JP2001233363A - インナー封止リング付プラスチックキャップ - Google Patents

インナー封止リング付プラスチックキャップ

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JP2001233363A
JP2001233363A JP2000044169A JP2000044169A JP2001233363A JP 2001233363 A JP2001233363 A JP 2001233363A JP 2000044169 A JP2000044169 A JP 2000044169A JP 2000044169 A JP2000044169 A JP 2000044169A JP 2001233363 A JP2001233363 A JP 2001233363A
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JP
Japan
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sealing ring
bottle
peripheral surface
inner sealing
neck
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JP2000044169A
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English (en)
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Takehiko Tsuchiyama
土山  武彦
Kiyoshi Wada
潔 和田
Takashi Saito
剛史 齋藤
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ボトルの口頸部に螺合して装着するときに強い
締めトルクを必要とすることがなく、また、消費者が使
用するときに比較的弱い開けトルクで開けることがで
き、しかも、ボトルに対する密封性が良好で装着し易い
インナー封止リング付プラスチックキャップを提供す
る。 【解決手段】天板110 にボトル口頸部の上方内周面に密
接するインナー封止リング130 を垂設し、周壁120 の内
周面にボトル口頸部の螺合部と螺合する螺合部121 をも
ち、ボトル口頸部に螺合して装着されるプラスチックキ
ャップにおいて、インナー封止リング130 の下方先端部
の外周面に、複数の肉盗み凹部131 を等間隔で放射状に
配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料などを充填し
たプラスチックボトルの口頸部に螺合して装着するイン
ナー封止リング付プラスチックキャップに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料などの液体内容物を充填した
例えばPETボトル(ポリエチレンテレフタレートを二
軸延伸ブロー成形したボトル)などのプラスチックボト
ルの口頸部に螺合して装着するプラスチックキャップと
しては、例えば、図4(a)及び(b)に示すように、
天板(110)の下面にボトル口頸部(210)の上方
内周面に密接するインナー封止リング(130)を垂設
したインナー封止リング付キャップ、または、天板の下
面に上述のインナー封止リングとこのインナー封止リン
グの外側にボトル口頸部の天面に密接するコンタクト封
止リング(140)とを垂設したインナー封止リング付
キャップなどが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のインナー封止リング付キャップは、内容物の液漏
れや雑菌のボトル内への侵入を防ぐため、インナー封止
リングの外周面とボトル口頸部の上方内周面との密接度
を強くしてボトルの密封性をよくすると、キャップをボ
トルの口頸部に螺合して装着するときに、大きな締めト
ルク力を必要し、また、消費者が使用するときに、キャ
ップが開けにくいと言うことがあった。さらに、インナ
ー封止リングの先端がボトル口頸部の天面に当たったと
きに、インナー封止リングの剛性により斜めの状態でボ
トル口頸部に装着され、液漏れを起こすことなどがあっ
た。
【0004】本発明は、上述の従来のインナー封止リン
グ付キャップの問題を解決したものであり、ボトルの口
頸部に螺合して装着するときに強い締めトルクを必要と
することがなく、また、消費者が使用するときに比較的
弱い開けトルクで開けることができ、しかも、ボトルに
対する密封性が良好で装着し易いインナー封止リング付
プラスチックキャップを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
