=V
Eである。したがって、
【0038】
【数30】 重み付け係数ωは正の数でなければならないので、以
下の関係が満たされねばならない。
【0039】
【数31】 上式で、xはj(x)=0(x≒2.4)を満
たす最小の正の数である。nbeforeおよびn
afterの最大値はドップラー周波数、したがって、
速度に依存することが分かる。
【0040】チャネル応答の評価はnbeforeおよ
びnafterが最大値を有する時に最適である。ただ
し、nbeforeおよびnafterが大きい値を有
する場合、容量が大きいメモリを提供する必要があり、
また計算が複雑になる。したがって、それぞれの最大値
より小さい値を有するnbeforeおよびnaft
erを選択することが好ましいであろう。
【0041】ゼロ次のベッセル関数はリアルタイムで実
行でき、またはルックアップテーブルで事前計算でき
る。
【0042】重み付け係数が式(5)および(6)の助
けを借りて計算される場合、Rmnは動的に(リアルタ
イムで)評価でき、またはこの雑音に依存するパラメー
タに固定値を割り当てることもできる。
【0043】重み付け係数はリアルタイムで計算でき、
この場合、これらの係数は速度と共に変化することにも
留意されたい。
【0044】別の実施形態では、重み付け係数は事前決
定される、すなわち、種々の離散的な速度について事前
計算される。
【0045】一実施形態では、最適な重み付け係数は、
平均速度、例えば50km/hである1つの速度につい
てのみ決定される。1つの速度について選択されるこれ
らの所定の係数は、一実施形態では、セルごとに、すな
わち、基地局に関連する地理的ゾーンごとに決定され
る。この場合、ユーザがセルからセルへ移動すると所定
の係数は1回の通信中に変化することがある。上記の所
定の係数は他のパラメータから、例えばユーザごとに、
またはユーザグループごとに決定することができる。
【0046】重み付け係数が動的に評価される時、移動
速度のドップラー周波数fを決定することが必要な場
合がある。この移動速度は移動端末それ自体で、または
基地局内で評価できる。後者の場合、基地局は端末にこ
の基地局内で計算された評価速度または重み付け係数を
提供する。
【0047】別の実施形態では、重み付け係数の動的な
計算を簡単化するために、移動端末の速度の評価が実行
され、限られた速度数n(または限られた数のドップラ
ー周波数)についてのみ係数が計算される。その場合、
n個の速度から評価速度に最も近い値を有する速度が決
定され、選択された重み付け係数はこの最も近い速度に
対応する係数である。
【0048】本発明の一態様によれば、CDMAシステ
ムなどのディジタル通信システムにおけるチャネルイン
パルス応答を評価する方法であって、タイムスロット中
にデータと制御信号が送信され、この制御信号がチャネ
ルインパルス応答の評価に使用するパイロットビットを
含み、チャネルインパルス応答がいくつかのスロットに
ついて平均され、異なる重み付け係数が以下の式に従っ
て平均チャネルインパルス応答h^(n)
averageの計算に使用される方法が提供される。
【0049】
【数32】 beforeおよびnafterは現在のタイムスロ
ットの先行および後続タイムスロットの数、ωは前記
重み付け係数である。
【0050】各重み付け係数ωは以下の式を用いて計
算される。
【0051】
【数33】 一実施形態では、AqrおよびVは以下の関係によっ
て決定される。
【0052】
【数34】 上式で、Rmn=E(b(n)(t)b
(n+m)(t))であり、b(n (t)=h^
(n)(t)−h(n)(t)はチャネルインパルス応
答時間の評価エラーすなわち雑音を表し、Eはチャネル
インパルス応答の平均エネルギー、fはドップラー周
波数、Tsはタイムスロットの期間、j(.)はゼロ
次のベッセル関数である。
【0053】一実施形態では、一定の値がRmnに割り
当てられる。
【0054】一実施形態では、AqrおよびVは以下
の式に従って決定される。
【0055】
【数35】 上式で、σは白色雑音の分散、δqrはq=rの場合
にδqr=1でq≠rの場合にδqr=0であるディラ
ック関数である。
【0056】一実施形態では、一定の値がE/σに割
り当てられる。
【0057】一実施形態では、E/σが1回の通信中
に評価される。
【0058】一実施形態では、係数ωは以下の式に従
って決定される。
【0059】
【数36】 一実施形態では、平均に用いるタイムスロットの数n
beforeおよびn fterは以下の関係を満た
す。
【0060】
【数37】 上式で、xはj(x)=0を満たす最小の正の数
である。
【0061】一実施形態では、ゼロ次のベッセル関数を
計算するように、ルックアップテーブルが使用される。
【0062】本発明の別の態様によれば、移動局と通信
