JP2001228712A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001228712A
JP2001228712A JP2000034757A JP2000034757A JP2001228712A JP 2001228712 A JP2001228712 A JP 2001228712A JP 2000034757 A JP2000034757 A JP 2000034757A JP 2000034757 A JP2000034757 A JP 2000034757A JP 2001228712 A JP2001228712 A JP 2001228712A
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JP
Japan
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gear
image forming
developing device
recording paper
forming apparatus
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JP2000034757A
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English (en)
Inventor
Kanehiro Watanabe
兼弘 渡▲辺▼
Atsushi Okane
淳 大金
Takehito Hiraga
武仁 平賀
Takayoshi Shinagawa
卓義 品川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像装置の現像スリーブを駆動する駆動系を
現像装置の着脱時に係脱する機構に問題がある。係脱を
円滑に行うには駆動系の精度を落とす必要があり、精度
を上げると係脱が円滑でなくなる。 【解決手段】 現像装置の装着時における移動途中では
画像形成装置本体側の駆動歯車を待避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
画像を形成する画像形成装置に関し、特に、現像装置の
着脱に伴う現像装置の駆動機構の係脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式により画像を形成する画像
形成装置では磁気ブラシ現像装置が多く用いられてい
る。該磁気ブラシ現像装置は、現像剤の構成成分である
キャリアの交換等のために画像形成装置本体から取り出
し可能に構成されており、着脱操作を容易にするため
に、ユニットとして構成されているものが多い。
【0003】また、現像装置は現像スリーブや撹拌部材
等の作動部材を有するので、現像装置と画像形成装置本
体との間には、画像形成装置本体と前記作動部材との間
の駆動系の係脱機構が設けられている。該係脱機構は、
例えば、画像形成装置本体側の駆動歯車に対して、バネ
で付勢された被駆動歯車を前記現像装置側に設けて、前
記現像装置の装着時に、前記駆動歯車に前記被駆動歯車
を前記バネで圧接させ、装着後に前記駆動歯車が回転し
たときに、前記バネの付勢力により、両者が係合する機
構のように、バネを利用して自動的に駆動系が形成され
るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにバネを利
用して駆動系が自動的に形成される係脱機構は、係脱の
確実性において問題がある。係脱が確実に行われるため
には、駆動歯車の歯列と被駆動歯車の歯列との間の間隙
をより大きく取る必要があるが、大きく取ると駆動の伝
達精度が低下して、現像スリーブに回転ムラを生じ、画
質が低下する場合がある。
【0005】従って、本発明は着脱可能な現像装置のユ
ニットと画像形成装置本体との間の駆動力の係脱機構に
おける前記のような問題を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は下
記の発明により達成される。
【0007】1.像担持体に対して対向し、該像担持体
との間に現像間隔を形成するとともに、該現像間隔に現
像剤を搬送する現像スリーブと、該現像スリーブに駆動
力を伝達する被駆動歯車とを有し画像形成装置本体に着
脱可能な現像装置及び、前記被駆動歯車を駆動する駆動
歯車を有する画像形成装置において、前記駆動歯車を変
位可能な支持手段で支持するとともに、前記現像装置
に、その着脱時に前記支持手段を変位させる作用部材を
