JP2001222588A - 環境アセスメントテーブル、環境評価装置、環境アセスメントシステム、環境アセスメント用サーバ装置、環境アセスメント用端末装置、オークションシステム及びプログラム記録媒体 - Google Patents

環境アセスメントテーブル、環境評価装置、環境アセスメントシステム、環境アセスメント用サーバ装置、環境アセスメント用端末装置、オークションシステム及びプログラム記録媒体

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JP2001222588A
JP2001222588A JP2000029517A JP2000029517A JP2001222588A JP 2001222588 A JP2001222588 A JP 2001222588A JP 2000029517 A JP2000029517 A JP 2000029517A JP 2000029517 A JP2000029517 A JP 2000029517A JP 2001222588 A JP2001222588 A JP 2001222588A
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auction
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environmental
environmental assessment
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Taeko Aoe
青江多恵子
Hiroshi Onishi
宏 大西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製品の環境への影響を客観的かつ総合的に把
握することは容易でない。 【解決手段】 環境に関して評価を行う対象である複数
種類の各対象物について、所定の評価項目が記された評
価項目欄2と、それぞれの評価項目に対する評価を決定
するための評価基準が記された評価基準欄3と、その評
価基準で決定された各種評価結果値に対する評価点が記
された評価点欄5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製品が地球資源・
地球環境へ与える負荷を評価するための環境アセスメン
トテーブル、環境評価装置、環境アセスメントシステ
ム、オークションシステム及びプログラム記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫など
の家電製品は、年々販売量が増大してきている。そし
て、これらの製品に実装されるモータ、トランス、電子
部品、半導体、キャパシタなどの部品も年々製造量が増
大してきている。
【0003】このように、製品の製造量が増大してくる
と、製品廃棄物も増加の傾向にあり、その適正な処理・
処分が大きな問題となってくる。
【0004】さらに、ガス、電気、石油などのエネルギ
ー資源や、製品の材料となる資源も地球上に無尽蔵に存
在するわけではない。従って、これらの資源を有効活用
する必要がある。
【0005】また、大気への二酸化炭素や有毒ガスなど
の排出物、河川、海などの水域への放流物、土壌への排
出物、固形廃棄物などの影響も懸念される。
【0006】このような、地球環境に対する負荷を低減
することを目的に製品の資源採取、原材料の製造、製品
の製造、流通・販売、使用、廃棄/リサイクルなどの製
品の各ライフサイクルにおける環境への影響を調査、予
測、評価することが行われてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような環境に対する調査、予測、評価から環境への影響
を客観的かつ総合的に把握することは容易でない。例え
ば、1台の製品を製造する際に、その製品を製造する工
場が必要とする電力を見積もることや、その製品を廃棄
する際に排出される大気を汚染する物質の量を見積もる
ことなどは個別に行うことが出来る。しかしながら、こ
のような多種類の環境に対する負荷を総合的に把握し、
全体として、環境に与える負荷の程度を評価することは
容易ではない。
【0008】すなわち、製品の環境への影響を客観的か
つ総合的に把握することは容易でないという課題があ
る。
【0009】また、製品や部品としての寿命を終える
と、再利用できる部分があるにもかかわらず、そのまま
廃棄処分されてしまう場合が多いので、環境に対する負
荷が大きいという課題がある。
【0010】本発明は、上記課題を考慮し、製品の環境
への影響を客観的かつ総合的に把握することが出来る環
境アセスメントテーブル、環境評価装置、環境アセスメ
ントシステム、環境アセスメント用サーバ装置、環境ア
セスメント用端末装置、及びプログラム記録媒体を提供
することを目的とするものである。
【0011】また、本発明は、上記課題を考慮し、製品
や部品としての寿命を終えても、再利用を促進し、環境
に対する負荷を小さくすることが出来るオークションシ
ステム及びプログラム記録媒体を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、第1の本発明(請求項1に対応)は、環境に関
して評価を行う対象である複数種類の各対象物につい
て、所定の評価項目が記された評価項目欄と、それぞれ
の評価項目に対する評価を決定するための評価基準が記
された評価基準欄と、その評価基準で決定された各種評
価結果値に対する評価点が記された評価点欄とを備えた
ことを特徴とする環境アセスメントテーブルである。
【0013】また、第2の本発明(請求項2に対応)
は、前記テーブルはシート状態のものである、あるい
は、表示装置にその全部または一部が表示され得るもの
であり、評価したい特定の対象物についての、前記評価
基準欄における具体的数値、評価の結果値及び、前記評
価点欄で求められた評価点、の全部または一部を記する
ことが出来る空白欄を有し、その空白欄は書き込み可能
であることを特徴とする第1の本発明に記載の環境アセ
スメントテーブルである。
【0014】また、第3の本発明(請求項3に対応)
は、第1または第2の本発明の環境アセスメントテーブ
ルが、前記表示装置に表示される場合、その表示の内容
に制限が設けられ、表示させる人の権限に応じて、前記
テーブルの内容の全部または一部が表示されることを特
徴とする環境アセスメントテーブルである。
【0015】また、第4の本発明(請求項4に対応)
は、前記評価項目欄は、少なくとも製品本体と、生産工
程と、包装とに分類されていることを特徴とする第1〜
3の本発明のいずれかに記載の環境アセスメントテーブ
ルである。
【0016】また、第5の本発明(請求項5に対応)
は、前記評価基準を決定するために前提とする基礎デー
タ及び/または基礎評価方法も付加されていることを特
徴とする第1〜4の本発明のいずれかに記載の環境アセ
スメントテーブルである。
【0017】また、第6の本発明(請求項6に対応)
は、前記評価項目欄は、少なくとも前記対象物の輸送時
の輸送評価と前記対象物使用時の使用評価に関するもの
を含み、前記評価項目欄の全部または一部の評価値から
前記対象物のライフサイクルにおける評価値を算出する
欄を有することを特徴とする第1〜5の本発明のいずれ
かに記載の環境アセスメントテーブルである。
【0018】また、第7の本発明(請求項7に対応)
は、第1〜6の本発明のいずれかに記載の単数または複
数の環境アセスメントテーブルを用い、評価したい特定
の対象物について、前記評価基準に基づき、評価を行
い、その評価の結果から、評価点を得るための環境評価
装置であって、評価したい特定の対象物について、前記
評価基準を演算するためのデータを入力する評価基準入
力手段と、前記評価基準入力手段により入力されたデー
タに基づき、前記テーブルを利用して、前記評価基準の
評価を行い、その評価の結果を出力する評価出力手段
と、その評価出力手段から、前記テーブルを用いて、評
価点を得る評価点演算手段と、その評価点演算手段によ
り得られた評価点を出力する評価点出力手段とを備えた
ことを特徴とする環境評価装置である。
【0019】また、第8の本発明(請求項8に対応)
は、前記評価基準入力手段は、前記対象物の部品リスト
及び/または設計図から、前記評価基準を演算するため
のデータを入力することが出来ることを特徴とする第7
の本発明に記載の環境評価装置である。
【0020】また、第9の本発明(請求項9に対応)
は、相互にネットワークで接続された複数の端末と、そ
のネットワークに接続された単数または複数のサーバと
を備え、前記各端末は、第1〜6の本発明のいずれかに
記載の環境アセスメントテーブルを利用して、所定の対
象物に対する評価点数を計算する演算手段と、その演算
手段からの演算結果から、前記対象物に対する評価点数
を前記サーバの内で所定のサーバへ出力する出力手段と
を有し、前記サーバは得られた環境評価情報を蓄積する
ことを特徴とする環境アセスメントシステムである。
【0021】また、第10の本発明(請求項10に対
応)は、前記サーバは、前記環境アセスメントテーブル
を各端末に提供するとともに、前記評価基準を決定する
ために前提とする基礎データ及び/または、基礎評価方
法も付加して前記端末に提供することを特徴とする第9
の本発明に記載の環境アセスメントシステムである。
【0022】また、第11の本発明(請求項11に対
応)は、前記端末は、前記基礎データ及び/または、基