するためのCDMAシステムなどのディジタル通信シス
テムにおけるチャネルインパルス応答を評価する方法で
あって、チャネルインパルス応答がいくつかのスロット
について平均され、これらの異なるタイムスロットの平
均チャネルインパルス応答の計算に異なる重み付け係数
が使用され、前記重み付け係数が前記移動局の速度また
はドップラー周波数に応じて動的に決定され、または事
前決定される方法が提供される。
【0063】一実施形態では、重み付け係数は動的に決
定される。
【0064】一実施形態では、重み付け係数は移動端末
の速度またはドップラー周波数ごとに事前決定される。
【0065】一実施形態では、移動端末の速度またはド
ップラー周波数は移動端末内で評価される。
【0066】一実施形態では、重み付け係数は速度また
はドップラー周波数から独立し、これらの係数は1つの
平均速度について計算される。
【0067】一実施形態では、平均速度は移動端末の場
所に依存する。
【0068】一実施形態では、移動端末の速度または移
動端末のドップラー周波数は移動端末と通信中の基地局
内で決定され、この端末速度またはドップラー周波数は
移動端末または基地局内で重み付け係数を計算するため
に使用され、後者の場合、基地局は重み付け係数の値を
移動端末に送信する。
【0069】一実施形態では、限られた数の離散的な値
が移動端末の速度またはドップラー周波数に割り当てら
れる。
【0070】本発明の別の態様によれば、CDMAシス
テムなどのディジタル通信システムについてチャネルイ
ンパルス応答を評価する手段を含む移動端末装置であっ
て、タイムスロット中にデータと制御信号が送信され、
前記制御信号がチャネルインパルス応答の評価に使用す
るパイロットビットを含み、チャネルインパルス応答が
いくつかのスロットについて平均され、異なる重み付け
係数が上記の式(F)に従って平均チャネルインパルス
応答h^(n) averageの計算に使用される移動
端末装置が提供される。
【0071】チャネルインパルス応答を評価する手段は
以下の式を用いて各重み付け係数ω を計算する手段を
含む。
【0072】
【数38】 上式で、Aは大きさ(nbefore+nafter
1)×(nbefor +nafter+1)の正方行
列で、Vは長さ(nbefore+nafte +1)
のベクトルで、AおよびVが上記の式(2)および
(3)で定義される。
【0073】本発明の別の態様によれば、移動局と通信
するためのCDMAシステムなどのディジタル通信シス
テムにおけるチャネルインパルス応答を評価する手段を
含む移動端末装置であって、チャネルインパルス応答が
いくつかのスロットについて平均され、これらの異なる
タイムスロットの平均チャネルインパルス応答の計算に
異なる重み付け係数が使用され、チャネルインパルス応
答を評価する前記手段は、前記移動局の速度またはドッ
プラー周波数に応じて前記重み付け係数を動的に決定す
る、または事前決定された重み付け係数を記憶する手段
を含む移動端末装置が提供される。
【0074】一実施形態では、端末装置は移動端末の速
度またはドップラー周波数ごとの所定の重み付け係数を
含むメモリ手段を含む。
【0075】一実施形態では、端末装置は移動端末の速
度またはドップラー周波数を評価する手段を含む。
【0076】一実施形態では、計算手段は重み付け係数
が速度またはドップラー周波数から独立した構成で、こ
れらの係数は1つの平均速度について計算される。
【0077】一実施形態では、計算手段は平均速度が移
動端末の場所に依存する構成である。
【0078】一実施形態では、端末装置はこの移動端末
と通信中の基地局から移動端末の速度または移動端末の
ドップラー周波数を表す信号を受信する手段を含み、こ
の移動端末の速度またはドップラー周波数は重み付け係
数を計算するように使用される。
【0079】一実施形態では、計算手段は移動端末の速
度またはドップラー周波数に割り当てられた限られた数
の離散的な値を含むメモリ手段を含む。
【0080】本発明の別の態様によれば、CDMAシス
テムなどのディジタル通信システムのための基地局であ
って、前記基地局は複数の移動端末と通信でき、各チャ
ネルのチャネルインパルス応答を評価する手段を含み、
前記通信システムは、タイムスロット中にデータと制御
信号が送信され、前記制御信号がチャネルインパルス応
答の評価に使用するパイロットビットを含み、チャネル
インパルス応答がいくつかのスロットについて平均さ
れ、異なる重み付け係数が上記の式(F)に従って平均
チャネルインパルス応答h^(n) averageの計
算に使用される基地局が提供される。
【0081】基地局は、
【0082】
【数39】 を用いて各重み付け係数ωを計算する手段を含む。
【0083】上式で、Aは大きさ(nbefore+n
after+1)×(nbefor +nafter