設け、前記現像装置の装着の過程において、前記作用部
材により前記駆動歯車と前記被駆動歯車とが係合しない
位置に前記駆動歯車を変位させるとともに、前記現像装
置が前記画像形成装置本体に装着されたときには、前記
駆動歯車が前記被駆動歯車に係合するように前記駆動歯
車を変位させることを特徴とする画像形成装置。
【0008】2.前記駆動歯車及び前記被駆動歯車がは
すば歯車で構成されることを特徴とする前記1項に記載
の画像形成装置。
【0009】3.前記支持手段が軸で揺動可能に支持さ
れていることを特徴とする前記1項又は前記2項に記載
の画像形成装置。
【0010】4.前記作用部材がカムで構成されたこと
を特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の画像形
成装置。
【0011】5.前記現像装置の装着時に、前記被駆動
歯車を案内する傾斜した案内部を有することを特徴とす
る前記1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る画像形成装置100の構成を示す図である。
【0013】図において、画像形成装置100内には枠
体101が設けられており、この枠体101には、自動
原稿搬送装置Aと、自動原稿搬送装置Aにより搬送され
る原稿の画像を読み取るための原稿画像読取部Bと、読
み取った原稿画像を処理する画像制御基板Cと、画像処
理後のデータに従って像担持体としてのドラム状の感光
体10上に書込装置Dと、感光体10及びその周囲に帯
電電極14、磁気ブラシ型の現像装置16、転写電極1
8、分離電極20、クリーニング手段21等の画像形成
手段を含む画像形成部Eと、記録紙Pを収納する給紙ト
レイ22、24のための収納部Fが各々設けられてい
る。現像装置16は二成分現像剤を用いて現像を行うも
のであり、感光体10に対向する所定位置に配置され、
感光体10との間に現像間隔を形成するとともに、回転
して現像剤を該現像間隔に搬送する現像スリーブ161
を有する。現像スリーブ161には感光体10上に形成
された静電潜像と同極性の現像バイアスが印加され、反
転現像が行われる。
【0014】現像装置16はユニットとして形成され、
画像形成装置100の正面手前方向、即ち、図1におけ
る紙面に直角な手前方向に引き出し、或いは、挿入する
ことにより着脱することができる。
【0015】自動原稿搬送装置Aは、原稿載置台26
と、ローラR1を含むローラ群および原稿の移動通路を
適宜切り替えるための切換手段等(参照記号なし)を含
む原稿搬送処理部28とを主要素とする。
【0016】原稿画像読取部Bは、上部に設けたプラテ
ンガラスGと、そのプラテンガラスGの下にあり、光路
長を保つように往復移動できる2つのミラーユニット3
0、31、結像レンズ(以下、単にレンズという)3
3、ライン状の撮像素子(以下、CCDという)35等
を設けたものからなり、書込装置Dは、光源としての半
導体レーザ40、光偏向手段としての回転多面鏡42等
からなる。
【0017】記録紙Pの移動方向からみて、転写電極1
8の手前側に示すR10はレジストローラであり、分離
電極20の下流側にHで示してあるのは定着手段であ
る。
【0018】定着手段Hは、実施の形態においては、加
熱源を内蔵するローラと、当該ローラに圧接しながら回
転する圧接ローラとで構成してある。
【0019】また、Zは定着手段Hのためのクリーニン
グ手段で、巻き取り可能に設けたクリーニングウェブを
主要素とする。
【0020】原稿載置台26上に載置される原稿(図示
せず)の1枚が原稿搬送処理部28によって搬送され、
ローラR1の下を通過中に、露光手段Lによる露光が行
われる。
【0021】原稿からの反射光は、移動するミラーユニ
ット30、31と、レンズ33を経て固定されたCCD
35上に結像され、読み取られる。
【0022】原稿画像読取部Bで読み取られた画像情報
は、画像処理手段により処理され、符号化されて画像制
御基板C上に設けてあるメモリーに格納される。
【0023】また、画像データは画像形成に応じて呼び
出され、当該画像データに従って、書込装置Dにおける
半導体レーザ40が駆動され、回転多面鏡42の回転で
感光体10上に露光が行われる。
【0024】露光に先立ち、矢印方向(反時計方向)に
回転する感光体10は、帯電電極14のコロナ放電作用
により所定の表面電位を付与されているが、露光によ
り、露光部位の電位が露光量に応じて減じ、画像データ
に応じた静電潜像が感光体10上に形成される。
【0025】静電潜像は、現像装置16により反転現像
