JP2001225717A - シートベルトウェビング用低摩擦化処理剤 - Google Patents
シートベルトウェビング用低摩擦化処理剤Info
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Abstract
架橋タイプのポリウレタン樹脂、ポリアクリル酸エステ
ル樹脂、ポリエーテルポリエステル樹脂が使用されてい
る場合、シートベルトウェビングが使用されている自動
車用シートベルトの出し入れの補助ガイドであるスルー
リング(ナイロン樹脂製)との繰り返す擦過により表面
の樹脂が削られて脱落してゆく。その結果脱落した樹脂
及び汚れ物がシートベルトウェビングの表面に付着する
ことにより、経日的に引出し性や格納性が著しく低下す
るという問題があった。 【解決手段】 シートベルトウェビング用低摩擦化処理
剤であって、主成分の平滑剤としてオイルの粘度が5
0,000〜5,000,000×10−4m2/sで
あるジメチルポリシロキサン、摩擦特性を改善するため
の副成分の平滑剤としてオイルの粘度が500〜50,
000×10−4m2/sであるジメチルポリシロキサ
ン及び変性シリコーンオイル、更に極圧添加剤を混用す
ることを特徴とするシートベルトウェビング用低摩擦化
処理剤。
Description
ングに付与される低摩擦化処理剤に関するものである。
更に詳しくは、シートベルトウェビングが使用されてい
る自動車用シートベルトにおいて引出し格納性が良好で
且つ、その耐久性において従来のシートベルトウェビン
グに付与されているシートベルトウェビング用低摩擦化
処理剤では得られなかった優れた性能を付与できる処理
剤に関するものである。
引出し性と格納性を円滑にするために、シリコーンオイ
ルに代表される油剤を付与したり、樹脂コートを施すこ
とが一般に行われている。例えば、分枝アルコールと高
級脂肪酸のエステルとノニオン活性剤からなる組成物
(特開平2−175966号)、平均分子量1000〜
3000のポリエーテル化合物(特開平10−3707
8号)、ウレタンプレポリマーブロック化合物(特公平
4−66498号)、ポリエーテルポリエステル樹脂
(特開平10−37075号)が知られている。
加工シートベルトウェビングは前述のように架橋タイプ
のポリウレタン樹脂、ポリアクリル酸エステル樹脂、ポ
リエーテルポリエステル樹脂が使用されている場合、シ
ートベルトウェビングが使用されている自動車用シート
ベルトの出し入れの補助ガイドであるスルーリング(ナ
イロン樹脂製)との繰り返す擦過により表面の樹脂が削
られて脱落してゆく。その結果脱落した樹脂及び汚れ物
がシートベルトウェビングの表面に付着することによ
り、経日的に引出し性や格納性が著しく低下するという
問題があった。そこで本発明は上記に記載した従来の技
術における問題点を解決し、シートベルトウェビングに
付与することによって、その繊維の摩擦特性を低下させ
ると共に、初期の滑り性を充分高め、長期間使用後もそ
の摩擦特性を維持できるシートベルトウェビング、即
ち、引出し性も格納性も優れた自動車用シートベルトを
得ることができるシートベルトウェビング用低摩擦化処
理剤の提供を目的とする。
めに本発明のシートベルトウェビング用低摩擦化処理剤
は、シートベルトウェビングに付与する低摩擦化処理剤
であって、主成分の平滑剤としてオイルの粘度が50,
000〜5,000,000×10−4m2/sである
ジメチルポリシロキサンを含有し、更に摩擦特性を改善
するための副成分の平滑剤としてオイルの粘度が500
〜50,000×10−4m2/sであるジメチルポリ
シロキサン及び変性シリコーンオイルを含有し且つ、極
圧添加剤を混用することを特徴とする。好ましくは、前
述の平滑剤主成分が処理剤全体の30重量%以上を占め
ることを特徴とするシートベルトウェビング用低摩擦化
処理剤である。
は、一般的にシリコーンオイルと称されるジアルキルポ