1)の正方行列で、Vは長さ(nbefore+n
afte +1)のベクトルで、AおよびVは式(2)
と式(3)とによって定義される。
【0084】本発明の別の態様によれば、移動局と通信
するためのCDMAシステムなどのディジタル通信シス
テムにおいてチャネルインパルス応答を評価する手段を
含む基地局であって、チャネルインパルス応答がいくつ
かのスロットについて平均され、これらの異なるタイム
スロットの平均チャネルインパルス応答の計算に異なる
重み付け係数が使用され、チャネルインパルス応答を評
価する前記手段は、前記移動局の速度またはドップラー
周波数に応じて前記重み付け係数を動的に決定する、ま
たは事前決定された重み付け係数を記憶する手段を含む
基地局が提供される。
【0085】一実施形態では、基地局は通信相手の端末
の各対応する移動端末速度または各対応するドップラー
周波数ごとの所定の重み付け係数を含むメモリ手段を含
む。
【0086】基地局は通信相手の各移動端末の速度また
はドップラー周波数を評価する手段を含む。
【0087】一実施形態では、計算手段は重み付け係数
が基地局の通信相手の各移動端末の速度またはドップラ
ー周波数から独立した構成で、これらの係数は1つの平
均速度について計算される。
【0088】一実施形態では、計算手段は平均速度が移
動端末の場所に依存する構成である。
【0089】一実施形態では、基地局は、移動端末の速
度またはドップラー周波数を用いて基地局内で重み付け
係数を計算する別の計算手段を含み、前記基地局は重み
付け係数の値を移動端末に送信する手段を含む。
【0090】一実施形態では、基地局は通信相手の各端
末に移動端末の速度を送信する手段を含む。
【0091】一実施形態では、計算手段は移動端末の速
度またはドップラー周波数に割り当てられた限られた数
の離散的な値を含むメモリ手段を含む。
【0092】本発明のその他の特徴と利点について以下
に説明する。
【0093】図面を参照して説明する本発明の例は、移
動電話などの移動端末のためのCDMA技術の使用に対
応する。この技術で、受信データを逆利得で補正できる
ように送信機Tと受信機Rとの間のチャネル応答、すな
わち物理チャネルの利得を永続的に評価する必要があ
る。
【0094】チャネルインパルス応答を決定するため
に、ランクn+nafterの現在のタイムスロットの
パイロットビットが使用される(図1)。タイムスロッ
トごとに、平均チャネル応答がnbefore+n
after+1個のタイムスロットについて評価され
る。上記の式(F)に従ってチャネル平均を計算できる
ためには各チャネル応答評価をメモリに保存する必要が
ある。
【0095】この式(F)の重み付け係数ωの最適値
を決定するために、発明者はチャネル応答の統計的特性
を研究した。この研究で、チャネルインパルス応答h
(n)(t)はN個の非相関経路の重ね合せ(superpos
ition)で、前記チャネルインパルス応答は以下の値を
有することが考察された。
【0096】
【数40】 上式で、C (n)はn番目のスロット中のp番目の経
路の複素振幅(利得)、τはn番目のスロット中のp
番目の経路での伝送に関する受信遅延、p(t)はパル
ス整形フィルタである。
【0097】パルス整形フィルタはチャネルインパルス
応答に含まれ、ゼロdBに等しい正規化エネルギーを有
すると考えられる。また、複素振幅C (n)および遅
延τ はタイムスロット中ほぼ一定であるものとする。
【0098】チャネルインパルス応答の評価は、通常N
<NであるN個の主要経路の遅延と振幅を評価する
ことからなる。ここでは振幅の評価のみを考察する。遅
延τ は従来の方法、例えば、「CDMA princ
iple of spread spectrum c
ommunications」と題されたAndrew
J.Viterbiの著書に記載の方法で評価でき
る。
【0099】各個別の経路p(図2)は互いに極めて近
い多数の経路の重ね合せを表す。各経路の振幅の時間変
動を研究するために、ここではJakesモデルを使用
する。Jakesモデルによれば、任意のp、nおよび
mについて以下の関係が満たされる。
【0100】
【数41】 上式で、c (k)=a (k)+jb (k)(j
=−1)、Ep=E(|C (n))が成り立ち、
(.)はゼロ次のベッセル関数、fはドップラー
周波数、Tはスロット周期、E(.)は数学的期待値
である。
【0101】式(13)、(14)および(15)か
ら、以下の式が成り立つ。
【0102】
【数42】 上記の式(4)はこの式(16)から導かれる。
【0103】式(4)のチャネルインパルス応答の平均
エネルギーEは以下の値を有する。
【0104】
【数43】 式(4)によって定義されるチャネル応答の統計的特性
は、式(1)、(2)および(3)に従って重み付け係
数の最適値を決定するために使用される。これらの最後
