JP2001230828A - デジタル放送用チューナ及びそれを備えたデジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送用チューナ及びそれを備えたデジタル放送受信装置

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JP2001230828A
JP2001230828A JP2000039720A JP2000039720A JP2001230828A JP 2001230828 A JP2001230828 A JP 2001230828A JP 2000039720 A JP2000039720 A JP 2000039720A JP 2000039720 A JP2000039720 A JP 2000039720A JP 2001230828 A JP2001230828 A JP 2001230828A
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broadcast
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Hitoshi Ikeda
仁 池田
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、受信装置に設けられた主制御部と信
号のやりとりが可能であるとともに、チューナ内の各回
路を制御することができる制御回路を有するデジタル放
送用チューナ及びそれを備えたデジタル放送受信装置を
提供することである。 【解決手段】ホストCPU3が、DRAM4より得たチ
ャンネル周波数及びデータの伝送レートに関する情報
を、バス回線13を介して、チューナ2内のサブCPU
6に送出すると、サブCPU6より選局回路7にチャン
ネル周波数情報を与える。そして、サブCPU6が、D
RAM5内に格納されたシステムプログラムに応じて、
与えられた伝送レートでデータ処理を行うように、選局
回路7及びQPSK復調回路8の制御動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送を受
信するためのデジタル放送用チューナ及びそれを備えた
デジタル放送受信装置に関するもので、特にデジタル衛
星放送用チューナ及びそれを備えたデジタル衛星放送受
信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ケーブルテレビや衛星放送の分野
において、デジタル放送が普及されている。以下に、こ
のように普及されてきたデジタル放送の受信装置につい
て、デジタル衛星放送受信装置を例にして、説明する。
図3に示すデジタル衛星放送受信装置50は、ホストC
PU(Central Processing Unit)52がDRAM(Dyn
amic Random Access Memory)53内に格納されるシス
テムプログラムを用いて、バス回線54介して、チュー
ナ51を制御する。このとき、チューナ51では、アン
テナ22から与えられるRF(高周波)信号より得られ
たユーザーの所望するチャンネルの放送信号が、QPS
K(Quadrature Phase Shift Keying)復調された後、
デジタルデータに変換される。
【0003】又、チューナ51には、アンテナ22より
与えられるRF信号をユーザーの所望するチャンネルに
応じたI,Qベースバンド信号に変換する選局回路7
と、選局回路7より与えられるI,Qベースバンド信号
をQPSK復調した後デジタルデータに変換するQPS
K復調回路8とが設けられる。そして、この選局回路7
及びQPSK復調回路8は、ともにホストCPU52に
よって制御される。又、QPSK復調回路8では、デジ
タルデータをパケット毎に区分して、トランスポートス
トリームデータとしてデスクランブラ9に与える。
【0004】このようにトランスポートストリームデー
タが与えられるデスクランブラ9では、このトランスポ
ートストリームデータが暗号化されているとき、その暗
号解読を行って元の信号に復元して、トランスポート分
離器10に与える。そして、トランスポート分離器10
において、パケット分離手段に従って、トランスポート
ストリームデータが、番組の映像データや音楽データな
どの各ビットストリームデータに分離される。
【0005】この各ビットストリームデータが、MPE
G(Moving Picture Experts Group)復調器11に与え
られて、MPEG方式に従って、復号化される。このよ
うにMPEG復調器11で復号化されたデジタルデータ
が、D/Aコンバータ12で、アナログ信号に変換され
て、不図示のアナログテレビに出力される。尚、チュー
ナ51、デスクランブラ9、トランスポート分離器1
0、MPEG復調器11、及びD/Aコンバータ12
は、ホストCPU52よりバス回線54を介して制御信
号が与えられて、制御される。
【0006】又、図4のブロック図に、上記のようにし
て構成されたデジタル衛星放送受信装置50内に設けら
れたチューナ51の内部構成を示す。チューナ51にお
