JP2001222345A - 携帯情報端末および電池 - Google Patents

携帯情報端末および電池

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JP2001222345A
JP2001222345A JP2000032018A JP2000032018A JP2001222345A JP 2001222345 A JP2001222345 A JP 2001222345A JP 2000032018 A JP2000032018 A JP 2000032018A JP 2000032018 A JP2000032018 A JP 2000032018A JP 2001222345 A JP2001222345 A JP 2001222345A
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JP2000032018A
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Kiyoshi Hanabusa
潔 花房
Hiroichi Ishida
博一 石田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量化および小型化が可能な携帯情報端末を
提供する。 【解決手段】 携帯電話機1aは、筐体2と、筐体2に
取付けられ、情報を入力するための操作キー5と、操作
キー5に対向するように位置決めされる電池21と、筐
体2に取付けられ、電池21を保持するために操作キー
5に向かい合うように設けられる裏面筐体6と、電池2
1と裏面筐体6との間に設けられて電池21を裏面筐体
6に固定する両面テープ12aおよび12bを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯情報端末お
よび電池に関し、特に、携帯電話機、ノート型パソコン
等の携帯情報端末とその携帯情報端末に用いられる電池
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機およびノート型パソコ
ンなどの携帯情報端末が普及している。携帯情報端末に
は、通常、電力を供給するための電池が取付けられてい
る。
【0003】携帯情報端末に取付けられる電池は、通
常、電力を発生させる発電要素と、発電要素に接続され
た正極端子および負極端子と、発電要素を取囲む外装部
材を有する。電池は、電池パック筐体により覆われてい
る。電池パック筐体が携帯情報端末の筐体に嵌め合わさ
れることにより電池が携帯情報端末に取付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯情報端末は、人間
が携帯するものであるから、小型でかつ軽量であること
が好ましい。そのため、従来から、携帯情報端末を小型
化および軽量化する研究が進められている。携帯情報端
末の小型化および軽量化を図るためには、携帯情報端末
の主要部である電池の小型化および軽量化を図ることが
重要となる。しかしながら、従来の携帯情報端末では、
電池の小型化および軽量化が困難で、携帯情報端末自体
の小型化および軽量化が困難であるという問題があっ
た。
【0005】また、携帯電話機等では、人が情報を入力
するために、操作キー等の情報入力部材を手で押圧す
る。このとき操作キーに対向するように電池が位置決め
されていると、操作キーに加えられた荷重が電池に加え
られる。この荷重は20〜30Nに達するので、電池に
0.4mm程度のたわみが生じる。このたわみが原因
で、電池の内部で短絡等の故障が生じ、携帯電話機が動
作しなくなるという問題がある。
【0006】そこで、この発明は上述のような問題点を
解決するためになされたものであり、この発明は、小型
化および軽量化が可能な携帯情報端末および電池を提供
することを目的とするものである。
【0007】また、この発明は、電池の内部で短絡等の
故障が生じず、信頼性の高い携帯情報端末および電池を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に従った携帯情
報端末は、本体と、情報入力部材と、電池と、保持部材
と、支持部材とを備える。情報入力部材は、本体に取付
けられ、情報を入力するための部材である。電池は、情
報入力部材に対向するように位置決めされる。保持部材
は、本体に取付けられ、電池を保持するために情報入力
部材に向かい合うように設けられる。支持部材は、電池
と保持部材との間に設けられて電池を保持部材に固定す
る。
【0009】このように構成された携帯情報端末におい
ては、支持部材が電池と保持部材との間に設けられるこ