の式は、例えば、Jean−Mark BROSSIE
R著「Signal et communicatio
n numerique-Egalisation e
t synchronisation」(Signal
anddigital communication
-Equalizationand synchron
ization)」、Hermes editor、F
ranceに記載の最適フィルタリングすなわちWie
nerフィルタリングの理論を使用する。
【0105】図3はxがj(x)=0を満たす最
小の正の数であるゼロ次のベッセル関数を表す。
【0106】式(5)および(6)、または式(7)お
よび(8)、または式(9)のいずれかを用いた重み付
け係数の計算で−これらの係数は事前決定されるか動的
に計算される−重み付け係数は最適値を有する。その結
果、通信のたびによりよいパフォーマンス、すなわち、
より高い復調品質が得られる。
【0107】本発明による方法は通信システムの各端
末、基地局内、あるいはその両方で実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイムスロットの連続を示す図である。
【図2】本発明のいくつかの態様を説明するための概略
図である。
【図3】ゼロ次のベッセル関数の一般的な形状を表す図
である。
【符号の説明】
before 現在のタイムスロットに先行するタイ
ムスロットの数 nafter 現在のタイムスロットの後続のタイムス
ロットの数

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CDMAシステムなどのディジタル通信
    システムにおけるチャネルインパルス応答を評価する方
    法であり、タイムスロット中にデータと制御信号が送信
    され、前記制御信号がチャネルインパルス応答の評価に
    使用するパイロットビットを含み、チャネルインパルス
    応答がいくつかのタイムスロットについて平均され、異
    なる重み付け係数が 【数1】 に従って平均チャネルインパルス応答h^(n)
    averageの計算に使用され、 上式で、nbeforeおよびnafterは現在のタ
    イムスロットの先行および後続タイムスロットの数、ω
    が前記重み付け係数であって、 各重み付け係数ωが 【数2】 を用いて計算され、 上式で、Aは大きさ(nbefore+nafter
    1)×(nbefor +nafter+1)の正方行
    列で、Vは長さ(nbefore+nafte +1)
    のベクトルで、AおよびVは 【数3】 によって定義され、 上式で、 Aqrは行qと列rの行列Aの構成要素、 VはベクトルVのq番目の構成要素、 tは時間、 関数E(.)は数学的期待値、 h^(r)(t)はh^(r)(t)の共役であるこ
    とを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 AqrおよびVが 【数4】 の関係によって決定され、 上式で、Rmn=E(b(n)(t)b
    (n+m)(t))であり、b(n (t)=h^
    (n)(t)−h(n)(t)はチャネルインパルス応
    答時間の評価エラーすなわち雑音を表し、Eはチャネル
    インパルス応答の平均エネルギー、fはドップラー周
    波数、Tsはタイムスロットの期間、j(.)はゼロ
    次のベッセル関数であることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 一定の値がRmnに割り当てられること
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 AqrおよびVが 【数5】 に従って決定され、 上式で、σは白色雑音の分散、δqrはq=rの場合
    にδqr=1でq≠rの場合にδqr=0であるディラ
    ック関数である請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 一定の値がE/σに割り当てられる請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 E/σが1回の通信中に評価される請
    求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 重み付け係数ωが 【数6】 に従って決定される請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 平均に用いるタイムスロットの数n
    beforeおよびn fterが 【数7】 の関係を満たし、 上式で、xはj(x)=0を満たす最小の正の数
    であることを特徴とする請求項2から7のいずれか一項
