JP2001224991A - 噴出器 - Google Patents

噴出器

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JP2001224991A
JP2001224991A JP2000036259A JP2000036259A JP2001224991A JP 2001224991 A JP2001224991 A JP 2001224991A JP 2000036259 A JP2000036259 A JP 2000036259A JP 2000036259 A JP2000036259 A JP 2000036259A JP 2001224991 A JP2001224991 A JP 2001224991A
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JP
Japan
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contents
button
container
nozzle
ejection
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Application number
JP2000036259A
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English (en)
Inventor
Hideo Okada
英雄 岡田
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Mitani Valve Co Ltd
Original Assignee
Mitani Valve Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の内容物を混合して噴射するタイプの噴
出器において、内容物が固化してノズルが目詰まりを生
ずるおそれを解消する。 【解決手段】 容器10内に第1の内容物を収納すると
ともに、ポンプ12の下部に取り付けた袋14をその容
器10内に設けて、該袋内に第2の内容物を収納する。
そして、噴射ボタン16の押し下げとともに、ポンプ1
2を作動し、両内容物を各々個別の導通路40・56を
通して噴射ボタン16内に導き、内容物ごとに個別に備
えるノズル18・20から噴射する。このとき、各々の
噴射領域A・Bを、領域Cの部分で重複する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用時に、指を
掛けて噴射ボタンを押し下げ、容器内に分けて収納する
複数の内容物を噴射ボタンのノズルから噴射する、ポン
プタイプやエアゾールタイプの噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、香水や、呼吸器等の治療用薬剤な
どを噴射する、この種の噴出器では、たとえば図3およ
び図4に示すような構成をなし、使用時に、容器1を持
って噴射ボタン2を押し下げ、噴出管3を介して押し冠
4を押し下げることにより、ピストン5A・5Bを各々
押し込んでポンプ6A・6Bをそれぞれ作動する。
【0003】そして、各ボトル7A・7B内の内容物を
汲み上げ、それぞれ押し冠4の導通路4a・4bを通し
て噴出管3内の混合室3a内に導き、その混合室3a内
で混合して噴出ボタン2に設けるノズル8の噴射口8a
から外部へと噴射していた(特開平6−100049号
公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の噴出器では、ノズル8から噴射する前に混合室3
a内で複数の内容物を混合する一方、一般に内容物は混
合すると固化しやすくなることから、使用後に混合室3
a内に残留する混合内容物が、時の経過とともに固化し
てノズル8が目詰まりを生ずることがある問題があっ
た。
【0005】また、以上のような従来の噴出器では、噴
射ボタン2を傾けて押し下げたとき、ボトル7A・7B
内の一方の内容物を片寄って消費する問題があった。
【0006】そこで、この発明の第1の課題は、上述の
ように複数の内容物を混合して噴射するタイプの噴出器
において、内容物が固化してノズルが目詰まりを生ずる
おそれを解消することにある。
【0007】第2の課題は、そのような噴出器におい
て、噴射ボタンの押し下げ方によって複数の内容物のい
ずれかを片寄って消費するおそれをなくすことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
上述した第1の課題を達成すべく、使用時に、噴射ボタ
ンを押し下げて、容器内に分けて収納する複数の内容物
を同時に噴射ボタンのノズルから噴射する噴出器におい
て、内容物ごとにノズルを個別に備え、それらのノズル
の噴射領域を重複してなる、ことを特徴とする。