とにより、保持部材に電池を固定する。そのため、従来
のように、電池を覆う電池パック筐体を設けることなく
電池を固定することができる。その結果、携帯情報端末
を小型化および軽量化することができる。
【0010】また好ましくは、支持部材は電池と保持部
材とに接着されている。この場合、支持部材が電池と保
持部材に接着されるので、支持部材として接着材を用い
ることができる。その結果、低コストで支持部材を構成
することができる。
【0011】また好ましくは、支持部材は、電池を2箇
所以上で固定する複数の支持部材を含む。この場合、電
池が2箇所以上で固定されるので電池が安定する。その
結果、電池と携帯情報端末の端子との接触不良を防止す
ることができる。
【0012】また好ましくは、電池と向かい合う保持部
材の面は、保持部材と情報入力部材との間に空間を形成
する曲面である。電池を保持部材の曲面に載置したとき
曲面と電池の端部とが当接する部分に支持部材が設けら
れている。この場合、最も電池に近づく曲面の部分に支
持部材が設けられるので、支持部材が確実に電池を固定
する。
【0013】また好ましくは、電池は、電力を発生させ
る発電要素と、発電要素を取囲む金属筐体とを含む。こ
の場合、金属筐体で発電要素が取囲まれるので、人が情
報を入力するために情報入力部材を手で押圧した際に情
報入力部材からの荷重が電池に加わっても電池がたわむ
ことがない。そのため、電池の内部で短絡等の故障が生
じず、信頼性の高い携帯情報端末を提供することができ
る。
【0014】また好ましくは、電池と向かい合う保持部
材の面は、保持部材と情報入力部材との間に空間を形成
する曲面であり、曲面と電池との間に形成された空間に
支持部材が設けられている。この場合、保持部材と電池
との間の空間に支持部材が設けられるので、スペースの
無駄がなく、携帯情報端末を小型化することができる。
【0015】また好ましくは、電池は、電力を発生させ
る発電要素と、発電要素を取囲む包袋状の外装部材とを
含む。この場合、電池は包袋状の外装部材に包み込まれ
るため、電池の機械的な強度は小さくなる。しかしなが
ら、電池と保持部材との間の空間に支持部材が設けられ
るので、人が情報を入力するために情報入力部材を手で
押圧した際に情報入力部材からの荷重が電池に加わって
も電池がたわむことがない。そのため、電池の内部で短
絡等の故障が生じず、信頼性の高い携帯情報端末を提供
することができる。
【0016】また好ましくは、携帯情報端末は、電池と
情報入力部材との間に位置決めされた導電性部材をさら
に備える。この場合、人が情報を入力するために情報入
力部材を手で押圧した際に情報入力部材からの荷重が電
池に加わっても導電性部材が荷重を分散するので電池が
たわむことがない。そのため、電池の内部で短絡等の故
障が生じず信頼性の高い携帯情報端末を提供することが
できる。また導電性部材には電磁気的な遮蔽効果がある
ので、携帯情報端末が送受信する電磁波に電池が影響を
及ぼすことがない。
【0017】この発明に従った電池は、本体と、その本
体に取付けられ、情報を入力するための情報入力部材と
を含む携帯情報端末に取付けられ、情報入力部材に対向
するように位置づけられる電池であって、発電要素と、
外装部材と、導電性部材とを備える。発電要素は電力を
発生させる。外装部材は発電要素を覆う。導電性部材は
情報入力部材に向かい合う外装部材の面に取付けられ
る。
【0018】このように構成された電池においては、導
電性部材を情報入力部材に対向させて携帯情報端末の筐
体に電池を固定することにより携帯情報端末に電池を固
定することができる。そのため、従来のように、電池を
覆う電池パック筐体を設けることなく電池を固定するこ
とができる。その結果、この電池を携帯情報端末に組み
込むことにより、携帯情報端末を小型化および軽量化す
ることができる。
【0019】また、人が情報を入力するために情報入力
部材を手で押圧した際に情報入力部材からの荷重が電池
に加わっても、導電性部材が荷重を分散するので電池が
たわむことがない。そのため、電池の内部で短絡等の故
障が生じず信頼性の高い電池を提供することができる。
また、導電性部材は電磁気的な遮蔽効果があるので、携
帯情報端末が送受信する電磁波に電池が影響を及ぼすこ
とがない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に従った携帯電話機の平面図である。図1を参
照して、この発明の実施の形態1に従った携帯情報端末
としての携帯電話機1aは、本体としての筐体2を有す
る。筐体2にはアンテナ40と、表示パネル4と、操作
キー5とが取付けられている。アンテナ40は筐体2の
先端部に取付けられている。アンテナ40の大部分は筐