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記ゼロ次のベッセル関数を計算するよ
    うに、ルックアップテーブルが使用されることを特徴と
    する請求項2から7のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 移動局と通信するためのCDMAシス
    テムなどのディジタル通信システムにおけるチャネルイ
    ンパルス応答を評価する方法であって、チャネルインパ
    ルス応答がいくつかのタイムスロットについて平均さ
    れ、これらの異なるタイムスロットの平均チャネルイン
    パルス応答の計算に異なる重み付け係数が使用され、前
    記重み付け係数が前記移動局の速度またはドップラー周
    波数に応じて動的に決定され、または事前決定される方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項1から9のいずれか一項に従っ
    て前記重み付け係数が前記移動局の速度またはドップラ
    ー周波数に応じて動的に決定され、または事前決定され
    る請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 移動端末の速度またはドップラー周波
    数が移動端末内で評価されることを特徴とする請求項1
    から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 重み付け係数が移動端末の速度または
    ドップラー周波数から独立し、1つの平均速度について
    計算されることを特徴とする請求項1から11のいずれ
    か一項に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記平均速度が移動端末の場所に依存
    することを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 移動端末の速度または移動端末のドッ
    プラー周波数が移動端末と通信中の基地局内で決定さ
    れ、移動端末または基地局内で重み付け係数を計算する
    ように使用され、後者の場合、基地局は重み付け係数の
    値を移動端末に送信することを特徴とする請求項1から
    11のいずれか一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 限られた数の離散的な値が移動端末の
    速度またはドップラー周波数に割り当てられることを特
    徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 CDMAシステムなどのディジタル通
    信システムについてチャネルインパルス応答を評価する
    手段を含む移動端末装置であり、タイムスロット中にデ
    ータと制御信号が送信され、前記制御信号がチャネルイ
    ンパルス応答の評価に使用するパイロットビットを含
    み、チャネルインパルス応答がいくつかのタイムスロッ
    トについて平均され、異なる重み付け係数が 【数8】 に従って平均チャネルインパルス応答h^(n)
    averageの計算に使用され、 上式で、nbeforeおよびnafterは現在のタ
    イムスロットの先行および後続タイムスロットの数、ω
    が前記重み付け係数であって、チャネルインパルス応
    答を評価する手段は、 【数9】 を用いて各重み付け係数ωを計算する手段を含み、 上式で、Aは大きさ(nbefore+nafter
    1)×(nbefor +nafter+1)の正方行
    列で、Vは長さ(nbefore+nafte +1)
    のベクトルで、AおよびVは 【数10】 によって定義され、 上式で、 Aqrは行qと列rの行列Aの構成要素、 VはベクトルVのq番目の構成要素、 tは時間、 関数E(.)は数学的期待値、 h^(r)(t)はh^(r)(t)の共役であるこ
    とを特徴とする移動端末装置。
  18. 【請求項18】 前記計算手段が 【数11】 の関係によってAqrおよびVを決定する手段を含
    み、 上式で、Rmn=E(b(n)(t)b
    (n+m)(t))であり、b(n (t)=h^
    (n)(t)−h(n)(t)はチャネルインパルス応
    答時間の評価エラーすなわち雑音を表し、Eはチャネル
    インパルス応答の平均エネルギー、fはドップラー周
    波数、Tsはタイムスロットの期間、j(.)はゼロ
    次のベッセル関数であることを特徴とする請求項17に
    記載の端末装置。
  19. 【請求項19】 前記決定手段が一定の値をRmnに割