リシロキサン骨格を持った化合物でジメチルポリシロキ
サンとその変性シリコーンであり、そのシリコーン骨格
がジメチルポリシロキサン単位又はアミノ変性ジメチル
ポリシロキサン単位又はカルボキシ変性ジメチルポリシ
ロキサン単位又はエポキシ変性ジメチルポリシロキサン
単位であることを特徴とし且つ、そのシリコーンオイル
の粘度が500〜50,000×10−4m2/sの低
粘度であり、好ましくは処理剤全体の10〜65重量%
を占める。
としては、高級脂肪酸の有機アミン塩又は部分酸化ポリ
アルキレンの有機アミン塩又はアミノ変性シリコーンの
酸塩又はカルボキシ変性シリコーンの有機アミン塩が好
ましく、またその含有量は処理剤全体の5〜20重量%
である。
低摩擦化処理剤は、上記処理剤を有効成分とする2〜5
0重量%濃度の水系エマルジョンであって、20℃にお
ける表面張力が35×10−5N/cm以下である繊維
製品のシートベルトウェビングへの浸透性が優れた低摩
擦化処理剤液として処理に用いられることが好ましい。
また、水系エマルジョンの作成にあたっては各成分を個
別に水系エマルジョン化したものを混用してもよくま
た、すべての成分を同時に水系エマルジョン化したもの
を使用してもいいが、水系エマルジョンの安定性を維持
するために使用する界面活性剤の配合割合は3〜35重
量%の範囲にあることが好ましい。しかし、水系エマル
ジョンとして使用することが困難な場合や使用した界面
活性剤の影響を除く目的では、その処理剤を有効成分と
する5〜70重量%濃度のすべての低摩擦化処理剤に対
して良好な溶解性を示すケロシン、鉱物油等の有機溶剤
溶液で用いられることが好ましい。
ルトウェビングが使用されている自動車用シートベルト
の引出し性、格納性の経日的な劣化は加工された樹脂、
即ちアクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエーテルポリエ
ステル樹脂等を繊維上で熱処理を行うことで繊維との密
着性を向上させ且つ、架橋させることで現在主にシート
ベルトウェビング素材に使用されているポリエステル繊
維との接着性を向上させて初期の引出し性、格納性を左
右する平滑特性を向上させると共にその耐久性を付与し
ているが、引出し性、格納性を左右する平滑特性とその
経日的な劣化は使用された樹脂と現在主にシートベルト
ウェビング素材に使用されているポリエステル繊維との
接着性が不良であることによる、との研究結果を見出し
た。
滑剤レベルで検討し、補助ガイドのスルーリングと自動
車シートベルトの摩擦特性は引き出し、装着時は高接圧
であり、平滑剤としては繊維/樹脂間の油膜切れを起こ
しにくいシリコーンオイルでは高粘度のものが必要であ
り、格納時は低接圧であり、平滑剤としては繊維/樹脂
間の油膜切れは問題とならず、非常に滑りやすいシリコ
ーンオイルでは低粘度のものが必要であることを見出
し、高粘度のシリコーンオイルと低粘度のシリコーンオ
イルを混用することで引出し性と格納性の双方の摩擦特
性を満足させることが可能との知見を得た。また、樹脂
成分を含まないため自動車シートベルトとその出し入れ
補助ガイドであるスルーリング(ナイロン樹脂製)との
繰り返す擦過によっても樹脂成分が分離脱落することが
なく、分離脱落物が自動車シートベルト表面に付着する
ことにより経日的に低下する引出し性や格納性のないこ
とを見出し、更に、緊急時のシートベルトの締め付けに
は極圧添加剤が有効に作用することを見出した。
記述する。以下の実施例及び比較例における評価は、次
の方法で行い、表示したものである。 処理液の表面張力(×10−5N/cm):20℃にお
ける条件下で処理液の表面張力を協和科学(株)製の自
動表面張力計〔KYOWA CBVP SURFACE
TENSIOMETER〕A3型で測定した。 スルーリングとの滑り摩擦(N);万能引張り試験機に
曲げ加工されたスルーリングを付けた5kgの引張りロ