いて、アンテナ22より与えられるRF信号がアンプ1
4で増幅されると、この増幅されたRF信号より周波数
シンセサイザ回路(以下、「PLL回路」とする)19
から送出される同調電圧に対応する周波数成分のみが可
変イメージフィルタ15を通過して、アンプ16に与え
られる。そして、このアンプ16で増幅された信号がミ
キサ17において、VCO(Voltage Controlled Oscil
lator)18より送出される局部発振信号と混合され、
IF(中間周波数)信号として移相回路20に与えられ
る。
【0007】又、VCO18より送出される局部発振信
号の発振周波数が、PLL回路19より送出される同調
電圧によって決定されるとともに、発振する局部発振信
号をPLL回路19に与える。このようにして、VCO
18とPLL回路19とで位相同期ループ(PLL:Ph
ase Locked Loop)を形成する。このとき、ホストCP
U52よりPLL回路19にユーザーの所望するチャン
ネルのチャンネル周波数情報が与えられ、VCO18か
ら発振する局部発振信号の発振周波数が、このチャンネ
ル周波数に中間周波数を加えた値となるように、PLL
回路19よりVCO18に同調電圧が与えられる。
【0008】上記のようにして、ミキサ17よりIF信
号が移相回路20に与えられると、移相回路20では、
局部発振回路21より与えられる発振信号に基づいて、
位相が90°異なるIベースバンド信号及びQベースバ
ンド信号を生成して、QPSK復調回路8に与える。そ
して、QPSK復調回路8では、まず、このIベースバ
ンド信号及びQベースバンド信号よりQPSK復調を行
った後、ビタビ復号化、デインタリーブ、RS復号化な
どの信号処理を行うことで、デジタルデータを生成し
て、デスクランブラ9に出力する。このとき、QPSK
復調回路8は、ホストCPU52より与えられるデータ
の伝送レートに基づいて、上述した各信号処理動作を行
う。
【0009】このように動作するチューナ51におい
て、アンプ14,16、可変イメージフィルタ15、ミ
キサ17、VCO18、PLL回路19、移相回路2
0、局部発振回路21によって選局回路7が構成され
る。又、このように構成される選局回路7及びQPSK
復調回路8の処理動作が、ホストCPU52によって制
御される。又、ホストCPU52は、DRAM53内に
格納されたシステムプログラムに応じて、チューナ51
内の各回路の制御動作を行う。
【0010】このようなデジタル衛星放送受信装置が、
特開平11−239332号公報において、開示されて
いる。尚、特開平11−239332号公報では、使用
者が放送衛星の契約変更する際に、メインCPUを動作
させるシステムプログラムを変更するために、サブCP
Uが設けられたデジタル衛星放送受信装置に関する技術
が開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−239332号公報で提案されているデジタル衛
星放送受信装置などに代表される、図3のような構成の
デジタル衛星放送受信装置では、ホストCPUが、上述
したように、チューナをはじめデジタル衛星放送受信装
置内の各回路の動作を制御する必要があるため、このホ
ストCPUにかかる負担が大きくなる。特に、チューナ
の制御は複雑であるため、ホストCPUとチューナ間で
の信号のやりとりが多くなったときなどは、チューナが
ユーザー所望のチャンネルの信号を受信するようにロッ
クするまでに時間がかかり、デジタル衛星放送受信装置
全体の処理速度が遅くなるなどの不具合が生じる。
【0012】又、チューナ内に設けられたQPSK復調
回路の種類によっては、ホストCPUの制御動作を変更
する必要がある。よって、チューナに設けられたQPS
K復調回路に応じて、ホストCPUを動作させるシステ
ムプログラムを変更する必要がある。
【0013】このような問題を鑑みて、本発明は、受信
装置に設けられた主制御回部と信号のやりとりが可能で
あるとともに、チューナ内の各回路を制御することがで
きる制御回路を有するデジタル放送用チューナ及びそれ
を備えたデジタル放送受信装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のデジタル放送用チューナは、アンテナよ
り入力される高周波信号より所望のチャンネルの放送信
号を選択するための選局回路と、該選局回路より得た放
送信号を復調するとともにデジタル信号に変換して出力
する復調回路とを有するデジタル放送用チューナにおい
て、該デジタル放送用チューナを備えたデジタル放送受
信装置を制御する主制御部より、前記所望のチャンネル
のチャンネル周波数と前記復調回路で前記放送信号を処
理するための伝送レートとに関する情報が与えられると
ともに、前記選局回路と前記復調回路とを制御する制御
回路を有することを特徴とする。
【0015】このようなデジタル放送用チューナによる
と、前記主制御部より前記制御回路に与えられる前記情
報に基づいて、まず、前記選局回路を制御することで、
所望のチャンネルの放送信号を前記復調回路に送出す