    り当てる手段を含むことを特徴とする請求項18に記載
    の端末装置。
  20. 【請求項20】 前記決定手段が 【数12】 に従ってAqrおよびVを決定する手段を含み、 上式で、σは白色雑音の分散、δqrはq=rの場合
    にδqr=1でq≠rの場合にδqr=0であるディラ
    ック関数であることを特徴とする請求項18または19
    に記載の端末装置。
  21. 【請求項21】 一定の値をE/σに割り当てる手段
    を含むことを特徴とする請求項20に記載の端末装置。
  22. 【請求項22】 1回の通信中にE/σを評価する手
    段を含むことを特徴とする請求項20に記載の端末装
    置。
  23. 【請求項23】 【数13】 に従って重み付け係数ωを決定する手段を含むことを
    特徴とする請求項17に記載の端末装置。
  24. 【請求項24】 【数14】 の関係を満たすような平均に用いるタイムスロットの数
    beforeおよびn afterを決定する手段を含
    み、 上式で、xはj(x)=0を満たす最小の正の数
    であることを特徴とする請求項18から22のいずれか
    一項に記載の端末装置。
  25. 【請求項25】 前記ゼロ次のベッセル関数を計算する
    ように、ルックアップテーブルが使用されることを特徴
    とする請求項18から22のいずれか一項に記載の端末
    装置。
  26. 【請求項26】 移動局と通信するためのCDMAシス
    テムなどのディジタル通信システムにおけるチャネルイ
    ンパルス応答を評価する手段を含む移動端末装置であっ
    て、チャネルインパルス応答がいくつかのタイムスロッ
    トについて平均され、これらの異なるタイムスロットの
    平均チャネルインパルス応答の計算に異なる重み付け係
    数が使用され、チャネルインパルス応答を評価する前記
    手段は、前記移動局の速度またはドップラー周波数に応
    じて前記重み付け係数を動的に決定する、または事前決
    定された重み付け係数を記憶する手段を含む移動端末装
    置。
  27. 【請求項27】 請求項1から9のいずれか一項に従っ
    て前記重み付け係数が前記移動局の速度またはドップラ
    ー周波数に応じて動的に決定され、または事前決定され
    る請求項26に記載の移動端末。
  28. 【請求項28】 速度またはドップラー周波数を評価す
    る手段を含むことを特徴とする請求項17から27のい
    ずれか一項に記載の端末装置。
  29. 【請求項29】 計算手段において、重み付け係数が速
    度またはドップラー周波数から独立した構成で、該重み
    付け係数が1つの平均速度について計算されることを特
    徴とする請求項17から28のいずれか一項に記載の端
    末装置。
  30. 【請求項30】 計算手段において、前記平均速度が移
    動端末の場所に依存する構成であることを特徴とする請
    求項29に記載の端末装置。
  31. 【請求項31】 移動端末と通信中の基地局から移動端
    末の速度または移動端末のドップラー周波数を表す信号
    を受信する手段を含み、この移動端末の速度またはドッ
    プラー周波数が前記重み付け係数を計算するように使用
    されることを特徴とする請求項17から27のいずれか
    一項に記載の端末装置。
  32. 【請求項32】 計算手段が移動端末の速度またはドッ
    プラー周波数に割り当てられた限られた数の離散的な値
    を含むメモリ手段を含むことを特徴とする請求項17か
    ら27のいずれか一項に記載の端末装置。
  33. 【請求項33】 CDMAシステムなどのディジタル通
    信システムのための基地局であり、前記基地局は複数の
    移動端末と通信でき、各チャネルのチャネルインパルス
    応答を評価する手段を含み、前記通信システムは、タイ
    ムスロット中にデータと制御信号が送信され、前記制御
    信号がチャネルインパルス応答の評価に使用するパイロ
    ットビットを含み、チャネルインパルス応答がいくつか
    のタイムスロットについて平均され、異なる重み付け係
    数が 【数15】 に従って平均チャネルインパルス応答h^(n)
    averageの計算に使用され、 上式で、nbeforeおよびnafterは現在のタ
    イムスロットの先行および後続タイムスロットの数、ω
    が前記重み付け係数であって、 【数16】 を用いて各重み付け係数ωを計算する手段を含み、 上式で、Aは大きさ(nbefore+nafter
    1)×(nbefor +nafter+1)の正方行
    列で、Vは長さ(nbefore+nafte +1)