ードセルをセットし、シートベルトウェビングの一端に
500gの荷重をつけ、スルー部を通して他端を引張り
試験機の移動部分に取付ける。移動部分を上下させるこ
とによって、即ちスルーリングを介して荷重を引き上げ
る際に要する力(f1)と荷重を元に戻す力(f2)を
測定して、引出し格納する際の滑り摩擦を測定する。 耐久性試験(N);シートベルトウェビングの一端に1
000gの荷重をつけ、曲げ加工されていないスルーリ
ングを介して90度の角度をつけて30cm/分の速度
で10000回摩擦して、シートベルトウェビングの表
面を劣化させた後、このシートベルトウェビングとスル
ーリングとの滑り摩擦を上記と同様の方法で測定し、劣
化後の滑り摩擦とする。 耐久・耐光性試験(N);上記の耐久性試験の条件下で
シートベルトウェビングがスルーリングと擦過する面に
耐光試験機を用いて光を一定時間照射した後、このシー
トベルトウェビングとスルーリングとの滑り摩擦を上記
と同様の方法で測定し、劣化後の滑り摩擦とする。 六角棒磨耗保持率:耐磨耗性試験(JIS−D−460
4)に準じて、5000回磨耗後の繊維ベルトの強力を
測定し、磨耗前の強力から強力保持率を算出する。
ルトウェビングメーカーより入手した黒色に染色され、
低摩擦化処理剤が加工処理されていないシートベルトウ
ェビングを純分が5重量%濃度の水系エマルジョン溶液
に浸漬し、シートベルトウェビングに対する重量比で
0.5重量%の処理剤が付着するように搾液した後、1
00℃で5分間の乾燥を行い、ついで150℃で3分間
の熱処理を実施した試験試料を作成した。
下記の組成のものを表すものである。 処理剤A1;本発明の粘度1,000,000×10
−4m2/sのジメチルポリシロキサン75重量%と粘
度10,000×10−4m2/sのジメチルポリシロ
キサン25重量%を含む有効成分2.5%の水系エマル
ジョン(界面活性剤をシリコーンオイルの12%含有す
る) 処理剤A2;本発明の粘度1,000,000×10
−4m2/sのジメチルポリシロキサン65重量%と粘
度5,000×10−4m2/sのジメチルポリシロキ
サン25重量%と極圧添加剤としてイソステアリン酸モ
ノエタノールアミン塩を10重量%含有する有効成分
2.5%の水系エマルジョン(界面活性剤をシリコーン
オイルの12%含有する) 処理剤B1;本発明の粘度1,000,000×10
−4m2/sのジメチルポリシロキサン75重量%と粘
度10,000×10−4m2/sのジメチルポリシロ
キサン25重量%を含む有効成分2.5重量%のケロシ
ン溶液 処理剤B2;本発明の粘度1,000,000×10
−4m2/sのジメチルポリシロキサン65重量%と粘
度5,000×10−4m2/sのエポキシ変性ジメチ
ルポリシロキサン25重量%と極圧添加剤としてアミノ
変性ジメチルポリシロキサンの乳酸塩を10重量%含有
する有効成分2.5重量%のケロシン溶液 処理剤C1;本発明の粘度500,000×10−4m
2/sのジメチルポリシロキサン88重量%を界面活性
剤12重量%で乳化分散した有効成分25重量%の水系
エマルジョン7.5重量%と粘度30,000×10
−4m2/sのジメチルポリシロキサン88重量%を界
面活性剤12重量%で乳化分散した有効成分25重量%
の水系エマルジョン2.5重量%を含む混用水溶液 処理剤D1;ジメチルシリコーン乳化物〔トーレ・ダウ
コーニング社製・“SH−8710”〕の6.25重量
%溶液 処理剤D2;架橋タイプのポリウレタン樹脂〔バイエル
社製・“BAYPRETUSV”〕の3.0重量%とジ
メチルシリコーン乳化物〔トーレ・ダウコーニング社製
・“SH−8710”〕の3.25重量%を含む溶液 処理剤D3;ポリエステル樹脂エマルジョン〔高松油脂
(株)製・“EX−200”〕の12.0重量%とジメ
チルシリコーン乳化物〔トーレ・ダウコーニング社製・
“SH−8710”〕の3.25重量%を含む溶液