【0009】ポンプタイプの噴出器に適用し、噴射ボタ
ンを押し下げてポンプを作動し、容器内の複数の内容物
をそれぞれ汲み上げてノズルから噴射するようにするこ
とができる。また、エアゾールタイプの噴出器に適用
し、噴射ボタンを押し下げて各弁を開き、容器内の複数
の内容物をそれぞれ容器内の噴射材の圧力でノズルから
噴射するようにすることができる。
【0010】上述した第2の課題を達成すべく、内容物
を容器から噴射ボタンへと導く各導通路を、噴射ボタン
と中心線を同じくして同心に設けるとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図2には、この発明に
よる噴出器の中央縦断面を示す。この発明による噴出器
は、図示するように、たとえば縦長な円缶状の容器10
の開口に、ポンプ12を取り付けてなる。
【0012】そして、図示省略するが、容器10内には
第1の内容物を入れ、またポンプ12の下部に取り付け
て容器10内に入れた袋14内には第2の内容物を入れ
てふくらませてなる。
【0013】ポンプ12の上部には、噴射ボタン16を
取り付ける。噴射ボタン16には、第1のノズル18と
第2のノズル20とを上下段に備える。そして、キャッ
プ22を被せてなる。
【0014】この噴出器を使用するときは、キャップ2
2を外し、ノズル18・20を、内容物を吹き付ける対
象に向ける。そして、図1に示すように、噴射ボタン1
6を押し下げ、噴出管30を押し込む。
【0015】すると、第1ピストン32を第2ピストン
34とともに押し下げ、その第1ピストン32と第1開
閉弁36との間を開き、噴出管30の押し下げとともに
第1圧力室38内の圧力を高め、第1圧力室38内の第
1の内容物を、第1開閉弁36と第1ピストン32との
間を通して、噴出管30の内面に形成した縦溝状の第1
導通路40に入れる。
【0016】そして、第1導通路40から噴射ボタン1
6の環状の縦噴出路42に入れ、縦噴出路42から環状
の下段横噴出路44に入れ、第1ノズル18の噴射口4
6からAの範囲に噴射する。
【0017】他方、第2ピストン34の押し下げととも
に、第2開閉弁48との間を開き、第2ピストン34の
押し下げとともに第2圧力室50内の圧力を高め、第2
圧力室50内の第2の内容物を、連通孔52を通して第
2ピストン34内の連通路54に入れる。
【0018】そして、連通路54から第1ピストン32
の第2導通路56に入れ、その第2導通路56から噴射
ボタン16中心の縦噴出路58に入れ、縦噴出路58か
ら環状の上段横噴出路60に入れ、第2ノズル20の噴
射口62からBの範囲に噴射する。
【0019】このとき、第1ノズル18の噴射口46か
らの噴射領域Aと第2ノズル20の噴射口62からの噴
射領域Bとは、Cで示す領域が重複するようになってお
り、ノズル18・20から噴射したほとんどの内容物は
混合して対象部位に吹き付けられることとなる。
【0020】なお、この例では、ノズル18・20から
霧状に噴射するが、必ずしも霧状に噴射する場合に限る
ものではない。
【0021】さて、噴射後、噴射ボタン16から手を離
すと、コイルスプリング70の付勢力で第1ピストン3
2と第2ピストン34とが上動し、噴出管30を持ち上
げて噴射ボタン16を元の位置に復帰する。
【0022】このとき、第1ピストン32と第1開閉弁
36との間を閉じ、第1ピストン32の上動とともに第
1圧力室38内を負圧化して第1逆止弁72を開き、容
器10内に収納する第1の内容物をポンプ12の吸上げ
口74を通して第1圧力室38内に吸い上げる。
【0023】噴射ボタン16から手を離すと、また同時
に、第2ピストン34と第2開閉弁48との間を閉じ、
第2ピストン34の上動とともに第2圧力室50内を負
圧化して第2逆止弁76を開き、袋14内に収納する第
2の内容物をポンプ12の吸上げ口78を通して第2圧
力室50内に吸い上げる。
【0024】これにより、噴射ボタン16を再び押し下
げたとき、ノズル18・20から繰り返し内容物を噴射
可能とする。
【0025】ところで、この図示例では、第1の内容物
を容器10から噴射ボタン16へと導く第1導通路40
を、第2の内容物を容器10内の袋14から噴射ボタン
16へと導く第2導通路56のまわりに設け、内容物を
容器10から噴射ボタン16へと導く各導通路40・5
6を、噴射ボタン16と中心線Oを同じくして同心に設
けてなる。
【0026】これにより、噴射ボタン16を常に真上か
ら下方に向けて真っ直ぐに押し下げ得るようにし、傾い
て押し下げるおそれをなくし、また仮に傾いて押し下げ
ることがあったとしても、複数の内容物のいずれかを片
寄って消費するようなおそれをなくすことができる。
【0027】さて、上述した例では、この発明を、噴射
ボタン16を押し下げてポンプ12を作動し、容器10
内の複数の内容物をそれぞれ汲み上げて個々のノズル1