体2内に収納されており、携帯電話機1aを使用する場
合に筐体2から突出するように延ばされる。
【0022】表示パネル4は筐体2の中央部に配置され
る。表示パネル4は液晶により構成され、携帯電話機1
aが受信したデータおよび携帯電話機1aが送信するデ
ータ等を文字表示する。
【0023】情報入力部材としての操作キー5は携帯電
話機1a内に設けられた本体回路へ情報を入力するため
の部材であり、人が操作キー5を手で押すことにより情
報を入力することができる。
【0024】図2は、図1中のII−II線に沿って見
た断面を示す図である。図2を参照して、携帯電話機1
aは、筐体2と、操作キー5と、保持部材としての裏面
筐体6と、シート7と、基板8と、プリント基板9と、
電池21と、支持部材としての両面テープ12aおよび
12bとを備える。
【0025】筐体2の断面は矩形状であり、筐体2の表
面に孔が形成されている。この孔に操作キー5が嵌め合
わされている。操作キー5は情報を入力するための部材
であり、筐体2に取付けられている。操作キー5は筐体
2内に設けられたシート7に接着されている。筐体2内
にシート7、基板8およびプリント基板9が設けられて
いる。基板8は、筐体2内の強度を確保するための部材
であり、絶縁性の材料により構成される。基板8の一方
の面にシート7が取付けられ、他方の面にプリント基板
9が取付けられる。プリント基板9は、携帯電話機1a
が入出力する電気信号を処理するための本体回路(図示
せず)を有する。この本体回路は、抵抗10および1
1、配線、キャパシタ、コイルなどの電子部品により構
成される。本体回路に電池21が接続される。電池21
から本体回路へ電力が供給される。
【0026】筐体2には、裏面筐体6が取付けられてい
る。裏面筐体6は、電池21を支持し、操作キー5に向
かい合うように設けられている。裏面筐体6はプラスチ
ック製であり、その内面6aは、操作キー5と裏面筐体
6との間に空間を形成する曲面である。また、裏面筐体
6は外側に凸となる形状とされている。裏面筐体6の内
面6aを、曲率を有さない面としてもよい。裏面筐体6
と電池21との間には両面テープ12aおよび12bが
設けられている。両面テープ12aおよび12bは、電
池21と裏面筐体6の両方に接着されている。また、両
面テープ12aおよび12bにより、電池21は2箇所
で裏面筐体6に固定されている。電池21を内面6aに
載置したときに内面6aと電池21の端部とが当接する
部分に両面テープ12aおよび12bが設けられてい
る。
【0027】電池21は、電力を発生させる発電要素と
しての電池コア15と、電池コア15を取囲むアルミニ
ウム合金製の金属筐体13とを有する。電池21は、携
帯電話機1aに取付けられ、操作キー5に対向するよう
に位置づけられる。電池コア15は、所定の積層体を巻
き重ねて形成される。電池コア15は、正極端子および
負極端子(図示せず)に電気的に接続される。第1の薄
板(集電体アルミニウム箔)と、第2の薄板(集電体銅
箔)と、これらの間に介在したセパレータとにより積層
体が構成される。集電体アルミニウム箔は正極端子に接
続される。集電体銅箔は負極端子に接続される。集電体
アルミニウム箔には、リチウムを含有する金属酸化物
(正極活物質)が塗布されている。集電体銅箔には、リ
チウムを含有する有機物(負極活物質)が塗布されてい
る。
【0028】このように構成された携帯電話機1aで
は、まず、電池21は両面テープ12aおよび12bに
より裏面筐体6に固定されるので、従来のように電池を
覆う電池パック筐体を必要としない。そのため、電池を
収納するスペースを小さくすることができるので、携帯
電話機1aを小型化および軽量化することができる。ま
た、従来の電池パック筐体に代えて両面テープ12aお
よび12bにより電池21を裏面筐体6に固定するた
め、低コストで電池21を裏面筐体6に固定することが
できる。さらに、電池21は、2箇所で両面テープ12
aおよび12bにより裏面筐体6に固定される。その結
果、電池21が確実に裏面筐体6に固定され、電池の正
極端子および負極端子と携帯電話機1aの本体回路との
接触不良が生じることがない。
【0029】また、内面6aに電池21を載置したとき
に内面6aと電池21の端部とが当接する部分に両面テ
ープ12aおよび12bが設けられる。つまり、電池2
1と内面6aとが最も近い部分に両面テープ12aおよ
び12bが設けられるので、両面テープ12aおよび1
2bにより確実に電池21を固定することができる。
【0030】また、人が情報を入力するために操作キー
5を手で押圧すると、シート7、基板8およびプリント
基板9を介して約20〜30Nの力が電池12に加わ