る処理剤A1〜C1の場合は初期のスルーリングとの滑
り性が良好で自動車用シートベルトの引出し性に相当す
る荷重引上げ時と自動車用シートベルトの格納時に相当
する荷重戻し時の滑り性が良好で、耐久試験後でもその
滑り性がほとんど低下しないことで優れた耐久性を示
し、六角棒磨耗保持率でも優れた結果を示した。これに
対し、本発明以外の処理剤D1〜D3は初期のスルーリ
ングとの滑り性は比較的良好であるが耐久性試験後の滑
り性は著しく低下し、引き出し格納性の耐久性には不満
足なものであった。
擦化処理剤は、特にポリエステル繊維製シートベルトウ
ェビングに付与することにより繊維の摩擦特性を充分に
低下させて、新車時に相当する初期の乗用車シートベル
ト引出し格納性を長時間使用後も良好な状態で維持でき
る耐久性を示した。更に、磨耗保持率にも優れたポリエ
ステル製乗用車用シートベルトを得ることができる。
Claims (8)
- 【請求項1】 シートベルトウェビング用低摩擦化処理
剤であって、主成分の平滑剤としてオイルの粘度が5
0,000〜5,000,000×10−4m2/sで
あるジメチルポリシロキサン、摩擦特性を改善するため
の副成分の平滑剤としてオイルの粘度が500〜50,
000×10−4m2/sであるジメチルポリシロキサ
ン及び変性シリコーンオイル、更に極圧添加剤を混用す
ることを特徴とするシートベルトウェビング用低摩擦化
処理剤。 - 【請求項2】 主成分のジメチルポリシロキサンが処理
剤全体の30重量%以上を占めることを特徴とする請求
項1記載のシートベルトウェビング用低摩擦化処理剤。 - 【請求項3】 副成分のジメチルポリシロキサン及び変
性シリコーンが処理剤全体の10〜65重量%を占める
ことを特徴とする請求項1記載のシートベルトウェビン
グ用低摩擦化処理剤。 - 【請求項4】 変性シリコーンがアミノ基又はエポキシ
基又はカルボキシ基を有することを特徴とする請求項3
記載のシートベルトウェビング用低摩擦化処理剤。 - 【請求項5】 極圧添加剤が高級脂肪酸の有機アミン塩
又は部分酸化ポリアルキレンの有機アミン塩又はアミノ
変性シリコーンの酸塩又はカルボキシ変性シリコーンの
有機アミン塩であることを特徴とする請求項1記載のシ
ートベルトウェビング用低摩擦化処理剤。 - 【請求項6】 極圧添加剤が処理剤全体の2〜20重量
%を占めることを特徴とする請求項1記載のシートベル
トウェビング用低摩擦化処理剤。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の低摩擦
化処理剤を有効成分とする2〜50重量%濃度の水系エ
マルジョンであって、20℃における表面張力が35×
10−5N/cm以下であることを特徴とするシートベ
ルトウェビング用低摩擦化処理剤。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載の低摩擦
化処理剤を有効成分とする5〜70重量%濃度の有機溶
剤溶液であって、有機溶剤溶液が低摩擦化処理剤に対し
て良好な溶解性を示すことを特徴とするシートベルトウ
ェビング用低摩擦化処理剤。
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CN104947417A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-09-30 | 铜陵华洋特种线材有限责任公司 | 用于电子玻纤布的表面处理剂 |
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- 2000-02-16 JP JP2000104130A patent/JP4331858B2/ja not_active Expired - Lifetime
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