天板にボトル口頸部の上方内周面に密接するインナー封
止リングを垂設し、周壁の内周面にボトル口頸部の螺合
部と螺合する螺合部をもち、ボトル口頸部に螺合して装
着されるプラスチックキャップにおいて、前記インナー
封止リングの下方先端部の外周面に、複数の肉盗み凹部
を等間隔で放射状に配設したことを特徴とするインナー
封止リング付プラスチックキャップである。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、天板にボト
ル口頸部の上方内周面に密接するインナー封止リングを
垂設し、周壁の内周面にボトル口頸部の螺合部と螺合す
る螺合部をもち、ボトル口頸部に螺合して装着されるプ
ラスチックキャップにおいて、前記インナー封止リング
の下方先端部の外周面に、複数の肉盗み凹部を等間隔で
放射状に配設し、かつ前記肉盗み凹部と対向するそれぞ
れの内面に、天板内面から下端に達する縦リブを設けた
ことを特徴とするインナー封止リング付プラスチックキ
ャップである。
【0007】そして、本発明の第3の発明は、天板にボ
トル口頸部の上方内周面に密接するインナー封止リング
を垂設し、周壁の内周面にボトル口頸部の螺合部と螺合
する螺合部をもち、ボトル口頸部に螺合して装着される
プラスチックキャップにおいて、前記インナー封止リン
グの内面に、天板内面から下端に達する複数の縦リブを
等間隔で放射状に配設したことを特徴とするインナー封
止リング付プラスチックキャップである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のインナー封止リング付プ
ラスチックキャップは、周壁の内周面にボトル口頸部の
螺合部と螺合する螺合部をもち、ボトル口頸部に螺合し
て装着されるプラスチックキャップであり、インナー封
止リングの下方先端部の外周面に、複数の肉盗み凹部を
等間隔で放射状に配置するもの、また、インナー封止リ
ングの内面に、天板内面から下端に達する複数の縦リブ
を等間隔で放射状に配置するものであり、ポリエチレン
やポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成
形法で作製するものである。
【0009】次に、本発明のインナー封止リング付プラ
スチックキャップの実施の形態について、図を用いて説
明する。
【0010】本発明の一実施形態のプラスチックキャッ
プ(100)のインナー封止リングの構造は、図1
(a)及び(b)に示すように、インナー封止リング
(130)の下方先端部の外周面に、通常、8個の複数
の肉盗み凹部(131)を等間隔で放射状に配設するも
のである。このインナー封止リング付プラスチックキャ
ップは、インナー封止リングの下方先端部の外周面に複
数の肉盗み凹部を設けることにより、下方先端部の剛性
を低下させてボトル口頸部の口部に挿入し易くし、ボト
ルへ装着するときに装着し易く、また、強い締めトルク
を必要としないため、消費者が使用するときに開け易く
なり、インナー封止リングの上方外周面がボトル口頸部
の上方内周面に密着するため、ボトルに対する密封性が
良好である。
【0011】また、本発明の他の一実施形態のプラスチ
ックキャップ(100)のインナー封止リングの構造
は、図2(a)及び(b)に示すように、インナー封止
リング(130)の下方先端部の外周面に、通常、8個
の複数の肉盗み凹部(131)を等間隔で放射状に配設
し、かつ肉盗み凹部と対向するそれぞれの内面に、天板
(110)内面から下端に達する縦リブ(132)を設
けるものである。このインナー封止リング付プラスチッ
クキャップは、インナー封止リングの下方先端部の外周
面に複数の肉盗み凹部を設けることにより、下方先端部
の剛性を低下させてボトル口頸部の口部に挿入し易く
し、ボトルへ装着するときに装着し易く、また、強い締
めトルクを必要としないため、消費者が使用するときに
開け易くなりものである。さらに、肉盗み凹部と対向す
るそれぞれの内面に、天板内面から下端に達する縦リブ
を設けることにより、インナー封止リングの上方部の剛
性が増すため、ボトルに対する高い密封性が確保され
る。
【0012】また、本発明の他の一実施形態のプラスチ
ックキャップ(100)のインナー封止リングの構造
は、図3(a)及び(b)に示すように、インナー封止
リング(130)の内面に、天板(110)内面から下
端に達する通常8個の複数の縦リブ(132)を等間隔
で放射状に配設するものである。このインナー封止リン
グ付プラスチックキャップは、例えばインナー封止リン
グの厚みを、ボトルへ装着するときに装着し易い剛性に
合わせた厚みにするものであり、また、インナー封止リ
ングの内面に、天板内面から下端に達する縦リブを設け