礎評価方法を利用して、前記評価基準を決定するための
情報を、別の端末に送信し、その別の端末がその情報を
利用して、前記環境アセスメントテーブルに基づいて、
評価を行うことを特徴とする第9または10の本発明に
記載の環境アセスメントシステムである。
【0023】また、第12の本発明(請求項12に対
応)は、前記端末は、前記サーバから受け取った前記環
境アセスメントテーブルの内容に対して、修正、追加、
削除できることを特徴とする第9〜11の本発明のいず
れかに記載の環境アセスメントシステムである。
【0024】また、第13の本発明(請求項13に対
応)は、前記サーバに蓄積されるデータは階層化されて
おり、そのデータへのアクセスの権限の程度によって、
アクセス出来る階層が異なっていることを特徴とする第
9〜12の本発明のいずれかに記載の環境アセスメント
システムである。
【0025】また、第14の本発明(請求項14に対
応)は、前記端末は、前記対象物の部品リスト及び/ま
たは設計図から、前記評価基準を演算するためのデータ
を入力する評価基準入力手段を有し、前記演算手段は、
前記入力されたデータを用いて前記評価点数を計算する
ことを特徴とする第9〜13の本発明のいずれかに記載
の環境アセスメントシステムである。
【0026】また、第15の本発明(請求項15に対
応)は、ネットワークに接続された環境アセスメント用
端末装置であって、第1〜6の本発明のいずれかに記載
の環境アセスメントテーブルを利用して、所定の対象物
に対する評価点数を計算する演算手段と、その演算手段
からの演算結果から、前記対象物に対する評価点数を前
記ネットワークに出力する出力手段とを備えたことを特
徴とする環境アセスメント用端末装置である。
【0027】また、第16の本発明(請求項16に対
応)は、第15の本発明に記載の複数の環境アセスメン
ト用端末装置がネットワークに出力した評価点数を環境
評価情報として少なくとも蓄積することを特徴とする環
境アセスメント用サーバ装置である。
【0028】また、第17の本発明(請求項17に対
応)は、ネットワークに接続された複数の端末と、その
ネットワークに接続されたサーバとを備え、前記端末
は、前記サーバへ、オークションに提供したい再生素材
または中古品または中古部材の情報と、そのオークショ
ン条件を提供し、前記サーバは、前記端末から送られて
くる再生素材または中古品または中古部材の情報を収集
し、前記オークション条件に従ってオークションを行
い、さらにその結果を参加した前記端末に知らせること
を特徴とするオークションシステムである。
【0029】また、第18の本発明(請求項18に対
応)は、前記再生素材または中古品または中古部材の情
報には、第7の本発明に記載の環境アセスメント装置に
より得られた情報も付加されていることを特徴とする第
17の本発明に記載のオークションシステムである。
【0030】また、第19の本発明(請求項19に対
応)は、前記オークションに参加する端末は、予め登録
が必要であり、さらに、端末の種類により手数料が異な
ることを特徴とする第18の本発明に記載のオークショ
ンシステムである。
【0031】また、第20の本発明(請求項20に対
応)は、前記端末は、前記オークションに提供したい再
生素材または中古品または中古部材の情報と、そのオー
クション条件を複数提供することを特徴とする第17〜
19の本発明のいずれかに記載のオークションシステム
である。
【0032】また、第21の本発明(請求項21に対
応)は、前記端末は、前記複数のオークション条件に、
予め優先順位を付けて提供し、前記オークション条件で
提示されている所定の時間内に買い手が見つからない場
合、前記優先順位がより低い前記オークション条件に変
更することを特徴とする第17〜20の本発明のいずれ
かに記載のオークションシステムである。
【0033】また、第22の本発明(請求項22に対
応)は、前記端末は、予め前記オークション条件の各項
目に優先度を付けて提供し、前記サーバは、オークショ
ンを行う際、買い手となる端末から提示された条件を前
記オークション条件の前記各項目の優先度に応じて前記
各項目毎に重み付けをして評価して、前記買い手となる
端末の優位度を算出し、その優位度に基づいて前記オー
クションに参加した前記端末のうちいずれの端末が買い
手として優位であるかを決定することを特徴とする第1
7〜21の本発明のいずれかに記載のオークションシス
テムである。
【0034】また、第23の本発明(請求項23に対
応)は、前記優先度とは、点数であり、前記優位度と
は、前記各項目毎の評価により得られた評価結果値の合
計点数であることを特徴とする第22の本発明に記載の
オークションシステムである。
【0035】また、第24の本発明(請求項24に対
応)は、第7〜23のいずれかに記載の環境アセスメン
トテーブル、環境評価装置、環境アセスメントシステ
ム、環境アセスメント用サーバ装置、環境アセスメント
用端末装置、またはオークションシステムの全部または
一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータによ
り実行させるためのプログラムおよび/またはデータを
記録したプログラム記録媒体であって、コンピュータに
より読み取り可能であることを特徴とするプログラム記
録媒体である。
【0036】また、第25の本発明(請求項25に対
応)は、第7〜23の本発明のいずれかに記載の環境ア
セスメントテーブル、環境評価装置、環境アセスメント
システム、環境アセスメント用サーバ装置、環境アセス
メント用端末装置、またはオークションシステムの全部
または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュー
タにより実行させることを特徴とするプログラムであ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0038】(第1の実施の形態)まず、第1の実施の
形態について説明する。
【0039】図1に本実施の形態の環境アセスメントテ
ーブル1を示す。
【0040】環境アセスメントテーブル1は、紙面、プ
ラスチックシートなどシート状態のものである。
【0041】環境アセスメントテーブル1は、環境に対
して評価を行う対象であるテレビ、洗濯機、エアコン、
冷蔵庫、モータ、トランス、チップ抵抗、半導体、キャ
パシタなどの複数種類の対象物のそれぞれについて、設
けられているものである。
【0042】評価項目2の欄は、例えば再生材使用率1
1など、評価項目が記載された欄である。
【0043】評価基準3の欄は、評価項目2のそれぞれ
に対する評価を行うための基準が記載された欄である。
例えば、評価項目2が再生材使用率11の場合の評価基
準3は、「(再生樹脂質量/全体樹脂質量)×100」
となる。なお、代表的な評価基準3の意味については後
述する。
【0044】評価点基準5は、評価基準3で決定された
各種評価結果の値に対する評価点が記載された欄であ
る。
【0045】重み4は、評価点基準5に対する重み付け
係数を表している欄である。重み4は、重要であると考
えられる項目から順に3、2、1としている。
【0046】すなわち、評価項目2の最終的な評価点
は、次の数1で計算される。
【0047】
【数1】最終評価点=重み×評価点基準の得点 例えば、再生材使用率11の評価基準3で決定された評
価結果値が35%である場合、再生材使用率10の最終
評価点は、3×2点=6点となる。
【0048】基準製品6は、評価基準3で評価値を求め
る際に基準とする製品に関するデータが必要である場
合、そのデータが記載される欄である。
【0049】目標7は、企画・設計段階などで、重要な
評価項目2についてその目標値を記載する欄である。
【0050】中間評価8は、最終試作段階などで行った
中間評価を記載する欄である。中間評価8は、必要に応
じて複数の段階で行う。この場合、中間評価8の欄は、
複数個設けられる。
【0051】最終評価9は、量産試作などで評価した最
終評価を記載する欄である。
【0052】点10は、最終評価9を行った際に、先に
説明した数1に基づいて計算した最終評価点を記載する
欄である。
【0053】また、環境アセスメントテーブル1の評価
項目2は、評価する対象物自体に関する評価である製品
本体、評価する対象物の生産に係わる評価である生産工
程、評価する対象物の包装に関する評価である包装に分
類されている。さらにこれらに加えて、図1には図示し
なかったが、評価項目2は、評価する対象物を使用する
際の評価である使用評価、評価する対象物を輸送する際
の評価である輸送評価の項目に分類されている。
【0054】図1では、理解を容易にするために、評価
項目2のうち一部のみを示した。実際は、図1に示した
以外にも多数の評価項目2がある。すなわち、環境アセ
スメントテーブル1の評価項目2には、資源採取、原材
料の製造、製品の製造、流通・販売、使用、廃棄/リサ
イクルまでの製品のライフサイクルにおける環境への負
荷を評価する項目が含まれている。従って、製品のライ
フサイクルに渡って環境負荷を評価することが出来る。
【0055】製品本体部門評価16は、評価項目2のう
ち製品本体に分類される項目の総合評価が記載される欄
である。製品本体に分類される項目の総合評価は、製品
本体に分類される評価項目2の点10の総和に所定の重
み係数をかけた値である。
【0056】生産部門評価17は、評価項目2のうち生
産工程に分類される項目の総合評価が記載される欄であ