る。そして、この放送信号が、前記復調回路で復調され
るとともに、信号処理が施されることによって、デジタ
ル信号に変換されて出力される。
【0016】このようなデジタル放送用チューナにおい
て、前記制御回路が制御動作を行うためのプログラムを
格納する記憶回路を設けることで、制御回路にかかる負
担を軽減させるようにしても構わない。
【0017】又、前記選局回路は、局部発振回路と、該
局部発振回路から与えられる局部発振信号を、前記高周
波信号に混合することによって、中間周波数信号を送出
するミキサ回路と、前記制御回路より前記所望のチャン
ネルのチャンネル周波数情報が与えられるとともに、前
記局部発振回路と位相同期ループを形成することによっ
て、前記局部発振信号の発振周波数を前記チャンネル周
波数情報に基づいた周波数にする周波数シンセサイザ回
路と、前記中間周波数信号を直交復調することによっ
て、Iベースバンド信号及びQベースバンド信号を出力
する直交復調回路と、から構成される。
【0018】このように選局回路が構成されると、前記
制御回路より送出される前記チャンネル周波数情報によ
り、局部発振回路からの局部発振信号の発振周波数が、
前記チャンネル周波数に中間周波数が加えられた周波数
になるように、周波数シンセサイザ回路が動作を行う。
そして、前記ミキサ回路では、このような局部発振信号
と前記アンテナより入力される高周波信号を混合するこ
とによって、中間周波数信号を得る。そして、この中間
周波数信号の周波数が、直交復調回路で直交復調される
ことによって、位相が90°違うI,Qベースバンド信
号が出力される。
【0019】又、前記復調回路は、前記選局回路より送
出される前記放送信号をQPSK復調を行った後、デジ
タル信号に変換する。このとき、前記復調回路は、前記
制御回路によって制御されるとともに、前記主制御部か
ら前記制御回路に与えられた伝送レートに関する情報に
応じた処理速度で動作する。そして、このように動作が
制御される復調回路は、QPSK復調を行った信号を、
ビタビ復号化、デインターリーブ、RS復号化などを行
うことによって、デジタル信号に変換して出力する。
【0020】又、本発明のデジタル放送受信装置は、高
周波信号を受信するアンテナと、上述した放送用チュー
ナと、該放送用チューナから送出されるデジタル信号を
信号処理する信号処理部と、前記放送用チューナに、前
記所望のチャンネルのチャンネル周波数と前記復調回路
で前記放送信号を処理するための伝送レートとに関する
情報を与えるとともに、前記信号処理部の処理動作を制
御する主制御部と、を有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態のデジタル放送
用チューナ及びこれを有するデジタル放送受信装置につ
いて、デジタル衛星放送用チューナ(以下、単に「チュ
ーナ」とする)及びこれを有するデジタル衛星放送受信
装置を例にして、説明する。図1は、本実施形態のデジ
タル衛星放送受信装置の内部構成を示すブロック図であ
る。図2は、図1のデジタル衛星放送受信装置内に設け
られたチューナの内部構成を示すブロック図である。
尚、図1のデジタル衛星放送受信装置及び図2のチュー
ナにおいて、それぞれ、図3のデジタル衛星放送受信装
置及び図4のチューナにおける同一の目的で使用する部
分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は
省略する。
【0022】まず、本実施形態のデジタル衛星放送受信
装置の概要について、説明する。図1に示すデジタル衛
星放送受信装置1は、選局回路7及びQPSK復調回路
8以外にDRAM5及びサブCPU6を備えたチューナ
2と、デジタル衛星放送受信装置1内部の各回路をバス
回線13を介して制御するホストCPU3と、ホストC
PU3が制御動作を行うためのシステムプログラムが格
納されるDRAM4と、デスクランブラ9と、トランス
ポート分離器10と、MPEG復調器11と、D/Aコ
ンバータ12とを有する。
【0023】このデジタル衛星放送受信装置1は、図3
に示すデジタル衛星放送受信装置50と異なり、選局回
路7及びQPSK復調回路8をホストCPU3が直接的
に制御しない。即ち、デジタル衛星放送受信装置50で
は、選局回路7に、ユーザー所望のチャンネルのチャン
ネル周波数情報を与えるとともに、チューナ51で処理
するデータの伝送レートに応じて選局回路7及びQPS
K復調回路8を制御していた。それに対して、図1に示
すデジタル衛星放送受信装置1では、ホストCPU3
は、チューナ2内に設けられたサブCPU6に、ユーザ
ー所望のチャンネルのチャンネル周波数に関する情報
と、チューナ2で処理するデータの伝送レートに関する
情報を与えるのみで、選局回路7及びQPSK復調回路
8の制御を行わない。
【0024】このようなデジタル衛星放送受信装置1
は、ホストCPU3において、ユーザーが所望するチャ
ンネルを認識すると、DRAM4内に格納されたチャン
ネル情報より、そのチャンネルのチャンネル周波数及び
データの伝送レートに関する情報を得る。このチャンネ