る。しかしながら、金属筐体13は大きな機械的強度を
有するため、抵抗10および11から力を受けても金属
筐体13がたわむことがない。その結果、電池コア15
もたわむことがなく、電池21の内部で短絡等の故障が
生じず、携帯電話機1aの信頼性が高くなる。
【0031】(実施の形態2)図3は、この発明の実施
の形態2に従った携帯電話機の断面図である。図3を参
照して、この発明の実施の形態2に従った電池1bは、
図2で示す電池21と異なる構成の電池24を有する。
電池24は、電池コア15と、包袋状の外装部材として
のラミネートフィルム14とを有する。電池コア15を
包むようにラミネートフィルム14が設けられている。
ラミネートフィルム14は、樹脂層14a、アルミニウ
ム層14bおよび樹脂層14aの3層構造となってい
る。樹脂層14aが両面テープ12aおよび12bと直
接接触している。樹脂層14aはポリプロピレン、ポリ
エチレンなどの高分子樹脂により構成される。ラミネー
トフィルム14は、アルミニウム層14bを2つの樹脂
層14aで挟んだ複合材料により構成される。ラミネー
トフィルム14の厚さは300μm以下である。
【0032】このように構成された携帯電話機1bで
は、電池24は両面テープ12aおよび12bにより裏
面筐体6に固定されるので、従来のように電池を覆う電
池パック筐体を必要としない。そのため、電池を収納す
るスペースを小さくすることができるので、携帯電話機
1bを小型化および軽量化することができる。また、従
来の電池パック筐体に代えて両面テープ12aおよび1
2bにより電池24を裏面筐体6に固定するため、低コ
ストで電池24を裏面筐体6に固定することができる。
さらに、電池24は、2箇所で両面テープ12aおよび
12bにより裏面筐体6に固定される。その結果、電池
24が確実に裏面筐体6に固定され、電池の正極端子お
よび負極端子と携帯電話機1bの本体回路との接触不良
が生じることがない。
【0033】また、内面6aに電池24を載置したとき
に内面6aと電池24の端部とが当接する部分に両面テ
ープ12aおよび12bが設けられるので、両面テープ
12aおよび12bにより確実に電池24を固定するこ
とができる。
【0034】(実施の形態3)図4は、この発明の実施
の形態3に従った携帯電話機の断面図である。図4を参
照して、携帯電話機1cは、支持部材としての両面テー
プ22aおよび22bを有する。この両面テープ22a
および22bが、図2で示す両面テープ12aおよび1
2bと異なる。すなわち、両面テープ22aおよび22
bは、裏面筐体6の内面6aと操作キー5との間に形成
される空間に配置されて電池21を下から支持する。
【0035】このように構成された携帯電話機1cで
は、まず、図2で示す携帯電話機1aと同様の効果があ
る。さらに、裏面筐体6の内面6aと操作キー5との間
に形成された空間に両面テープ22aおよび22bが形
成されるため、スペースの無駄が生じることがない。そ
のため、携帯電話機1cをさらに小型化することができ
る。また、両面テープ22aおよび22bが電池21と
内面6aの間に形成された空間を埋めるように設けられ
るため、人が情報を入力するために操作キー5を手で押
してその圧力が電池21に加わった場合でも、電池21
がたわむのを防止することができる。その結果、電池2
1の内部で短絡等の故障が生じず携帯電話機1cの信頼
性が高くなる。また、電池21を薄型化しても電池21
がたわみにくいという効果がある。
【0036】(実施の形態4)図5は、この発明の実施
の形態4に従った携帯電話機の断面図である。図5を参
照して、この発明の実施の形態4に従った携帯電話機1
dでは、電池24の構造が図4で示す電池21と異な
る。つまり、図5で示す電池24は、図3で示す電池2
4と同様に、電池コア15がラミネートフィルム14に
より覆われている。
【0037】このように構成された携帯電話機1dで
も、図4で示す携帯電話機1cと同様の効果がある。
【0038】(実施の形態5)図6は、この発明の実施
の形態5に従った電池の平面図である。図6を参照し
て、この発明の実施の形態5に従った電池31は、電池
コア15と、電池コア15を覆う金属筐体13と、電池
コア15に電気的に接続された正極端子17および負極
端子18と、金属筐体13に取付けられた導電性部材と
しての金属板16とを有する。
【0039】電池コア15と、正極端子17および負極
端子18の一部分とを金属筐体13が封止するように覆
う。電池コア15には、正極端子17および負極端子1
8がそれぞれ電気的に接続されている。正極端子17お
よび負極端子18は互いに平行に一方向に延びるように
形成されている。正極端子17および負極端子18はと