る。生産工程に分類される項目の総合評価は、生産工程
に分類される評価項目2の点10の総和に所定の重み係
数をかけた値である。
【0057】包装部門評価18は、評価項目2のうち包
装に分類される項目の総合評価が記載される欄である。
包装に分類される項目の総合評価は、包装に分類される
評価項目2の点10の総和に所定の重み係数をかけた値
である。
【0058】同様に、図1には図示していないが、使用
評価、輸送評価に分類される評価項目2の総合評価が記
載される欄も設けられている。また、上記各分類毎の総
合評価から評価する対象物のライフサイクル全体の総合
評価値を記載する欄も設けられている。すなわち、ライ
フサイクル全体の総合評価値は各分類の総合評価値の総
和とする。
【0059】環境アセスメントテーブル1には、評価基
準3によって評価値を求めるために前提とする基礎デー
タや基礎評価方法などの情報も付加されている。
【0060】図2にこのような基礎評価データ及び基礎
評価方法の例を示す。
【0061】図2の(a)、(b)、(c)にそれぞれ
基礎評価方法の一例である基礎評価方法44、基礎評価
方法45、また基礎評価データの一例である基礎評価デ
ータ46を示す。これらは、エネルギー別原油換算使用
量およびCO2排出量を計算するための計算式およびそ
の計算式で計算する際に使用する基礎データを示したも
のである。図2の詳細については後述する。
【0062】図3にこのような環境アセスメントテーブ
ル1を利用して環境評価を行う環境評価装置19の構成
を示す。
【0063】環境評価装置19は、データ入力手段2
0、評価出力手段21、評価点演算手段22、評価点出
力手段23、環境アセスメントテーブル1から構成され
る。
【0064】データ入力手段20は、評価したい特定の
対象物について、評価基準3を演算するためのデータを
入力する手段である。
【0065】すなわち、データ入力手段20は、評価し
たい特定の対象物を構成する部品や材料に関する情報で
ある部品リスト、CADなどで作成された設計図に記載
されている情報である部品リスト・設計図37をCSV
(comma separated value)形式
などで取り込み、自動的に評価基準3を演算するための
データを入力することが出来る。
【0066】評価出力手段21は、データ入力手段20
から入力されたデータに基づき、環境アセスメントテー
ブル1を用いて、評価基準3の評価結果値を出力する手
段である。
【0067】評価点演算手段22は、上記評価結果値か
ら最終評価点である点10を演算して求め、さらに製品
本体部門評価16、生産部門評価17、包装部門評価1
8、使用評価の総合評価、輸送評価の総合評価及び全体
の総合評価を演算する手段である。
【0068】評価点出力手段23は、評価点演算手段2
2により得られた評価点を出力する手段である。また、
評価点出力手段23は、環境アセスメントテーブル1を
図示しないモニタに全部または一部を表示することも出
来るし、また、紙面に印刷することも出来る。
【0069】なお、本実施の形態の再生材使用率11、
リサイクル率、環境保全性など評価項目2の欄に記載さ
れている項目は本発明の所定の評価項目の例であり、
「(再生樹脂質量/全体樹脂質量)×100」など評価
基準3の欄に記載されている項目は本発明の評価基準の
例であり、重み4と評価点基準5の欄に記載されている
項目は本発明の評価点欄の例であり、基準製品6、目標
7、中間評価8、最終評価9、点10の欄は本発明の空
白欄の例であり、基準製品6の欄に記載された基準製品
に関する数値、目標7、中間評価8、最終評価9の欄に
記載された評価基準3を求めるための数値は本発明の具
体的数値の例であり、目標7、中間評価8、最終評価9
の欄に記載された評価基準3の結果値は本発明の評価の
結果値の例であり、点10の欄に記載された数値は本発
明の評価点の例である。
【0070】また、本実施の形態のデータ入力手段20
は本発明の評価基準入力手段の例である。
【0071】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0072】まず、評価する対象を決める。評価する対
象として例えば製品番号がABC123であるテレビを
評価するとする。また、製品番号がXYZ789である
テレビを基準データとする。また、最終評価9を行うと
する。
【0073】データ入力手段20は、評価基準3のうち
基準製品6のデータを必要とする項目について基準製品
6のデータを入力する。
【0074】すなわち、評価したい特定の対象物を構成
する部品や材料に関する情報である部品リスト、CAD
などで作成された設計図に記載されている情報である部
品リスト・設計図37をCSV(comma sepa
rated value)形式などで取り込み、人手を
介さず、自動的に基準製品6のデータを入力する。
【0075】ここで、CSV形式とは、表計算ソフトや
データベースソフトなどで作成したデータを交換するた
めのフォーマットである。
【0076】基準製品6のデータは環境アセスメントテ
ーブル1に書き込まれる。
【0077】例えば、エネルギー削減率13では、評価
基準結果値を求めるためには、基準製品を生産するのに
必要なエネルギー量の値が必要である。従って、製品番
号がXYZ789のテレビを生産するのに必要なエネル
ギー量の値を予め入力しておく。
【0078】次に、データ入力手段20は、評価基準3
の評価基準結果値を求めるために必要なデータを入力す
る。
【0079】すなわち、部品リスト・設計図37をCS
V形式などで取り込み、人手を介さず、自動的に評価基
準3の評価基準結果値を求めるために必要なデータを入
力する。
【0080】例えば、再生材使用率11の場合、製品番
号ABC123のテレビの全体の樹脂の質量とそのうち
再生して使用している樹脂質量を入力する。
【0081】再生樹脂質量、全体樹脂質量など評価基準
結果値を求めるために必要なデータは、環境アセスメン
トテーブル1の最終評価9の欄に書き込まれる。
【0082】このように、各評価項目2で製品番号AB
C123のテレビについて、評価基準3の評価基準結果
値を求めるために必要なデータを入力する。
【0083】次に、評価出力手段21は、環境アセスメ
ントテーブル1を用いて、各評価基準3から各評価基準
結果値を求める。
【0084】求められた各評価基準結果値は、環境アセ
スメントテーブル1の最終評価9の欄に書き込まれ。
【0085】さらに、評価点演算手段22は、求められ
た各評価基準結果値と評価点基準5、重み4を用いて、
評価点を求める。さらに、製品本体部門評価16、生産
部門評価17、包装部門評価18などの各分類の総合評
価点を求め、製品番号ABC123のテレビのライフサ
イクルにおける総合評価値を求める。
【0086】例えば、再生材使用率11の場合、評価基
準結果値が35%であったとすると、評価点は数1を用
いて、3×2点=6点となる。
【0087】このようにして求められた評価点は、点1
0の欄に書き込まれ、また、製品本体部門評価16、生
産部門評価17、包装部門評価18などの各分類の総合
評価点は、それぞれ製品本体部門評価16、生産部門評
価17、包装部門評価18の欄に書き込まれる。そし
て、ライフサイクルにおける総合評価値も環境アセスメ
ントテーブル1に書き込まれる。
【0088】最後に評価点出力手段23は、ユーザから
の指定に従って、更新した環境アセスメントテーブル1
の全部または一部、あるいは評価点のみを出力する。
【0089】さて、前述したように、評価項目2の代表
的な項目について、詳細に説明する。
【0090】まず、再生材使用率11について説明す
る。
【0091】再生材使用率11の評価基準3は、「(再
生樹脂質量/全体樹脂質量)×100」となっている。
すなわち、一度使われた材料を再加工して得られた樹脂
の質量の全体の樹脂質量に占める割合を百分率で表した
ものである。この値が35%であるとすると、最終評価
点である点10の欄には、3×2点=6点が書き込まれ
る。
【0092】次に、エネルギー削減率13とCO2削減
率14についてまとめて説明する。
【0093】エネルギー削減率13の評価基準は、
「[1−(新製品/基準製品)]×100」であり、C
O2削減率14の評価基準も、「[1−(新製品/基準
製品)]×100」である。
【0094】これらの項目では、図2のような基礎デー
タ46と基礎評価方法44、45を用いて評価基準結果
値を求める。図2の(a)の基礎評価方法44では、エ
ネルギー使用量を原油換算使用量で表す基礎評価方法が
記載されており、図2の(b)の基礎評価方法45に
は、CO2排出量をC換算値で表す基礎評価方法が記載
されている。また、図2の(c)の基礎評価データ46
には、上記基礎評価方法で用いられるエネルギー別発熱
量とエネルギー別CO2排出原単位の基礎データが記載
されている。
【0095】エネルギー削減率13とCO2削減率14
はこれらの基礎評価方法と基礎データを用いて評価基準
結果値を求める。
【0096】また、輸送評価に分類される評価項目2の
例としては、CO2削減率がある。これは、製品のライ
フサイクルに渡って、輸送のために排出したCO2が、
基準製品に対してどの程度削減されたかを示すものであ
る。このようなCO2削減率を求めるための基礎データ
としては、「製品の一回当たりの輸送は、4tトラック
で1000Km輸送する」などがある。この基礎データ
を前提としてCO2削減率の評価結果値を求める。