ル周波数及びデータの伝送レートに関する情報を、バス
回線13を介して、チューナ2内のサブCPU6に送出
すると、サブCPU6より選局回路7にチャンネル周波
数情報を与える。そして、サブCPU6が、DRAM5
内に格納されたシステムプログラムに応じて、与えられ
た伝送レートでデータ処理を行うように、選局回路7及
びQPSK復調回路8の制御動作を行う。
【0025】このように、サブCPU6が動作を行う
と、選局回路7で、アンテナ22より与えられるRF信
号より、サブCPU6から与えられるチャンネル周波数
情報に応じたI,Qベースバンド信号が得られる。この
I,Qベースバンド信号が、QPSK復調回路8におい
て、QPSK復調した後、トランスポートストリームデ
ータに変換され、デスクランブラ9に送出される。
【0026】そして、デスクランブラ9で、このトラン
スポートストリームデータが暗号化されているとき、そ
の暗号解読を行って元の信号に復元されるとともに、ト
ランスポート分離器10において、番組の映像データや
音楽データなどの各ビットストリームデータに分離され
る。この各ビットストリームデータが、MPEG復調器
11において、復号化されると、D/Aコンバータ12
で、アナログ信号に変換されて、不図示のアナログテレ
ビに出力される。尚、デスクランブラ9、トランスポー
ト分離器10、MPEG復調器11、及びD/Aコンバ
ータ12は、ホストCPU3よりバス回線13を介して
制御信号が与えられて、制御される。
【0027】次に、このようなデジタル衛星放送受信装
置1に設けられたチューナ2について、図2を参照して
説明する。図2に示すチューナ2は、図4に示すチュー
ナ51に設けられたアンプ14,16、可変イメージフ
ィルタ15、ミキサ17、VCO18、PLL回路1
9、移相回路20、局部発振回路21によって構成され
る選局回路7と、QPSK復調回路8とに加えて、DR
AM5と、サブCPU6とを有する。
【0028】このようなチューナ2において、まず、D
RAM4内に格納されたチャンネル情報より得られるユ
ーザーが所望するチャンネルのチャンネル周波数及びデ
ータの伝送レートに関する情報が、ホストCPU3より
サブCPU6に送出される。又、アンテナ22より与え
られるRF信号がアンプ14で増幅されると、この増幅
されたRF信号より、PLL回路19から送出される同
調電圧に対応する周波数成分のみが可変イメージフィル
タ15を通過して、アンプ16に与えられる。そして、
このアンプ16で増幅された信号がミキサ17におい
て、VCO18より送出される局部発振信号と混合さ
れ、IF信号として移相回路20に与えられる。
【0029】更に、VCO18より送出される局部発振
信号の発振周波数が、PLL回路19より送出される同
調電圧によって決定されるとともに、発振する局部発振
信号をPLL回路19に与える。このとき、サブCPU
6よりPLL回路19にユーザーの所望するチャンネル
のチャンネル周波数情報が与えられ、VCO18から発
振する局部発振信号の発振周波数が、このチャンネル周
波数に中間周波数を加えた値となるように、PLL回路
19よりVCO18に同調電圧が与えられる。
【0030】上記のようにして、ミキサ17よりIF信
号が移相回路20に与えられると、移相回路20では、
局部発振回路21より与えられる発振信号に基づいて、
位相が90°異なるIベースバンド信号及びQベースバ
ンド信号を生成して、QPSK復調回路8に与える。そ
して、QPSK復調回路8では、まず、このIベースバ
ンド信号及びQベースバンド信号よりQPSK復調を行
った後、ビタビ復号化、デインタリーブ、RS復号化な
どの信号処理を行うことで、デジタルデータを生成し
て、デスクランブラ9に出力する。このとき、QPSK
復調回路8は、サブCPU6より与えられるデータの伝
送レートに基づいて、上述した各信号処理動作を行う。
又、サブCPU6は、DRAM5内に格納されたシステ
ムプログラムに応じて、チューナ2内の各回路の制御動
作を行う。
【0031】尚、このようなデジタル衛星放送受信装置
1において、チューナ2内のサブCPU6と、ホストC
PU3とが信号のやりとりをする際に必要となるインタ
ーフェースを統一することによって、QPSK復調回路
8に使用の変更があったとき、サブCPU6の制御動作
を変更させるためのDRAM5内に格納されたシステム
プログラムを変更することで対応できる。よって、デジ
タル衛星放送受信装置1において、従来のように、その
構成を変更する必要がなくなる。
【0032】又、本実施形態において、デジタル衛星放
送用チューナ及びこれを備えたデジタル衛星放送受信装
置を例にして説明したが、ケーブルテレビや地上波放送
におけるデジタル放送用チューナ及びこれを備えたデジ
タル放送受信装置としても構わない。このとき、受信す
るアンテナを、ケーブルテレビの場合はケーブルに、
又、地上波放送の場合は地上波放送用のアンテナとすれ
ばよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によると、デジタル放送用チュー
ナ内に、このデジタル放送用チューナ内の選局回路と復