され、感光体10上にはトナー像が形成される。
【0026】一方、感光体10上のトナー像の先端部が
転写領域に到達する前に、例えば、給紙トレイ22内の
1枚の記録紙Pが給紙搬送されてレジストローラR10
に到達し、先端規制される。
【0027】記録紙Pは、トナー像、即ち、感光体10
上の画像領域と重畳するように、同期を取って回転を開
始する一対のレジストローラR10により転写領域に向
けて搬送される。
【0028】転写領域において、感光体10上のトナー
像は転写電極18の付勢により記録紙P上に転写され、
次いで、当該記録紙Pは分離電極20の付勢により感光
体10から分離される。
【0029】その後、定着手段Hの加圧、加熱により、
トナー像は記録紙P上に溶融定着され、当該記録紙P
は、排紙通路78および排紙ローラ79を介して排紙ト
レイT上に排紙される。
【0030】給紙トレイ24は、図示しない駆動手段に
より、載置された記録紙Pの最上面の位置が常に一定に
なるように可動板Sが制御され、可動板Sに載置された
記録紙Pの最上位の紙が後述する送り出しローラに接触
するように構成されている。
【0031】給紙トレイ22も上述の構成と同じ構成を
有している。給紙トレイ22、24は、実施の態様にお
いて、上下方向2段に配設した形態である。
【0032】給紙トレイ22、24のそれぞれの先端部
(給紙方向からみて、収納される記録紙Pの先端に対応
する)上部に示す50および53はローラからなる給紙
手段(以下、送り出しローラという)、51および54
はフィードローラ、52および55は重送防止ローラで
ある。
【0033】送り出しローラ(50、53)とフィード
ローラ(51、54)とはユニット化してあり、装置本
体側に設けた駆動源と接続している駆動軸あるいは給紙
部に設けた係止手段に対して容易に着脱できる構成を有
する。
【0034】又、画像形成装置100の側方には手差し
給紙トレイ60が設けられている。61は手差し給紙ト
レイ60上に載置される記録紙を画像形成に伴って送り
出すためのローラからなる送り出しローラ、63は送り
出しローラ61の下流に設けてあるフィードローラ、6
5はフィードローラ63と圧接し、記録紙Pの複数枚送
りを防止するための重送防止ローラで、前述した給紙ト
レイ22、24の場合と実質的に同じ構成を有する。
【0035】手差し給紙トレイ60から送り出される記
録紙Pは、一対の搬送ローラを介して搬送路66に搬送
されるように構成されている。
【0036】70は、転写電極18により形成された転
写領域に記録紙Pを搬送し、転写領域から定着手段Hを
経て分岐ガイド90に至る記録紙搬送路である。
【0037】72は上段の給紙トレイ22に収納される
記録紙用の給紙通路、74は下段の給紙トレイ24に収
納される記録紙用の給紙通路である。
【0038】76は、給紙トレイ22、24、及び、手
差し給紙トレイ60から送り出される記録紙Pが合流す
る合流部(第1搬送路70の一部)である。
【0039】78は、所定の画像形成がなされた記録紙
を排紙トレイT上に排紙するための排紙通路である。
【0040】又、記録紙の両面に画像形成を行う場合に
使用する記録紙の表裏反転用の第2記録紙搬送路80
と、図の上方において、第1記録紙搬送路70と連通し
ている。
【0041】第2記録紙搬送路80は、記録紙の移動方
向から見て、上方から下方に向かった記録紙搬送路とし
て延びている。又、第2記録紙搬送路80の下端部には
記録紙Pを反転するため、可逆回転可能なスイッチバッ
ク用の一対のローラからなる搬送ローラR20が設けら
れている。
【0042】そして、記録紙Pを更に搬送ローラR20
で下方に搬送するため記録紙搬送路801が形成されて
いる。この記録紙搬送路801から給紙トレイ24底部
(底壁と同義)装置本体の底壁との間に、所定の間隙を
持った空間部25を形成してある。この空間部25は、
記録紙Pの両面に画像を形成する態様(モード)におい
て使用するものであり、記録紙Pの表裏反転用の第2記
録紙搬送路80と共同して記録紙Pの表裏反転を達成す
ることに寄与する。
【0043】上記から理解されるように、第1記録紙搬
送路70を通過して第2記録紙搬送路80にいたる記録
紙搬送路の経路は、画像形成装置100の一側壁側にお
いて縦方向に長いループ状をなしている。
【0044】画像形成プロセスにおいて、第2記録紙搬
送路80を移動してくる記録紙Pが記録紙搬送路を介し
て空間部25に向けて送り出された時、当該記録紙Pの
後端は搬送ローラR20で把持されているように構成し
てあり、従って、空間部25には記録紙の一部分が収納