【0097】また、使用評価に分類される評価項目2の
例としては、エネルギー削減率がある。これは、製品の
使用時に消費するエネルギーが基準製品にくらべてどの
程度削減されたかを示すものである。このようなエネル
ギー削減率を求めるための基礎データとしては、評価対
象物がテレビの場合であれば、「テレビの使用は、一日
に4.5時間視聴し、19.5時間は待機状態である」
などがある。この基礎データを前提として製品の使用時
に消費するエネルギー削減率の評価結果値を求める。
【0098】このように、本実施の形態の環境評価装置
19は、環境評価を行う。環境評価結果は、評価項目
毎、評価項目の分類毎、ライフサイクル全体において点
数の形に定量化されている。従って、製品の環境への影
響を客観的かつ総合的に把握することが出来る。
【0099】そして、評価点が目標値より低い場合など
必要に応じて、評価対象の設計や生産方法の変更を行う
ことによって、環境負荷を低減することが出来る。
【0100】なお、本実施の形態の環境評価装置19で
は、最終評価9を行うとして説明したが、中間評価8も
同様にして行うことが出来る。中間評価8を行う際に
は、評価点を求めなくても構わないし、また、環境アセ
スメントテーブル1の中間評価8の欄に最終評価9の欄
と同様に評価点を記載する欄を付加し、評価点を求めて
も構わない。
【0101】さらに、本実施の形態の環境アセスメント
テーブル1は、基準製品6、目標7、中間評価8、最終
評価9の欄に加えて、これ以外の項目が記載されていて
も構わない。また、中間評価8、目標7などの欄がなく
ても構わない。
【0102】さらに、本実施の形態の環境アセスメント
テーブル1の重み4の欄に記載されている数値について
はこれに固定するものではなく、要するに環境評価を行
う国または地域または事業所の諸事情を考慮して決定し
さえすればよい。
【0103】さらに、本実施の形態の環境アセスメント
テーブル1の評価点基準5の欄に記載されている基準は
これに固定するものではなく、要するに環境評価を行う
国または地域、事業所などの諸事情を考慮して決定しさ
せすればよい。
【0104】さらに、本実施の形態の環境アセスメント
テーブル1の重み4は1、2、3の三段階であるとして
説明したが、2段階、4段階など、要するに所定の個数
の係数でありさえすればよい。
【0105】さらに、本実施の形態の評価点基準の欄は
5個に場合分けされているとして説明したが、これに限
らない。4個、7個など要するに所定の個数に場合分け
されていさえすればよい。
【0106】さらに、本実施の形態では、データ入力手
段20が部品リスト・設計図37をCSV形式などで取
り込み、人手を介さず、自動的に基準製品6のデータや
評価基準3の評価基準結果値を求めるために必要なデー
タを入力するとして説明したが、これに限らない。デー
タ入力手段20が、モニタにGUI画面を表示し、ユー
ザがGUI画面の指示に従って、キーボードやマウスを
使用して、基準製品6のデータや評価基準3の評価基準
結果値を求めるために必要なデータを入力しても構わな
い。
【0107】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の
形態について説明する。
【0108】図4に、本実施の形態の環境アセスメント
システム29の構成を示す。
【0109】環境アセスメントシステム29は、ネット
ワーク24にサーバ25と複数台の端末26、端末2
7、端末28が接続されている。端末26は、本社40
に設置されており、端末27は、評価対象を製造する事
業所41に設置されており、端末28は、評価対象の部
品を製造し、事業所41に供給する部品供給会社42に
設置されている。端末28は、端末27の管理下におか
れている。図5では、理解を容易にするために3台の端
末26〜28がネットワーク24に接続されているとし
たが、実際は、端末26〜28は3台とは限らず、例え
ば複数の事業所、複数の部品供給会社に設置されてい
る。
【0110】図5にサーバ25の構成を示す。サーバ2
5は、環境アセスメントテーブル1、基礎データ30、
基礎評価方法31を端末26〜27に提供し、また端末
26〜27から送られてくる環境評価情報32を蓄積す
るクライアントサーバーシステムにおけるサーバであ
る。サーバ25が蓄積している環境アセスメントテーブ
ル1、基礎データ30、基礎評価方法31は、深層、外
部用などに階層的に管理されている。そして、深層に属
するデータに端末26などからアクセスするためにはア
クセスする権限のあることを示すパスワードを端末26
に入力し、アクセス許可を得ることが必要である。ま
た、外部用の層に属するデータはそのデータにアクセス
する権限のあるパスワードを入力する必要がある。
【0111】環境アセスメントテーブル1、基礎データ
30、基礎評価方法31、部品リスト・設計図37につ
いては第1の実施の形態で説明したものと同一である。
【0112】また、環境評価情報32は、評価対象物に
ついて行われた評価の結果に関する情報である。
【0113】図6に端末26の構成を示す。端末26
は、クライアントサーバシステムにおけるクライアント
である。端末26は、データ入力手段33、演算手段3
4、出力手段35、編集手段36から構成される。
【0114】データ入力手段33は、評価したい特定の
対象物について、評価基準3を演算するためのデータを
入力する手段である。
【0115】演算手段34は、データ入力手段33から
入力されたデータに基づき、環境アセスメントテーブル
1、基礎データ30、基礎評価方法32を用いて、環境
アセスメントテーブル1の評価基準3の評価結果値を計
算し、評価結果値から最終評価点である点10を演算し
て求め、さらに製品本体部門評価16、生産部門評価1
7、包装部門評価18、使用評価の総合評価、輸送評価
の総合評価及び全体の総合評価つまり評価対象のライフ
サイクルにおける評価点を演算する手段である。
【0116】出力手段35は、演算手段34により得ら
れた評価点を評価の対象物を特定する情報とともにネッ
トワークに出力する手段である。また、出力手段35
は、図示していないモニタに環境アセスメントテーブル
1の全部または一部を表示することも出来るし、また、
紙面に印刷することも出来る。
【0117】編集手段36は、環境アセスメントテーブ
ル1の内容に対して、修正、追加、削除する手段であ
る。
【0118】また、端末27、端末28の構成は、端末
26と同一である。
【0119】なお、本実施の形態の端末26、端末2
7、端末28は本発明の端末の例であり、本実施の形態
の端末26、端末27、端末28は本発明の環境アセス
メント用端末装置の例でもある。また、本実施の形態の
サーバ25は本発明のサーバの例であり、本実施の形態
のサーバ25は本発明の環境アセスメント用サーバ装置
の例でもある。
【0120】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0121】まず、環境アセスメントテーブル1などの
サーバに蓄積されているデータをメンテナンスする動作
を説明する。
【0122】本社40に設置されている端末26で、環
境アセスメントシステム29の管理者の権限を持つユー
ザが、環境アセスメントテーブル1、基礎データ30、
基礎評価方法31、環境評価情報32のメンテナンスを
行う。
【0123】このようなメンテナンスは、ユーザが、端
末26に管理者用のパスワードを入力することによって
可能になる。すなわち、ユーザが端末26に管理者用の
パスワードを入力すると、端末26は、環境アセスメン
トテーブル1、基礎データ30、基礎評価方法31、環
境評価情報32の修正、追加、削除を許可する。
【0124】端末26は、ユーザからの指示に基づい
て、サーバ25に蓄積されている環境アセスメントテー
ブル1、基礎データ30、基礎評価方法32、環境評価
情報32のうちメンテナンスに必要な部分を転送するよ
うにサーバ25に要求する。
【0125】これを受けて、サーバ25は、端末26に
メンテナンスに必要な部分を転送する。
【0126】転送されてきた部分は、編集手段36によ
って、モニタに表示される。そして、ユーザは、編集手
段36のGUIを利用して、これらのデータをメンテナ
ンスする。
【0127】メンテナンスが終了すると、端末26は、
メンテナンスした部分をサーバ25に転送する。
【0128】このようなメンテナンスの例としては、例
えば基礎データ30である図2の(c)の基礎評価デー
タ46にガソリンの発熱量とCO2排出原単位を追加す
ることなどがある。
【0129】また、基準製品6として使用していた製品
が時間が経過したためその機能や生産方法などが陳腐化
してしまったため、別の基準製品6に変更することなど
がある。この場合、環境アセスメントテーブル1の評価
基準3のうち基準製品6のデータを修正する。
【0130】次に、事業所41の端末27が評価対象を
評価する際の動作を説明する。
【0131】まず、評価する対象を決める。評価する対
象として例えば第1の実施の形態と同様に製品番号がA
BC123であるテレビを評価するとする。また、製品
番号がXYZ789であるテレビを基準製品とする。た
だし、基準製品に関するデータは、メンテナンスの動作
で説明したように、すでに環境アセスメントテーブル1
に記載されている。
【0132】ユーザは、事業所評価者用のパスワードを
端末27に入力する。
【0133】端末27は、入力されたパスワードをチェ
ックし、正しいパスワードである場合、評価を実施する