もに携帯電話機の端子に電気的に接続される。金属筐体
13には、アルミニウム合金からなる板状の金属板16
が固定されている。金属板16の平面積は電池コア15
の表面積よりも大きい。そのため、金属板16は、電池
コア15を電磁気的に遮蔽する働きを果たす。
【0040】図7は、この発明の実施の形態5に従った
携帯電話機と電池の断面図である。図7を参照して、こ
の発明の実施の形態5に従った携帯電話機1eは、図6
で示す電池31を有する。電池31は、金属筐体13の
一方の面に金属板16が設けられている点で、このよう
な金属板が設けられていない図4で示す電池21と異な
る。金属板16は、操作キー5に向かい合う金属筐体1
3の面に取付けられる。金属板16の材質としては、軽
量で強度が大きくかつ導電性を有する材料、たとえばア
ルミニウム合金が好ましい。また、金属板16を有機樹
脂等で覆うことも可能である。
【0041】このように構成された電池31では、人が
情報を入力する際に操作キー5を押圧し、この圧力が電
池31に加わっても、金属板16が荷重を分散するので
電池コア15の内部で短絡などが生じず信頼性の高い電
池となる。
【0042】また、このように構成された携帯電話機1
eでは、まず図4で示す携帯電話機1cと同様の効果が
ある。さらに電池31を用いた携帯電話機1eでは、上
述のように電池31の故障が生じにくいため信頼性の高
い携帯情報端末となる。さらに、金属板16は電磁気的
な遮蔽効果を有するため、携帯電話機1eが送受信する
電磁波に電池コア15が影響を及ぼすことがない。
【0043】(実施の形態6)図8は、この発明の実施
の形態6に従った電池の平面図である。図8を参照し
て、この発明の実施の形態6に従った電池32は、電池
コア15と、電池コア15を覆うラミネートフィルム1
4と、電池コア15に電気的に接続された正極端子17
および負極端子18と、ラミネートフィルム14に取付
けられた導電性部材としての金属板16とを有する。
【0044】電池コア15、金属板16、正極端子17
および負極端子18は図6で示すものと同様のものであ
る。電池コア15と、正極端子17および負極端子18
の一部分をラミネートフィルム14が封止するように覆
う。ラミネートフィルム14は図2で示すラミネートフ
ィルム14と同様の構造である。
【0045】図9は、この発明の実施の形態6に従った
携帯電話機と電池の断面図である。図9を参照して、こ
の発明の実施の形態6に従った携帯電話機1fは、図8
で示す電池32を有する。電池32は、ラミネートフィ
ルム14の一方の面に金属板16が設けられている点
で、このような金属板が設けられていない図5で示す電
池24と異なる。金属板16は、操作キー5に向かい合
うラミネートフィルム14の面に取付けられている。
【0046】このように構成された電池32では、ま
ず、実施の形態5で示す電池31と同様の効果がある。
さらに、この発明の実施の形態6に従った携帯電話機1
fは、図7で示す携帯電話機1eと同様の効果がある。
【0047】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。まず、ラミネートフィルムは3層構
造のものを示したが、3層に限らずさらに多くの層を設
けてもよい。
【0048】また、正極端子および負極端子の材料とし
て、アルミニウム合金、銅、鉄などの通常の導電性の材
料を用いることができる。
【0049】また、正極端子および負極端子のいずれか
一方をラミネートフィルム内のアルミニウム層と電気的
に接続してもよい。また、正極端子および負極端子のい
ずれか一方を金属筐体と電気的に接続してもよい。
【0050】また、携帯情報端末として携帯電話機を示
したが、ノート型パソコンやビデオテープレコーダに用
いてもよい。
【0051】さらに、電池としてはリチウム2次電池と
して用いる場合を示したが、これに限られるものではな
く、他の2次電池、たとえば、ニッケルカドミウム電池
などに本発明を適用してもよい。また、1次電池に適用
することも可能である。
【0052】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0053】
【発明の効果】請求項1〜8に記載の発明に従えば、小
型化および軽量化が可能な携帯情報端末を提供できる。
【0054】請求項9に記載の発明に従えば、携帯情報
端末を小型化および軽量化でき、内部短絡等の故障が生
じず信頼性の高い電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った携帯電話機
の平面図である。
【図2】 図1中のII−II線に沿って見た断面を示