されることになる。
【0045】90は(上側)分岐ガイドで、第1面に画
像形成された記録紙Pを排紙通路78に向かわせたり、
又は、第2記録紙搬送路80に向かわせたりするように
制御される。分岐ガイド90は片面画像形成か又は両面
画像形成かの設定に応じて制御され、記録紙搬送路を切
換える。
【0046】例えば、記録紙の両面に画像形成を行うモ
ードが設定されている場合、分岐ガイド90は、第1面
に画像形成され、定着手段Hを通過した記録紙Pを第2
記録紙搬送路80に送り込むように、図の破線位置に位
置づけられ、第2記録紙搬送路80に記録紙を送り込ん
だ後は、図の実線位置をとるように図示しない制御部を
介して制御される。
【0047】上記構成の画像形成装置100において、
記録紙Pの1面に画像を形成し、第2面に画像を形成す
る画像形成プロセスを説明する。
【0048】前述した如く、第1面に画像が形成された
記録紙Pが第1記録紙搬送路70を上方に移動し、その
先端が分岐ガイド90に達したとき、当該分岐ガイド9
0は図の破線位置に保たれているので、記録紙Pは第2
記録紙搬送路80に進入し、記録紙搬送路を搬送ローラ
で下方に移動を継続する。
【0049】第2記録紙搬送路80の進入部は緩やかな
円弧を描いており、記録紙Pのスムーズな移動が保証さ
れている。
【0050】第2記録紙搬送路80より記録紙搬送路を
下降した記録紙Pは、一対の搬送ローラR20に挟持さ
れながら記録紙Pは記録紙搬送路801を下方に搬送さ
れる。ここで記録紙Pの後端が搬送ローラR20の位置
に達したとき、制御部で搬送ローラR20を停止する。
即ち、記録紙Pの後端を挟持した状態で停止している。
このように記録紙搬送路801を通過した記録紙Pの先
端部は空間部25に進入して停止する。
【0051】次に、搬送ローラR20が逆回転し、記録
紙Pは反転搬送を開始する。このようにして一方では記
録紙Pを搬送ローラR20で給紙搬送して記録紙Pの片
面に画像形成部Eで画像を形成することができるため、
給紙搬送効率をあげることができる。
【0052】次に、搬送ローラR20が逆転し、記録紙
Pの反転搬送を説明する。図1に示すように、逆回転す
る搬送ローラR20で記録紙Pが枠体101に形成され
た反転切換通路(符合なし)を搬送され第2面が感光体
10側に向いた状態で合流部76に送り込まれ、レジス
トローラR10で先端規制される。
【0053】一方、感光体10上には、前述したプロセ
スにより第2のトナー画像が形成されており、当該感光
体10の回転に同期してレジストローラR10が回転を
始めると、第2のトナー画像領域と重なる状態で記録紙
Pが転写領域に進入する。
【0054】以後、転写処理、分離処理、定着処理され
た記録紙Pの先端が分岐ガイド90のある部分に達した
とき、前以て、分岐ガイド90は図の実線位置に保たれ
ており、第1記録紙搬送路70と排紙通路78とを連通
状態とし、第2記録紙搬送路80との連通を絶っている
ので、記録紙Pは排紙通路78に進入し、排紙ローラ7
9を介して排紙トレイT上に排出される。
【0055】次に、感光体10に対向して所定の間隔を
もって配置され、感光体10との間に現像間隔を形成す
るとともに、該現像間隔に現像剤を搬送する現像スリー
ブ161の回転駆動機構を説明する。
【0056】図2〜図4は、現像装置の画像形成装置本
体への着脱機構を示し、図2から図4へと装着の順序を
示す。
【0057】現像装置16内に現像スリーブ161の一
端を固定して保持し回転する回転軸162が設けられて
いる。なお、図示しないが現像スリーブ161の他端も
同様に回転軸162で支持されている。この回転軸16
2の一部に軸受163とはすば歯車で構成される現像ス
リーブ用歯車164(被駆動歯車)が取り付けられる。
軸受163は回転軸162に固定して取り付けられ、被
駆動歯車としての現像スリーブ用歯車164は図5
(b)に示すようにピン169によるピン/溝係合によ
り回転軸162の軸方向には移動可能であるが、回転軸
162と一体に回転するように取り付けられている。
【0058】更に、現像スリーブ用歯車164の一側に
は傾斜面で形成された案内部材としての挿入案内部材1
65と、前記軸受163との間にコイルバネ166を設
け、現像スリーブ用歯車164が回転軸162に沿って
軸受163より離れる方向に付勢されている。また、回
転軸162の先端には、円周面を有し、ピン167Aが
形成されたストッパ167が軸162に対して回転自
在、且つ、軸方向に移動可能に設けられている。168
はストッパ167の図4における右方向への移動を一定