ことをユーザに許可する。
【0134】端末27のデータ入力手段33は、まず評
価対象であるテレビの製品番号を入力する。すなわち製
品番号ABC123を入力する。
【0135】そうすると、端末27は、サーバ25に評
価する製品の製品番号を通知し、サーバ25から製品番
号ABC123のテレビを評価するために使用する環境
アセスメントテーブル1と、環境アセスメントテーブル
1の評価基準3の結果値を求めるための基礎データ3
0、基礎評価方法31、部品リスト・設計図37を転送
するように要求する。
【0136】これを受けてサーバ25は、製品番号AB
C123のテレビの環境アセスメントテーブル1と基礎
データ30と基礎評価方法31、部品リスト・設計図3
7を端末27に転送する。
【0137】次に、端末27のデータ入力手段33は、
第1の実施の形態と同様にして自動的に部品リスト・設
計図37から評価基準3の評価基準結果値を求めるため
に必要なデータを入力する。
【0138】そして、評価基準結果値を求めるために必
要なデータは、環境アセスメントテーブル1の最終評価
9の欄に書き込まれる。
【0139】このようにして、各評価項目2で製品番号
ABC123のテレビについて、評価基準3の評価基準
結果値を求めるために必要なデータを入力する。
【0140】次に、端末27の演算手段34は、環境ア
セスメントテーブル1を用いて、各評価基準3から各評
価基準結果値を求める。
【0141】求められた各評価基準結果値は、環境アセ
スメントテーブル1の最終評価9の欄に書き込まれ。
【0142】さらに、演算手段34は、求められた各評
価基準結果値と評価点基準5、重み4を用いて、評価点
を求める。さらに、製品本体部門評価16、生産部門評
価17、包装部門評価18などの各分類の総合評価点を
求め、製品番号ABC123のテレビのライフサイクル
における総合評価値を求める。
【0143】例えば、再生材使用率11の場合、評価基
準結果値が35%であったとすると、評価点は数1を用
いて、3×2点=6点となる。
【0144】このようにして求められた評価点は、点1
0の欄に書き込まれ、また、製品本体部門評価16、生
産部門評価17、包装部門評価18などの各分類の総合
評価点は、それぞれ製品本体部門評価16、生産部門評
価17、包装部門評価18の欄に書き込まれる。そし
て、ライフサイクルにおける総合評価値も環境アセスメ
ントテーブル1に書き込まれる。
【0145】最後に出力手段23は、ユーザからの指定
に従って、更新した環境アセスメントテーブル1の全部
または一部、あるいは評価点のみを端末27のモニタに
表示するとともに、ネットワーク24を経由してサーバ
25に転送する。
【0146】サーバ25は、端末27から転送されてき
た評価結果を環境評価情報32として蓄積する。
【0147】次に、部品供給会社42に設置されている
端末28が評価対象を評価する際の動作を説明する。
【0148】まず、評価する対象を決める。評価する対
象として例えば製品番号がDEF456であるブラウン
管を評価するとする。また、基準製品に関するデータは
メンテナンスの動作の際にすでに環境アセスメントテー
ブル1に記載されているとする。
【0149】ユーザは、部品供給会社用のパスワードを
端末28に入力する。
【0150】端末28は、入力されたパスワードをチェ
ックし、正しいパスワードである場合、評価を実施する
ことをユーザに許可する。
【0151】部品供給会社42は、本社40と事業所4
1とは別の会社である。すなわち、事業所41に部品を
供給している別会社であるとする。
【0152】端末28のデータ入力手段33は、まず評
価対象であるブラウン管の製品番号を入力する。すなわ
ち製品番号DEF456を入力する。
【0153】そうすると、端末28は、端末27に評価
する製品の製品番号を通知し、サーバ25から製品番号
123のテレビを評価するために使用する環境アセスメ
ントテーブル1と、環境アセスメントテーブル1の評価
基準3の結果値を求めるための基礎データ30、基礎評
価方法31を転送するように要求する。
【0154】これを受けて端末27は、評価対象である
ブラウン管の製品番号をサーバ25に通知し、評価に必
要なデータをサーバ25に要求する。これを受けてサー
バ25は、製品番号DEF456のブラウン管の環境ア
セスメントテーブル1と基礎データ30と基礎評価方法
31を端末27に転送する。ただし、端末27は、端末
28には部品供給会社用のパスワードが入力されている
ので、端末28にこれら全てのデータを転送せず、評価
に必要なデータのみ転送する。従って、事業所41の内
部の事情を部品供給会社のユーザに知らせてしまうこと
を避けることが出来る。
【0155】端末27は、端末28に製品番号DEF4
56のブラウン管の環境アセスメントテーブル1と基礎
データ30と基礎評価方法31を転送する。
【0156】次に、端末28のデータ入力手段33は、
第1の実施の形態と同様にして評価基準3の評価基準結
果値を求めるために必要なデータを入力する。
【0157】ここで、環境アセスメントテーブル1の評
価基準3を評価するために必要なデータを全て事業所4
1に提供すれば、部品供給会社42の内部事情までも事
業所41に知らせてしまうことになる。
【0158】逆に環境アセスメントテーブル1、基礎デ
ータ30、基礎評価方法31を全て端末28に提供する
と、事業所41、本社40の内部事情を部品供給会社に
知らせてしまうことになる。
【0159】このような事態を避けるため、端末28の
データ入力手段33は、必要なデータを例えば次のよう
な質問形式でユーザに問い合わせる。
【0160】すなわち、「どれくらいエネルギーを消費
しましたか」、「どれくらいCO2を排出しましたか」
などである。そして、このような質問に答えるために必
要な図2のような基礎データ30と基礎評価方法31を
ユーザに提示する。ユーザは基礎データ30と基礎評価
方法31を参照して、消費したエネルギーと排出したC
O2を見積もる。
【0161】このように、エネルギー消費量、CO2排
出量などを求めるための基礎データ30と基礎評価方法
31が提供されるので、部品供給会社42などの社外、
本社40や事業所41のいずれにおいても統一した方法
でこれらの量を求めることが出来る。
【0162】端末38のデータ入力手段33は、このよ
うにして必要なデータを入力する。このようにすれば、
例えば、ユーザは、部品供給会社42において、石油を
いくら、電力をいくら使ったかなどの点まで端末28に
入力する必要がないので、部品供給会社の内部事情が事
業所41に知られてしまうことがない。また、事業所4
1の内部事情を表すようなデータは、端末32に転送さ
れないので、事業所41の内部事情を部品供給会社42
に知られてしまうことがない。このように本実施の形態
の環境アセスメントシステム29は、互いの内部事情を
他に知らせてしまうことなく環境評価を実施することが
出来る。
【0163】次に、端末28の演算手段34は、環境ア
セスメントテーブル1を用いて、各評価基準3から各評
価基準結果値を求める。
【0164】さらに、演算手段34は、求められた各評
価基準結果値と評価点基準5、重み4を用いて、評価点
を求める。さらに、製品本体部門評価16、生産部門評
価17、包装部門評価18などの各分類の総合評価点を
求め、製品番号ABC123のテレビのライフサイクル
における総合評価値を求める。
【0165】最後に出力手段35は、ユーザからの指定
に従って、更新した環境アセスメントテーブル1の全部
または一部、あるいは評価点のみを端末27のモニタに
表示するとともに、ネットワーク24を経由して端末2
7に転送する。
【0166】端末27は、それらをサーバ25に転送
し、サーバ25は、端末27から転送されてきた評価結
果を環境評価情報32として蓄積する。
【0167】このようにして、メンテナンス、評価が行
われ、その結果はサーバ25の環境評価情報32として
蓄積されていく。
【0168】このようにして蓄積された環境評価情報3
2などは、各端末26〜28からパスワードを入力して
アクセス許可が与えられれば、その端末から参照するこ
とが出来る。
【0169】例えば、端末26〜28のいずれかの端末
に管理者用のパスワードを入力すると、サーバに蓄積さ
れている環境アセスメントテーブル1、基礎データ3
0、基礎評価方法31、環境評価情報32の深層のデー
タにも外部用のデータにもアクセスすることが出来る。
また、同様に事業所評価用のパスワードを入力すれば、
深層のデータにも外部用のデータにもアクセス出来る。
これに対して、部品供給会社用のパスワードのデータを
入力すると、外部用のデータにはアクセス出来るが、深
層のデータにはアクセス出来ない。
【0170】このように、本実施の形態の環境アセスメ
ントシステム29は、第1の実施の形態の効果に加え
て、さらに会社の枠を超えて、互いのプライバシーを守
りながら、対象物のライフサイクルにおける環境評価を
行うことが出来る。
【0171】なお、本実施の形態の端末26、端末2
7、端末28はそれぞれ本社40、事業所41、部品供
給会社42に設置されているとして説明したがこれに限
らない。本社40、事業所41、部品供給会社42以外
の所に端末が設置されていても構わない。また一箇所の
設置場所に複数台の端末が設置されていても構わない。
【0172】さらに、本実施の形態のネットワーク24
は、イントラネットであっても構わないし、インターネ
ットであっても構わない。またネットワーク24として