調回路を制御する制御回路を設けたため、デジタル放送
用チューナを有するデジタル放送受信装置内の主制御部
は、デジタル放送用チューナに対して、ユーザーが所望
するチャンネルのチャンネル周波数とデータ伝送レート
とを設定するだけで良くなる。よって、主制御部におけ
るデジタル放送用チューナの処理が簡潔化され、その負
担が少なくなる。そのため、デジタル放送用チューナを
含むデジタル放送受信装置内の各回路の処理動作が遅く
なることを防ぐことができ、その処理能力を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送受信装置の内部構成を示
すブロック図。
【図2】本発明のデジタル放送用チューナの内部構成を
示すブロック図。
【図3】従来のデジタル放送受信装置の内部構成を示す
ブロック図。
【図4】従来のデジタル放送用チューナの内部構成を示
すブロック図。
【符号の説明】
1 デジタル衛星放送受信装置 2 (デジタル衛星放送用)チューナ 3 ホストCPU 4,5 DRAM 6 サブCPU 7 選局回路 8 QPSK復調回路 9 デスクランブラ 10 トランスポート分離器 11 MPEG復調器 12 D/Aコンバータ 13 バス回線 14 アンプ 15 可変イメージフィルタ 16 アンプ 17 ミキサ 18 VCO 19 PLL(周波数シンセサイザ)回路 20 移相回路 21 局部発振回路 22 アンテナ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナより入力される高周波信号より
    所望のチャンネルの放送信号を選択するための選局回路
    と、該選局回路より得た放送信号を復調するとともにデ
    ジタル信号に変換して出力する復調回路とを有するデジ
    タル放送用チューナにおいて、 該デジタル放送用チューナを備えたデジタル放送受信装
    置を制御する主制御部より、前記所望のチャンネルのチ
    ャンネル周波数と前記復調回路で前記放送信号を処理す
    るための伝送レートとに関する情報が与えられるととも
    に、前記選局回路と前記復調回路とを制御する制御回路
    を有することを特徴とするデジタル放送用チューナ。
  2. 【請求項2】 前記制御回路が制御動作を行うためのプ
    ログラムを格納する記憶回路を有することを特徴とする
    請求項1に記載のデジタル放送用チューナ。
  3. 【請求項3】 前記選局回路が、 局部発振回路と、 該局部発振回路から与えられる局部発振信号を、前記高
    周波信号に混合することによって、中間周波数信号を送
    出するミキサ回路と、 前記制御回路より前記所望のチャンネルのチャンネル周
    波数情報が与えられるとともに、前記局部発振回路と位
    相同期ループを形成することによって、前記局部発振信
    号の発振周波数を前記チャンネル周波数情報に基づいた
    周波数にする周波数シンセサイザ回路と、 前記中間周波数信号を直交復調することによって、Iベ
    ースバンド信号及びQベースバンド信号を出力する直交
    復調回路と、を有し、 該直交復調回路から出力されるIベースバンド信号及び
    Qベースバンド信号が、前記放送信号であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送用チ
    ューナ。
  4. 【請求項4】 前記復調回路が、前記選局回路より送出
    される前記放送信号をQPSK復調を行った後、デジタ
    ル信号に変換する復調回路であることを特徴とする請求
    項1〜請求項3に記載のデジタル放送用チューナ。
  5. 【請求項5】 前記アンテナより入力される高周波信号
    が、デジタル衛星放送用の信号であることを特徴とする
    デジタル放送用チューナ。
  6. 【請求項6】 高周波信号を受信するアンテナと、 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の放送用チューナ
    と、 該放送用チューナから送出されるデジタル信号を信号処
    理する信号処理部と、 前記放送用チューナに、前記所望のチャンネルのチャン
    ネル周波数と前記復調回路で前記放送信号を処理するた
    めの伝送レートとに関する情報を与えるとともに、前記
    信号処理部の処理動作を制御する主制御部と、 を有することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  7. 【請求項7】 前記主制御部が制御動作を行うためのプ
    ログラムと、前記所望のチャンネルのチャンネル周波数
    と前記復調回路で前記放送信号を処理するための伝送レ
    ートとに関する情報とを格納する記憶部を有することを
    特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受信装置。
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