位置に係止する抜け止め用に止め輪である(図5(c)
参照)。また、回転軸162の他端には固定磁石171
を設けた支持軸170の一端が回転自在に嵌合支持され
ており、この支持軸170の他端は現像スリーブ161
の回転に影響を与えないような構造で現像装置16に固
定されている。
【0059】一方、画像形成装置100内に設けた枠体
101には、現像スリーブ用歯車164を案内する傾斜
した案内部105を有する支持部材104が設けられて
いる。更に、現像スリーブ用歯車164を駆動するため
複数の駆動歯車を設けた支持手段としての揺動支持体1
03を枠体101に設け、揺動支持体103の下端に形
成した作動端部103Aと、現像装置16の下部に形成
した作用部材としてのカムの凸部173で前記作動端部
103Aを介して揺動支持体103を揺動させるように
構成する(図6〜8に詳細説明)。また、枠体101に
は案内ピン106が設けられ、現像装置16に形成した
挿入孔175に案内ピン106を挿入することにより、
現像装置16を画像形成装置100の所定位置に設置で
きるように構成している。
【0060】本実施の形態においては、感光体10がユ
ニットとして形成され、画像形成装置本体に着脱可能に
設けられている。枠体101Aは前記感光体10のユニ
ットを形成する枠体の一部であり、支持部材104を枠
体101Aに設けることによって感光体10と現像スリ
ーブ161との間の間隔、即ち、現像間隔が高精度に設
定される。
【0061】このように構成された現像装置16を画像
形成装置本体に挿入を開始する。先ず、図2に示すよう
に回転軸162の先端より現像スリーブ用歯車164が
ストッパ167とともに支持部材104内に進入する。
次に現像スリーブ用歯車164に形成された挿入案内部
材165が支持部材104の案内部105に突き当た
り、現像スリーブ用歯車164は案内部105と挿入案
内部材165の案内作用で支持部材104内に挿入され
る。その際、枠体101に設けた揺動支持体103の作
動端部103Aは、カムの凸部173が形成されていな
い凹部172にあるので、図2と図6に示すように、バ
ネ183の付勢作用によって、凹部172に落下した状
態にあり、揺動支持体103は図6に示す最も反時計方
向に回転した位置にある。凹部172、174及び凸部
173を形成するカムは作用部材を構成する。
【0062】図3は、現像装置16を矢印X方向に挿入
した状態を示したもので、前記のように挿入案内部材1
65が支持部材104内に進入することにより、現像ス
リーブ用歯車164を介して回転軸162が現像装置1
6内で所定の位置に配置される。従って、回転軸162
に設けた軸受163も所定の位置に移動して案内部10
5より支持部材104内に挿入される。同時に現像装置
16の挿入孔175が案内ピン106に挿入され、現像
装置16が画像形成装置100内の所定の現像位置に配
置される。
【0063】また、このように現像装置16を移動する
ことにより、前記作動端部103Aが凸部173に乗り
上げて、図7に示すように揺動支持体103を図6の位
置から時計方向に揺動させる。
【0064】図4は、現像装置16を図3の位置より更
に矢印X方向に挿入した状態を示したもので、前記のよ
うに挿入案内部材165が支持部材104内に進入し、
回転軸162の先端に設けたストッパ167が枠体10
1に設けた固定の阻止部材102に突き当たった状態を
示す。この位置で回転軸162とともに現像スリーブ1
61、及び、現像装置16が所定の位置(作動位置)に
設定される。
【0065】現像装置16を装着した時点では、ストッ
パ167に設けたピン167Aは未だ阻止部材102に
設けた孔102Aに係合していないが、装着後の現像装
置16の作動により現像スリーブ用歯車164が回転
し、これにストッパ167連れ回りすることにより、コ
イルバネ166の付勢作用で図5(a)に示すようにピ
ン167Aが孔102Aに係合し、ストッパ167を所
定の角度位置に固定する。
【0066】また、このような現像装置16の移動によ
り、前記作動端部103Aが凸部173から離れてバネ
183の付勢作用で凹部174に落下する。この作用に
より揺動支持体103が図7の状態から図8の状態に反
時計方向に揺動する。
【0067】なお、図5(b)は、図4における現像ス
リーブ用歯車164及び阻止部材102の側面図、図5
(c)は現像スリーブ用歯車及びストッパ167の拡大
図である。
【0068】次に、現像装置に設けたカム(凹部17
2、174及び凸部173)の作用により、枠体101