有線回線を使用しても構わないし、無線回線を使用して
も構わない。あるいはこれらを同時に使用しても構わな
い。
【0173】さらに、本実施の形態では、サーバ25に
アクセス出来る権限を3種類のパスワードで表したが、
これに限らず、権限の種類を4種類にして4種類のパス
ワードで表してもよく、また権限の種類を5種類にして
5種類のパスワードで表してもよく、要するにサーバ2
5に蓄積されているデータにアクセスされる権限が明確
に定義され、その権限に対応してパスワードが分類され
ていさえすればよい。
【0174】さらに、本実施の形態では、サーバ25に
蓄積されているデータを深層と外部用にわけて階層的に
管理するとして説明したがこれに限らない、データを3
階層に分けて管理したり、データを4階層に分けて管理
するなど、要するにサーバ25に蓄積されているデータ
を階層的に管理しさえすればよい。また、このようにデ
ータを階層的に管理する場合、どの階層までアクセス出
来るかの権限に対応してパスワードが区別されていさえ
すればよい。
【0175】さらに、本実施の形態では、事業所41の
端末27が評価対象を評価する際、データ入力手段37
がサーバ25から送られてきた部品リスト・設計図37
から自動的に評価基準3の評価基準結果値を求めるため
に必要なデータを入力するとして説明したが、これに限
らない。データ入力手段37が、モニタにGUI画面を
表示し、ユーザがGUI画面の指示に従って、キーボー
ドやマウスを使用して評価基準3の評価基準結果値を求
めるために必要なデータを入力しても構わない。
【0176】さらに、本実施の形態の環境評価システム
25では、サーバ25に環境アセスメントテーブル1、
基礎データ30、基礎評価方法31、環境評価情報32
が蓄積されており、端末26〜28は必要に応じてこれ
らのデータを利用するとして説明したがこれに限らな
い。端末26〜28などがそれぞれ分担してサーバ25
の機能を果たすような分散処理システムであっても構わ
ない。
【0177】(第3の実施の形態)次に、第3の実施の
形態について説明する。
【0178】図7に、本実施の形態のオークションシス
テム50の構成を示す。
【0179】オークションシステム50は、ネットワー
ク51にサーバ52と複数台の端末53、端末57、端
末58が接続されている。端末53は、本社40に設置
されており、端末54は、事業所41に設置されてお
り、端末55は、事業所41が製造する製品を構成する
部品を製造し、事業所41に供給する部品供給会社42
に設置されている。
【0180】図7では、理解を容易にするために3台の
端末53〜55がネットワーク51に接続されていると
したが、実際は、端末53〜55は3台とは限らず、例
えば複数の事業所、複数の部品供給会社に設置されてい
る。
【0181】オークションシステム50は、製品や部品
としての寿命が終わった中古品、中古部材あるいは、寿
命が終わった製品や部品から再生された再生素材などの
オークションを行うシステムである。
【0182】図8にサーバ52の構成を示す。サーバ5
2は、ネットワーク51に接続されている各端末53〜
55から再生素材や中古品や中古部材などの情報とその
オークション条件である売り手情報やそれらを購入する
ための買い手情報を収集し、オークションを行い、結果
を各端末53〜55に知らせるクライアントサーバーシ
ステムにおけるサーバである。
【0183】サーバ52は、オークション情報収集手段
59、オークション手段60、オークション結果報告手
段61から構成される。
【0184】オークション情報収集手段59は、端末5
3〜55から売り手情報や買い手情報を収集する手段で
ある。
【0185】オークション手段60は、収集された売り
手情報や買い手情報に従ってオークションを行う手段で
ある。
【0186】オークション結果通知手段61は、オーク
ションの中間結果やどの端末が競り落としたかなどのオ
ークションの最終結果を端末53〜55に報告する手段
である。
【0187】端末53〜55は、オークションに売り手
または買い手として参加する端末である。
【0188】図9に端末53〜55の構成を示す。端末
53〜55は、それぞれ同等の構成を持ち、登録手段6
2、売り手情報提供手段63、買い手情報提供手段6
4、オークション結果報告手段65から構成される。
【0189】登録手段63は、サーバ52にオークショ
ンに参加するための登録を行う手段である。
【0190】売り手情報提供手段63は、サーバ52に
売り手としてオークションに参加することを通知し、ど
のような条件でどのようなものを売るかを示す売り手情
報をサーバ52に提供する手段である。
【0191】買い手情報提供手段64は、サーバ52に
買い手としてオークションに参加することを通知する手
段である。
【0192】オークション結果報告手段65は、サーバ
から通知されてきたオークション結果をGUI画面など
を用いてユーザに報告する手段である。
【0193】図10に売り手情報68を示す。売り手情
報68は、オークション条件66、製品または部品情報
67から構成される。
【0194】オークション条件66は、オークションに
参加する際の条件であり、最低の売値である売値最低価
格、オークションにかける期間、オークションにかける
ものが中古のテレビなどの場合、例えばテレビのケース
をオークションにかけるなどオークションにかける部分
を指定するオークション部分、オークションにかけるも
のの個数や量などの条件である。
【0195】製品または部品情報67は、どのようなも
のを売るのかを示す製品または部品名、その品質、ま
た、第1の実施の形態や第2の実施の形態で説明した環
境評価点などの情報である。
【0196】なお、本実施の形態の製品または部品情報
67は本発明のオークションに提供したい再生素材また
は中古品または中古部材の情報である。
【0197】次に、このような本実施の形態の動作を説
明する。
【0198】オークションに初めて参加する場合、サー
バ52に予めオークションに参加することを登録する必
要がある。
【0199】端末54の登録手段62は、オークション
に参加することをサーバ52に通知する。
【0200】サーバ52は、端末54がオークションに
参加することが適正な端末かどうかを判定し、適正な端
末であれば、オークションに参加するためのユーザID
とパスワードを発行する。
【0201】以後、端末54は、サーバ52にユーザI
Dとパスワードを通知することによりオークションに参
加することが出来るようになる。
【0202】端末52が事業所41にある中古のテレビ
を50台オークションにかけて販売しようとしたとす
る。
【0203】そうすると、売り手情報提供手段63は、
オークション条件66、製品または部品情報67を含む
売り手情報68を作成する。
【0204】製品または部品情報67には、第1の実施
の形態や第2の実施の形態で環境評価した環境評価点も
付加されている。
【0205】売り手情報提供手段63は、売り手情報6
8をサーバ52に提供する。
【0206】サーバ52のオークション情報収集手段5
9は、端末54から送られてきた売り手情報68を収集
する。そして、収集した売り手情報68を各端末53〜
55に提供する。そして、買い手情報を各端末53〜5
5から収集する。
【0207】オークション手段60は、オークション条
件66のオークション期間で指定された期間の間に、売
り手情報を集計し、現在の買値やオークションに参加し
ている端末の数などのオークションの中間結果をオーク
ション結果通知手段61に通知する。
【0208】オークション結果通知手段61は、オーク
ションの中間結果を端末53〜55に通知する。
【0209】各端末53〜55のオークション結果報告
手段65はGUI画面などにオークションの中間結果を
表示する。
【0210】一方、端末53や端末55が買い手として
参加した場合、現在の買値を参考にして買い手情報を作
成して、サーバ52に提供する。
【0211】このようにして、オークション期間が過ぎ
ると、オークション手段60は、どの端末がいくらの値
段でテレビを競り落としたかなどのオークション最終結
果を各端末53〜55に通知する。
【0212】オークション結果報告手段65はGUI画
面などにオークション最終結果を表示し、テレビを競り
落とした端末に代金を請求する。
【0213】このようにして、端末54は中古のテレビ
50台を販売することが出来る。
【0214】端末54がオークションに参加する場合に
は、同時に複数の再生素材や中古品や中古部材をオーク
ションにかけることが出来る。また、サーバ52は、複
数のオークションを同時に行うことが出来る。さらに端
末54が売り手としてオークションに参加しながら同時
に買い手としてもオークションに参加することが出来
る。そして売り手情報やオークションの中間結果は各端
末53〜55にリアルタイムで知らされる。このように
売り手情報やオークションの中間結果などが迅速にかつ
広く各端末53〜55に知らされるので、再生素材や中
古品や中古部材などの再利用を促進することが出来る。
【0215】また、 オークションにかけても買い手が
見つからない場合は、オークション条件66を変更し
て、オークションを継続する。例えば、売値最低価格を
下げる。また、買い手があらわれるようオークション期
間を延長したり、オークションにかける個数または量を
変更したりする。また、テレビのケースをオークション
にかけていたのを変更して、テレビのブラウン管をオー
クションにかけるなどオークション部分を変更する。こ