す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に従った携帯電話機
の断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に従った携帯電話機
の断面図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に従った携帯電話機
の断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態5に従った電池の平面
図である。
【図7】 この発明の実施の形態5に従った携帯電話機
と電池の断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態6に従った電池の平面
図である。
【図9】 この発明の実施の形態6に従った携帯電話機
と電池の断面図である。
【符号の説明】
1a〜1f 携帯電話機、2 筐体、5 操作キー、6
裏面筐体、6a 内面、12a,12b 両面テー
プ、13 金属筐体、14 ラミネートフィルム、15
電池コア、21,24,31,32 電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 DA06 DB16 EA04 EA05 EA10 5H040 AA01 AS13 AT04 AY05 CC28 CC35 5K023 AA07 BB03 GG04 HH07 LL04 LL05 LL06 QQ02 QQ05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と、前記本体に取付けられ、情報を
    入力するための情報入力部材と、 前記情報入力部材に対向するように位置決めされる電池
    と、 前記本体に取付けられ、前記電池を保持するために前記
    情報入力部材に向かい合うように設けられる保持部材
    と、 前記電池と前記保持部材との間に設けられて前記電池を
    前記保持部材に固定する支持部材とを備えた、携帯情報
    端末。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は前記電池と前記保持部材
    とに接着されている、請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記電池を2箇所以上
    で固定する複数の前記支持部材を含む、請求項2に記載
    の携帯情報端末。
  4. 【請求項4】 前記電池と向かい合う前記保持部材の面
    は、前記保持部材と前記情報入力部材との間に空間を形
    成する曲面であり、前記電池を前記保持部材の前記曲面
    に載置したとき前記曲面と前記電池の端部とが当接する
    部分に前記支持部材が設けられている、請求項1から3
    のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  5. 【請求項5】 前記電池は、電力を発生させる発電要素
    と、前記発電要素を取囲む金属筐体とを含む、請求項4
    に記載の携帯情報端末。
  6. 【請求項6】 前記電池と向かい合う前記保持部材の面
    は、前記保持部材と前記情報入力部材との間に空間を形
    成する曲面であり、前記曲面と前記電池との間に形成さ
    れた空間に前記支持部材が設けられている、請求項1か
    ら3のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  7. 【請求項7】 前記電池は、電力を発生させる発電要素
    と、前記発電要素を取囲む包袋状の外装部材とを含む、
    請求項6に記載の携帯情報端末。
  8. 【請求項8】 前記電池と前記情報入力部材との間に位
    置決めされた導電性部材をさらに備えた、請求項1から
    7のいずれか1項に記載の携帯情報端末。
  9. 【請求項9】 本体と、その本体に取付けられ、情報を
    入力するための情報入力部材とを含む携帯情報端末に取
    付けられ、前記情報入力部材に対向するように位置づけ
    られる電池であって、 電力を発生させる発電要素と、 前記発電要素を覆う外装部材と、 前記情報入力部材に向かい合う前記外装部材の面に取付
    けられる導電性部材とを備えた、電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107919447A (zh) * 2016-10-11 2018-04-17 株式会社山彦 背负式电源装置

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