に設けられた揺動支持体103に設けた駆動系が現像ス
リーブ用歯車164と正確に噛み合う機構を説明する。
【0069】図6〜図8は、現像装置16の現像スリー
ブ用歯車164と、駆動歯車としての歯車182との噛
み合い部の背面図であり、噛み合う順序を示す。
【0070】図6において、画像形成装置100の駆動
源(モータ)により駆動される駆動軸176に、はすば
歯車で構成された駆動歯車178が設けられている。こ
の駆動歯車178と噛み合うはすば歯車構成の中間歯車
180が枠体101に設けた軸179に回転自在に設け
られている。この軸179に揺動支持体103を回動自
在に設け、更に、一端を揺動支持体103に係止し、他
端を枠体101に係止したバネ183により反時計方向
に付勢するように設け、更に、揺動支持体103には軸
181を設け、中間歯車180と噛み合うはすば歯車構
成の駆動歯車としての歯車182を軸181に回転自在
に設けている。歯車182は現像スリーブ用歯車164
と噛み合い、現像スリーブ用歯車164に駆動力を伝達
する。
【0071】図6に示す状態は、前記図2に示した状
態、即ち、現像装置16が画像形成装置100の所定位
置に挿入される前の状態であり、揺動支持体103は、
バネ183により軸179を中心に揺動して、作動端部
103Aは凹部172に落下している。
【0072】現像スリーブ用歯車164は歯車182の
位置迄挿入されておらず、図6では、歯車182と現像
スリーブ用歯車164とは重なっているが、図2に示す
ように、両者は離れている。
【0073】図7は、図3に示した状態、即ち、現像装
置16が画像形成装置100に対して更に矢印X方向に
挿入した状態で、現像装置16の移動により、前記作動
端部103Aが凸部173に乗り上げて揺動支持体10
3は軸179を中心にバネ183に抗して時計方向に揺
動する。この揺動作用により、揺動支持体103に設け
た歯車182は、現像装置16に設けた現像スリーブ用
歯車164の挿入を妨げない位置に移動し、現像スリー
ブ用歯車164の挿入移動を可能にしている。
【0074】図8は、図4に示した状態、即ち、現像装
置16が十分に挿入されて画像形成装置100の所定の
位置に停止した状態を示す。
【0075】現像装置16が所定位置に設定された状態
では、前記作動端部103Aが凸部173から離れて凹
部174に落下している。これにより、揺動支持体10
3はバネ183により図7の状態から反時計方向に揺動
する。ここで、揺動支持体103の歯車182に対し
て、現像スリーブ用歯車164は噛み合い位置に停止し
ており、現像スリーブ用歯車164と、歯車182がバ
ネ183の弾力で正確に噛み合うとともに、現像スリー
ブ161と感光体10が所定の間隔で配置される。
【0076】現像装置16が図8の作動位置に設置され
た状態では、揺動支持体103の先端部103Bがスト
ッパ167により係止されて一定位置に保持される。こ
れにより、現像スリーブ用歯車164と歯車182との
適正な噛み合いが確保される。
【0077】このように被駆動歯車としての現像スリー
ブ用歯車164と、駆動歯車としての歯車182をはす
ば歯車で形成することにより、現像装置16を画像形成
装置100に装着するときに現像スリーブ用歯車164
と、駆動用の歯車182とが正確に噛み合い、且つ、現
像スリーブ161に回転ムラが発生せず、濃度ムラ等の
ない高い画質の画像を得ることができる。
【0078】
【発明の効果】請求項1の発明により、現像装置の画像
形成装置本体への装着時に、現像スリーブの駆動系が画
像形成装置本体側の駆動系と円滑に連結される。特に、
現像スリーブの駆動系と画像形成装置本体側の駆動系の
係脱を目的とした係脱部のクリアランスを大きく取る必
要がないために、画像形成装置本体から現像スリーブへ
の駆動力の伝達が高精度で行われ、現像スリーブの回転
ムラが極めて少なく、現像ムラ等のない高い画質の画像
が形成される。
【0079】請求項2の発明により、画像形成装置本体
から現像スリーブへの駆動力の伝達が特に高精度で行わ
れ、現像スリーブの回転ムラが極めて少なく、現像ムラ
等のない極めて高い画質の画像が形成される。
【0080】請求項3の発明により、簡単な機構で現像
スリーブの駆動系の係脱機構が実現される。
【0081】請求項4の発明により、簡単な機構で現像
スリーブの駆動系の係脱機構が実現され、しかも、現像
装置の着脱時における所望の位置で現像スリーブの駆動
系を係脱させることができる。
【0082】請求項5の発明により、現像装置の着脱が
円滑に行われ、着脱時に現像スリーブの駆動系を損傷す