のように、オークション条件66をオークションの中間
結果を見ながら変更することが出来る。
【0216】さらに、このようなオークション条件66
の変更は、次のように行うことも出来る。すなわち、端
末54は、複数のオークション条件66を予め準備し、
それらのオークション条件66に優先順位を付けてお
く。そして、端末54の売り手情報提供手段63は、優
先順位がつけられた複数のオークション条件66を同時
にサーバ52に提供する。
【0217】サーバ52は、最も優先順位の高いオーク
ション条件66に従ってオークションを行い、所定の時
間内に買い手が見つからない場合、その旨を端末54に
通知する。
【0218】これを受けて、オークション結果報告手段
65は、売り手情報提供手段63に報告する。売り手情
報提供手段63は、次に優先順位が高いオークション条
件66に変更してオークションを行うようにサーバ52
に指示する。
【0219】これを受けて、サーバ52は次のオークシ
ョン条件66に従ってオークションを再度行う。
【0220】このように、買い手が現れるまで段階的に
より優先順位が低いオークション条件66に変更してオ
ークションを繰り返す。従って、きめ細かなオークショ
ンを行うことが出来る。
【0221】また、図10で説明したオークション条件
66に加えて、図11の(a)のオークション条件69
も使用することが出来る。
【0222】すなわち、端末54は、オークション条件
69の各項目に70にどの項目を優先したいかを示す点
数71を付加しておく。そして、端末54の売り手情報
提供手段63は、オークション参加時にオークション条
件69とオークション条件70をサーバ52に提供す
る。
【0223】サーバ52は、オークションを行い複数の
買い手がオークション条件66を満たす場合、どの買い
手が優位であるかを評価する。
【0224】図11の(b)にその評価の一例を示す。
【0225】買い手Aは、価格が100円で総重量50
Kgだけ購入したいと希望しているとする。また、買い
手Bは、価格が30円で総重量100Kgだけ購入した
いと希望しているとする。
【0226】そうすると、オークション手段60は、オ
ークション条件69の点数71を用いて、買い手Aと買
い手Bを点数で評価する。
【0227】買い手Aの点数の合計は、100円×1点
+50Kg×2点=200点となる。
【0228】一方買い手Bの点数の合計は、30円×1
点+100Kg×2点=230点となる。
【0229】買い手Bの方が点数の合計が高いので、オ
ークション手段60は、買い手Bの方が買い手Aより買
い手として優位であると判断する。
【0230】このように、再生素材や中古品、中古部材
は、値段だけでなく、取引量、1年継続して購入したい
か1ヶ月間だけ購入したいかなどの購入の継続性など複
数の項目を総合的に評価することによってどの端末53
〜55を買い手とするかを決定することが出来る。
【0231】また、本実施の形態のオークションシステ
ム50では、売り手情報68の製品または部品情報67
に環境評価点などの情報が付加されているので、例え
ば、購入した再生素材や中古品や中古部材などを使用す
るにあたって、どの程度環境に負荷を与えるかを客観的
に評価することが出来る。
【0232】また、端末54や端末55など端末の種類
に応じて、オークション参加の登録料や、オークション
に参加した際の手数料を変えることも出来る。従って、
オークションシステム50を柔軟に運用することが出来
る。
【0233】本実施の形態のオークションシステム50
を使用すれば、寿命が終わった製品や部品や素材など従
来は廃棄されるのみであったものの再利用を促進するこ
とが出来、環境に対する負荷をより小さくすることが出
来る。
【0234】なお、本発明の環境アセスメントテーブ
ル、環境評価装置、環境アセスメントシステム、環境ア
セスメント用サーバ装置、環境アセスメント用端末装
置、またはオークションシステムの全部または一部の手
段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラムおよび/またはデータを記録した
プログラム記録媒体であって、コンピュータにより読み
取り可能であり、読みとられた前記プログラムおよび/
またはデータが前記コンピュータと協動して前記機能を
実行することを特徴とするプログラム記録媒体も本発明
に属する。
【0235】さらに、本発明の環境アセスメントテーブ
ル、環境評価装置、環境アセスメントシステム、環境ア
セスメント用サーバ装置、環境アセスメント用端末装
置、またはオークションシステムの全部または一部の手
段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行さ
せるためのプログラムであって、コンピュータにより読
み取り可能であり、読みとられた前記プログラムが前記
コンピュータと協動して前記機能を実行することを特徴
とするプログラムも本発明に属する。
【0236】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、製品の環境への影響を客観的かつ総合的
に把握することが出来る環境アセスメントテーブル、環
境評価装置、環境アセスメントシステム、環境アセスメ
ント用サーバ装置、環境アセスメント用端末装置及びプ
ログラム記録媒体を提供することが出来る。
【0237】また、本発明は、製品や部品としての寿命
を終えても、再利用を促進し、環境に対する負荷を小さ
くすることが出来るオークションシステム及びプログラ
ム記録媒体を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態における環
境アセスメントテーブルを示す図
【図2】(a)本発明の第1及び第2の実施の形態にお
ける基礎評価方法の一例であるエネルギー使用量(原油
換算値)を示す図 (b)本発明の第1及び第2の実施の形態における基礎
評価方法の一例であるCO2排出量(C換算値)を示す
図 (c)本発明の第1及び第2の実施の実施の形態におけ
る基礎データの一例であるエネルギー別発熱量とエネル
ギー別排出原単位を示す図
【図3】本発明の第1の実施の形態における環境評価装
置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態における環境アセス
メントシステムの構成を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるサーバの構
成を示す図
【図6】本発明の第2の実施の形態における端末の構成
を示す図
【図7】本発明の第3の実施の形態におけるオークショ
ンシステムの構成を示す図
【図8】本発明の第3の実施の形態におけるサーバの構
成を示す図
【図9】本発明の第3の実施の形態における端末の構成
を示す図
【図10】本発明の第3の実施の形態における売り手情
報を示す図
【図11】(a)本発明の第3の実施の形態におけるオ
ークション条件の例を示す図 (b)本発明の第3の実施の形態における買い手の優位
度を決定する方法を説明する図
【符号の説明】
1 環境アセスメントテーブル 2 評価項目 3 評価基準 4 重み 5 評価点基準 6 基準製品 7 目標 8 中間評価 9 最終評価 10 点 11 再生材資料率 13 エネルギー削減率 14 CO2削減率 16 製品本体部門評価 17 生産部門評価 18 包装部門評価 19 環境評価装置 20 データ入力手段 21 評価出力手段 22 評価点演算手段 23 評価点出力手段 24 ネットワーク 25 サーバ 26 端末 27 端末 28 端末 29 環境アセスメントシステム 30 基礎データ 31 基礎評価方法 32 環境評価情報 33 データ入力手段 34 演算手段 35 出力手段 36 編集手段 40 本社 41 事業所 42 部品供給会社 43 基礎評価データ 44 基礎評価方法 45 基礎評価方法 46 基礎評価データ 51 ネットワーク 53〜55 端末 66 オークション条件 67 製品または部品情報 68 売り手情報
フロントページの続き Fターム(参考) 4D004 AA46 DA17 4F301 BA10 5B046 AA00 CA05 CA06 DA00 GA01 5B049 BB07 BB36 CC00 EE01 GG02

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環境に関して評価を行う対象である複数
    種類の各対象物について、所定の評価項目が記された評
    価項目欄と、 それぞれの評価項目に対する評価を決定するための評価
    基準が記された評価基準欄と、 その評価基準で決定された各種評価結果値に対する評価
    点が記された評価点欄とを備えたことを特徴とする環境
    アセスメントテーブル。
  2. 【請求項2】 前記テーブルはシート状態のものであ
    る、あるいは、表示装置にその全部または一部が表示さ
    れ得るものであり、 評価したい特定の対象物についての、前記評価基準欄に
    おける具体的数値、評価の結果値及び、前記評価点欄で
    求められた評価点、の全部または一部を記することが出
    来る空白欄を有し、その空白欄は書き込み可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の環境アセスメントテーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の環境アセスメントテ