    のベクトルで、AおよびVは 【数17】 によって定義され、 上式で、 Aqrは行qと列rの行列Aの構成要素、 VはベクトルVのq番目の構成要素、 tは時間、 関数E(.)は数学的期待値、 h^(r)(t)はh^(r)(t)の共役であるこ
    とを特徴とする基地局。
  34. 【請求項34】 【数18】 の関係によってAqrおよびVを決定する手段を含
    み、 上式で、Rmn=E(b(n)(t)b
    (n+m)(t))であり、b(n (t)=h^
    (n)(t)−h(n)(t)はチャネルインパルス応
    答時間の評価エラーすなわち雑音を表し、Eはチャネル
    インパルス応答の平均エネルギー、fはドップラー周
    波数、Tsはタイムスロットの期間、j(.)はゼロ
    次のベッセル関数であることを特徴とする請求項33に
    記載の基地局。
  35. 【請求項35】 一定の値をRmnに割り当てる手段を
    含むことを特徴とする請求項34に記載の基地局。
  36. 【請求項36】 【数19】 に従ってAqrおよびVを決定する手段を含み、 上式で、σは白色雑音の分散、δqrはq=rの場合
    にδqr=1でq≠rの場合にδqr=0であるディラ
    ック関数であることを特徴とする請求項34または35
    に記載の基地局。
  37. 【請求項37】 前記決定手段が一定の値をE/σ
    割り当てることを特徴とする請求項36に記載の基地
    局。
  38. 【請求項38】 1回の通信中にE/σを評価する手
    段を含むことを特徴とする請求項36に記載の基地局。
  39. 【請求項39】 【数20】 に従って重み付け係数ωを決定する手段を含むことを
    特徴とする請求項33に記載の基地局。
  40. 【請求項40】 【数21】 の関係を満たすような平均に用いるタイムスロットの数
    beforeおよびn afterを決定する手段を含
    み、 上式で、xはj(x)=0を満たす最小の正の数
    であることを特徴とする請求項34から39のいずれか
    一項に記載の基地局。
  41. 【請求項41】 ゼロ次のベッセル関数を決定するよう
    に、ルックアップテーブルが使用されることを特徴とす
    る請求項34から39のいずれか一項に記載の基地局。
  42. 【請求項42】 移動局と通信するためのCDMAシス
    テムなどのディジタル通信システムにおけるチャネルイ
    ンパルス応答を評価する手段を含む基地局であって、チ
    ャネルインパルス応答がいくつかのタイムスロットにつ
    いて平均され、これらの異なるタイムスロットの平均チ
    ャネルインパルス応答の計算に異なる重み付け係数が使
    用され、チャネルインパルス応答を評価する前記手段
    は、前記移動局の速度またはドップラー周波数に応じて
    前記重み付け係数を動的に決定する、または事前決定さ
    れた重み付け係数を記憶する手段を含む基地局。
  43. 【請求項43】 請求項1から9のいずれか一項に従っ
    て前記重み付け係数が前記移動局の速度またはドップラ
    ー周波数に応じて動的に決定され、または事前決定され
    る請求項42に記載の基地局。
  44. 【請求項44】 通信相手の各移動端末の速度またはド
    ップラー周波数を評価する手段を含むことを特徴とする
    請求項33から43のいずれか一項に記載の基地局。
  45. 【請求項45】 計算手段において、重み付け係数が基
    地局の通信している各移動端末の速度またはドップラー
    周波数から独立した構成で、該重み付け係数が1つの平
    均速度について計算されることを特徴とする請求項33
    から43のいずれか一項に記載の基地局。
  46. 【請求項46】 計算手段において、前記平均速度が移
    動端末の場所に依存する構成であることを特徴とする請
    求項45に記載の基地局。
  47. 【請求項47】 移動端末の速度またはドップラー周波
    数を用いて基地局内で重み付け係数を計算する別の計算
    手段を含み、前記基地局が重み付け係数の値を移動端末
    に送信する手段を含むことを特徴とする請求項33から
    43のいずれか一項に記載の基地局。
  48. 【請求項48】 通信相手の各端末に前記移動端末の速
    度を送信する手段を含むことを特徴とする請求項44に
    記載の基地局。
  49. 【請求項49】 計算手段が移動端末の速度またはドッ
    プラー周波数に割り当てられた限られた数の離散的な値
    を含むメモリ手段を含むことを特徴とする請求項33か
    ら43のいずれか一項に記載の基地局。
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