8・20から噴射するポンプタイプの噴出器に適用した
場合について説明した。
【0028】しかし、この発明は、図示省略するが、噴
射ボタンを押し下げて各弁を開き、容器内の複数の内容
物をそれぞれ容器内の噴射材の圧力でノズルから噴射す
るエアゾールタイプの噴出器にも、内容物ごとにノズル
を個別に備え、それらのノズルの噴射領域を重複するこ
とで、同様に適用することができる。
【0029】また、上述した例では、第1および第2の
2種類の内容物を混合する場合について説明したが、2
種類に限らず、3種類以上であっても、内容物ごとにノ
ズルを個別に備え、それらのノズルの噴射領域をすべて
重複することで、同様に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、内容物
ごとにノズルを個別に備え、それらのノズルの噴射領域
を重複し、ノズルから噴射後にはじめて複数の内容物を
混合するようにするから、ノズルから噴射する前に複数
の内容物を混合する、たとえば混合室を設ける必要がな
くなり、混合により固化しやすくなる内容物がたとえば
混合室内に残留することにより混合内容物が固化してノ
ズルで目詰まりを生ずる従来の問題を解消することがで
きる。
【0031】また、この発明は、用途に応じて適宜選択
し、請求項2に係る発明のように、噴射ボタンを押し下
げてポンプを作動し、容器内の複数の内容物をそれぞれ
汲み上げてノズルから噴射するポンプタイプの噴出器に
も、請求項3に係る発明のように、噴射ボタンを押し下
げて各弁を開き、容器内の複数の内容物をそれぞれその
容器内の噴射材の圧力でノズルから噴射するエアゾール
タイプの噴出器にも適用することができる。
【0032】請求項4に係る発明によれば、内容物を容
器から噴射ボタンへと導く各導通路を、噴射ボタンと中
心線を同じくして同心に設けるから、噴射ボタンを常に
真上から下方に向けて真っ直ぐに押し下げ得るように
し、傾いて押し下げるおそれをなくし、また仮に傾いて
押し下げることがあったとしても、複数の内容物のいず
れかを片寄って消費するようなおそれをなくすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による噴出器の中央縦断面図である。
【図2】その噴出器を、使用時に噴射ボタンを押し下げ
た状態で示す部分拡大中央縦断面図である。
【図3】従来の噴出器の外観正面図である。
【図4】その従来の噴出器の中央縦断面図である。
【符号の説明】
10 容器 12 ポンプ 14 袋 16 噴射ボタン 18 第1ノズル 20 第2ノズル 30 噴出管 32 第1ピストン 34 第2ピストン 36 第1開閉弁 38 第1圧力室 40 第1導通路 48 第2開閉弁 50 第2圧力室 52 連通孔 54 連通路 56 第2導通路 A 第1ノズルの噴射領域 B 第2ノズルの噴射領域 C 重複噴射領域 O 噴射ボタンの中心線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時に、噴射ボタンを押し下げて、容
    器内に分けて収納する複数の内容物を同時に前記噴射ボ
    タンのノズルから噴射する噴出器において、前記内容物
    ごとに前記ノズルを個別に備え、それらのノズルの噴射
    領域を重複してなる、噴出器。
  2. 【請求項2】 前記噴射ボタンを押し下げてポンプを作
    動し、前記容器内の複数の内容物をそれぞれ汲み上げて
    前記ノズルから噴射してなる、請求項1に記載の噴出
    器。
  3. 【請求項3】 前記噴射ボタンを押し下げて各弁を開
    き、前記容器内の複数の内容物をそれぞれその容器内の
    噴射材の圧力で前記ノズルから噴射してなる、請求項1
    に記載の噴出器。
  4. 【請求項4】 内容物を前記容器から前記噴射ボタンへ
    と導く各導通路を、前記噴射ボタンと中心線を同じくし
    て同心に設けてなる、請求項1、2、または3に記載の
    噴出器。
JP2000036259A 2000-02-15 2000-02-15 噴出器 Pending JP2001224991A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012214234A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kao Corp 2液混合吐出容器
JP2014504899A (ja) * 2010-11-17 2014-02-27 ジボダン エス エー 噴霧装置ならびに香料および水を噴霧するための方法
CN105035482A (zh) * 2015-06-29 2015-11-11 广西鹿寨县华顺贸易有限责任公司 一种分类式茶叶储存罐

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