ることにより、インナー封止リングの剛性を増して、ボ
トルに対する密封性を確保するものである。
【0013】なお、上述した3種類の実施形態のプラス
チックキャップを充填機に装填し、飲料を充填したPE
Tボトルの口頸部にキャッピングマシンで螺合して装着
し、通常の流通・保管過程を経てのち、キャップに係わ
る液漏れの有無を調べ、キャップを手で取り外してみ
た。いずれの実施形態のプラスチックキャップも、装着
し易く装着状態が良好であり、流通・保管過程での液漏
れは皆無であり、また、キャップを手で容易にボトルか
ら取り外すことができた。
【0014】
【発明の効果】本発明のインナー封止リング付プラスチ
ックキャップは、ボトルの口頸部に螺合して装着すると
きに強い締めトルクを必要とすることがなく、また、消
費者が使用するときに比較的弱い開けトルクで開けるこ
とができ、しかも、ボトルに対する密封性が良好で装着
し易いキャップである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、ボトル口頸部に装着した本発明の一
実施形態のインナー封止リング付キャップの要部を示す
部分断面図であり、(b)は、そのインナー封止リング
の底面図である。
【図2】(a)は、ボトル口頸部に装着した本発明の他
の一実施形態のインナー封止リング付キャップの要部を
示す部分断面図であり、(b)は、そのインナー封止リ
ングの底面図である。
【図3】(a)は、ボトル口頸部に装着した本発明の他
の一実施形態のインナー封止リング付キャップの要部を
示す部分断面図であり、(b)は、そのインナー封止リ
ングの底面図である。
【図4】(a)は、ボトル口頸部に装着した従来の一例
のインナー封止リング付キャップの要部を示す部分断面
図であり、(b)は、そのインナー封止リングの底面図
である。
【符号の説明】
100……キャップ 110……天板 120……周壁 121,211……螺合部 130……インナー封止リング 131……肉盗み凹部 140……コンタクト封止リング 210……ボトル口頸部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AA24 AB01 BA01 CA01 CC03 DA01 DB12 DC03 EA04 EC03 FA09 FB01 GA01 GB01 HA03 HB01 HB02 HC03 HD01 HD04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板にボトル口頸部の上方内周面に密接す
    るインナー封止リングを垂設し、周壁の内周面にボトル
    口頸部の螺合部と螺合する螺合部をもち、ボトル口頸部
    に螺合して装着されるプラスチックキャップにおいて、
    前記インナー封止リングの下方先端部の外周面に、複数
    の肉盗み凹部を等間隔で放射状に配設したことを特徴と
    するインナー封止リング付プラスチックキャップ。
  2. 【請求項2】天板にボトル口頸部の上方内周面に密接す
    るインナー封止リングを垂設し、周壁の内周面にボトル
    口頸部の螺合部と螺合する螺合部をもち、ボトル口頸部
    に螺合して装着されるプラスチックキャップにおいて、
    前記インナー封止リングの下方先端部の外周面に、複数
    の肉盗み凹部を等間隔で放射状に配設し、かつ前記肉盗
    み凹部と対向するそれぞれの内面に、天板内面から下端
    に達する縦リブを設けたことを特徴とするインナー封止
    リング付プラスチックキャップ。
  3. 【請求項3】天板にボトル口頸部の上方内周面に密接す
    るインナー封止リングを垂設し、周壁の内周面にボトル
    口頸部の螺合部と螺合する螺合部をもち、ボトル口頸部
    に螺合して装着されるプラスチックキャップにおいて、
    前記インナー封止リングの内面に、天板内面から下端に
    達する複数の縦リブを等間隔で放射状に配設したことを
    特徴とするインナー封止リング付プラスチックキャッ
    プ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007204053A (ja) * 2006-01-30 2007-08-16 Yoshino Kogyosho Co Ltd ヒンジキャップ
JP2009262969A (ja) * 2008-04-25 2009-11-12 Csi Japan:Kk 合成樹脂製キャップ、閉止装置、および飲料入り閉止装置
JP4605670B1 (ja) * 2009-12-25 2011-01-05 節子 松田 カバー容器

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