    ーブルが、前記表示装置に表示される場合、その表示の
    内容に制限が設けられ、表示させる人の権限に応じて、
    前記テーブルの内容の全部または一部が表示されること
    を特徴とする環境アセスメントテーブル。
  4. 【請求項4】 前記評価項目欄は、少なくとも製品本体
    と、生産工程と、包装とに分類されていることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の環境アセスメント
    テーブル。
  5. 【請求項5】 前記評価基準を決定するために前提とす
    る基礎データ及び/または基礎評価方法も付加されてい
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の環
    境アセスメントテーブル。
  6. 【請求項6】 前記評価項目欄は、少なくとも前記対象
    物の輸送時の輸送評価と前記対象物使用時の使用評価に
    関するものを含み、 前記評価項目欄の全部または一部の評価値から前記対象
    物のライフサイクルにおける評価値を算出する欄を有す
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の環
    境アセスメントテーブル。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の単数ま
    たは複数の環境アセスメントテーブルを用い、評価した
    い特定の対象物について、前記評価基準に基づき、評価
    を行い、その評価の結果から、評価点を得るための環境
    評価装置であって、 評価したい特定の対象物について、前記評価基準を演算
    するためのデータを入力する評価基準入力手段と、 前記評価基準入力手段により入力されたデータに基づ
    き、前記テーブルを利用して、前記評価基準の評価を行
    い、その評価の結果を出力する評価出力手段と、 その評価出力手段から、前記テーブルを用いて、評価点
    を得る評価点演算手段と、 その評価点演算手段により得られた評価点を出力する評
    価点出力手段とを備えたことを特徴とする環境評価装
    置。
  8. 【請求項8】 前記評価基準入力手段は、前記対象物の
    部品リスト及び/または設計図から、前記評価基準を演
    算するためのデータを入力することが出来ることを特徴
    とする請求項7記載の環境評価装置。
  9. 【請求項9】 相互にネットワークで接続された複数の
    端末と、そのネットワークに接続された単数または複数
    のサーバとを備え、 前記各端末は、 請求項1〜6のいずれかに記載の環境アセスメントテー
    ブルを利用して、所定の対象物に対する評価点数を計算
    する演算手段と、 その演算手段からの演算結果から、前記対象物に対する
    評価点数を前記サーバの内で所定のサーバへ出力する出
    力手段とを有し、 前記サーバは得られた環境評価情報を蓄積することを特
    徴とする環境アセスメントシステム。
  10. 【請求項10】 前記サーバは、前記環境アセスメント
    テーブルを各端末に提供するとともに、前記評価基準を
    決定するために前提とする基礎データ及び/または、基
    礎評価方法も付加して前記端末に提供することを特徴と
    する請求項9記載の環境アセスメントシステム。
  11. 【請求項11】 前記端末は、前記基礎データ及び/ま
    たは、基礎評価方法を利用して、前記評価基準を決定す
    るための情報を、別の端末に送信し、その別の端末がそ
    の情報を利用して、前記環境アセスメントテーブルに基
    づいて、評価を行うことを特徴とする請求項9または1
    0に記載の環境アセスメントシステム。
  12. 【請求項12】 前記端末は、前記サーバから受け取っ
    た前記環境アセスメントテーブルの内容に対して、修
    正、追加、削除できることを特徴とする請求項9〜11
    のいずれかに記載の環境アセスメントシステム。
  13. 【請求項13】 前記サーバに蓄積されるデータは階層
    化されており、 そのデータへのアクセスの権限の程度によって、アクセ
    ス出来る階層が異なっていることを特徴とする請求項9
    〜12のいずれかに記載の環境アセスメントシステム。
  14. 【請求項14】 前記端末は、前記対象物の部品リスト
    及び/または設計図から、前記評価基準を演算するため
    のデータを入力する評価基準入力手段を有し、 前記演算手段は、前記入力されたデータを用いて前記評
    価点数を計算することを特徴とする請求項9〜13のい
    ずれかに記載の環境アセスメントシステム。
  15. 【請求項15】 ネットワークに接続された環境アセス
    メント用端末装置であって、 請求項1〜6のいずれかに記載の環境アセスメントテー
    ブルを利用して、所定の対象物に対する評価点数を計算
    する演算手段と、 その演算手段からの演算結果から、前記対象物に対する
    評価点数を前記ネットワークに出力する出力手段とを備
    えたことを特徴とする環境アセスメント用端末装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の複数の環境アセスメ
    ント用端末装置がネットワークに出力した評価点数を環
    境評価情報として少なくとも蓄積することを特徴とする
    環境アセスメント用サーバ装置。
  17. 【請求項17】 ネットワークに接続された複数の端末
    と、 そのネットワークに接続されたサーバとを備え、 前記端末は、前記サーバへ、オークションに提供したい
    再生素材または中古品または中古部材の情報と、そのオ
    ークション条件を提供し、 前記サーバは、前記端末から送られてくる再生素材また
    は中古品または中古部材の情報を収集し、前記オークシ
    ョン条件に従ってオークションを行い、さらにその結果
    を参加した前記端末に知らせることを特徴とするオーク
    ションシステム。
  18. 【請求項18】 前記再生素材または中古品または中古
    部材の情報には、請求項7記載の環境アセスメント装置
    により得られた情報も付加されていることを特徴とする
    請求項17記載のオークションシステム。
  19. 【請求項19】 前記オークションに参加する端末は、
    予め登録が必要であり、さらに、端末の種類により手数
    料が異なることを特徴とする請求項18記載のオークシ
    ョンシステム。
  20. 【請求項20】 前記端末は、前記オークションに提供
    したい再生素材または中古品または中古部材の情報と、
    そのオークション条件を複数提供することを特徴とする
    請求項17〜19のいずれかに記載のオークションシス
    テム。
  21. 【請求項21】 前記端末は、前記複数のオークション
    条件に、予め優先順位を付けて提供し、 前記オークション条件で提示されている所定の時間内に
    買い手が見つからない場合、前記優先順位がより低い前
    記オークション条件に変更することを特徴とする請求項
    17〜20のいずれかに記載のオークションシステム。
  22. 【請求項22】 前記端末は、予め前記オークション条
    件の各項目に優先度を付けて提供し、 前記サーバは、オークションを行う際、買い手となる端
    末から提示された条件を前記オークション条件の前記各
    項目の優先度に応じて前記各項目毎に重み付けをして評
    価して、前記買い手となる端末の優位度を算出し、その
    優位度に基づいて前記オークションに参加した前記端末
    のうちいずれの端末が買い手として優位であるかを決定
    することを特徴とする請求項17〜21のいずれかに記
    載のオークションシステム。
  23. 【請求項23】 前記優先度とは、点数であり、 前記優位度とは、前記各項目毎の評価により得られた評
    価結果値の合計点数であることを特徴とする請求項22
    記載のオークションシステム。
  24. 【請求項24】 請求項7〜23のいずれかに記載の環
    境アセスメントテーブル、環境評価装置、環境アセスメ
    ントシステム、環境アセスメント用サーバ装置、環境ア
    セスメント用端末装置、またはオークションシステムの
    全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピ
    ュータにより実行させるためのプログラムおよび/また
    はデータを記録したプログラム記録媒体であって、 コンピュータにより読み取り可能であることを特徴とす
    るプログラム記録媒体。
  25. 【請求項25】 請求項7〜23のいずれかに記載の環
    境アセスメントテーブル、環境評価装置、環境アセスメ
    ントシステム、環境アセスメント用サーバ装置、環境ア
    セスメント用端末装置、またはオークションシステムの
    全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピ
    ュータにより実行させることを特徴とするプログラム。
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