ることが避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示す図である。
【図2】現像装置の画像形成装置本体への着脱機構を示
す図である。
【図3】現像装置の画像形成装置本体への着脱機構を示
す図である。
【図4】現像装置の画像形成装置本体への着脱機構を示
す図である。
【図5】本発明の実施の形態における種々の系脱部を示
す図である。
【図6】現像スリーブ用歯車164と歯車182の噛み
合い部を示す背面図である。
【図7】現像スリーブ用歯車164と歯車182の噛み
合い部を示す背面図である。
【図8】現像スリーブ用歯車164と歯車182の噛み
合い部を示す背面図である。
【符号の説明】
10 感光体 16 現像装置 100 画像形成装置 101、101A 枠体 103 揺動支持体 103A 作動端部 104 支持部材 161 現像スリーブ 162 回転軸 163 軸受 164 現像スリーブ用歯車 166 コイルバネ 172、174 凹部 173 凸部 182 歯車 183 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 品川 卓義 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA27 CA05 DA08 DA23 2H077 AD06 AD35 BA03 BA09 EA03 EA16 GA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に対して対向し、該像担持体と
    の間に現像間隔を形成するとともに、該現像間隔に現像
    剤を搬送する現像スリーブと、該現像スリーブに駆動力
    を伝達する被駆動歯車とを有し画像形成装置本体に着脱
    可能な現像装置及び、 前記被駆動歯車を駆動する駆動歯車を有する画像形成装
    置において、 前記駆動歯車を変位可能な支持手段で支持するととも
    に、前記現像装置に、その着脱時に前記支持手段を変位
    させる作用部材を設け、前記現像装置の装着の過程にお
    いて、前記作用部材により前記駆動歯車と前記被駆動歯
    車とが係合しない位置に前記駆動歯車を変位させるとと
    もに、前記現像装置が前記画像形成装置本体に装着され
    たときには、前記駆動歯車が前記被駆動歯車に係合する
    ように前記駆動歯車を変位させることを特徴とする画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動歯車及び前記被駆動歯車がはす
    ば歯車で構成されることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段が軸で揺動可能に支持され
    ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記作用部材がカムで構成されたことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形
    成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像装置の装着時に、前記被駆動歯
    車を案内する傾斜した案内部を有することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101833270A (zh) * 2009-03-11 2010-09-15 富士施乐株式会社 成像剂收容容器及其安装和拆卸方法以及图像形成装置
JP2011053242A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Kyocera Mita Corp 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置

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CN101833270A (zh) * 2009-03-11 2010-09-15 富士施乐株式会社 成像剂收容容器及其安装和拆卸方法以及图像形成装置
JP2011053242A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Kyocera Mita Corp 駆動伝達機構及びそれを備えた画像形成装置

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